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民〇党類ですが聖地新橋です

686 :名無し三等兵 :2019/09/23(月) 15:24:55.44 ID:bnTgZxz70.net
自衛隊の傍受施設には通称「象の檻」の小型版が設置されてます。
あの象の檻は「短波」の受信方位と受信角度を正確に測定する為に、象の檻の円筒周囲にある
多数のアンテナで同一の電波を受信し、アンテナ間の位相差から方位と角度を測定しています。

短波は、高度100kmの電離層で反射して遠くまで伝搬されます。

 −−−−−−−−−−−−電離層 約100km
        /\
      /   \
     /      \
   /         \
 =◎=======●==地上
 電波源        傍受所
  |←−−L−−→|

上図は、電波源から発射された短波が、電離層に反射して、距離L傍受所で傍受されている様子です。
この時の電離層への入射角と反射角は、鏡面反射と同様に等しくなります。
よって短波の経路は2等辺三角形となり、電波源からの発射角度と傍受所での受信角度は等しくなります。
電離層の高度はレーダーで正確に判ります。
また、電波源と傍受所の距離Lは、受信角度と電離層高度から三角関数を用いて計算する事が出来ます(さらに地球の球面補正をする)。
方位も同時に測定されますので、距離と方位から電波源の絶対位置が判ります。これが自衛隊が運用してる短波傍受システムです。
この傍受設備を用いると
・本国と通信している不審船の絶対位置
・本国の発信源の絶対位置
が正確に判ります。もちろん、ある位置の発信源の通信だけを傍受し続ける事も可能です。

同じ原理で電離層経由でレーダー探知するのがOTHレーダーです

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