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【書を読む】読書会スレ3【対話する】
- 197 :論先生:2012/09/10(月) 00:31:28.52 .net
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それに対して秀麿は、それは事実としては無いということを知っている。
知ったうえで、事実として有るかのように振る舞う。
<
それを結末であっさり「それ無理だよ。」って否定しているのが面白いね。
この小説では秀麿と父親の関係になってるからね。確かに対人関係では難
しいような気がする。しかし秀麿と農民なら知識階級が一般大衆達を統治
するための体制護持思想としてかのようにの哲学は機能するのかもしれな
い。しかしそれすらも農民自体が手応えを感じられなくなれば機能しなく
なるわけだから。
鴎外はかのようにの哲学を提示しながら同時にその限界をも詳細に提示し
ていると思うけどね。
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