ニュース@育児板【314面】

名無しの心子知らず

★「子連れ不可」の一般質問抽選、育児・介護理由の代理出席OKに　豊橋市
2023年11月29日 05時10分 (11月29日 05時10分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/813936

豊橋市の女性市議が定例会一般質問の順番を決める抽選会に発熱した子連れで出席しようとして断られ、質問できなかった問題で、市議会は育児や介護を理由とする代理出席を認めるよう内規を改定した。27日の議会運営委員会で決定し、12月定例会から適用する。
従来の内規では、抽選会の代理出席の要件を「本人が事故（病気など）、他の公務と重なる場合など」と定めていた。改定では「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他やむを得ない事由」に対象を広げるとともに、原則として副議長が代理出席を担うことを明文化した。
この問題を巡っては、当選1回で1人会派の諸井菜々子市議が8月、抽選会が始まる15分前に「発熱した長女の預け先が見つからない」と子連れの出席を打診したが断られ、結果的に一般質問の機会を失った。
今回の改定について近藤喜典（ひさよし）議長（自民）は取材に「多様な人材が参画する開かれた議会を目指し議論してきた議会改革の一環。（諸井氏の）事例があり、12月定例会に間に合うように取り決めた」と語った。
諸井市議は取材に「子育てや介護などを抱える議員も多くいる中で、議会改革が進んだと感じる。今後も『先例がないから』とルールに縛られることなく、時代に合わせて変革していく議会になることを期待したい」と話した。

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