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岩村・鷹取・山下

717 :名無し名人:2020/08/03(月) 21:17:41.85 ID:Z1DZ0c6d.net
藤井と棋界の将来像について、渡辺は興味深い視点を持っている。

「今、奨励会の2級から初段くらいに小学生がたくさんいるんです。過去にこんなことはありませんでした。
もしかしたら、羽生世代が出現した時みたいに(革新的な)何かが起きている世代なのかもしれないし、
ソフトの影響とかで単純に仕上がりが早くなっているだけかもしれない。でも、もし今の小学生の中の誰かが次の中学生棋士になったりしたら、
何かのバランスが崩れていることになりますよね。今までは15年とか20年に1人だったのに」

次世代において、藤井は唯一無二の存在で在り続けるか、新たに勃興する集団の先駆者に過ぎないか。まだ計りかねる部分があるという見解を示す。

「例えば、彼らが5年後くらいに新しい世代を形成したら、積んでいるエンジンが今までと全く違うものっていうことになりますよね。
となると、子供の頃から同じようなアプローチでやっていかないと太刀打ち出来なくなるという方法論が確立されることにもなりますから」

制御できないような何かが生まれる可能性を、時代の前を行く者として渡辺は知覚している。全ては歴史が証明するのを待つしかない。
先のことは誰にも分からない。だから心躍るのだ、とも言える。戦う者も、見つめる者も。

例えば5年前、藤井聡太のような天才の出現を、いったい誰が予見出来たと言うのだろう。

https://bunshun.jp/articles/-/38282

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