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大東亜戦争こうすれば勝てた!第12戦線

985 ::2016/06/27(月) 20:54:55.35 ID:h327Ruus.net
>>981
そんなこと陸軍はちゃんとやってるぞ。しかし海軍にぶち壊された。

■山本五十六連合艦隊司令長官の『暴走』が招いた敗戦

陸軍省の研究では戦争の舞台は東南アジアとインド洋であり、当時の日本の海軍力と英国の海軍力を比較すれば十分に勝算があった。
米海軍もフィリピン基地など日本近海の西太平洋側だけならば、当時は日本側の方が物量的に優れていた。
研究班のシナリオ通りに実行すれば、緒戦で英国軍を破って、東南アジアとインド洋の制空海権を奪取、
日本はインドネシアの石油を確保。援蒋ルートも断ち切り、シナ大陸の戦闘を極めて有利に展開できる。
さらにインド、東南アジアが列強から独立し、日本に味方する。のみならずドイツと提携して米国によるインド洋、
スエズ運河からの英ソへの援助ルートを断ち、独伊が欧州戦線で決定的な優位に立てる。
以上は、かなりの成功の可能性に富んだ合理的な戦略であった。

東條陸相は、この「陸軍省戦争経済研究班」の結論を知っていた。
だが、昭和16年夏の段階で、極秘戦略の内容を民間人を含む総力戦研究所のメンバーに軽々しく開示することはできない。
だから「意外裡の要素」と言ったのだ。

林氏によれば、そもそも総力戦研究所は研究所と銘打ってはいるものの、各省庁、
大手民間企業のエリートを教育・訓練するのが主目的だった。
陸軍省の専門研究班は、エリートとは言え素人にすぎない若手集団の研究をはるかに超えた視野と
戦略で日米英戦を考えていたというわけだ(ただ戦闘は英国を主敵とし、
米国とは極力戦わないという点は総力戦研究所の結論と重なる面がある)。

むろん実際、陸軍省の研究班の通りに戦争していて、どうなったかはわからない。
だが、陸軍省の計算がそれほど間違っていないという見方は米国にもある。
「『太平洋戦争』は無謀な戦争だったのか」(ジェームズ・B・ウッド著、茂木弘道訳)などだ。

では、なぜ日本は敗戦したのか。「陸軍省研究班の通りに戦争を進めなかったからである。
真珠湾攻撃をして米国を怒らせてしまったからだ。
山本五十六連合艦隊司令長官の『暴走』が招いた敗戦だ、と本書は指摘している。

http://agora-web.jp/archives/1659013.html

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