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どのヘッドホンを買えばいいかここで聞け104

829 :名無しさん┃】【┃Dolby :2021/03/10(水) 04:19:02.04 ID:BXhrnnKD0.net
>>823
>>828
まあ俺から意見言うとしたら、ダイナミック型なら、振動板の素材、ドライバーの口径、高い磁力、ハウジングの構造や素材、この辺が音質に直結するわけなんで、よく考えながら聴くと良いと良いと思うぞ
振動板の素材は伝搬速度と内部損失で説明が付く、最も伝搬速度が優れているのはダイヤモンド、次点でベリリウムなど、その次辺りにその他の金属類、更に低いのが高分子ポリマー系の樹脂類になる
伝搬が早ければ早い程ヘッドホンに送られた電流に対して伝搬の遅れなく全体が均一に同時に振動しやすいので低歪の理想的な音を得やすい
ドライバーの口径はコイルの直径や振動板の口径に関わり、主に低域再生能力に関わる
基本ドライバー大きければ大きい程超低音まで出るので良いが、大きくなった分だけ伝搬速度のタイムラグによって発生する位相ズレによって起こる音の遅れから来る解像度の低下問題がある
なので大口径ドライバーは位相が起こしやすいが小さいドライバーでは出す事が出来ない音を出せるので、
大口径ドライバー+伝搬速度の速い物質の組み合わせは理想的なドライバーに近づく方法の一つではある
Z7M2の音が微妙に音が曇る理由は密閉型である事や大口径ドライバーでありながら樹脂系の振動板であるので位相による劣化が僅かに起こっているからだろう
こういう部分に着目して音を聴くと良いかも知れない

平面駆動の場合は、主に振動板の厚さや質量の少なさが、トランジェント及び制動力の高さ、低域高域再生能力、解像度の高さなど全てに関わる
逆にこれが厚くなると、音は遅くなり、低音は出なくなり、解像度も下がる傾向があるという事
HIFIMANの最上位モデルSUSVARAやHE1000SEやAryaなどは1ナノメートルの振動板と明示されている、スペック上では最もスペックが高いのがHIFIMANだ
AUDEZEの最上位モデル、LCD-4やLCD4Zなどはnanoscale diaphragmと明示されており、0.5ミクロンつまり500ナノメートル程度の厚さの振動板が採用されている
AUDEZEのLCD-Xなどの下位モデルになるとナノメートルスケールの表記が外れてUniforce Diaphragmという漠然としたスペック説明になり、振動板のランクが下がる事になる
俺はLCD-4やLCD4Zなどの最上位モデルの音質は認めるが、下位モデルは価格に対してあまり良いと思わないので個人的にお勧めしない

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