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■日中戦争は山本五十六が引き起こした戦争(2016)

1 :名無し三等兵:2016/04/25(月) 22:11:15.36 ID:cXncNnYz.net
日中戦争勃発の経緯

盧溝橋事件では陸軍と政府は不拡大方針であり海軍も表向きはそうだったが、
裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している。

第三艦隊はただちに上海へ集結し木更津と鹿屋航空隊によって第一連合航空隊を編成し
中国に対する空爆作戦を事実上開始。
それにあわせて米内海相は山本五十六海軍次官とともに政治力を駆使し上海派兵の根回しを水面下で行っている。

こうした海軍を中心とした主戦派の動きは尾崎ら共産党のスパイによって中国側に
情報は伝わっていたのは確実。日本の政情からいって、日本軍の上海は兵は確実だと。

その情報を得た中国政府は直ちに上海へ兵を終結させ
日本軍が上陸してきた場合に備え、徹底した防御陣地の構築を開始した。

それに対して海軍は租界の邦人保護と称して、租界内に防御陣地を構築した。
しかしこの海軍の行為は間違っている。
市街地戦の勃発を誘発させるような海軍による市街地での陣地構築は
まともな軍隊がやるようなことではない。
軍と民間人は絶対に交わってはならない。
でなければ民間人に被害が出るから、こんなこと常識。

そして上海郊外で陣地を構築する中国軍と租界内で陣を張る海軍陸戦隊は
お互いに相手を自分の陣地に引きずり込もうと挑発を開始した。

非常におかしいのは、上海での日本軍の最高司令官であった
第三艦隊の長谷川清はこの間、中国軍側と交渉しよういう意思も
行動もまったく無い点にある。
なんで海軍は交渉で解決しようという行動が一切無いんだ?
長谷川は中国軍に対して、どういう意図で上海周辺に軍を配備したのか
聞けばいいだけの話だが、それをまったくやらないとは常識的に考えられない。
なんとか停戦させようとする意思も行動も一切無い。

2 :名無し三等兵:2016/04/25(月) 23:41:05.17 ID:4Bztjeu1.net
ああ^〜たまらねぇぜ

3 :名無し三等兵:2016/04/26(火) 00:05:21.85 ID:S8VBLpiU.net
それから長谷川清は上海の周辺の状況を
陸軍側に全然正確に伝えてない。
海軍側からの報告では上海租界を防衛している海軍陸戦隊は
相当に苦戦しているから陸軍の援軍をたのむと
その程度の要請。

陸軍側としては、そのていどなら1個師団か2個師団でも派遣すれば
あっという間に紛争は終結するとその程度の認識で
政府と海軍からの要請を受けて、2個師団派兵を了承した。

ところが余裕の2個師団で上海に上陸し、敵を殲滅すべく上海で進行を開始したら
とんでもない大反撃を食らい大損害を出して身動きできなくなる。
中国軍は莫大な兵力で万全の防御体制で日本軍を待ち受けていたのだ。
陸軍としては全然話が違うじゃないかと、このとき初めて気が付く。
海軍にハメられたんじゃないかと。

しかし陸軍の威信にかけて上海で中国軍なんかに負けるわけには行かない。
絶対に勝たなくてはならないという状況になってしまい、
そのために3個師団を追加投入したが、これでも敵を突破できず
さらに3個師団を投入し、やっとこさ上海の中国軍を後退させて
面目躍如となった。

まったく想定外の8個師団という史上最大の大兵力を投入し
4万もの死傷者を出すという史上最高の損害をだしてしまった。

陸軍は、たかが上海のゴタゴタを収める程度の軽い認識で
上海へ部隊を派兵したら、とんでもない大戦争が始まってしまった。

陸軍としては、完全にハメられたと思ったであろう。
海軍や共産党や戦争利権勢力やら、戦争を勃発させたいと考えてた奴らの
罠にはまってしまった。

4 :名無し三等兵:2016/04/26(火) 00:18:22.02 ID:S8VBLpiU.net
こういった海軍の策略を主導したのは
当時海軍次官だった山本五十六であろうと思われる。

海軍の思惑は

@陸軍の北進論、対ソ戦を絶対に阻止したい。
理由はそうなれば海軍の存在意義は少なくなり
陸軍と対等な立場を維持できなくなってしまう。

A北進論阻止のためには、日中間を全面戦争にさせる。
そうなれば物理的に陸軍の北進論は阻止できる。

Bそしてこの機に乗じて、山本五十六の念願でもある
海軍航空兵力の大拡張を図りたい。
それによって莫大な予算を確保して陸軍と対等な立場になれると。

こんな思惑だった出あろうと推察できる。

5 :名無し三等兵:2016/04/26(火) 00:35:07.54 ID:S8VBLpiU.net
ようするに山本五十六はまさに絵に描いたような
マッチポンプの典型だな。

いやそれ以上といっていい。
自分で火をつけておきながら、大変だ!消火しなくてはとわめいて
水をまくのではなく、油をまきまくる。
そんな感じだな。

6 :名無し三等兵:2016/04/26(火) 00:36:04.01 ID:iQcG9lCI.net
シコリアンがバカ妄想スレ立てても無駄無駄w

マトモなソース読めるようになってから一昨日来い
尼崎の面汚しwwwwwwwww

7 :名無し三等兵:2016/04/26(火) 00:40:05.09 ID:S8VBLpiU.net
>>6
妄想かどうかは
読んだ人間が判断すればよい。

おれも書いてて全部正しいとは自信は無いが
90%は正しいと思うw

8 :名無し三等兵:2016/04/26(火) 01:04:40.46 ID:S8VBLpiU.net
山本五十六は自分で火をつけて
自分で消火する行為を繰り返していた。

しかし最後は自分がつけた火が大火災となり
自分も焼け死んでしまったとさ。

おしまいw


イソップ童話に、この話しを加えて欲しい。

9 :名無し三等兵:2016/04/26(火) 08:53:40.58 ID:ITfVsxwh.net
>>7-8
出任せと捏造改竄法螺吹きシコリアンが事実を書いた試しなしw

そもそも無能過ぎて義務教育の知識すらない尼崎の面汚しは
恥の概念すら理解出来ないから仕方ないよなw

屑の能無しシコリアン土足くんwww

10 :名無し三等兵:2016/04/27(水) 03:02:37.48 ID:UUHptSrt.net
>>1
事実かわともかく、そういった印象をモテるのは事実。

またこの直前にナチス接近、その前に海軍軍縮条約脱退とやらかして違反行為をしてる。

つまり日中紛争がおきなければ北進論と合わせて海軍の逸脱行為に対してブレーキがかかり
海軍縮小→満州軍の拡大という路線が取られる

史実において満州軍は増強したけど戦力が持って行かれてしまったが、太平洋戦争がなければ
・戦車1軍団
・自動化3軍団
・砲兵1軍団
規模の戦力を錬成する予定だったと思う。これだけ超過的な負担になると、海軍は増強できず
満州軍、海軍、陸軍で戦力を三分くらいに割り当てる形になった

当然その後のナチスのラフプレーもあわせて、ナチスと関係を切って、英米に協力するだろう

11 :名無し三等兵:2016/04/27(水) 23:28:58.25 ID:YZJFhZic.net
山本五十六は狂ったようなバカ作戦を連発して
日本を苦境に導いた先導者だが
この暴走は真珠湾奇襲で始まったわけではない。

山本五十六の暴走は第二次上海事変の時に始まっている。
日中全面戦争の原因となった
世界中から非難された中国に対する無差別爆撃(渡洋爆撃)は
山本五十六が水面下で主導したもの。
この事実はまだ日本では、とういか世界でも知られていない。

12 :名無し三等兵:2016/04/28(木) 11:52:47.22 ID:PdrvSi+G.net
>>11
狂ったバカ妄想喚いても無駄無駄シコリアンw

13 :名無し三等兵:2016/05/04(水) 09:50:47.31 ID:pNbnEgFZ.net
えらいタイムラグのある暴論どすなあ

14 :名無し三等兵:2016/05/04(水) 10:02:52.42 ID:n2cWbdEp.net
典型的な冤罪の構図だなw
まず犯人を決める。それから根拠を妄想する。

だいたい海軍陸戦隊の派遣は海軍大臣米内が主導したにすぎない。
邦人は保護しなくてはならないのだから陸戦隊派遣は当たり前の判断。

15 :名無し三等兵:2016/05/05(木) 03:19:25.25 ID:Fwmu5Y1z.net
>>14
何が派遣は当たり前だw
海軍が自分で火をつけて消火活動が必要だとかわめいて、
水でなく油まきに行ったようなもん。

マッチポンプ五十六が毎度余計な作戦やって
事態はいつも悪くなる。

16 :名無し三等兵:2016/05/05(木) 03:47:21.25 ID:YZF3aqtW.net
>>15
自国の居留民の保護が軍の任務に入らないのは
シコリアンの母国だけだぞ尼崎の面汚しw

17 :名無し三等兵:2016/05/05(木) 08:14:35.64 ID:2IH7cDKA.net
>>15
関東軍主導の満州事変も建前は邦人保護と自衛戦闘なんだがな?

18 :名無し三等兵:2016/05/05(木) 21:09:11.02 ID:E1Jgnku7.net
陸軍の起こした日中戦争が対米戦争に繋がった

19 :名無し三等兵:2016/05/05(木) 21:37:22.43 ID:ZDNr6SX2.net
陸軍が傲慢で無能なのは本当にしょーもないなw

20 :名無し三等兵:2016/05/05(木) 21:44:58.59 ID:PoZohxAM.net
>>1
なるほどね。たぶんそうなんだろうな。
ただ、陸軍に日中戦争拡大派がいたからこれを導火線としておこったんでは。

21 :名無し三等兵:2016/05/06(金) 15:14:52.23 ID:nM0cPDcZ.net
2.26で大陸拡大派が強くなってしまった

22 :名無し三等兵:2016/05/06(金) 15:16:51.45 ID:GHSTkfBi.net
真相は一式陸攻と共にブーゲンビルの闇の中

23 :名無し三等兵:2016/05/06(金) 15:48:31.66 ID:WF4aG+W4.net
つーかこのアホの記念館なんて必要か?
下手するとスパイの疑いすらある奴なのに

24 :名無し三等兵:2016/05/06(金) 23:16:57.01 ID:BOntlzZY.net
最近では梅津にもコミンテルンだという話しがあるんだってなw
陰謀論はきりが無いなw

25 :名無し三等兵:2016/05/06(金) 23:28:01.99 ID:WF4aG+W4.net
え、どこの話だソレ
辻や牟田口もコミンテルン関係という話もあったけど山本のアホみたいに怪しい死に方してないし

辻はラオスで行方不明になったけども

26 :名無し三等兵:2016/05/06(金) 23:56:46.84 ID:BOntlzZY.net
>>25
オレも詳しくは知らんのだが倉山が(倉山も詳しくは知らないらしいが)書いていたな

27 ::2016/05/07(土) 00:09:40.91 ID:CkMXSOmJ.net
米内、山本は思想的にはコミンテルンではないが
コミンテルンと共闘してたのは間違いない。

それはいかにして日ソ間の戦争を避けるか
また陸軍の主導を押さえ込めるかであり
海軍とコミンテルンはその点で利害が一致しており
そのためには日本と米中が戦うのが一番良い案なので
コミンテルン側は必死に海軍に取り入って政治的に
その方向へ持ち込むように政府やマスコミを巻き込んで
活動していたと思われる。

具体的に一番有効なのは山本五十六に主導権を握らせることで
コミンテルンは思惑通り上手くやりぬいた。

28 :名無し三等兵:2016/05/07(土) 00:16:59.30 ID:CkMXSOmJ.net
ちなみに尾崎も共産主義者では無い。
金もうけのために、コミンテルンと
活動を共にしたと、それだけのこと。

笹川なんか中国共産党実力者と大親友の関係にあったが
思想的には共産主義と市場原理主義で対極にあるが
対極同士は実に仲が良い。

笹川とか尾崎とか、典型的エセ右翼は共産主義者と仲が良い。

29 ::2016/05/07(土) 00:23:09.14 ID:CkMXSOmJ.net
なお笹川は戦後はCIAの協力者でもある。
CIAに協力して共産革命を阻止しつつ、中国共産党幹部とも親友関係なのだから
なんなんだwこいつは?という感じだなw

とにかく闇の世界では、山本五十六を絶対に批判はしない
善人扱いするという黒い密約があるようだ。

30 :名無し三等兵:2016/05/07(土) 03:47:16.17 ID:xDhseGik.net
>>27
万年タン助シコリアンのバカ妄想は朝鮮労働党の指導なんだなw

31 :名無し三等兵:2016/05/07(土) 08:16:50.60 ID:hm8wctdG.net
もう昭和天皇以下全員コミンテルンいいやw

32 :名無し三等兵:2016/05/07(土) 08:17:36.87 ID:hm8wctdG.net
>山本五十六を絶対に批判はしない善人扱いする

特に悪いことをしてないからだろ

33 :名無し三等兵:2016/05/07(土) 23:32:00.87 ID:CkMXSOmJ.net
>>32
山本五十六は中国に対して不法な無差別爆撃を強行し
中国に対して侵略戦争を仕掛けた主導者だろが。

34 :名無し三等兵:2016/05/08(日) 05:34:05.02 ID:DVK158/Z.net
>>33
シコリアンの益体も無い屑妄想を何年喚き立てても無駄だな屑土足w

万年タン助屑の法螺吹きシコリアン土足くんw

義務教育の課程を勉強し直してから一昨日こいよナチュラルボーンライアーwww

35 :名無し三等兵:2016/05/08(日) 07:16:05.22 ID:E8IFI3mo.net
戦争が個人の思惑で出来るって思い込めるバカって人生楽しいだろうねw

36 :名無し三等兵:2016/05/08(日) 08:51:38.20 ID:qNpbZMWm.net
>>33
中国を侵略したというより局地戦がズルズルと延びた、というのが陸軍の見解なんだが?

37 :名無し三等兵:2016/05/09(月) 23:45:42.96 ID:xEkCQ8G/.net
陸軍の統制派が2.26で強くなってしまった
それで大陸での戦争拡大に繋がった
皇道派は国内の内地優先の考えだからな

38 :名無し三等兵:2016/05/11(水) 20:27:49.10
>>1 >>2
相変わらず必死しとっ
陸軍の責任ば海軍の象徴山本に転嫁しちょる土足w
佐賀のみなやんが泣いちょるよ。郷土のばか息子がご迷惑かけてすんせん。

39 :名無し三等兵:2016/05/11(水) 20:51:10.19
日本のみなやんほんなこてに申訳なかばい。
オイたち佐賀の郷土が生んだ土足というバカが恥ずかしくてしょうがなかばい。 
どうかゆるしてくんしゃい
この土足という男はほんなこてに心がひねくれていてどうしようもなかごたっですばい
どうかゆるしてくんしゃい

40 :名無し三等兵:2016/05/11(水) 21:05:42.05
>>1
ほんなこてにもうしわけなかばい。
この土足ちゅうばかもんは何とかしてわが郷土の牟田口やんばかばおうとして
ウソば言うことば何とも思わなくなってしもうたちうワケや。
ウソば言い続けてるうちにふんなこてと思うようになって、
更に、ウソば言う、という悪循環になっとるのばい。
ほんなこてにもうしわけなかばい。どうかゆるしてくんしゃい

41 :名無し三等兵:2016/05/12(木) 12:36:30.41
満洲事変から盧溝橋事件までの6年間は、支那にとって抗日戦争の準備期間といえる。
反日運動はエスカレートし、日本製品の不買だけでなく、「日本人を見つけしだい殺せ」
と書かれたビラがまかれ、日本人へのテロ事件が発生するようになった。

42 :名無し三等兵:2016/05/12(木) 12:37:14.27
・1936年(昭和11)7月10日、三菱商事上海支店出入りのブローカー菅生某が街頭で子供を
連れて散策中に拳銃で射殺された。
・1936年(昭和11)8月4日、四川省成都を訪れた大阪毎日新聞特派員の渡辺洸三郎と上海毎
日新聞記者の深川経二が大群衆に襲撃され、殴り殺された。
二人は身ぐるみ剥がされ、顔面はつぶされた(成都事件)
・1936年9月3日の夕方、広東省北海市では進駐してきたばかりの第十九路軍所属の「抗日
救国軍第一師」が、市内で「打倒日本賊」「打倒蒋介石漢かん」と書かれたビラを撒き、
その一部が「丸一洋行」を襲撃し、店主・中野順三を殺害した(北海事件)
・1936年9月4日には漢口で日本領事館勤務の巡査吉岡庭二郎が白昼狙撃され、死亡した。
・1936年11月、綏遠(すいえん)事件
昭和11(1936)年11月に、反漢(反支那)主義から蒙古自治を目指して関東軍に接近した徳王
(モンゴル族の王公の一人)の内蒙古独立軍と反蒋派軍閥・王英の軍で編成された蒙古軍が、
南下して綏遠の軍閥軍を攻撃したものの、惨敗を喫した戦いである。
この蒙古軍に関東軍の参謀・田中隆吉ら4人が個人的に関与していたことから、蒙古軍の実態は
関東軍だなどと支那は馬鹿げた嘘を言い、「(支那軍)による関東軍撃滅」と宣伝し、支那国内
を狂喜させた。このデマにより反日世論は頂点に達し、国民党が対日攻撃を宣言する事態にすら
発展した。とにかく日本に対する劣等感が強い支那人はこんな馬鹿らしい嘘でも本当に信じてしまう。
このことが軍事的な自信と対日侮蔑を生み、やがて起こる盧溝橋事件と同じく空虚な対日強硬論へと
高まっていってしまった。

43 :名無し三等兵:2016/05/12(木) 12:38:23.12
こうした事態は日本の政府、軍、国民を刺激した。支那政府がこうした動きを取り締まれず
日本人居留民を保護できない以上、日本軍自ら出動する以外に方法はない、と思い至ったのは当然であり、
当時の世界的常識である。
このようにして日本はまんまと支那の挑発にはめられていった。
もっとも、当時の日本政府は、これら一連の事件にもかかわらず両国関係を改善すべく、
ただちに支那側と国交調整交渉に乗り出した。諸事件の善後処理のほか、日支防共協定の締結
や支那側の反日運動の取り締まりなどについて話し合われた。しかし、同じ1936年11月の綏遠
事件の発生で、両国政府の努力は挫折する。

44 :名無し三等兵:2016/05/13(金) 08:42:42.29
>>1
相変わらず土足が必死しとっ。
陸軍の責任ば海軍の象徴山本やんに転嫁しとる土足w
郷土のばか息子がご迷惑かけてすんせん。佐賀のみなやんが泣いちょるよ。
日本のみなやんほんなこてに申訳なかばい。
オイたち佐賀の郷土が生んだ土足というバカが恥ずかしくてしょうがなかばい。 
どうかゆるしてくんしゃい
この土足という男はほんなこてに根性がひねくれてどうしようもなかごたっですばい
どうかゆるしてくんしゃい
ほんなこてにもうしわけなかばい。
この土足ちゅうばかもんは何とかしてわが郷土の牟田口やんばかばおうとして
ウソば言うことば何とも思わなくなってしもうたちうことですばい。
ウソば言い続けてるうちにふんなこてと思うようになって、
更に、ウソば言う、という悪循環になっとるのばい。
ほんなこてにもうしわけなかばい。どうかゆるしてくんしゃい

45 :名無し三等兵:2016/05/16(月) 08:13:31.14 ID:uU7RAuk5.net
日中戦争を拡大させたのは勝手に南京に進撃した
松井石根と柳川のせいだろ

46 :名無し三等兵:2016/05/17(火) 20:40:55.29 ID:3PjeZFZC.net
下村定も加えてやってくれやw

47 ::2016/05/17(火) 20:41:24.23 ID:rTpGKjD0.net
本来ならば米内ら海軍幹部らが中国に対する
侵略戦争を開始させた罪と都市無差別爆撃の罪で
A級戦犯として罪を負うべきであるのに
汚い海軍の連中は戦後、連合国と結託し全ての罪を
陸軍になすり付けた。
こんな汚いふざけた海軍って、世界で他にあるだろうか?

48 :名無し三等兵:2016/05/17(火) 21:23:18.70
土足とかいうふーけもんは毎日屁ばこくようにうっさごっばかりこいとっ。
さっこもっこゆうし、みんなばだましとっこすかヤツですたい。
根性がよんごひんごしとっこげんな土足ちゅうばちゃーがつか

49 :名無し三等兵:2016/05/17(火) 21:21:27.14 ID:3PjeZFZC.net
擦り着けたというより陸軍に責任の主なものがあったから海軍のは不問になっただけだw

50 :名無し三等兵:2016/05/18(水) 06:55:59.96
土足閣下さまはその偏執的な症状から見て、「妄想性(偏執性)障害」か・・・。
一度、精神科専門医を受診されることをお奨めいたします。
 ↓
妄想性障害(パラノイア)とは、妄想性人格障害の妄想よりは重いが
妄想性精神病の妄想よりは軽い妄想をもつ障害で、精神病性障害の一つ。
妄想性人格障害の人は、論争好きで譲歩する事を好まず、他人との情動的な関係を嫌う。
彼らは冷淡で、人と親しく交際しようとしない。彼らは自分の合理性と客観性にプライドを持っている。

51 :名無し三等兵:2016/05/21(土) 10:59:31.65 ID:madN4sDP.net
倉山満によると侵略戦争の定義は
「挑発されてないのに先制攻撃をやること」
だと。
これが当時の国際法のていぎなのだとほざいている。

バカも休み休み言えwwww

挑発されたから攻撃したのだ!
なんていう小学生並みのいい分で先制攻撃を正当化できるなら
あらゆる不法攻撃が正当化され、世の中に不法な先制攻撃は
なくなってしまうわwww

満州事変と大東亜戦争には日本に大義はあったが
山本五十六の個人的野心によって勃発させた第二次上海事変と
不法な真珠湾奇襲に関しては
真の保守派としては、山本五十六の暴走は絶対に許さん。
こいつの行動だけは擁護は出来ない。
こいつの不法攻撃には弁護に余地は無い。

エセ保守が味噌と糞を一緒にして誤魔化そうとしても
そうは問屋がおろさないwww

52 :名無し三等兵:2016/05/21(土) 11:12:52.10 ID:DznDNzZ8.net
>>51
万年タン助シコリアンがバカ妄想を何年喚き立てても無駄無駄w
義務教育の内容理解出来るようになってから一昨日来いよ、
尼崎の面汚しwww

53 :名無し三等兵:2016/05/21(土) 13:12:37.11
妄想性人格障害
他人の動機を悪意のあるものと解釈するといった、広範な不信と疑い深さが特徴。

十分な根拠もないのに、他人が利用する、危害を加える、またはだますという疑いをもつ。

情報が自分に不利に用いられるという根拠のない恐れのために、他人に秘密を打ち明けたがらない。

悪意のない言葉や出来事の中に、自分をけなす、または脅す意味が隠されていると読む。

恨みを抱き続ける。つまり、侮辱されたこと、傷つけられたこと、または軽蔑されたことを許さない。

自分の性格または評判に対して他人にはわからないような攻撃を感じ取り、すぐに怒って反応する、または逆襲する。

54 :名無し三等兵:2016/05/21(土) 13:34:06.62
自己愛性人格障害
妄想の種になるようなものがないときは、他人の欠点を捜し出して見下したりする。
ありとあらゆる理由をつけて他人を見下す。
貧乏人の癖に、不細工な顔をしているくせに、頭が悪いくせに……。
実際にどうであるかということよりも、とにかく見下すことができればそれでよい。

他人を見下すということは、ときには他人からの報復攻撃として、自分が陥れられるかも
知れないという疑いを生み、非常に疑い深くなったりする。
他人に心を開くことなく、自分の妄想の殻の中に閉じこもってしまう。

こういったことは様々な不都合を生むが、利点としては自我の崩壊を防ぐことができることである。
もし、妄想が崩れたら一気に鬱状態になったり、あるいはパニックになったりするが、少なくとも妄想に
しがみついていられる間はこのような悲惨な状態にはならない。

しかし、現実というものがひたひたと足元に忍び寄ってくると、砂の城は波によって崩されていく。
妄想という砂の城を維持するためには、現実の脅威に対して妄想を補強し続けなければなりません。
やがて、妄想が維持できなくなったとき、悲惨な現実にうちのめされてしまうのである。

55 :名無し三等兵:2016/05/21(土) 15:41:32.55
他者を陥れる者の特徴
@自分の利益や立場を守る為。
A自分の受けた屈辱に対する復讐。
B快楽を得るためや遊戯感覚の行動。

土足氏は、
@Aの、自分側(陸軍)が非難されていたことが、実は他者側(海軍・山本)のせいであったことに
なれば、自分側の名誉回復が果たせる、そして他者側は社会から貶められ罵倒される、という期待
から偏執狂の如く行なっているのであり、またBのサディストのような快感を味わっているのだろう。

56 :名無し三等兵:2016/05/22(日) 01:07:58.75 ID:E/IEwImz.net
国葬の時に中身空っぽだったらしいけど遺体はどこに消えたのか
そもそも死んでない話もあるよな

57 :名無し三等兵:2016/05/22(日) 09:27:42.52 ID:OCZXqWY4.net
こんな奴の為に記念館なんて必要か?

58 :名無し三等兵:2016/05/22(日) 10:26:13.18
マンガ読み過ぎの坊主どもがw

59 :名無し三等兵:2016/05/22(日) 10:28:17.75
>>1
マンガみたいな願望ばかりよくも並べたもんだなw  

>山本五十六の個人的野心によって勃発させた第二次上海事変と
そうだったならいいなあ、という願望の妄想の果てに、個人的に既成事実となったらしいw
>不法な真珠湾奇襲に関しては
真珠湾攻撃とは「開戦劈頭の急襲」が目的であり、不法な奇襲を意図したものではない。
「対米開戦は大本営政府連絡会議が決めた」ことであり、開戦後の急襲はどの国でも常識である。
対米攻撃の意味付けや最後通牒文面や手交時期など開戦の法的手続きの一切は、陸軍首脳が主導したこ
の連絡会議によって決められたことである。
従って、実施担当者に過ぎない者に責任など在ろう筈もない。
「開戦劈頭の急襲」という作戦は1937年の支那事変時の第三艦隊長官も、これを進言して実施。
陸軍も1937年度航空作戦計画に基づき「開戦劈頭の急襲」を実施している。

60 :名無し三等兵:2016/05/22(日) 16:40:06.02 ID:VXEta6+v.net
まあ、戦時中でも個人暗殺ってわりと例が少ないよね。

61 :名無し三等兵:2016/05/22(日) 22:59:29.16 ID:diZp8CQ4.net
>>51
国内法の手続きに則って行う行為を暴走とは言わないのだよ、土足くんw

暴走というの満州事変を引き起こした関東軍のことを言うのだ。

62 :名無し三等兵:2016/05/23(月) 07:34:39.04 ID:mjcAs7uD.net
まったくだな。
満州事変が無ければ上海事変なんか起こりようがないのだからw

山本五十六云々を書きなぐる前に
昭和天皇実録の中にある陛下の陸軍の暴走に対する愚痴でも暗記しろw

63 ::2016/05/23(月) 23:46:41.94 ID:M9FKKu4y.net
>>62
それは半藤が吹いて回ってる
落語・太平洋戦争の話しだろw
そんなものを事実と信じるバカはもういないw

64 :名無し三等兵:2016/05/24(火) 01:22:44.65 ID:9YaYc4ZN.net
でも日中戦争って中国軍って逃げ回ってばかりで碌に反撃してこなかったな。最後まで。
枢軸が唯一最後まで優勢だった戦線が中国戦線。
ナチスドイツがロシアに攻め込んでモスクワ陥落寸前までいって押し返されて猛反撃されて逆にベルリン攻め落とされたのと対照的。
日本軍は中国軍の反撃を受けることなく、一方的に中国軍をどつきまわしていた。

65 :名無し三等兵:2016/05/24(火) 03:20:28.95 ID:k/aaJ0cy.net
>>63
万年タン助シコリアンの下らないバカ妄想なんざそもそも誰にも
相手にされてないけどなw
尼崎の面汚しシコリアン土足くんwww

66 :名無し三等兵:2016/05/24(火) 23:10:39.28
>>64
いや、そうでもないと思うが。日中の戦力比がかなり差があった割には日本側の損害もひどいもんだろ。
それを自分らが強い!神国だから、と錯覚して・・・。
航空戦では中国側の数字は日中撃墜率は互角に近い(どこの国も過大に判定するものだが)。

67 :名無し三等兵:2016/05/24(火) 23:30:05.54
>>63
土足程度の頭の連中、例えば倉山みたいなのが増えたからな。
ひどいもんだ。何かの本に書いてあるのそのまんま。
事実かどうか一切検証もせず、真贋いずれかであれば、何故そうなのか考証することもない。
上っ面の評論やって、先人をみんなバカ扱いすれば売れる、そんな時代になってきただけ。
買う方も買う方だが、こんなの書くほうは大学教授なんだとさ。
はっきり言うなら学校秀才が読者をばかにしているのだが。

68 :名無し三等兵:2016/05/27(金) 05:32:57.56
この土足という人物は犯罪者だな。

69 :名無し三等兵:2016/05/29(日) 00:53:32.00 ID:UQKs2JZZ.net
>>62
柳条湖事件も第二次上海事変も、蒋介石の失権失地回復政策の一環だ。日本側
から起こしたモノじゃない。

70 :名無し三等兵:2016/05/29(日) 06:27:40.46 ID:xQOGB2G1.net
>>69
柳条湖がなんで蒋介石のしわざになってるんだよww

71 :名無し三等兵:2016/05/29(日) 09:25:10.97 ID:UQKs2JZZ.net
>>70
張学良は、自分の父親の張作霖を殺して蒋介石の手下になったんだよ。

72 :名無し三等兵:2016/05/29(日) 09:31:06.57 ID:fww5Vzbh.net
つーかアレはコミンテルン関係の仕業だって何か話があがってるけども

73 :名無し三等兵:2016/05/29(日) 09:42:10.79 ID:0v0VgPkH.net
>張学良は、自分の父親の張作霖を殺して蒋介石の手下になったんだよ。

いや、拉致監禁してるだろ。
しかし指揮下に30万もあった兵力が2万の日本軍に総崩れになったのは
親父殺しの不信感が兵士達にあったのか?

74 :名無し三等兵:2016/05/29(日) 18:35:37.02
コミンテルンだ張学良だのと言ったところで、では、なぜ彼らがそうしなければならなかったのかな?
結局は帝国陸軍の圧迫に対して危機感と抗日反日侮日を中国人が持ったということだろう。。

75 :名無し三等兵:2016/05/29(日) 23:59:56.88
>>74 >>69
したがって、柳条湖事件の延長線上の第二次上海事変も、
そのまた延長線上の太平洋戦争も「帝国陸軍が原因」だということですね!

76 :名無し三等兵:2016/05/30(月) 05:18:39.84 ID:1xqGJG+x.net
>>72
中国人はその場その時に強い側に付くという連中であって、中東路事件のボロ
負け以降はソ連の傀儡のようになり、西安事件とか共産側が得する動きばかり
してる。柳条湖事件は、ソ連が強いとカン違いした張学良の仕業だ。

>>73
1929年の中東路事件でソ連軍3万と張学良軍10万が戦い、張学良はボロ負けした。
その前にも張作霖軍として蒋介石軍にも負けている、元々低レベルな軍隊だ。

77 :名無し三等兵:2016/05/30(月) 06:30:24.54 ID:enH7k5Lm.net
弱いっつっても延安では共産軍を包囲して攻撃してただろ

78 :名無し三等兵:2016/05/30(月) 07:06:35.34 ID:1xqGJG+x.net
>>77
張学良はそんな事してないよ。

79 :名無し三等兵:2016/05/30(月) 23:31:31.71
  巛彡彡ミミミミミミ彡
   巛巛巛巛巛巛巛彡
    |::.   \、 ,/  ::.il
    |::  《;.・;》 《;・;.》. ヾ 陸軍おとっちゃんの不名誉  えっ・・・・
    (6.  ⌒ ) ・・)'⌒ヽ 6) みんな山ちゃんのせいにしてやるからッ
    |  ┃iuUuui.┃  |  あいつばかり有名なのが悔しいからッ
    |  ┃|,-v-、|┃  |
    \  ヽニニノ  /
       土足くん

80 :名無し三等兵:2016/05/31(火) 16:27:48.76 ID:wgd/tdMh.net
戦史叢書も誤植改訂した新版出してくれないかな。
1冊2000円に押さえてもシリーズ100冊で20万、けっこうな収益になると思う

81 :名無し三等兵:2016/06/04(土) 12:43:22.38
戦史叢書、杉山メモ、機密戦争日誌、この3点が基本だな。

82 :名無し三等兵:2016/06/04(土) 15:04:48.83
海軍だ陸軍だと戦犯探しのなすり合いやってる連中が多いのだが、
軍部は国家の経済・外交政策に従って動いただけのことであり、
まず国策がどのようなもので、なぜそれが必要だったのかを
しっかり認識することが第一歩だと思う。

83 :名無し三等兵:2016/06/07(火) 23:48:48.39
>>1
おーい土足くーん 君はここ↓で書いてるじゃないか。
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/army/1409719429/1
渡部昇一氏のお言葉
「一番肝心なこと」が抜けている。
それは、「その時、外国は何をやっていたのか」という視点・論点です」と。

「外国」を支那側の蒋介石や毛沢東や蘇独米英や帝国陸軍と置き換えればよかろう。

84 :名無し三等兵:2016/06/10(金) 20:57:39.59
  巛彡彡ミミミミミミ彡
   巛巛巛巛巛巛巛彡
    |::.   \、 ,/  ::.il
    |::  《;.・;》 《;・;.》. ヾ
    (6.  ⌒ ) ・・)'⌒ヽ 6)
    |  ┃iuUuui.┃  |
    |  ┃|,-v-、|┃  |
    \_ヽニニノ _/
     土足くん御尊顔

85 :名無し三等兵:2016/06/14(火) 01:10:22.07 ID:7j4iRcsf.net
日本海軍の知られざる実像
『海軍の日中戦争:アジア太平洋戦争への自滅のシナリオ』

 一九三七(昭和十二)年八月九日、上海海軍特別陸戦隊の大山勇夫中尉が虹橋飛行場に車で突入、
運転手共々、中国の保安隊によって射殺された。
この「大山事件」に乗じて海軍軍令部は十一日、宣戦布告に等しい要求を中国側につきつけ、
十四日には大規模な渡洋爆撃を開始した。
近衛文麿内閣は「暴支膺懲」声明を発表し、支那事変に対する方針を不拡大から拡大へと一変。

当時の山本五十六海軍次官は、連日の渡洋爆撃を対米戦に向けての準備期間と捉え、
海軍航空隊の充実、錬成に莫大な臨時軍事費を注ぎ込んだ。
本書はこの「大山事件」が現地海軍が仕組んだ謀略だったことを種々の資料や証言から論証し、
事件を機に動き始めた日本海軍の「自滅のシナリオ」の展開を跡づける。

更には、戦後、軍令部の参謀たちが偽証の口裏合わせをし東京裁判に臨み、
「海軍は、陸軍に引きずられて太平洋戦争に突入した」という「海軍善玉論」を
意図的に創作、流布、宣伝したことに言及する。

著者は、日本海軍全体が「国の命運や国家利益さらには国防よりも組織的利益を優先させた
強いセクショナリズム集団」であり、膨大な戦時予算を獲得するために
海軍の縄張りであった華中、華南で謀略を仕掛け、「自滅のシナリオ」を発動させたと結論づける。

一次資料、公刊資料、証言などを精力的に博捜した本書には、日本海軍が辿った歴史を検証し、
流布されている“海軍神話”を解体せんとする情熱が溢れている。


http://www.dailyshincho.jp/article/2015/10191600/?all=1

86 :名無し三等兵:2016/06/14(火) 05:02:11.06
>>85
その本には山本云々などと書いてないんだけどねw

83 :名無し三等兵:2016/06/07(火) 23:48:48.39
>>1
おーい土足くーん 君はここ↓で書いてるじゃないか。
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/army/1409719429/1
渡部昇一氏のお言葉
「一番肝心なこと」が抜けている。
それは、「その時、外国は何をやっていたのか」という視点・論点です」と。

「外国」を支那側の蒋介石や毛沢東や蘇独米英や帝国陸軍と置き換えればよかろう。

87 :名無し三等兵:2016/06/14(火) 06:20:06.95
>>85
典型的な願望論だな。思い込みとも言う。自己の願望に沿う資料だけを集め、それによってストーリーを作リ揚げる。
したがって読者は、著者の主張が資料と矛盾しないから、著者の言うことは事実と思い込むのである。
著者の笠原十九司という人物は「海軍の行動だけ」を取り上げて、ああだこうだと新説・珍説を主張している。
新説を出すことで自分の業績になると思ってるんだろう。

●なぜその本には中国側や帝国陸軍の行動がほとんど書かれていないのだろうか?と疑問を持ってほしい。 

88 :名無し三等兵:2016/06/14(火) 08:09:35.82
この85の人物も、自分で検証するどころか、自分で読んでさえいないのだ。
ただ誰かのコメントを引用して、自己の願望のストーリーの証拠だと言い張る。
このような連中が笠原のようないい加減な著書のコピペやって、
また新たな笠原のような連中がそれをコピペして、次から次にいい加減な本を作るのだ。

89 :名無し三等兵:2016/06/14(火) 21:29:00.23
  巛彡彡ミミミミミミ彡
   巛巛巛巛巛巛巛彡
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    (6.  ⌒ ) ・・)'⌒ヽ 6)
    |  ┃iuUuui.┃  |
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    \_ヽニニノ _/
     土足くん御尊顔w

90 :名無し三等兵:2016/06/16(木) 06:43:28.20
>>1
「日中戦争は土足が起こした戦争」と言ってることになる。

91 :名無し三等兵:2016/06/17(金) 06:18:30.01
   巛彡彡ミミミミミミミミミ彡
   巛巛巛巛巛巛巛巛巛彡
    |::ノ(:::\:::::三:::/::::::::::: |
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    ヽ ∵ )!|,r-r-|l( ∵ /
     |\__ヽ`ニニ´/_,ソ|
      土足くん御近影

92 :名無し三等兵:2016/06/18(土) 18:01:10.71
>>1 >>85
海軍の組織も役割も知らず海軍といえば山本しか知らない程度のど素人。
作戦を立てるのはどこかもわかってない。

93 :名無し三等兵:2016/06/18(土) 22:35:07.95
     巛彡彡ミミミミ彡
     巛巛巛巛巛巛彡  
      |   ノ(   |       
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    .. 〈 __ || ___ 〉
      | . ●●.ノ( |
      .\ |++++| /
      土足くん御真影

94 :名無し三等兵:2016/06/19(日) 08:14:26.94
   巛彡彡ミミミミミミミミミミミミ彡
    巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛彡    
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     ||::::  ノ ヽ`ー'ノ ヽ ::::/
     ゝ      '⌒ヽ :::: ノ
      \_ '、__,ノ_/ 
       土足くん御麗顔 

95 :名無し三等兵:2016/06/19(日) 10:57:09.56
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   巛彡彡ミミミミミミミミミミミミ彡
    巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛彡
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      }|ヽ 。 ヽ|=|/  ゚ ノ | 
       } ヽ二二' `二二-'}
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       { <-─---─-> { 
       \_`ー--─''゙_/
        土足くん御慈顔

96 :名無し三等兵:2016/06/19(日) 10:59:50.31
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    巛彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ彡
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             土足くん御聖顔

97 :名無し三等兵:2016/06/19(日) 19:32:30.60 ID:4rQ5Z/z1.net
ヒトラーがいたドイツの国柄ってのをちょっとでも知ってるならなんとなく
気づくだろ? 宗教改革のルターが出てきてカトリックを糾弾するようなところなんだよなw
何が言いたいかってあの時代のベルサイユ条約以下の国民全員大貧民みたいな境遇は
やっぱり戦犯探しをしなきゃって時期だったわけよ 日本で言えば第2次で負けた原因は東条とか
一部の被差別部落の財閥だろとかそういう意味でな 日本の場合はヒトラータイプの台頭を防ぐために
マッカーサー元帥が先駆けて当時の財閥とかほとんど解体したり愛国心悪用の軍国主義とか
靖国系をほとんど教育からカットし、労働組合や個人の尊厳守る方向にシフトしたからイマイチ
ヒトラーの出番ってなかった しかし第1時敗戦後の当時のドイツはそうでもなかった 
だから彼は自分でマッカーサーがやったことを彼なりの手法でやったというわけww
その筆頭はユダヤ財閥でもありほかの外資の財閥でもあり一部の腐敗貴族みたいな既得権益者が
ドイツ国民全員を一億総貧乏みたいな状況にしたのでかれはそうじゃない方向にもっていくことが
強いドイツ国民、引いては強いドイツになる、そしてそういう目にあわしたすべての近隣国に
復讐するということを演説的に効率よく伝えていったってだけのこったww
まあ今で言うなら腐りきった安倍やら経団連財閥など日本人を全員一億総貧困に追い込み
精神の自由すらも奪い取ろうというクソどもがいるだろ?? ムサシまで使って国民の意思を砕き
奴隷にしようとする裏切り者みてーなクソどもがよw そういう奴をたたきのめし個人の尊厳を
守り圧政キチガイを打倒しようという運動がナチ運動なわけだ 安倍や橋下が日本人を派遣のピンハネで
虐めれば虐めるほど個人差はあれどそういう新売国主義とかいう自国民弾圧のクソどもを殺そうという
やついねーかなーという心境になる それでああいう映画がはやるってとこかな

98 :名無し三等兵:2016/06/19(日) 21:15:11.00
       巛彡彡ミミミミミミミミミミミミミミミミ彡
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             土足くん御聖顔

99 :名無し三等兵:2016/06/21(火) 07:45:26.86
                                                          
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                          \:::::::::::::::::::::::: |  | __ /| _ _ ∧_ |  |          ;;;;;;;;/
                                      |  | | | | | ||| | |
                                        ヽ   ̄ ̄ ̄二二 ̄ ̄ノ
                                 土足くん御素顔

100 :名無し三等兵:2016/06/21(火) 19:20:19.06
       巛彡彡ミミミミミミミミミミ彡
       巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛彡
        /             \
      γ´ ̄`ヽ    γ´ ̄`ヽ   !
      |!!;; O;;! |     l !!;; O;;! |   |
      ヽ、__ ノr┬┬、ヽ __ ノ   !
       ヽ   |iiiiiiiiiiii|        /
           \ |iiiiiiiiiiii|       /
           `ー/⌒   `ヽ-イ
          土足くんおはよう

101 :名無し三等兵:2016/06/22(水) 00:02:52.82 ID:hDidvyZL.net
>>64
&#33463;江戦役はなかったことになってんの?

102 :名無し三等兵:2016/06/22(水) 05:36:34.79
   巛巛巛巛巛巛巛彡
   巛彡彡ミミミミミミ彡  ヽ ヽ \
    ゝ            ノ    i l  ヽ
     `-.,,_,,..-..,,_,,.-'´    i l  l i
   / _       )    l i  | l
  (___)     / /    ,,-----、
          / /    |;::::  ::::|
       ⊂二(⌒ )二二二|;::::  ::::|⊃ /’, ’, ¨
           ̄ ’,ヽ∴。|;::::’,ヾ,::::| /。・,/∴
              -:’ヾ|!|!!,i,,!ii,!l,::|・∵,・、
           ・ ;;巛彡彡ミミミミミミ彡;; ・.
             巛巛巛巛巛巛巛彡
              巛#   ×ノ( 巛
              ii#× ノ三ヾ( #ii
              |ノ.(( 。 )三( ゚ )∪|
              <__⌒ノ( | | ノ( _>
              |u   ● ● u |
              \   |++++|:: /
                ` ー ―‐ ''"
               土足くん御玉顔

103 :名無し三等兵:2016/06/24(金) 18:46:25.25
                                  ,ィ、
                               __ri:、i:i:i}
                             ,...::':::::::>::':::::::::::,ヽ、__
    巛彡彡ミミミミミミミ彡          ,:'::::,.:-:::_::::::::::::::::':::::::::::::ヽ
    巛彡彡ミミミミミミミ彡          {::::/:!:::/::ィr、__::::::::::::::::::::::::::. __
     巛#   ×ノ( 巛          r'-'- 、:{Y、!:{  }::|:::l::::::::::{i:i:、/i:i!
     ii#× ノ三ヾ( #ii  __       {  ヽヽノヒ}、 、__/イ_::|::、:、::,.ィ/::^ヽ>
     |ノ.(( 。 )三( ゚ )∪| /;;;{::::‐:..、__ _ \  ,.}、r‐ 、 赱ォァjリ!::}/:-/:::::::::|
     <__⌒ノ( | | ノ( _> `¨´`ヽ:/ //>r 7-ム,_ヽ、 `ヽ    リ_ノ-!:::::::::: ! 嘘ぶっこいてんじゃねー!
     |u   ● ● u |     丶!///| i `¨,rrr,`二T ´    |::::::::::::{
     \   |++++|:: /       |///{    ` 7`ヾノ ',    ヽ::::、:::\
       ` ー ―‐ ''"          Y/∧   / ,.-、   }    、_ノ::::},:::::::::.
      土足くん御陀仏        ∨///7ーrr/´  }__ |    __`二´ノ::::::::}
                         \//////  'ム_, T   /:, -ァ::::::,::  '´
                          `T_T     ー'    {' /´ ̄
                           |::::::|
                           }:::::{
                           {≧r-、
                            `¨ ー'

104 :名無し三等兵:2016/06/25(土) 04:03:01.70
        //// // ////   ///
        / ̄ ̄´`ヽ _  // // //
        (  ゝ/ ̄ ,   ̄ ̄ ̄ ̄    天誅 
        (`ー‐|  /!
        (`ー‐し'ゝL _         
       \(--‐‐'´}/   ;ー------
 ・ ;;巛彡彡ミミミミミミ彡;; ・.
    巛巛巛巛巛巛巛彡
   / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ 
   |   ー( ゚)ー(@)ー ::|     
   | `⌒o.と。。つo ⌒::l                   ||ii~    チ〜ン  
   | ヽ il´トェェェェイ`li .r ::l                 凸( ̄)凸
   ヽ  il´|   |`li  :;/  
    ヽ  !l |,r-r-|, l!  /   
       土足くん

105 :名無し三等兵:2016/06/25(土) 07:19:16.38
           
   巛巛巛巛巛巛巛彡    天誅  
   巛彡彡ミミミミミミ彡  ヽ ヽ \
    ゝ  一   一   ノ    i l  ヽ
     `-.,,_,,..-..,,_,,.-'´    i l  l i
   / _       )    l i  | l
  (___)     / /    ,,-----、
          / /    |;::::  ::::|
       ⊂二(⌒ )二二二|;::::  ::::|⊃ /’, ’, ¨
           ̄ ’,ヽ∴。|;::::’,ヾ,::::| /。・,/∴
              -:’ヾ|!|!!,i,,!ii,!l,::|・∵,・、
           ・ ;;巛彡彡ミミミミミミ彡;; ・.
             巛巛巛巛巛巛巛彡
             / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ 
             |   ー(@)ー(@)ー ::|
             | `⌒o.と。。つo ⌒::l
             | ヽ il´トェェェェイ`li .r ::l
             ヽ  il´|   |`li  :;/  
              ヽ  !l |,r-r-|, l!  / 
              ヽ、 `ニニ´一 / 
              土足くん御陀仏    
                             
                                   
                  ||ii~   チーン
                凸( ̄)凸

106 :名無し三等兵:2016/06/25(土) 09:48:35.22
        / ̄ ̄´`ヽ _ ---
        (  ゝ/ ̄ ,   ̄ ̄ ̄ ̄    天誅! 
 ・ ;;巛彡 (`ー‐|  /!
  彡ミミミミ (`ー‐し'ゝL ρ゛・ ;;    
   / ⌒' \('´}_ζ'´}/ρ゛;ー------  
   |   ー( ゚)ー炎ζ;;巛。; ・ ゚ -
   | `⌒o.と。。つo ⌒::l  (_(_ ・ ;            
   | ヽ il´トェェェェイ`li .r ::l  ;◎           
   ヽ  il´|   |`li  :;/   ・
    ヽ  !l |,r-r-|, l!  /   
        土足

107 :名無し三等兵:2016/06/26(日) 03:27:49.77
                                        Divine Retribution
   ,-_ ___ _                           人ノ゙ ⌒ヽ
  /八 / ヽ.ヽノ                   人ノ゙ ⌒ヽ    )彡ミ彡)ミミミミミ彡.
   | |l  /人) リ            ,,..、;;:〜''"゙゙      )  从   ))ミ彡巛巛巛彡
   リ八(ll,,^ヮ^ノ|       ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙          彡 ,,   ) ⌒ヽii(,,,r'''''' :::l
  (:::..、U===∩=<|::::::゙:゙                   '"゙    ) '"゙ミ_ー(◎)ー ::|
  , 'z⌒く====>   ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_              )彡〜::(〆: )。。つo l 
  ゝZ_ノJJ              ゙⌒`゙"''〜-、,,    ,'',  (_((__,ξ i:::ノノェェイ`li .r ::l
                            "⌒''〜" ::;;; ;::;:;;⊂:´;⌒'" ) |`li  :;/
                                 〜" ::;;; ;::;:;;⊂:´);-r-|, l! /
                                       〜 ;::)ニ´)一 /
                                         :土足くん

108 :名無し三等兵:2016/06/26(日) 10:30:20.42
                           
     Divine Retribution

        \   グチャッ!!==-
        _)ヽヤンッ!_ノ ̄ ̄`ヽ==-
        _ _,ノ (〆:::<   / ´`三,:三ー二  
        ,`)   i:::ノノ(--/ ̄ ,    ` ̄ ̄ ̄
        ノ  人l|;'(  ...|  /!
       ̄`ヽ  ;|:⊂f(`ー‐し'ゝL _
        ノ  :|リく/(--‐‐'´}    ;ー------
       /⌒(_((__ノJ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
                 ̄ ̄ ==-
土足くん哀れ!

109 :名無し三等兵:2016/06/26(日) 12:47:22.45
Ego occidam et ego vivere faciam;percutiam et ego sanabo;
Benedicat tibi Dominus.et annuntiet nobis Dominus Deus tuus viam,
per quam pergamus, et verbum, quod faciamus.
Kyrie eleison. Et tibi pax. et super populum tuum benedictio tua.

110 :名無し三等兵:2016/06/30(木) 20:59:00.47
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }   おい土足くん。 君キンタマないだろ?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
     /.:.:`ヽ`ヾ、 ``゙゙゙゙゙゙゙´イ
 __,.. イ.:.:.:.:.:.:.:.\ `¨二二´ノ.;:.:.``ヽ、
.:.:.:.:.:.:.:i\.:.:.:.:.:.:.:.:.`フハヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.

牟田口廉也 閣下 

111 :名無し三等兵:2016/06/30(木) 21:06:20.23
                   ___
             _,. . _:´ -―――――`-、
          ,. :´,.ィ:´: : : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、
        ,. :´/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
        ,. ´: :._{: : : : : : : : : : :__: : : : : : : : : : : : : : : :\
      /: _/ ∧: : : : : :,..:::´:::::::/  ̄ ̄ `ヽ、: : : : :、: : : : :.
.     /: :|///7: : ':,: : : : :\ィ/          \: : : ',: : : : :.
    /: : :l///: : : : :\, ´ ̄           ´ ̄ \: :.',: : : : .
    |: : : }77!: : : : :./    __            \l: : : : l
    i: : ///ハ: : : :/    /               __   |: : : : i
    !: : :7--r: : :/ィ  /            ,ィ斥ヽ, !: : : : {
     {: : : :.|/{: : : : {  /                 {」刈   |: : : : :! 土足くん キンタマないよねw
     !: : : {/ハ: : : :|    ,..ィチ、 ̄      ∨ソ   i: : : : :|   
     ',: : :.∨∧:.:.:.N!   ィ叭」:::_             {: : : : |   
      |: : : :∨∧: : :{.   {、_弋z)ソ       `      ∨: : :.   
      |: : : : :.\/!、:_:、                        八イ: {   
      |: : : : : : : :T _ `'                 ノ     /: : :|: :|    
      |: : : : : : :.八´ `           ̄      ,. ' : : : |: :|
      ;: : : : : :l: : : :`丶、__,ハ、__              /: : : : : :|: :|   .
.    /: : : : : :j: : : : : : : : : : :|: : } ─    _/: i : : : : : :{: :{

112 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:15:27.34
             , ‐ ' ´  ̄ ̄ ` 丶、
            /              丶
              , ' r、'´    _ _      ヽ
           /  /ヽヽ__ ' ´   _____,, イ ヽ
          ,'  ,'  {_r'‐'',ニ二、ー===-‐'|l 、`、  
           iヽ i //  '´  ̄`ヽヽ       l| l  i
        ,' ヽ l /  、>‐=、、      =ニヽ ! l  l  ねぇ?知ってる?
        ,' /⌒ l |  ´ /(__,!゛       `、! |  !  土足くんキンタマないんだよw 
       ,' ! '^> |!   i。_oソ     , ニ、,  ノ 丿  うふふ
       ,'  ヽ ヽ     ` ─       '⌒Y, ' /       
        /   |`T 、            j     /}´       ,'^! 
     /   l l i iヽ     i` ーァ   /ノ      / /  、
      /    | | i i ! \   l_/    ノ |   {ヽ  / /  
     ,'    | | i iノ   丶、 __  , イ | |   l } 〃 二ヽ 
    ,'    r| | '´\_  / ,' ,′  | |   |└'{_/ ,─`、  
   ,' , --─/ l | ─ 、 `X´ト、 ,′  | |  |  '-イ_ィ、 〉 
  /     /  l l   \-、l__ヽ_    | |    ! 

113 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:42:49.24
     _ -‐… 、 ',',
    ´     `ヽヽi l-‐- 、
        / ´¨ ∨       ヽ
.     /                ヽ
      /                  ヽ
.     /            ヽ     ハ
   /         ハ ヽ、   ',    ∧
.   l    |   ノ ノノ  ヽ_>>‐-f      ',
   l |    |/十/    , ‐roヽ i     .l
   |    r /fr o、    {{ ∪} 〉l|     |
   |    ヽ{{ {∪}       ¨´ ,'    ,'   そんなこと知りまへん
    ',    ヽ` ¨´  丶       ノ    ./
   ∨   ∧    -‐‐´ _ ノ  ノ   ノ
    ヾ  ヽ >  _     >‐ ´/ '
       ヽ    >.> | ` ¨´ 丁 ´‐ 、
      _ -‐¨ Y´       `Y  ヽ、
     / |   |       /    |`ヽ
.     / ヽ .l   |       .l    ノ  /',
    /   ', ヽ  .ト、     ,ノ  ./   /   l
   /   ヽ  ヽ |` _ ― ´ イ./´   /   ヘ
.  ,     ,'   ||ヽ、  ̄´ , イ|    |    

114 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:44:05.17
                          ノ.:t-―- 、
                   -――-。_,イ_:. :_:. : . : :'.ヽ
                 x<´.: : : ̄ ̄: : l〈X/´、  ̄ `ヽ;|
                 //:. ,/.: : : : :ヽ : ',`\: :\.   ゙
              / /.: : : .l : : : : : : : ', : '; : :.\: :ヽ
            ! : |.: : : l. : : : : : : : : :l: : : : : : :Vヽ!
             {.: :|.: : : ∧ : : : : : : : : |: : l: : l: : |: :.i
            | : |.: : :/ ヽ.:: : : : : : ノヽ.:l: : l: : | : :}
               !: :!: : ムムー刈マ ,イ-‐Vレ刈: | ノ
            ヽ._iス:l ィ灯メ、  `' ィ灯メ、|,:'くノ|
            ,r´, -+:i 弋rク!      代rクノ !ァ-、ヽ
            !,(|: !゙ア;      l     /´:.i : )ノ   わー すっごーい!
            `i : i: ゙ヘ    ___,    /:i: :.|: :´i
            | : |: : ! \        /: :l i :|:.: :|
              | : :|: _l :.__/ィ^つ-f^>'`ヽ 」_!: i: : !
           ,ィ ´  ̄ ̄/i\  `Y´_    〉  ̄`ヽ
             /     r===ム__人_〉xr===!    ム
           l   _,/|:.:.:.:.:.:.: `ーr‐'"´ : .:.:|\__  l
          lr企..::::.:.: 〉.:.:.:.:.:.:.: : l:.:.:.:.:.:.:.:.〈::.:..:::r企y!
         r企:.:.::.:.`Y.:.:.:..:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:';..:...:::.:.:.:.ム
         |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':,..::::.:.:.:.:.:.:',
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            l:.:.:.:.: : /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧/\∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', :.:.:.:.r'
          `寸レ'.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /__,小 __∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.l

115 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:45:27.33
                 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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              ! .|::/:イ::/‐- ',::| ヽ:|!:::::|::ハ:::|::::::::::::::::::::::|:::::::::::|
               .i:::/|/γテミ,ヾ ヾi.',::|/- ',::|:::::i:::::::::::|:::|:::::::::::|
               /::'|:::|:i .i:::::|    .|/=x,, ',|:::::|::::::::::i',/::::::::::/
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          _  /'/⌒_,`ゝ,ヘ  ` ‐     //:::::::::::::::::::/ 
     , -=-,- '  >' r‐' "   ノ-'"),   _ .//::::::::::::::::/   な なぬー?
 _ - "/(⌒)/ ./  ./    ./ ./-.ニi_ ̄_/ ::/::::::::/
   /   ./  |  /      /     "  ///;>-<
   .i    ヽ  ヽ' /     ノ            ζ
   i    γ ̄ ̄ `= -/_     _        〉

116 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:47:33.96
          /\        // >,
     _    \ニニ> 、___//>‐''  
     \'' ̄二二>--三ユ┴='=ニニ彡)  
        ̄ ̄ ̄//--─-、\::l:::_r=、\
         ///-─ァ─ミ┴‐‐く::l-リ、|:ハ
        /::://,-::/       リ  ヾ:|       ワーイw 
      /::/| |::::::7  ─-、     ,.--、l            _
     /::/::/:l |:::::/   __          }          /./
   /::/::::/::∧|::::|   ,イノハ ヽ    、__,.|         __/ /フ
  /::/:::::::/://⌒ヽ!   l ヒク     l  ̄ |   __   /// |/
/::/::/:::::/:/::l 三lヽ  ''''''        ''' |   | ,}_/´ ̄ ̄ /
::/:::::/::::/:/:::::/\_, l     、        /   |  `ヽ    |
::::::::::/::::/:/::::/::::::::::/::/\     ̄ ̄  /    l        /
:::::::/::::/:/::::/::::::::::/::/::/:::ハ>  ,_   _/ フフン  \__,   〈_
::::/::::/:/::::/::::::::::/::/::/::/::::l     T::/            \   \`´`ヽ     ___, --┬、,-、
:/::::/:/::::/::::::::::/::/::/::/:::::::|    |/______    r\   \ _rヘ   く/:::/M:_|レ':∨
:::::::::::|:::::|:::::::::::|::::|:::|:::::::::/     __ 「。ノ  / /---<  ハ  __/ ナ ∧   /::/o  o |:::::}  え
:::::::::::l::::::l:::::::::::|::::|:::|:::/ _--─   _,-、/` / //    \ v´ = /,イ   !/l r─‐、|:::/   っ
:::::::::::|::::::ヽ::::::::|:/c'c`´o`´o`´o`'o__ン-ク  /\ |    \=='/ ∧  く|:::ヽ ̄ ̄//:::>
::::::::::::\::::::::::,イ--`´二二二二´ ̄  __,∠コ. \\!     l ̄ ̄   ∧  レレ/| ̄|\|´
::::::::::::::::::::::::::/ ̄ ̄l>----───イ//| \ \  \l、     |       〉     n n n
:::::::::::::::::::::::/     \   \ \ /_|.|\∨´ ヽ ∧ ̄` <         /
::::::::::::::::::::/    \ |   _\   レ、|      l  |    `ー--─''´

117 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:48:39.87
           ノヘ,_
    ,へ_ _, ,-==し/:. 入
  ノ"ミメ/".::::::::::::::::. ゙ヮ-‐ミ
  // ̄ソ .::::::::::: lヾlヽ::ヽ:::::zU
  |.:./:7(.:::::|:::|ヽ」lLH:_::::i::::: ゙l 
 ノ:::|:::l{::.|」ム‐ ゛ ,,-、|::|:|:::: ノ 
 ヽ::::::人::l. f´`  _  |:|リ:ζ
 ,ゝ:冫 |:ハ、 <´ノ /ソ:::丿    アハハ
 ヽ(_  lt|゙'ゝ┬ イ (τ   
      ./     . `、 
     /,r|     r‐、い
    [.| | .|   {ニ }
     {_} |    `‐'i" 
       /"ヽ-、 .|
       |  .| ヽ .|

118 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:50:25.51
                ,.へ.  ,へ
.          ,. -ィーく_ 勹ソ<´
         /: :.// : : :ヽ: ヽ: :ノ:>、
.       ,': : // Z ̄⌒)ハ)ーく.:',
      l: : !/: :≧         V!
       | : : : : / -―   ‐- リ      で
        |.: :,へ !          !       ? 
.      | :〈、 リ zニミ   ィ=ミ i}
.       |: : ゝ、      、  l
     r、r、:/:.!  、   、_,   ノ
     />=、∨ )、 ≧ r、__ ィく、/ /
.    〃   ( ヾ ノー / ´ニ{ |! 〉V ./
    ハ.   て、_ス/   人〉!_ス ∨ /              /
.   i: :∧   〈,ィ_7   ィ'゙ レヘ_ノ、〉 V ./ ./        / / /
.   /: /:∧  '; /   / ̄: : : ヽ   ∨ / / / / / / / / / /
  /: /: : :.ハ   /   /: : : : : : : ハ   V ./ / / / / / / / / /

119 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:51:21.01
             , <:::::::::::::::::::::>、
           /´ ̄\::::::::/´`\::::\
          /:::::::::::::::::::::ト、/l::::::::::::\:::ハ
         ./:::::::::::::::::::l::::| ̄ !:::::::::、::::\:ハ
        //::::::::::::|::::::l:::l  、|::|_:::\::::|:::|
         /:|::::::|:::::::|ノ/|::|   リ  \:::lヽ!:::l わ、私変態なんかじゃ…
       |/ l:::::|::::イ|/ |/   r===|/l`l:::|
         l::::|、::| ,ィ==   ///// )ノ:::l
         |ヽ|:`ハ////  ,     /´:::::::l
         //::::::::ヾl、    ワ  /〉:::::::::::∧
         //,イ:::::::::_>---ァT|:|ノ | ̄ ̄l::∧
       // /::::::::l   |>_|_|_|_|:/ /   |:::::∧
        // /::::::::::|  .| |/ |:l:l:l::| ∨    ,|::::::::∧
      // /:::::::::::_|  /   ヾ|_|/ }    /l:::::|ヽ:ハ
     /:/ /:::::::::::::}  ̄>─ァ  /  |    /:::|::::::l l:::ハ
.    /:/ /::::::::::::::::L_/  / `>---」    /:::::|:::::ハ l::::ハ
    /:/ /::::::::::::::::::::} l\|_     ヽ  /:::::::j|:::::|::! !:::::}
   {:::|  |:::::::::::|::::::::::| |   >, 、   /::::::::/l::::::|::} |:::ノ
   l:::|  l::::::::::::|:::::::::l く     |  ` ー'|::::::://:::::/|::! |/
   \>∨:::::::」┴/ /      |__,, ノ〉∨/::::/ リ /
      \/  //    ─{-- / ∧   ̄
         /       /       ∧
        く       /\        ∧
         |\   /::::::::::ハ     /
         |::::::\/:::::::::::::::::∧   /|
         |::::::::::::::::::::::::「/::::::::::\/::::::|

120 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 06:58:03.50
             ____  ____ _,,,,,,,,_
          ,r'''''''<´;;;:::::::`<:::::::::`ヽ;;;;;::ヽ
        _,l;;;;:::::::l;;;;;;::::::::::;r、,r、:::::::ヽ;:::::l          今日もしっかりやったのかwwww
      i´;;l;;;;;::::::!;;;;i;i::i;;;;i:l   !;:i::i::i::!::::l
      ,!;;;l;;::;;::::l;;i;;l'VVヾ!  レ'V、:l::!:::;!          
      レ´!;;:::::::l´ヾ!_,,,,,_   _,,,,_ レレ::::!f'ヽ
         ヽ;;;:::ヽ '´ // //,!::;;:::l `!ヾ¨ヽ
         ヽ;;;;;;:ヽ、__     _,/;;;;;_;r''''ヽ_!ヽ!
        /:.ヽ;;:;;:::ヽ`ー--‐'´:. ̄¨´:.:.:.:/ !:.:.:ヽ、     また……。うぜえ。
          !:.:.:./l;::;:::::;!:.:.†:.:.:.:.:l-<''''''''¨´:::l l:,r‐、:.:`.、
       /:.:.://;,!::::::l;,;,;,;,;,:.:.:./  ヾ;r'´ヾノ  !☆ ヽ:.:.ヽ
      /:.:.:/ ,!;rl::::::l;,_;,;.:.:_;,/-r7 ̄ ̄ヽ   ヽ__,ノ:._;,;,_!
  ,r'''''7''´ヽ_;/,r'ヾ::l::i::;!::::: ̄::::::/ l::::_i_:::::::::l   ヽr'´_;/
   ̄ ̄ ̄`´ !:;r'´V`ー-----<,,..-'´ ヾ::::::!      ̄   
          `ー-::;;;;;;;;;;;;;_:::::::::::l    !:::::ヽ___
                `ヾ、ノ     `ー---'′

121 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:22:16.13
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎-◎― ;)    ボクはアホのDOSK-3ドェースッ!     
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ     
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ

122 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:23:21.78
         ,.:.:−:.:-ー:.: ̄`:.ヽ:.、
       ,.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ    
       /.:.:.:.:.:.:;.:.:.;.:.:.:i.:,へ:.:.、:.、:.:.:.:゙,
     /.:.:.:.:.;.:.:.!:.:.|:.:l.:|.:{ l:ト;⊥_!:.i:.:.:i
.    l.:.:!.:.:.:l.:.:|!:,ィチ厂i| |l | 」_「ハ:.:.l
     !.:|.:/.:.{:l.:lヘ |!- ミヽ  1::d〉ヽ:.ト
     l.:!/:.:.;;}:l:.:lYち::::!   ,`´,, レ⌒ヽ  , - 、 ご飯がないの?
    >'ヌヽf ハ:.lヽ `゙´  _.. -    i   ! /   i
    Yl::|Yヽ、キi:l  '''  l  |   イ:! |l/ /  ノ むたぐちさんは日本人は草食だって
     ノ|::| !N:.:.:.:.:>-_ ._ゝ-_ イl|::」 | |! レ/
    `l:::´j:.|z<リ〈rー―tコ' ̄ 〉‐y´    `ヽ  いってたよー
     'yVノ_゙ゞッ.ヽ, /Fiヽ、人l  ’    ・ }
       }  `ヽキ Y゙イ |~i,_..ィ゙ ヽ、 x _ _.ノ
       〉   ゝメーイ卅 }  , '7` ー 'ェ ヽ
       l   _\ `゙ッ゙´  /./    |三〉
ノ⌒ー-ァyヽj  ´   ̄ ヽ、_ , ュ/ .    !  l
‐  ー F  =\         ツ} 彡    !  j、
      E  三ヽ        リ} ィ´      ゝィベゝ、

123 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:24:27.67
           _..  - ― - 、_
          , '´      †    ヽ、
        〈             _ )
         /´\   _,. - ― - 、.〃/
        , '/ `ー-’‐'´           ` ' 、
     / ,' -‐ // ,.' , i , l } ! `, ヽ ヽ \
      {ソ{. ニ二|,' / / _! Ll⊥l| .Ll_! } 、.ヽ
     {ソl ニ二.!!イ /´/|ノ_l_,|.ノレ'レ_l`ノ|! | .l }
      ハソt.ー-;ュ;Vl /,ィエ下     「ハ レ| j| j|丿
\   !((.ヽニ{fj ! l ` ハ|li_]    |iリ {、|,ノ!'   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  <\n )’( (‘ーl |   ´    __,'  ,' )     |  つけるお薬がない病気ですから
  /.)\_,  ` ) ノノ\     tノ /((    <  よく効く覚醒剤を
  V二ス.Y´|  (( (r个  . ___. イヽ) ))      |  お注射しますね〜!
   {. r_〉`! }>'  ) / ゝ 、,,_o]lム` ー- 、     \_________
    \    f  ,. '´/       o\   \
      `!  {/⌒ヽ            \_   ヽ
      |   .| / |  ',        '、  ヾ   ,〉、
      |  .|      l        ヽ   ヾ__,人
      |   |ミヽ  j/_         }   }、  ヽ
      !   .! ヾ_,ノ ヽ ミ   , i   ノ ハ イ y'⌒ }

124 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:25:21.35
                ´ ̄ ̄ミヽ、_
          /           `  、_rx-―-、
          ,       , -‐/        `マハ   \
        /     ィ /  / /|    |     V   ヽ )
        ,      / | {__{ i |    ト、    ト、   i'
.       /     / 'l「  | l` |     } i   | )  ノ
.       ,゙  !   i  l `゙ ト、 li   / ハ }   |ム イ
      i 从  ,斗≠ミx   リ //`  ,!   |
      |  rヘ  {  、、、 `  / ィ斗=x, イ}   |
      lハ { rュ\      ,    、、、ソ/ /  l l 
      い、ヾ、」、`    r‐  、    / イ  八_  キンタマありまっしぇーん
        \ト込,_   、   ノ    人ノi /
      __   ゛ / >-,_     _.. イフ/厶イ
    _/   ~ミ={ ´ ィ'´_}ェ‐「ヾへ'^i
  「~ ̄¨^''ヽ、」三i    ´ィノ ク    }-- 、
  }‐―- 、  ヾ込    V´    ノi   )ェ
  く     ヽ、  )、  {     , 仁{ ,イ }
  )´      \/   ハ   f―‐‐''´   人
  (      | /   /‐.}   L____,,.イ  )
.  }        |: /   /   |   V       {

125 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:37:10.04
                  /::/:::::/::/ミ:'/::::::__彡ヘ:\::::::::\:::\
                    /::/:::::/ 厶イ"i| ̄    '::小:::::::::::::::::::::.
              ∧/::/:::::::::/ _  i|       i::| '::::::::::::::::::::
              弋 ∨ ::::::i::| /}|  :i|       i::|  i ::::::::i:::V:|
              く⌒7'^7 ::i:::::レ')//   i|      i孑¬ ::i::::|::::i::| 女武将山本五十六参上
             Y乂/::::::i/ ///‐-、八     / i:| │::i::::|::::i::|
                乂/::::/ ///   _   \      i:| │::i::::|::::i::|
              |/  ∠/゙7斗矣ミ      ,,.斗=ミ ::i::::|::::i::|
              '´  /   爪 トJハ     \″ リ  |:::リ ::|::::i::i
       __,  ´         /i从,,乂ソ    ,    ///|/|i::::|::::i :i
     / /    __ノ  ..ィi::::::i∧\//            八リ::: ::: i:::i
  ___/ /     >=¬'T爪::小:::::::V:`=-    ー   ′    /: ィ::::i:i ::i
/    /     /〉   八|\:|:: \;:V::::ゝ_         イ:::i::i :::|:i::::|
    : /   /': :I     \从::::::ト::\:::::≧=-  _  <|/| ::i::i :::|:i 八
   . : I  /: /: : L.. -――--|\「i::::::L>く人     / /| ::i::i :::|:i::::::::.、
   . : |イ: : :/: : : |  i       | :::i::i::::::|〈.  `、\.   / / :| ::i::i :::ドミ::::::::.、
  : : : :j∨ :/: : : : |  |: : .   | :::i::i::::::|        \_/ /  | ::i::i:::リ  _>、:::::.、
: : : : : : : ∨: : : i: :|.: : .| : : :  ∨ ::::::i :::リ、  \  \/ /   :| ::i::i:∧ /  \:::.、
: : : : : : : : : /: : i: :|.: : :| : : :\/ :::/ ::: ∧ =ニ二二二二二ニ=| ::i::i |)∨    ハ::::.、
: : : : : : : : : : / :i: :|.: : :l. : : :∨:::://::::/ト┘             | ::i::iハ__〉   /  |:::::::.

126 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:37:57.96
          /二}.,_____     _}_._.ヽ
      '⌒ヽ/:´: : : : : : : : : `ヽ  厂. . .い_/⌒Y´ ̄ ̄ ̄ `ヽ
    / : //: : : : : : /: : : :.、: : : : \{==ミ、. ..ノ_/ ̄ ̄ ` ヾ. . . .}、
     {: く__/: : : :/.:..ィ: : : : : :}ーz : : : ゚。ー‐//. . . . . .{. . .\..}人ノ \
    |: :.:/|: : : :': :/ | }: : : :/  _: : :゚. . ゝ./. . . .//|...|. . .ヽ. . . . . . :,  わおー!
    |:.:/ .|: :|: :l:/ 斗∨:jノ ‐-  ゚。: :|. . . .{. . . ./ .斗ゝ{. . . .‘。. ‘。. . .i  
    小'  |: :|: :リ x=ミ V{  x=ミ  }:..:| ...../|. . . |´ x=ミ ー―x=ミ_| . i.|    
    /ノ{ .小:.|: :|〈 (炒     (炒 〉 /:.:.|.....i }.....i | 〈 (炒   (炒 〉j. .ハ!        
  / ノ\_{:.:{Y! :.:.:   ,   :.:.:. /: :.入...| 八. i | :.:.:.:   ,  :.:.:. /../ノ   
    ′/ j.:.:.:.ーヘ   「 ̄ } =彡イハ. .}. . <_ヽ乂   r―┐ 彡イ{        
   {:.:/ ┴┬‐く个: . ゝ- ′イ i⌒ヽ..}..., ―┬く个:  ゝ ノ /-- 、        
   乂′  ‘.   ヾ,.. ュ><‐ 、..|   ..../   ‘  ヾ>‐、 ィニヽ{   ヽ
     |    } 〈::{ 二〉=/二 ヾ   !. |    } { { /〉..{ニ .〉   |
     |     |   il|   ニ〉{ニ  /i  │.|    |  }ハ   ´〉勹  ′  |
     l    l   }、  j {___ハ│  l...l    |  {∧  ノ {   { ---;
     ,,---l  / ー/ :,  ヾ¨¨¨1..ハ ´ ̄{ /  ー/ ハ¨¨ ∨  l
      ′   ./   ./ ∨ハ   \ |..| ,    }/   / ∨ハ   ヽ  |ヘ

127 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:41:20.87
 __.厶ミ___:::::::::/ へこ二ニ=-―-.... }}
..\\_____>{:{::::::::::::::::::\:::.... :::.. ::::::... 、
.   \____ノ::::::{:{:::::::::::::::::::::::.\:::::... :::... ::::.. \
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   |:::::::::: ′::::::::l|::::::::::/ ::::::::::::::.   \:::::. ::::. ::::.
   |:i::::::::|:::/::::::::l|:::::::::′ :::::::::::::| ´ ̄`ヽ:}:::::ll:::| |
   |:l::::::::|/:::::::::::l|:::::::{ ̄ 丶:::::::|     ノイ:::::::|l:::|乂
   |:l::::: //:::::::::八::::::{    \ノ  ___ |::::: 八:|
   |:l::::/八:::::::::::::::\   ___,    〃⌒ソ::::/ 丿
   |:l::::::::l:: \::::::::.::. 〃⌒^^   丶     rツ
   |:l::::::::l:::::l::(\:::::::..、           从、    すごい!
   |:l::::::::l:::::l:l个ー==ミ    ー-   '′ ..:代ノ}
   |:l::::::::l:::::l:l::|(( ツ::个:        .イ:::::::::::::\
.   ハ:::::::l:/ ̄ ̄\__丿   ≧==く::::|::::::::::::::::::::\
  /:: .:::::::厂 ̄\   :::\      ト-┴--=ミ::::::::::::\
. /:: .:::::::/|     丶  :::::::ト、    __〉:::::.  「 `ヽ:::::::::\
/:: .:::::::/八     :.\込:::..  ̄` ´ /:::::ハノ: :/.ハ::::::::::::\
 .::::::://〃: : .、   :. ∨ \:...   厶イ. : : ://: : ト、:::::::.⌒ヽ
/::::::/ /:|: : : : \   :.{:. / ≧==rf≦ミゝ( /: : : : | \::::.
::::::/ /:: | : : : : :/    Υ  ((  ノ八  )) ヽ: : : :〈   }::::
:::/ /::/|: : /    ノ:.、 `ー '   `ー'    }: :/: :〉  }::::

128 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:42:36.31
    レ/⌒ ``ヾ__└‐- 、    / .::::::::::::::::::::::::::::::::::
   /∧  , -‐'´      ̄ `ヽ`ヽ、 | ::::::::::
   l   >l´             `ヽ、 :::::::
   丶/: :  r /l           ヽ
   / ‖  / / [  |       ヽ  `、
    |/ | . :‖ |-、', |l  |',  ',   ヽ  ',
   ! |: : || |  \ l ! l_',_ 」__  `、  l` ‐┬ 、、、‐ '
     ',:: | | ',  ヽ\\', \ ト、 ̄ヽ、', |   l /
     .\! )ヾ ̄\   > -ら-、\  |', .ト、  ∨
    _,,-‐'|         弋_w入ヽ]∨ /`‐-、`ヽ、サービス
    `--フ |         `ー' ″ ∠ノノ   |  ̄
   ─フ彡r┘   '          ソ‐ '  ', \
   ─フ    \   、,、_,      /:::::::::.  \ \
    l      \      , ' ハ:::::::::::.    ',`ー-
     |        ヽ- ‐ '  '   \::::::. ゝ  `、
    ',  ',                 \  `ヽ、_
     ',  )                  \   ゝ
     ', 丿                    ',
     /       、               |
    /       γ´              |
    ,'       ./         /      ,':.
   へ      /         h      .,':::: |
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    |`     ` y""   ゙゙゙) _.,'     .,'::::::::|::::ハ
    ヽヽヽ  ,' ⌒,-‐、~ ̄  ̄  ,'     .,':::::::/|::/| /
     `‐‐-、」  ,'    ゙゙ ` ‐凵@    .,',:::::/ ノノ |/
       | \_` - 、 _         ./l/  ソ
       |    ̄   ` - 、 _   _/(

129 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:45:38.27
            /: __///´: : : : : : : : : : : : : : : \
             /: : }////>!: : : : :__: : : : : : : : : : : : ヽ
          /: : : :///イ: :|: : : {:::::::::::_-、: : : : : : : : : : : :.
           /: :<////: : : : : _二` ̄   `ヽ、: : : : : : : : : .
         ;: : : 7、//: : : : ,               \: : : : : : : :.
        ;': : /:|//: : : :イ                 \: : : : : :.:.
          ; : : : :|/l: : : : /   ,... -―-    , -―-ヽ: : : : ::.
          i: : : : {/l: : : /  /             __   ∧: : : :l   がんばれー!
          !: : :;: lY: :イ    , =-- 、     イtォ、ヽ ;: :l: : :.;'     
          !: :/: : /ハY   イ{  ム心       {刈 ' /: : }: : ;
        j!:/: : : { ,. ヽ       弋zソ       `¨  {: : : : :/    
        i/: : : : :ゞ、 ゝ    ' '         `    i : : : /
        ////ヽ ̄`ヽ、ー' 、       ,. - ―,   人: :./    
     ,.:': :∧///∧   }//込、     ゝ _ノ /:/: :./
     /: : / \//∧  |///∧ >  _   ,..ィ/: :/ : /_       
.   /: : /   ヽ//}  W/// \   //77´{ i: :/ : イ//}
.   /: :./       ∨i   \///// \//////l |: {: : :.|///      
  ,: : :/      Y     \//// 介///// {: i: : : |イ 
  /: :/       /l/      \//l Oi∨//   W: :.:.| i       
. /: :/      ,イ_/           \!.O!/∨   |: : : : | |
/: :/      , '/             ` ̄´     |: i : : | |      

130 :名無し三等兵:2016/07/02(土) 18:54:33.36
早くこういう日が来るように祈ります。


             _,. . _:´ -―――――`-、
          ,. :´,.ィ:´: : : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、
        ,. :´/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
        ,. ´: :._{: : : : : : : : : : :__: : : : : : : : : : : : : : : :\
      /: _/ ∧: : : : : :,..:::´:::::::/  ̄ ̄ `ヽ、: : : : :、: : : : :.
.     /: :|///7: : ':,: : : : :\ィ/          \: : : ',: : : : :.
    /: : :l///: : : : :\, ´ ̄           ´ ̄ \: :.',: : : : .
    |: : : }77!: : : : :./    __            \l: : : : l
    i: : ///ハ: : : :/    /               __   |: : : : i
    !: : :7--r: : :/ィ  /            ,ィ斥ヽ, !: : : : {
     {: : : :.|/{: : : : {  /                 {」刈   |: : : : :!
     !: : : {/ハ: : : :|    ,..ィチ、 ̄      ∨ソ   i: : : : :| あたくしはDOSOK-3です。
     ',: : :.∨∧:.:.:.N!   ィ叭」:::_             {: : : : | 生まれ変わりました。
      |: : : :∨∧: : :{.   {、_弋z)ソ       `      ∨: : :. もっともっと勉強して
      |: : : : :.\/!、:_:、                        八イ: { 日本のみなさまのお役に
      |: : : : : : : :T _ `'                 ノ     /: : :|: :| 立てるように頑張ります。
      |: : : : : : :.八´ `           ̄      ,. ' : : : |: :| よろしくお願いします。
      ;: : : : : :l: : : :`丶、__,ハ、__              /: : : : : :|: :|   .
.    /: : : : : :j: : : : : : : : : : :|: : } ─    _/: i : : : : : :{: :{
    /: : : : :_: :l: : : : : : : : : : :.;: /_       /:_: : : |: : : : : :.|: :|  
.   /: : :///\: : : : : : : : :.:./イ//`ヽ、   ///∧: !: : : : : :.!: ::.   

131 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 08:56:07.24
               /ヽ v1
             |Y ゝくY :!
             | |Yゝク  |
            f三 へ三ニト
            {ゝ二 二kミ!
            | ー 一 Y
            U、 ー ,U
           >'1ミ二彡^ヽ、
          /  个 ー イ 彡ヽ
         /  i  ト/ミy@┬ ヘ
         /| ̄|ヘ / ,h  /| ̄ |
         7|> '  /n `タ._k  |
         ゝ _ /彡イ `〜 、...,,_}
       __ >彡 '_ゞ_ゝニゝ、_
      < ミ三三彡彡へ r‐ァニ三彡ハ
      〉ーニ二三彡彡1 l キニ三二−ヲ
      f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒ハ
    f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒ 〉
     ゝ⌒X⌒ヽ〜‐-<⌒⌒ メ⌒Y  / ヘ
    ( \ \     〉-‐rく   ,.-く   ノ
     `丶 _ へ  ハ    ) /  //
       神霊上に在りて照覧し給ふ。
他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、
省みて我が誠の足らざるを思ふべし。
身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。
行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。
(戦陣訓)

132 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 09:02:00.57
          /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \   
.         イ::::: /::::./::::::: l:::::::::::::::::l:::::::\   
       _ム:::/ /::::::::/::::::.ハ:|:::::::::::::::::|::::::::::::ヽ   
.      /:::::::::l:::l:::::::: |:::: / .||:::::::::::::: イ:::::::::::::::l      
     /:::::::l::::::|::::|:::::::::|:::/  !|::::::::::::/ |:::イ::::::::::ト、   
     ,'::::::::::!:::::l::: |:|::::::ハ:「 ̄リヽ:::::::厂¨ソi/从::, 
    ,::::::::::::ト、::l:::::l:!::: ! 、_ _,. \/     /!::/  
    :::::::::::::| ヽハ::::::\|   ̄     `‐‐'.:::レ     
    , /::::::::::!  ヽ」::::::::ト xxx    、 xx,':::::i
   ,'/:::::::::::,'   !:::::::::!     、_, _.,,_ .ノ::::::| 
   〃:/::::::/    }:::::::::ト 、    ///;ト:::::::レ  
  / レ :::: /    ,レ!:::::ト、 `'ーr ////゙l゙l';::::::i   
. /:::/::::::/    ,.::く ::Vレ`:、\ //i  / !.| レV  
/:: /:::::/   /:.:.:.::\.:.:.:.:.`:、ソ/:.:|    | |
  '::::/:::::/   /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:У.:.:;!   //   
/::: /::::/   /:.:.:.:.:.:.:.:.r'´`‐,`、:/.,.:‐{   | !`:、

133 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 09:02:42.99
          ,、__} ヽノヽ_/}
    _ _ノヽ_〈 ̄ヽ。 ̄`Y⌒V⌒ヽ_
   __>ノヽ__ノ て¨ /    )-  。 ´ _)
  }`( ̄ 。  7_ノ`'ー‐'`廴論_ ノ_}ノヽ
  V  >  ヽ人{`¨´: : : : : : : : Vヽ人}、}    
  〉-'`ー '} ̄ヽノ: /: : : :/: : : :i : : : : : :ハ      
  /: : } ノ/..: .: :. :./: : : :/.: : :/:,': : : :}.: :l: :',  
 ,′: :| /: : : !.: :/ :/.:./}: : :/}ノ|: : : :i : :|: :.i  
 j从: : : :i: : :| : {_厶斗‐ ̄  `ー-レ从: :  
  |.:/ : : !.: :.l.: :.!. 、_  _,.      |: :j/    
  レl厶癶、: :',: :|.    ̄     `‐-‐': :/        
     〉.._ \{ヽ ,,,,       ,    .!:/
    / : /`¨、     、_, _.,.,_ ハ  
   ム,イ : : :._rl`': 、_     ///;ト´  
      レ'¨,/\\  `i;┬:////゙l゙l  
        ,.:く::::::::`:、\ 〉l゙:l  / !.|     
      /:.:.:.:\:.:.:.:.`:、ソ/:.:|    | |
    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:У:.:;l   /./  
    /:.:.:.:.:.:.:.r'´`‐,`、:/.,.:‐{   | !`:、
   ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.';_,゚.,ノ.:./,:':.:.:.:',  | |`、:|
   !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、:.::/:.:.:.:.:.:.ヽ, / ,!:.:`、

134 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 09:11:45.66
__.厶ミ___:::::::::/ へこ二ニ=-―-.... }}
..\\_____>{:{::::::::::::::::::\:::.... :::.. ::::::... 、
.   \____ノ::::::{:{:::::::::::::::::::::::.\:::::... :::... ::::.. \
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   |:::::::::: ′::::::::l|::::::::::/ ::::::::::::::.   \:::::. ::::. ::::.
   |:i::::::::|:::/::::::::l|:::::::::′ :::::::::::::| ´ ̄`ヽ:}:::::ll:::| |
   |:l::::::::|/:::::::::::l|:::::::{ ̄ 丶:::::::|     ノイ:::::::|l:::|乂
   |:l::::: //:::::::::八::::::{    \ノ  ___ |::::: 八:|
   |:l::::/八:::::::::::::::\   ___,    〃⌒ソ::::/ 丿
   |:l::::::::l:: \::::::::.::. 〃⌒^^   丶     rツ
   |:l::::::::l:::::l::(\:::::::..、           从、    私の本当の夢なんだ 
   |:l::::::::l:::::l:l个ー==ミ    ー-   '′ ..:代ノ}
   |:l::::::::l:::::l:l::|(( ツ::个:        .イ:::::::::::::\
.   ハ:::::::l:/ ̄ ̄\__丿   ≧==く::::|::::::::::::::::::::\
  /:: .:::::::厂 ̄\   :::\      ト-┴--=ミ::::::::::::\
. /:: .:::::::/|     丶  :::::::ト、    __〉:::::.  「 `ヽ:::::::::\
/:: .:::::::/八     :.\込:::..  ̄` ´ /:::::ハノ: :/.ハ::::::::::::\
 .::::::://〃: : .、   :. ∨ \:...   厶イ. : : ://: : ト、:::::::.⌒ヽ
/::::::/ /:|: : : : \   :.{:. / ≧==rf≦ミゝ( /: : : : | \::::.
::::::/ /:: | : : : : :/    Υ  ((  ノ八  )) ヽ: : : :〈   }::::
:::/ /::/|: : /    ノ:.、 `ー '   `ー'    }: :/: :〉  }::::

135 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 09:17:33.50
            /
              /l    ,.イ
     ト、  /{ /: :{ /:./
     {: : V: :V: : : V: : /...-、  ,. ィ´  ̄ `ヽ
   _ _ ヽ: : :〈: : :,. . : :´: : : :`ヽ<‐-.、
  ´⌒>:`ヽ: : :.V´. :, .:´: : : : : : : : : : : : .\  >
 ‐ <.:.:.: : : : : /: : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
     >: : :./: : :/: : : : : : : : : : : ハ: : : : : : : '.  
    {.:ミミV: : :/: : : :/: :/: /: : / ハ: i: : l: : :.l:ハ
     ゝミミ{: : :{: : : :/: :/: /: : /ノ l l: : l: l: :l:.:.:|  
     {: {ミミゝ: イ: : :/: /l/_:ノ:/   リLメ、ハ. !:ハ| 
      ``ヽ彡: : :: V ´,rrテ´ 、  r`rテく_Y
         Vハ: ノ=く りソ )⌒ヽ りソ ハl   
         い: :i   `ー一 '   ' ー‐'ハ:!  
          l:.:.l ヘ     r‐‐┐  ノ
          |:.:.| i丶.   ヽ _ノ  .イ
          |.:.:|/ノ    、_,. イ.: :l
          |.:/ 〈     イ ト、:. :l
     _ ,. . : :´|/ 、 ヽ     l i}:::::l.:l__
   /´.::::::::::::::::/::::ヽ\ \  l リ:::::V::::..ヽ
   l.:.::::::::::::::::::::::>.:>\ \ノ ノ:::::く:::::::::::i
   |.:.:::::::::::::::::::::.:\.:.:.:.ヽ >=< i<>:/:::::l:::|
   |.:.:.:::::::::\.::::::::::::\.:.:::V´介ヽl:::/::::::::l::::|
   ヽ.:.::::::::::::::\.:.::::::::::\::l ハ /:/::::::::::l:::::|

136 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 09:20:39.16
       /  : : :::'  : : : : : : /: : : ::/l::::|  ', : : ::::: : :|\:::. : : : : : ,
      ,'  : : ::::{  : : : : : : ' : :/::/ l:::| _, }: : ::::::}: ::ト、 ヽ:: l: : : : l
       |  : : :::::l  : : : : : :l:::::/::/ _, イ「  |: : ::::ハ :| `ヘ:::l: : : : l
       |  : : : :::l  : : : : : l:::/''7"  {   |: ::::/  :l:|   Vl: : :| :l
      ! : : : :::l  : : : : l:{/ /     _   l: ::/   」L.,,_ j:l: : :| :l
        '  : : :ハ  : : : 从   _,;ン=≠ミ /    '⌒゙ヾ;ハl : / ,
       ハ  : : : ::::\ : : {い   '´             {:リ::/ /  
      / ハ  : : :::::{'^\::.ヘ \ :.:::::::::.:      ,  ::::.:ノ /        
      //  :}l  : : :::\ヽ\::.\                 イ        
     ,′  リ : : : :::::::`ー个ー-        r   ア    丿         
.    ′  / : : : :::::::::::::: | \         l、 ..ノ   /
    l   / : : : :::::::::::::::r|   `   .._       イ i       
    {   / : : : :::::::::::__/ \     ` r::::-イ::::::|  i          
    {  / : : : :::::::/ {   \ _  __{ト、::::::l::::::|   i         
   -ヘ¬ー----‐く     ,     /ハ / | { ` ー ┴---‐へ      
  /   \     ,   'r‐…‐┴-,n/ ̄jヽ       lハ   
  /     ヽ     |    \  . -‐{_}‐‐< ヽ      l ',
 '            |     /   /j{ヽ  \ }     │ l
 |        l   └----く      ハ    /       |   l

137 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 09:21:24.22
        /\ ,,. : : : : : ̄: : : : : : : .
     /`⌒> ´ . : : : : : : : : : : : : : : : : .`ヽ
  〃⌒|く/ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.
  .' く⌒У . : : : : : : : : : : : : : .:|: : : : : :ヽ: : : : :. :.
  { :/\' . : .: .: .: .: .:|: : |: : : .: .:|^^^⌒⌒ヽ : : : : :.
  'v⌒'7 . : : : : : : : :|: : |: .: .:|.:.:|      V: : : :i:i
  i : : i : : : : : .:|.: .:.|: : |: .: .:|.:.:|       V:. : :}:}    
  | : : | : : : : : .:|: :.∧ :ハ : : |.:.:| 、__,,.. -‐ V:. :.|:{        
  | : : | : : : : : .:|: :.| :| :! V 人.:|        }: : :}ヾ        
  | : : | : : : : : .:{: :.|_」ムイ:| jノ    ,.斗そチ´: : :}、Y
  | i : | : : : : : : :ヽ{ リ  ∨       ` _ `´ム : :ム) }
  | i : | : : : : : : : :| ,.斗そチ´         /. :/ ,人
  | i : | :| : : : : :| :|、` _ `´     ,     厶イ !´| : .`ヽ
  | i : | :| : : : : :| :| ヽ            ィ    从L: -‐‐==ミ、
  | i :ノ : : : : : 八 {、込、      弋´ ,ノ    イ i|      ヽヽ ヽ
  | ムイ: : : : : : 个' `ー-\         イ | i|     } i}   \
  | : : 从人.: .:i :.|: : : : : : : :,>-   -  イ / │i|     } i}    \
  | :i: :|:. :. :.\ト、{: : ,:x-=彡  vヘ  \∧  」 iL     } i}      /\
  | :i: :|.:|:.:|: :.ヽ : :〃V∧      vヘ_, -=ィv≦´//}     八  ノ /  /

138 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 09:23:15.86
                     -‐…‐-
                '´   . . : : : : : : : . .`丶、
           __/    . . : : : : : : : : . .     ヽ  
        ,. ''´ア,' ;'   _ . .: : :、 : : :._       
       /  / .:{ { i '´} } } :i:}:! :;ハ::. i }: }`} 、  :.  ハ
.          { :从:Nハノノ_ハノ从 { )ノノノノハハ: ! }ハ:.
        八{7ヾ Y´,ノ`     ´__,ハ`Y:|}ノイ::.} |
             .:;ハ.{ {い}      {いリ } l : :ト:::. |
         | :{_j}:  ー゚′      ー゚'  ノイ|}::  | 
           八/´:: ""   r   ̄}  "" .:川イ:: 人
.          ノノ人       、_ ノ     . :,:イ从/  
.             `'トミiト  .. _____ ..  <__彡く`ヽ_
            人辷j⌒丶、 , '´ . .:. ̄) 、  ) ノ `Y⌒ヽ    
           ( `ア´ : . .       . . . ̄``''<  人   ;'⌒ヽ  ____ 
           (У y'      . . . ...:.:.:.:/::.. .   ``ヾ、_彡ヘニ、 }´ _三
              / :;′:    : : :.:.:.:::::::::{:::::::.:.: : . .    \  `¨´\  (
.           ノ  :; :::.:  : : :.:.:.::::::::::::',:.:.::::::::. : : : .    )      `
        Y´  . :.::i :::.:.:  : : :.:.:.:.:::::::::::::.、: :::::::.:. : : :   /ー--   、_ 
.        ,  : : .::::| :::.:.:. : :.:.:.::: : : ::::::::::::.\:::::::.:.:.: : : /        )   
        ( , \ : :::| ::::.:.:. :.:.::::::::. : : : :::::::::::::.\:::::.:.:.:.ノ\ ::r--‐'´          
.       {_,、__ノーツ ::::::::.:.:.::::::::::::::. : : : : ::::::::、:::`ア´ .::) `

139 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 09:25:23.92
                         , ^',
                      _ {{ //
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         /  /     __゛:j\ ` 一'  , ≦ ゙ヽ、  で
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       ,'    ,…ヽ.     !/   ,--、,‐,ュ     }
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       {    ,. -tj  /:::::::::::::::{   ,:一'.     }
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                 !    ゝ、::::::::::::::::::i    /: : : : : : : : : : : ‘,
                 !   _,孑一―‐一\  /: : : : : : : : : : : : : :i
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140 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 10:53:11.23
                         , ^',
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         ,'^r´i .il !  ハ::::::::/:::!¨`i::::N⌒゙ !:::::::::::::ヽ、
         { _j._}  `/〉.И::::::i:ィ⌒ヽ\| ィてj !:::::ヾ`¨  
         '、     /  !:::::::N   '   ゛ ´ ヘ:::::::\  チャオ!
          〉  /   ヾ::::!   {゛ー ァ "" ,_/'ヾj''゙`
         /  /     __゛:j\ ` 一'  , ≦ ゙ヽ、  
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.         /  :. , -‐ "´   } / j  ,r' ̄  , '    i
       ,'    ,…ヽ.     !/   ,--、,‐,ュ     }
       ,:    /   }    _丿ー='/  r⊂ニ }     !
       {    ,. -tj  /:::::::::::::::{   ,:一'.     }
       ` 一'    ∨/::::::::::::::::::::::ヽ   、 ト、    {
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               `丶ミ::_::::_.:::::::メ゙‐:::゜   ヽ  /   /::::`丶、
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                 !    ゝ、::::::::::::::::::i    /: : : : : : : : : : : ‘,
                 !   _,孑一―‐一\  /: : : : : : : : : : : : : :i
                \/  ヾ: : : : : : : : : `¨: : : : : : : : : : : : : : :}

141 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 10:55:22.84
                     -‐…‐-
                '´   . . : : : : : : : . .`丶、
           __/    . . : : : : : : : : . .     ヽ  
        ,. ''´ア,' ;'   _ . .: : :、 : : :._       
       /  / .:{ { i '´} } } :i:}:! :;ハ::. i }: }`} 、  :.  ハ
.          { :从:Nハノノ_ハノ从 { )ノノノノハハ: ! }ハ:.
        八{7ヾ Y´,ノ`     ´__,ハ`Y:|}ノイ::.} |  新しい日が来る
             .:;ハ.{ {い}      {いリ } l : :ト:::. |
         | :{_j}:  ー゚′      ー゚'  ノイ|}::  | 
           八/´:: ""   r   ̄}  "" .:川イ:: 人
.          ノノ人       、_ ノ     . :,:イ从/  
.             `'トミiト  .. _____ ..  <__彡く`ヽ_
            人辷j⌒丶、 , '´ . .:. ̄) 、  ) ノ `Y⌒ヽ    
           ( `ア´ : . .       . . . ̄``''<  人   ;'⌒ヽ  ____ 
           (У y'      . . . ...:.:.:.:/::.. .   ``ヾ、_彡ヘニ、 }´ _三
              / :;′:    : : :.:.:.:::::::::{:::::::.:.: : . .    \  `¨´\  (
.           ノ  :; :::.:  : : :.:.:.::::::::::::',:.:.::::::::. : : : .    )      `
        Y´  . :.::i :::.:.:  : : :.:.:.:.:::::::::::::.、: :::::::.:. : : :   /ー--   、_ 
.        ,  : : .::::| :::.:.:. : :.:.:.::: : : ::::::::::::.\:::::::.:.:.: : : /        )   
        ( , \ : :::| ::::.:.:. :.:.::::::::. : : : :::::::::::::.\:::::.:.:.:.ノ\ ::r--‐'´          
.       {_,、__ノーツ ::::::::.:.:.::::::::::::::. : : : : ::::::::、:::`ア´ .::) `

142 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 14:03:28.43
                   _
              _,..../: : : : : :`ヽ、
               ,. :/〃: : : : : : : : : : : : :ヽ
          ,. r///: : _: : : : : : : : : : : : :\
            /:/ィ'´:{: : {::::,..>―- 、: : : : : : : ヽ
         ,<//!: : _- '´         \: : : : : : : .
           ;://: :イ                 ヽ: : : : : ::.
           |:l{!: : /  ___       -―‐- 、∨: : : : :}
           |: i{: :{ ´          _  |: : : : :/
           |: :Y! ,ィチて_       T _ヽ !: : : :.j!   
           |: : W   弋)ソ       ヒzソ  j!: :/: ハ 
           |: : :|rハ         `        j!:./: /: i    
           |: : :ト、ム         _,     j!:/:.イ: : :.
         /: : :|: :.`:ハ       ̄       /:イ: : {: : : :.   
          /: : : :!: : : : :>        イ,:/: : : :|: : : : .
       /: : : : :|: : : : : : : /! ` - ´ |、: i/: : :.:.:.|: : : : : .   
        ,: : : : : /: : : : : :/ i!     W!{: : : : :.:|: : : : : : .
.       /: : :/^!ー--/   ヽ   / / ̄`ヽ:.:.|: : : : : : : : .    
     /: :/  !/l//{     \/  / {    !:.:|-,-、_: : : : : .
    , - /    |/|//|      ,介、  {  、  }: :!/  ∨: : : : :.   
  /´   /    |/|//|       /|O| ∨rl/,`¨´/ ,{   ∨: : : : .
  {       \  |/|//i     / | | /   `ヾ' ,イ ヽ  \: : : :.
{⌒!      ヽ.|/|//|   / { | |{  o.     Y  \   ∨: : .
\           W//!  //ハ. j,ハ.       o }:|    \_,ノ: :

143 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 14:07:43.44
                 _ . . .-‐: : : : ‐-. . _
             /: : :_:_:_:_:_:_:_: : : : : : : :.
        / ̄ ̄ ̄: : : : : : : : : : ̄\ : : :\
       / ̄ ̄ ̄: : : : : : : :_:_:_: : : : : : : :\ : : ヽ
     {: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\: : : : : : : :\: :∧
      ハ: : |\:_:_:_: : : : : : : : : : : : :\ : : : : : : : ヽ:∧
      //\i:_:lレ' ̄ ̄ ̄\: : : : : : : : :\ : : : : : : ‘,∧
    l/: : :フ´      ー‐ ─‐-=ニニヽ: : : : : : i: ∧
.     /|: : :/                ,ィf戎¨ヽ i: : : : : :ト、 ∧    
    〈_」: : し     ノ      / / ∨心 ノ^| : : : |: | j} : :.
..    ∨: {   /  __         乂沙  | : : : |: |/:| : :i    
.      ∨ハ  ,ィf 忻ぅ。        '~   |: : : :| :| : |: : |
.        \', l{_ 乂均          !: :/: :| : :| : :|   
          }:ト     ,x   ヽ     ‐┐   |: /: : |: : :| : :|     
          |:乂_\      /    |   j/: :|: | : : |: : ト、
          |: : :「 ̄lヽ     ∨_ ノ /j{: : {: l_:_:_:| :│ハ     
          |: : :|: : :| : 〕ト--   . .___/ /: : : ∨  `:. |: ∧
          | : / : : | : :l_ : : : : : :|「ヽ/\/: : 、|: {    ∨: : :\     
          | / : : : |/  \_:_|/⌒ヽ /: : : : | ∧    ∨: : : :\
          /: : : : /   __/ ̄\ {: : :|: : |: :∧-‐ァ  ∨ : : : : \   
.        /: : : : /  r┴― 、}ー/  ` | : /: : | : : :}/    |: : : : : : : :\
       /: : : : /   ,|  ̄`V/    ∧/ : :∧: :/     } : : : : \ : : :\
.      /: : : : /   / l   ̄{     / l: : :/ j/       人 : : : : : }\ : : ヽ
     /: : : : /   /  l     l   〈 │: /           }: : : : : :|  \: :‘,
.    /: : : : /    i   l     |     ∨{ : {       -‐===イ: : : : : :|   \:i

144 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 14:12:08.89
              _,. . :,. -―‐:-、: : ..
               ,://>'´: _: : : : : : : :.`ヽ、: :.
           _,ィ/ {: : :/::::ヽ、: : : : : : : : :\: :.
             <//: :_ -'‐ ´ ̄`ヽ、: : : : : : : :.ヽ: .
             /:l/: /_           \: : : : : : : :、',
          ;:./: : /           ヽ: :、: : : :.',:.
           |:.|: :イ  ´ ̄`      ´ ̄` Y: : : : }:.
           |:.{: :.!  __        _   |: : : :.j! !
           |: Y! イテ_      ,ィ_ ヽ | : : : j!:.!  
           |: :.r-、 弋(ソ      弋(ソ   !: : :.:j!: | 
           |: :.{^ヽ      '        j!: : : ;: : ! 
           ;: : :\_、           ,': : : ;': : :.
         , : : : : : ハ    `   ´   イ: : : /: : : .
            ,: : :_:_: : : : >      ィ、:.|: : : {:_: : : :.
           ,: ////>r‐ /∧` ー ´/// /: : : j!/}、: :.:.
          ,:イ{/////j! {i///\ /////: : : :j!//、ヽ: :.
          /:{/\///j!  l!//// \//,: /: : :j!// ∨}: :.
.         /: :l{_ ∨/ }  Y/ l{///l{//:イ: : : j!// ,.イ: : :.
       /: : : i  \Y!  }///l/o/i! /:,: : :/l:!_/ノ j!: : : :.
.     /: : : : :.   ヾj   ∨/ !///l/:/: : :{ リ!    ;: : : : : :.

145 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 14:13:09.26
              _,. . :,. -―‐:-、: : ..
               ,://>'´: _: : : : : : : :.`ヽ、: :.
           _,ィ/ {: : :/::::ヽ、: : : : : : : : :\: :.
             <//: :_ -'‐ ´ ̄`ヽ、: : : : : : : :.ヽ: .
             /:l/: /_           \: : : : : : : :、',
          ;:./: : /           ヽ: :、: : : :.',:.
           |:.|: :イ  ´ ̄`      ´ ̄` Y: : : : }:.
           |:.{: :.!  __        _   |: : : :.j! !
           |: Y! イテ_      ,ィ_ ヽ | : : : j!:.!
           |: :.r-、 弋(ソ      弋(ソ   !: : :.:j!: |
           |: :.{^ヽ      '        j!: : : ;: : !
           ;: : :\_、           ,': : : ;': : :.   
         , : : : : : ハ    `   ´   イ: : : /: : : .
            ,: : :_:_: : : : >      ィ、:.|: : : {:_: : : :.
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          ,:イ{/////j! {i///\ /////: : : :j!//、ヽ: :.
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       /: : : i  \Y!  }///l/o/i! /:,: : :/l:!_/ノ j!: : : :.
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146 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 14:17:02.59
                  /
         -‐ミ‐-.、    ,イ'
           ∨: :\ 〃 __,.rュ‐-.、
      _,..-‐ァ=‐-:、: : :Y/: : : : X'ヽ ̄
      ´  ソ;ィ気¨ ̄\:/;:==:≦ヲ¨ }
       〃イ: ; ィ':  ̄: : : : : : : : :>..   
      / ̄〉': : : : : : : : : : : : : : : : : : .\
      '   イ : : : : : : : :;: : : : : : : : : :ヽ: ヽ.  
       /.: : : : : : : : : :ハ: |: : :∨: :i: : :',: : ヘ
.      / : : : : : ハ: : ;彳  :|li: : :.L: :|ハ: ハ: : ハ  
      '.: : : | : : | l ! il   |从 : ||: :|`} : |:. : :}
      ; :.|: : :|: i: |ィ: |`|   | >:l`= ー-|: :|i:|  
      |: i|: : :|:i|: | レ | 、   r ,z==x 戌リ  
      レ' 〈: :i|ル' ,ィ=ミ }厂 ̄ヽ__,,.イ: :|}
      |  ヽ乂{ 〃   ノ  、       |: :.|
         .{|:ヘミ=-‐        _,,     |: .:|
.          |: : {ハ    ー‐      .イ: :リ
            |: : | 厶            / ;: :}
           |: .:j   ≧ュ..    ィl   |: :!
          |: :|   / :|三≧  |=、 |: |  _
         ,斗.:|―‐'{  ∨      リ `'|:リ≦ニニ≧、
        /∨i| |ニハ:|   ヽ.    /  ノ7ニニニニニニハ
       ;'ニ∨:| :/ニハ 、  ∧.  /  〃ニ{ニニニニニニ}
       {ニニ〈!:{ニニ∧ \  , / //ニニ∨ニ〃ニニリ
       lニニニ∧jニニニ∧  ヽ∨イ /ニニニ〉/ニニニニ7

147 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 14:18:47.30
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          /≧x:::::::::::::寸::::::::>≦ ̄ ̄7
         く ̄ ̄ ̄\\::::::::::ヽ//  \ /
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      |/彳:::l::::::::::: |   l/   `^ }::/  ^j/     l:::::ハ:l
     /:::八Yヽ、 :::: |《 ̄云芍   }/    云芍 ̄》 l::/| リ
      /::::::::::::|  ハ}::::|  乂_ツ         乂_ツ  ハj/
    ,.'::::::::::::::::ヽ  \l                   ,′|
   /:::::イ::::::::::::::::\ 、             `        |、 ノ    
   //|::::::::::::::::::|l l|ヘ              ノ ||
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    ,.'::::::::::::::::::::::::ゞ′ ::: |  、       ...个..、ヾ′
    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿   `  ‐-< :::::::l::::::ヽ
    /:::::::r‐=ニ ̄T¨¨T  ̄       /  ̄T¨¨T  ̄ ヽ
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148 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 14:20:05.43
             ,. _//: :ヽ:{:/ -\: : : : : : \
               ,<//: -        \: : : : : : : .
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             /:.{/: :/   __      ´ ̄ヽ: : : : : : :.!
          ,: : {: / ィ斥_ヾ    _   ',: : : : : : :|
            ;: : :Y  弋(ソ      ィチ_ ',: : : : : : ; 
             l: : /ハ!  , , ,      弋)ソ }i !: : : : :./     
             |: :.{ i>        '      !: : : : / 
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149 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 14:21:02.84
      ,...::‐-..、/:::`ヽ、   / ̄/
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   \ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ_},..-――-- 、 ,ィ/
    >---..、/::::::::::::::::::::_:::::::::::/:,.::::-二ニ- 、
    |:::::::::::::/::::::::::::::::::::/:::`ヽ、{:/:::::::::::::::\  \
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    |:::::: !::::::::::::::::/::::::::/:::::,イ::l:::::::::}、:::::!:::::::::l:::|
    |::::叭:::::::::::::/:,::::::/:::::/ {:リ|::::::/ }/!:::::::::l:::!  
    |:::::::::ト,:::::::/:/:::::/!::::/‐-、!:::/,ィrォ、}:l:::::::ハ:}
    |:::::::::|::、::::{イ:::::::! l::,ィテ_ |:/ ∨} イ!:::::/つ-―、__
    |:::::::/:::::ヽ/l::::::ル {i Yイ}! {!   `¨ {Y ´  //  ̄ ̄  ー
    |::::/::::::::::l:ヽ!:/、_  `¨     `   八_,...イ{_-!__        ヽ
    |::/:::::::::::リ::::{!::::}! ヽ、    ー ' /:!_,-、__,../≧=--、    }
    /イ:::::::::::::{:::::::`´::!   ` , _, イー{/  /    /   /       ,
   /´|:::::::::::::l:::::::::::::/      ! \/∧|  /    {   /  _,.. -
     |:::::::::::::|:::::::::,イ     ヽ /∨/l { 、 /   l  { ̄ {
     |:::::::::::::|:::///>、 _.    ∨! /  ∨__{_|_/
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    /::/::/ ''' 、   \!:::       /  /!
     {:/l:/  ,   ``  \      /  / |

150 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 16:07:11.61
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎-◎― ;)    ボッ、ボクはDOSK-3ドェースッ!     
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ     
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ

151 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 16:11:17.32
  

                       __,. . .――: . .、
               ,. . : : ´: : : : : : : : : : : : `ヽ、.、
             /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: 、
              _/: _,...:――---_、: : : : : : : : : : : : \:.、
            r/ィ{: :{:::::/イ´ '¨´     `ヽ、: : 、: : : : : : : ':,:ヽ
          」、/: : : _∨              \:',: : : : : : :.:|: : :.
         {//: : : >´        ___    \: : : : : : |: : : :.
         ∨ : イ´        ´    ̄    | : : : : : | : : : |  
         | : : |                ,=≠ミ、 | : : : : : | : : : |  
         { : : |  ,. ⌒         / ん爪 } | : : : : : ト、: : |
          、 : { ´  ,.==ミ、      ∨ーソ  |: : : :.:|: | l}: : :.   やっぱり・・・
             、∧  ,イ {笊       `¨´   }: : : : |: |_ノ: : :|
           {: ∧ ゝ 弋z〉            /: : : : :|: |: : : : |   
           |: {: :ヽ      '         ,: : : : : :l|: |: : : : |  
           Y: : : :.              /: : : : : : ∨: : : : :.
            、: : : : :.     vっ    ,: : : : : : 、 : ヽ: : : : :.   
            } : : : 人           /: : : : : : : } :_: }: : : : ::.
            |: : : : : :|:>: . . _    ィ/: : : : : :,  ´   `ヽ、: :.    
            |: : : : : :|: : : : : ∧`¨´ /: : : : :/         ヽ:
            |: : : : : :|: : : : :/: : 、 ,': : : : :,           }: :.
            |: : : : : :|: : : : ,: : : :〉 {: :/: : :{           |: :
            |: : : : : :|: : : : {: /  |:/: : : :|            |: : : :.

152 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 16:15:15.43
  

                       __,. . .――: . .、
               ,. . : : ´: : : : : : : : : : : : `ヽ、.、
             /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: 、
              _/: _,...:――---_、: : : : : : : : : : : : \:.、
            r/ィ{: :{:::::/イ´ '¨´     `ヽ、: : 、: : : : : : : ':,:ヽ
          」、/: : : _∨              \:',: : : : : : :.:|: : :.
         {//: : : >´        ___    \: : : : : : |: : : :.
         ∨ : イ´        ´    ̄    | : : : : : | : : : |
         | : : |                ,=≠ミ、 | : : : : : | : : : |
         { : : |  ,. ⌒         / ん爪 } | : : : : : ト、: : |   えっ?
          、 : { ´  ,.==ミ、      ∨ーソ  |: : : :.:|: | l}: : :.
             、∧  ,イ {笊       `¨´   }: : : : |: |_ノ: : :|
           {: ∧ ゝ 弋z〉            /: : : : :|: |: : : : |
           |: {: :ヽ      '         ,: : : : : :l|: |: : : : |
           Y: : : :.              /: : : : : : ∨: : : : :.
            、: : : : :.     vっ    ,: : : : : : 、 : ヽ: : : : :.
            } : : : 人           /: : : : : : : } :_: }: : : : ::.
            |: : : : : :|:>: . . _    ィ/: : : : : :,  ´   `ヽ、: :.
            |: : : : : :|: : : : : ∧`¨´ /: : : : :/         ヽ: .
            |: : : : : :|: : : : :/: : 、 ,': : : : :,           }: :.
            |: : : : : :|: : : : ,: : : :〉 {: :/: : :{           |: : :.
            |: : : : : :|: : : : {: /  |:/: : : :|            |: : : :.

153 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 16:55:46.28
              弋 ∨ ::::::i::| /}|  :i|       i::|  i ::::::::i:::V:|
              く⌒7'^7 ::i:::::レ')//   i|      i孑¬ ::i::::|::::i::|
             Y乂/::::::i/ ///‐-、八     / i:| │::i::::|::::i::|
                乂/::::/ ///   _   \      i:| │::i::::|::::i::|
              |/  ∠/゙7斗矣ミ      ,,.斗=ミ ::i::::|::::i::|
              '´  /   爪 トJハ     \″ リ  |:::リ ::|::::i::i
       __,  ´         /i从,,乂ソ    ,    ///|/|i::::|::::i :i   女武将山本五十六参上!
     / /    __ノ  ..ィi::::::i∧\//            八リ::: ::: i:::i
  ___/ /     >=¬'T爪::小:::::::V:`=-    ー   ′    /: ィ::::i:i ::i
/    /     /〉   八|\:|:: \;:V::::ゝ_         イ:::i::i :::|:i::::|
    : /   /': :I     \从::::::ト::\:::::≧=-  _  <|/| ::i::i :::|:i 八
   . : I  /: /: : L.. -――--|\「i::::::L>く人     / /| ::i::i :::|:i::::::::.、
   . : |イ: : :/: : : |  i       | :::i::i::::::|〈.  `、\.   / / :| ::i::i :::ドミ::::::::.、
  : : : :j∨ :/: : : : |  |: : .   | :::i::i::::::|        \_/ /  | ::i::i:::リ  _>、:::::.、
: : : : : : : ∨: : : i: :|.: : .| : : :  ∨ ::::::i :::リ、  \  \/ /   :| ::i::i:∧ /  \:::.、
: : : : : : : : : /: : i: :|.: : :| : : :\/ :::/ ::: ∧ =ニ二二二二二ニ=| ::i::i |)∨    ハ::::.、
: : : : : : : : : : / :i: :|.: : :l. : : :∨:::://::::/ト┘             | ::i::iハ__〉   /  |:::::::.
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: : : : : : : : : :.|: :.i: :|.: : : :.:∨:::://::::/l |           / | ::i::|─ヘ、 /   / |:::::::::i

154 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 17:00:59.42
         ヽ、
           ヾ  _
         _, −ヾ:::::::::::::`:. .、
       ,''゙´7:`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
     /  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`.
       /::::::::::::::::::::::孑ヾ:::::::::::::::::::::::‘,  
       /::::::::::::::::::::::i!¨` ',:i丶:::::::::::',:::::‘,  
      ,'::::::::::::::::::イ::::| ,-ヾ!‐_\:::::::}`:::::::',
      {:::::::i:::::::i!:ハ::::!    ん心 i::::,′ヾ::::ヽ、   
      !:::::::、:::::|´,.`     r'i::り }::/:::i:::::::トヾ、   わー すっごーい!
      ヽ、::ヽ::::! r'ハ       j/:::::i:::::::,、
        ',::::`:i! ` ¨ 、     |:::::::!::::,′`   
        丶::::::',    ,  -,  !::::ノ圦   
         \::::\  ヽ __/ /j::/::/ `  
           \::::ヽ丶、__/  i:/:ヾ
         _-―ゝ:::::i!、. '\  {ヽ、  
       /.:.:.:.:.:.:.:.:.:\!.:.:ヽ /`丶}^ヽ、__
       i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:ヽ ヾ.;.;.;.;.;.;}\丶.:.:`丶  
       |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:ヽ \.;.;.;j  \ヽ、.:i!  
       !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:ヽ  ヽ.;;\.  \.:、!
       ',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:ヽ  ヾ..ヽ.   ヽ:ヽ
       !.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`、.:.:.:',.  i.;.;\  ゙ .:.i
       i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:、.:.:i!  }.;.;.;.;i   .i.:i
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       .}:.:.:.:.:.:.:.:.:,.'i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、.:i._  }.;.;.;.;{ _/::|

155 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 17:08:56.65
           ...  ------  ..
        . イ´          ミ 、
        /          /´     ヽ\
     '           /イ        ハ. \
.    /        .′   ィ:′ ノ    }  ヽ
    ′  ′     l  .//: /}    |  ヽ i
    i   |     i .:/ ,./:ムミ|   , ム.L i }
    |    |      |...;//イ   j  /}′}i: |i
    {    .:{      |:/ /斗=ミ/,/ /}ム=y}} ||
    |:.   :::   :.   |  〃{:::n}ソフイ /' {:n}ハノi
    i:::..  :ハ i  :.. :|  ヘ. V..ソ     じ'{:..... |
   ∧{::::.....ハ{、 .::::.. {          , i:......′
    {\::{::....∧..:::从              ノ:. /   ほほう
       ヽヽト、:ヽ..: トヽ        )ー ,.イ:./}′
          ヽハ:.{    .._    / }/
          ,ィ{ー 廴__   {  ̄ ´  ノ  
        /:::::\   `7ハ  
       ,ノ   ::::::\ / {{∨\
     ノうミ 、     ::\ |∨::  ト、
    /__  // \      7ヽ   |ヽ》、
   /´  ̄ `〈 ヽ  \    / {{ ハ_} {ハ
   {     ∧ 、  >‐ '  ∨; {  {{ '.
   |     ハ \   __,. ャ {:/ヽ ヽ }
   ∨      ヽ.:.. \ `¨ー’ /  二j  VYヽ/:{,ィイ
    V      }:::  ヽ  .′  丶〉ハ{:,:} : }:.ノ/}
    }     ヾ{:::  ....::i:::: i    r 〉} :}:.'{_ノイ  ハ
    {:.    ::.. ∨.::::::::::::: ,{   /イ::「`<   __ノ ノ
    ∨:.    ::. {:r‐y'´{ノ   ノi:::::ハ   7´ー ´)
      V:.   ..斗/ / ハ  ,.イ:::}}::/:∧ と二 ブ

156 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 22:02:29.99
                   _
              _,..../: : : : : :`ヽ、
               ,. :/〃: : : : : : : : : : : : :ヽ
          ,. r///: : _: : : : : : : : : : : : :\
            /:/ィ'´:{: : {::::,..>―- 、: : : : : : : ヽ
         ,<//!: : _- '´         \: : : : : : : .
           ;://: :イ                 ヽ: : : : : ::.    
           |:l{!: : /  ___       -―‐- 、∨: : : : :}
           |: i{: :{ ´          _  |: : : : :/     
           |: :Y! ,ィチて_       T _ヽ !: : : :.j!  がんばりませふ
           |: : W   弋)ソ       ヒzソ  j!: :/: ハ       
           |: : :|rハ         `        j!:./: /: i        
           |: : :ト、ム         _,     j!:/:.イ: : :.       
         /: : :|: :.`:ハ       ̄       /:イ: : {: : : :.
          /: : : :!: : : : :>        イ,:/: : : :|: : : : .     
       /: : : : :|: : : : : : : /! ` - ´ |、: i/: : :.:.:.|: : : : : .
        ,: : : : : /: : : : : :/ i!     W!{: : : : :.:|: : : : : : .    
.       /: : :/^!ー--/   ヽ   / / ̄`ヽ:.:.|: : : : : : : : .
     /: :/  !/l//{     \/  / {    !:.:|-,-、_: : : : : .
    , - /    |/|//|      ,介、  {  、  }: :!/  ∨: : : : :.
  /´   /    |/|//|       /|O| ∨rl/,`¨´/ ,{   ∨: : : : .
  {       \  |/|//i     / | | /   `ヾ' ,イ ヽ  \: : : :.
{⌒!      ヽ.|/|//|   / { | |{  o.     Y  \   ∨: : .
\           W//!  //ハ. j,ハ.       o }:|    \_,ノ: : :

157 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 22:07:49.27
                         , ^',
                      _ {{ //
                   , ::':::::::::::::::ヾナ−‐、
                  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
            f^!∩   /::::::::::::::/i:::::::/`^ヾ:::::::ヽ
            i .|.i |   /::::::::::::::/ i::::::|  i!:::::::::::::ミ丶
         ,'^r´i .il !  ハ::::::::/:::!¨`i::::N⌒゙ !:::::::::::::ヽ、
         { _j._}  `/〉.И::::::i:ィ⌒ヽ\| ィてj !:::::ヾ`¨  
         '、     /  !:::::::N   '   ゛ ´ ヘ:::::::\  はい!
          〉  /   ヾ::::!   {゛ー ァ "" ,_/'ヾj''゙`
         /  /     __゛:j\ ` 一'  , ≦ ゙ヽ、  
          /  /    ∠ 、 `  ァ‐  7゙´/ ̄  ‘,
.         /  :. , -‐ "´   } / j  ,r' ̄  , '    i
       ,'    ,…ヽ.     !/   ,--、,‐,ュ     }
       ,:    /   }    _丿ー='/  r⊂ニ }     !
       {    ,. -tj  /:::::::::::::::{   ,:一'.     }
       ` 一'    ∨/::::::::::::::::::::::ヽ   、 ト、    {
             /::::::::::::::::::::::;:::::::::',  ',i  `ーt'"´
             {:::::::::::::::::::::::ヽ、:::: ,  ヾ   iー、_ _
               `丶ミ::_::::_.:::::::メ゙‐:::゜   ヽ  /   /::::`丶、
                i  ヽ、:::::::::::::!   j. ./  /:::::::::::::::7ヽ
                i    }:::::::::::::::ヽ.__/  /::_,::=≠: : : ',
                 !    ゝ、::::::::::::::::::i    /: : : : : : : : : : : ‘,
                 !   _,孑一―‐一\  /: : : : : : : : : : : : : :i
                \/  ヾ: : : : : : : : : `¨: : : : : : : : : : : : : : :}

158 :名無し三等兵:2016/07/03(日) 22:09:01.87
  
 
.   , -、  _
   / 〆⌒ `ヽ
.  | 卜i |/レヘリ
.  リ八j(| ゚ヮ゚ノ|  おやすみなさい
     くif丞{つ
     くヒ士|>   また会いましょう
       しU

159 :名無し三等兵:2016/07/04(月) 06:51:36.35
     / : : : : : : : }   { : / : : : : : /: :/: :/:../: : : : : : : \
      |: : : : : : : :/  ノ ′: :.:/: : :/: ://: :/: : : : :|: |: : : : ヽ
      |: : : : : : : ′  〉!: : : : ′:./ イ │/|: : : : : |: |Z.,: : : : :.
      |: : : :..:/.ハ,_/ :|: : : :|: : / 斗--リ│: : :|: ,|: | ⌒', : : : :.
      |: : : : :|: : :{: : : :..|: : : :|: :   .斗-=ミk|: : : j/ }/   |: : :..| i
      |: : : : :|: : :.、: :..:.|: : : :|: | .イ|:r{(__,  乂: / /__⌒' |: : :.:| |
      |: : : : :|: : : : 、 :_|i: : : |: |  弋辷ソ    (  斤_ j: :..:..|ノ
.     /:.: : : :..|: : : : : / 八:..:..|八 、、、       弋ツ } .: : : : |
    〃}: : : : ‘。: : : :.{./  }:.: |            、、 /: : : :j|   おはー!
   / /: :/ : : :.‘。:.|: : 、   V八            ′ー=彡: /} 八 
    〃}|: : : :|: : : | : : : ーt \{      「 ̄ ̄ 〉   /ノ// ′ 
   /   |: : :/|: : : |: : : :|: :.} \      、____/    ′ /イ   
      l |: : { ′: :.|: : : :|:.:_|  丶          /     
      リ\/: :j: : : : : :../ \     ..,,__,. イ |
       . : : /: : : : : :/     丶    /: : : : :.:.:|: |
      /: : :/ }: : : :.:/\      ー〈\: : : : :ハ:.{
       {_;. '´ ̄ ̄ ヽ \     / } ∧: : / }ノ
    /   \ \   \..\「三三≧r=≦三}く
             :,  :,   \ ヾ三三ニ{ニトニ三} `ヽ、
  /           }   }      \}三ィニノニ\ニ\  } ト

160 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:13:57.72
               /ヽ v1
             |Y ゝくY :!
             | |Yゝク  |
            f三 へ三ニト
            {ゝ二 二kミ!
            | ー 一 Y
            U、 ー ,U
           >'1ミ二彡^ヽ、
          /  个 ー イ 彡ヽ
         /  i  ト/ミy@┬ ヘ
         /| ̄|ヘ / ,h  /| ̄ |
         7|> '  /n `タ._k  |
         ゝ _ /彡イ `〜 、...,,_}
     神霊上に在りて照覧し給ふ。
     他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、
     省みて我が誠の足らざるを思ふべし。
     身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。
     行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。  (戦陣訓)

161 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:20:13.50
                   _,、-―‐- 、
                   //`: ヽ――- ミマヽ
               __/:: /: : : : : : : : : : : : :  ̄ ̄`丶、
                / / ̄: : : : : : : : : `丶、: : : : :\::\丶
             /: :.//: : : : : : : : : : : :ヽ\: :\:ヽヽ: :ヽ
           ___{: :/: : : : : ',: ヽ: : :\\\、:::::.:ヽ: ヽ\ヽ
             |/:::〈:Y:/: : : : :.:!、!ヽ:::\ヽ: ヽ>_¨`丶:\:ヽ',|ヽ   日本
.        --===〈:.|:{:.:|: :|: : :| |,.-=\:ヽ\:Yfら`ヾ \|ヽ! !   
.           //::::::::ハ|ハ :!: :!: : :l'| ,ィうヽ`ヽ\| ゝ┘ {ヽ: :{    
            //::/:,':ヽ',:|ヽ|V::! -{、マ>      、     ;/: : ':,   
.          !;' | / :i: ::::::\;|-ヽ、         '_,    八: : : ヽ.
.           l' !':.:.:i ::::::::::|:ヽ、ゝ.      <  /   ハ::::',:::: : :ヽ 
          |: :;:j ::: : : l::::::::`ーへ          ,イ::::::::',:',::: : : ヽ 
            i : / ::/ : :j::::/::::::::;::::l   丶 、 _ ,.イ: i::::::::: ;::':,::: : : ヽ
          /:/ :,:' : : // :::::;:'::::リ__     i::::/:::/:::::::: :|',:::iヽ: : : :'. ヽ
            /:// : :, '::::::::::::,:':/ ̄  `丶、  ト、::,:'::::::::::::リ }::} ヽ: ',: i  ',  
        // : :/:::::::::::/∠-==-:.、  `丶ヽ`ーァ;;/./:/   }::::}: |      i
        / : :./:::::::::::// ̄:. :. :. :. :. :.`¨ヽ--\/:. :. :.`丶 /:::/ /  !   i
.     / : /:::::::::::/:::/:. :. :. :. :. :. :. ヽ:. :. :.\ヽ{{ミ}\:. :.',:. iヽ'"ヽ    |    i
.    /: ,. : ':::::::::::::,::'::::: //`丶、:. :. :. :. :. \:. :. ;.\!}}\}:. :.∨}ノ  ヽ   !    i

162 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:21:50.70
                |:〈\::\ -───‐- ._  -=ニ7
               _|::ノ  \:;>¬ァ^⌒ <_/`て::|
              /::|::Ζ / ::::::::::::::::::::::::::::::: \_Ζ::|
            /::::::::|:::ア:::::::::/ ::::::::::::::::::::::::::::::: く ::|
.             ,:::::::::::∨:::::::/::::::::::::::/::::::::::::::|:::::::::::∨
           | :::::::::ァー:フ :::::::::::/:::::| ::::::::::::::ト、:|::::::::::.
           |::::::::::|:< :::::::: /⌒/|::/:::::::::::|⌒ ::::::: |
           |::::::∠二::::::ニ斗チ≪/イ:::::/:/厶x| ::::::: |
.             | ::::::::l:::厶イ《 r{::J 〈/|/ r{J 》 ::::::!:|
.            | :::::: |::::::::::|  Vツ      Vソ 厶イリ
              | ::: (| :::: 八  ::::::     , ::: 7 ::::|
              ∨::::::::::::::: 「\             |:::::::|
              |::::|:::::l:::::: ト .     t‐ _ッ   人:::::|     おはようございます           八:| ::::l:::::::|::| 丶、     イ│::::::|
             / ::: |::::::::::::::リ    ーr< ::::: |/|::::|
.            /イ::::::|:::::::::::::::| ̄\   |─-、::∨ :|::::|
.           __|;;;ノ|:::::::::::::::| 厂 |  乂 /\〉_]:::リ

163 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:23:10.84
 
                     .....-──‐-ミ
                     ,..::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
               /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
                  /.::::::::::::::::/.::::::,.:::⌒:::::::::::}::::::.
              ,.::::::::::::::::::/.::::::/.:::::::/.:::::::/.:::::::::.
              i::::::::::::::::/.:::/.:::::::/}:::::::/.::::i:::::::|
              |::::::::::::::i|::::::::::彡く  /.:::∧:::::|:::::::|
              |::::::::::::::ilf^テ斥   //⌒∨j:::::::
              |:::::::::::i::i| Vり ヽ/ rテミk |:i|:::::::|
              l:::::::::::|个  ─ ^⌒V ヒン  刈:::::::|
        ( ヽ _ ノ:::::::::::|::|      ,   ーイ:::| :::::::|i
          j/ ヽ::::::::::八:>.、  - ,   /i:|::::l::::::::ハ
        {   二 )::::::::::::::|::i \   .. <::仏イ:::::; ′ノ
          ,   二 ):::::::::::∧|    ̄/ー 、::::::::厶イ
        _∧  xイ:::::::::::::::.\    {寸  ¨≧=─ャ=ミ
         /....∧  ヽ::::::::::::::::::::.ヽ⌒ヽ,|       /.....ハ
.         {..i...>〉   }::::::::::::::::::::::|    |    / |...../.....}
.         |..∨ 〈   /:::::::::::::::ヽ::::}    |     / |.../.......j
.         |....|   ', /|\::::::::::.∨   ノ   , ′ |./......./|
.         |..イ \ ∨ | \∨i:::::::}\/   /   ノ....../...|

164 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:24:05.69
 
          ,..-'''´ ̄`'ー‐-.、_
         /          \
       ,.へハヘノ\      ノへハヘ.
       /⌒V^v⌒^ r-‐、 、'⌒V^lハ
       |      , |  | r!、    :l
      / ,.    , ,∧、| _,.レ-_;ト、_  ::|
       | :トi: .  i├__lハ!  '´{゚i,lヽ V^i::|
      ヽ! |: .: .:|,ペi,}`     `´   「ソ::!
         ヽ!、::ヽ. ´ 〈!     /´::/
          `!::ヘ、  <ア  イr'V′  
            Vvヘ>;、._/__ト、
           _,r‐‐「`'r-r'´l  |_
       ,r┬‐'´:|  ,ノ /_::l  l_, `ー、_
      ./  l ::i:::(__/  | :::〉´ l   /:\_
      /   | ::::/    ! :/   \ |: :i :/`┐
     .|  _i:V´    ヽY     V :/:/   |
     .|.r',ニ \ー、    ,ノ``' === \/ ,. |
     |/,.ニ、   l l    /    ,..-‐// /
     / ̄ : :}  | l.  ー|    ,/    |/   /
     | ̄:|: :.|  {:┼-‐'^>´ ̄:7:‐-:、_/'   /
     l| ::|: :i\ .`rr‐、:ノ´ ̄l`ー-、/ ,  /

165 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:25:21.32
 
                   ,. . . . -―-. .,  
            ,. 'ヾ丁ヽ'´: : : , -―… 、: `〃⌒
             {/ リ: ハ , '´: : : ,,..:::ュ: : :ヾ/-`‐ 、
             乂: : レ'/: : : : : : : : : : : : : : : :=-: : :ヽ__
           /: : `¨, ': ://: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V:ヽ
   __     /7: : : : /: :/ィ: : : : //イ : : : : : : : : : : : : : :ヾノ
  /    `  .,  `ヽ.; :/: :/:.:i: : :/ .//.||、: : : : : :,ィ: : : : : : : :'.
 {        \ /: :7: : : : :{: / \_リ リ !:|: : /:/ |/|: : , : :|: :.ト、
  ゝ         、: :i: : : : : :VィF守ミー  リ: /ノ 〃/: /: : :l: : !  
   \         ,:.|: : / ̄`ヾ込!/}   j/  -‐七'/!: /|: /
    \       !:.!: ,′    ゞ- ′     x==ミ /イ レ'! レ'.      やー!
      \     |:.i:/       !     ,     /: : : :|'′
       '.      |ソ     , ′  ゝ.._    /: : : : :ハ. 
        /!      _  /、 \      ,ノ: : :/: : : }
        /  ‐  ´     `ヽ:ヘ__ ` r‐r::::´::::::7||: : ::,ィ:ノ  
        {            }:::ヘ`ヽ ‐|:::::::::::/::リ):,.イ '′
.        }       __,,......ノ\:ヘ___/::::::// ´ |     
        .イ      ̄    } \ヽ:―:-‐'´イ l | .|、 
      八         ,.イヘ   `ヽ;;;;;r'"/   ! / .| !
       |:|::ヽ    _,. '´ |     、_O_}/    !/    〉
       ∨::{          ,ノ    |l.:.l|     l    ノ::、     
.      Vハ.}   ,. -‐ '"j      |l.:.l|      l__.../::::/::〉   
       \ゝ..,__,..ィ´      .|l .:l|    j_;:::-‐'::∧. 

166 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:26:32.05
 
            ,'  !//  /   !     i ト    ,  V/ ノ
            i  ∨'  /   ,' /|       ハ !-, 、  ,  , ̄ \
             > 、_,'  ,'  イ/‐!    / リ ', ト i  i | ハ`ヽ
            /,  ,   ,  ´ハ′ !ハ  , '  ノ  レ′i    ! 」‐ ┘
          /イ  / !    ,'      ! N    _  .| |  | !   
            ー- 、|  |   ! _二 リ    ´ ̄`ミj j  .| |           
         __    '|  |∧ !ィ''" ̄ `  ,      ムイ   .| |    
        | ||    |  !′ゝヽ         :::::::: /   リ |      ほらっ
       | ||   /|    { , ::::::::  r  ⌒     ,  /∧.!       
       | ||   | !    |`ヽ     、 _ ノ   ィ  / リ
         ̄ ̄  _ |/!/\ 「ヽ >   _    ィ ムイ              , -、
     _rfヽ「ヽ ( 丶- 、     ヽ/L rv 、/j     ! ヽ- 、         / / , - ニミュ
    `ーヘ ヽ \ _ ヽ     ィ´ ヽ f      〉 /  〉 、       , '   ̄ ヾ//ソ
       >ヘ  ´    ハ   / 、   \!     / /  /  ヽ    /   ⌒ ´ /´
          > -r 、   ', /   >  _ヽ   / イ /      ハ  ,'     <
                |     ∨  ',       ー ' ̄       /   i ,    7´

167 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:31:11.16
                /::::::::/::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
               /::::::::::: ′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
            /:::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::、::::::::::::.
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          イ::|::::::::::::::::::|  ::::::::::::::::::: i|:::::| ::::::::::::::::|::::::::::::::::::::}::::::::::::l
        /ノ::::}:::::::::::::|:::|  \::::::}::::i::::|:::::| ::::::::::::::::|::::::::::::::::::::|:::::|:::: |
        ⌒ |:::::| :::::::::::|:::|,/´ ` Y√::}::: | ::::::::::::::::ト::::::::::::::::::|:::::|:::: |
           |:::∧:::::::::::iヒjノ斥ム⌒ ≫丶:::}::::::::::::::::::|  ::::::::::::: |:::::|:::: |
            :::::\::::::::{  ´ Vリ,,. }′ |:::i|:::::::::::::::::′ 、::::::::::: |:::::|:::: |
           、\〉xrヘ`   ´    i|:/}::::::::::::::: }  ∧::::::::: |:::::|:::: |
             \  У        }/ ,::::::::::::::::iト-.′:::::::::::|:::::|:::: |
                く           / :::::::::::::::::ハ:::::::::∧:::::|:::::|:::: |
               ::.、 _,.   フ  ′ }::::::::::::::,′ ∨::::::::\:{::: |:::: |   そうなのねっ!
                  j/:\ `  ´     :::::::::::::::′,xrヘ::::::r==xr=ミ{
               / |::::::\     <l:::::::::::::, ´   ∨乂_,イハ==イ
             /--──丶-イ:::::::::ノ::::::::: ,′    へ:::::: |{:::ヘ:::i{
             イ ⌒   /   {∨⌒ :::::::::: ′ /  斗 公x{j::::::}i :|
          /     { 「`ヽ 〉ヽ∨:::::::::/ /  / /´    ヘ::::::|::::

168 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:34:12.19
                                    , .ィ: : ̄: :`ヾi┌─‐┐! !
                                 ,. . イ: : : : : : : : : : : : \ヾ: :| | |
                               /: : : : : : `ヽ、、; : : :..┛┗ :\:.i | |、
                            ,.孑: :./: :.∧: : : :.ヘ  \:. ┓┏: : :\i:!:.ヽ
                             //: :/: :./   ヽ: : : ヘ__,ノ∨\: ∨: : :ヽ: : :ヽ
                               //イi: :|: : :i    ハ\: : ! γ⌒ヽ V:∨: : : :ヽ: : ヽ
                           /´ | :|: :!: : :!  ,ノ   \!イ     ∨ハ:、: : : ヽ: : ヽ
                              | :|:ハ: : ! ´ ___             リ V:ハ: : : :.ヽ: : :ヽ
                            }: !; ; ;\! イ⌒` ヽ     _     !リ:::!: : : : : ! : : : :ヽ
                                | :!: : : :!:ヘ        ´  |    ハノハ: : : :l : : : : : :\
  ___      ____∠⌒}              |: ヘ : : :Vヘ     く      /  /ノ /  ∨: :.l: : : : : : : :.:\
く(     ` ー < /   イー-- 、          |: :.ヽ: : :ヾ:.ゝ、  丶 __ /  /厶、   ∨: ! : : : : : : : : : :\
   ̄ ` < __../   /?一   ヽ           |: : : :\: ヽLrooュ,        , ' ,′ }     }:.イ:.: : : : : : : : : : : :\
        〈   〈r───ュ   ヽ       /: : :γ ´ ̄` ヽ冬、`>  -   ,'  丿    ノノ ヽ: : : : : : : : : : : : ヽ
        ヽ   l  r──孑   ヽ、、    /: : : .'       ∫:..:.. `ヽ   /           \: : : : : : : : : : : :ヽ
            \l   l  孑´     `ヾゝ  /: : : ;'        ∫,:.:..:..:.: \ ム、               \: : : : : : : : : : :.ヽ

169 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:34:57.76
        |  > /  ,/ /  /、j」i/`!      ∨
         | /  ,' / 〃 ,/ / , /    ̄|       ,
        く.   |/ // 〃/!/i ,'     j / | :|   |
           j \  |/1|/_i厶|斗l‐'   V/ l. ,1 /     ト、 _
        ,   `ーァ'j  _   l'    / ヽ|/ |/ | }   ! \
         / ノ   /1 ‘´ ̄`       __/ \ /イ /  '    ヽ
.        //     〈.r|          ‘⌒ヽ、 ノ1 /   ,∠
       ,/     }  ',.|        i       fう 厶/`ー ´ 
.      / __  /   ハ.     l … --┐      /.7
     / /   .V'   /  ヽ   |    ,'     ,/>/   .  |
  _/ ̄{.   }  /   /ヽ ヽ _/  ,. イ二. イ      |
/  /  ヽ - イ  /   /7  \__ ... - /´ |  |    |  |
i   |‐ ‐ {/ '、`¬-'^{ ` …-  ...__/、  |  |    |  |
.',.  ,    | {   ヽ、   \         /  |  |   |  ヽ
. ヽ  ヽ_ j 入 ___ }            /\ ___|_ |     |

170 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:36:47.91
  \       //: : : : : : : : /: : : :: : : :-= 二._/    /
.     \    //: : : :/: :/|: ;ハ:\: 、 : : : <´/    /
 \    \ 厶:-:ァ: :./レ'⌒ j/  \ト、}\:ヽ: : \
   \    '{.: :/ : / .,,.__`    ´__, /ヽ}∨ ̄  /
        ∨ イ |:〃゙ ̄`     '⌒ヾ{ : :j/    / 
     ヽ   マ:j! ´´´      ´´´ ; : /   /
          Y }   /  ̄ ̄}   j∨    /
        ∧  ./:ハ.   {     ,′ 人:ヽ.  /
.      / ∧ /:/ 丶、 、_ノ  /  \`く\
  ___/_厶/; '   \_}>ーr<      >:ー-=:ー‥ ニ二 : 丶、
/-─ァ──: ‐ヘ    .}|丶、 ヘ.     / /: : : : : : :\    `ヽ: \
/: : /: : /: : : :∧    !|    ヽ  ′/ : \: : : : : :.\     \: ',
.:/: : /: : : : : : : :',   /{_    _)、{ /: : :\ \ : : : : : \      )ノ
: : :/′: : : :/: : ∧ /   {>ッ<}  ∨: : : : : :\: \: : : : : :\  ´
:/ / : : : /: : : :/: :ト′          Y: : : :'; : : ヽ: `丶: : : : : ヽ
  /: : :/ : : : : /: :/.';            }: : : : i: : : : : : : : \ : : : :i
. /:.:/: : : : //: ;.': : !   .:::::.:.    .:::::.:.;′ : :│\: : j\ : : ∨\|
/ :/: : : : / .//: : :│=-          〈: : : : : ! ハ: :|: ヽ: : i
: /.: : :/ /´/: : : : } _        {: : : : :/ /: : i:│   ';.│
/|: : :/     /: : /: :ノ          │ : : / /:/ |:ノ    j:ノ

171 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:37:32.47
                  _,,..-‐v―‐--、 , クヘ
               , =、/:::::::::;:':::::_:::::::::<<:「`ヽ、
               l〔冫:ヾ‐:::::::::::ヘ:::::-、:::ヾヽ :::::\
             冫:::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::::Vノ/:::!:::::::::::ヽ
             /::/:::::::ト、 ::::::|\_::::::::::::V、__!!、::::::::::ヽ
               /::/!:::::::;L_\::::l ´>=、:::::::lr'rニ1!::::::::::::::ヽ
            {::/::|::::::::レ,=、\! ヒ'_ト、:::川jレ,ハ:::::::::::::::::ヽ
           ∧!:∧::::::ハ,ヒ〕      lVベラ´ ';:::::::::::::::::ヽ
           /:::冫::;ヘ::: ∧  ' _ _,   ルく    !::::::::::::::::::ヽ
           /::::::::: /::;!ヽ{_ > 、_  イノL`ヽ   !:::::::::::::::::::ヽ
           ,' ::::::::::;:::::!       ,r┘‐‐ ' >、_   l::::::::::::::::::::ヽ
           / ::::::::::;::::::!  ,.-‐ <,ム、  /´   ヽ  l:::::::::::::::::::::ヽ

172 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:38:11.55
         ,. ──--、- ...,_   ∠....._     ` 、
         ',       `  、 ̄ー- .,__  `` 、    \
         ヽ         `>、  `` 、  丶.    ヽ      
          \      ,. ´   ` 、    丶  \    ',         
            \   /        ` 、   \ \   lヘ/`` ‐- 、
              |\ /'/ /  ∧      \   ヽ  ', |/ _     〉       ,. -一 ´ ̄|
             ノ   | //.  .イ,ニ|'`|∧l )ノ-ヽ、   ',. ∨<__      /      /        |
           /|   レ |' |イレ|`ト'l   ノ′.'7ヽレ\  〈.∨'\       〈     /    . .::::--─┴¬.
          / l  /   l | '┘   ./`´〉.  >、〈ヽ ト、_       ',   /      ______\
        /   .∨ .|   / ,  '    `` / / /|. | l lヽ\ ̄ヽ    / _, '  _,...-‐ ´ ̄
       /     ', |  , '  \ `´    / /二-' ' ///  `` \__/ニ -‐ ´
     /       ∨ / /|∧  \__ ... ‐/ /     _/\.     \\__,. ' ´ ̄ `` ーァ
    /      _,.-‐''''/ / || |    ,.|,∠∠  ,.-‐ ' ´   `` ‐-  _,.>--─=ニ二、\  /
   /      イ::─/  /─'::┴-///   ∨_                     \|\|

173 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 07:39:01.17
                 __ __
           ,,. :‐:‐:´ : : : : `: .、
.            ,': : : :,:´:,: : : : i: : : ヾ
.           ,: : : :/: :/ : : |: |、: :、: :',
          i : |: :| : i: : : リ: | | : i: : i
           | : |: : ,:-:ニニ' : | iニ|`__|
            | : | : : i代リ` ̄代リ`i : |
.          | : | : : i .:.:.:.:  i :.:.: ハ: |
.           i: : !: : :ト、   凵@,.ィ′ |
         |: : |: : :|:| ` 、__ .ィ: :| : : :!
          |: : :i: : :|:!    |: : : |: : : |
           | : : |: : ム.    ヽ___マ: : :!
.        /:_,,-ヘ: : :ム      ', マ : ム
        ,,≦. . . . .マ: : ヘ__, -´',. マ: :ム
       ,'. . . .ヾ. . . マ : : )    _i . マ: :ム
        {. . . . . ヘ i!. .}: : :j‐--rrjニi . . ヽ : }
      |. . . . . . Yr'´: :ノ. . . 、クヘヾ,. ._. ',:{
.       ',. . . . . . |ゝ : {. . . . . . .}_i,イ . . . |:ゝ、
        i. . . . . . |. .',: : ヽ . . . . | | | . . . | : : }
.      |. . . . . . |、. j : ノリ. . . . .! ! !. . . .|:__ノ
.        |. . . . . . | ヽ.´. . . . . . . | | |. . . .|_
       |. . . . . . |   } . . . . . . . | | |. . . . .7

174 :名無し三等兵:2016/07/08(金) 21:33:35.20
>>1
     神霊上に在りて照覧し給ふ。
     他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、
     省みて我が誠の足らざるを思ふべし。
     身を持するに冷厳なれ。事に処するに公正なれ。
     行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。  (戦陣訓)

175 :名無し三等兵:2016/07/09(土) 08:25:53.83
110 :名無し三等兵:2016/06/30(木) 20:59:00.47
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }   おい土足くん。 君キンタマないだろ?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
     /.:.:`ヽ`ヾ、 ``゙゙゙゙゙゙゙´イ
 __,.. イ.:.:.:.:.:.:.:.\ `¨二二´ノ.;:.:.``ヽ、
.:.:.:.:.:.:.:i\.:.:.:.:.:.:.:.:.`フハヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.
牟田口廉也 閣下 

176 :名無し三等兵:2016/07/12(火) 19:18:28.87
>>1
            ,  -─-
          , -'´       `丶、
         /            \
        /                  ヽ
       /            _     ',
      l   -‐  --──-- _     |
      |  /`ヽ、    , -- 、     __,|
      |__, ===─i=r === 、_, -‐'{.トl|
     /f'il -=ユヾj  {.l にニ=‐}}    レ'´゙!
     ヽ_}ヽ '´ ̄  /  ヽ  ̄` .ノ     rj/
      l `=='/     ヽ= '      / おい土足くん。 君はキンタマもないしアタマもないな。
       l     /{,. -、_, -、j\        !
        l   /  /lllllllllll\  ヽ      l
        ! { llllllllllllllllllllllllllヽ }     /
         ',  '´  ̄二 ̄ ̄ `   /jヽ
         \           //  l
           | \____/ '´     !
        .__| |\ \_,. -‐'_, ‐i       }─-
   _,. -‐'"´ | |丑ュl | r‐'´  。 |    /
          \セヨ| | | 。 °/ /
           \_| ! -‐'´ -‐'´
             , =、'"´
   東条英機閣下

177 :名無し三等兵:2016/07/12(火) 20:35:38.43
                    __  _
                .....::::::::::::::::::::::::::::::::::....
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::\
        /:::/::::::::::::::l::::::::::::::i"\::::::::::::::::ヽ::::ヽ
        /:::/::::::::::::::::l:::::::::::l|  ヽ:::::::::l::::::::::::::::、
          :::::::::::::::::l::::::ハ::::::::::l::トx,,,_Y::}:::l:::::::l::::::::::,
       j::::l::::::::::::l::::::lノ\::::ト:l  _,,,_jハ:l:::::::}:::::::::::,
       {::::{::::::::::::lメ::l_ `〜゙ r'f笊~ミ、}::::::;ヽ::::::::l
       j:::::l:::::::::从,xf芒`    乂タ '゙ j::::/ }::::j:::}
       /l:::人:::::人j(_ゞタ        ノ/ ノ::::/jノ         神霊上に在りて照覧し給ふ。
        {/l::::::::\::::\     '     //::::::/::/ / 
        { 、::乂:::`''冖ー   t フ    ..::::::://     
           `〜\トミ个x。,,_  '"   イノ/
            _r‐-、 ̄`)ト) ̄   乂
           /て乂ニ\ ̄〜、 __`''ァ<フ┐
           ,;';';';';て〜ヘミx,,,___,,xィーJY;';';';ヽ
            l;';';';';';';/て__⌒L}/ ハ lr〜し斤‐┘;';';';'}
            l;';';';';'/;'‖;';Y j::j x个イ⌒Y;';';';';';';';';'
            l';';';';';';'‖‖( joj );'j!;'j!;';';';';';';';';';';';/

178 :名無し三等兵:2016/07/12(火) 20:37:56.93
                       ,z-、‐=ニミ 、  __
                   /  ̄‐ミ、-‐`: : ∨: ,ィ"´
                     /  /``゛`>: : : : : :ヽ
              _,、/   /: : '´: : : :/: : : : :、ト、:.\
         _ -‐‐=ヘヽノ: ::/: : : :/:/ ∨: : : :l :ヽ: :ヽ
       , <´      , ィィ´: : : ;' : : ;' :ィ/_,z-lト_、i : : : l : : i
   /´ヽ ヾ、  , イ´  {: : :.l : l : /_/||'"´'!´``i : : ;' : :; l
   |  ̄二、 l},/       ヽ: '; : l /__=、 ! ィ=ュ./: :/^i: :ハl
   '、     ヾ、        `ソ: :',"⌒ノ     勹/-ノ:/'
    ヽ       \      "´シ ',  ゛        l´: /
      \       `丶、_        \ ` ´  ,ィ |: /    他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、       ヽ       ii⌒``丶、   ヽ、__, イ´イ: l
         \       ll  〃/> -‐'イ  ,  |: :ヽ
             `ヽ、_     lレ'´ `丶、  /   !ハ、_ヽ、
                  >/ ヾ,      ´  ̄``/// /`ヽ
              ,. ´    r イ    f‐--― 二-‐'´    ヽ
           /      ', ト-__/ /。/ ̄ ̄      r   i
             ,'       ',l三://       ,ィ -=_,-  '、
             |           ',/。/         ,'  ̄  ̄` ヽ
            ',        '"             |  大       \
           ヽ、                ,' ./  ヽ     ヽ
              `l'''' ` --ヽ          / /     \       \
             l      `       //      \     ヽ
             |           '''´ /           ヽ     ヽ
               /           /           ノ'´ ̄`  ',

179 :名無し三等兵:2016/07/12(火) 20:42:02.28
                       ,z-、‐=ニミ 、  __
                   /  ̄‐ミ、-‐`: : ∨: ,ィ"´
                     /  /``゛`>: : : : : :ヽ
              _,、/   /: : '´: : : :/: : : : :、ト、:.\
         _ -‐‐=ヘヽノ: ::/: : : :/:/ ∨: : : :l :ヽ: :ヽ
       , <´      , ィィ´: : : ;' : : ;' :ィ/_,z-lト_、i : : : l : : i
   /´ヽ ヾ、  , イ´  {: : :.l : l : /_/||'"´'!´``i : : ;' : :; l
   |  ̄二、 l},/       ヽ: '; : l /__=、 ! ィ=ュ./: :/^i: :ハl
   '、     ヾ、        `ソ: :',"⌒ノ     勹/-ノ:/'
    ヽ       \      "´シ ',  ゛        l´: /
      \       `丶、_        \ ` ´  ,ィ |: / 他の栄達を嫉まず己の認められざるを恨まず、
       ヽ       ii⌒``丶、   ヽ、__, イ´イ: l
         \       ll  〃/> -‐'イ  ,  |: :ヽ
             `ヽ、_     lレ'´ `丶、  /   !ハ、_ヽ、
                  >/ ヾ,      ´  ̄``/// /`ヽ
              ,. ´    r イ    f‐--― 二-‐'´    ヽ
           /      ', ト-__/ /。/ ̄ ̄      r   i
             ,'       ',l三://       ,ィ -=_,-  '、
             |           ',/。/         ,'  ̄  ̄` ヽ
            ',        '"             |  大       \
           ヽ、                ,' ./  ヽ     ヽ
              `l'''' ` --ヽ          / /     \       \
             l      `       //      \     ヽ
             |           '''´ /           ヽ     ヽ
               /           /           ノ'´ ̄`  ',

180 :名無し三等兵:2016/07/12(火) 20:43:04.54
   >'´ /⌒Y::::::::::/:::::::::::::/:::::::::::;::::;:ハ::::::::::::::ヘ、〉:〉
  ∠_ ィ、  /〉:::::::/:::::::::::::::{:::::::::::::i::::}:ハ:::::::::::::::V:ヘ
∠ イ::::::\ヽ /::::::::/::::::::::::::::ハ::::::::::::i::::レ‐ト::::::::::::}__>:',
   /:::::::::::::::::∧::::::i::i:::::::::::ァ7⌒:ヽ::::j::::j   V::::::::::::! V:!
  ,::::::::::::::::::::! ヽ:::V::::::::::// ヽ::::::―┘ _ ヽ:::人__〉:}
  |:::::::::::::::::::j/\〉:::';:::::::// _      "⌒ヾ ハ:::i:::::::::!
  l::::::::::::::::::/ 〃:::::::i:::ヘ 〃'⌒`         ゙゙ {:i::::}::::::::|
  |:::::::::::::::::l\∧::::::::';:::::i  ゙゙゙       ′    j:j::::j:::::::::!
  |::::::::::::::::;'   ヽ::::::';:::}      r ´ ̄ }   丿:::/::::::::::i
  |:::::::::::::::j    ヽ:::::::::ト     ヽ  ノ  イ::::::/::::::::::::i   省みて我が誠の足らざるを思ふべし。
  ;::::::::::::::;'       ヽ:::::::}∧エ ー   二 <フフV:/:::::::::::::::i
  /:::::::::::::;'   ∧  V:::∧ ` \ヽ  // /_ ∧:::::::::::::,
 /:::::::::::::/ <>‐<>_V_エ_ー、_  ヽ//ヘ: : : :ヽ―ァ:::::::l
./::::::::::::::/   , ´   \     >ア:.[:]:.⌒:>: : i: : } く ヽ:::',
;::::::::::::::/  /     <      ヽ:.ノ:ハ:ヽ:イ: : : : :j / V::}
:::::::::::::/  ,′      } 7   /:.:./ ヽ:/! : : : / Y  }:::}

181 :名無し三等兵:2016/07/12(火) 20:44:45.53
 

       /               \      ヽ
.       /          ─-ミ     \    .
     /     {  \          \    ヽ   i
     ,′   ∧ {\ 丶       ヽ    :.   l
     | .::  /  .\ ` ー- ニ ー- --ヘ   .:|:.  l
     | :l:.  {__/\\  ´ ,.ニ..,,_   │   .:|:   l,
     l :l:   l    \    '''⌒`^   }   .:,ハ  八
.      l :l:  l  ,.ニ、 丶     :.::::.:  从リ.:./ヽ}     \
.     V{:.:、从 .'/⌒          ノ //(. /    ハ   身を持するに冷厳なれ。
.       ヽ ::、:.\ :.:::  、          / -イ     }   事に処するに公正なれ。
.         \\ ー-       -ァ      {:.:     ハ:}丿
.            ハ,    ー‐      / 从 } / 丿
             ノ个::....._      /    { / /
                {い{:.:.:≧ー--:r'       ∨
.               ヽ \:ト、 ー-|        />-‐    ̄\
                   /      __//           ヽ

182 :名無し三等兵:2016/07/12(火) 20:47:28.98
 
       「 ̄ ̄`丶、  _.. -‐=≠ ¬=─- .._
.       \   \)ハ.:.:/, -''"´ ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.. `丶、
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     / -─  イ ..:.:.:.:.: /.:.:.:.:/| :{、:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:..ヽ:.:.:.:. ,
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         l .:.:.:::| | .:.:.:.:.:.::|.:.:/ _」⊥   ヽ、 .:.:'⌒ ヽ.::|:.:.:.:. l
          | .:.:.:.::| | l .:.:.:.:.:|://  ヽ::、     ー-ニ..,,_ハ|:.:.:.:.:.|l
          | : :.:.:::l | l :.:.:.:.::l/   _,..,_ \    _ンヤラト、|:.l:.:.:.:|:l
        l.:.:.:.:.:::l l:| .:.:.:.:::| _,.ィfラト      トr':::リ }!:.l.:.:.:ハ:|   行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。 
         l.:.:.:::j从:l:| :.:.:.:.::|,/[_,)j心       ゞ-'゙ /リ.::/ j/  ,┐
.         ハ.:.:l:.:.:.::>ヘ :.:.:.l::|{;弋;::::ソ           、、 ノ:://j^Y /7_
         / .:.::l:.:.:.::{ { \:.:.:.::、´、、、       '    イ:i  / L/ / ,ハ
         ,゙/{.:.:l:.:.:.::ハ l、L \:.:ト、        -┐    八i / / { { / . l
         l {.:.:{:.:.:.:{:.:.`''ー-  _ ー-     (   ノ   イ::::::j/  l `ーL/ }
         {  \\:.{.:.:.\ :.::::r」 .._     `   ´ /:::ハ:::::{     /   /
   ノ ̄`ヽ-、    \ / ̄ \弌冖=≧‐- ..__ イ::::::/ ノ::八        /
  」 _ \_} \   /      マ\  / ̄ハ 「[,_ノ_/-─- .ヽ     ,′
  {_ \」 ヽ  ヽ  ,゙       ∨|\ r=‐-∨[/ ̄{{_\\ l    l
  { _\_}  {   ', |        } |o {{  -‐{_]    }}  }::::\ヽ|    l

183 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 07:04:48.70
                                -─‐-
                         ..:::::::⌒´ ::::::::::::::::::::::::::::`丶、
                       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::\
                       .::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:ヽ
                     /:::::/:::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::\:.
                       ::::::::i:::::::::::::::::::::::::|:::::|::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::{
                     |::::::::|:::! ::::::::i::::::::::|:::::|::::::::i::::::::| ::::|ヽ::::::j:::::ハ
                     |::::::::|/|::::::::::i::::::::::|:::::|\ ::::::::::|、::|´|:: /|:::i小
                    │:i :::: |: |::::::i:::::::八::::{⌒\::::::| \ィチY|:::i:::八
                   |:::i:::::::|: |::::::|:::::::::::iハィ忙ヽ\乂 Vソ │:i::|
                  |:::i::::: |八::八 ::::::::i:ト弋ツ      ´  ::::i::|
                       |:::!:::::::::::::::::::::::::::::八           〉 八|/ 神霊上に在りて照覧し給ふ。
                     |∧::::::::::::::::::::::\::::::.          /:::::|
                        \:::::::::::::::::::::丶:::>    ー ' /::::|八
                         ∨\:::::::::::::::: ニ=-  ,.__..イ|\|⌒
                         _>ヘ{\> .._{__\|__
                         /´.:: 二ニ=彡::.:´:://:.::./ ̄::.::.::.\
                       -=ニ厂::.::.::.::/::.::.::.::.//::.::.::.::./:.::.::.::.::::.::ヽ

184 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 07:06:33.42
         /: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : : : :.
.        /: : :/: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :', : : : ::',
          . : : /: : : : : : : : : : :/: : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :|: : : : : : ',: : : : :.
       : : :/: : : : : : : : : : :/: : : : : : :/.|: : : :,': : : : : : : : :|: ::∨ : : :ゝ,: : !
.       l: :/: : : : : : : /: : :/: : : : : : :/ |: : :/:: : : :i : : : : :|: : ::∨ : 廴__>l
       ー=彡: : :/: : : ム-≠‐- : : /   !: -‐==‐‐-: : : :ト、 : : ',: : :\: : ::
     ー=彡' : /: : : / ://: : : :/   ムイ 从 : : 八: : : : !: :\: \ー‐`: ::'
         レi: /:: : ;イ/,〃笊ミ、        笊ミxヽ : : ;ゝ : : \: \: : :{
.         l厶イ : ヤ .i{ {J::刈        {J::::刈 .}iY: : : :iヽ:  ̄: : : :
.         |i: : :l : : ;   弋:::ソ           弋:::::ソ ''  ! : : : ! i}: : : : :i: :!
         八: : : : i ,   ` ¨¨          ¨¨¨   /: : : :/ /: : : : :|;/
           \: : | :.         i:              //: : :/〆ミi: : : ,'
             \l: ::.         ヽ::         /: : : :/: : : : !: : :' 他の栄達を嫉まず
               |: ∧                /イ: : :/.: : : : :|/
               人' : i 、     ー __ ァ      il: :./.: : : : : :|
                 \| i: ..     ‐           リ;/|: : : : : : :|
                |i : `: ..           イ  /|: : /: : : :|
                |l : : : :/>  __  '   ./  .!: /.: : : :リ
                    八: : :∧ |        /     |/ : : : :/>、
.               <´i: : : :/  ヾ     /      ./ : : : :/. ヾ/ \
          , <´    |: : : {   _\ _≠-     / : : : :/ヾ/    \

185 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 07:08:24.11
           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 丶: : : : : : : :\
         /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : : : : : : : .
.          : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :  \ : : : : : : :ヽ
       /: : : /: : : : : : : : /: : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :\ : : : : : : ',
.      /イ //: :/: : : : : /: : : :/|: : : : : : : : : : :i: : : : : : :\ ,ゝ : ', : : ::.
     /: ー=彡//: : : : : /: : : :/ .!: : : : :i: : ::l: : :|: : : : : : : : :\ : : : : : : !
.     ' i ー=ニ /:. : :/ .:/: : : :/  !: : :_:_i!_: : l: : :|: : : : : :\: : : \: : : : 〈
      { .|/: : :/: : :斗≠‐-/   '|´: : :/| : 丶: : |: : : : : : : :\ ̄: : : : : : :,
        ー=彡 ': : : :/: :,/    .|: : ≠从乂 : : |: :\ : : : : : :\: : : : : : :i
       ー‐=彡: :イ 笊ミx     |/笊ハヾ ヽ从: : : : : T: :‐┬‐` : : : : :
.        i: : li : : :.ハ i{ {刈        {J::刈 》' |l : : : : : :i ヽ: :|: : : : :} : ,'
      人: 八: : :i::l 弋ソ      弋zソ '  |l : : : : : :|ヘ }: | : : : /: /
        ヽ ヽ: | l   ¨  ,      ¨¨    |l : : : : : :| ./: :| : : /: / 己の認められざるを恨まず
              `|i :.     〈             八: : : : : リ/: :i : : //
             |l:人    __         /イ: : : : //: : : :! : :!´
             |l: : : : .   ∨ ̄ ア         i: : : :/;: : : : : ; : :ト、
.             八: : ::| \   ー        l: : :/ .}: : : : /.: :i:! .)
.              \ |  \        , イ  ル乂 /: : : :/:/: 八
               `   |: : .ー t彡        ,./: : : :/:/‐- 、:ヽ
                   从:/  !     , < ./: : : :/:/ ./゙X}: ,ゝ

186 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 07:10:14.93
                    / : : : /: : : : : : : : : : : : : : ヽ: :\
                   / : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: \
             . : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ ヽ
                / : : :/ /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :丶 :.
            /: : / /: : : : : : /: : : : :/}: : }: : : : : : : : : : \\:.
               : :/ /: : : : : : : /: : : : :// : /|: : : :.|: : : :\: : :\乂___
          ー=彡/: : : : :i: : : :/: : : : :// : / .|: : -十 ‐-: :.i廴____>'⌒
          ⌒iフ : : : : : : l斗:/:¨ ̄`// : /  | : : 斗==ミ: :|: : i: : i
          <____/|: :/,斗==ミ厶イ   从ハ ん:::ハ ヽ}: : |: : |
.             |: i : : : :/iレ〃 ん:t圷         乂zジ /'|: : |} : !
            八 |: : : : : :.| ヽ 乂zジ          ¨¨ ´ |: : |: :,′
.            {  ヽi: : : :| :|     ^¨¨´      {:.      リ: :/ /
                八: .:.|:i乂          }:      厶イ / 省みて我が誠の足らざるを思ふべし
             {  \|八ヽ                    //乂
                 八: ヽ:\     ー一  ´   //: |{ }
               { | l\ \}゚ 。          ,/{ : : : |{
                  | | : :\ \  >        / Y: : .:|{___
               ___L|: : : :| ⌒\    ¨´   ,′.| : 人} X`/⌒i
               γ:X:( |: : : :|r‐、  \     /  人 : : : :\/ / ̄ ̄ ヽ 、
              '´  {:X:X >"⌒¨ヽ ゚。   ` ーュ_f´       \: : :./ / /⌒\゚。 ヽ
         /    ヽ:/  ≠ーミ)、 i     ./|o|ヘ_    /xヽ/ ー〉'´      \
.      /         { __/      ) {   ,x≪i:囘:i:i:i:i:≫x/:X /  ゚,/⌒`ヽ、 ノ .i

187 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 07:12:02.70
           /: : : : : : : : : :/: : : : : : : :./: : : : :/}: : : | : : : : : : \: : : :.
             /: : : : : : :. :./: : : : : : : : : /: :/ : :/ .|: : : | : : : : : : : : \ : i
             ,′: : : : : :/ /: : : : :. :. :./: :/}:.:./  |: : : l l: : :___ヽ \: :\!
          : : : : : : / / : : : : : : : : / ;,//=/-  |: : : |八´: : :.`\ \: 乂_
           i: : ー=彡/ : : : : : : : :. :./:´//: /    |: : : |  ヽ : : : : |廴__>'⌒
           |: : ⌒フ: : : : : :. :. :. :. :./: :/厶イ   ,从レ' 斗弍~ヽ |: : i: :|
           |: : :<________//笊禾~~_      ´{ i::ハ } |: : l: :|
.          八 : i : : : : : : : i : : : : :| 〃{ i:::ハ          乂ソ  リ: : l: :!
              ヽ| : : : : :f⌒| : : : : :l 爪 乂zジ           ¨´ /:. :. :.八
              |: i : : : 乂 | : : : : :|    ¨¨´        :. ヽヽ厶イ: /′
              |: l: : : :. :.八 : : : : {  ヽヽヽヽヽ      /   / : /
              }八 : : : : :. :.\: : :{                  .: : :/
               i{  ヽ: : : : : : : \乂_         ,_ ‐ァ   イ:. :.,′     身を持するに冷厳なれ
                 }: : : : : :f´} \=-            イ }从{
                |: : i : : :l \      ニ=-       /: {
                |: : l : : :|   \         「ヽ¨: :. :.{
                |: : l : :八    `` ー-  、 {  { : : 八
                }: 八 : : : ヽ        Л'ァヘ乂: : : :ヽ _____
.             ,   -ム´ ̄\: : : \       /  ! /i〉__ヽ: : : :\    、
.           /     ミx  \: : : \.     /\_И:i:i:i:i/ \: : : :\   \

188 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 07:13:48.33
          /::::::::::/::::: !:::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::,
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        , ::::::::::,:::::::::::::: !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i::::::::::::::::::,
        i:::::::::::l::::::::::::::::!:::::::::: ト.:::::::::::: !:::::::::::::! ::::::::::::::::ト、
        |:::::::::::l:::::::l::::: i!::::::::::::| ゙:,::::::::: !ヽ.::::::::!::::::::::::::::::! ム
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        |:::::::::::l:::::∧:::!i! \:::゙:,゙:, ゙:,::::リ   :,::::!:::::::: ゙:, :::l |!
        |:::::::::::l:::::f' V忙 iヽ `ー  ィ なう`'ァ :::::::::::::゙:,::ゝ._
        i,::::::::::l::::::! 弋_iソ       ヤ_リ  从::::ム::::::}ト、 `    事に処するに公正なれ
         i!、::::::ゝ=-               ;! 》ヽ:::ハ:: リ i}
         i! ゙:,、::弋_       ;       ノzり:::}ト i!'´ i}
           ゝ、::∧     、     ,    /::` 、::::リ.八  リ
           .ィ´ }レ’个:s。.    ̄   ィ:::::::i!ヽ} `ー
         〔   i!     | ≧=-=≦ | レ1::リ  \
        / ゙:,  i!   _!       |   ` ;   \
        イ`ヽ. ゙:, i! /  `ヽ      ノ`>,  ノ     〉=s。
    ,z*'’弋_ ム λ} 〈    /`:,   ∧  i ,!   .イ   ゙ヽ
  /      マ i} ∧::゙:,  /   L _/  V/ /  ./ i!     >、
 /`ヽ       Vi}ノ  }::::∨、   i! i!  /!::/≫'’   》     /  :,

189 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 07:15:29.17
                 _ _
            , . :.::´. :.:..:.::.::`:.丶、
          ,. .:´ .:. :. :. :. :. :. :. :. :.:.:.`ヽ、
        ,.:.'´./.:./ . :.:. :.: .: .: .: .:.:.:.\\
 .       /: : /: : :/: : :/ : : :.ハ: : : : : : :.\: : :.\
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     ,′: :.i: : :.i: :!: /l .:.|   :ト、.:ト、 .: :.:l.:.:l.:.:.: .: .: .:\
      i::i: : .:l:{.:.:.|: : |:ノイ.:.:| ー─|‐メ、ハ.:.:.:l.:.:l.:.:.:..: :l.:.l.:|:!
      |::l.:.:.::l:{:.:.:| ィイ:斗:.::{     _-ヽ:ハ.:.:.l.:.:l.:.:.:.:.: l.:.l.:|l
      |::l.:.:..:l:|.:.:.| リ_‐     ィ弋.沙ソ !::.}.:.:}.:.:..:...:l.:.l.:|!
     ヽ.:.:.:::小.:弋.:ッソ             l.::/.:.ハ.:.:.:ハ.:.リ
       `ト::ト.:ハ   ノ         l/:〃.:.:}. :.}:.: .リ
         N.::.:.ハ   `           〃:.:.:.:l. ::!:.:: ;′    行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。
        i.:..:.,:ヘ     r─ ┐       /. :: .::l. :.!:.:.,'
        l.:.|. : |:\   ヽ__ノ     /| . :.:.:.:l. ノ.:∧
        ヽ|\|:.:.:{.\       .   ´  |:.:ハ.::ハ.:ハハ}
              \|ヽ(`>一 ´    ノ|/ リ リ } ′
              _ノノ!  ,  ´ ̄ |.:`ヽ
      ,.  ‐ rr─イ/ハ /  / }    /.:.:..:.:`ヽ、
     /.:.:.:.:://.:.:.:.:.:.:/ /レ'/ /   /.:.:.:.:.:.,  ==ミヽ、
    /.:.:.:.:.://.:.:.:.:.:.://`V ノ|  /.:.:.:.:.:.:.//.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ

190 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:08:49.75
              γ⌒>-‐   ‐-- ミ、  __
.              -‐' 、/             、 Y´:::::`ヽ
.              /::::::::: ′   /  l      ヽ::::::__:ノ
.           八:::: ノ   〃    ト、 |   | ', 〉´::::`ヽ
.              ー=イ   l l、l   イl il !l ! ヘ:::::::::::::::}、
           /   lト   jハト、/ jチ´リ 从ノ  ト(、:._:ノ ヽ
         〃    リ 〉 l ィ=ミ    z=x l !  /  ′ヽ     ,
         /    /  ′l         jノ イ /   V    ′
.       /    /  { 八   '     ′Y´      ∨   i
       ′    /  八 l \丶 '   イ  /        i    | 心を正し身を修め篤く敬神の誠を捧げ、
        i     ′    ヽ{   `ト <_厶イ          |    |
        |!    i     -‐::::ア::レ-ヘ /::::l`:.ー-......、   |    |
        |l   |    /::::::/:/,<:_:/レ:::::::l::::::::::/::: i    |    |
        リ    |   r:::::レ:>//: / ∧ :::: _l:::::::/:::::: ゝ、  |   !
        ヽ  l  ノ::::/:l::::〃: ,' /:::::<::::::::::/:::::::::::::::i   ′  /
.          丶 /:::::: i::::l::::i: : :i/::::::/==::::::l:::::::::::::::::ヽ/   ′
.           / :::::::::::l::: l:: l : /:::/:::/:::::::::::::::::::::::::::::::\/
         /:::::::::::::::::: l.::::',::l /::イ:::::::::::::::::::/ \::::::::::::::::丶
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191 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:10:12.60
       __rく/         __ヘ::::::::::::ヘ  ̄ll  l_l イ
        /:::::「    _....:::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::ヘ_ll//=气
      j::::::::}  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ:::::::::::::\ ̄:::::::::::x‐く⌒ヽ
      {::::::::l /:::l:::l::::::::::::::l:::l:::::::l:::_:::\:::::::::::::\::}:::(;;;;;;::::::Y::::ト、
  ┌┬‐l:::::::::::::::::::l:::l::::::::::::::l:::l Y::「::l:::}\:::\:::::::::::::\(::::::::ヾソ:ノ:::}
  ̄| ̄ ̄l:::::::l:::::::l:::l:::l::::::::::::::l::j l::j ノl/   \l::\:::::::::::::\::⌒Y〜::::}
     ̄ ̄}::::::j:::::::l::/⌒:::::::::j:ノ l/ -‐__ l:::::::\::::::::::::::`<:::)::::Y
      ,:::::::八::::l:::l トl ヽ::/     x'" ̄ ̄`!::::::::::个<::::::::::::::::::`'''ー-   _
     /::::∧::::::::ト|  _      ::/::/::/ ノイ::::::::::l  /::`〜ミ;;;::::::::::::::::::::::::}
      /:::::/::::::::::人  y"⌒             l:::::::::::lイl:::::::::::::l::::l ̄`〜ミ:::::::{    常に忠孝を心に念じ、
    /:::::/乂:::::::rく\ ::/::/: `           l:::::::::::l::l::::::::::::::::l::::ト __)\:、
    /::::::/  弋f{\\Y         /     l:::::::::::l::l::l::::::::::::::l::::ト::::::::::::::::::::)}
  /::::::::;     } lヽ \乂    `"       l:::::::::::l::::::l::::::::::::::l::::: \::::::::::/
  /:::::::::j     l l::::、     __         / l:::::::::::l::::::l::::::::::::::::::::l    ̄
  {::::::::::{    { }:::::i     「T::::.....__/   l:::::::::::ト::::::l::::::::::::::::::::l
 人:::::::::、____八   l      l::l:::l::::::::ヽ   j:::::::::::l  ̄/  ̄ ̄`ヽ、
   \:::::\::::::::ノ、   l      l::l::j::::::/}   :::::::l:::::l /          Y
       ̄ ̄ ̄ ∧ 人      l〜/ l:::{/:::j:::::::l:::::l/            }
            ∧   ヽ    V   l:::/ j.:::l:::l:::::! .:::}        j

192 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:10:56.74
     /: : : : : : : : : : :,' : : : : : l : : : : : : :1:!: : 1: : : : :V: :/_
      ': : : : : : : : : : : l : : :j : : |: : : : : : : :lノV: :lヽ: : : :'k:'レ:z
     j: : : : : : : : : : : :| : : :l.: : :l : : : : : : : } }: :j 1: : : }l:ァ'
     !: : : : : : : : : : : :! : : :| : : j! :L: : : リ.ノ l:、:l_  ! : :リ丈^´
     .l: : : : : { :l. :}: : : l: : :_,レ.:'7゙V} : : ;イ7  j::7 `''ト、:ノ.:l: :ヽ
    j: : : : : :l :l:.:l: : : :{ '^:/!.:/  ソ :/リ゚  /ヲ    | :/ :ハ : :1
    | : : : : : Vi.:j: : : .:! :/ ン゚  ,:シ'^/   ,ジ     .jノ}:./ :1.:/
     ! : : : : : : 'r1 : : : レ' _,..。r≡ミz      ,x='ミk、7.:!: :jノ
    j: : : : : : : :{^|: : : :1  '"´              ・:. :l‐'^
    ': : : : : : : ハ }:. : : :|   ````      '   `` !: .:l
   ': : : : : : : : : :{!: : : :1                j:. .:}
  ./イ : : j : : : :j:.|: : : : :l:ヽ、      i´ ̄j    ノ: : 1l    仰いで神明の加護に恥ぢざるべし。
  ‖1 : :/: : : .:/ :!:!: : : :| :i: :^r 、   ´'ー   .イ: : l: : N,
 ‖.j: : /: : : :/: : l:j: : : :.}:.lL...j  ` 'ー- 、.、r:'^: :!:l: :j: : :}'!
 f' ': : : : : :/: : : リ{: : : .:Y 、..ノ      .{.^'リ: : : { i. :!: : :l.|
,/  ゚: : : : .:/: : : .jLl: : : : :l ..\       ヾ!1: : .:Y :j: : :リj
' ./: : : :,r=ー<.j:! l: : : : :l ...... ヽ  ,r',。-ニ1.V : : :l;ー:r<ノ_
 /: : : :rへ ̄^ {:!^1: : : :.:、 ........`く/ .. ☆.!..i、 : : 1./ /  ヽ
.イ: : : :/.   ヽ. 'ミ、^i: : : : ヽ、 ........ \ ........l..ヘ : : : }./    ヘ

193 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:13:00.76
                      ,z-‐ぇニ=-
                         /: :/        _
                 _,z-、'; :;_, -‐=ァ‐': :´ ̄ `ヽ
                    ,ィア'´ フ´: : : //: : : : : : : : ト、
                  レ'  /: : : : : : /: : : /: : : : : ト、\
                      /: : : : : /: : : : /: : : : : : : l ヽ: ヽ
                  /: : : : : : : : : : : /: : : : : /: : l : : : : :',
                  ,' : : : : : : : : : : :/: : : ィ: /l : /ミ: : : :l :l ,.、
                    |: : : : l : : : :l : :ィ: : ∠l:/ l :/"´ l : : ; / l |
                    !:.; : : :l : : : : : /l :/´ム l:/ ィメ`l: :/l/ | |
                     l:ハ: : : ヽ: : : : l l/,イ豸 /´ , '┘|: {  n_| |
                ゙ ヽ: : /ヽ、: ヽ ` ヾ"   ゝ |ヾヽ.l l┌`ヽ
                   \ヾ、_,`ヾ        /   l `l ̄`|
                       /彡ァ:/ヽ    ヾフ ,ィ ミ,‐-、| ├セ l 死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。
                     _z‐"´/::|_/   ` 丶 、__ /ヾヽl|  ヽ,'   |
              /   / l:::l       /   ';:::',ll   l,  ,'
                ,_<    {:l.|:::l  ` 丶、  ' /  i::::'|   ,| ` .l
           ィ<   i    ヾ::::',     `      l::::l /.l  .l
.         /   \  ヽ   ヾ::',            |::;',/  l   l
        /       >\ l  ヾ゙,、           |/ ∨ :l    l
    /        >一l‐ヽ    \      l   /  ヽ/    l

194 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:13:40.01
                       ,z-、‐=ニミ 、  __
                   /  ̄‐ミ、-‐`: : ∨: ,ィ"´
                     /  /``゛`>: : : : : :ヽ
              _,、/   /: : '´: : : :/: : : : :、ト、:.\
         _ -‐‐=ヘヽノ: ::/: : : :/:/ ∨: : : :l :ヽ: :ヽ
       , <´      , ィィ´: : : ;' : : ;' :ィ/_,z-lト_、i : : : l : : i
   /´ヽ ヾ、  , イ´  {: : :.l : l : /_/||'"´'!´``i : : ;' : :; l
   |  ̄二、 l},/       ヽ: '; : l /__=、 ! ィ=ュ./: :/^i: :ハl
   '、     ヾ、        `ソ: :',"⌒ノ     勹/-ノ:/'
    ヽ       \      "´シ ',  ゛        l´: /
      \       `丶、_        \ ` ´  ,ィ |: / 生死を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。
       ヽ       ii⌒``丶、   ヽ、__, イ´イ: l
         \       ll  〃/> -‐'イ  ,  |: :ヽ
             `ヽ、_     lレ'´ `丶、  /   !ハ、_ヽ、
                  >/ ヾ,      ´  ̄``/// /`ヽ
              ,. ´    r イ    f‐--― 二-‐'´    ヽ
           /      ', ト-__/ /。/ ̄ ̄      r   i
             ,'       ',l三://       ,ィ -=_,-  '、
             |           ',/。/         ,'  ̄  ̄` ヽ

195 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:14:15.30
    //::::::::::l::::::::/ !::::::::::::::l:::::::::::l::l::::::::::、
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   l::::人:::::{/{       _,二,,_ jノl:::::::::::l
   {::::::::::\l _,,ニ、     '"⌒゙ヽ l::::::::::l
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    !:::::::::::l、,.;:;:;    ::!、      j:!:::::::::!   身心一切の力を尽くし、
   l::::::::::::lヽ                ハl::::::::j
   lヘ::::::::::、、    ・ __  '’   .:::::l::::::::;
     ト::::::::::::\        /::::::j::::::/l
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    ノ::::::::::`''ー:::ハ   ̄    乂::::::/

196 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:14:47.33
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    ′      / :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.   :. :. :. :. : Λ
   .       / {.   l、    \ :. :. :. :. :. :. :. :.Λ
   / :. :. :. :. :. :. /{:. ハ :. :. | ヽ:. :\:. :.ヽ:. :. :. :. :. :. :. :.Λ
  /:. :. :. :. :.{:. :/ V  、 :. |  \ヽ\:. :. :. :. :. :. :. :. :、:.\
  /:ノ:. :. :. :.ハ:/ 、  , \| ー‐ '    \} :. :. :. :. :. : |  ̄
    |:. :. :. :.ハ    ̄      , ィ= ミ |:. :ハ :. :. ハ:.|
    |:. :l:. :. :. :、 ィ=ミ   ,        ' ' |:./^/.:. :./ リ
    :.|:. :. :. | ' '              |/ノ:. ハ:/
    ヽ|ハ :. ハ:ヽ、   /{\ _.ノ   ./^ヽハ/
       ∨ ∨ >rイ 丶 vr‐z</: : : : : :.   清廉潔白は、武人気質の由つて立つ所なり。
              ノ ノ  }  }}:\V〈: : : : : : |   
          ./:イ:{{ ノヽ〃: : :\< : : ノ|
           〈 : : : 。:У.|: :\゚ 。: : : : : : :/: |
         \ ゚/ |: :ヽ\: _ :/: :|

197 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:15:21.35
   >'´ /⌒Y::::::::::/:::::::::::::/:::::::::::;::::;:ハ::::::::::::::ヘ、〉:〉
  ∠_ ィ、  /〉:::::::/:::::::::::::::{:::::::::::::i::::}:ハ:::::::::::::::V:ヘ
∠ イ::::::\ヽ /::::::::/::::::::::::::::ハ::::::::::::i::::レ‐ト::::::::::::}__>:',
   /:::::::::::::::::∧::::::i::i:::::::::::ァ7⌒:ヽ::::j::::j   V::::::::::::! V:!
  ,::::::::::::::::::::! ヽ:::V::::::::::// ヽ::::::―┘ _ ヽ:::人__〉:}
  |:::::::::::::::::::j/\〉:::';:::::::// _      "⌒ヾ ハ:::i:::::::::!
  l::::::::::::::::::/ 〃:::::::i:::ヘ 〃'⌒`         ゙゙ {:i::::}::::::::|   従容として悠久の大義に生くることを悦びとすべし。
  |:::::::::::::::::l\∧::::::::';:::::i  ゙゙゙       ′    j:j::::j:::::::::!
  |::::::::::::::::;'   ヽ::::::';:::}      r ´ ̄ }   丿:::/::::::::::i
  |:::::::::::::::j    ヽ:::::::::ト     ヽ  ノ  イ::::::/::::::::::::i
  ;::::::::::::::;'       ヽ:::::::}∧エ ー   二 <フフV:/:::::::::::::::i
  /:::::::::::::;'   ∧  V:::∧ ` \ヽ  // /_ ∧:::::::::::::,
 /:::::::::::::/ <>‐<>_V_エ_ー、_  ヽ//ヘ: : : :ヽ―ァ:::::::l
./::::::::::::::/   , ´   \     >ア:.[:]:.⌒:>: : i: : } く ヽ:::',

198 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:16:00.68
  r'~ .:.'Y: : : : /~        _....__         _....、___   \: : : \
.  \   j. : : : /    ,. ・'  ̄   `       '      `’ ' 、\.: : \:
   i^:r1 : : :/   '                        ` \: : : :
   l :.l .l : :./n                              \ : i
   l: : l .l、:レ':l    _,.-ーー- 、_  : .       .:  _,r='ニニ^ヽ、    7、
   l : :\V.: :l  .r'::r'" ̄_^rr、ヽ、         r'~.,.rrt-、 `ヽ\  //:ヽ
   i; : : : ヽi: 1, (::.i'  r(_.)l l::::',           rしj l::::',   l:::) ./;r-、ヽ
   .l .; : :/_ヽ;i  .い   l=〈 〉=.l             l=〈 〉=l  /,ノ /, -、l :
    i/: : :.l/ ヽ、l  `  ヽ::.l l.:.ノ           ヽ::l l.:.ノ    ./く  l
       :i   ( ヽ     . .                  . .     / / ,ノ
       \,  ヽ,   . .. . .       "        . . .. .   ./  /
         ヽ、_ i                         ./ _/
            `l        、_        ,.         / 清廉潔白は、武人気質の由つて立つ所なり。
             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ
               `ヽ、_              _, . -'"
                  `l           ,. イ
        / 〉    \/   \     {  {

199 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 21:17:47.54
  /        \   ,.r‐レ          ,.r'´:::::ヽ、
  .|           ヽ,,/  ./______,,,,,.... --‐ 'ヽ´:::::::::::::::::::ヽ、
  l         ,,..... --'‐'''´   ` '' ‐ 、    ヽ:::::::::::::::::::::ヽ
  ヽ.....,,,,..__,.-‐''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、  ヽ:::::::::::::::::::::ヽ、
   ..,-__'',,..,.r'::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\  ',:::::::::::::::::::::::ヽ
      /:::::::::::::::::/:/l:::::::::::l::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::ヽ 'l,:::::::::::::::::::::::\
     .//::::::::::::l::::::l:::l .|::l:::::::::l 、:::::ヽ 、::::ヽ、::ヽ::::::::::::'.,.l:::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
     |::|:i:::::::::::|::::/l::| ',:::',::::::::',ヽ、::::ヽヽ、.,__ヽヽ:::::::::::',.!:::::::::::::::::::::::::::::ヽ\_
     |:|::|:::::::::::|:::| .l:l   ヽヽ、::::ヽ、‐- 、.,,, ,,...`ヽ、 、:::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
     |/.l::::i::::::',:l ヽ、  ヽ、ヽ..,`_、-‐''´_,,.,   `.ヽ::,.r'''ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ:',
     l .ヽ::',::',::ヽ ,,. -‐ ‐  `     '´〈 ハ'    .ll   .|:::::::::::::::::::::,.r.ヽ:jヽ
        |`ヽヽ、:ヽ  , ''i':ヽ       .`'"       /:::::::::::,..、r''´
          .|:::::::`|;;;', ヽ  ゞ.'  i             ./;;;',|::l レヾ"
        .|:::::::::|;;;;;ヽ ',.     ヽ         /,´.,r‐‐'´|j    己に克つこと能はずして物慾に捉はるる者、
        |:::l::::|;;;;;;;;;;;;i              ,. 'l´`''        争でか皇国に身命を捧ぐるを得ん。
         ',::l:::|,.;;;;;;;;;;ヽ     - ‐     /  ',
         ヽl:|ヽ,.-、.,r''` .、        ./   .',
          .l|     ,.'´ `'‐- ...,,,.. - '     ,.ヽ--‐‐- 、

200 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 22:59:18.72
                |:〈\::\ -───‐- ._  -=ニ7
               _|::ノ  \:;>¬ァ^⌒ <_/`て::|
              /::|::Ζ / ::::::::::::::::::::::::::::::: \_Ζ::|
            /::::::::|:::ア:::::::::/ ::::::::::::::::::::::::::::::: く ::|
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.             | ::::::::l:::厶イ《 r{::J 〈/|/ r{J 》 ::::::!:|
.            | :::::: |::::::::::|  Vツ      Vソ 厶イリ
              | ::: (| :::: 八  ::::::     , ::: 7 ::::|
              ∨::::::::::::::: 「\             |:::::::|
              |::::|:::::l:::::: ト .     t‐ _ッ   人:::::|     怒を抑へ不満を制すべし。
           八:| ::::l:::::::|::| 丶、     イ│::::::|
             / ::: |::::::::::::::リ    ーr< ::::: |/|::::|
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201 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 23:00:06.33
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        ⌒ |:::::| :::::::::::|:::|,/´ ` Y√::}::: | ::::::::::::::::ト::::::::::::::::::|:::::|:::: |
           |:::∧:::::::::::iヒjノ斥ム⌒ ≫丶:::}::::::::::::::::::|  ::::::::::::: |:::::|:::: |
            :::::\::::::::{  ´ Vリ,,. }′ |:::i|:::::::::::::::::′ 、::::::::::: |:::::|:::: |
           、\〉xrヘ`   ´    i|:/}::::::::::::::: }  ∧::::::::: |:::::|:::: |
             \  У        }/ ,::::::::::::::::iト-.′:::::::::::|:::::|:::: |
                く           / :::::::::::::::::ハ:::::::::∧:::::|:::::|:::: |   「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。
               ::.、 _,.   フ  ′ }::::::::::::::,′ ∨::::::::\:{::: |:::: |
                  j/:\ `  ´     :::::::::::::::′,xrヘ::::::r==xr=ミ{
               / |::::::\     <l:::::::::::::, ´   ∨乂_,イハ==イ
             /--──丶-イ:::::::::ノ::::::::: ,′    へ:::::: |{:::ヘ:::i{
             イ ⌒   /   {∨⌒ :::::::::: ′ /  斗 公x{j::::::}i :|
          /     { 「`ヽ 〉ヽ∨:::::::::/ /  / /´    ヘ::::::|::::

202 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 23:00:51.64
                     .....-──‐-ミ
                     ,..::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
               /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
                  /.::::::::::::::::/.::::::,.:::⌒:::::::::::}::::::.
              ,.::::::::::::::::::/.::::::/.:::::::/.:::::::/.:::::::::.
              i::::::::::::::::/.:::/.:::::::/}:::::::/.::::i:::::::|
              |::::::::::::::i|::::::::::彡く  /.:::∧:::::|:::::::|
              |::::::::::::::ilf^テ斥   //⌒∨j:::::::
              |:::::::::::i::i| Vり ヽ/ rテミk |:i|:::::::|
              l:::::::::::|个  ─ ^⌒V ヒン  刈:::::::|
        ( ヽ _ ノ:::::::::::|::|      ,   ーイ:::| :::::::|i   一瞬の激情悔を後日に残すこと多し。
          j/ ヽ::::::::::八:>.、  - ,   /i:|::::l::::::::ハ
        {   二 )::::::::::::::|::i \   .. <::仏イ:::::; ′ノ
          ,   二 ):::::::::::∧|    ̄/ー 、::::::::厶イ
        _∧  xイ:::::::::::::::.\    {寸  ¨≧=─ャ=ミ
         /....∧  ヽ::::::::::::::::::::.ヽ⌒ヽ,|       /.....ハ
.         {..i...>〉   }::::::::::::::::::::::|    |    / |...../.....}
.         |..∨ 〈   /:::::::::::::::ヽ::::}    |     / |.../.......j
.         |....|   ', /|\::::::::::.∨   ノ   , ′ |./......./|
.         |..イ \ ∨ | \∨i:::::::}\/   /   ノ....../...|

203 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 23:01:36.30
        /                \
.           i                 ヽ
       /   |         ヽ     :,   :.
       .′  │            '.  {   :,   :
.      :     :| i、       :|  __j_j{    :,   :
      i     | | \     :| ノ、人__}{__   :   :
      | i   ┼!―-ヘ-   :「いィ冗丁jア   i  i
      | |    〃^冗下\ 人  以り  |   |  |
      l |    ト 以り  `ヽ }      |   |::: : {   陣中の徳義は戦力の因なり。
      Ul   い      ′      | i:  |:: : 八
     :U    } u            | l:  |::::::|:小
       い    小、    -‐  ⌒    | l:  |::::::|: |
      ∨::    ゝヘ          イ:jノ  リ:::: |: |
.       ∨::    ∨::/〕o。..  ___ /  |/::://:::/:八{
        ∨::    ∨::/::∧    __//:::/人/レ
         、:: 、 ::∨:::厂ハ   「い//  .〉-‐    ¨¨¨¨¨ヽ
         \{\:: ∨ .トヘ、 ,ノ〉∧   / ̄ ̄     }    :、
        __   -‐ ーヘ ト.:.:y==ミ:.:∧ /        {     、
.       / }-‐    ⌒ヽ.{ {____} j/           {      \
      / {        \/:.:.:.:.{ /    --―┐ 、 }       \

204 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 23:02:18.00
          ,..-'''´ ̄`'ー‐-.、_
         /          \
       ,.へハヘノ\      ノへハヘ.
       /⌒V^v⌒^ r-‐、 、'⌒V^lハ
       |      , |  | r!、    :l
      / ,.    , ,∧、| _,.レ-_;ト、_  ::|
       | :トi: .  i├__lハ!  '´{゚i,lヽ V^i::|
      ヽ! |: .: .:|,ペi,}`     `´   「ソ::!
         ヽ!、::ヽ. ´ 〈!     /´::/  諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
          `!::ヘ、  <ア  イr'V′  
            Vvヘ>;、._/__ト、
           _,r‐‐「`'r-r'´l  |_
       ,r┬‐'´:|  ,ノ /_::l  l_, `ー、_
      ./  l ::i:::(__/  | :::〉´ l   /:\_
      /   | ::::/    ! :/   \ |: :i :/`┐
     .|  _i:V´    ヽY     V :/:/   |
     .|.r',ニ \ー、    ,ノ``' === \/ ,. |
     |/,.ニ、   l l    /    ,..-‐// /
     / ̄ : :}  | l.  ー|    ,/    |/   /
     | ̄:|: :.|  {:┼-‐'^>´ ̄:7:‐-:、_/'   /
     l| ::|: :i\ .`rr‐、:ノ´ ̄l`ー-、/ ,  /

205 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 23:06:17.43
       /: : : :: : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : :.ヽ
     ,' : : : :::::.:.:.:..:.:.:.:.:.:|::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.::.:.:.:.: : : : :: : : : : :.ヽ
     ,': : : : ::::::::.:.:..:.:.:.::::.|::.:.:|ヘ|:.:.:.:.:.:::.:.:.:.:.: : : : ::::: : : : : : .ヽ
    i: : : : :::::::il!l|:::::::::::|::|!|::::| |:::::::::::::::::::: : : : :::::::: : : : : : : ヽ
.    |: : : : :::::::|! !|::::::::|:!| i|::l i|:::::::::::::::::: : : : ::::::::::::: : : : : :: :ヽ
    ノ|:::: : : :::::::|! ___i|_!il|   !| i|:::::li|:::::!: : : : : |::::::::::: : : : : ::: :.ヽ
    |:::::::::::::::ハl ̄,,,,,_`ヽ.. ! i|:::! il::l!|::::::::::|! l::::::::::: : : : :::::::: :ヽ
.   |:.:::::::::::::ハ ''. ハ⌒ハヽ    |!| |l!,,!;;;;;/|! |::::::::::: : : ::::::::::: ::ヽ
.    |/l::::::::::|   .ゝ_ン       !  .! _,,,,__`ヽ|::::::::::::::: : :::::::::::.:::ヽ
.    ! .!::::::::l      ̄            ハ⌒ハヽ.|!|:::|\/:{:::::: /\ヽ
     }ハ:::::l.              ゝ__ン ' |:::|/\.l:::::ハ.   \
      }:::ム                ̄    .l::||:::::::.:. |::ハ 
.      ´!ト:|ム        丶.            / ,!:|'l::: : :: l: ' 深く戒慎し、
.        i|.`l:|:\     ‐....、        /爪|/!:',::: : : !  断じて武人の清節を汚さざらんことを期すべし。
            i|ヽ:l\   丶       , ::´|:::|! !'  ',:::: : l
         _  __|  ゝ  __ ,  < ト:、;;/|!      ',::::: l
       l 'ー, j  __     /;;;;;;;; ̄;フ¨\-、   .',:::: l
     /   ト-、/;;;;`ー-/||;;;;;__/  /  \   ',::: l
   , -'´ヽ、   { \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/}};;;;;;;;;;;/ /     }`丶}::: l
r‐ '´    ヽ  ヽ  \;;;;;;;/;;;;;;;;||;;;;;;;/ /     /   |:::: ト.、

206 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 23:07:26.86
                        _,...-‐――‐-...
                      r'ニ7___:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.=ミ¬K⌒\
                      /:.:.:Y´:.:.:.:.:.:.:._:.:.:.:.:.:.:、(⌒o _}=ミ:.:ヽ
                    /:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ̄ニ=-丶ヘ __):.:.:.:.:ヽ.:.
                   .:.:.;.:.:.:.:∧:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:|:.:.:.:.:.:.ハ:|
                    |:/|.:.:.:.'.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶.:.:.:.:.:.::i:|
                   |:.:.:.:.:.:i:.:、.∧:.:.:マミ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;>:.:.:.:i:|
                 Y:.:.:.|:.:/\ヽ:.:.:\>/:.:.:.:.:.:.<:.:.:.:.:.:.:.:i:|  
                    マ.:.:.i/≫=ミー、:.:.:≦r=≪卞ミくТ:.:.:.:.:.:i:|
                 |i.:.:.|`' V::ソ   \:.:.V::ソ '゙|:.:.:|} |:.:.:.:.:.:.:i:;
                 |i:.:.:|\     , `ー - ⊥:.:リ :.:.:.:.:.:.:/
              __r 、   |i:::.仄          /:.:.:.′|:.:.:.:.:.:.:|  怒を抑へ不満を制すべし。
            んJト-'゙   |i:.:.:| >   `   ´  イ}/}/   :.:.:.:.:.:.:|   「怒は敵と思へ」と古人も教へたり。
            l (´・ω・`) |:从    〕ト -  〔      i:.:.:.:.:.:.:|
           {  ̄ r一'⌒>乂∧/^く\  /У\    |:.:.:.:.:.:/
.           〉   _,//⌒^マ:::::::::::\У/:::::::::::>--.:.:.:.:.:/
          /   /  /::::::::::::::::∨:::::::::::У:::::::::r/つ〉/:.:.:.:./
            /   / _/::::::::::::::::(こ∨)::/::::::::::::::::::≪::/:.:.:.:.∧
.          /   /⌒^ヽ::::::::}:::::::::(こУ:::/⌒/:(こン/:.:.:.:.:/::::.

207 :名無し三等兵:2016/07/13(水) 23:08:03.21
                  _,,..-‐v―‐--、 , クヘ
               , =、/:::::::::;:':::::_:::::::::<<:「`ヽ、
               l〔冫:ヾ‐:::::::::::ヘ:::::-、:::ヾヽ :::::\
             冫:::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::::Vノ/:::!:::::::::::ヽ
             /::/:::::::ト、 ::::::|\_::::::::::::V、__!!、::::::::::ヽ
               /::/!:::::::;L_\::::l ´>=、:::::::lr'rニ1!::::::::::::::ヽ
            {::/::|::::::::レ,=、\! ヒ'_ト、:::川jレ,ハ:::::::::::::::::ヽ
           ∧!:∧::::::ハ,ヒ〕      lVベラ´ ';:::::::::::::::::ヽ  一瞬の激情悔を後日に残すこと多し。
           /:::冫::;ヘ::: ∧  ' _ _,   ルく    !::::::::::::::::::ヽ
           /::::::::: /::;!ヽ{_ > 、_  イノL`ヽ   !:::::::::::::::::::ヽ
           ,' ::::::::::;:::::!       ,r┘‐‐ ' >、_   l::::::::::::::::::::ヽ
           / ::::::::::;::::::!  ,.-‐ <,ム、  /´   ヽ  l:::::::::::::::::::::ヽ

208 :名無し三等兵:2016/07/14(木) 01:44:13.27 ID:ZitUvTzC.net
■驚くべき事実

日中戦争も山本五十六が引き起こした戦争だった!

大山中尉を自爆突入させて日中和平交渉を妨害
海軍省記者クラブに一斉に対中全面戦争を要求させ
山本五十六は計画通り、陸攻隊による中国空爆を強行した。

.
_ ,. -‐ '' ´   :::::::::',   鬼畜蒋介石に正義の鉄拳を!!        r::-  _
               :::::::::'、   今こそ帝国海軍の航空技術を         /::::::::
                ::::::::':、    世界に知らしめる時が来た!!!     ,.:':::::::
                 ::::::::ヽ         / ̄\         /:::::::
                ::::::::丶        |      |        ,.::'::::::::::
                 ::::/  ,:、     \_/      _,..:'::::::::::
                  /   ,..':::::::>   _|__  ... く::::::::::
             /   ,.::::::::    /\ , , /\ `、 \
              /    ,.∩     / <●>  <●>\.`、  \∩
          /     , ' l ヽ∩ /   (__人__)    \ ∩ノ j
       /     ,    ヽ ノ |      |::::::|      | ヽ ノ \
       /      , '      | ヽ \     ` ⌒´    / / j    \
    /      , '      \  ̄            ̄  / `、   \
  ./       , '               山本五十六


日本は泥沼の戦争に、この時から引きずり込まれて行ったのである。

209 :名無し三等兵:2016/07/14(木) 09:12:49.51
>>1 >>208    

諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。

      行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。 

     (戦陣訓)

210 :名無し三等兵:2016/07/14(木) 11:30:31.82
>>208
あの戦争は、武力で日本が盟主の経済圏を作るという暗黙の国民意志によって、
作成された国策の下に陸海軍が行動したものである。

.
_ ,. -‐ '' ´   :::::::::',  日本に陸海軍の内乱・紛争を起こさせて  r::-  _
               :::::::::'、 日本を破滅させてやるのだ。       /::::::::
                ::::::::':、 わしはかの国の抗日謀略機関員である!,.:':::::::
                 ::::::::ヽ         / ̄\         /:::::::
                ::::::::丶        |      |        ,.::'::::::::::
                 ::::/  ,:、     \_/      _,..:'::::::::::
                  /   ,..':::::::>   _|__  ... く::::::::::
             /   ,.::::::::    /\ , , /\ `、 \
              /    ,.∩     / <●>  <●>\.`、  \∩
          /     , ' l ヽ∩ /   (__人__)    \ ∩ノ j
       /     ,    ヽ ノ |      |::::::|      | ヽ ノ \
       /      , '      | ヽ \     ` ⌒´    / / j    \
    /      , '      \  ̄            ̄  / `、   \
  ./       , '               土足 DOSOK-3

この「土足 DOSOK-3 」というバカ者は、自己の戦犯係累者の名誉回復のつもりか、
日本を今だに、戦争責任なすり合いの泥沼の戦争に引きずり込んでいるのである。

211 :名無し三等兵:2016/07/14(木) 16:51:04.44
>>1 >>208
この土足 DOSOK-3 というバカ者は毎日毎日、何の根拠もない自己の願望に基づいてストーリーをでっち上げ、
他人に責任をなすりつけて、ネット上で誹謗中傷を繰り返している。それが生きがいなのである。

212 :名無し三等兵:2016/07/14(木) 18:36:39.26 ID:uP2KKLY3.net
たかだか一次官がねぇw

213 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:26:59.23
  r'~ .:.'Y: : : : /~        _....__         _....、___   \: : : \
.  \   j. : : : /    ,. ・'  ̄   `       '      `’ ' 、\.: : \:
   i^:r1 : : :/   '                        ` \: : : :
   l :.l .l : :./n                              \ : i
   l: : l .l、:レ':l    _,.-ーー- 、_  : .       .:  _,r='ニニ^ヽ、    7、
   l : :\V.: :l  .r'::r'" ̄_^rr、ヽ、         r'~.,.rrt-、 `ヽ\  //:ヽ
   i; : : : ヽi: 1, (::.i'  r(_.)l l::::',           rしj l::::',   l:::) ./;r-、ヽ
   .l .; : :/_ヽ;i  .い   l=〈 〉=.l             l=〈 〉=l  /,ノ /, -、l :
    i/: : :.l/ ヽ、l  `  ヽ::.l l.:.ノ           ヽ::l l.:.ノ    ./く  l
       :i   ( ヽ     . .                  . .     / / ,ノ
       \,  ヽ,   . .. . .       "        . . .. .   ./  /
         ヽ、_ i                         ./ _/
            `l        、_        ,.         /     諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ       行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。
               `ヽ、_              _, . -'"
                  `l           ,. イ           (戦陣訓)

214 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:41:58.57
              γ⌒>-‐   ‐-- ミ、  __
.              -‐' 、/             、 Y´:::::`ヽ
.              /::::::::: ′   /  l      ヽ::::::__:ノ
.           八:::: ノ   〃    ト、 |   | ', 〉´::::`ヽ
.              ー=イ   l l、l   イl il !l ! ヘ:::::::::::::::}、
           /   lト   jハト、/ jチ´リ 从ノ  ト(、:._:ノ ヽ
         〃    リ 〉 l ィ=ミ    z=x l !  /  ′ヽ     ,
         /    /  ′l         jノ イ /   V    ′
.       /    /  { 八   '     ′Y´      ∨   i
       ′    /  八 l \丶 '   イ  /        i    | 心を正し身を修め篤く敬神の誠を捧げ、
        i     ′    ヽ{   `ト <_厶イ          |    |
        |!    i     -‐::::ア::レ-ヘ /::::l`:.ー-......、   |    |
        |l   |    /::::::/:/,<:_:/レ:::::::l::::::::::/::: i    |    |
        リ    |   r:::::レ:>//: / ∧ :::: _l:::::::/:::::: ゝ、  |   !
        ヽ  l  ノ::::/:l::::〃: ,' /:::::<::::::::::/:::::::::::::::i   ′  /
.          丶 /:::::: i::::l::::i: : :i/::::::/==::::::l:::::::::::::::::ヽ/   ′
.           / :::::::::::l::: l:: l : /:::/:::/:::::::::::::::::::::::::::::::\/
         /:::::::::::::::::: l.::::',::l /::イ:::::::::::::::::::/ \::::::::::::::::丶
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215 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:42:36.00
   >'´ /⌒Y::::::::::/:::::::::::::/:::::::::::;::::;:ハ::::::::::::::ヘ、〉:〉
  ∠_ ィ、  /〉:::::::/:::::::::::::::{:::::::::::::i::::}:ハ:::::::::::::::V:ヘ
∠ イ::::::\ヽ /::::::::/::::::::::::::::ハ::::::::::::i::::レ‐ト::::::::::::}__>:',
   /:::::::::::::::::∧::::::i::i:::::::::::ァ7⌒:ヽ::::j::::j   V::::::::::::! V:!
  ,::::::::::::::::::::! ヽ:::V::::::::::// ヽ::::::―┘ _ ヽ:::人__〉:}
  |:::::::::::::::::::j/\〉:::';:::::::// _      "⌒ヾ ハ:::i:::::::::!
  l::::::::::::::::::/ 〃:::::::i:::ヘ 〃'⌒`         ゙゙ {:i::::}::::::::|   従容として悠久の大義に生くることを悦びとすべし。
  |:::::::::::::::::l\∧::::::::';:::::i  ゙゙゙       ′    j:j::::j:::::::::!
  |::::::::::::::::;'   ヽ::::::';:::}      r ´ ̄ }   丿:::/::::::::::i
  |:::::::::::::::j    ヽ:::::::::ト     ヽ  ノ  イ::::::/::::::::::::i
  ;::::::::::::::;'       ヽ:::::::}∧エ ー   二 <フフV:/:::::::::::::::i
  /:::::::::::::;'   ∧  V:::∧ ` \ヽ  // /_ ∧:::::::::::::,
 /:::::::::::::/ <>‐<>_V_エ_ー、_  ヽ//ヘ: : : :ヽ―ァ:::::::l
./::::::::::::::/   , ´   \     >ア:.[:]:.⌒:>: : i: : } く ヽ:::',

216 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:43:12.99
       __rく/         __ヘ::::::::::::ヘ  ̄ll  l_l イ
        /:::::「    _....:::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::ヘ_ll//=气
      j::::::::}  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ:::::::::::::\ ̄:::::::::::x‐く⌒ヽ
      {::::::::l /:::l:::l::::::::::::::l:::l:::::::l:::_:::\:::::::::::::\::}:::(;;;;;;::::::Y::::ト、
  ┌┬‐l:::::::::::::::::::l:::l::::::::::::::l:::l Y::「::l:::}\:::\:::::::::::::\(::::::::ヾソ:ノ:::}
  ̄| ̄ ̄l:::::::l:::::::l:::l:::l::::::::::::::l::j l::j ノl/   \l::\:::::::::::::\::⌒Y〜::::}
     ̄ ̄}::::::j:::::::l::/⌒:::::::::j:ノ l/ -‐__ l:::::::\::::::::::::::`<:::)::::Y
      ,:::::::八::::l:::l トl ヽ::/     x'" ̄ ̄`!::::::::::个<::::::::::::::::::`'''ー-   _
     /::::∧::::::::ト|  _      ::/::/::/ ノイ::::::::::l  /::`〜ミ;;;::::::::::::::::::::::::}
      /:::::/::::::::::人  y"⌒             l:::::::::::lイl:::::::::::::l::::l ̄`〜ミ:::::::{    常に忠孝を心に念じ、
    /:::::/乂:::::::rく\ ::/::/: `           l:::::::::::l::l::::::::::::::::l::::ト __)\:、
    /::::::/  弋f{\\Y         /     l:::::::::::l::l::l::::::::::::::l::::ト::::::::::::::::::::)}
  /::::::::;     } lヽ \乂    `"       l:::::::::::l::::::l::::::::::::::l::::: \::::::::::/
  /:::::::::j     l l::::、     __         / l:::::::::::l::::::l::::::::::::::::::::l    ̄
  {::::::::::{    { }:::::i     「T::::.....__/   l:::::::::::ト::::::l::::::::::::::::::::l
 人:::::::::、____八   l      l::l:::l::::::::ヽ   j:::::::::::l  ̄/  ̄ ̄`ヽ、
   \:::::\::::::::ノ、   l      l::l::j::::::/}   :::::::l:::::l /          Y
       ̄ ̄ ̄ ∧ 人      l〜/ l:::{/:::j:::::::l:::::l/            }
            ∧   ヽ    V   l:::/ j.:::l:::l:::::! .:::}        j

217 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:43:51.49
     /: : : : : : : : : : :,' : : : : : l : : : : : : :1:!: : 1: : : : :V: :/_
      ': : : : : : : : : : : l : : :j : : |: : : : : : : :lノV: :lヽ: : : :'k:'レ:z
     j: : : : : : : : : : : :| : : :l.: : :l : : : : : : : } }: :j 1: : : }l:ァ'
     !: : : : : : : : : : : :! : : :| : : j! :L: : : リ.ノ l:、:l_  ! : :リ丈^´
     .l: : : : : { :l. :}: : : l: : :_,レ.:'7゙V} : : ;イ7  j::7 `''ト、:ノ.:l: :ヽ
    j: : : : : :l :l:.:l: : : :{ '^:/!.:/  ソ :/リ゚  /ヲ    | :/ :ハ : :1
    | : : : : : Vi.:j: : : .:! :/ ン゚  ,:シ'^/   ,ジ     .jノ}:./ :1.:/
     ! : : : : : : 'r1 : : : レ' _,..。r≡ミz      ,x='ミk、7.:!: :jノ
    j: : : : : : : :{^|: : : :1  '"´              ・:. :l‐'^
    ': : : : : : : ハ }:. : : :|   ````      '   `` !: .:l
   ': : : : : : : : : :{!: : : :1                j:. .:}
  ./イ : : j : : : :j:.|: : : : :l:ヽ、      i´ ̄j    ノ: : 1l    仰いで神明の加護に恥ぢざるべし。
  ‖1 : :/: : : .:/ :!:!: : : :| :i: :^r 、   ´'ー   .イ: : l: : N,
 ‖.j: : /: : : :/: : l:j: : : :.}:.lL...j  ` 'ー- 、.、r:'^: :!:l: :j: : :}'!
 f' ': : : : : :/: : : リ{: : : .:Y 、..ノ      .{.^'リ: : : { i. :!: : :l.|
,/  ゚: : : : .:/: : : .jLl: : : : :l ..\       ヾ!1: : .:Y :j: : :リj
' ./: : : :,r=ー<.j:! l: : : : :l ...... ヽ  ,r',。-ニ1.V : : :l;ー:r<ノ_
 /: : : :rへ ̄^ {:!^1: : : :.:、 ........`く/ .. ☆.!..i、 : : 1./ /  ヽ
.イ: : : :/.   ヽ. 'ミ、^i: : : : ヽ、 ........ \ ........l..ヘ : : : }./    ヘ

218 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:44:27.18
                      ,z-‐ぇニ=-
                         /: :/        _
                 _,z-、'; :;_, -‐=ァ‐': :´ ̄ `ヽ
                    ,ィア'´ フ´: : : //: : : : : : : : ト、
                  レ'  /: : : : : : /: : : /: : : : : ト、\
                      /: : : : : /: : : : /: : : : : : : l ヽ: ヽ
                  /: : : : : : : : : : : /: : : : : /: : l : : : : :',
                  ,' : : : : : : : : : : :/: : : ィ: /l : /ミ: : : :l :l ,.、
                    |: : : : l : : : :l : :ィ: : ∠l:/ l :/"´ l : : ; / l |
                    !:.; : : :l : : : : : /l :/´ム l:/ ィメ`l: :/l/ | |
                     l:ハ: : : ヽ: : : : l l/,イ豸 /´ , '┘|: {  n_| |
                ゙ ヽ: : /ヽ、: ヽ ` ヾ"   ゝ |ヾヽ.l l┌`ヽ
                   \ヾ、_,`ヾ        /   l `l ̄`|
                       /彡ァ:/ヽ    ヾフ ,ィ ミ,‐-、| ├セ l 死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。
                     _z‐"´/::|_/   ` 丶 、__ /ヾヽl|  ヽ,'   |
              /   / l:::l       /   ';:::',ll   l,  ,'
                ,_<    {:l.|:::l  ` 丶、  ' /  i::::'|   ,| ` .l
           ィ<   i    ヾ::::',     `      l::::l /.l  .l
.         /   \  ヽ   ヾ::',            |::;',/  l   l
        /       >\ l  ヾ゙,、           |/ ∨ :l    l
    /        >一l‐ヽ    \      l   /  ヽ/    l

219 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:45:06.67
                       ,z-、‐=ニミ 、  __
                   /  ̄‐ミ、-‐`: : ∨: ,ィ"´
                     /  /``゛`>: : : : : :ヽ
              _,、/   /: : '´: : : :/: : : : :、ト、:.\
         _ -‐‐=ヘヽノ: ::/: : : :/:/ ∨: : : :l :ヽ: :ヽ
       , <´      , ィィ´: : : ;' : : ;' :ィ/_,z-lト_、i : : : l : : i
   /´ヽ ヾ、  , イ´  {: : :.l : l : /_/||'"´'!´``i : : ;' : :; l
   |  ̄二、 l},/       ヽ: '; : l /__=、 ! ィ=ュ./: :/^i: :ハl
   '、     ヾ、        `ソ: :',"⌒ノ     勹/-ノ:/'
    ヽ       \      "´シ ',  ゛        l´: /
      \       `丶、_        \ ` ´  ,ィ |: / 生死を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。
       ヽ       ii⌒``丶、   ヽ、__, イ´イ: l
         \       ll  〃/> -‐'イ  ,  |: :ヽ
             `ヽ、_     lレ'´ `丶、  /   !ハ、_ヽ、
                  >/ ヾ,      ´  ̄``/// /`ヽ
              ,. ´    r イ    f‐--― 二-‐'´    ヽ
           /      ', ト-__/ /。/ ̄ ̄      r   i
             ,'       ',l三://       ,ィ -=_,-  '、
             |           ',/。/         ,'  ̄  ̄` ヽ

220 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:45:37.07
    //::::::::::l::::::::/ !::::::::::::::l:::::::::::l::l::::::::::、
    /::;:::::::::/l:::::::{ {::{::::::;;;;;l\::::::l::l:::::::::::l
   .:::::{::::::::{ 从;;;;l= ト:l\;;;;;l ̄\:l::}:::::::::::l
   l::::人:::::{/{       _,二,,_ jノl:::::::::::l
   {::::::::::\l _,,ニ、     '"⌒゙ヽ l::::::::::l
    :::::::::::l  /'"⌒` 、     ,.;:;:;:;: }::::::::::}
    !:::::::::::l、,.;:;:;    ::!、      j:!:::::::::!   身心一切の力を尽くし、
   l::::::::::::lヽ                ハl::::::::j
   lヘ::::::::::、、    ・ __  '’   .:::::l::::::::;
     ト::::::::::::\        /::::::j::::::/l
     }:::\:::\::`''ー     / {::::ノ:/::ノ
    ノ::::::::::`''ー:::ハ   ̄    乂::::::/

221 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:47:02.72
                   ,. . . . -―-. .,  
            ,. 'ヾ丁ヽ'´: : : , -―… 、: `〃⌒
             {/ リ: ハ , '´: : : ,,..:::ュ: : :ヾ/-`‐ 、
             乂: : レ'/: : : : : : : : : : : : : : : :=-: : :ヽ__
           /: : `¨, ': ://: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : V:ヽ
   __     /7: : : : /: :/ィ: : : : //イ : : : : : : : : : : : : : :ヾノ
  /    `  .,  `ヽ.; :/: :/:.:i: : :/ .//.||、: : : : : :,ィ: : : : : : : :'.
 {        \ /: :7: : : : :{: / \_リ リ !:|: : /:/ |/|: : , : :|: :.ト、
  ゝ         、: :i: : : : : :VィF守ミー  リ: /ノ 〃/: /: : :l: : !  
   \         ,:.|: : / ̄`ヾ込!/}   j/  -‐七'/!: /|: /
    \       !:.!: ,′    ゞ- ′     x==ミ /イ レ'! レ'.   清廉潔白は、武人気質の由つて立つ所なり。
      \     |:.i:/       !     ,     /: : : :|'′
       '.      |ソ     , ′  ゝ.._    /: : : : :ハ. 
        /!      _  /、 \      ,ノ: : :/: : : }
        /  ‐  ´     `ヽ:ヘ__ ` r‐r::::´::::::7||: : ::,ィ:ノ  
        {            }:::ヘ`ヽ ‐|:::::::::::/::リ):,.イ '′
.        }       __,,......ノ\:ヘ___/::::::// ´ |     
        .イ      ̄    } \ヽ:―:-‐'´イ l | .|、 
      八         ,.イヘ   `ヽ;;;;;r'"/   ! / .| !
       |:|::ヽ    _,. '´ |     、_O_}/    !/    〉
       ∨::{          ,ノ    |l.:.l|     l    ノ::、     
.      Vハ.}   ,. -‐ '"j      |l.:.l|      l__.../::::/::〉   
       \ゝ..,__,..ィ´      .|l .:l|    j_;:::-‐'::∧. 

222 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 17:48:09.98
  /        \   ,.r‐レ          ,.r'´:::::ヽ、
  .|           ヽ,,/  ./______,,,,,.... --‐ 'ヽ´:::::::::::::::::::ヽ、
  l         ,,..... --'‐'''´   ` '' ‐ 、    ヽ:::::::::::::::::::::ヽ
  ヽ.....,,,,..__,.-‐''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、  ヽ:::::::::::::::::::::ヽ、
   ..,-__'',,..,.r'::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\  ',:::::::::::::::::::::::ヽ
      /:::::::::::::::::/:/l:::::::::::l::::::::::、:::::::::::::::::::::::::::::ヽ 'l,:::::::::::::::::::::::\
     .//::::::::::::l::::::l:::l .|::l:::::::::l 、:::::ヽ 、::::ヽ、::ヽ::::::::::::'.,.l:::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
     |::|:i:::::::::::|::::/l::| ',:::',::::::::',ヽ、::::ヽヽ、.,__ヽヽ:::::::::::',.!:::::::::::::::::::::::::::::ヽ\_
     |:|::|:::::::::::|:::| .l:l   ヽヽ、::::ヽ、‐- 、.,,, ,,...`ヽ、 、:::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
     |/.l::::i::::::',:l ヽ、  ヽ、ヽ..,`_、-‐''´_,,.,   `.ヽ::,.r'''ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ:',
     l .ヽ::',::',::ヽ ,,. -‐ ‐  `     '´〈 ハ'    .ll   .|:::::::::::::::::::::,.r.ヽ:jヽ
        |`ヽヽ、:ヽ  , ''i':ヽ       .`'"       /:::::::::::,..、r''´
          .|:::::::`|;;;', ヽ  ゞ.'  i             ./;;;',|::l レヾ"
        .|:::::::::|;;;;;ヽ ',.     ヽ         /,´.,r‐‐'´|j    己に克つこと能はずして物慾に捉はるる者、
        |:::l::::|;;;;;;;;;;;;i              ,. 'l´`''        争でか皇国に身命を捧ぐるを得ん。
         ',::l:::|,.;;;;;;;;;;ヽ     - ‐     /  ',
         ヽl:|ヽ,.-、.,r''` .、        ./   .',
          .l|     ,.'´ `'‐- ...,,,.. - '     ,.ヽ--‐‐- 、

223 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 18:04:16.69
                          -----
                    ,  ´ ____      `ヽ、
                 r-≦ ̄ ̄(/    >、     \
                 }^)   / *   / _,ハ      ヽ
                 / ,.-r--r,--r-- r- 、) * ハ
              ___{/: : |:_:/ }: /}:/-ハ-/:、: <_∨_     '.
              ⌒>:/:/ィV{`/イ   ィチ斧ミ|: :/: : : : :\
               /:イ:|:ハ|ィ斧    vソ }:人: 、: :く⌒     |
              /{  |:从:{ vソ,       /   }: :\「`     | 各隊は互に其の任務を重んじ、名誉を尊び、
             ,  /}': : :,             /: 八^V \    ,
              {  ,: :/: : {   __        /: '  ) ∧  \ /
              | , : イ: : :人  `ー`     /:/ ,、__ノ: V  V  
            //://: : :/: : \       /:/ イ: |: : : : ∨   ヽ
           /イ{://: : :/: : : : : :ヽ ___,. /:/ _{/\ : : |\   }
      / ̄ ´   //: : :イ: : : : : : :|: : : : :_∨:/´ /    l: : :|  \ \
     /       ,: /: : :/: : : : /: : : :〈 /:イ /   /⌒\'._   \ \
    '         /:/: /: :/: : : : /_: :/ {{//  >´ (\/⌒ヽ  \ \
   ∧        , :/: /: : ,: :_/_)ノ / (ニ/_) /   /\)   '.    \ \
  〈 \      /:/: /: : /(_/   | /-\/   l //      }    ∨ ヽ
    \_」-、   /:/: イ : : {/  {    || Y /     | ,:' /      /       |  '.
       \ ,. :/:/ ,: : /  |/:   |∨イ /     V /     /      ,    '.
          /: {/ /:/   /    | |  {       /        ∧       /    |
        {: : / /「 {    ,     | |   |     /         {: :\    ,     ∧

224 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 18:04:48.36
            -----
        ,. : ´: : : : : : : : : : : :`: : .
       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
     / : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
      ': : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : ∨: :'.
     |: : : : : : : : :/: :/ |: : : : / : : | : |: : : '.
     |: :| : : |: : :/:/-、 }: : : :,ハ:_:_| : |: : : :.'.
     |: :l: r-|: :下笊^ヽ' : :/ _|: /: :/:|:|: : : '.
     |: :|: V从: | vツ /:イ  イハ下:イ: :|:|` <'.
     |: :|: :乂(l\       , vツ /| : : |:|   `
     |: :∨: : : 込、        ム| : : |:|   相信じ相援け、自ら進んで苦難に就き、
     |: : :∨: : |:|:个   ´'   イ: :,:|: : /:{
     |:从_:∨: |:|ノ   `T:´: :_j: :/:|: ∧:|
     V´  \l:|V--、  '\´  `V:イ リ
      {     ` >^ヽ_  \,-- 、
      |   >´   二'^ァ、 }二- Y
      |  /    イ乂、  :. ⌒}} 、'.
      |   {   r' / ==乂、 ::.   |)==\
     :  |  {V=====乂、}  ノ_)===}
      ,  ,   |_乂____,.>介=-、_人
      } .:   {      〈_/ }_〉 {
      : /    |      /  } |!   } }
      {    |        /  }'   | |
     人   ノ〉            |ノ

225 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 18:05:17.55
                    |     ――――‐>x, | \  /  \
                    |   /  ∧        > ,__]]      \
                       ___| ./  /  V     \     ゞ _      \
                     / ∧/   {   ∨ \   ,\    __ノ         、
                 /   /     !`>x\l\l/x==ミ   \ \       Y
                   /   /     N ,x==ミ     Y んハ 个≦__> \     l|
                    |    Y んハ     ∨リ ! |⌒Y         人  戮力協心相携へて目的達成の為
              /    | |    | ∨リ         レ   ノ∨   ‘,     \  力闘せざるべからず。
             /    /r,人(\  li    '        _ イ  ∨   ‘, \    \
                /      /      \从     く   ノ  /             \    \
            / ′ /        /   >         /       \          _____  |
                | /        /       〕iト-__ {,ヘ/ニ〕__  \        ヽ\|

226 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 18:06:48.33
          '   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          /   /::::::::::>   ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`> .
       /::y.::::> ´                      \
       ,:::://                        〉
        レ'       > ァ フ ̄ ̄X¨ヘX  <    /
      '      ィ    //\_  ,ノ\V_乂 |ト /
     /     /: }    {′     ̄    `   \! Y´
      /    〃   /   人 、_   _,    、  /  ハ
     \  // /     ハ   ̄      〉  ̄ {    }  凡そ戦闘は勇猛果敢、常に攻撃精神を以て一貫すべし。
       丶-/-=彡      }               } 、丿
        // 八        /      _    ,ハ ミ=ー
         { {   \  {  '        ´     / } }
        ヽ\    ) 人 {         /   ;
        ノlヽ人 イ { `ト  >  _, イ ヘノ|  ノ

227 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 18:07:57.44
              ァ=-
                |:〈\::\ -───‐- ._  -=ニ7
               _|::ノ  \:;>¬ァ^⌒ <_/`て::|
              /::|::Ζ / ::::::::::::::::::::::::::::::: \_Ζ::|
            /::::::::|:::ア:::::::::/ ::::::::::::::::::::::::::::::: く ::|
.             ,:::::::::::∨:::::::/::::::::::::::/::::::::::::::|:::::::::::∨
           | :::::::::ァー:フ :::::::::::/:::::| ::::::::::::::ト、:|::::::::::.
           |::::::::::|:< :::::::: /⌒/|::/:::::::::::|⌒ ::::::: |
           |::::::∠二::::::ニ斗チ≪/イ:::::/:/厶x| ::::::: |
.             | ::::::::l:::厶イ《 r{::J 〈/|/ r{J 》 ::::::!:|
.            | :::::: |::::::::::|  Vツ      Vソ 厶イリ 勇往邁進百事懼れず、沈著大胆難局に処し、
              | ::: (| :::: 八  ::::::     , ::: 7 ::::|
              ∨::::::::::::::: 「\             |:::::::|
              |::::|:::::l:::::: ト .     t‐ _ッ   人:::::|
           八:| ::::l:::::::|::| 丶、     イ│::::::|
             / ::: |::::::::::::::リ    ーr< ::::: |/|::::|
.            /イ::::::|:::::::::::::::| ̄\   |─-、::∨ :|::::|
.           __|;;;ノ|:::::::::::::::| 厂 |  乂 /\〉_]:::リ

228 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 18:09:14.95
                     ,′:::/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,
                     l|::::::/:/::::::: /::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::::: |
                      ___l|:::::/::::::::::::/ ::::::::::::::: / | ::::::::::| ::::::: |
                     \::::::::::::::::: /|/::::::::::::::/⌒ |::j ::::: | ::::::: |
                   |⌒Z::_/ 厶イ/|斗=ミ |/| ::::::|:|::::::::|
                   |:::::八| ¬=ミ    rJ:h 》:::::::::|:|::::: l|
                  __j,丶`0\        ヒ^ヅ /::: /|ノ:|::::: |l
           __ 、丶``: : a     _レ')   ′  、、 厶ィ::::::::::| :: |l
.         <~"""/: : : : : : : : : :  /人   r  、    /::::::::: リ::::|l 堅忍不抜困苦に克ち、有ゆる障碍を突破して
         `''ーy: : : :/"; : : :   /:::::::::...   ー'’   イ:::::::::::::::::::|l 一意勝利の獲得に邁進すべし。
           { : : ://__n : :   / :::::|::::/>r‐=ニ   i|::::::::::::∧ :|
              ゙;, : :""´´: : : : ∧ :::::∨ : 厶」     ノ::: ::::: /::∧|
           ハ: : : : : : : : :  {ー\_/::: / 丿    ⌒|/::::::::::/::八
            ;` : : : : : : : : :   }  /::::::;--    __ ノ:::::::::ノ'⌒ニ=、
          ;`: : : : : : : : : :_ノ⌒ヽ{:::::: |\______/:::::::::/   /∧
          ;`: : : : : : : : : : : : : : : : \八/^^)  ⌒|: /|/         |
            {: : : : : : : : : : : : : : : : : : : )´: :/ ̄ ̄ ̄|/      '    |
         ;`: : : : : : : : : :、 : : : : : : : : : /          /    リ
            ;`: : : : : : : :⊂ニ\___,、、-=彳/        |{ /     ,゚
            ;`: : : : : : ⊂ニ二     \{{         ∨     |

229 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 21:46:30.96
          ,r::'::´ ̄`::;-、
          ./::::::::::::::::::::::i!::::::::i.
           i::::::::::::;:r:;r‐ ミミ:::::::i
          j::::r:;r'〃     ヽ:::::i
        ,l:://r',_   __,,..._ ヾ:::!_
          l l'/ rrュ、  ,rrj、  .lr' ,!
.         lj           ィ! /   諸兵心を一にし、己の任務に邁進すると共に、
.        i::!    -     l:´!ヽ
        .!::ヽ  ー_‐.‐   ,イ::::ヽヽ
         i::::::i7 、.     / li:::::::::i.,!
       l::::::::!/!   ̄  ./.l:::::lヽヽ、
       ,il:::::/ !    .r'´ ./:::::lr'  "-、._
     _, -!l:::i  .l   .! ヽ/ l::::::l,     `ヽ
   /  l l:::!、  !  r'   /./j:::::/!        .i

230 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 21:48:25.78
            __
        /:::.::.::.::.:::`::.、
       /::/::´::.::_: -‐ヽ::',
        i:::::、;rvニ‐  ‐ゝ!
          v‐i イノi`  {7)ノ    
        ゝ_  `´  ゝ´j   全軍戦捷の為欣然として   
        (:::ハ. 、 ー/   没我協力の精神を発揮すべし。
       (:::ノ_ノ  `i:´j
       ,.-二´ \_ヽ‐-,、
      ,' ̄丶ゝ 、 \`! ,ハ ヽ
      !  ヽj、\ \.ヾ/ ノ ! i
      |    \ ` ーr'‐f Y ',
     |      .」  ノ ̄| !_、
     |二二二ニ}:::.:{.!   〉,'¬ァ
      7 ̄|   |:::;:!:、 /:!  !
.      |   l   V::レ'∨::!   !
.       |___ヽ   ヘ__:::.::.:|  ,'
      //.::ハ  ヽ:.: ̄|  /
     /.::/..::/.:;ハ  ヽ.:.:.|  !
      /!.:/.:.::j.:/.:.::|ヽ ヽ::j  li
.    //:;'::.:.::i:/.:.:.::l::.:ヽ. ヾ!. {:i

231 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 21:50:24.14
                ,ィ´二二>-三ミヽ、
                 ,.ィ'"`:::::::::ィ'::>-、`ヽ `ヽ
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\\:::ヘ
               ∠:::::::::::::::::ヘ:::::::::::::::::::::::::::::ヘヽヽヘ:',
            /::::::::::::::::::::::',`ヽ:::::::::::::::::::::::::::::∨ニ}}::',
             /::::::::::::::::::|:::::::| .ヽヽ:::::::::::::::::::::::::r‐‐}}:',
          l::::::::::::::::::/ ,::::::|   _、_、::::::::::::/丿ィ=ミ:',
          {:::::::::::::::::l |:::ハ|'"´, _,,>、ィ、::|' ././  ,=、:l
          ヽ:::::::::::::l` .|/ | イ/ Yミリ〉 YY/  /: : }::|  各隊は互に其の任務を重んじ、
           ヽ::::::::|`ミY     ゞイ   | |.li Y: : /:::|  名誉を尊び、相信じ相援け、
            } |ヽ|` ゞィ         ヽヘゝ.ゝィ:::::::|
            / ヘ: : ヘ. <   _    /Y==イ:::::::::::|
             /   ゝ-ヘ  < .ノ      |:::::::::::::::::::::|
         r‐./   ,. -∠ゝ      ィ  /.Y:::|::::: ::::::::|
          / `ヽ、 /7 {:::::::::::> -< /   ∨::::::::::::::::|
        {     \  |::::::::::::::::::ハ <    / }.|:::::::ハ::::::{
 < ̄ヘ  /ヽ __/  ヽ::::::>':: ̄イ-\O./ / |::::::| `ヽミ>、
   \ .}\, イ´: : : : : :`ヘ ィ´ ̄   |::::/   ヽ ./.ノ::::::;  /  Y
    Y/: : : : : : : : : :..:..:ヘ    Y::::|      / ;:::::::/  /    .|
     /ヽ: : : : : : : : : : : : : ヘ. . ,' :: |     { ;::::::/ /     .|
     / 〈\: : : : : : : : : : : : ヘ  ,'::::: | __ { ,'::::::{/      ノ

232 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 21:52:32.17
           /"::::::::,ゝ、 _  __/:`"ヘ
          /:::::::::::r-'彡" ̄::::::: ̄ヾミ)x::::::::::',
          入:::::::ソノ'":::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ)::::::::::i
         /:::ヾ::::7::::::::/::::::::::::::::::::::ヽ:::::::',┘:::::::',
         ∨:::::::/::::::/:x:/:/i::|',:::::r,::::',::::::::i::::::::::::〉
          ヽ::::i:|::|::|;;|||.|::|;|::| ',|::||',i',::::::::::|::::::/ 
           ノ:::|::|:|::|‐_-_-   '_ニニ、i::i:::|:::/   
          .(:::::::i::|:|:|.《l;;リ`   <'リヽ.|:,'|::|::::',   自ら進んで苦難に就き、戮力協心
           \::',:',:::',.    ,.   `".////:::ノ
            /',:',:::〉、  .._ _   ./7//.(
           ヾミ' ヾミ `.i 、 _ ./ ///):::)
             _,ュxノ    ヽ /ヘ_"_
           γ‐ x' ニ'()_ _(/ミ`ヽv‐'、
          /ヘ、 ',  ニi、  /i_`_ ./  -ヽ
          |  .', /‐-y'ゝi'""'|ゝy'__ i  '  |
          / γ/ヘヾヾ',,/|  .||'// /ヽ_   |
         / / ヽ彡ミ'ソ ||  .||ヾ彡/ / ',  .i

233 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 21:55:03.36
             ィ'"´ ̄´
            //
    ,,..-─:::::::::>|:l/:三二ニヽ
  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::>、    `ヽ
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::,ィ:::::::::::::::::::::::::::::::}
::::::::::::::::::::::/_''"/|::イ::::::::::::::::::::::::::l
:::::::::::{::::/.__ \丿 }::/ノハ::::::::::::::::|
::::/イ::/´|:|ヲFヾ   ノ ─‐ :::::::::::|ヘ
:人 〈|リ  マヅ丿    rzヾ/:::::::::::}  相携へて
ヽ::\         Yヅノ..::::::::ハノ  目的達成の為力闘せざるべからず。
  \:}       r " ./彡'´
.   ,,|.\  丶  _   /
  ノヘ.  \   , イ
/、  \  `T.´ヘ─.、
: : ::',   ヽ__ノ、∨:ヽ  ヽ
: : : :{\  /\ノ-、:::::ヽ .Y
、: : :.:ヘ ヽ' ハ Yヽ\: ヽ |
ヘ: : : : :\ /.ハ } .ヽ \Y 

234 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 21:56:55.47
     _ -‐… 、 ',',
    ´     `ヽヽi l-‐- 、
        / ´¨ ∨       ヽ
.     /                ヽ
      /                  ヽ
.     /            ヽ     ハ
   /         ハ ヽ、   ',    ∧
.   l    |   ノ ノノ  ヽ_>>‐-f      ',
   l |    |/十/    , ‐roヽ i     .l
   |    r /fr o、    {{ ∪} 〉l|     |
   |    ヽ{{ {∪}       ¨´ ,'    ,'  戦陣深く父母の志を体して、
    ',    ヽ` ¨´  丶       ノ    ./  克く尽忠の大義に徹し、
   ∨   ∧    -‐‐´ _ ノ  ノ   ノ
    ヾ  ヽ >  _     >‐ ´/ '
       ヽ    >.> | ` ¨´ 丁 ´‐ 、
      _ -‐¨ Y´       `Y  ヽ、
     / |   |       /    |`ヽ
.     / ヽ .l   |       .l    ノ  /',
    /   ', ヽ  .ト、     ,ノ  ./   /   l
   /   ヽ  ヽ |` _ ― ´ イ./´   /   ヘ
.  ,     ,'   ||ヽ、  ̄´ , イ|    |    

235 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:02:06.04
                          ノ.:t-―- 、
                   -――-。_,イ_:. :_:. : . : :'.ヽ
                 x<´.: : : ̄ ̄: : l〈X/´、  ̄ `ヽ;|
                 //:. ,/.: : : : :ヽ : ',`\: :\.   ゙
              / /.: : : .l : : : : : : : ', : '; : :.\: :ヽ
            ! : |.: : : l. : : : : : : : : :l: : : : : : :Vヽ!
             {.: :|.: : : ∧ : : : : : : : : |: : l: : l: : |: :.i
            | : |.: : :/ ヽ.:: : : : : : ノヽ.:l: : l: : | : :}
               !: :!: : ムムー刈マ ,イ-‐Vレ刈: | ノ
            ヽ._iス:l ィ灯メ、  `' ィ灯メ、|,:'くノ|  以て祖先の遺風を顕彰せんことを期すべし。
            ,r´, -+:i 弋rク!      代rクノ !ァ-、ヽ
            !,(|: !゙ア;      l     /´:.i : )ノ
            `i : i: ゙ヘ    ___,    /:i: :.|: :´i
            | : |: : ! \        /: :l i :|:.: :|
              | : :|: _l :.__/ィ^つ-f^>'`ヽ 」_!: i: : !
           ,ィ ´  ̄ ̄/i\  `Y´_    〉  ̄`ヽ
             /     r===ム__人_〉xr===!    ム
           l   _,/|:.:.:.:.:.:.: `ーr‐'"´ : .:.:|\__  l
          lr企..::::.:.: 〉.:.:.:.:.:.:.: : l:.:.:.:.:.:.:.:.〈::.:..:::r企y!
         r企:.:.::.:.`Y.:.:.:..:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:';..:...:::.:.:.:.ム
         |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:':,..::::.:.:.:.:.:.:',
          l:.:.:.:.:.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ .∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.';..:.:.:.:.:.:.:.:.',
           l:.:.:.:.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/  ∧.:.:.:.:.:..:.:.:.:'.,:.:.:.:.:.:.:.:.}
            l:.:.:.:.: : /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧/\∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', :.:.:.:.r'
          `寸レ'.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /__,小 __∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.l

236 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:04:26.01
          「 ̄´.:.:.:.:.:r‐≧、、
        /:.:\:.:.:.:..://⌒ヽ/ニヽ
     /:.:.〃:/ \:.:.〉ヽ {薔} v゙)
      !:.://;/   `ヾ入、 //:i
     !/'´,.--、   ,.--、ヽ、/:.:|
.      ぃ          i:.:V
      代 ⌒  ,  ⌒   }シ, 責任を重んずる者、是真に戦場に於ける最大の勇者なり。
     ハ_'、_ ┌‐┐  ,rニ〈リ  
      ∨ ニ>.`__´_ ,.イ==/
      〉、ニ ソ〈介トヽ { ニ、/- 、
    ,/  }=〈 〈八〉´ 1__l/   ヽ
    l     テ l  :  ,l テ     |
.    \ 、 , ノ>=< ヾ  〃 ノ
       |   {.  ∞   /  /´
      l    ! .∧  ,/  /

237 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:09:29.41
                 x≦⌒ヽ、   ___
             / ̄ ̄リ:::::::/:::ハx≦::::::::::::::::::::::::::::≧ュ。
            i::::::{::::ノ::::::/≫‐x/::::::::::::::::::::::7::::::::::::::::::::>、
             j::::>'::::>'x≦三::::::::::::::>─’:::::::::::::::::::::::::.\
             //.://.:/.:ハ:.V/.://r'⌒':::::イ:::ハ:::::’,:::::::ハ
             /:://.:::/\:.\ヘ: V::::/::::7::::::::: i:::|::::∧:::::::Yi:::::∧
           {:/ィ::::ト、::::{:::X \:::::::::::::::::x┤::::::::::|:::!V/∧::::::i:!:::::i:::}
            //{:::::||X::」x三彡'::::::::::::イ /1:ハ:::::::|X!‐Xメ、',::::|】:::ノ:::i
          i/ i::: ||{ {「∨/::::::::::::::::::::| V{:::∧::::{ ‐tュx_, V/:::/|: リ
          {!  :::::|∨ヽ ∨/::.\:::::::/\{:::::::{X::X ヾ刈 //} / .::/
          ’,  ::::|  /ヘ::::\::: リ   !::::::X \   ゚’《゙// :/
           j |:::| // /゙/7{ハX=-. |:::::::i\     _ >    死生を貫くものは崇高なる献身奉公の精神なり。
              |:::|.// / // ,゚《 ハV .∧:::::|   _ >'
              |:/ /   ,゚:゙ iハV.ハ}  ∧ ム _ _ 」_
           X_/ /'    {:! /  ', ノ >'´      `ヽ
               i|     //   }             i
              ゚,.   /  Y   /                |
              x/           : :         !

238 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:10:31.30
       , - ―‐ - 、
      /         \
     /    ∧ ∧  ,   ヽ
    ./  l\:/- ∨ -∨、! , ',   
   / ハ.|/          ∨|,、ヘ 
  |ヽ' ヽ     ●  ●    ノ! l  生死を超越し一意任務の完遂に邁進すべし。 
. 〈「!ヽハ._    __    _.lノ |
  く´ \.)    ヽ. ノ   (.ノ  ̄
   \ `'ー-、 ___,_ - '´
      ` - 、 ||V V|| \
        | ||   || l\ ヽ

239 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:13:24.55
              _. -‐   ̄ ̄     ‐ _
             , <//////////////////> 、
         //////////////////////////\
         ,イ/////////////////////////////ヽ
       /////////////////////////////////,\
      , イ////////,i'//////ト'///////////////∧-ヽ、    
.        i/////////!V/////ハ \//////////////,ヽ
       l/////////,! ヽ/i///ハ_ -\/////////////\
        l////////!/{‐-ヽ!V//ハ  _\////////ハ`` ゝ
       l/////V/,lヽ{_  ヽ//l '"´ ̄``ヾ////////!
.        l/////,Vハ ̄ ``   `ヾ,        V//ハヽ/ソ   身心一切の力を尽くし、従容として
         }'ハ/ト//ハヾ、                  ハ/ハ_    悠久の大義に生くることを悦びとすべし。
        '  '{ Vハゝ       ヽ         , ィ/Vハ  >_ --、
          ヽ Vハ         ァ   ///ハ.Vリ,. ‐     {
              V,ヽ   `           イ/////_ソ、 _-=ニニ!
            _ -V,へ       /_. -‐  ̄__` マニニニ!
              ," ` ‐ヾ//,>--―‐-''"  _-=ニニニニニ!二ニノヽ、
             ヽ. -‐'"´       _-=ニニニ二二二}'" ,イミミ}
             ,ィ__-==ニニニニニニニニニニニニニニイ ̄::::::::-..、

240 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:19:53.53
                   _
              _,..../: : : : : :`ヽ、
               ,. :/〃: : : : : : : : : : : : :ヽ
          ,. r///: : _: : : : : : : : : : : : :\
            /:/ィ'´:{: : {::::,..>―- 、: : : : : : : ヽ
         ,<//!: : _- '´         \: : : : : : : .
           ;://: :イ                 ヽ: : : : : ::.    
           |:l{!: : /  ___       -―‐- 、∨: : : : :}
           |: i{: :{ ´          _  |: : : : :/     
           |: :Y! ,ィチて_       T _ヽ !: : : :.j!  陣中の徳義は戦力の因なり。
           |: : W   弋)ソ       ヒzソ  j!: :/: ハ       
           |: : :|rハ         `        j!:./: /: i        
           |: : :ト、ム         _,     j!:/:.イ: : :.       
         /: : :|: :.`:ハ       ̄       /:イ: : {: : : :.
          /: : : :!: : : : :>        イ,:/: : : :|: : : : .     
       /: : : : :|: : : : : : : /! ` - ´ |、: i/: : :.:.:.|: : : : : .
        ,: : : : : /: : : : : :/ i!     W!{: : : : :.:|: : : : : : .    
.       /: : :/^!ー--/   ヽ   / / ̄`ヽ:.:.|: : : : : : : : .
     /: :/  !/l//{     \/  / {    !:.:|-,-、_: : : : : .
    , - /    |/|//|      ,介、  {  、  }: :!/  ∨: : : : :.
  /´   /    |/|//|       /|O| ∨rl/,`¨´/ ,{   ∨: : : : .
  {       \  |/|//i     / | | /   `ヾ' ,イ ヽ  \: : : :.
{⌒!      ヽ.|/|//|   / { | |{  o.     Y  \   ∨: : .
\           W//!  //ハ. j,ハ.       o }:|    \_,ノ: : : :.

241 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:22:58.98
 __.厶ミ___:::::::::/ へこ二ニ=-―-.... }}
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   |:l::::::::l:::::l::(\:::::::..、           从、    諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
   |:l::::::::l:::::l:l个ー==ミ    ー-   '′ ..:代ノ}
   |:l::::::::l:::::l:l::|(( ツ::个:        .イ:::::::::::::\
.   ハ:::::::l:/ ̄ ̄\__丿   ≧==く::::|::::::::::::::::::::\
  /:: .:::::::厂 ̄\   :::\      ト-┴--=ミ::::::::::::\
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242 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:25:54.81
                  /
         -‐ミ‐-.、    ,イ'
           ∨: :\ 〃 __,.rュ‐-.、
      _,..-‐ァ=‐-:、: : :Y/: : : : X'ヽ ̄
      ´  ソ;ィ気¨ ̄\:/;:==:≦ヲ¨ }
       〃イ: ; ィ':  ̄: : : : : : : : :>..   
      / ̄〉': : : : : : : : : : : : : : : : : : .\
      '   イ : : : : : : : :;: : : : : : : : : :ヽ: ヽ.  
       /.: : : : : : : : : :ハ: |: : :∨: :i: : :',: : ヘ
.      / : : : : : ハ: : ;彳  :|li: : :.L: :|ハ: ハ: : ハ  
      '.: : : | : : | l ! il   |从 : ||: :|`} : |:. : :}
      ; :.|: : :|: i: |ィ: |`|   | >:l`= ー-|: :|i:|  
      |: i|: : :|:i|: | レ | 、   r ,z==x 戌リ  
      レ' 〈: :i|ル' ,ィ=ミ }厂 ̄ヽ__,,.イ: :|}  礼節の精神内に充溢し、
      |  ヽ乂{ 〃   ノ  、       |: :.|   挙措謹厳にして端正なるは強き武人たるの証左なり。
         .{|:ヘミ=-‐        _,,     |: .:|
.          |: : {ハ    ー‐      .イ: :リ
            |: : | 厶            / ;: :}
           |: .:j   ≧ュ..    ィl   |: :!
          |: :|   / :|三≧  |=、 |: |  _
         ,斗.:|―‐'{  ∨      リ `'|:リ≦ニニ≧、
        /∨i| |ニハ:|   ヽ.    /  ノ7ニニニニニニハ
       ;'ニ∨:| :/ニハ 、  ∧.  /  〃ニ{ニニニニニニ}
       {ニニ〈!:{ニニ∧ \  , / //ニニ∨ニ〃ニニリ
       lニニニ∧jニニニ∧  ヽ∨イ /ニニニ〉/ニニニニ7

243 :名無し三等兵:2016/07/15(金) 22:28:04.89
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/:: Y!′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::、:::::::::.
:::::::Y ::::::::::::::::::::::: ト、::::::::::::::::::::!::、::::::::::',::::::、::、
::::::/',!:::::::::::::::::::::!::: ! ヽ:::::::::::::::l:/:!、::::::::l:::::::ト、:.
::::/::::::::::::::::: !::::::l:::::|   ∨::::::::イl::l ',:::::}:::::::! ヾ!
::,':::::::::::::::::::,:|-::7 ̄!`   !::::::::::l , ヽ、l::/ハ::::l
::|:::::::::::::::::´::|:::/l:::/_  }:::;::::::iイ_ }/イ} !::;
::|:::|,:::::::::|::::::|/,ィチ_ `' /:ハ:/弋ソ {:::/ l/
::|:::|:、:::::::{::::下 トし刈  /  ´    ト、
::l:::l::ハ::::::,::::l 弋)zソ         、  { }!  生死利害を超越して、
::Y:{ i_\::',、!              八ノ   全体の為己を没するの覚悟なかるべからず。
:::::::::ゝ、__,、             / ̄
:::::::::::::://:|_ヾ} 、       σ /
::::::::::::::{ !::|/}l   >  __/
::::::::::::::ヾ、|__,ノ     /ーrrr、--、 ̄`ヽ
::::::::::::::::::::∨      、  ∨∧ ',   ':,
:::::::::::::::::::/          /∨∧ } l   ',
::::::::::::::_/_     _,...- 、     ∨/ヽj
::::::::::////>、´          ヽ//l l   ‘,
::::::::/ ̄`ヽ//\        //// |    }
::::{ ̄ ̄`丶\//` ー― '´77////  \   !
::::::.__    ̄`ヽ、/////////       ヽ |
::::::::.   \__  ` ̄ ̄ ̄´         }/ヽ

244 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 09:59:52.98
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::::,{:::|:::/::::::::::`´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
/:: Y!′:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::、:::::::::.
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::::::/',!:::::::::::::::::::::!::: ! ヽ:::::::::::::::l:/:!、::::::::l:::::::ト、:.
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::|:::|:、:::::::{::::下 トし刈  /  ´    ト、
::l:::l::ハ::::::,::::l 弋)zソ         、  { }!  生死利害を超越して、
::Y:{ i_\::',、!              八ノ   全体の為己を没するの覚悟なかるべからず。
:::::::::ゝ、__,、             / ̄
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245 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 10:00:46.14
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:::/ /::/|: : /    ノ:.、 `ー '   `ー'    }: :/: :〉  }::::

246 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 10:02:40.85
        /                \
.           i                 ヽ
       /   |         ヽ     :,   :.
       .′  │            '.  {   :,   :
.      :     :| i、       :|  __j_j{    :,   :
      i     | | \     :| ノ、人__}{__   :   :
      | i   ┼!―-ヘ-   :「いィ冗丁jア   i  i
      | |    〃^冗下\ 人  以り  |   |  |
      l |    ト 以り  `ヽ }      |   |::: : {   陣中の徳義は戦力の因なり。
      Ul   い      ′      | i:  |:: : 八
     :U    } u            | l:  |::::::|:小
       い    小、    -‐  ⌒    | l:  |::::::|: |
      ∨::    ゝヘ          イ:jノ  リ:::: |: |
.       ∨::    ∨::/〕o。..  ___ /  |/::://:::/:八{
        ∨::    ∨::/::∧    __//:::/人/レ
         、:: 、 ::∨:::厂ハ   「い//  .〉-‐    ¨¨¨¨¨ヽ
         \{\:: ∨ .トヘ、 ,ノ〉∧   / ̄ ̄     }    :、
        __   -‐ ーヘ ト.:.:y==ミ:.:∧ /        {     、
.       / }-‐    ⌒ヽ.{ {____} j/           {      \
      / {        \/:.:.:.:.{ /    --―┐ 、 }       \

247 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:39:06.78
          '   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          /   /::::::::::>   ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`> .
       /::y.::::> ´                      \
       ,:::://                        〉
        レ'       > ァ フ ̄ ̄X¨ヘX  <    /
      '      ィ    //\_  ,ノ\V_乂 |ト /
     /     /: }    {′     ̄    `   \! Y´
      /    〃   /   人 、_   _,    、  /  ハ
     \  // /     ハ   ̄      〉  ̄ {    }  凡そ戦闘は勇猛果敢、常に攻撃精神を以て一貫すべし。
       丶-/-=彡      }               } 、丿
        // 八        /      _    ,ハ ミ=ー
         { {   \  {  '        ´     / } }
        ヽ\    ) 人 {         /   ;
        ノlヽ人 イ { `ト  >  _, イ ヘノ|  ノ

248 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:40:48.47
                                -─‐-
                         ..:::::::⌒´ ::::::::::::::::::::::::::::`丶、
                       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::\
                       .::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:ヽ
                     /:::::/:::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::\:.
                       ::::::::i:::::::::::::::::::::::::|:::::|::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::{
                     |::::::::|:::! ::::::::i::::::::::|:::::|::::::::i::::::::| ::::|ヽ::::::j:::::ハ
                     |::::::::|/|::::::::::i::::::::::|:::::|\ ::::::::::|、::|´|:: /|:::i小
                    │:i :::: |: |::::::i:::::::八::::{⌒\::::::| \ィチY|:::i:::八
                   |:::i:::::::|: |::::::|:::::::::::iハィ忙ヽ\乂 Vソ │:i::|
                  |:::i::::: |八::八 ::::::::i:ト弋ツ      ´  ::::i::|
                       |:::!:::::::::::::::::::::::::::::八           〉 八|/ 神霊上に在りて照覧し給ふ。
                     |∧::::::::::::::::::::::\::::::.          /:::::|
                        \:::::::::::::::::::::丶:::>    ー ' /::::|八
                         ∨\:::::::::::::::: ニ=-  ,.__..イ|\|⌒
                         _>ヘ{\> .._{__\|__
                         /´.:: 二ニ=彡::.:´:://:.::./ ̄::.::.::.\
                       -=ニ厂::.::.::.::/::.::.::.::.//::.::.::.::./:.::.::.::.::::.::ヽ

249 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:42:27.08
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     ー=彡' : /: : : / ://: : : :/   ムイ 从 : : 八: : : : !: :\: \ー‐`: ::'
         レi: /:: : ;イ/,〃笊ミ、        笊ミxヽ : : ;ゝ : : \: \: : :{
.         l厶イ : ヤ .i{ {J::刈        {J::::刈 .}iY: : : :iヽ:  ̄: : : :
.         |i: : :l : : ;   弋:::ソ           弋:::::ソ ''  ! : : : ! i}: : : : :i: :!
         八: : : : i ,   ` ¨¨          ¨¨¨   /: : : :/ /: : : : :|;/
           \: : | :.         i:              //: : :/〆ミi: : : ,'
             \l: ::.         ヽ::         /: : : :/: : : : !: : :' 他の栄達を嫉まず
               |: ∧                /イ: : :/.: : : : :|/
               人' : i 、     ー __ ァ      il: :./.: : : : : :|
                 \| i: ..     ‐           リ;/|: : : : : : :|
                |i : `: ..           イ  /|: : /: : : :|
                |l : : : :/>  __  '   ./  .!: /.: : : :リ
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.               <´i: : : :/  ヾ     /      ./ : : : :/. ヾ/ \
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250 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:43:22.99
           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 丶: : : : : : : :\
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.     ' i ー=ニ /:. : :/ .:/: : : :/  !: : :_:_i!_: : l: : :|: : : : : :\: : : \: : : : 〈
      { .|/: : :/: : :斗≠‐-/   '|´: : :/| : 丶: : |: : : : : : : :\ ̄: : : : : : :,
        ー=彡 ': : : :/: :,/    .|: : ≠从乂 : : |: :\ : : : : : :\: : : : : : :i
       ー‐=彡: :イ 笊ミx     |/笊ハヾ ヽ从: : : : : T: :‐┬‐` : : : : :
.        i: : li : : :.ハ i{ {刈        {J::刈 》' |l : : : : : :i ヽ: :|: : : : :} : ,'
      人: 八: : :i::l 弋ソ      弋zソ '  |l : : : : : :|ヘ }: | : : : /: /
        ヽ ヽ: | l   ¨  ,      ¨¨    |l : : : : : :| ./: :| : : /: / 己の認められざるを恨まず
              `|i :.     〈             八: : : : : リ/: :i : : //
             |l:人    __         /イ: : : : //: : : :! : :!´
             |l: : : : .   ∨ ̄ ア         i: : : :/;: : : : : ; : :ト、
.             八: : ::| \   ー        l: : :/ .}: : : : /.: :i:! .)
.              \ |  \        , イ  ル乂 /: : : :/:/: 八
               `   |: : .ー t彡        ,./: : : :/:/‐- 、:ヽ
                   从:/  !     , < ./: : : :/:/ ./゙X}: ,ゝ

251 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:44:15.51
                    / : : : /: : : : : : : : : : : : : : ヽ: :\
                   / : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: \
             . : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ ヽ
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          ー=彡/: : : : :i: : : :/: : : : :// : / .|: : -十 ‐-: :.i廴____>'⌒
          ⌒iフ : : : : : : l斗:/:¨ ̄`// : /  | : : 斗==ミ: :|: : i: : i
          <____/|: :/,斗==ミ厶イ   从ハ ん:::ハ ヽ}: : |: : |
.             |: i : : : :/iレ〃 ん:t圷         乂zジ /'|: : |} : !
            八 |: : : : : :.| ヽ 乂zジ          ¨¨ ´ |: : |: :,′
.            {  ヽi: : : :| :|     ^¨¨´      {:.      リ: :/ /
                八: .:.|:i乂          }:      厶イ / 省みて我が誠の足らざるを思ふべし
             {  \|八ヽ                    //乂
                 八: ヽ:\     ー一  ´   //: |{ }
               { | l\ \}゚ 。          ,/{ : : : |{
                  | | : :\ \  >        / Y: : .:|{___
               ___L|: : : :| ⌒\    ¨´   ,′.| : 人} X`/⌒i
               γ:X:( |: : : :|r‐、  \     /  人 : : : :\/ / ̄ ̄ ヽ 、
              '´  {:X:X >"⌒¨ヽ ゚。   ` ーュ_f´       \: : :./ / /⌒\゚。 ヽ
         /    ヽ:/  ≠ーミ)、 i     ./|o|ヘ_    /xヽ/ ー〉'´      \
.      /         { __/      ) {   ,x≪i:囘:i:i:i:i:≫x/:X /  ゚,/⌒`ヽ、 ノ .i

252 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:45:50.41
           /: : : : : : : : : :/: : : : : : : :./: : : : :/}: : : | : : : : : : \: : : :.
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           |: : ⌒フ: : : : : :. :. :. :. :./: :/厶イ   ,从レ' 斗弍~ヽ |: : i: :|
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.          八 : i : : : : : : : i : : : : :| 〃{ i:::ハ          乂ソ  リ: : l: :!
              ヽ| : : : : :f⌒| : : : : :l 爪 乂zジ           ¨´ /:. :. :.八
              |: i : : : 乂 | : : : : :|    ¨¨´        :. ヽヽ厶イ: /′
              |: l: : : :. :.八 : : : : {  ヽヽヽヽヽ      /   / : /
              }八 : : : : :. :.\: : :{                  .: : :/
               i{  ヽ: : : : : : : \乂_         ,_ ‐ァ   イ:. :.,′     身を持するに冷厳なれ
                 }: : : : : :f´} \=-            イ }从{
                |: : i : : :l \      ニ=-       /: {
                |: : l : : :|   \         「ヽ¨: :. :.{
                |: : l : :八    `` ー-  、 {  { : : 八
                }: 八 : : : ヽ        Л'ァヘ乂: : : :ヽ _____
.             ,   -ム´ ̄\: : : \       /  ! /i〉__ヽ: : : :\    、
.           /     ミx  \: : : \.     /\_И:i:i:i:i/ \: : : :\   \

253 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:46:25.41
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        |:::::::::::l:::::∧:::!i! \:::゙:,゙:, ゙:,::::リ   :,::::!:::::::: ゙:, :::l |!
        |:::::::::::l:::::f' V忙 iヽ `ー  ィ なう`'ァ :::::::::::::゙:,::ゝ._
        i,::::::::::l::::::! 弋_iソ       ヤ_リ  从::::ム::::::}ト、 `    事に処するに公正なれ
         i!、::::::ゝ=-               ;! 》ヽ:::ハ:: リ i}
         i! ゙:,、::弋_       ;       ノzり:::}ト i!'´ i}
           ゝ、::∧     、     ,    /::` 、::::リ.八  リ
           .ィ´ }レ’个:s。.    ̄   ィ:::::::i!ヽ} `ー
         〔   i!     | ≧=-=≦ | レ1::リ  \
        / ゙:,  i!   _!       |   ` ;   \
        イ`ヽ. ゙:, i! /  `ヽ      ノ`>,  ノ     〉=s。
    ,z*'’弋_ ム λ} 〈    /`:,   ∧  i ,!   .イ   ゙ヽ
  /      マ i} ∧::゙:,  /   L _/  V/ /  ./ i!     >、
 /`ヽ       Vi}ノ  }::::∨、   i! i!  /!::/≫'’   》     /  :,

254 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:47:10.02
                 _ _
            , . :.::´. :.:..:.::.::`:.丶、
          ,. .:´ .:. :. :. :. :. :. :. :. :.:.:.`ヽ、
        ,.:.'´./.:./ . :.:. :.: .: .: .: .:.:.:.\\
 .       /: : /: : :/: : :/ : : :.ハ: : : : : : :.\: : :.\
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     ,′: :.i: : :.i: :!: /l .:.|   :ト、.:ト、 .: :.:l.:.:l.:.:.: .: .: .:\
      i::i: : .:l:{.:.:.|: : |:ノイ.:.:| ー─|‐メ、ハ.:.:.:l.:.:l.:.:.:..: :l.:.l.:|:!
      |::l.:.:.::l:{:.:.:| ィイ:斗:.::{     _-ヽ:ハ.:.:.l.:.:l.:.:.:.:.: l.:.l.:|l
      |::l.:.:..:l:|.:.:.| リ_‐     ィ弋.沙ソ !::.}.:.:}.:.:..:...:l.:.l.:|!
     ヽ.:.:.:::小.:弋.:ッソ             l.::/.:.ハ.:.:.:ハ.:.リ
       `ト::ト.:ハ   ノ         l/:〃.:.:}. :.}:.: .リ
         N.::.:.ハ   `           〃:.:.:.:l. ::!:.:: ;′    行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。
        i.:..:.,:ヘ     r─ ┐       /. :: .::l. :.!:.:.,'
        l.:.|. : |:\   ヽ__ノ     /| . :.:.:.:l. ノ.:∧
        ヽ|\|:.:.:{.\       .   ´  |:.:ハ.::ハ.:ハハ}
              \|ヽ(`>一 ´    ノ|/ リ リ } ′
              _ノノ!  ,  ´ ̄ |.:`ヽ
      ,.  ‐ rr─イ/ハ /  / }    /.:.:..:.:`ヽ、
     /.:.:.:.:://.:.:.:.:.:.:/ /レ'/ /   /.:.:.:.:.:.,  ==ミヽ、
    /.:.:.:.:.://.:.:.:.:.:.://`V ノ|  /.:.:.:.:.:.:.//.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ

255 :名無し三等兵:2016/07/16(土) 15:51:42.86
  r'~ .:.'Y: : : : /~        _....__         _....、___   \: : : \
.  \   j. : : : /    ,. ・'  ̄   `       '      `’ ' 、\.: : \:
   i^:r1 : : :/   '                        ` \: : : :
   l :.l .l : :./n                              \ : i
   l: : l .l、:レ':l    _,.-ーー- 、_  : .       .:  _,r='ニニ^ヽ、    7、
   l : :\V.: :l  .r'::r'" ̄_^rr、ヽ、         r'~.,.rrt-、 `ヽ\  //:ヽ
   i; : : : ヽi: 1, (::.i'  r(_.)l l::::',           rしj l::::',   l:::) ./;r-、ヽ
   .l .; : :/_ヽ;i  .い   l=〈 〉=.l             l=〈 〉=l  /,ノ /, -、l :
    i/: : :.l/ ヽ、l  `  ヽ::.l l.:.ノ           ヽ::l l.:.ノ    ./く  l
       :i   ( ヽ     . .                  . .     / / ,ノ
       \,  ヽ,   . .. . .       "        . . .. .   ./  /
         ヽ、_ i                         ./ _/
            `l        、_        ,.         /     諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ       行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。
               `ヽ、_              _, . -'"
                  `l           ,. イ           (戦陣訓)

256 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 11:08:00.80 ID:bTbRuIWg.net
ようするに陸軍悪玉説は都合が悪いので海軍悪玉説を捏造したと。
で山本を冤罪で犯人にしましたw

257 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 13:24:50.82 ID:raSGEFIp.net
つMI方面
つブーゲンビル上空

258 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 16:15:48.71 ID:bTbRuIWg.net
>>257
つまり山本が軍令部や海軍省の命令を無視して強行したとw

よく命令違反で処分されなかったな。

259 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 16:22:11.68 ID:raSGEFIp.net
つーか海軍は陸軍のオプションでしかないのにどうしてそこまで頑なに協力を拒むのか不思議でならないんだわ

260 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 16:30:08.84 ID:mkOHUhWT.net
>>259
MIはドゥーリトル空襲を受けてからは陸軍が熱心に推進する側に
回ってるンダが。

261 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 16:36:57.28 ID:raSGEFIp.net
>>260
議事録等の記録関係は残ってるのかい?
あったら知りたいが

262 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 16:47:08.44
本土防空の担当は陸軍航空隊である。それがまったく何の役にも立たずとは・・・。
したがってドゥーリトル空襲で最も大きな衝撃を受けたのは陸軍であったはず。

263 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 16:48:00.26 ID:+rjRSu4H.net
だいたい陸戦と無関係に海戦が起きるわけないんだから、軍令部を独立
させたのは間違いだったな。

264 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 17:08:52.70 ID:bTbRuIWg.net
>>263
まぁそういうことなんだが、当時は理解できなかった。
日本海海戦で大勝利して講和の糸口を掴んだ、という
お手柄の褒美が軍令部の独立と言われている。

265 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 17:23:32.32
>>258
命令など出ていないがw

266 :名無し三等兵:2016/07/18(月) 20:42:23.85
>>258
いったいどこからそんな小噺を仕込まれたものやら・・・w

267 :名無し三等兵:2016/07/21(木) 12:40:56.37
相変わらずバカ土足が必死しとっ
戦争責任をば海軍の象徴山本やんに転嫁しちょる。
山本やん ふんなこて申し訳なかばい。許してくんしゃい。
佐賀のみなやんも泣いちょるよ。
我が郷土佐賀のばか息子がご迷惑かけてすんせん。
オイたち 郷土のこんバカもんが恥ずかしうてしょうがなかばい。 
どうかゆるしてくんしゃい
この土足ちゅう男はほんなこて、ひねくれてどうしようもなかごたっですばい。
何としてでも我が郷土の牟田口やんをばかばおうとしとっ。
無知なくせにウソ言うことば何とも思わなくなってしもうたちうワケや。
ウソば言い続けてるうちにふんなこてと思うようなって、更に、ウソば言う、
という悪循環になっとるのばい。 おいどん 穴があったら入りとうて・・・。
山本やん ほんなこてに申し訳なかばい。どうか許してくんしゃい。

268 :名無し三等兵:2016/07/21(木) 20:56:56.43
おいっ土足 すらごといいよっくさ
すらごとゆーともたいがいぶんにせろ!
あいはすらごとばっかいゆー。もうまたとだまされんぼ。

269 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 06:53:52.19
一、大山事件直前の上海状勢
1、北支に於ける日支軍事行動の進捗に伴ひ中、南支方面情勢漸く険悪の兆しあり。
上海に於ても支那軍漸次増強せられ、8月初旬同地方支那兵力は、保安隊3500、
憲兵1500、警察隊(装備は軍隊と同しきもの)5000あり。
又、京滬沿線に王敬久87師(停戦区域に接近)、宋希濂36師、孫元良88師 滬杭沿線に
李松山55 劉尚志56 阮肇昌57の3個師及1独立旅、1独立砲兵団(以上何れも中央軍)
駐屯せるが上海を中心とする正規軍は全部にて10個師に増強する予定にて漸次集結中
の由伝えられたり。

270 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 06:54:42.01
一、大山事件直前の上海状勢
2、上海に於ける抗日団体たる各界抗敵後援会及文化会救亡協会等の社団体は前線兵士慰問隊の組織、
抗日義捐金の募集等を決議し蒋介石に対し激励電を発し又私貨不売買委員会、中華国貨維持会等は
私貨の不売買、廃銅、鉄屑の輸出防止を決議し尚又学生等は従軍を志願する等抗日気勢を挙げたるか
8月に入り閘北方面に於ては内密に保安隊の集結を行ひ防備施設を施し連夜演習を挙行し居るやにて
之か為上海に於ても日支衝突の危機刻々切迫せりとし各種流言蜚語乱れ飛ひ閘北及東部地域より租界
内への支那人避難者昼夜絡繹として虹口一帯は上海事変以来の混雑にして8月初旬の租界逃入者5万を
突破する状態にして右は在留邦人殊に租界外居住者に対し少なからさる不安を与えたる折柄5日夜半よ
り7日早朝に亘り保安隊は北部体育路方面に於て殊更日本部落(日本人倶楽部付属園附所)を目標に襲撃
演習を挙行せる趣にて同地域邦人は通州事件を連想して恐怖に戦き婦女子を床下又は醸造用大樽の中に
匿し万一に備ふる等非常の衝撃を与えたる事件発生し避難方に付上海総領事館の指揮を懇請し来たれり
・・・

271 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 06:55:17.15
北支事変勃発後、中南支方面の情勢逐日悪化し、上海付近に於ては日支経済関係
断絶の状態に陥り、保安隊に擬装せる中央軍は上海停戦協定を蹂躙して同地帯内に
進入し陣地を構築す 叙上の情勢に鑑み揚子江沿岸在留邦人は8月9日迄に上海に
引揚を了る。
8月9日大山事件起きるや第三艦隊長官長谷川清中将は
南京政府に対し、停戦協定地域内の支那軍の撤退及防禦施設の撤収を要求す。
然るに支那側は之に応ぜさるのみならず、11日夜以来停戦協定を無視し、公然
軍隊を上海付近に集中。
翌12日に於ける集中兵力は中央直系軍約3万其の他の軍約2万に達す。
上海に於ける我が海軍特別陸戦隊の兵力は事変直前約3千にして、其の後逐次
増加せられしも8月12日頃に於て尚約4千に過ぎず。海軍特別陸戦隊は右の如き
事態に鑑み、12日夜応急警備に就き、警備区域は東部協同租界全域に至る。
而して蘇州河以西の共同租界は英米の主権下に在りて日支両軍共之に進入するを許さず。
13日八字橋付近に於て支那正規軍と衝突し、茲に戦闘状態惹起するに至る。

272 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 06:55:46.07
@
「抗日支那の研究」長野朗著1937年11月坂上書院刊
(排日運動の経済的ボイコットは満州事変以前を第一期、満州事変勃発時を第二期とし)
北支問題が起こるや、排日は第三期に入り抗日となった。日貨排斥に変わり、対日宣戦の叫びが
到る所に挙がった。昭和10年の暮れごろから11年に入って支那人の対日空気は北から南に到る
まで、一般的に非常に悪化した、・・・支那人は次のように言う。「今、吾人に残された問題は一つ
である。それはいつ日本と戦うかということである」と。
彼らは民衆に向かって、支那は日本と戦っても負けないという宣伝をやった。かくて支那全土に漲
るものは抗日救国の空気である。この奔騰の勢いの前に如何なるものも抵抗できない。右翼から
左翼まで欧米派も連ソ派も学生も労働者も商人も、南方派も北方派もすべて抗日一色である。
識者も民衆も内戦を嫌うが、然し彼らの最も平和的な者も、日本となら戦うと言っている。昭和10年
末からの学生運動は中国全土に蔓延し、今や全く共産党系に牛耳られ、最近全国的組織を完成し
全国的抗日宣伝に努力すると共に学内では非常時教育計画により極端な軍事教育が行われ、中
等学校では軍事教練、大学専門学校ではそれぞれ専門に応じた軍事研究を行なった。

273 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 06:56:09.30
A
少年団も出来た。学生は農村及び労働者の間に義勇軍の編成を企てた。
抗日の空気が中国全土に漲ると共に、蒋介石の対日戦備は着々として進められ、230万人の常備
軍を擁するまでになり、殊に空軍の拡張に全力を注ぎ、杭州 、洛陽等に飛行学校を設け、アメリカ、
イタリア等から続々と飛行機を購入し、その数1千台に達し、軽重爆撃機数百台を備えるに至った。
国内防備計画も積極化し、北支那では北平、天津方面の宋哲元軍が第一線にあり、山西軍8万、
山東軍10万、及び平漢線の満福麟軍、南震軍がその後詰となり、保定、滄州に堅固な陣地を設け
た。また黄河南岸の隴海線一帯を第ニ線とし、ここに中央軍を配し堅固な陣地が設けられた。
また中支方面では東方に対し海岸線を第一線とし、海州、上海、杭州が固められ、南京の防備が完
備された。また武漢を第二線とし、四川を第三線とし、ここに蒋介石は最後の拠点とし成都を中心に、
盛んに四川の経営をやった。こうした抗日の空気の中から種々の事件が突発し、大勢は日支衝突の
一路に向かって進み、最早人力では如何ともすべからざる状況となっていった。。

274 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 06:57:09.80
A
少年団も出来た。学生は農村及び労働者の間に義勇軍の編成を企てた。
抗日の空気が中国全土に漲ると共に、蒋介石の対日戦備は着々として進められ、230万人の常備
軍を擁するまでになり、殊に空軍の拡張に全力を注ぎ、杭州 、洛陽等に飛行学校を設け、アメリカ、
イタリア等から続々と飛行機を購入し、その数1千台に達し、軽重爆撃機数百台を備えるに至った。
国内防備計画も積極化し、北支那では北平、天津方面の宋哲元軍が第一線にあり、山西軍8万、
山東軍10万、及び平漢線の満福麟軍、南震軍がその後詰となり、保定、滄州に堅固な陣地を設け
た。また黄河南岸の隴海線一帯を第ニ線とし、ここに中央軍を配し堅固な陣地が設けられた。
また中支方面では東方に対し海岸線を第一線とし、海州、上海、杭州が固められ、南京の防備が完
備された。また武漢を第二線とし、四川を第三線とし、ここに蒋介石は最後の拠点とし成都を中心に、
盛んに四川の経営をやった。こうした抗日の空気の中から種々の事件が突発し、大勢は日支衝突の
一路に向かって進み、最早人力では如何ともすべからざる状況となっていった。。

275 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 06:58:22.67
蒋介石は既に昭和11年春に2中全会に於て、次のように日本に妥協しない決意を述べていた。

「支那は一体どこまで忍耐すべきであるか」との問いに対して、蒋介石は、
「和平の限度は北支を指すのである。北支は満州と違って支那民族の生存の為の血であり、
肉である。従って北支における主権保持と行政完整の根本原則が侵害される場合こそ、
断乎最後犠牲の決心を発動すべきである。しかも最後犠牲の決心を発動したる場合は、
もはや最後まで妥協はあり得ない。妥協を計ることは、即ち屈服に外ならず、屈服は吾人の
絶対に甘受し得ないところである。」

276 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 06:59:11.20
蒋介石は中国存亡の鍵を握るのが空軍であるとして最重要視していた。

杭州航空学校卒業式後蒋介石の訓話 昭和11年10月14日
教官職員父兄への訓話要旨
日本は過去に於て満州を略奪し華北に進出し来りたるも吾国の応付準備なかりし為、
殊に空軍の建設なかりし為、忍ぶべからざるを忍び今日に至りたるが、此次更に無
理なる要求をなし今や大勢は開戦の止むなき段階に到達せり。
此秋に於て屈服せば中国は唯亡国の一日あるのみ。勝敗の決は実に空軍同志の決意
如何にあり。若し300名の空軍同志が決死の覚悟を以て日本軍、日本軍艦或は日
本国内の重要都市を襲撃せば敵に莫大なる損害を与え勝敗を左右するに至るべし。
中国は現在危急存亡の時にして救亡は只空軍の活動如何にあり。空軍同志の父兄た
る諸君は中国安危を眼前にして各々吾子弟をして後顧の憂を抱かしめざるよう安心
を与え勇躍国難に赴かしめられん事を望む。若し不幸にして戦死することあれば国
家は其の遺族に対する撫恤は十分に支給する用意あり。・・・

277 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 07:00:06.00
昭和11年6月 上海各界救国連合会が赴京請願団を南京に派遣した時の宣言より抜粋
 
我らは無限の悲憤血涙を以て、最後の犠牲的決意を抱き、ここに政府に向かって我等の要求を提出する。
「直ちに対日宣戦を布告せよ!」と。
我等の敵日本帝国主義は我が民族に商工両方面より打撃を加え更に河北増兵によって我等の河北を第二の
東北と化せしめんとしている。吾等なお抵抗せずんば全国の同胞はただ亡国奴と化せんのみ。現在、河北
の将士は敵人の圧迫下にあって、反抗の準備を整え、西南の14集団軍はすでに正式に抗日戦線へと出発
した。全国民衆の熱血は遂に沸騰の頂点に達したのだ。・・・
我等は西南の抗日部隊に対して速やかに北上の便宜を与えんことを要求す・・・

(この当時蒋介石は綏遠事件で内蒙古軍を破り有利な体勢にあり、共産軍壊滅を計画中だった)

278 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 07:01:06.01
昭和12年7月8日、中国共産党中央委員会は全国に抗戦を呼びかける次の宣言を発した。
・・全国の同胞諸君、北平、天津が危ない。華北が危ない。中華民国が危ない。
我々の活路は全民族による抗戦の実行以外にはない。
我々は、進攻してきた日本軍にただちに断固抵抗するとともに、
新たな大事変にただちに対処する準備をするよう要求する。
全国のすべての者が、上下の別なく、日本侵略者と和睦して一時の安泰を求めるような
いかなる考えも捨て去るべきである。・・・
我々は南京の中央政府に次のことを要求する。
第29軍を確実に援助すること。
また、ただちに全国民衆の愛国運動(抗日運動)の禁止を解除し、民衆の抗戦意識を高めること。
応戦準備のため、ただちに全国の陸海空軍を動員すること、
後方を固めるため、ただちに中国国内に潜んでいる民族裏切り者や
売国奴および日本侵略者のスパイを一掃することである。
我々は、全国人民に、全力をあげて神聖な抗日自衛戦争を援助するよう要求する。
我々のスローガンは次の通りである。
北平、天津を武力で防衛しよう。国土防衛の為、最後の血の一滴まで捧げよう。
全中国の人民、政府、軍隊は団結して、民族統一戦線の強固な長城を築き、
日本侵略者の侵略に抵抗しよう。
国共両党は親密に協力し、日本侵略者の新たな侵攻に抵抗しよう。
日本侵略者を中国から駆逐しよう。

279 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 07:02:25.02
昭和12年7月28日、
日本帝国陸軍が北支で総攻撃を開始した翌日、蒋介石は盧山で「最後の関頭」と題する演説をした。
日本に対する徹底抗戦を改めて中国全国民に徹底したのである。

280 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 07:02:56.55
@「最後の関頭」 蒋介石
・・・・・・
犠牲のニ字は厳酷である。
吾人は自分自身を犠牲にするのみならず、全国の同胞をも一斉に犠牲に赴かしめんとするものであ
る。我国は弱国であり吾人は弱国の民であるが故に、吾人の謂うところの抵抗とは他の内容を持つ
ものではなく、その内容としてはただ犠牲あるのみである。吾人は一個のの人間、一塊の土をも悉
く灰燼に帰せしめ、敵をして何物も得ざらしめんとするものである。これはまさしく厳酷であるが、
もしそうしなければ更に一層厳酷なるものが続いて起こるであろう。換言すれば、吾人がもし犠牲
にならなければ傀儡になるまでである。中国歴史上に於いて他民族の侵略を受けて半ば滅亡したこ
と数回、完全に滅亡したこと二回に及んでいるが、これによって侵略者は我が4億の民を殺し尽く
し四百萬方里の領土を毀ち尽くしたのではなく、幾人かの熱血児の死んだ後に、熱血なき大多数の
者がその身と土地とを合わせて侵略者に献上し、以て自己の富貴の基礎を作らんとした為に、侵略
者は極めて容易に我大多数の民衆と全領土とをその掌中に収めることが出来たのである。
吾人は今日に於ても依然として傀儡たらんとするか?

281 :名無し三等兵:2016/07/22(金) 10:24:31.01 ID:TNp8WuOh.net
>>51
朝鮮戦争だって、李承晩の北進政策による挑発を理由に
北朝鮮が免罪されてしまうよね。

282 :名無し三等兵:2016/07/23(土) 22:19:52.07 ID:0w5d8YBm.net
南京事件の恥辱をフルボッコでお返しした海軍。

283 :名無し三等兵:2016/07/25(月) 15:47:25.72
A「最後の関頭」 蒋介石
もし傀儡とならないならば、ただ犠牲あるのみである。我国は弱国であり吾人は弱国の民である。
従って他国を打倒することは或いは不可能であるかも知れないが、自分自身を犠牲にすることは如
何に弱国の民と雖もなし得ない道理はないであろう。もしそれが出来ないというならば、それは為
さないのであって出来ないのではない。所謂為さずとは犠牲の決心を持たず、ただ傀儡たるの決心
をのみ持っていることである。吾人は自ら傀儡たることを願わず、自分自身を犠牲にするのみなら
ず、自分が犠牲になった後に自分の同胞が傀儡たることを願わないが故に同胞を統制して一斉に犠
牲たらしめて一個の傀儡の種子をも留めないことを欲するものである。都市たると寒村たるに論な
く、吾人は一切の人と土地とを悉く灰燼に帰せしめなければならない。吾人は敵の進出を阻止する
ことは不可能であっても、敵をして進出の後に一も得るところなからしめることは出来るのである。
吾人が数年来熟慮深考して団結を講じ、組織を講じ、訓練を講じて来たのは、最後の関頭に全国家
、全民族の精神的力量を発動し、年来築き来った物質的建設を駆使し、以て侵略に対する抵抗を鞏
化せんがためであった。所謂抵抗とは全国家、全民族をして侵略に抵抗して犠牲たらしむることで
ある。天下既に弱者なければ、天下また強者もない。かくて吾人の犠牲は完了し、吾人の抵抗の目
的もまた達せられる。吾人は高らかに「最後の関頭」の一句を叫び、更に高らかに「犠牲」の一句
を叫ぶものである。

284 :名無し三等兵:2016/07/25(月) 15:50:26.06
○昭和12年7月支那事変勃発前後に於ける支那空軍の内容は次の通りであった。

支那空軍保有機数・・・戦後復員省資料
-----------------------------------------------------------------
         米国      伊      佛     独    其の他    合計
-----------------------------------------------------------------
戦闘機    112(59)    67(51)                        179(110)
偵察機    148                                   148  
軽爆機     47(60)    15       15                   77(60)
重爆機     7        6             9             22 
--------------------------------------------------------------------
第一線機 計 314(119)    88(51)    15    9             426機(170)
---------------------------------------------------------------------
練習機    約100       12            (30)    約20     約132 (30) 
輸送機     13        12                           25
海軍機                                  約10     約10
其の他                                   65      65
-----------------------------------------------------------------------
計        113      24            (30)    約95     約232機(30)
----------------------------------------------------------------------
備考 表中括弧内数字は契約機を示す。 国名は製造国。

285 :名無し三等兵:2016/07/26(火) 16:12:20.03
また、別の資料によると
       偵察機    戦闘機    爆撃機
        251      212      257     計720機
実働機数   60〜80    45〜70    50〜60  実働機 計155〜210

286 :名無し三等兵:2016/07/26(火) 16:55:51.62
@支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
--------------------------------------------------------------------------------------
大隊   任務   大隊長   所属中隊   駐地   中隊長   副隊長    機種     機数    計
--------------------------------------------------------------------------------------
第一   爆撃   刑鏟非     第1     南昌   李鵙禎   田相國   Northrop     9
          (副)孫仲蘂                                 Fleet       1
                     第2      南昌   徐康良   蕭起鵬   Northrop     9   flb 19
---------------------------------------------------------------------------------------
第二   爆撃   張延孟     第9     廣徳    謝有両           Caproni     7 
          (副)孫桐崗     第11     廣徳   黄正裕           Northrop     9   fb 16
                      第14    廣徳    趙延診   藍東権    Fiat       9   fc  9
---------------------------------------------------------------------------------------- 
第三   駆逐   蒋其炎     第7     句容    郝鸂藻           Hawk V     9
          (副)王天祥     第8     句容    王天祥  王常立     Breda      2
                                                  Fiat        3
                     第17     句容          余彬偉    Boeing      10   fc 24
-----------------------------------------------------------------------------------------

287 :名無し三等兵:2016/07/26(火) 16:59:28.13
@支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
-----------------------------------------------------------------------------------------
第四   駆逐   高志航     第21    南昌    李桂丹   劉志漢    Hawk V    10
                     第22    南昌    黄光漢   頼名揚    Hawk V     9  
                     第23    南昌    毛瀛初   李克元    Hawk V     9    fc 28
-----------------------------------------------------------------------------------------
第五   駆逐   丁紀徐     第24    南昌    劉粋別   梁鸂雲    Hawk V     9 
          (副)馬庭槐     第25 南昌    胡荘如   董明徳    Hawk V     9
                     第28     南昌    馬庭槐   袁宗棋    Hawk V    10   fc 28
------------------------------------------------------------------------------------------
第六   偵察   陳某      第3     南京    孫省三   彭亜秀    Douglas     9
          (副)李懐民    第4     南京    譚以徳            Douglas     9
                                                   Math       2
                     第5     南京    張毓珮            Douglas     9
                     第15     南京  代 黄志剛   余平想    Fiat        9 fr27(2)
                                                   Caproni     1   fc10
-------------------------------------------------------------------------------------------

288 :名無し三等兵:2016/07/26(火) 17:01:47.78
B支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
-------------------------------------------------------------------------------------------
第七   偵察   譚壹      第6     西安     金雯     陳又超    Corsair     9
          (副)揚亜峯    第12     西安    安家駒    沈延世    Corsair     9
                     第16     西安    譚壹     林佐     Corsair      9   fr27
--------------------------------------------------------------------------------------------
第八   重爆撃  謝莽      第10     南昌    張之珍    韓錫倫   Suvoia      6
                                                   Douglas     6
                     第19     南昌    謝莽     薛輯輖    Heinkel      6
                                                   FockeWulf    1
                     第30     南昌    郭漢廷    盧誉衡    Mrtine      6   fb大 25
-------------------------------------------------------------------------------------------- 
第九   攻撃   劉起然     第26 蚌埠    王漢勲    唐元良    Curtiss Shrike 6
     (陸面) (副)冀頴澄    第27    蚌埠     孟廣信    張旭天    Curtiss Shrike 9   fb 15
--------------------------------------------------------------------------------------------

289 :名無し三等兵:2016/07/26(火) 17:02:39.95
C支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
--------------------------------------------------------------------------------------------
大隊未編成             独立第13  除州    李逸済    李英荗    Douglas     7   fr 7
                   -------------------------------------------------------------------
                    独立第18  廣州    陶佐徳    楊一白    Douglas      9
                                                    Corsair      3   fr 12
                   --------------------------------------------------------------------
                    独立第20  漢口    教源清            Douglas     11   fr 11
                   -------------------------------------------------------------------
                    独立第29  廣州    何渭            Hawk V     9 
                                                       fc     3    fc 12
                   --------------------------------------------------------------------
                    独立第31  西安    鄈顕綱            Douglas      9    fr 9
---------------------------------------------------------------------------------------------
合計                            戦闘機111、偵察機95、軽爆撃機50、重爆撃機25    計281機 
----------------------------------------------------------------------------------------------- 

290 :名無し三等兵:2016/07/26(火) 23:17:37.12
陸軍は支那各地に諜報員を配置していていろんな情報を盗っていた。
・在支大使館付陸軍武官が昭和12年3月現在の中国側の航空兵力をが調査している。
昭和12年3月現在で計788機(偵察機178、戦闘機155、爆撃機225、練習機150、其の他80)

・昭和12年6月には、日本側諜報員により、支那空軍の編成と配置がすでに判明していた。
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291 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 07:28:54.20
昭和12年7月16日に支那空軍機が上海及び呉淞沖の艦船と陸戦隊本部に延べ25機(日本側判断で空襲。
以後も、小規模の敵編隊が艦艇や陸上基地に投弾してきた。

292 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 07:32:29.07
7月11日の派兵決定の日に現地では、中国側が日本の要求をすべて承認するという形で決着をみた。
したがって五相会議の申し合わせによって派兵を見送るべしということに一度はなった。
しかし、7月17日になって陸軍は態度を一変させた。派兵続行。
7月30日〜8月14日に陸軍が占領した北支5省(河北、山東、山西、チャハル、綏遠)に親日政権
を作り、第二の満州国にする為に中国側に強硬な和平条件を出した。

293 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 17:11:11.52
大本営陸軍部編纂の「支那事変概史」による事変勃発時の日支戦力  
一、支那戦備の概況
満州事変以来国民政府は抗日を目標に国防の充実に勉めありしが昭和9年江西省の共産軍
討伐に成功するや爾後特に対日戦備に重点を置き、同年招聘せる多数の独逸軍事顧問の指
導と新式武器の購入とに依り軍隊の近代化を図ると共に尨大なる対日国防計画を樹立し概ね
予期の如く具現実行中。未だ其の完成を見るに至らずして事変に際会せり。・・・
蒋介石の支那統一工作の進展に伴ひ軍隊亦逐次其の素質を向上し、事変前に於ては其の能力
著しく良化するに至れり。支那正規軍の兵力は約200万。中央軍は支那陸軍の核心を為し、直系、
傍系の別あり。前者は蒋介石の腹心を核心とせるものにして優秀なる部隊多く、後者は旧軍閥時
代に於ける私兵的観念除去せられず精鋭の度直系軍に遜る(へりくだる)を免れず。
空軍、
昭和7年上海事件当時中央所属の空軍は、陸上7隊、水上7隊にして飛行機約100機に過ぎず、
事変中遠く逃避して覆滅を免れたるものなり。同事件後蒋介石は空軍の刷新を企図し、諸外国の
援助の下に之が拡張を行なへり。即ち米国等との提携の下に航空三年計画を樹立し、先ず陸上7隊
を改編して3隊と為せり。昭和11年西南事件解決し広東空軍を改編せし結果、空軍9大隊、独立7中
隊を有し、其の主力を南昌に、其の他を各地(西安、大原、除州、蚌埠、句容、広徳、漢口、広東、
龍州、成都、混明、汕頭、南寧、)に分置し、航空学校4校を杭州、中央航空学校を洛陽に、広東、
龍州に分校を設立して空中勤務者の養成に勉めたり。事変前操縦士750名にして毎年350名を補充す。
事変直前に於ける飛行機数及実用機数(括弧内)左表の如し。
戦闘機212(45〜70)、爆撃機257(50〜60)、偵察機251(60〜80)、計720機(155〜210)
支那は自国内に飛行機製作機関を有せず総て外国より輸入しあり。
支那に於ける外国の飛行機組み立て工場及其の能力左の如し。
・米国 中央杭州飛行機製造廠(杭州) 1ヵ年飛行機約60台の骨組み製作
・米国 カーチスライト飛行機製作所(広東)1ヶ月飛行機約4台の骨組み製作
・伊太利 南昌航空工廠(南昌)1ヶ月飛行機約10台の骨組み製作 
支那は空軍の拡充に伴ひ飛行機の補修、新設に勉めたり。

294 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 17:13:48.47
陸軍パンフレット事件
「戦いは創造の父、文化の母である」。こうした書き出しで始まる「陸軍パンフレット」が
新聞で大きく報道され、衝撃を与えたのは1934(昭和9)年10月2日のことである。
この陸軍パンフレットの正式名称は陸軍省新聞班発行の『国防の本義と其強化の提唱』で、
計60万部が刊行された。こうしたパンフレットはこれが初めてではなかった。
1931(昭和6)年9月の満州事変以来、陸軍省は事変の正当性を主張するため、
広く国民に宣伝する各種パンフレットを次々に刊行した。
1931年には18種だったパンフは翌32年には一挙に37種と倍増、
33年にも33種にのぼり、いかに軍部が国民啓蒙に力を入れていたかがわかる。
陸パン(陸軍パンフレットの略)が発行される前の同年3月には「祖国の国際的立場」を刊行、
このなかで「国際的危機の切迫」を訴えた。陸パンがなぜ大きな反響をまき起こしたのか?
それは軍部が初めて思想、経済問題にまで踏み込み、公然と政治への介入を表明したためであった。
陸軍は着々と準備しており、この陸パンを発表して、世間の反応をうかがいながら、
政府へ圧力を加えようと企図していたのである。明らかに軍部の露骨な政治関与であった。

295 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 17:14:51.72
「陸軍省新聞班の設立とその活動 : 大正期日本陸軍の言論政策」 著者:小野晋史

296 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 17:15:58.67
日本軍による華北分離工作の開始
満州国における共産系抗日運動に手を焼いた関東軍(および支那駐屯軍)は、1933(昭和8)年5月の土肥原賢二・秦徳順協

定(塘沽(タンクー)協定)締結以後、華北5省(河北・察爾・綏遠・山西・山東)に緩衝地帯をつくるべく、防共を掲げて傀儡政権

樹立の工作を行なった。綿花、とりわけ山西省の豊富な石炭や鉄鋼の資源や人口が多かったこともあって、華北を日本の経済

ブロックにとり込むことをねらった その足がかりとなったのが、塘沽停戦協定で非武装地帯に設定された河北省東部である。

1935(昭和10)年5月29日、関東軍は、華北5省を国民政府の支配から切り離す華北分離工作を企図する。そこで、支那駐屯

軍(司令官:梅津美治郎)は、東北抗日義勇軍が河北省東部の非武装地帯に入ったことや、孫永勤軍の停戦地域での活動、

天津日本租界での親日中国人暗殺事件など大小50余りの排日・事件が続発したのを利用して塘沽協定違反だとして、河北省

全域からの国民党軍の撤退とその非武装地帯化を要求し、1935(昭和10)年6月10日、梅津・何応欽協定を結ばせて河北省か

ら国民党軍を撤退させた。

297 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 17:18:40.22
「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石
略・・
諸士は満洲事変によつて吾等が東北四省を失ひ、爾来民衆は苦悩を受け国家は領土を喪失し来つ
たことを忘れてはならない。吾等は一時一刻たりともこの大なる恥辱を忘れてはならないのである。
最近数年来、吾等は忍耐に忍耐を重ね、無抵抗の態度をつゞけて来たが、これは果して何のためで
あつたか?国内の安定を図り、統一を達成し、国力を充実し、最後の関頭に臨んでは即ち抗戦し、
雪辱せんがためであつたのである。 今や既に平和の望みは絶えた。この時に当り、吾等としては
徹底的な対日抗戦あるのみである。故に吾等は挙国一致、犠牲を惜まず日本と決戦すべきである。
我が国民は黄帝の革命的子孫たることを自覚し、死を決して難に赴き、報国の途をはかり、以て孫
総理及び先烈の犠牲に対して報ゆるの覚悟がなければならない。吾等は数千年来祖先の遺留した
まへる光栄ある歴史と版図とを維持し、吾等の父母、師父、先輩の吾等に与へた深厚なる教誨と扶
養との恩に報い、以て吾等の子孫に対して恥づるが如きことのなきやう心がくべきである。

抗日全軍の将兵諸士! 時機は既に到来した! 
吾等国民は心を一にして殺賊に努力し、攻撃あるのみで退却することなく、万悪の日本軍を駆逐し、
以て我が中華民族の復興を図らうではないか! 

298 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 17:26:01.75
支那の航空軍備
昭和10年後期以後日支関係悪化の一路を辿るに至って、列国の対支進出は段々と活発化し、
昭和11年に入りその規模も段々と大きくなった。航空関係に於ける列国の対支進出はその中で
も一番際立ったものであって、この為支那の航空勢力は軍事、民間共に異常な発展を示したが、
中でも、米伊両国の援助が多大なものであった。しかし伊は「エチオピヤ」戦争の勃発により一時
対支援助から手を引いたので、その後は米国の独壇場の観を呈した。これ等の援助は自国飛行
機の対支輸出、顧問、職員の派遣等に依って自国航空勢力の伸張を策したが、就中、米国は杭州、
韶関両飛行機廠の設立に関与し、又、伊国は南昌飛行機廠建設、洛陽航空学校設立等に関与した。
「ドイツ」の進出は表面目立たなかったが技術的方面には相当の勢力を扶植し、重慶及雲南には航
空飛行機廠の設立が伝えられ、南京防空○○の如きは殆ど独案を以て固められている実情であった。
これ等外国の援助で建設し始められた空軍は最初は地方的軍閥の手に握られたものもあり、全国的
に統一がなかったのであるが、中央政府は全国空軍の統一に努力した。結果、昭和11年7月広東空
軍の全部が中央空軍の手に接収されるに及んで漸く空軍統一の目的を完成し支那空軍として勢力を
増大し得たのであった。その頃支那全国に勃興した航空救国運動或は昭和11年の蒋介石誕辰50年
祝典献機運動に依る新鋭機の購入等があって空軍機構に大拡張が行はれ、昭和11年7月、14箇中
隊に過ぎなかったものが、同年末に於ては一躍31箇中隊に増○せられていた。しかし支那自身として
は飛行機製造の力なく外国より部分品を購入して組立て行う程度で飛行機は米伊仏三国のものがその
大部を占めていた。航空○は最初、米伊両国より招聘する職員に依って行はれていたが、段々に支那
人自身の職員の数を増しているが、機械、器材の職員は専ら外人職員に依存していた。航空学校は抗
州、洛陽、広東の三校で、毎年の卒業生合計数三百名と称されていた。

299 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 17:28:34.80
中華民国26年8月14日・・・・・
この日は幼い中国空軍が神聖なる全面抗戦に参加した記念すべき日である。
この日、戦闘機隊は杭州上空で一挙に敵機6機を撃墜し6対0の光栄ある記録を樹立した。
爆撃隊は悪天候を冒し1日の中に10回も出動し、黄浦江、呉淞一帯の敵艦船10余隻を撃
沈破し、上海市区の日本軍兵営、倉庫、軍需品を多数破壊し、赫々たる戦果を挙げた。
この日の戦果は世界を震撼し、支那空軍は一撃に堪えず、との敵側宣伝を粉砕し確固たる
中国空軍の基礎を築いたものであった。中国空軍の抗戦は今年で丸5ヵ年経過した。この
5カ年間、中国空軍は漸次成長し他動的地位から自動的地位に転じ、守勢から攻勢へ進歩
した。今日の空軍抗戦5周年記念日に当たり、中国空軍の発展的過程をここに報告する。
先ず従来、日本から軽蔑され、友邦から重視されなかった中国空軍が3年前の8.14に如何
にしてその驚異的戦果を樹立したか?それは我々が最大の決心と旺盛なる士気及び日本と
共に天を戴かざる敵愾心を有し、友邦が称賛する「不思議な力」を具えていたからである。
抗戦が始まると戦闘隊を問わず、爆撃隊を問わず、何れもこの「不思議な力」を持って敵機と
競い合った。或る戦闘機大隊・・・我々は志航大隊と呼んでいる・・・の如きは7日間に敵機60
機を撃墜して第一世界大戦時分の有名なドイツの第二狩猟隊、米の94中隊、英の56中隊も
こんな輝かしい戦果はなかった。個人について言へば空の英雄刘粽剛は2ヶ月の中に11機
を撃墜しリヒトホーヘン如き歴史上の偶像が及ぶ如きではない、爆撃機隊では東梅大隊は8月
14日から9月10日までの4週間の間に27回も出動し、その中21回は夜間出動であった。
沈宋崇梅、闖梅文両勇士の如きは遂に散華した。他、その一は校訓(機体と共に敵艦に自爆
せよ)に遵って護国の華と散り、一は敵兵と空中から地上に至るまで格闘し遂に最後の一弾を
以て自らの生命を絶った。中での、空軍軍人は敵軍の俘虜とならないのが彼等の信条であっ
たのだ。之等の輝かしい戦果と壮烈な事蹟は決して○蹟ではない。之等は中国空軍の前途に
無限にして偉大なる保証を与えるものである。

300 :名無し三等兵:2016/07/28(木) 17:29:15.58
26年の夏の終わりから仲秋に至るまでの抗戦初期の空軍の主要任務は首都の防衛、京滬線
の防衛、上海にある敵艦、」敵陣地に対する攻撃、地上部隊との協力であった。然し北はチャハ
ルから南は広東に至るまでの広大な戦場は何れも空軍を必要としていて、9月になって爆撃隊
は突如南梅の敵艦隊を襲い、11月には長躯して塘沽を攻撃して敵増援部隊を痛撃した。
戦闘隊も10月太原で敵の戦闘機隊の王者三輪寛を撃墜した。 これは空軍遊動作戦のいくつ
かの実例である。この時の中国空軍は数量的には決して優勢ではなく特に飛行機が不足してい
た。ロンドンタイムズの報ずる所に依るとこの時の中日空軍勢力は1対53である。即ち日本軍は
我に53倍する空軍を持っていた。我が方はこの劣勢な空軍を広大な戦場に配属し数に於て絶対
優勢な敵空軍と対抗する故、困難は当然免れない訳であった。この困難な情勢にあって奮闘す
る事数ヶ月、12月になって我が軍が南京に撤退してから空軍の戦果は暫時消沈した。
然しこの消沈は断じて崩壊を意味するものではなく、空軍は補充、訓練に邁進して居り、より強化
された戦闘力を備えて、我が神聖なる領空を侵す敵空軍に重大なる打撃を与えるべく準備してい
たのである。

301 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 07:51:17.30
昭和12年7月10日、盧溝橋事件発生を知り、実施中の演習を打ち切り上海へ回航する途次に
中国空軍戦備促進に関する情報を入手した第三艦隊長谷川長官は11日未明、海軍中央部に
航空隊及び陸戦隊の派遣準備を要請し、かつ指揮下の各隊に次の指令を発した。
第三艦隊機密第105番電(11日0210発電)
1、10日夕方末盧溝橋方面情勢逆転の兆しあり。又、中国空軍は秘かに戦備を整へつつある
こと確かにして情勢真に逆賭を許さざるものあり。各艦は万一に処するの準備を整へ、時に飛
行機に対し警戒を厳にすべし。
2、各級指揮官は極秘裡に在留邦人引揚に対する研究を行ひ胸算を立ておくべし。

302 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 23:26:33.28
@「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

  抗日全軍将兵同志諸士!
 今次の蘆溝橋事件に際し、日本軍は卑劣極まる欺瞞的
手段によつて我が天津及び北平を占拠し、我が同胞民衆
を殺害したが、我が国にとつてこれ以上の大なる恥辱は
ない。これを思ふ毎に、余は実に痛心限りなきものがある
のである。
  満洲事変以来、吾等は忍耐に忍耐を重ね退譲に次ぐに
退譲を以てしたが、日本は益々凶暴圧迫を恣にしてその
止まるところを知らない。かくて吾等は忍ぶに忍び得ず
退くに退き得ない事態に陥り、全国一致決起して日本と
死活の勝負を決するの已むなきに至つた。しかも吾等軍
人は平素より全国同胞の膏血による給養を受けてゐる。
吾等はこの秋に当り、如何に勇奮力闘して保民保国の重
責を果すべきであるか?
 余は全国を統帥し、国家の存亡、将兵の生死に対して
全責任を負ふべき地位に在るが故に、自己の心力を竭し
て最後の勝利を獲得しなければならないのである。
 余は常に「戦へば必ず勝たねばならない」と言つて来
た。我が全将兵は一心一徳、命令に服従すれば即ち足
る。その結果は必ず日本軍を撃破し、我が国辱を雪ぐこ
とが出来るのである。
 今直ちに日本に対する決死の抗戦を開始せんとするに
当り、最も重要なる五つの事項を示して玄に全将兵の注
意を喚起せんとする次第である。

303 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 23:27:19.48
A「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

一、飽くまでも犠牲たるの決心を堅持すべし。
  諸士は日本が予てより機に乗じて功をとるの方法を
 利用し、我が領土を相次いで奪取し来つたことを知つ
 てゐるであらう。従つて日本軍に対して相当の打撃を
 与へない限り、その侵略を停止させることは出来ない
 のである。而して今吾等が挙国一致日本に向つて抗戦
 すれば、日本もまた体面上必ずや全力を傾けて戦ふで
 あらう。故に、戦争が勃発しなければ即ち己むも、一
 度戦争が始まればそれは必然的に長期戦となり、日本
 が弊れなければ即ち我国が亡びるであらう。従つて吾
 等軍人は必ず心を同ふし、力を合せ、死を決して戦に
 赴き、民衆は心を一にして飽くまでも日本に抵抗しな
 ければならないのである。
  諸士は銘記しなければならない ― 戦争の勝敗は一
 にかゝつて戦ふ者の精神にあり、我が彼を恐れなけれ
 ば彼は必ず我々を恐れ、また相手を恐れるものは必ず
 敗れ、相手を恐れないものは必ず勝つといふことを。
  吾等の銃砲は日本のそれに劣ると雖も、吾等は飽く
 までも犠牲の精神を堅持してゐさへすれば足りる。忠
 勇にして恐れざるの革命精神を以て前進突撃すれば、
 日本が必ず敗れることは毫も疑ひのないところであ
 る。何故ならば、日本の軍隊は機に乗じて功をとり得る
 のみで、真の犠牲を欲してはゐないが故である。

304 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 23:28:01.62
B「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

ニ、最後の勝利が我に帰することを信ずべし。
  日本軍は我が領土に於て作戦するが故に、至る処に
 於て地理に通じない。しかも各地の民衆は凡て我が同
 胞であつて日本の仇敵である。従つて日本の軍事行動
 は至る処に於て殆んど進展し得ず、その結果日本の将
 兵は死を恐れて犠牲を拒むに至るであらう。茲に於て
 日本軍の行動は緩慢となり、敢て迅速なる進撃を行は
 ず、僅かに飛行機及び大砲によつてのみ吾等に猛撃爆
 破を加へ、吾等を威嚇して後退せしめんとし、真の戦
 闘はこれを回避するであらう。故に我軍は死を誓ひ、
 死を決して頑強に抵抗し、苦を恐れず、難を怖れず、
 死を怖れず、落着いて照準を定め、弾丸を愛惜し、持
 久死守しさへすれば、日本軍の実力は消耗し、遂には
 必ず我軍の勝利となること瞭かである。従つて我軍の
 将兵は戦に臨んで決して周章狼狽してはならない。た
 とひ一時は挫折することはあつても、日本軍の犠牲を
 肯んぜず敢て急進しない上いふ弱点を利用し、従容と
 して戦闘力を補給し、奮闘を継続しさへすれば、最後
 の勝利は必ず我軍の手に帰することは疑問の余地さへ
 ないところである。

305 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 23:28:57.76
C「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

三、智能を活用して自ら抗戦すべし。
  作戦に関しては最高統帥部より指示を与へ、各部隊
 所管事項に関しては必ず各部隊の各級指揮官が自ら詳
 細に研究し、以て本部の手の及ばないところを補ふこ
 とになつてゐる。例へば地形、敵情、我軍の状況、便
 衣隊の配置、諜報者の使用、激戦による補給断絶に対
 する応急措置、交通阻礙による命令中断に対する臨機
 の措置等は、凡て各部隊の指揮官が積極的に智能を活
 用して決定すべきものである。なほ上は軍長、師長、
 旅長より下は営長、排長に至るまで、一貫して斉しく
 堅守すべきことは各自の責任と本分とである。

306 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 23:29:31.11
D「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

四、軍民一致団結して親愛誠実を致すべし。
  如何なる戦争も民衆の支持を得て初めて勝利を得る
 のであるが、今回の抗日戦に於ては特に全国各地全民
 衆の力を動員して敵と決戦すべきである。
  しかし民衆と軍隊との協力一致、相互扶助を望むな
 らば、先づ民衆に対して親愛誠実の情を示し、以て民
 衆の信頼と尊敬とを獲得しなければならない。これあ
 つてこそ初めて軍民一如の目的を達することが出来る
 のである。而して民衆に対して親愛誠実の情を表示す
 るには常に同情の念を以て彼等に接し、彼等をして過
 度に疲労せしめず、怨嗟を生ぜしめず、遭難の老幼婦
 女を見れば必ず力を尽してこれを援助し、自己の肉身
 と同様にこれを遇すベきである。戦闘区域及びその附
 近の民衆に対しては、特に祖国が今や危急存亡の岐路
 に立つてゐることを告げ、凡そ中華民国の同胞たるも
 のは斉しく結束奮起して殺敵救国の大義に赴くべきこ
 とを理解せしむることが肝要である。また随時随所に
 民衆を援助し、民衆を教導し、民衆を救護し、親愛誠
 実の情を示して彼等と辛苦を共にしなければならな
 い。かくの如く軍民団結すれば民衆も自ら楽んで軍隊
 を支持し、売国的間諜は勢ひ発生せず、敵は遂に敗北
 すること瞭かである。

307 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 23:30:14.05
E「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

五、陣地を堅守し進撃するとも退却すべからず。
  我が革命軍の精神は、前進するとも絶対に退却せず
 といふ点にある。我が革命軍の成功も亦前進あるのみ
 で退却しないといふところにある。従つてもし退却す
 るものがあれば、連座法によつてこれを処断すべきで
 ある。過去の作戦もかくの如くであつたが、今次の日
 本に対する作戦に於ても亦連座法の実施を必要とす
 る。何故ならば、連座法を実施することによつて勇敢
 なるものは安堵し、死を恐れるものは退却せんとして
 も退却することが出来ず、かくて初めて最後の勝利を
 獲得し得るが故である。
  日本軍はその強大な武器をもつて猛爆進攻するであ
 らう。しかしもし我が軍が山の如く屹立し、陣地を堅
 守し、進撃あるのみで退却を知らず、敵の接近を俟つ
 て突撃肉薄すれば、日本軍が如何に飛行機、大砲を有
 するもこれを使用するに途なく、我が軍は持久戦線に
 於て必ず最後の勝利を得るのである。これに反して、
 もし指揮者の命に従はず、恣に自ら退却して個人的に
 連座法の処罰を受けるのみならず、更に部隊の士気を
 動揺せしめ、害を国家に及ぼすが如きことがあれば、
 これは狼を曳ひて室に入るの危険を敢てするものであ
 り、また兇漢の悪事を援助する売国奴となることであ
 る。

308 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 23:30:55.13
F「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

   もし各陣地に於て、本委員長の命を俟たず、擅に
 後退するものがあれば、その何人たるを問はず一斉に
 これを売国罪として極刑に処すべきであつて、毫も容
 赦してはならない。吾等は何時かは必ず死ぬものであ
 るが、その死をして意義あらしめなければならない。
 死は光栄である。苟も自ら恣に退却して軍法の制裁を
 受け、死刑に処せられるが如きことあれば汚名を万年
 の後に遺すものである。これに反して日本軍に対する
 応戦の犠牲となるならば、それは芳名を百世に遺すも
 のである。
  中央政府は拠点固守奨励の弁法を定め、能く拠点を
 固守し敵の攻撃に対しても退却しなかつたものは即刻
 三級を昇進せしめ、三代に亙つて栄位を贈り、その余
 栄を子孫に及ぼさんとするものである。故に諸士は努
 めて陣地を堅守し、攻撃あるのみで退却することな
 く、国家のために光栄を増し、自己のために栄誉を保
 つべきである。これに反してもし恣に退却を敢てする
 ものがあれば、中央政府は必ずこれを売国間諜の罪名
 に於て処罰し、これを極刑に処するに何等の容赦も許
 さないであらう。

309 :名無し三等兵:2016/07/29(金) 23:31:34.19
G「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

 以上は日本勢力の駆逐並に中華民族復興のための最も
重要なる五つの項目であるが、今後なほ重要なる事項が
生ずれば更めてこれを指示するであらう。
 諸士は満洲事変によつて吾等が東北四省を失ひ、爾来
民衆は苦悩を受け国家は領土を喪失し来つたことを忘れ
てはならない。吾等は一時一刻たりともこの大なる恥辱
を忘れてはならないのである。
 最近数年来、吾等は忍耐に忍耐を重ね、無抵抗の態度
をつゞけて来たが、これは果して何のためであつたか?
 国内の安定を図り、統一を達成し、国力を充実し、最後
の関頭に臨んでは即ち抗戦し、雪辱せんがためであつた
のである。
 今や既に平和の望みは絶えた。この時に当り、吾等と
しては徹底的な対日抗戦あるのみである。故に吾等は挙
国一致、犠牲を惜まず日本と決戦すべきである。我が国
民は黄帝の革命的子孫たることを自覚し、死を決して難
に赴き、報国の途をはかり、以て孫総理及び先烈の犠牲
に対して報ゆるの覚悟がなければならない。吾等は数千
年来祖先の遺留したまへる光栄ある歴史と版図とを維持
し、吾等の父母、師父、先輩の吾等に与へた深厚なる教
誨と扶養との恩に報い、以て吾等の子孫に対して恥づる
が如きことのなきやう心がくべきである。
 抗日全軍の将兵諸士! 時機は既に到来した! 吾等
国民は心を一にして殺賊に努力し、攻撃あるのみで退却
することなく、万悪の日本軍を駆逐し、以て我が中華民
族の復興を図らうではないか! 

310 :名無し三等兵:2016/07/31(日) 09:56:54.98
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎-◎― ;)    ボッ、ボクはど土足DOSK-3ドェースッ!     
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ     
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ

311 :名無し三等兵:2016/07/31(日) 10:52:18.30
毛沢東「日本の軍閥はかつて中国の半分以上を占領していました。このために中国人民が教育されたのです。
そうでなければ、中国人民は自覚もしないし、団結もできなかったでしょう。そしてわれわれはいまなお山の中にいて、
北京にきて京劇などをみることはできなかったでしょう。日本の『皇軍』が大半の中国を占領していたからこそ、
中国人民にとっては他に出路がなかった。それだから、自覚して、武装しはじめたのです。多くの抗日根拠地を作って、
その後の解放戦争[日本敗戦後の国共内戦]において勝利するための条件を作りだしました。
日本の独占資本や軍閥は『よいこと』をしてくれました。もし感謝する必要があるならば、私はむしろ日本の軍閥に感謝したいのです」。

312 :名無し三等兵:2016/07/31(日) 23:22:33.03
@「日本国民へのメッセージ」 蒋介石  
一年前に述べた如く支那の抵抗は自国の存立の為のみならず日支両国国民
への幸福のためである。日本軍閥は支那のみならず日支両国民の敵である。
過去十二ヶ月の闘争は確信を変えず支那全国民はこれに同感である。日本軍
部は国民に対して支那に於ける連戦連勝を欺瞞してゐるが日本陸海軍が最初
に公言した如き速戦即決は実現したであらうか。半年で終ると称した戦争が一
年となり、二年となり、而も未だ終結の見透しがつかぬではないか。日本国民の
負担は益々加重し経済的危機は国民の上にのしかかってゐるではないか。何故
に日本の若人は後から後から召集されては戦場に送り出され戦死者のみが帰っ
て来るのか。過去十二ヶ月間の日本国民の精神的困苦如何ばかりであったか。
然してその苦しみは何故であったか、そして之等の終りには何が来るのであるか。
日本国民は実に軍閥のために支那国民に対する甚だしい誤れる観念を受け入れ
るべく惑はされ且つ刺激されてゐるのだ。これらに必要なものは其の観念の根本
的変更である。日本軍閥が其の国民を欺瞞するに好んで用ひる二つの定り文句が
ある。一は即ち支那の本性は親日なりといふことであり、其の二は支那がソヴェー
ト化してゐるといふことである。斯様な想像の産物たる空宣伝は事実の証明の前
には一溜りもなくその出鱈目を暴露するのである。抑々過去四千年に亘り支那人は
その平和愛好の美徳を以って聞へてゐる。現在の抗戦は唯傲慢且つ侵略的なる日
本軍閥に強ひられ止むなく起ったものである。一国は隣国の内政問題に干渉すべき
ではない。然し敢て指摘する。支那の政体はソヴェート制に非ず、それは故総理の
遺訓たる三民主義に基くものである。

313 :名無し三等兵:2016/07/31(日) 23:23:40.99
A「日本国民へのメッセージ」 蒋介石  
遺訓たる三民主義に基くものである。誇大なる宣伝により国民に滲み込まされつつ
ある日本軍部の無謀な政策は日本国民を泥沼に引入れた事実に今こそ日本国民は
その足跡をふり返って見るに最も適当な時期である。今総ての日本人の前には執る
べき二つの明かな手段がある。一は彼等の過去の過誤に目醒めこれを悔ひ改める事
である。其の二は其の国策を根本的に改める事である。全日本国民は拡大政策の絶
体的に誤れる事を知り、且つ此の政策は唯彼等を破滅に導くのみである事を自覚する
べきである。唯独立且つ強力なる支那のみが東亜の平和と秩序を保証する。然して東
亜の真の平和と秩序のみが日本国民の幸福と繁栄を保障するのである。仮令支那が
日本の侵略に抵抗せずして其の属国になったとしても支那4億5千の国民の憎悪は日
本の国力と安定に反撃し遂には完全に日本帝国を壊滅せしめるに至るであらう。中国
の抗戦これこそが日本軍部の無敵陸海軍の有する尊大な夢を打破る唯一の方法であ
る点に於て日本自体の利益であるとさへ言へやう。随って中国の抗戦こそは日本国民
がその中国に対する侵略的意図を放棄して以て日本自体を救ふべき千載一遇の好機
といはねばならぬ。真実と正義とは中国の側にある。仮令日本国民が挙げて武装して
中国と戦ふとしても中国は決して滅ぶるものではなく返って日本に対する愛憐と同情の
念を強めるばかりである。日進月歩の現下の世界に於て日本が自国を救ふ途は唯自ら
過去の誤を悔ひ改めて其の政策を改変する以外には絶対にないのだ。

314 :名無し三等兵:2016/07/31(日) 23:25:10.26
蒋介石対日方針に関する密電を発す 昭和7年
蒋介石が漢口地方藍衣社に対し次の命令を発した。

「抗日は国民党の生命なり。軍の第一線将兵は極力抵抗し、後方部隊は
戦意を充実すべく銃後の国民は徹底的に排日排日貨を鼓吹して、日本の
武力的将た経済的死命を制すべし。然れども現下四囲の情勢特に共匪の
猖獗、西南連合の策動、北支反蒋運動の台頭は先づ内を安んずるの必要
を感ず。即ち一時的方便として対日工作を緩和し政治外交上の策謀を以て
彼等を欺瞞して其の鋭鋒を掣肘し置き、この間内を整理充実して次で統制
ある抗日に転向し最大効果を挙げんと欲するなり。夫れこの意を体し軽挙
妄動をなす勿れ」

315 :名無し三等兵:2016/07/31(日) 23:28:27.49
大日本帝国陸軍は支那側の停戦申し入れを拒否す 昭和7年3月 陸軍当局発表

上海付近の支那軍は某方面を通して停戦を提議し撤退の意志あるを表示し
来れる趣であるが、吾人は支那軍の誠意を確実に認め得ぬ限り、抜き放った
る破邪降魔の宝剣を鞘に納むることは断じて出来ぬ。此の際軽々に停戦を約
し却って時局の解決を遷延することは平和人道の為にも考物である。彼等は
我が軍の外部的圧力に加ふるに最近に於ては内部的紛争をも生じ自滅の外
なき実情に立至った。

316 :名無し三等兵:2016/08/01(月) 17:06:52.67
人の心すなほならねば、僞りなきにしもあらず。
されども、自ら正直の人、などかなからん。
己すなほならねど、人の賢を見て羨むは世の常なり。
至りて愚かなる人は、たまたま賢なる人を見て、これを憎む。
「大きなる利を得んが爲に、少しきの利を受けず、僞り飾りて名を立てむとす」と謗る。
おのれが心に違へるによりて、この嘲りをなすにて知りぬ。
この人は下愚の性うつるべからず、僞りて小利をも辭すべからず。
假にも賢を学ぶべからず。
狂人の真似とて大路を走らば、則ち狂人なり。惡人の真似とて人を殺さば、惡人なり。
驥(き)を学ぶは驥の類(たぐ)ひ、舜を学ぶは舜の徒(ともがら)なり。
僞りても賢を学ばむを賢といふべし。

317 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 05:27:26.22 ID:3iorEvRw.net
真珠湾攻撃は山本の戦略おかげで
ミッドウェーの失敗は現場の責任って
都合が良すぎるだろw
まあ一度評価した人を否定しづらいのは分かるがー

318 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 10:07:52.12 ID:fTF6R6v9.net
支那事変から対米英蘭開戦までこうも奇跡的に悪手を打ち続けたのは謎すぎるわ…
いや、全て近衛が悪いと言いたいのは山々だけどさ

319 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 14:02:11.49
○「支那空軍の操縦技両に関する件報告」 昭和11年12月1日 軍嘱託 岡部猛
支那駐屯軍参謀長より陸軍次官梅津美次郎宛 
首題の件左記の通り報告す 
左記
「支那空軍の操縦技倆は意外に優秀にして侮り難きものあり
杭州に於ける空中訓練及ひ上海に於ける中正隊飛機命名式目撃の結果に
よれは戦闘機の編隊行動及ひ隊形変換の技倆は明野飛行学校射撃学生の
卒業式当時の技倆に遜色なく、曲技飛行は僅に一名につきて視察せしところ
に過ぎさるも所沢操縦教官の技倆に約匹敵す
上海命名式を見学せし当時、技倆の意外に優秀なるを以て外人教官の飛行
ならんと即断せし程なりしも調査の結果全員杭州飛行学校教官たる中国人な
ること明瞭となれり。目下中国に於ては殆と外人操縦教官の必要なく中国人を
以て之に充てあることは軍情報により明なり(主として外人教官は操縦以外の
技術教官にして操縦教官は南昌に於て1名、杭州に於て若干名あるものの如し)
中国陸軍の訓練状況に於て密集訓練及ひ儀式訓練に重点を置きあることより
推察すれは空軍訓練に於ても戦闘訓練に幾何かの努力を払ひ居るやは未た分
明せさるところなり また中正隊飛機献納式の予行訓練に充分の努力を払ひた
ることは明瞭なり 然れとも編隊行動及ひ高等飛行に於て目撃せし程度の技倆
を発揮し得たることは少なくとも戦闘教育の為に優良なる素質を保有するものと
判定し得、又短期間に於て充分の戦闘技術を習得し得るものと思考す 況んや
国難時局柄より、航空救国のモットー上より、先進国教官の指導によりし事等に
想倒し、戦闘訓練に重点を注ぎあるものとし基本訓練に於て如上の妙技を発揮
したるものと察すれは戦場に於て一層侮り難きものなり
精神力に於て武士道のそれに及はさること勿論ならんも他民族により国礎か滅
亡せんとするに当たりては、内乱又は全国民の関知せさる無名の戦乱の場合と
同一視することは危険なり 無気力なる漢民族も蒙古民族により席巻されんとせ
し南宋忠臣輩出の忠烈を凝視するの要あらん
畢竟するに少なくとも中国空軍、特に戦闘飛行隊の戦闘力を無視し作戦せんと
するは頗る危険なりと思料す   以上 」

320 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 14:23:20.13
>>318
負けたらみんな悪手というべきなのか。
暗号解読されて、どんな作戦であればよかったのだろうか?
長期自給戦ならよかったのか? それをやろうとしたから原爆落とされたんだろ。
開戦前から米建艦計画はわかってたんだから昭和17年半ばを過ぎると
MI敗戦がなくともダメというのは分ってたはず。
どこかで講和をしなかった首脳部の責任を何故問わないのか。

321 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 15:03:19.57
>>317
誰がそのようなことを言ってるのか? 貴殿だけだろ。

322 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 18:32:13.55 ID:YCVO7shZ.net
>>318
軍人教育で叩き込まれた負けず嫌いと自己保身と
下克上かな。

323 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 19:19:13.15
>>1
山本五十六次官の所属する海軍省は作戦計画立案には関与できないのが決まり(統帥権独立)。

@東条元首相は次のように宣誓供述書に書いている。
(作戦計画に関して)
「陸軍大臣は統帥部の決定には参画できず、その最後的決定後通報を受けるのであります」
「陸海軍大臣は作戦計画に関しては陛下に上奏して御裁可を受けた後にその通報を受けるのであります」

つまり統帥部門(参謀本部や軍令部)が策定した作戦計画が天皇へ上奏され裁可を受けた後に、
陸海軍省(大臣)に伝えられる、というのが決まり。したがって海軍次官が作戦計画を知るのは海軍大臣から、
であり、海軍次官に過ぎない者が作戦計画を指示することなどできないのであるし、山本次官は軍令部での
実務経験はまったくないので、作戦指示などやりたくともできる訳がないのである。
関与できるとすればAにあるように海軍大臣が同意を求められた後に「事態を知らされる」くらいである。

A作戦計画の実施過程について事例、
・昭和15年の北部仏印進駐の場合(参謀本部次長の証言)、
参謀本部次長→軍令部次長に同意を得る→首相を官邸に訪ねて同意を得る
→陸軍大臣に同意を求める→外相に同意を得る→参謀本部作戦課に起案を命じる。
→概成した計画を持って参謀総長の代理として参内し天皇の裁可を得た。

324 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 23:49:43.08
「友邦国民に訴ふるメッセーヂ」 蒋介石
曩の21ヶ条要求次いで田中覚書に於けると同様に本協定に於ても日本の現政権が
支那を全く日本の保護国としやうとするに在る事を赤裸々に示してゐる。仮令これを
疑ふ者があるとしても日本の軍国主義者が日本を支配してゐる間は侵略征服政策は
変更される事はないと言ふ事は万人皆認める所であらう。而して支那の制服、支那の
人力と資源の利用は仏印、馬來半島、東印度、比律賓を征服し田中覚書に描かれた
太平洋征服へ向ふ第一歩にほかならない。支那は逸早く日本軍国主義者の野望を察
知し不利を知りつつ対日抗戦の武器をとったのである。吾々は既に2年半以上抗戦を
続けてゐるがこれは我々の為のみでなく支那を征服し各国にまで禍を及ぼさんとして
ゐる日本の野望に対して戦ってゐるのである。今や日本が絶望の末、揚子江開放、満
蒙国境の確定、天津駐兵封鎖解除等のゼスチュアに出てゐるのは笑止千萬である。
協定内容の意味は極めて明瞭と思ふ。願くば友邦各国が即ち支那を援助し、日本に対
し支那征服のための資材を供給せざる様積極的措置をとられん事を希望すると同時に
この危機にある支那の抗戦を弱める措置を避けられん事を切望する。

325 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 23:50:21.77
「英国は日本を相手とするな」英ニュース・クロニクル紙社説
日本の支那に於ける行動は悪質なものであった。英国が今若し侵略国日本の支持を
買ふ為蒋介石政権を見殺しにして汪精衛の傀儡政権を認めるようなことをしたならば
侵略に抵抗するといふ英国のあらゆる主張は無意味なものとなってしまふ。英国がか
かる措置に出たならば、各中立国就中米国に於ける反響はけだし恐るべきものがあ
らう。一方若し英国が支那の正統な政府を犠牲にして日本と取引を行へば勿論のこと
かかることを企図したといふことが一般に知れ亘っただけでも、国内的には対独裁を
遂行する上に不可欠な国内的統一が恐るべき打撃を蒙ることとならう。

326 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 23:52:13.36
支那の航空軍備
昭和10年後期以後日支関係悪化の一路を辿るに至って、列国の対支進出は段々と活発化し、
昭和11年に入りその規模も段々と大きくなった。航空関係に於ける列国の対支進出はその中で
も一番際立ったものであって、この為支那の航空勢力は軍事、民間共に異常な発展を示したが、
中でも、米伊両国の援助が多大なものであった。しかし伊は「エチオピヤ」戦争の勃発により一時
対支援助から手を引いたので、その後は米国の独壇場の観を呈した。これ等の援助は自国飛行
機の対支輸出、顧問、職員の派遣等に依って自国航空勢力の伸張を策したが、就中、米国は杭州、
韶関両飛行機廠の設立に関与し、又、伊国は南昌飛行機廠建設、洛陽航空学校設立等に関与した。
「ドイツ」の進出は表面目立たなかったが技術的方面には相当の勢力を扶植し、重慶及雲南には航
空飛行機廠の設立が伝えられ、南京防空○○の如きは殆ど独案を以て固められている実情であった。
これ等外国の援助で建設し始められた空軍は最初は地方的軍閥の手に握られたものもあり、全国的
に統一がなかったのであるが、中央政府は全国空軍の統一に努力した。結果、昭和11年7月広東空
軍の全部が中央空軍の手に接収されるに及んで漸く空軍統一の目的を完成し支那空軍として勢力を
増大し得たのであった。その頃支那全国に勃興した航空救国運動或は昭和11年の蒋介石誕辰50年
祝典献機運動に依る新鋭機の購入等があって空軍機構に大拡張が行はれ、昭和11年7月、14箇中
隊に過ぎなかったものが、同年末に於ては一躍31箇中隊に増○せられていた。しかし支那自身として
は飛行機製造の力なく外国より部分品を購入して組立て行う程度で飛行機は米伊仏三国のものがその
大部を占めていた。航空○は最初、米伊両国より招聘する職員に依って行はれていたが、段々に支那
人自身の職員の数を増しているが、機械、器材の職員は専ら外人職員に依存していた。航空学校は抗
州、洛陽、広東の三校で、毎年の卒業生合計数三百名と称されていたがその操縦技術は尚疑問とされ
ていた。

327 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 23:54:16.87
戦史叢書「中国方面海軍作戦(1)昭和13年まで」
昭和8年春以来、関東軍による熱河攻略、関内進撃、搪沽協定という一連の出来事は
中国各地の抗日運動を再燃、激化させた。・・・北支における反日満事件の続発、華北
分冶工作の進展、冀東特殊貿易問題などに中国側が反発し、昭和10年後半になると
中支、南支においても抗日運動は激化の一途を辿っていった。
海軍中央は昭和10年11月頃から事態悪化に備え、各鎮守府、各航空隊など特別訓練
実施、航空機用燃料を佐世保に集中、上海特別陸戦隊兵器器材充実、爆弾などの整備
促進などを行なった。

328 :名無し三等兵:2016/08/02(火) 23:56:05.94
大本営陸軍部編纂「支那事変概史」による事変勃発時の日支戦力  
一、支那戦備の概況
満州事変以来国民政府は抗日を目標に国防の充実に勉めありしが昭和9年江西省の共産軍
討伐に成功するや爾後特に対日戦備に重点を置き、同年招聘せる多数の独逸軍事顧問の指
導と新式武器の購入とに依り軍隊の近代化を図ると共に尨大なる対日国防計画を樹立し概ね
予期の如く具現実行中。未だ其の完成を見るに至らずして事変に際会せり。・・・
蒋介石の支那統一工作の進展に伴ひ軍隊亦逐次其の素質を向上し、事変前に於ては其の能力
著しく良化するに至れり。支那正規軍の兵力は約200万。中央軍は支那陸軍の核心を為し、直系、
傍系の別あり。前者は蒋介石の腹心を核心とせるものにして優秀なる部隊多く、後者は旧軍閥時
代に於ける私兵的観念除去せられず精鋭の度直系軍に遜る(へりくだる)を免れず。
空軍、
昭和7年上海事件当時中央所属の空軍は、陸上7隊、水上7隊にして飛行機約100機に過ぎず、
事変中遠く逃避して覆滅を免れたるものなり。同事件後蒋介石は空軍の刷新を企図し、諸外国の
援助の下に之が拡張を行なへり。即ち米国等との提携の下に航空三年計画を樹立し、先ず陸上7隊
を改編して3隊と為せり。昭和11年西南事件解決し広東空軍を改編せし結果、空軍9大隊、独立7中
隊を有し、其の主力を南昌に、其の他を各地(西安、大原、除州、蚌埠、句容、広徳、漢口、広東、
龍州、成都、混明、汕頭、南寧、)に分置し、航空学校4校を杭州、中央航空学校を洛陽に、広東、
龍州に分校を設立して空中勤務者の養成に勉めたり。事変前操縦士750名にして毎年350名を補充す。
事変直前に於ける飛行機数及実用機数(括弧内)左表の如し。
戦闘機212(45〜70)、爆撃機257(50〜60)、偵察機251(60〜80)、計720機(155〜210)
支那は自国内に飛行機製作機関を有せず総て外国より輸入しあり。
支那に於ける外国の飛行機組み立て工場及其の能力左の如し。
・米国 中央杭州飛行機製造廠(杭州) 1ヵ年飛行機約60台の骨組み製作
・米国 カーチスライト飛行機製作所(広東)1ヶ月飛行機約4台の骨組み製作
・伊太利 南昌航空工廠(南昌)1ヶ月飛行機約10台の骨組み製作 
支那は空軍の拡充に伴ひ飛行機の補修、新設に勉めたり。

329 :名無し三等兵:2016/08/03(水) 16:15:58.30
@反帝国主義大同盟の満州事変に対する宣言
満蒙に於ける日支衝突事変に関し反帝大同盟は先に左の如き宣言を発した。

世界的経済恐慌の出路を求むる為各帝国主義は殖民地に対する侵略を緊密
にしてゐる(中略)。而して日本帝国主義は中国侵攻に方り特に列国の反感を
顧慮をして先ず満州より開始したが一方軟弱外交の国民政府は日軍の侵略
に対して何等軍事抵抗をなさざるのみならず返って国内の革命民衆の自発的
抗日闘争を惨虐なる政策を以て鎮圧し無力なる国際連盟の解決を待てと民衆
欺瞞してゐる。之が為めに日軍は向ふ所敵なく忽ち南満州一帯を完全に占領
し日人の暴力を以て支持する満州政府を組織し満蒙侵略の第一歩を固めた。
虹橋の戦争及天津暴動は実に満州事変の第二幕にして日本はこれにより北
満に侵入し東支鉄道を占領して公然ソ連邦に向て侵攻を開始せんとしたので
ある。然しながら中国の兵士は勇敢に日軍の侵攻に抵抗し天津の革命民衆も
又抗日闘争を敢行してゐる。そして日本帝国主義の野蛮なる侵略に対して今
や反帝国闘争は日一日と高潮し各国プロレタリヤ及植民地の被圧迫民族は打
倒帝国主義、中華民族独立大同盟本部に於ては既に全世界の各支部及同志
に帝国主義が今次の満州侵略に対する恐るべき重大性と反帝運動が目下の具
体的工作は帝国主義の侵略を撲滅し中国民衆を援助して完全なる民族の自由
を獲得せしむるにあることを警告してゐる。

330 :名無し三等兵:2016/08/03(水) 16:16:40.45
A反帝国主義大同盟の満州事変に対する宣言
満蒙に於ける日支衝突事変に関し反帝大同盟は先に左の如き宣言を発した。

日本帝国主義鉄蹄下の工友の為め援助を乞ふ  志青
満州事変発生以来、南京、上海の各大新聞は軍事当局の怯懦、無能を隠蔽す
る為め盛んに施肇基や馬占山の奮闘を書き立ててゐるが御膝元の日本工場に
働く工友五万の抗日罷業に対しては何等関係なき別問題の如く一篇の記事も一
銭の救済をも講じやうとはしてゐない。而して今や大部分の罷業工友は饑寒困苦
の下に投降して了ったが尚七千余の闘士は中華民族救済の重任を双肩に荷って
最後まで頑張り通してゐる。そして彼等は更にその抗日運動を持続・拡大する為
めブルヂョアを見捨てて労苦大衆に対し救済を求めてゐる。
革命の民衆諸君及被搾取の民衆諸君!
起って饑寒に瀕する抗日闘士を援助し労苦同胞を連合して日本帝国主義を打倒せよ!
左に日商喜和紡績工場(日華紡績)罷業委員会の同胞に告ぐのニ書を摘録す。

(1)上海に於ける日本帝国主義の暴行に対し同胞に告ぐ
親愛なる同胞諸君!
今や日本帝国主義は上海に於て大虐殺を開始してゐる!
過日日本当局は日本浪人を掩護して三友実業廠を焼打ちし
北四川路に於ても中国巡警を虐殺した。
同胞諸君! 
目下の形勢は更に重大化してゐる。日本帝国は多数の軍艦を上海に派し、日本領事は
中国政府に向って反日運動を圧迫する最後通牒を提出してゐるが、之は明らかに日本
帝国主義が反日民衆に対して更に惨虐なる虐殺をなさんとすることを証明するものである。
同胞諸君! 
我等は亡国奴よりの免れ又労苦民衆の解放の為にも我等自身団結して起ち、武装して
日本帝国主義と決死の抗争をなすべきである。今や四千余の我が工友は既に罷業決行し
てゐる。我等は饑寒に瀕する困苦の中に誓死日本帝国主義と奮闘し全国同胞と提携して
進まんため諸君の実際的援助を切望する。
全国民衆よ 団結、武装して起て!

331 :名無し三等兵:2016/08/12(金) 17:29:13.82
昭和12年8月9日 南京放送(9日)
一、上海9日電
(イ)9日午後5時半日本海軍官の服を着し二人の日本人を伴ひ自動車に乗り虹橋飛行場
に達したる時飛行場に在りたる衛兵に阻止を受け日本兵は発砲射撃した日本人は常に飛
行場に来る為我軍当局は飛行場の衛兵に若し日本人擾乱するときは発砲せよと厳命し故に
飛行場衛兵は日本人を見て発砲したるに日本人は元の自動車で立去った、此の時附近の
保安隊は銃撃を聞き馳せ付けたるに日本人等は又発砲して我が保安隊を射撃隊員一名を
死に至らしめた。
(ロ)兪上海市長は虹橋飛行場からの報告に接し電話で日本岡本総領事に問ひ合せ同時に外交
部秘書も日本海軍武官に問ひ合せたが本田武官は此の事を信ぜず、日本海軍陸戦隊の官兵は
本日命を奉じて、外出したものなく仮装して飛行場に行った日本官兵は絶対にないと答へた。
ニ、午後8時15分講演
国際的情勢から考へて見るに日本が河北に侵略し盧溝橋で戦端を発生せしめたのは欧州に
於てスペイン問題が発展してゐるときであり英日談判行き悩みの裡に日本の軍部は好機会と
見て発動したのである。盧溝橋事件発生の際我等は不拡大を欲したが遂に能はず今や全面
的抗戦以外第二の出路無きに至った。我国は9、18事件以来の広大なる失地を更生せしめね

ばならぬ目前の局勢は厳重である国際的局勢から云へば抗戦の前途は少し不利であるが此
の情勢を転変せしめねばならぬ。此が為めには全面的抗戦を行ふことである此の抗戦に依って
河北に最も利害関係を有する英国が出で又露国は益々極東に増兵し来るのである即ち抗戦に
拠って局勢を改変せしめ外交上国際情勢は我に有利となり攻勢がとれる外交上の地位は国際
的に複雑であり独、伊、仏、露等の強国があり注意すべきことで今や極東の情勢に、英、米、仏
露は何れも非常に関心を有して居る。全面抗戦が外交活動に依り国際的情勢を転変するのが有
理である。

332 :名無し三等兵:2016/08/12(金) 17:30:00.64
昭和12年8月9日 南京放送(9日)
三、午後9時40分時事素評 
「全国総動員」
目前の局勢は漸次存亡の時期に入りつつあり。当局は全国人民と共に侵略国日本とすべく
今や総動員の姿であり、最高当局は既に意思表示をなし国民と心を共にするのである。
最近外交界の消息を観るに恐らく遠からず空前の大戦争が発生する事は疑の無い所で全国
総動員により、国防に、将士慰労に其他諸般の工作を為さねばならぬ、時期は重大で社会は
抗敵色濃厚であるに警告は不足勝ちである、我等は愛国の義務の実を負はねばならぬ。
然るに事実上に於ては大局を省みず私利に走り国民としての心を失はんとする者があり又近来
は各地に間諜が入込み破壊的行為に出で謡言を挑発する者がある。国民としては甚だ遺憾であ
る。国難時に注意し国家総動員の教督に自ら反省全力を尽し奮闘せん事を希望する。
四、「音楽の時間に臨時講演」
国家存亡の関頭に立って我等は奮闘して居るが、大方は合作精神を以て中央政府領導の下に
合作せよ。各位緊張せよ。国の強弱は国体一致の如何によって判るのである。我等は国体一致
の精神が欠乏して居る。大戦は目前に迫って居る、国体訓練が肝要である。大方は各種団体に
参加し国家民族を復興せよ

333 :名無し三等兵:2016/08/12(金) 17:34:56.23
山岡貞次郎「支那事変」
1937年
「七月十一日の政府声明のなかに「七月十日夜不法にも我を攻撃し」とあるのは,
つぎのごとき経緯によるもので,とくに米国が,最高機密ともいふべき支那軍の作戦
関係事項を知りうる立場に当時あつたことは,のちの検討と関聯して,注意しておく必
要がある」
「昭和十二年春,東京都北多摩郡大和村に新設の海軍無電傍受所の所長に任命さ
れた和智恒蔵海軍大佐は,七月十日午後二時,北平在勤の米国海軍武官オペレツチ
中佐から米海軍作戦部長にあてた,つぎのやうな緊急暗号電を傍受した. 「信ずべき
情報によれば,宋哲元将軍麾下二十九軍の青年士官は,現地協定にあきたらず,今夜
七時を期し,日本軍に対し新たな攻撃を仕かけるべく計画を決定した」
和智大佐はおどろき,これを海軍省柳沢蔵之助副官から陸軍省副官川原直一少佐に
つたへてもらつたが,「それは何かのデマだろう.現地協定が成立した以上,そんな事態
がおこりうるはずはない」といつて採りあげなかつた.しかしそれは事実であつた」

334 :名無し三等兵:2016/08/12(金) 17:38:24.14
昭和12年7月11日。
北京の米海軍武官がワシントン海軍作戦司令部に、
「信頼スベキ情報ニヨレバ、第29軍宗哲元麾下ノ一部ノ不穏分子ハ現地協定ニアキタラズ今夜七時ヲ期シ、
日本軍ニ対シ攻撃ヲ開始スルコトアルベシ」という暗号電文を発した。
この電文は7月11日午後2時に埼玉県大和田の海軍受信所にて傍受されていた。
これは、盧溝橋事件を意図的拡大しようとした支那側勢力があったことを証明するものである。

335 :名無し三等兵:2016/08/12(金) 17:40:29.17
「友邦国民に訴ふるメッセーヂ」 蒋介石
曩の21ヶ条要求次いで田中覚書に於けると同様に本協定に於ても日本の現政権が
支那を全く日本の保護国としやうとするに在る事を赤裸々に示してゐる。仮令これを
疑ふ者があるとしても日本の軍国主義者が日本を支配してゐる間は侵略征服政策は
変更される事はないと言ふ事は万人皆認める所であらう。而して支那の制服、支那の
人力と資源の利用は仏印、馬來半島、東印度、比律賓を征服し田中覚書に描かれた
太平洋征服へ向ふ第一歩にほかならない。支那は逸早く日本軍国主義者の野望を察
知し不利を知りつつ対日抗戦の武器をとったのである。吾々は既に2年半以上抗戦を
続けてゐるがこれは我々の為のみでなく支那を征服し各国にまで禍を及ぼさんとして
ゐる日本の野望に対して戦ってゐるのである。今や日本が絶望の末、揚子江開放、満
蒙国境の確定、天津駐兵封鎖解除等のゼスチュアに出てゐるのは笑止千萬である。
協定内容の意味は極めて明瞭と思ふ。願くば友邦各国が即ち支那を援助し、日本に対
し支那征服のための資材を供給せざる様積極的措置をとられん事を希望すると同時に
この危機にある支那の抗戦を弱める措置を避けられん事を切望する。

336 :名無し三等兵:2016/08/12(金) 17:42:57.74
錦州爆撃
1931年(昭和6年)10月8日、関東軍の爆撃機12機が、石原の作戦指導のもと遼寧省 錦州を空襲した(錦州爆撃)。
奉天を放棄した張学良が拠点を移していた。石原は偵察目的であったとしているが、各機に25kg爆弾を5,6個載せて
出撃し計75個投下している。南次郎陸軍大臣は、若槻禮次郎首相に「中国軍の対空砲火を受けたため、止むを得ず
取った自衛行為」と報告した。関東軍は「張学良は錦州に多数の兵力を集結させており、放置すれば日本の権益が
侵害される恐れが強い。満蒙問題を速やかに解決するため、錦州政権を駆逐する必要がある」と公式発表した。
国際法上は予防措置は自衛権の範囲であるが、のち国際連盟により派遣されたリットン調査団は自衛の範囲とは呼
びがたいと結論した。これによって、幣原の国際協調主義外交は国内外に指導力の欠如を露呈し大きなダメージを受けた。

337 :名無し三等兵:2016/08/12(金) 17:50:14.92
蒋介石「日本国民へのメッセージ」 @
一年前に述べた如く支那の抵抗は自国の存立の為のみならず日支両国国民
への幸福のためである。日本軍閥は支那のみならず日支両国民の敵である。
過去十二ヶ月の闘争は確信を変えず支那全国民はこれに同感である。日本軍
部は国民に対して支那に於ける連戦連勝を欺瞞してゐるが日本陸海軍が最初
に公言した如き速戦即決は実現したであらうか。半年で終ると称した戦争が一
年となり、二年となり、而も未だ終結の見透しがつかぬではないか。日本国民の
負担は益々加重し経済的危機は国民の上にのしかかってゐるではないか。何故
に日本の若人は後から後から召集されては戦場に送り出され戦死者のみが帰っ
て来るのか。過去十二ヶ月間の日本国民の精神的困苦如何ばかりであったか。
然してその苦しみは何故であったか、そして之等の終りには何が来るのであるか。
日本国民は実に軍閥のために支那国民に対する甚だしい誤れる観念を受け入れ
るべく惑はされ且つ刺激されてゐるのだ。これらに必要なものは其の観念の根本
的変更である。日本軍閥が其の国民を欺瞞するに好んで用ひる二つの定り文句が
ある。一は即ち支那の本性は親日なりといふことであり、其の二は支那がソヴェー
ト化してゐるといふことである。斯様な想像の産物たる空宣伝は事実の証明の前
には一溜りもなくその出鱈目を暴露するのである。抑々過去四千年に亘り支那人は
その平和愛好の美徳を以って聞へてゐる。現在の抗戦は唯傲慢且つ侵略的なる日
本軍閥に強ひられ止むなく起ったものである。一国は隣国の内政問題に干渉すべき
ではない。然し敢て指摘する。支那の政体はソヴェート制に非ず、それは故総理の
遺訓たる三民主義に基くものである。誇大なる宣伝により国民に滲み込まされつつ
ある日本軍部の無謀な政策は日本国民を泥沼に引入れた事実に今こそ日本国民は
その足跡をふり返って見るに最も適当な時期である。今総ての日本人の前には執る

338 :名無し三等兵:2016/08/12(金) 17:51:01.74
蒋介石「日本国民へのメッセージ」 A
べき二つの明かな手段がある。一は彼等の過去の過誤に目醒めこれを悔ひ改める事
である。其の二は其の国策を根本的に改める事である。全日本国民は拡大政策の絶
体的に誤れる事を知り、且つ此の政策は唯彼等を破滅に導くのみである事を自覚する
べきである。唯独立且つ強力なる支那のみが東亜の平和と秩序を保証する。然して東
亜の真の平和と秩序のみが日本国民の幸福と繁栄を保障するのである。仮令支那が
日本の侵略に抵抗せずして其の属国になったとしても支那4億5千の国民の憎悪は日
本の国力と安定に反撃し遂には完全に日本帝国を壊滅せしめるに至るであらう。中国
の抗戦これこそが日本軍部の無敵陸海軍の有する尊大な夢を打破る唯一の方法であ
る点に於て日本自体の利益であるとさへ言へやう。随って中国の抗戦こそは日本国民
がその中国に対する侵略的意図を放棄して以て日本自体を救ふべき千載一遇の好機
といはねばならぬ。真実と正義とは中国の側にある。仮令日本国民が挙げて武装して
中国と戦ふとしても中国は決して滅ぶるものではなく返って日本に対する愛憐と同情の
念を強めるばかりである。日進月歩の現下の世界に於て日本が自国を救ふ途は唯自ら
過去の誤を悔ひ改めて其の政策を改変する以外には絶対にないのだ。

339 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 12:43:31.41
@「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

  抗日全軍将兵同志諸士!
 今次の蘆溝橋事件に際し、日本軍は卑劣極まる欺瞞的
手段によつて我が天津及び北平を占拠し、我が同胞民衆
を殺害したが、我が国にとつてこれ以上の大なる恥辱は
ない。これを思ふ毎に、余は実に痛心限りなきものがある
のである。
  満洲事変以来、吾等は忍耐に忍耐を重ね退譲に次ぐに
退譲を以てしたが、日本は益々凶暴圧迫を恣にしてその
止まるところを知らない。かくて吾等は忍ぶに忍び得ず
退くに退き得ない事態に陥り、全国一致決起して日本と
死活の勝負を決するの已むなきに至つた。しかも吾等軍
人は平素より全国同胞の膏血による給養を受けてゐる。
吾等はこの秋に当り、如何に勇奮力闘して保民保国の重
責を果すべきであるか?
 余は全国を統帥し、国家の存亡、将兵の生死に対して
全責任を負ふべき地位に在るが故に、自己の心力を竭し
て最後の勝利を獲得しなければならないのである。
 余は常に「戦へば必ず勝たねばならない」と言つて来
た。我が全将兵は一心一徳、命令に服従すれば即ち足
る。その結果は必ず日本軍を撃破し、我が国辱を雪ぐこ
とが出来るのである。
 今直ちに日本に対する決死の抗戦を開始せんとするに
当り、最も重要なる五つの事項を示して玄に全将兵の注
意を喚起せんとする次第である。

340 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 12:44:23.68
A「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

一、飽くまでも犠牲たるの決心を堅持すべし。
  諸士は日本が予てより機に乗じて功をとるの方法を
 利用し、我が領土を相次いで奪取し来つたことを知つ
 てゐるであらう。従つて日本軍に対して相当の打撃を
 与へない限り、その侵略を停止させることは出来ない
 のである。而して今吾等が挙国一致日本に向つて抗戦
 すれば、日本もまた体面上必ずや全力を傾けて戦ふで
 あらう。故に、戦争が勃発しなければ即ち己むも、一
 度戦争が始まればそれは必然的に長期戦となり、日本
 が弊れなければ即ち我国が亡びるであらう。従つて吾
 等軍人は必ず心を同ふし、力を合せ、死を決して戦に
 赴き、民衆は心を一にして飽くまでも日本に抵抗しな
 ければならないのである。
  諸士は銘記しなければならない ― 戦争の勝敗は一
 にかゝつて戦ふ者の精神にあり、我が彼を恐れなけれ
 ば彼は必ず我々を恐れ、また相手を恐れるものは必ず
 敗れ、相手を恐れないものは必ず勝つといふことを。
  吾等の銃砲は日本のそれに劣ると雖も、吾等は飽く
 までも犠牲の精神を堅持してゐさへすれば足りる。忠
 勇にして恐れざるの革命精神を以て前進突撃すれば、
 日本が必ず敗れることは毫も疑ひのないところであ
 る。何故ならば、日本の軍隊は機に乗じて功をとり得る
 のみで、真の犠牲を欲してはゐないが故である。

341 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 12:45:01.78
B「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

ニ、最後の勝利が我に帰することを信ずべし。
  日本軍は我が領土に於て作戦するが故に、至る処に
 於て地理に通じない。しかも各地の民衆は凡て我が同
 胞であつて日本の仇敵である。従つて日本の軍事行動
 は至る処に於て殆んど進展し得ず、その結果日本の将
 兵は死を恐れて犠牲を拒むに至るであらう。茲に於て
 日本軍の行動は緩慢となり、敢て迅速なる進撃を行は
 ず、僅かに飛行機及び大砲によつてのみ吾等に猛撃爆
 破を加へ、吾等を威嚇して後退せしめんとし、真の戦
 闘はこれを回避するであらう。故に我軍は死を誓ひ、
 死を決して頑強に抵抗し、苦を恐れず、難を怖れず、
 死を怖れず、落着いて照準を定め、弾丸を愛惜し、持
 久死守しさへすれば、日本軍の実力は消耗し、遂には
 必ず我軍の勝利となること瞭かである。従つて我軍の
 将兵は戦に臨んで決して周章狼狽してはならない。た
 とひ一時は挫折することはあつても、日本軍の犠牲を
 肯んぜず敢て急進しない上いふ弱点を利用し、従容と
 して戦闘力を補給し、奮闘を継続しさへすれば、最後
 の勝利は必ず我軍の手に帰することは疑問の余地さへ
 ないところである。

342 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 12:45:38.53
C「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

三、智能を活用して自ら抗戦すべし。
  作戦に関しては最高統帥部より指示を与へ、各部隊
 所管事項に関しては必ず各部隊の各級指揮官が自ら詳
 細に研究し、以て本部の手の及ばないところを補ふこ
 とになつてゐる。例へば地形、敵情、我軍の状況、便
 衣隊の配置、諜報者の使用、激戦による補給断絶に対
 する応急措置、交通阻礙による命令中断に対する臨機
 の措置等は、凡て各部隊の指揮官が積極的に智能を活
 用して決定すべきものである。なほ上は軍長、師長、
 旅長より下は営長、排長に至るまで、一貫して斉しく
 堅守すべきことは各自の責任と本分とである。

343 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 12:46:12.16
D「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

四、軍民一致団結して親愛誠実を致すべし。
  如何なる戦争も民衆の支持を得て初めて勝利を得る
 のであるが、今回の抗日戦に於ては特に全国各地全民
 衆の力を動員して敵と決戦すべきである。
  しかし民衆と軍隊との協力一致、相互扶助を望むな
 らば、先づ民衆に対して親愛誠実の情を示し、以て民
 衆の信頼と尊敬とを獲得しなければならない。これあ
 つてこそ初めて軍民一如の目的を達することが出来る
 のである。而して民衆に対して親愛誠実の情を表示す
 るには常に同情の念を以て彼等に接し、彼等をして過
 度に疲労せしめず、怨嗟を生ぜしめず、遭難の老幼婦
 女を見れば必ず力を尽してこれを援助し、自己の肉身
 と同様にこれを遇すベきである。戦闘区域及びその附
 近の民衆に対しては、特に祖国が今や危急存亡の岐路
 に立つてゐることを告げ、凡そ中華民国の同胞たるも
 のは斉しく結束奮起して殺敵救国の大義に赴くべきこ
 とを理解せしむることが肝要である。また随時随所に
 民衆を援助し、民衆を教導し、民衆を救護し、親愛誠
 実の情を示して彼等と辛苦を共にしなければならな
 い。かくの如く軍民団結すれば民衆も自ら楽んで軍隊
 を支持し、売国的間諜は勢ひ発生せず、敵は遂に敗北
 すること瞭かである。

344 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 12:46:48.21
E「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

五、陣地を堅守し進撃するとも退却すべからず。
  我が革命軍の精神は、前進するとも絶対に退却せず
 といふ点にある。我が革命軍の成功も亦前進あるのみ
 で退却しないといふところにある。従つてもし退却す
 るものがあれば、連座法によつてこれを処断すべきで
 ある。過去の作戦もかくの如くであつたが、今次の日
 本に対する作戦に於ても亦連座法の実施を必要とす
 る。何故ならば、連座法を実施することによつて勇敢
 なるものは安堵し、死を恐れるものは退却せんとして
 も退却することが出来ず、かくて初めて最後の勝利を
 獲得し得るが故である。
  日本軍はその強大な武器をもつて猛爆進攻するであ
 らう。しかしもし我が軍が山の如く屹立し、陣地を堅
 守し、進撃あるのみで退却を知らず、敵の接近を俟つ
 て突撃肉薄すれば、日本軍が如何に飛行機、大砲を有
 するもこれを使用するに途なく、我が軍は持久戦線に
 於て必ず最後の勝利を得るのである。これに反して、
 もし指揮者の命に従はず、恣に自ら退却して個人的に
 連座法の処罰を受けるのみならず、更に部隊の士気を
 動揺せしめ、害を国家に及ぼすが如きことがあれば、
 これは狼を曳ひて室に入るの危険を敢てするものであ
 り、また兇漢の悪事を援助する売国奴となることであ
 る。

345 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 12:47:34.52
F「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

   もし各陣地に於て、本委員長の命を俟たず、擅に
 後退するものがあれば、その何人たるを問はず一斉に
 これを売国罪として極刑に処すべきであつて、毫も容
 赦してはならない。吾等は何時かは必ず死ぬものであ
 るが、その死をして意義あらしめなければならない。
 死は光栄である。苟も自ら恣に退却して軍法の制裁を
 受け、死刑に処せられるが如きことあれば汚名を万年
 の後に遺すものである。これに反して日本軍に対する
 応戦の犠牲となるならば、それは芳名を百世に遺すも
 のである。
  中央政府は拠点固守奨励の弁法を定め、能く拠点を
 固守し敵の攻撃に対しても退却しなかつたものは即刻
 三級を昇進せしめ、三代に亙つて栄位を贈り、その余
 栄を子孫に及ぼさんとするものである。故に諸士は努
 めて陣地を堅守し、攻撃あるのみで退却することな
 く、国家のために光栄を増し、自己のために栄誉を保
 つべきである。これに反してもし恣に退却を敢てする
 ものがあれば、中央政府は必ずこれを売国間諜の罪名
 に於て処罰し、これを極刑に処するに何等の容赦も許
 さないであらう。

346 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 12:48:04.38
G「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

 以上は日本勢力の駆逐並に中華民族復興のための最も
重要なる五つの項目であるが、今後なほ重要なる事項が
生ずれば更めてこれを指示するであらう。
 諸士は満洲事変によつて吾等が東北四省を失ひ、爾来
民衆は苦悩を受け国家は領土を喪失し来つたことを忘れ
てはならない。吾等は一時一刻たりともこの大なる恥辱
を忘れてはならないのである。
 最近数年来、吾等は忍耐に忍耐を重ね、無抵抗の態度
をつゞけて来たが、これは果して何のためであつたか?
 国内の安定を図り、統一を達成し、国力を充実し、最後
の関頭に臨んでは即ち抗戦し、雪辱せんがためであつた
のである。
 今や既に平和の望みは絶えた。この時に当り、吾等と
しては徹底的な対日抗戦あるのみである。故に吾等は挙
国一致、犠牲を惜まず日本と決戦すべきである。我が国
民は黄帝の革命的子孫たることを自覚し、死を決して難
に赴き、報国の途をはかり、以て孫総理及び先烈の犠牲
に対して報ゆるの覚悟がなければならない。吾等は数千
年来祖先の遺留したまへる光栄ある歴史と版図とを維持
し、吾等の父母、師父、先輩の吾等に与へた深厚なる教
誨と扶養との恩に報い、以て吾等の子孫に対して恥づる
が如きことのなきやう心がくべきである。
 抗日全軍の将兵諸士! 時機は既に到来した! 吾等
国民は心を一にして殺賊に努力し、攻撃あるのみで退却
することなく、万悪の日本軍を駆逐し、以て我が中華民
族の復興を図らうではないか! 

347 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 15:31:56.10
>>1
ウソは言わんほうがよい。
山本五十六次官の所属する海軍省は作戦計画立案には関与できない(統帥権独立)。

@東条元首相は次のように宣誓供述書に書いている。
(作戦計画に関して)
「陸軍大臣は統帥部の決定には参画できず、その最後的決定後通報を受けるのであります」
「陸海軍大臣は作戦計画に関しては陛下に上奏して御裁可を受けた後にその通報を受けるのであります」

A作戦計画の実施過程について事例、
・昭和15年の北部仏印進駐の場合(参謀本部次長の証言)、
参謀本部次長→軍令部次長に同意を得る→首相を官邸に訪ねて同意を得る
→陸軍大臣に同意を求める→外相に同意を得る→参謀本部作戦課に起案を命じる。
→概成した計画を持って参謀総長の代理として参内し天皇の裁可を得た。

つまり統帥部門(参謀本部や軍令部)が策定した作戦計画が天皇へ上奏され裁可を受けた後に、
陸海軍省(大臣)に伝えられる、というのが決まり。したがって海軍次官が作戦計画を知るのは海軍大臣から、
であり、海軍次官に過ぎない者が作戦計画を指示することなどできないのであるし、山本次官は軍令部での
実務経験はまったくないので、作戦指示などやりたくともできる訳がないのである。
関与できるとすればAにあるように海軍大臣が同意を求められた後に「事態を知らされる」くらいである。

348 :名無し三等兵:2016/08/14(日) 15:54:01.48
上海附近支那軍の内情 昭和7年3月 陸軍当局発表

上海付近の支那軍は某方面を通して停戦を提議し撤退の意志あるを表示し
来れる趣であるが、吾人は支那軍の誠意を確実に認め得ぬ限り、抜き放った
る破邪降魔の宝剣を鞘に納むることは断じて出来ぬ。此の際軽々に停戦を約
し却って時局の解決を遷延することは平和人道の為にも考物である。彼等は
我が軍の外部的圧力に加ふるに最近に於ては内部的紛争をも生じ自滅の外
なき実情に立至った。

349 :名無し三等兵:2016/08/15(月) 23:37:38.14
>>1
人の心すなほならねば、僞りなきにしもあらず。
されども、自ら正直の人、などかなからん。
己すなほならねど、人の賢を見て羨むは世の常なり。
至りて愚かなる人は、たまたま賢なる人を見て、これを憎む。
「大きなる利を得んが爲に、少しきの利を受けず、僞り飾りて名を立てむとす」と謗る。
おのれが心に違へるによりて、この嘲りをなすにて知りぬ。
この人は下愚の性うつるべからず、僞りて小利をも辭すべからず。
假にも賢を学ぶべからず。
狂人の真似とて大路を走らば、則ち狂人なり。
惡人の真似とて人を殺さば、惡人なり。
驥(き)を学ぶは驥の類(たぐ)ひ、舜を学ぶは舜の徒(ともがら)なり。
僞りても賢を学ばむを賢といふべし。

350 :名無し三等兵:2016/08/16(火) 12:21:03.49
@当時(昭和12年7月)の和智恒蔵・大和田海軍無線受信所所長は、次のように語っている。

「昭和十二年七月七日、北京郊外の蘆溝橋で日中両軍が衝突したとの報告に接した軍令部は
、大和田受信所に傍受配備を強化するよう指令した。そこで私は、ただちに全傍受員に非常呼
集をかけ、全員を所内に宿泊させて昼夜ぶっ通しの傍受配備を実施した。蘆溝橋での最初の両
軍の衝突は、両国政府の不拡大方針に従って現地で停戦協定が成立し、事態は一応平静とな
った。そこで七月十日(土曜日)の午前中に、軍令部から警戒配備をとく、との電話があった。
しかし私は、当直配備のやりくり上、翌日の午前中まで、現在の警戒配備をそのまま続けること
にした。 私は、七日以来睡眠もろくろくとっていなかったので、午後は官舎に帰って一風呂あび、
休養することにした。午後二時すぎ、私が入浴していると、先任傍受員がすっとんで来て、浴室
の窓越しに、『所長! ワイフ(WlFE)からオプナブ(OPNAV)あてにP電が出ました』と報告し
た。そこで、私は彼に、急いで軍令部に転送するよう命ずると、軍令部は、退庁後で誰もいない
とのことなので、私はすぐ浴室を出て、浴衣をひっかけながら所長室へかけだした。WIFEは北

351 :名無し三等兵:2016/08/16(火) 12:21:45.39
A当時(昭和12年7月)の和智恒蔵・大和田海軍無線受信所所長は、次のように語っている。

京駐在アメリカ海軍武官、OPNAVはアメリカ海軍作戦部長の電信略語であり、P電は緊急通
信を意味していた。かけだしながら、これは怪しいぞ、と直感した。 所長室に飛び込んで机上
のP電を見た。それは一〇〇語にも満たない米海軍暗号で、一〇日を周期に毎日変化する単
純な換字サイファで、当時我々専門家は、平文同様に解読していた。早速金庫から換字表を
取り出して見たところ、電文の意味の概要は、『信頼すべき筋からの情報によれば、今夜十九
時(午後七時)を期して、宋哲元指揮下の第29軍の青年将校の一部は、現地協定にあきたら
ず、日本軍にたいして攻撃をかける計画である』というものであった。時刻は、すでに午後三時
をすぎていた。私は、なんとかして、これを早く現地軍に伝えたいと考え、海軍省の柳沢副官に
特急電話をかけて報告した。柳沢中佐は、すぐに海軍省と軍令孫の首脳部を集めて会議を開く
手配をするとともに、陸軍省の高級副官に情報を知らせた。ところが肝心の陸軍省高級副官は、
現地で停戦協定が成立した以上このような情報はデマだ、と言いはって、なんらの対策も講じな
かった」

352 :名無し三等兵:2016/08/16(火) 12:28:08.36
昭和12年7月27日午前4時から関東軍は通州攻撃を開始、正午までに第29軍を掃討した。
しかし、関東軍の爆撃機が、支那側の冀東保安隊幹部訓練所を爆撃し数名の保安隊員が死亡した。
これに保安隊が憤激し、ついに抗日戦を開始したのである。
これが、あの残虐な通州事件の原因の一つである。

353 :名無し三等兵:2016/08/16(火) 12:46:01.28
>>1
軍令部は、「昭和12年度帝国海軍作戦計画」の立案を昭和11年8月20日までに終了している。
昭和12年の上海事変の航空戦は、この12年度計画の「作戦初頭の航空撃滅戦」重視の思想に符合している。
・・・戦史叢書「大本営・連合艦隊@」p348

●山本五十六は昭和11年12月1日に海軍次官になっているので、作戦立案に関与していないのは明らか

354 :名無し三等兵:2016/08/18(木) 11:32:40.95
>>1 @
これ見れば大日本帝国陸軍は盧溝橋事件(昭和12年7月7日)以前から、
中南支に非常に積極的な関心を持っていたことが判る。
大日本帝国陸軍参謀本部が、昭和11年に
何で中南支の国防資源を調査したの? 何で中南支の軍需物資資源調査? 
何で中南支の兵要地誌調査? 何を目的としていたの?
            ↓
昭和11年11月、参謀本部が「中支那重要国防資源調査」を在支大使館付陸軍武官に要請。
昭和12年1月28日、陸軍武官(在支大使館付)がこの報告書を参謀本部にを提出。
昭和12年1月13日、陸軍省航空本部が「支那軍需資源調査実施計画書」を陸軍大臣に提出。
昭和12年4月8日、参謀本部が「支那物資地誌資源経済等調査協力」を満鉄調査部門に依頼。

355 :名無し三等兵:2016/08/18(木) 11:34:28.29
>>1 A
これ見れば大日本帝国陸軍は盧溝橋事件(昭和12年7月7日)以前から、
中南支に非常に積極的な関心を持っていたことが判る。
大日本帝国陸軍参謀本部が、昭和11年に
何で中南支の国防資源を調査したの? 何で中南支の軍需物資資源調査? 
何で中南支の兵要地誌調査? 何を目的としていたの?
            ↓
昭和12年4月24日、参謀総長が「上陸援護研究射撃実施」に必要な人員資材の協力を陸相に要請。
昭和11年12月 陸軍支那駐屯軍参謀が「中国空軍調査」結果を報告。
内容:中国空軍技量は意外に優秀にして侮りがたい。
日本側に遜色ない面多く、中国戦闘機隊を無視して作戦することは頗る危険。 
昭和12年2月 陸軍報告書 支那空軍の改善進歩著しく機種も新鋭度も日本を凌駕しつつある
昭和12年7月19日、在支大使館付陸軍武官が「上海派遣兵団の編成 装備等に関する意見」を具申。 ・・略

356 :名無し三等兵:2016/08/18(木) 11:35:30.59
>>1 、B
これ見れば大日本帝国陸軍は盧溝橋事件(昭和12年7月7日)以前から、
中南支に非常に積極的な関心を持っていたことが判る。
大日本帝国陸軍参謀本部が、昭和11年に
何で中南支の国防資源を調査したの? 何で中南支の軍需物資資源調査? 
何で中南支の兵要地誌調査? 何を目的としていたの?
            ↓
昭和12年7月19日、在支大使館付陸軍武官が「上海派遣兵団の編成 装備等に関する意見」を具申。 ・・略
(イ)上海派遣兵団長は師団長級以上なるを要す
之れ陸上作戦に関し陸軍に於て主導的地位を確保し海軍と緊密に協同し且海軍陸戦隊
を区處するの必要は特に上陸当初に於て緊要なるに鑑み・・・
陸上作戦に関し陸軍が主導的地位を確保・・
(ニ)飛行団長級を特に先遣するを要す。
之れ開戦劈頭より上海付近に集中する陸海軍航空部隊を統一指揮又は区処するの極めて
緊要なるものあるに依る。而して此種上海に於ける陸海軍協同の根拠を為す指揮及区処
の関係は予め参謀本部及軍令部間に於て隔意なき事前協定を遂けあるを要するものと認む。
・・略
航空兵力は徹底的に大ならしめ当初特に爆撃兵力を大ならしむ
開戦同時急襲的に海軍と協同し中支方面に使用すへき航空部隊は地上勤務員
及爆弾並燃料の前送等事前処程を完了し、空輸待機の姿勢にあらしむるを要す。

357 :名無し三等兵:2016/08/18(木) 11:37:03.93
>>1
盧溝橋事件が突然、理由もなく起こったわけではない。
それまでに帝国陸軍が満州・北支で行なって来たことに対して、
中国人の怒りが蓄積して中国全土に抗日反日侮日の運動が沸き起こっていたのだ。

●日本側が中国の挑発行為と発表した事件が、実は帝国陸軍の謀略だったものが少なくない。
張作霖爆殺(1928年6月3日)(河本大作 陸軍大佐:関東軍高級参謀)
柳粂湖爆破(1931年9月18日)(石原莞爾 陸軍中佐:関東軍参謀)
福州事件(1932年1月4日)(浅井敏夫 陸軍大尉:台湾軍司令部幕僚附)
第1次上海事変(1932年1月28日)(田中隆吉 陸軍少佐:上海公使館附陸軍武官補)
山海関事件(1933年1月1日)(落合甚九郎 陸軍少佐:支那駐屯軍山海関守備隊長)
など。
このほかにも暴露されてない陸軍の謀略は多いはずだ。

358 :名無し三等兵:2016/08/19(金) 06:10:29.53
日中戦争の原因
 
●帝国陸軍が満州・北支で行なって来たことに対して、
中国人の怒りが蓄積して中国全土に抗日反日侮日の運動が沸き起こっていたのだ。

359 :名無し三等兵:2016/08/19(金) 16:46:29.63
>>1
>陸軍と政府は不拡大方針であり
そんな事実があったら資料を出してみろ。
>裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している。
そんな事実があったら資料を出してみろ。
>米内海相は山本五十六海軍次官とともに政治力を駆使し上海派兵の根回しを水面下で行っている
そんな事実があったら資料を出してみろ
>その情報を得た中国政府は直ちに上海へ兵を終結させ
そんな事実があったら資料を出してみろ。
>第三艦隊の長谷川清はこの間、中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い
そんな事実があったら資料を出してみろ。

360 :名無し三等兵:2016/08/20(土) 11:28:41.81
>>1
ウソは言わんほうがよい。

>陸軍と政府は不拡大方針であり
そんな事実があったら資料を出してみろ。

361 :名無し三等兵:2016/08/20(土) 11:29:10.71
>>1
ウソは言わんほうがよい。

>裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している。
そんな事実があったら資料を出してみろ。

362 :名無し三等兵:2016/08/20(土) 11:29:51.08
>>1
ウソは言わんほうがよい。

>米内海相は山本五十六海軍次官とともに政治力を駆使し上海派兵の根回しを水面下で行っている
そんな事実があったら資料を出してみろ

363 :名無し三等兵:2016/08/20(土) 11:30:18.06
>>1
ウソは言わんほうがよい。

>その情報を得た中国政府は直ちに上海へ兵を終結させ
そんな事実があったら資料を出してみろ。

364 :名無し三等兵:2016/08/20(土) 11:30:41.90
>>1
ウソは言わんほうがよい。

>第三艦隊の長谷川清はこの間、中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い
そんな事実があったら資料を出してみろ。

365 :名無し三等兵:2016/08/20(土) 11:33:09.61
>>1
ウソは言わんほうがよい。

>第三艦隊の長谷川清はこの間、中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い
そんな事実があったら資料を出してみろ。

366 :名無し三等兵:2016/08/20(土) 12:19:01.22
>>1
そこに書いてあることが何で山本のせいになるのか?
なぜそう言えるのか、理由と事実とその資料を出してみろ。

367 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 10:13:49.18
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎-◎― ;)    ボ ボクはど土足DOSK-3ドェースッ!     
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368 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 12:28:57.27
 
 
            .ξξξξξξξ   
         ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
        ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;)         
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土足閣下

369 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 17:17:42.53
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              ″          ⌒^¨´  |:::/::::|i::::::::::::::::{ 厂| :::::::::::::::: |  兵は詐を以って立ち、利を以って動き
           ;  /ヽ       /Z    |/|:::/i::::::::::::::::::∨::::i ::::::::::::::::::|  分合を以って変となす
.            i|   ー'              |/::::::::::::::::::::/::::::::i::::::::::::::::::::|  故にその疾きこと風の如く
            |                  .::/:::::::::/::/::::::::::i::::::::::::::::::::|  徐なること林の如く 侵掠すること火の如く
                            //::::::/∧/::::::::::::i :::::::::::::::::::|  動かざること山の如し 知り難きこと陰の如く
               \               ∠厶イ) / リ ::::::::::::i:::::::::::::::::::::|  動くこと雷震の如く
             |::ト ._      __,,,.... -=ァx_,,.....イ|:::::::::::::::i:::::::::::::::::::::|
             |::i::::い          : : : /:::::/:::::: /:i:|::::::::::::::i::::::::::::::::::::::|

370 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 17:18:35.63
               __,.ィ'"::::::::: ̄¨'''ー-..,,,_
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           ';::::::::;' :', ',l ィチ⌒゙       `l/ l!   戦いは、正を以って合い、奇を以って勝つ
          ,ヾ‐,' ,' ヽミ、 ...::::::::.  .;  ::::::::: 'l l.|  善く奇を出すもの、窮りなきこと天地の如く
         ,.'  .,' !   lゝ:::::::::::: ,..--、   / li.|  竭きざること江河の如し
          l:.  ;  l   ハ、    、_ノ  /.l :|.l:|   奇の変、あげて窮む可からず、たれか能く之を窮めん
         ゝ.,_l  |    l>......__   ./.:.:.:.l :l l:|
           | _|  i   :i ヽ、   ̄l:.:.:.:.:.:.:l / !i
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          ,.'  ヽ.V、. i   |、'_王王Zxi,ヽ_,,.-、  リ  

371 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 17:19:06.49
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      |:.:.:.:.:.:. : :./ レ′ ′       ,,∨:{ |:.ヽ: : :|: : :/: : :.:.:
      レ{:.:.:.:.: : , ,z==≡ミ          リ│: /.: :′/: : : .:.:. 
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     ,,=ニ\:.リ            ,ィ==ミ:、 j/ ′: /: : :.:.:.:.:.:.:
    /ニニニニ7`         '          `_ ′:イ: : : :.:.:.:.:.:.:
   イ二二,:⌒ヽ              :.:.:.:.:   //: : : : イ:.:.イ:/ 善く戦う者は、勝ち易きに勝つ、
  {二二ニ| ;⌒ヽ      \ _        /: : : :/:///,ノ′  善く戦う者の勝つや、智名もなく勇功もなし
   Vニニニ| | /⌒ヽ               彡ィ…ァ/ イニニニ\
    ∨ニニ|  ′ィ⌒ヽ           , --r‐〈/ニニニニニニニヽ
.    〉ニニ>    'ー\ ______ ィ⌒iィ⌒i  .′/ニニニニニニニニニ
   {二二ニニ7> .,__  ノ /  {_j  .{   / ./ /ニニニニニニ二二
    `Vニニニ/ {___{} .}            /=ニニニニニニニニ二
.     }ニニニ{\     /l∧      ィ´ニニニニニニニニニニニニニニ

372 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 17:19:33.79
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    ./:/ : : : : : : :j::| .ーV: :.';.:!゙ \ヾ.`'^,ソ ,/‐' /゙  V_,ソ./ ./: : .;' i}
   /:/.: : : : : .: ::ハ:ヘ, i^Y:、:ヘ::、   `^''           `^   /:/ .:' ‖ 兵は詭道なり
  :゙:/ : : : : : : .:7j: :}.\ -X:ト、:k、          〉    /:'/:/ ‖  能にして不能を示し、用にして不用を示し
 /:/:. : : : : : : : :゜.l:.:j  7:.:/ミ, ヾ::、             ス/:/ .ノ   備えなきを攻め、その不意に出ず
./:/ : : : : : : : .:/ j:.リ ,/:.:/ '} :、      rー−ァ    .ノ/人:.:、
:/: : : : : : : : .:/ _ノ:=:'^:.;/  |   ヽ.      丶 -'゜   /   `V:.、
: : : : : : : .: .:/.〈 : : : :i'´   ./ヘ     丶、       .'´       1:.:\
: : : : : : : : /  入:. .:ハ, _,/  ヽ      `'  、r '         }:. : :ノ
: : : : : : .:/   /:/\ : ヾ::ヽ     \      .ハ:::.、         /: :/
: : : :,:。-'‐=''^'^~´lミ\:ヽ:::ヽ     \    j  '、::大‐- 、,__ /:/
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373 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 17:20:17.52
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.        l:::|:::::{:::::/´{{ トイi     |:::::|   |::::::::::::::::::::\__ 水は高きを避けて低きに赴き、兵は実を避けて虚を伐つ
.        {:::ト::::乂(   Vソ    ノ:::::j __.ノノ::::::::::::::::::::::::::::<_ 水は地によりて流れを制し、兵は敵によりて勝を制す
          ∨ \:j`  ..:::::::::.  厶イ:/ r<:::::::::::::::::::::::::::::-=二 故に、兵に常勢なく、水に常形なし
              ノ            レ /  〉:::::::::::::::::::::::::< ̄
           '、  / `ヽ     /  イ::::::::::::::::ト、:::::ゞ^ヽ
              〈{   ノ       厶<:人ト(  ∨
             \`ー         -‐=≧=‐- 、
              \__ -- 、 ,.イr'        >--┐
                       ∨ /{  -─   ̄..-─< ___
                    / / 〈     /     -─ >=-、

374 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 17:20:49.21
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       ′/: : : : : : / | : : : : : : : : : 八: :|.: :.:i : : : : : : :リ
.       . :/: : : : : : 厶 |-: !: : : : : :.:厶‐Y‐: :|: : : : : : : ト、
       i:/ : : : : : : ′八: :ト、: :.: : :/   ,リ }ノ| : : : : : : :|  i  兵は拙速を聞くも、巧久を見ず
.      /: : : : : : : :ix≠ミx{ ヽ: :/   x≠=ミ,|: : : : : : : |  |  兵久しくして国に利ある者
      ′ : : : : : :〃 ん::ハ゛   `   ん:::ハ ヾ: : : : : : :| /  未だ之あらざるなり
     ノイ : : : /: : :从 ∨:ソ       ∨::ソ 八: :.: :.: :.八
      |: : : /: : :!|: i:.        ,       / : / : / /
      |i: : ′: :八:{.: :.              厶イ : /:.¨´
      |{: :i: : :/:_:_:i.: 人    r  ァ     イ.:j/:./ァ…‐ =ミ
.      八:.|: :/   | : : 个           イ/.: :.: :./{{      ヽ
     /: : ヾ:.′  |: : : :|/∧>  < ,リ: : : : ://{{
.    /: : : : :i     ,: : : :|{ミ/,\ゞ-く //: : : : ///{{       i
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375 :名無し三等兵:2016/08/21(日) 17:21:50.47
               ,. -―==−- 、 .          
              /-―- __」_ ,へ、      
              /   _ /´ ̄ ̄ ̄j ヽl.        
          /  / /      /{ ∧.     
           l / /      /  / V  ハ     
           |          /-/  ,-X   !.    
           |  l  |  |  シ芹;  /ィ芹!: .| .    
          l  |rニ|  |, /りリ_    tセ |:  | .   
            .  | `|  |/´ ̄    (   |: / .   上兵は謀を伐ち、その次は交を伐つ
          ヽ. \|  |    _ _   |: /     その次は兵を伐つ、その下は城を攻む  .  
            \:.:\|    `ー'   イ/  
            ,rく\:.:l\\   / |  
          xくヘ, /ノ   `T〔_
        //  ̄/ 〈     |\\ _                / }
        // ⌒ヽ |  ヽ -- 、  _ヽ \ \           / /  _,、
      /.::/     |    \   ´  |  \l           /  _ ̄r宀 | 〉―- 、
      {:://     l|/ ̄ ̄`l >x< V 丁`|        / /  ̄〈 | ノ'´ ̄ `┘
       /      l      ‘《:/:i:ヽ::l|   ヽ \     /    , -― '´
   r-く       」/     《:::::::::::l|    }  }_    '    /
   /  \    /|         《::::::::j|   //´ \  /    /
 ∠、     \./..::::l         《:::〃   //   / }/    /
 { /\     /:::::::::::::.           V'   //  / \.'    /
  /   \_ノ.::::::::::::::::::.           ||   l \./   /    /
. 〈   Y´ノ.:.::::::::::::::::::::}         |l   |   \ {   /

376 :名無し三等兵:2016/08/22(月) 00:22:01.90
                     ゞ斗''" ̄:::`'"⌒``ヽ、
                    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
              /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ⌒ヾ、
             ,:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::{ (__) }゙、
               /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/j::::::::::r 、__ノ:::ハ
            /:::::::::::::/:::::::::::::::::/:::::::/-}:::A::::`''゙:l:::::::::::::}  
            {/{:::__;;;;;_:::::/::::/:::/::/__.j/ }ノ::::::::}:::::::::::j!
      _ ,..-‐ '''"二 フノ:::::{//// ' ア丐示:}::::::::::::::::::/
       /     ァ''"-‐っ::::::::/,ィ云     弋ゞ):リ::::::::::::::::/    善く戦う者は、人を致して人に致されず。
     l  _ -‐'''" ̄/:::/:/ l代豸       `''゙/::::::::::/::/
     l   l     {:{(::::ハ ゙' `┘}       /ノ:::::/::/
     !    l    /:::l:::::::::∧    ゙       ノ彡イ;ト:(
     j    !     〈⌒乂/{:/ゝ、  ー‐ ''"  / l{
     !    lヽ         ゞ   `> ...,,__ .イ ィ'" ̄ ヽ-‐-、
    l    l/ l             /}  / : : : /: : : : : :ヽ
    l    ノ: : l      /  ̄ ̄ ̄/ //: : : : :/: : : : : : : : :゙,
   /l  /: : : :}    /: : : : : : : : /:/: : : : ://: : : : : : : :゙;: }
  //: :l/: : : : : : :l'"⌒´: : ゙、 ! /: : : :j/: : : : :/ :,:' : : : : : : : : : :} ;
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 l l : : : : : : : : : : : ハ: : : : : : :f: : : :/: :_/∠二ニ ー-- 、: : : : / ,..へ
__LL_: : : : : : : : : : }:,r―--┴--'''"´: : : : : : : : : : : : : : :\ //'" : : : `、

377 :名無し三等兵:2016/08/22(月) 00:22:35.38
.            /:::::::::(/    /  \___ 人ノ宀、ノ{ノ:::\人_\⌒フ
             /::::::::::::/≫=ー∧   ) 人〉::::::::::::::::::::::::::::::∨ヘ ⌒>
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.           |:i :::/::::_ イ ノ:| :::i::::::::::i::|  i{  ri灼ヾ\レ'∨|_::/::::::/
.           |八  ̄::::\ 、) | :::i::::::::::i::|  ヾ , )ン    xテY:::::/
          / ::::::::::::::::::ー八:::i ::::::: N    `    riタ::::/|/
            厶:::::::::::::: レ'   V\:::::|           レ:::::/  
            / ::::::::::::::|       ヽ|           ∨/  兵は利にあらざれば動かさず
             ̄/:::∧ :::|                    _/,′   得るにあらざれば用いず
            ∠/⌒'.:::|.    丶、       ─-_ イ:: i/    危きにあらざれば戦わず
.           /   人|\      /\     /  :|/   
        _/⌒\\       丶、 ∧  ` ー
     ´     \\      `テrヘ、          
  /           \\     //(入\
. /              \\.   //  }∧ 丶、

378 :名無し三等兵:2016/08/22(月) 00:23:12.59
               /   ....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....      \
                 , ′..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
              /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.ヽ:.:.:.:ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
               /.:.::::'7ァ:.::|::.:|:::.:.:.::|:| ヽ:.:::}:|:.:ヽ:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.
.             /イ '7//7::从ノリ{:::.:.|:l  _」,厶L-‐::.!::.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ',
           , ' ////:.::| ,≧ュ{::.: ! ´ '{_,ノ;;ハヽリ:::::.:.:.:.|::.::.:.:.:ト、::.
           / , , ' //,ノ::{f'し:;;} \{    Vケ::タ ’|:::::.:.:.:.|::.:.:.:.:.| ヽ
.        /  ,′  ,. ':.:.:ゝ 込ソ  ヽ   `¨´″ |::::.:.:.:.:|、::.:.:.リ
     /{{  ノ   /:.l.:.:.::ト、    :.            |::::.:.:l:.:| }::.:/ 百戦百勝は善の善なるものにあらず
    /  ,ハ'.    イ:/ | :.:::!      `          |::::.:.:|:.:!':.:/    戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり
.  /  /  ヾ、r '′|:!  :.:.::ヽ、    ‐       |::::.:.:j/:.:/
/           {   ||  |:.:.:.::|::|l:..、         ,.イ::::.:.://
        /    |!  |:.:.:.::|::|l   丶、 __ .   ´ j!::: :/
.      /       '.:.:.:::|;ハ       |     j::.:/
     , ´            \::|…‐- .,__rく_,..-‐ //ヽ
      / ̄ ¨ ¬ヘ-─/  ヽ/..::://〈::.::.:〉  ,/  /`7 ー- 、
.     /     ノ  \    /..:::::://::.::.厂::.\   /   /   / ̄`アヽ、
               \ 〃 ̄〃{::.::.::.j{:.::.::.::.:.\   / /..::::::/  ハ

379 :名無し三等兵:2016/08/22(月) 00:23:50.59
                . . : ´: : ___ : : : : `: : . .
              /:, x≪≫ ≪≫ ≪≫x : : : : :\
              /:/≫. : :´ ̄ ̄ ̄ ̄`: :≪≫ : : : : ヽ
             . : ://: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\)(\
            / : /´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.\xヘ: 
        / : / : : : : : |: : : : : : : : : : i : : : : : : : : : : ヾハ:
          / : / : : : : : : | : : : : : : : : : :|{ : :i : : : : : : : : :Y 
       ′/: : : : : : / | : : : : : : : : : 八: :|.: :.:i : : : : : : :リ
.       . :/: : : : : : 厶 |-: !: : : : : :.:厶‐Y‐: :|: : : : : : : ト、
       i:/ : : : : : : ′八: :ト、: :.: : :/   ,リ }ノ| : : : : : : :|  i  兵は拙速を聞くも、巧久を見ず
.      /: : : : : : : :ix≠ミx{ ヽ: :/   x≠=ミ,|: : : : : : : |  |  兵久しくして国に利ある者
      ′ : : : : : :〃 ん::ハ゛   `   ん:::ハ ヾ: : : : : : :| /  未だ之あらざるなり
     ノイ : : : /: : :从 ∨:ソ       ∨::ソ 八: :.: :.: :.八
      |: : : /: : :!|: i:.        ,       / : / : / /
      |i: : ′: :八:{.: :.              厶イ : /:.¨´
      |{: :i: : :/:_:_:i.: 人    r  ァ     イ.:j/:./ァ…‐ =ミ
.      八:.|: :/   | : : 个           イ/.: :.: :./{{      ヽ
     /: : ヾ:.′  |: : : :|/∧>  < ,リ: : : : ://{{
.    /: : : : :i     ,: : : :|{ミ/,\ゞ-く //: : : : ///{{       i
    /.: : : : :.:|   /:. : :.:八ァニニ二二/ : : : :////{{       |

380 :名無し三等兵:2016/08/22(月) 00:24:33.75
     1 : :}: : : .:/ l: : :|: : :/ : : : : / : : : : :/ : : : : : : V: .:ヽ:. : :\
      !: :.!: : .;/ : |: : :1.:/: : : : ;r' : : : : : : :{ : : : : : : : :1 : : ヽ:. : :ヽ
     | :.': : :j: : : l: : : V: : : : / : : : : : : : /| : : : : : : : : } : : : :V:. : :ヘ
     1:! : : {: : : 1: : リ: : : : :' : : : :/: : :/ {: : : : : : : :!.:l、 : : : :1 : :!.:l
     :}l: : : :!: : : : V:j!: : : : j: : : :/: : :/.、。イ: : : : : : :l :}、l: .:! : :l:. .:i :l
     .} : : : :l: :、:'、 .:| : : : :i : : :/ : ;/    |:.イ: : : : :j!.:} 1.:}:. .:}:. .:l :}
      :゛.: : : :V : : :ヘ:{: : : .:{: :/ { :/メxrヒ |:l | : : : :/::j,.ィ_j:} V:l: : :ト.:!
     .' : : : : : ヽ: : ;.:、l:. : : :|;/ レ゙f斧Eヘkノ' j:. : .:/j:/スih'ミ、 .}': : :| l:!
     /:, : : : : : .:ヽ//゙N: : :l :! .,ミj゛{N{:.:゙トイ   ': ://゚ I.ィ:9ィ ,》 l:. : :l' l:}
    ./:/ : : : : : : :j::| .ーV: :.';.:!゙ \ヾ.`'^,ソ ,/‐' /゙  V_,ソ./ ./: : .;' i}
   /:/.: : : : : .: ::ハ:ヘ, i^Y:、:ヘ::、   `^''           `^   /:/ .:' ‖ 兵は詭道なり
  :゙:/ : : : : : : .:7j: :}.\ -X:ト、:k、          〉    /:'/:/ ‖  能にして不能を示し、用にして不用を示し
 /:/:. : : : : : : : :゜.l:.:j  7:.:/ミ, ヾ::、             ス/:/ .ノ   備えなきを攻め、その不意に出ず
./:/ : : : : : : : .:/ j:.リ ,/:.:/ '} :、      rー−ァ    .ノ/人:.:、
:/: : : : : : : : .:/ _ノ:=:'^:.;/  |   ヽ.      丶 -'゜   /   `V:.、
: : : : : : : .: .:/.〈 : : : :i'´   ./ヘ     丶、       .'´       1:.:\
: : : : : : : : /  入:. .:ハ, _,/  ヽ      `'  、r '         }:. : :ノ
: : : : : : .:/   /:/\ : ヾ::ヽ     \      .ハ:::.、         /: :/
: : : :,:。-'‐=''^'^~´lミ\:ヽ:::ヽ     \    j  '、::大‐- 、,__ /:/
:..:/ ‐-.、_     iミ! `ヾx:::\.    \  {   }::::.:::ミk    {/ ̄`¨\

381 :名無し三等兵:2016/08/22(月) 00:25:05.15
       /:.:.:.:.:.:/ .: : : : /: /: : /: /:/: :.|:.| i : : :', : : : : : : :
        /:.:.:.:.:.:.:.:.: : : :./: /: : /// //1: :.|:.|│: : :| : : : : ‘,. :
.       /,:.:.:.:.:.:.:.: : : :.:/斗匕⌒′/   ;/ !: :.|│|: : :│:.: : : : ‘,
     / ′:.:.:.:.: : : :.:/: / ,: / 〃    |  ト:、! |│: : :|.:..: : : : : .:
      |:.:.:.:.:.:.: : : :/: / {/ ` /    |  |: :.|\j: } :│: : : : : :.:.
      |:.:.:.:.:.:. : :./ レ′ ′       ,,∨:{ |:.ヽ: : :|: : :/: : :.:.:
      レ{:.:.:.:.: : , ,z==≡ミ          リ│: /.: :′/: : : .:.:. 
        乂:.:.:. :{ :.:.:.:.:             |:./}.:.: :../: : : : .:.:. 
     ,,=ニ\:.リ            ,ィ==ミ:、 j/ ′: /: : :.:.:.:.:.:.:
    /ニニニニ7`         '          `_ ′:イ: : : :.:.:.:.:.:.:
   イ二二,:⌒ヽ              :.:.:.:.:   //: : : : イ:.:.イ:/ 善く戦う者は、勝ち易きに勝つ、
  {二二ニ| ;⌒ヽ      \ _        /: : : :/:///,ノ′  善く戦う者の勝つや、智名もなく勇功もなし
   Vニニニ| | /⌒ヽ               彡ィ…ァ/ イニニニ\
    ∨ニニ|  ′ィ⌒ヽ           , --r‐〈/ニニニニニニニヽ
.    〉ニニ>    'ー\ ______ ィ⌒iィ⌒i  .′/ニニニニニニニニニ
   {二二ニニ7> .,__  ノ /  {_j  .{   / ./ /ニニニニニニ二二
    `Vニニニ/ {___{} .}            /=ニニニニニニニニ二
.     }ニニニ{\     /l∧      ィ´ニニニニニニニニニニニニニニ

382 :名無し三等兵:2016/08/22(月) 00:25:38.45
               __,.ィ'"::::::::: ̄¨'''ー-..,,,_
            ,z''":;'::::::::::::;;.-―――-::;;::::ヽ.
            ,'.::::V:::;.ィ'"´  _______ `ヾ:l
           ,'.::::/;:'´  ,,ィ'l´:i   ;ヽ、 `ヽ、`i
           ,'.:::/;'  ,ィ'l / V.l、  |、 .ム. ',:::ヽ |
           ,'.:::;':l ., ' l ,' l-‐‐ヽ!\ l \:j、|、i リ
            l:::::::::∨:i !lヾ! _ニ_ \`:、!ニ=.._ ! ,|
           ';::::::::;' :', ',l ィチ⌒゙       `l/ l!   戦いは、正を以って合い、奇を以って勝つ
          ,ヾ‐,' ,' ヽミ、 ...::::::::.  .;  ::::::::: 'l l.|  善く奇を出すもの、窮りなきこと天地の如く
         ,.'  .,' !   lゝ:::::::::::: ,..--、   / li.|  竭きざること江河の如し
          l:.  ;  l   ハ、    、_ノ  /.l :|.l:|   奇の変、あげて窮む可からず、たれか能く之を窮めん
         ゝ.,_l  |    l>......__   ./.:.:.:.l :l l:|
           | _|  i   :i ヽ、   ̄l:.:.:.:.:.:.:l / !i
            ,.ィ'´ l:i l    | ,,二‐-、!.、.:.:.:./ /  ||
          ,.'  ヽ.V、. i   |、'_王王Zxi,ヽ_,,.-、  リ  

383 :名無し三等兵:2016/08/23(火) 05:21:36.54 ID:GCgCbNcI.net
>>318
官僚が目先の省益に捕らわれた選択をし、失敗しても
メンツのために間違いを認めず突き進んだことだろ
今だって原発建設や辺野古埋立てを止めようとしない

384 :名無し三等兵:2016/08/23(火) 07:30:27.05
>>318 >>383
たかが海軍省の次官がねー・・・。
君は海軍の政策がどうやって決められたかわかってるのかな?
統帥権独立。 海軍省は統帥部門ではない。

385 :名無し三等兵:2016/08/23(火) 07:35:26.80
バカの一つ覚えの省益w
いったいどういう省益なのか、出してみてくれ。

386 :名無し三等兵:2016/08/23(火) 07:53:21.05
>>383
>今だって原発建設や辺野古埋立てを止めようとしない
そういう意見の人もいるのは確かだわなw
しかしこういう人々に共通するのは、自分の意見だけが絶対正しいという独善性。
そして法を無視してでも強引に自己の意見を認めさせようとする身勝手さ。
さまざまなブログで省益云々と決めつけ、それへのコメントさえ許さない連中と共通する性格である。

大局的に見て、原発建設や辺野古埋立てを必要だとするのが国民の多くの声ではないのかな?
そしてあの当時も多くの国民が対米英への対抗心を統帥部に要求したと言うのも事実だ。
たとえば、海軍軍縮条約に関しては、妥協するなとの国民各層からの請願書が山のように海軍に届いた。

>>347

387 :名無し三等兵:2016/08/23(火) 10:33:46.13
陸軍も海軍も統帥部門の長に皇族を据えているので異論など云えるわけもない。

388 :名無し三等兵:2016/08/23(火) 20:52:01.90
海軍軍備は軍令部第一部第一課が、敵国軍備、用兵綱領その他を考慮して立案するもの。

389 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 17:19:18.79
            .′     |   /    /      l              ,
             l      |│ .'    /       .|                   ′
             |       |│ l    ′   /  |              ‘,
             |       |│ │  |   ′ │              ‘,  l
             l     _|│ │  ⊥._ |    |   ‘,  ‘,    l  |  |  |
                l     /│| └┬┴‐--L.......∧   ‘,  ‘,    |  |  |  |
              l    { {l│   |fnテ云_ミ,``'ー─┴ ┴==ニ二」_|_| >>1
             l   '. l:|   |´、{::{::::}:::}        ィf云于ア/  ∧\ ウソは言わないほうがよい。
             l    | ヽl|   | ^ヾ.,__ソ          |:{:::ノノ_^/  /77//
.              .゙   |   |   |             ゙'ー'゙^ /  /∨/〈 >陸軍と政府は不拡大方針であり?
             /     l|   |   |            }      /  / ./∨/\ そんな事実があったら資料を出してみてねw
            /     l:|   |   l\              /   '∨  ∨∨
.         /     l:l:|__,. |:    lニ|\      `   '     イ  .l {_,ノ∨
      /       _, -ニニ|     l(|         _,. <,,_|   |\l   .〉
.      /      /ニニ二二l:     l ´"'  ‐-≧ー‐<二ニニ|   |  |   /
     /    /ニニニニニ|  l  l       { {Υ} }ニニニ.|   |\|_/'.

390 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 17:22:48.74
                  , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ
                 /:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:/
                    {_rーイ_ ̄:.:.:.:. ̄`丶
               ノ´:.:.:.:.:´:.:.: ̄`:.:.:.、:.:.:.:.ヽ
              /:.:/:.i:.:.:.:.:.:.:.:.ー-ミx、:.:.:.:.:'.
                  {:.:/:.:.:八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:. ハ
                V:.:.:.:.rヘヽ:.:.:.:、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:. i|
              {:.:/:.:.\__〕`< :. -≦-:.:.:.:V:.リ >>1
              ∨:.:.:.:.ィ==ミ¨´:`¨¨.x=x、:..:.:i/   ウソは言わないほうがよいですよ。 
               {`く{《 ljし:ト: : : : イしリ 》W:|)
               乂ヽ: `¨´: : :i: : :`¨´ :' }:.リ   >裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している?
                `¨ヽ : : : rー 、 : :/¨}/      そんな事実があったら資料を出してみて。
               ,,-―≧: : `¨´: イ ――-、
              /__:::::::::::::|: :`´ :|::::::::::;___::\
            /イ ̄`ヾ、:::ノ}: : : : :ト、_〃_ ̄ ̄``\
             , -‐'"´ ̄:}}: : : : : : : :_:_:{{:::::: ̄  -ミ、
            ノ::::::::::::::::::::リ: ̄`: : : '´: : {{:::::::::::::::::::::ハ
               {:::::{::::/:::::::{、: : : : : : : : : ハ、::::::::::::;:::::::i|
            }:::V:;ィ::::::::;リ丶、: :Y: : / ヾ:::::::::V:::::: リ
            「:::::V:::::::::{{   `゙¨¨¨´    }}::::::::::Y::::{

391 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 17:24:48.27
                  , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ
                 /:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:/
                    {_rーイ_ ̄:.:.:.:. ̄`丶
               ノ´:.:.:.:.:´:.:.: ̄`:.:.:.、:.:.:.:.ヽ
              /:.:/:.i:.:.:.:.:.:.:.:.ー-ミx、:.:.:.:.:'.
                  {:.:/:.:.:八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:. ハ
                V:.:.:.:.rヘヽ:.:.:.:、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:. i|
              {:.:/:.:.\__〕`< :. -≦-:.:.:.:V:.リ >>1
              ∨:.:.:.:.ィ==ミ¨´:`¨¨.x=x、:..:.:i/   ウソは言わないほうがよいですよ。 
               {`く{《 ljし:ト: : : : イしリ 》W:|)
               乂ヽ: `¨´: : :i: : :`¨´ :' }:.リ   >裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している?
                `¨ヽ : : : rー 、 : :/¨}/      そんな事実があったら資料を出してみて。
               ,,-―≧: : `¨´: イ ――-、
              /__:::::::::::::|: :`´ :|::::::::::;___::\
            /イ ̄`ヾ、:::ノ}: : : : :ト、_〃_ ̄ ̄``\
             , -‐'"´ ̄:}}: : : : : : : :_:_:{{:::::: ̄  -ミ、
            ノ::::::::::::::::::::リ: ̄`: : : '´: : {{:::::::::::::::::::::ハ
               {:::::{::::/:::::::{、: : : : : : : : : ハ、::::::::::::;:::::::i|
            }:::V:;ィ::::::::;リ丶、: :Y: : / ヾ:::::::::V:::::: リ
            「:::::V:::::::::{{   `゙¨¨¨´    }}::::::::::Y::::{

392 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 17:28:04.25
    ′ ̄¨¨''''=‐_- ''¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ≧x、    _,,,.,,..........、
    j:::::::丶::::::,. '": :r : : : : : : : : : :、 : : : : ::\ ̄:::::::::::::::::::::::::::: : 〉
    |: : :::::::::レ . . . U        ゙、 . . . : : : :ヽ::::::::::::::::::::´::::::::/
    |: : :-‐''7: : : : ∧: : : : : :l: : : : : :| : : : :゙、: : :∧___/´::::::::::: ::/
    |: : ::::::/: :′ / ゙、 : : : :|: :..:|: : :| : : : : :゙: : : ∧/::::::::::::::::::/
    |:::::::::/: : :| .'+‐-゙、 ト、 ト、┼-⊥: : :| : :l:::: : :/::::::::::::::::::/
    |::::/_.ィ ∧ i レx、 ゙ | 丶| 斗x、! : : :| : :|:: : ;ヘ、:::::::::::::/  >>1
   | ̄:::::| ' ∧! riバ |   ´r价i`.! : : :|:__」::::/、 `¨''''' 7′ ウソは言わないほうがよいですよ。 
.    l:=-‐=|l:::::小弋'リ       辷゙リ|: : :|'ハ }:人::`::‐- ./  >その情報を得た中国政府は直ちに上海へ兵を終結させ?
    l   .|l:::::::|:::::   .     `¨´:::| : : :|_.ノ/  `¨''''7l   そんな事実があったら資料を出してみて。
.     l   |l::::l :ゝ、   _       .|: : l |,イ      /:::|
      l  .|l! :|!:::::::>. ``  .  =升 /| !      / :::|
     ト、 |l!::|l::::ハ从ノ≧≦´ ̄¨ >|/イ!'l       イ  ::|!
     |  /゙:ト:トVz.._《゙X^X7_...<_ノ  l   / :::l  :::|l
     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
    /  :::::`≧三=≦´  ::::::::ヾ、   .l ' / : : :::l  ::::|l
.   /::.. ..:::::::::::::::::::::::.::::. ..::::::::::::::::\xrz., '  : ::::::l  ::::|:!
   {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::`7'′   :::::::l  ::::| !
   ∨:::::::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::;::'::::::, '::::    : ::::l  ::::| ',
    〉:::::::::_≧テ≦x、::::::::::::::::::::::: ;ィ′:::      ::::::l  ::::| ',

393 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 17:32:13.04
             ,. -‐──--..,,,___( ̄ 7
            r,ヘ     ,,. -'' "´/ヽ-' 
        ,,.ー-〈__,.へ /    /   !ヽ.
      /⌒ヽ、/⌒- 、 ! \   /    |  ',  
      !、_,.ノuヽ、_,ノ`ー! `く      ,'  !  
     /_,.-、__,.-、_,.イノ_,-i, ヽ_,.へ   , '    |  
     i  / i -ハ ハ‐!-ハヽ-^,ヽ、_ヽ/    !  
     ノi ハ/ァ;=、!/ ァ!=;、! ノ  i   !ヽ、    ,'
      レi | !'ヒj  ´ヒ__リ'!   !  ヽ.,.へ___/
       ) !."  _ _,  "./|ノ イ    ヽ_!ノ   
      ノ  >.、.,__  イ! i ノ   >>1
      ハノ  ! ァィ‐-!ヘハ ! (    ウソは言わないほうがよいですよ。
      〈ヘハ!/:::::::::::::::!〉'i  ヽ
       /´!_,.、_:::,:::::::ノノ  !Y >第三艦隊の長谷川清はこの間、
      ,.-'-/ヘ >_r_イ/' !ノ'´  >中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い?
   / ,.7 ´  /ン':::::::!´     そんな事実があったら資料を出してみて。
   'ー'  ヽ-'´!:_::::::::::::::>              
       /::/:::::´:::::ヽ:ヽ.    
      ./::/:::::::::::::::::::::::::::\   
      /::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、    
     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ」  
    く_>、_::::::::::::::::::::::::::::::::::イン          
      ヽ二rヽ二ヘ_r二ン    
        !___i     ヘ _,.ヘ,            
         「___,!     'y∠〉 
       ,ノ'< !     〈 //  

394 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 17:36:33.40
                  ____
                    ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
             /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
            .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.   
           /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
           .::::::::::::::::::::::::::::::::l::::|:::::::: |:::::::::::::::::::::::.   
              ′ ::::::::::::::::::::::::|::レL::::::_|L.|::|:|::::::::::::::.
          .:::::::::::::::::::::::::: |x≦     ァ=ミト、|:::::::::::
         .::::::::::::::::::::::i 〃んiハ     んハ Y ::::::::|
         .::::::::::::::::::::::::i小弋)ソ    弋ソノ |:::::::i::|   
           :::::::::::::::::i :::: i |  ::.::     .   ::.:  '|:::::::i::|  >>1
        ::::::::::::::::::| :::: i_'u      _     ム :::: i::|   そこに書いてあることが何で山本長官のせいになるの?
        ::::::::i:::::::::| :::: i ::ゝ.     ´ )    イ :|:::::::i::|   そんな事実があったら根拠と資料を教えてねw 
          | :::: i:::::::::| :::: i:::::::i|>   _,,. イ:::::!:::|:::::::i::|
          |::::|::i:::::::::| :::: レ─リ       トミ:::::::i:: |:::::::i::|
          |::::|::L:::::::| :::: |i:i:V       ト、i:i:\i::_|:::::::i::|
        /⌒^\\| :::: |i:i:i|      │i:i:i:i:i:i:|:::::::ト、
         \ \|/i:: |i:i:i|>=……<|i:i:i:i:i:i:i:| ::リ ハ
      l      .  ヽi:: |i:i∧      |i:i:i:i:i:i/| ::|   |
      |     ∨ 八::レ ⌒\    /:i:i:i/⌒\|   |

395 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 17:45:31.42
                  -------  __
              __/          ⌒ヽ
             / ̄{/               :.
.             /   /    /   /    /     :.
            /  .′  \/     斗‐┼  :}  !  :、__
          ′      ′j  | {/ {人  :} j j  i⌒
.           :    }ハ\  {  {  jー'灯芥kぃ ノ丁}  リ
         j    }: ゝ/⌒'. :,人{   vり  人{rぅリ :jイ
.        /  ..::}: : :{   ′ハ          、ヒソ彡り >>1
     ー=彡   :::/{ : : }\__、: ∧       ┐ {/     ウソは言わないほうがよいですよ。
      /   ::/  :} : : }: :i :| ヾ  i    (__/ ノ{
        {人/    /: : ノ::::i :|   } iト     /「h {   >米内海相は山本五十六海軍次官とともに政治力を駆使し?
       . ゙   /: : :..:_:_:_/  j リ /⌒:r'| | | h :   >上海派兵の根回しを水面下で行っている?
       |    {: : : {/::::::::::y'゙/ /: : : :| | | | | ! :
       |,ノ  .:/ ̄ ̄`ヾ、:::{ {:∧ ヾ>:::| {    !小 そんな事実があったら資料を出してみて。
       /  : :.′      \、 、:∧ \::{    j い
.    /   : :::{        ヾ \∧―ヘゝ   {、 .j }
   .:'゙    : : : ::,          {\}}:∧   :!    : //
   i/    : : : :∧  `¨¨¨¨¨¨(__,ノト、::::丶 |    i{(.i
   | 八   : : : :.:∧          _}__ `ー‐|    ト、 |
   り  \} : : : : :∧        / rヘ>'~~|    |_ハ 、
       } : : : : : : }ゝ     / /   \ |    | 〉} }

396 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 23:23:43.18
            .′     |   /    /      l              ,
             l      |│ .'    /       .|                   ′
             |       |│ l    ′   /  |              ‘,
             |       |│ │  |   ′ │              ‘,  l
             l     _|│ │  ⊥._ |    |   ‘,  ‘,    l  |  |  |
                l     /│| └┬┴‐--L.......∧   ‘,  ‘,    |  |  |  |
              l    { {l│   |fnテ云_ミ,``'ー─┴ ┴==ニ二」_|_| >>1
             l   '. l:|   |´、{::{::::}:::}        ィf云于ア/  ∧\ ウソは言わないほうがよいです。
             l    | ヽl|   | ^ヾ.,__ソ          |:{:::ノノ_^/  /77//
.              .゙   |   |   |             ゙'ー'゙^ /  /∨/〈 >陸軍と政府は不拡大方針であり?
             /     l|   |   |            }      /  / ./∨/\
            /     l:|   |   l\              /   '∨  ∨∨ そんな事実があったら資料を出してみてねw
.         /     l:l:|__,. |:    lニ|\      `   '     イ  .l {_,ノ∨
      /       _, -ニニ|     l(|         _,. <,,_|   |\l   .〉
.      /      /ニニ二二l:     l ´"'  ‐-≧ー‐<二ニニ|   |  |   /
     /    /ニニニニニ|  l  l       { {Υ} }ニニニ.|   |\|_/'.

397 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 23:24:28.84
                  , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ
                 /:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:/
                    {_rーイ_ ̄:.:.:.:. ̄`丶
               ノ´:.:.:.:.:´:.:.: ̄`:.:.:.、:.:.:.:.ヽ
              /:.:/:.i:.:.:.:.:.:.:.:.ー-ミx、:.:.:.:.:'.
                  {:.:/:.:.:八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:. ハ
                V:.:.:.:.rヘヽ:.:.:.:、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:. i|
              {:.:/:.:.\__〕`< :. -≦-:.:.:.:V:.リ >>1
              ∨:.:.:.:.ィ==ミ¨´:`¨¨.x=x、:..:.:i/   ウソは言わないほうがよいですよ。 
               {`く{《 ljし:ト: : : : イしリ 》W:|)
               乂ヽ: `¨´: : :i: : :`¨´ :' }:.リ   >裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している?
                `¨ヽ : : : rー 、 : :/¨}/      そんな事実があったら資料を出してみて。
               ,,-―≧: : `¨´: イ ――-、
              /__:::::::::::::|: :`´ :|::::::::::;___::\
            /イ ̄`ヾ、:::ノ}: : : : :ト、_〃_ ̄ ̄``\
             , -‐'"´ ̄:}}: : : : : : : :_:_:{{:::::: ̄  -ミ、
            ノ::::::::::::::::::::リ: ̄`: : : '´: : {{:::::::::::::::::::::ハ
               {:::::{::::/:::::::{、: : : : : : : : : ハ、::::::::::::;:::::::i|
            }:::V:;ィ::::::::;リ丶、: :Y: : / ヾ:::::::::V:::::: リ
            「:::::V:::::::::{{   `゙¨¨¨´    }}::::::::::Y::::{

398 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 23:25:08.24
                  -------  __
              __/          ⌒ヽ
             / ̄{/               :.
.             /   /    /   /    /     :.
            /  .′  \/     斗‐┼  :}  !  :、__
          ′      ′j  | {/ {人  :} j j  i⌒
.           :    }ハ\  {  {  jー'灯芥kぃ ノ丁}  リ
         j    }: ゝ/⌒'. :,人{   vり  人{rぅリ :jイ
.        /  ..::}: : :{   ′ハ          、ヒソ彡り >>1
     ー=彡   :::/{ : : }\__、: ∧       ┐ {/     ウソは言わないほうがよいですよ。
      /   ::/  :} : : }: :i :| ヾ  i    (__/ ノ{
        {人/    /: : ノ::::i :|   } iト     /「h {   >米内海相は山本五十六海軍次官とともに政治力を駆使し?
       . ゙   /: : :..:_:_:_/  j リ /⌒:r'| | | h :   >上海派兵の根回しを水面下で行っている?
       |    {: : : {/::::::::::y'゙/ /: : : :| | | | | ! :
       |,ノ  .:/ ̄ ̄`ヾ、:::{ {:∧ ヾ>:::| {    !小 そんな事実があったら資料を出してみて。
       /  : :.′      \、 、:∧ \::{    j い
.    /   : :::{        ヾ \∧―ヘゝ   {、 .j }
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   i/    : : : :∧  `¨¨¨¨¨¨(__,ノト、::::丶 |    i{(.i
   | 八   : : : :.:∧          _}__ `ー‐|    ト、 |
   り  \} : : : : :∧        / rヘ>'~~|    |_ハ 、
       } : : : : : : }ゝ     / /   \ |    | 〉} }

399 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 23:25:42.25
             ,. -‐──--..,,,___( ̄ 7
            r,ヘ     ,,. -'' "´/ヽ-' 
        ,,.ー-〈__,.へ /    /   !ヽ.
      /⌒ヽ、/⌒- 、 ! \   /    |  ',  
      !、_,.ノuヽ、_,ノ`ー! `く      ,'  !  
     /_,.-、__,.-、_,.イノ_,-i, ヽ_,.へ   , '    |  
     i  / i -ハ ハ‐!-ハヽ-^,ヽ、_ヽ/    !  
     ノi ハ/ァ;=、!/ ァ!=;、! ノ  i   !ヽ、    ,'
      レi | !'ヒj  ´ヒ__リ'!   !  ヽ.,.へ___/
       ) !."  _ _,  "./|ノ イ    ヽ_!ノ   
      ノ  >.、.,__  イ! i ノ   >>1
      ハノ  ! ァィ‐-!ヘハ ! (    ウソは言わないほうがよいですよ。
      〈ヘハ!/:::::::::::::::!〉'i  ヽ
       /´!_,.、_:::,:::::::ノノ  !Y >第三艦隊の長谷川清はこの間、
      ,.-'-/ヘ >_r_イ/' !ノ'´  >中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い?
   / ,.7 ´  /ン':::::::!´     そんな事実があったら資料を出してみて。
   'ー'  ヽ-'´!:_::::::::::::::>              
       /::/:::::´:::::ヽ:ヽ.    
      ./::/:::::::::::::::::::::::::::\   
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     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ」  
    く_>、_::::::::::::::::::::::::::::::::::イン          
      ヽ二rヽ二ヘ_r二ン    
        !___i     ヘ _,.ヘ,            
         「___,!     'y∠〉 
       ,ノ'< !     〈 //  

400 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 23:26:09.82
    ′ ̄¨¨''''=‐_- ''¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ≧x、    _,,,.,,..........、
    j:::::::丶::::::,. '": :r : : : : : : : : : :、 : : : : ::\ ̄:::::::::::::::::::::::::::: : 〉
    |: : :::::::::レ . . . U        ゙、 . . . : : : :ヽ::::::::::::::::::::´::::::::/
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    |: : ::::::/: :′ / ゙、 : : : :|: :..:|: : :| : : : : :゙: : : ∧/::::::::::::::::::/
    |:::::::::/: : :| .'+‐-゙、 ト、 ト、┼-⊥: : :| : :l:::: : :/::::::::::::::::::/
    |::::/_.ィ ∧ i レx、 ゙ | 丶| 斗x、! : : :| : :|:: : ;ヘ、:::::::::::::/  >>1
   | ̄:::::| ' ∧! riバ |   ´r价i`.! : : :|:__」::::/、 `¨''''' 7′ ウソは言わないほうがよいですよ。 
.    l:=-‐=|l:::::小弋'リ       辷゙リ|: : :|'ハ }:人::`::‐- ./  >その情報を得た中国政府は直ちに上海へ兵を終結させ?
    l   .|l:::::::|:::::   .     `¨´:::| : : :|_.ノ/  `¨''''7l   そんな事実があったら資料を出してみて。
.     l   |l::::l :ゝ、   _       .|: : l |,イ      /:::|
      l  .|l! :|!:::::::>. ``  .  =升 /| !      / :::|
     ト、 |l!::|l::::ハ从ノ≧≦´ ̄¨ >|/イ!'l       イ  ::|!
     |  /゙:ト:トVz.._《゙X^X7_...<_ノ  l   / :::l  :::|l
     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
    /  :::::`≧三=≦´  ::::::::ヾ、   .l ' / : : :::l  ::::|l
.   /::.. ..:::::::::::::::::::::::.::::. ..::::::::::::::::\xrz., '  : ::::::l  ::::|:!
   {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::`7'′   :::::::l  ::::| !
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    〉:::::::::_≧テ≦x、::::::::::::::::::::::: ;ィ′:::      ::::::l  ::::| ',

401 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 23:27:06.46
                  ____
                    ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
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              ′ ::::::::::::::::::::::::|::レL::::::_|L.|::|:|::::::::::::::.
          .:::::::::::::::::::::::::: |x≦     ァ=ミト、|:::::::::::
         .::::::::::::::::::::::i 〃んiハ     んハ Y ::::::::|
         .::::::::::::::::::::::::i小弋)ソ    弋ソノ |:::::::i::|   
           :::::::::::::::::i :::: i |  ::.::     .   ::.:  '|:::::::i::|  >>1
        ::::::::::::::::::| :::: i_'u      _     ム :::: i::|   そこに書いてあることが何で山本長官のせいになるの?
        ::::::::i:::::::::| :::: i ::ゝ.     ´ )    イ :|:::::::i::|   そんな事実があったら根拠と資料を教えてねw 
          | :::: i:::::::::| :::: i:::::::i|>   _,,. イ:::::!:::|:::::::i::|
          |::::|::i:::::::::| :::: レ─リ       トミ:::::::i:: |:::::::i::|
          |::::|::L:::::::| :::: |i:i:V       ト、i:i:\i::_|:::::::i::|
        /⌒^\\| :::: |i:i:i|      │i:i:i:i:i:i:|:::::::ト、
         \ \|/i:: |i:i:i|>=……<|i:i:i:i:i:i:i:| ::リ ハ
      l      .  ヽi:: |i:i∧      |i:i:i:i:i:i/| ::|   |
      |     ∨ 八::レ ⌒\    /:i:i:i/⌒\|   |

402 :名無し三等兵:2016/08/25(木) 23:44:57.28
                          _,.-:‐:-;ァ' ̄>:-::─::-:.、_
                  _,..-:‐':´ ̄: : : :/ ,/: : : : : : : : : : :`ヽ、
          _    /: : : /|:: : : : :/ /: : : : : : : : ::、:: : : : : : \
            |  \ /: : : /  |:: : : :/ /: : : : : : : :.、: : :::ヽ:: : : ::: : ∧     土足くん!
.         |   \:.: :/   |:: : :/ /: :.::|: : : : :|:.:|、:::|::: :ヽ:: : :::: : :ハ
           \   .∧::|    /: :.:_j  |:: :/'|: : : :/|:.:| レl:: : :/∨: :::::ト、:|     人目につく所で
             \__∧| ,/::/´こ,l |::〈 |: : l/-|;ノ‐、|:;/ ,-∨::/  `      わざわいを受けないように
           /: : ::;)_)'´: : ::ヽ.___,ノ::/ |:/ ,ィ弐z、゛  ,ィャl∨         したいと思ったら、
              /: : : :r':: : : : : : : : : : : ::、:>   、/´ |::Ч    '|ヒ|          まず人目につかない所で、
          /: : : :/:: : : : : ::/ ̄`ヽ::、::〉     `、 V:リ    l;リ          罪を犯さないように
            /: : : :/V:.:.:.:.:.:.:::|   ヽ 〉:ゝ      ゛‐-      `ー       r-、心がけるべきである。
        /: : : :/ ∨:.:.:.:.::::∨  <' |::|               ノ         | |
          /: : : :/   ∨:.:.:..::::::\__,ン|::|             __ l       | |
       /: : : : ,'     \:.:.:.::::..:/ ::l|/           l´`ヽ::/ ,'          | j__
      ,': : : : ::|        \:.:;/   ヽ.           ヽ._,ノ ,イ       ,ノ r'‐-、.}‐ュ、
      |: : : : : |         〃〉     `   .::::::........  __ /::|       / / r'ニ´ノ_ノ,ノ
       |: : : : : |-─-r‐/´ ̄ ̄ ̄\     ::::,'-‐  ̄|:::::::::::::|       |'´ `ヽ::. ´|

403 :名無し三等兵:2016/08/26(金) 23:51:13.04
                  , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ
                 /:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:/
                    {_rーイ_ ̄:.:.:.:. ̄`丶
               ノ´:.:.:.:.:´:.:.: ̄`:.:.:.、:.:.:.:.ヽ
              /:.:/:.i:.:.:.:.:.:.:.:.ー-ミx、:.:.:.:.:'.
                  {:.:/:.:.:八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:. ハ
                V:.:.:.:.rヘヽ:.:.:.:、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:. i|
              {:.:/:.:.\__〕`< :. -≦-:.:.:.:V:.リ >>1
              ∨:.:.:.:.ィ==ミ¨´:`¨¨.x=x、:..:.:i/   ウソは言わないほうがよいですよ。 
               {`く{《 ljし:ト: : : : イしリ 》W:|)
               乂ヽ: `¨´: : :i: : :`¨´ :' }:.リ   >裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している?
                `¨ヽ : : : rー 、 : :/¨}/      そんな事実があったら資料を出してみて。
               ,,-―≧: : `¨´: イ ――-、
              /__:::::::::::::|: :`´ :|::::::::::;___::\
            /イ ̄`ヾ、:::ノ}: : : : :ト、_〃_ ̄ ̄``\
             , -‐'"´ ̄:}}: : : : : : : :_:_:{{:::::: ̄  -ミ、
            ノ::::::::::::::::::::リ: ̄`: : : '´: : {{:::::::::::::::::::::ハ
               {:::::{::::/:::::::{、: : : : : : : : : ハ、::::::::::::;:::::::i|
            }:::V:;ィ::::::::;リ丶、: :Y: : / ヾ:::::::::V:::::: リ
            「:::::V:::::::::{{   `゙¨¨¨´    }}::::::::::Y::::{

404 :名無し三等兵:2016/08/26(金) 23:51:51.66
    ′ ̄¨¨''''=‐_- ''¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ≧x、    _,,,.,,..........、
    j:::::::丶::::::,. '": :r : : : : : : : : : :、 : : : : ::\ ̄:::::::::::::::::::::::::::: : 〉
    |: : :::::::::レ . . . U        ゙、 . . . : : : :ヽ::::::::::::::::::::´::::::::/
    |: : :-‐''7: : : : ∧: : : : : :l: : : : : :| : : : :゙、: : :∧___/´::::::::::: ::/
    |: : ::::::/: :′ / ゙、 : : : :|: :..:|: : :| : : : : :゙: : : ∧/::::::::::::::::::/
    |:::::::::/: : :| .'+‐-゙、 ト、 ト、┼-⊥: : :| : :l:::: : :/::::::::::::::::::/
    |::::/_.ィ ∧ i レx、 ゙ | 丶| 斗x、! : : :| : :|:: : ;ヘ、:::::::::::::/  >>1
   | ̄:::::| ' ∧! riバ |   ´r价i`.! : : :|:__」::::/、 `¨''''' 7′ ウソは言わないほうがよいですよ。 
.    l:=-‐=|l:::::小弋'リ       辷゙リ|: : :|'ハ }:人::`::‐- ./  >その情報を得た中国政府は直ちに上海へ兵を終結させ?
    l   .|l:::::::|:::::   .     `¨´:::| : : :|_.ノ/  `¨''''7l   そんな事実があったら資料を出してみて。
.     l   |l::::l :ゝ、   _       .|: : l |,イ      /:::|
      l  .|l! :|!:::::::>. ``  .  =升 /| !      / :::|
     ト、 |l!::|l::::ハ从ノ≧≦´ ̄¨ >|/イ!'l       イ  ::|!
     |  /゙:ト:トVz.._《゙X^X7_...<_ノ  l   / :::l  :::|l
     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
    /  :::::`≧三=≦´  ::::::::ヾ、   .l ' / : : :::l  ::::|l
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   {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::`7'′   :::::::l  ::::| !
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    〉:::::::::_≧テ≦x、::::::::::::::::::::::: ;ィ′:::      ::::::l  ::::| ',

405 :名無し三等兵:2016/08/26(金) 23:52:19.72
                  -------  __
              __/          ⌒ヽ
             / ̄{/               :.
.             /   /    /   /    /     :.
            /  .′  \/     斗‐┼  :}  !  :、__
          ′      ′j  | {/ {人  :} j j  i⌒
.           :    }ハ\  {  {  jー'灯芥kぃ ノ丁}  リ
         j    }: ゝ/⌒'. :,人{   vり  人{rぅリ :jイ
.        /  ..::}: : :{   ′ハ          、ヒソ彡り >>1
     ー=彡   :::/{ : : }\__、: ∧       ┐ {/     ウソは言わないほうがよいですよ。
      /   ::/  :} : : }: :i :| ヾ  i    (__/ ノ{
        {人/    /: : ノ::::i :|   } iト     /「h {   >米内海相は山本五十六海軍次官とともに政治力を駆使し?
       . ゙   /: : :..:_:_:_/  j リ /⌒:r'| | | h :   >上海派兵の根回しを水面下で行っている?
       |    {: : : {/::::::::::y'゙/ /: : : :| | | | | ! :
       |,ノ  .:/ ̄ ̄`ヾ、:::{ {:∧ ヾ>:::| {    !小 そんな事実があったら資料を出してみて。
       /  : :.′      \、 、:∧ \::{    j い
.    /   : :::{        ヾ \∧―ヘゝ   {、 .j }
   .:'゙    : : : ::,          {\}}:∧   :!    : //
   i/    : : : :∧  `¨¨¨¨¨¨(__,ノト、::::丶 |    i{(.i
   | 八   : : : :.:∧          _}__ `ー‐|    ト、 |
   り  \} : : : : :∧        / rヘ>'~~|    |_ハ 、
       } : : : : : : }ゝ     / /   \ |    | 〉} }

406 :名無し三等兵:2016/08/26(金) 23:52:55.38
             ,. -‐──--..,,,___( ̄ 7
            r,ヘ     ,,. -'' "´/ヽ-' 
        ,,.ー-〈__,.へ /    /   !ヽ.
      /⌒ヽ、/⌒- 、 ! \   /    |  ',  
      !、_,.ノuヽ、_,ノ`ー! `く      ,'  !  
     /_,.-、__,.-、_,.イノ_,-i, ヽ_,.へ   , '    |  
     i  / i -ハ ハ‐!-ハヽ-^,ヽ、_ヽ/    !  
     ノi ハ/ァ;=、!/ ァ!=;、! ノ  i   !ヽ、    ,'
      レi | !'ヒj  ´ヒ__リ'!   !  ヽ.,.へ___/
       ) !."  _ _,  "./|ノ イ    ヽ_!ノ   
      ノ  >.、.,__  イ! i ノ   >>1
      ハノ  ! ァィ‐-!ヘハ ! (    ウソは言わないほうがよいですよ。
      〈ヘハ!/:::::::::::::::!〉'i  ヽ
       /´!_,.、_:::,:::::::ノノ  !Y >第三艦隊の長谷川清はこの間、
      ,.-'-/ヘ >_r_イ/' !ノ'´  >中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い?
   / ,.7 ´  /ン':::::::!´     そんな事実があったら資料を出してみて。
   'ー'  ヽ-'´!:_::::::::::::::>              
       /::/:::::´:::::ヽ:ヽ.    
      ./::/:::::::::::::::::::::::::::\   
      /::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、    
     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ」  
    く_>、_::::::::::::::::::::::::::::::::::イン          
      ヽ二rヽ二ヘ_r二ン    
        !___i     ヘ _,.ヘ,            
         「___,!     'y∠〉 
       ,ノ'< !     〈 //  

407 :名無し三等兵:2016/08/26(金) 23:53:29.71
            .′     |   /    /      l              ,
             l      |│ .'    /       .|                   ′
             |       |│ l    ′   /  |              ‘,
             |       |│ │  |   ′ │              ‘,  l
             l     _|│ │  ⊥._ |    |   ‘,  ‘,    l  |  |  |
                l     /│| └┬┴‐--L.......∧   ‘,  ‘,    |  |  |  |
              l    { {l│   |fnテ云_ミ,``'ー─┴ ┴==ニ二」_|_| >>1
             l   '. l:|   |´、{::{::::}:::}        ィf云于ア/  ∧\ ウソは言わないほうがよいです。
             l    | ヽl|   | ^ヾ.,__ソ          |:{:::ノノ_^/  /77//
.              .゙   |   |   |             ゙'ー'゙^ /  /∨/〈 >陸軍と政府は不拡大方針であり?
             /     l|   |   |            }      /  / ./∨/\
            /     l:|   |   l\              /   '∨  ∨∨ そんな事実があったら資料を出してみてねw
.         /     l:l:|__,. |:    lニ|\      `   '     イ  .l {_,ノ∨
      /       _, -ニニ|     l(|         _,. <,,_|   |\l   .〉
.      /      /ニニ二二l:     l ´"'  ‐-≧ー‐<二ニニ|   |  |   /
     /    /ニニニニニ|  l  l       { {Υ} }ニニニ.|   |\|_/'.

408 :名無し三等兵:2016/08/26(金) 23:53:56.21
                          _,.-:‐:-;ァ' ̄>:-::─::-:.、_
                  _,..-:‐':´ ̄: : : :/ ,/: : : : : : : : : : :`ヽ、
          _    /: : : /|:: : : : :/ /: : : : : : : : ::、:: : : : : : \
            |  \ /: : : /  |:: : : :/ /: : : : : : : :.、: : :::ヽ:: : : ::: : ∧     土足くん!
.         |   \:.: :/   |:: : :/ /: :.::|: : : : :|:.:|、:::|::: :ヽ:: : :::: : :ハ
           \   .∧::|    /: :.:_j  |:: :/'|: : : :/|:.:| レl:: : :/∨: :::::ト、:|     人目につく所で
             \__∧| ,/::/´こ,l |::〈 |: : l/-|;ノ‐、|:;/ ,-∨::/  `      わざわいを受けないように
           /: : ::;)_)'´: : ::ヽ.___,ノ::/ |:/ ,ィ弐z、゛  ,ィャl∨         したいと思ったら、
              /: : : :r':: : : : : : : : : : : ::、:>   、/´ |::Ч    '|ヒ|          まず人目につかない所で、
          /: : : :/:: : : : : ::/ ̄`ヽ::、::〉     `、 V:リ    l;リ          罪を犯さないように
            /: : : :/V:.:.:.:.:.:.:::|   ヽ 〉:ゝ      ゛‐-      `ー       r-、心がけるべきである。
        /: : : :/ ∨:.:.:.:.::::∨  <' |::|               ノ         | |
          /: : : :/   ∨:.:.:..::::::\__,ン|::|             __ l       | |
       /: : : : ,'     \:.:.:.::::..:/ ::l|/           l´`ヽ::/ ,'          | j__
      ,': : : : ::|        \:.:;/   ヽ.           ヽ._,ノ ,イ       ,ノ r'‐-、.}‐ュ、
      |: : : : : |         〃〉     `   .::::::........  __ /::|       / / r'ニ´ノ_ノ,ノ
       |: : : : : |-─-r‐/´ ̄ ̄ ̄\     ::::,'-‐  ̄|:::::::::::::|       |'´ `ヽ::. ´|

409 :名無し三等兵:2016/08/26(金) 23:56:42.77
>>1
山本五十六次官の所属する海軍省は作戦計画立案には関与できないのが決まり(統帥権独立)。

@東条元首相は次のように宣誓供述書に書いている。
(作戦計画に関して)
「陸軍大臣は統帥部の決定には参画できず、その最後的決定後通報を受けるのであります」
「陸海軍大臣は作戦計画に関しては陛下に上奏して御裁可を受けた後にその通報を受けるのであります」

つまり統帥部門(参謀本部や軍令部)が策定した作戦計画が天皇へ上奏され裁可を受けた後に、
陸海軍省(大臣)に伝えられる、というのが決まり。したがって海軍次官が作戦計画を知るのは海軍大臣から、
であり、海軍次官に過ぎない者が作戦計画を指示することなどできないのであるし、山本次官は軍令部での
実務経験はまったくないので、作戦指示などやりたくともできる訳がないのである。
関与できるとすればAにあるように海軍大臣が同意を求められた後に「事態を知らされる」くらいである。

A作戦計画の実施過程について事例、
・昭和15年の北部仏印進駐の場合(参謀本部次長の証言)、
参謀本部次長→軍令部次長に同意を得る→首相を官邸に訪ねて同意を得る
→陸軍大臣に同意を求める→外相に同意を得る→参謀本部作戦課に起案を命じる。
→概成した計画を持って参謀総長の代理として参内し天皇の裁可を得た。

410 :名無し三等兵:2016/08/26(金) 23:59:51.71
            .ξξξξξξξ   
         ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
        ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;)         
       ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ
       ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ     ドーは土足のドー
       ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ

411 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 00:34:59.39
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }   おい土足くん。 君キンタマないだろ?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
     /.:.:`ヽ`ヾ、 ``゙゙゙゙゙゙゙´イ
 __,.. イ.:.:.:.:.:.:.:.\ `¨二二´ノ.;:.:.``ヽ、
.:.:.:.:.:.:.:i\.:.:.:.:.:.:.:.:.`フハヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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牟田口廉也 閣下 

412 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 07:49:16.49
                  -f>―-
              . . : :´: : : : : : : : : : : :`: . .
            / : : : : : |: : : : :|: : : : : : : : :\
            : : : : :/: : : |: : : : :|: : : |: :{: : : : : ::.
          /: : : : :/: : :/ |: : : : :|: : : |: ::、: : : : : ::.
          .′: : : :′ / .|: : :|:..:| v: : 、: :\: : : : : :.
           i: : : : :i: : /   : : :|:.:.|  :、: :、: : \: : :..:i   他人の過ちには寛大であれ。
           |: : : : :i: /  ̄\v:.j|:.:.| / \: \_:_:_:ー: |   しかし、自分の過ちには、
           |:|: : :..:i::| .斗-=k∨:.、:.:.、rf=-辷=--彡:i |   厳しくなければならない。
           |:|:.、:.:.:i::|  以リ  \{\{ 以リ  j⌒i: :}リ   自分の苦しみには歯をくいしばれ。
           |从{\リ            \    ,  ハ:/    しかし、他人の苦しみを、
             { 、      ′      ′/ ノ     見過ごしてはならない。
              ーヘ            :'ー
                 入   `   ´   .イ
                Wト...    ィ: :W
                 jィ}   ー  {∨
                 ,ノ     ゝ  _,__
           _ 斗<{           j  >
          ⌒V ∧ { ̄ ̄`   ´ ̄ ̄./      ヽ
        /     ∨∧ {ー――――― /          ∧
.       /   |  ∨∧ヘ: : : : : : : : : : :/      |  ./ ∧

413 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 07:50:11.04
           -‐  ‐-
         〃     †     ヽ
       \ , ‐=ニ ̄ ニ=-く
        〃(: {: : : : : : : : : :ヽ
       /: : : \: : : : : : : : : :‘,
       ,′ И⌒∨\{⌒\ ,ハ    土足が悪の力でくるならば、
        ; : 八x=ミ    =ミxj/: : : ,   私は仁の徳をもって対抗し、
        {: : :,ハ ""  '  "",ハ: : }: ;   土足が悪業でくるならば、
        {: : : 人  く フ ノ ノ:.:ハj    私は正しい道をもって対抗する。
       八{: : : :..≧- _ ≦/: /
        \_;,ノ      }L;∠
       /⌒   ヾ‐=_彡く  ⌒ヽ
       / У       ヘ\/ ‘,
      ,′/             o、 ヽ {
     ノ {          o}  }_〉
     `ア¨ヽ         ノ ,八
      ′  ハ -‐ ニニ=-o'´ rヘ
      ;  / 〉      } ,′ :、  \
     j  ,  ′      o; 〈    :,   ヽ
     /  /人        } {    \,   \
  ┏━━ァ  \     _,,.{ ヽ     `丶、 \/〉/〉/)
  ┃  /  丶、   -=ニ :{   ;        ヽ. ヽ'’//
  ┠┐.′         ハ            、_  く
  ┃│{   \     /o }  i             `\)
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  ┃  L_             _」ヽ/
  ┗ハヘrx¨ニ=‐-┰ーニ三   :
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414 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 07:51:31.29
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       〈:.:.:.:\厶ハ:.:.:.:.:.:.:.:! ー;f下ィ:「`ヽ      Vり .:.:.:.:.:.!
       \:.:.:.:{  |:.:.:.:.:.:.:.| 从 Vり               {.:.:.:./   人の過失をとがめる人は、
        /:.\:.\|:.:.:.:.:.:.:.|           {      ;.:.:.:{    心を動かすごとに、
       \:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:|           ′   /.:.:.:.:|    それがすべて自分を傷つける、
          \:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.|\          ,. -   , ヘ:.:.:.:.:.|    刃物となる。
    /´ ̄ ̄`\{.:.:.∧:.:.:.:ト、 丶、          /   |:.:.:.:.:|
  /          人:.:.:.ハ:.:.:.| \  `  .. _,/ヾ⌒ヽ|:.:.:.:.:|
  \      //:/\':.:.|      ̄ ̄`∨ 〉: :|  V|_;/
    ヽ    /x≦: :_: : :∨\____,,ノ/| : :| | |
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415 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 07:54:45.19
    ′ ̄¨¨''''=‐_- ''¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ≧x、    _,,,.,,..........、
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    |::::/_.ィ ∧ i レx、 ゙ | 丶| 斗x、! : : :| : :|:: : ;ヘ、:::::::::::::/  >>1
   | ̄:::::| ' ∧! riバ |   ´r价i`.! : : :|:__」::::/、 `¨''''' 7′ ウソは言わないほうがよいですよ。 
.    l:=-‐=|l:::::小弋'リ       辷゙リ|: : :|'ハ }:人::`::‐- ./  
    l   .|l:::::::|:::::   .     `¨´:::| : : :|_.ノ/  `¨''''7l   
.     l   |l::::l :ゝ、   _       .|: : l |,イ      /:::|
      l  .|l! :|!:::::::>. ``  .  =升 /| !      / :::|
     ト、 |l!::|l::::ハ从ノ≧≦´ ̄¨ >|/イ!'l       イ  ::|!
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     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
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416 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 08:09:18.56
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       {::::{::::::::::::lメ::l_ `〜゙ r'f笊~ミ、}::::::;ヽ::::::::l
       j:::::l:::::::::从,xf芒`    乂タ '゙ j::::/ }::::j:::} 自分の内なるものも外なるものも、
       /l:::人:::::人j(_ゞタ        ノ/ ノ::::/jノ   見ているものを変える必要はない。
        {/l::::::::\::::\     '     //::::::/::/ /   ただ見方を変えればいいのだ。
        { 、::乂:::`''冖ー   t フ    ..::::::://     
           `〜\トミ个x。,,_  '"   イノ/
            _r‐-、 ̄`)ト) ̄   乂
           /て乂ニ\ ̄〜、 __`''ァ<フ┐
           ,;';';';';て〜ヘミx,,,___,,xィーJY;';';';ヽ
            l;';';';';';';/て__⌒L}/ ハ lr〜し斤‐┘;';';';'}
            l;';';';';'/;'‖;';Y j::j x个イ⌒Y;';';';';';';';';'
            l';';';';';';'‖‖( joj );'j!;'j!;';';';';';';';';';';';/
           l;';';';'{;';'{{;'{{;( j:::j );';j!;'j!;';';/;;';';';';';'/
          l;';';'八ミzzx{ joj };'j{;';j!;';/;';';';';';';/
          l;';';';';'ヘ;';';';〔 j:::j 〕`冖''/';';';';';';'/
          l;';';';';';';ヘ;';';〔 j:oj );';';';'/;';';';';';';/
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417 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 08:16:49.49
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        ::八 |:::::| ゝ Vソ     ヒソ ノ/.:::/
        :::::ゝ|:::::|           ,    /.:::/
.       ::::::::|:::::ト、       _    /.:::::′ 人は、運命を避けようとしてとった道で、
.         :::::::|:::::|:::::::..   (  ノ / ::::::{
         ::::::|:::::|::::::j¬ヽ、 _  '´::::li:::::::::   しばしば運命にであう。
         |:::::|:::::|:r‐'   ′)、 |:::::::::l|::::::::i
         |:::::|:::::r……- 、 ) 、:::::::l|::::::::|
      __/__/.:::/ . . . . . . . ヽ  `7¨|::::::::ト ___
     r≪__/.:::/ . . . . . . . . .ノ…:/ l|::::::::|//≫、

418 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 08:20:48.70
                      ,-、ィ: : : :,、: : , -、: :> 、
                       /: : : ヽ: /: :.∨: : :V: : : : \_
                   ,イ: : : : : : /: : : : : ',: : : ∨: : : : : : :i、
                    /: : : : : : : _: : : : : : : : :',: : : : \: : : : : : i_
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                {:' !:i: :.!:.|: :ィテ}ヽ    j: /--j、; |: :|: : i: :|: :.|: : : :イ
             ヘ! V!: |: i、: i,,zミ、   /:/:/: />、ヾ:j: :/: :i: : i: : :./ム
               ヾレヽV〈 {゚::::l`  ムイ=Zミ、:/:`: /:i: j: :/: : /i:.ハ
                  l: :j: | 乂7     {゚::::::j.i!./イ: //j:イ: /:i |: :.l
                 j: : |: i        廴ン ´.′:イ': ///:,': : !: :.i
                  l:j: :i从   ′       /: : : : /: : :/: ': : :.|: :.|
                  |:i: :',:i: ヽ  ` --       ': : : : /: : : : :/: :.i: |:.i: !
                 i:|',: :|: : : \     . イ: : : :イ: : : : :/: : : Vi:.i:7  道に迷うことこそ、
                    ヾV:!: : : : : 汀::::´:::::::/: : : イ: : : : : :': :i: : : :',!i,′ 道を知ることだ。
                    /,イ\: : /-ノ-::::::/: .イ: : : ://: : i',: :',: ',j
                /イ: : : : く  '′ 厶イ: : : : :/∠: : : :|:|:',: :',: ',
                /: : : : :/ィ=、 -‐‐/: : : :/:/: : \: j: |:.',: :i: :l
                ,′: : :./-‐ニヽ:.ヽ./: : : : :/イ: : >-‐ニヘ:i: :',: :l: |

419 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 08:23:54.66
  r'~ .:.'Y: : : : /~        _....__         _....、___   \: : : \
.  \   j. : : : /    ,. ・'  ̄   `       '      `’ ' 、\.: : \:
   i^:r1 : : :/   '                        ` \: : : :
   l :.l .l : :./n                              \ : i
   l: : l .l、:レ':l    _,.-ーー- 、_  : .       .:  _,r='ニニ^ヽ、    7、
   l : :\V.: :l  .r'::r'" ̄_^rr、ヽ、         r'~.,.rrt-、 `ヽ\  //:ヽ
   i; : : : ヽi: 1, (::.i'  r(_.)l l::::',           rしj l::::',   l:::) ./;r-、ヽ
   .l .; : :/_ヽ;i  .い   l=〈 〉=.l             l=〈 〉=l  /,ノ /, -、l :
    i/: : :.l/ ヽ、l  `  ヽ::.l l.:.ノ           ヽ::l l.:.ノ    ./く  l
       :i   ( ヽ     . .                  . .     / / ,ノ
       \,  ヽ,   . .. . .       "        . . .. .   ./  /
         ヽ、_ i                         ./ _/
            `l        、_        ,.         /     諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ       行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。 (戦陣訓)
               `ヽ、_              _, . -'"
                  `l           ,. イ           

420 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 14:21:18.40
                 _, - ─ - 、 _
               ,  '          ` `ヽ、
             /               ヽ、
               , '                     '、
           /                    ',
             /               人        ',
          /               / ヽ          ',
            !          /   /    \  ヽ    i
         i    ノ _∠_-<´    -──≧、j     i ●血を流すことを厭う者は、
           !     'i"=テ=ー-ヽ    ,-=;== !    ',
         i       !  i ';゚;'リ ',    ヽi;';゚;'j  ir ,     i  これを厭わぬ者によって滅ぼされる。
        /    ト i  ` ´   i     `   i i      ',
       , '   i  ヽ ',              /ノ     ', ●敵の戦闘力の破壊という戦争本来の手段を
.       /   /   /ヽ,     ヽ ‐        /   ヽ   ',
      /         ヽ    ー‐    /     j    ', をなるべく使わないで済まそうとする戦略は誤りである。
     ./       /    \       イ             ',  
     i      !         | `ー、 _ _ , " !    , ' ⌒ヽ    i ●成功は、戦いに勝つことにより得られたものが最高である。
     |    i   !    _, ヘ.        i     i    i    !
     !     _, -、j__,, r '"  ヽ       / \   ー   ノ    i  
    冫‐'"~´  _シ  ',     `ヽ、_ _/    ゝ、__, <_   /
    .ハ_,.- ‐ ' "      ',      / \     /     `ー ニー <
   /           ヽ   /\_/ヽ、 /         `7 ヽ
  /   ',          \/ /      <          ,    \

421 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 14:23:38.83
                    _____
                ..::::´:::::::::::::::::::::::::::::`丶
              / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \
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             /:::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::/  /::::::∧:::::::::::::.
            ,′:::::::::::::::::/:::::⌒ヽ/   /:::/  ::::::::::::::i
              |::/⌒! :::::::/_斗=≪.    //    |:::::::::::::|
              |::{. '^|:::::::/ィんkJ ヽ  /  ⌒ヽ│:::::::::::|
              |::ト、._| :::::i 弋:::ソ   /  斗x.   |/::::::::::j
              |::l:|::::|:::::::l ::::.:.:.        んiJハ /:::::::/:/
              |::l:|::::|:::::::|       ,  弋ン /:/:/|/
              |::::|::::|::小、          ::.∠:イ:::::/
              |::::|::::l::::〈 丶  ` ー      イ::/::::/ 数の優勢ということは、
      , .- ―┴┴ |:::Nハ  \ ____,..  イ ::::/::::/  勝利の諸要件のうちの一つにすぎない。
.    /  \      |:::| | l.   /| ト、_::::::i::::/::::/
   /      \    |:::| | |     /| |  }`トく ::/
    |          八::| | |\ /厶| |  i: i |∧
    |          i∨ ヘ| | | (⌒) | |  i: i /  |

422 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 14:29:19.89
                /: : : : /: : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : : : \
           /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨: : : : : : ::/ `ヽ
          /: : : _: :/: : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : ∨-===Y: : : : : :!
      ー==ィ′: : : :\   > : : : : : :/{: : : ∨: : : : : : ∨: 彡}: : : : : :|
       //: : : : : : : :` トミ   >、 / .|: : : : ∨: : : : : : ∨ : :|: : : : : :|
.       /: : : : /: : /: : : : !: `≧s。_> ∨: : : :∨: : : : : : ∨: }: : : : : :!
     /: /: : :{: : /: : :|: : |: : : : : : : /___∨: : : :∨: : : : : :.}:/} : : : : : |
.    /イ{: : : :!: :{: : :/|: /|:.;ィ: : : : /    \: : : }: : : : : : :|:/} : : : : : |
.        |: : : :|: :|:.|:/ .!:{ .|:l |: : : /   .,ィf笊ミd、:l: : : : : : :|:/} : : : : : |
.        |: : : :{: :|:.|{ ,ィ笊ミx|从/   .Y´ん:,心゙;}|: : : : : : :|-、 : : : : : |
.        |: : : : ヘ{人{f´r',r‐;}       竏r勺 |: : /: : : :|ヽ∨: : : : !  戦略の第一条件は、
        : :.|: {: :∧.  弋(`ソ          `ー'゙  !: /: : : :/| ノ } : : : :小  できるだけ強大な戦力をもって
.       人{: :\:∧   `¨  ,        、、、   }/}: : /}ノ/: : : : : : : ',  戦場に臨むことである。
          \{ \{  ' ' '             u ムイー‐':::::!: : : : : : : : :.
               |:::.          _       イ::::::|::::::::::| : : : : : !: : : :.
               |::人     (   ノ    / |:::::::!::::::::::!: : : : : :| : : : :.
               |::::::::>            /   .|:::::::!::::::::::!: : : : : :! : : : : :.
               |:!ヽ::::::::::::::>  __  イ     .__|_:::::|:::::::,イ.: : : : :小.: : : : :.
               |:|  |::::::::::::::::|::::::::::}    >'゙ ./ニ`ヽ/: : : : : : : |. ∨ : : :.

423 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 14:31:22.65
         }   __\__/       ノ
         人___/⌒ ー<.________./
        / /    \   \  \
       /   {      }     \  ヽ
.      /    .{      }     .}  ‘,
      | l   /--ミ  /} 7ニヽ   }    }
      | { ..{/,ニ、\{ }/ィ==ミハ  }    }   戦勝の要は、有形無形の各種戦闘要素を総合して、
      人{\{/{ノハ    {ノハ }-}  ノ   {   敵に優る威力を要点に集中発揮せしむるにあり。
         /{ 込リ    ヒソ ノイ}リ}   .人
         ,'/{    '      イ }人     \
          人人  マ__フ    ノ_ノ   \    \
        /⌒}\     イ∨}人   \__   \
.       /   ノ }>r<  /{ }  {\ \} {__   \
       / {/   /{Y⌒∨/}  \\ }  └-==ニ}..___
      {  {   {/|| 人ニ(☆)ノ}  / ノイ /       `ヽ
   /ヽ_{ 人  } .||__\// \\    /       /   ∧
   { ニニ}ノ\ノ \}   ̄/// {| |)ノ\\   { ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}\  /∧
   { ---}  { \ヽ  .///  {/  イ}厂  {         ノ ∧   ∧

424 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 14:33:31.14
         {  `く \_,yー-=ニイ   `⌒ 丶ー-=ミ У  \
          j \, '´  /    /        \   ヽ.   〉
       ___ { /          /                   \rく.ヘ
            〕ミУー―  ニ=‐   -=::.:...= 、  ニニ二 气  ',
         Wニ√ ̄.     f  .     ::.:{   \::..      ∨ }
       /  /  .: :  :! .:|  :|; :.   ::.:.i:  :.  ヽ::.     〈
        ///  .:: |l_ ;| 八 :!{ ::.   .::.:.ト、  :{:..  ::.:..::. . 、 ヽ
        /´ ;:  .::.: |l: 7Tトミ、 i ! :|  .::.:..{ \:i斗-‐ヤ::. :. :、 ', 
        i|  .::.:.. ||/__|j 八`!ト: '.   ::.斗 ¬弌[\: .';:.:..: :. い:..l 
        i| i.:i::.:..::|l爪打行ミ、|八 、 ::.:.r乞行打刈、|::.:.. ::.  :l:|  戦術的成功がなければ、戦略的成果はない。
        i|:. ト{.::.:..小 と辷リ {  ヽ{ヽ. ::.:..い辷ヅ  小::.:..::.::. ! リ 
          小 { 〉:..::.乂        \\:..i     ,::.:}:l::.:..:;{:| 八 
          | :V .:个 トミ           ヽ!      ハノ'}::.;〈ノ'    \
        |  :ト::.:{乂i        l         厶イV::イ.ハ       ミー-
        ;  :{ ::.:〔::.込                  ,.::.:..:ノヘ::..  :..       ̄ミ:.、
         j  .: ::.{::.:..:个       ‐:::‐       个::.:..::.:..::.:、:.. ';:.:..::.:..;:.:..ニ=¬⌒`
       ノ.;  :}: ::{::.:..::.:..::.:.〕ト         . イ.::..:..::.:..::.:..ミヽヽ:. '::.__彡 −ミ
      .彡/  小 :{::.:.|::.:..::.:.l  > __ <  |.::.:..::.:..:;.:..::.:い:ハ::. ∨/    \

425 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 15:18:14.73
米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

民国の独裁官蒋介石が”航空救国”を高調してから目標空軍一千機にスタートを切ったのは
上海事変直後のことである、多事多難な「地震の殿堂」南京政府ではあったが、この大航空
建設の念願は年一歩と進展し到頭「一つの空の偉力」をアジアの一角に出現させてしまった、
そして新陣容を整えた青天白日旗下のこの民国空軍の華やかな光芒の蔭には実に”アメリ
カ”と云う黒幕が隠然と存在していたのだ、そして今も尚おアメリカの指導下にあって、民国は
更にその空軍を倍加せんと画策している。
先ず国民政府に属している現在の空軍を観れば、上海事変当時は陸上七隊水上一隊に過ぎ
なかったが、アメリカの積極的指導を得て空軍の内容刷新と、その兵力の増加を策し一方国
民の航空熱熾盛化と相俟って空軍拡充の気運を醸成し来った。 例えば米国と航空密約を締
結して空軍の根本的刷新を図るためその一時的方便として先ず陸上七隊を三隊に縮小し、
残りを杭州飛行学校に集中してアメリカ飛行士を招聘、根本的に空軍勤務者を訓練した。
かくして支那空軍は”尋常一年生”にかえって根本的にやり直しを行い、その為に内容は漸次
充実性を帯びて来たが、所謂「支那航空三年計画」は昭和十一年末を以て略完成をみたと伝

426 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 15:20:32.41
A米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

えられているが、それに依ると
一、偵察機 三五〇機
一、駆逐機 三〇〇
一、軽爆撃機 二〇〇
一、重爆撃機 一〇〇
一、水上機 五〇
計 一、〇〇〇
に及び、近くこれは七乃至八聯隊に編成され更に茲数年後には一層優勢な空軍を保有するだ
ろうと観られ、その背後に指導者アメリカが存在しているだけに「単なる支那空軍」として決して
軽視出来ない情勢に到来した事は確である、一方、地方軍閥によって育成され、中央空軍とは
別個に取扱われているものに四川の二十機、山西の十五機などその他貴州、雲南にも若干機
あるが、支那協賛軍にも「朱毛空軍」といわれるものが数台あるといわれ、これはソ聯空軍の支
給によるものと伝えられている、面白いのは地方空軍の飛行機操縦者が殆ど外人飛行士であ
ることであろう。

427 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 15:21:46.08
B米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

さて支那空軍の発達をみる場合、われわれはアメリカの根強い支援を決して忘れることは出来
ない、アメリカの援助は中央空軍の拡張を企図したのであるが、その裏面には支那政府が米
国に軍事上重要な利権を提供していることである、更に各地方空軍は名義上支那軍閥に属し
ているが、実権は殆ど米国の手に帰している、そしてアメリカの教官は現在百名を超えている、
飛行機とガソリンは全部アメリカによって制せられている、例のリースロスの国幣改革案に基く
銀国有の断行で支那の財政は愁眉を開いたというが、ここでも巨利をせしめたものはアメリカの
飛行機会社だった、何しろ一年に三百機も売り込むアメリカである、ただその蔭にもう一つのた
くらみが潜んでいることをわれわれは知ることが出来る、それは抗日の熱病に憑かれた支那の
官民を煽りたてて、空軍を拡張させれば一つは対岸の強敵”日本”を牽制し得るというアメリカ式
考えからであろう、これは米国としては一石二鳥の名策として自負するに充分なものがあろう。

428 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 20:57:57.66
             ,. -‐──--..,,,___( ̄ 7
            r,ヘ     ,,. -'' "´/ヽ-' 
        ,,.ー-〈__,.へ /    /   !ヽ.
      /⌒ヽ、/⌒- 、 ! \   /    |  ',  
      !、_,.ノuヽ、_,ノ`ー! `く      ,'  !  
     /_,.-、__,.-、_,.イノ_,-i, ヽ_,.へ   , '    |  
     i  / i -ハ ハ‐!-ハヽ-^,ヽ、_ヽ/    !  
     ノi ハ/ァ;=、!/ ァ!=;、! ノ  i   !ヽ、    ,'
      レi | !'ヒj  ´ヒ__リ'!   !  ヽ.,.へ___/
       ) !."  _ _,  "./|ノ イ    ヽ_!ノ   
      ノ  >.、.,__  イ! i ノ   >>1
      ハノ  ! ァィ‐-!ヘハ ! (    ウソは言わないほうがよいですよ。
      〈ヘハ!/:::::::::::::::!〉'i  ヽ
       /´!_,.、_:::,:::::::ノノ  !Y >第三艦隊の長谷川清はこの間、
      ,.-'-/ヘ >_r_イ/' !ノ'´  >中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い?
   / ,.7 ´  /ン':::::::!´     そんな事実があったら資料を出してみて。
   'ー'  ヽ-'´!:_::::::::::::::>              
       /::/:::::´:::::ヽ:ヽ.    
      ./::/:::::::::::::::::::::::::::\   
      /::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、    
     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ」  
    く_>、_::::::::::::::::::::::::::::::::::イン          
      ヽ二rヽ二ヘ_r二ン    
        !___i     ヘ _,.ヘ,            
         「___,!     'y∠〉 
       ,ノ'< !     〈 //  

429 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 20:58:58.16
                  -------  __
              __/          ⌒ヽ
             / ̄{/               :.
.             /   /    /   /    /     :.
            /  .′  \/     斗‐┼  :}  !  :、__
          ′      ′j  | {/ {人  :} j j  i⌒
.           :    }ハ\  {  {  jー'灯芥kぃ ノ丁}  リ
         j    }: ゝ/⌒'. :,人{   vり  人{rぅリ :jイ
.        /  ..::}: : :{   ′ハ          、ヒソ彡り >>1
     ー=彡   :::/{ : : }\__、: ∧       ┐ {/     ウソは言わないほうがよいですよ。
      /   ::/  :} : : }: :i :| ヾ  i    (__/ ノ{
        {人/    /: : ノ::::i :|   } iト     /「h {   >米内海相は山本五十六海軍次官とともに政治力を駆使し?
       . ゙   /: : :..:_:_:_/  j リ /⌒:r'| | | h :   >上海派兵の根回しを水面下で行っている?
       |    {: : : {/::::::::::y'゙/ /: : : :| | | | | ! :
       |,ノ  .:/ ̄ ̄`ヾ、:::{ {:∧ ヾ>:::| {    !小 そんな事実があったら資料を出してみて。
       /  : :.′      \、 、:∧ \::{    j い
.    /   : :::{        ヾ \∧―ヘゝ   {、 .j }
   .:'゙    : : : ::,          {\}}:∧   :!    : //
   i/    : : : :∧  `¨¨¨¨¨¨(__,ノト、::::丶 |    i{(.i
   | 八   : : : :.:∧          _}__ `ー‐|    ト、 |
   り  \} : : : : :∧        / rヘ>'~~|    |_ハ 、
       } : : : : : : }ゝ     / /   \ |    | 〉} }

430 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 20:59:54.54
                  , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ
                 /:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:/
                    {_rーイ_ ̄:.:.:.:. ̄`丶
               ノ´:.:.:.:.:´:.:.: ̄`:.:.:.、:.:.:.:.ヽ
              /:.:/:.i:.:.:.:.:.:.:.:.ー-ミx、:.:.:.:.:'.
                  {:.:/:.:.:八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:. ハ
                V:.:.:.:.rヘヽ:.:.:.:、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:. i|
              {:.:/:.:.\__〕`< :. -≦-:.:.:.:V:.リ >>1
              ∨:.:.:.:.ィ==ミ¨´:`¨¨.x=x、:..:.:i/   ウソは言わないほうがよいですよ。 
               {`く{《 ljし:ト: : : : イしリ 》W:|)
               乂ヽ: `¨´: : :i: : :`¨´ :' }:.リ   >裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している?
                `¨ヽ : : : rー 、 : :/¨}/      そんな事実があったら資料を出してみて。
               ,,-―≧: : `¨´: イ ――-、
              /__:::::::::::::|: :`´ :|::::::::::;___::\
            /イ ̄`ヾ、:::ノ}: : : : :ト、_〃_ ̄ ̄``\
             , -‐'"´ ̄:}}: : : : : : : :_:_:{{:::::: ̄  -ミ、
            ノ::::::::::::::::::::リ: ̄`: : : '´: : {{:::::::::::::::::::::ハ
               {:::::{::::/:::::::{、: : : : : : : : : ハ、::::::::::::;:::::::i|
            }:::V:;ィ::::::::;リ丶、: :Y: : / ヾ:::::::::V:::::: リ
            「:::::V:::::::::{{   `゙¨¨¨´    }}::::::::::Y::::{

431 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 21:01:04.34
            .′     |   /    /      l              ,
             l      |│ .'    /       .|                   ′
             |       |│ l    ′   /  |              ‘,
             |       |│ │  |   ′ │              ‘,  l
             l     _|│ │  ⊥._ |    |   ‘,  ‘,    l  |  |  |
                l     /│| └┬┴‐--L.......∧   ‘,  ‘,    |  |  |  |
              l    { {l│   |fnテ云_ミ,``'ー─┴ ┴==ニ二」_|_| >>1
             l   '. l:|   |´、{::{::::}:::}        ィf云于ア/  ∧\ ウソは言わないほうがよいです。
             l    | ヽl|   | ^ヾ.,__ソ          |:{:::ノノ_^/  /77//
.              .゙   |   |   |             ゙'ー'゙^ /  /∨/〈 >陸軍と政府は不拡大方針であり?
             /     l|   |   |            }      /  / ./∨/\
            /     l:|   |   l\              /   '∨  ∨∨ そんな事実があったら資料を出してみてねw
.         /     l:l:|__,. |:    lニ|\      `   '     イ  .l {_,ノ∨
      /       _, -ニニ|     l(|         _,. <,,_|   |\l   .〉
.      /      /ニニ二二l:     l ´"'  ‐-≧ー‐<二ニニ|   |  |   /
     /    /ニニニニニ|  l  l       { {Υ} }ニニニ.|   |\|_/'.

432 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 21:01:47.41
    ′ ̄¨¨''''=‐_- ''¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ≧x、    _,,,.,,..........、
    j:::::::丶::::::,. '": :r : : : : : : : : : :、 : : : : ::\ ̄:::::::::::::::::::::::::::: : 〉
    |: : :::::::::レ . . . U        ゙、 . . . : : : :ヽ::::::::::::::::::::´::::::::/
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    |:::::::::/: : :| .'+‐-゙、 ト、 ト、┼-⊥: : :| : :l:::: : :/::::::::::::::::::/
    |::::/_.ィ ∧ i レx、 ゙ | 丶| 斗x、! : : :| : :|:: : ;ヘ、:::::::::::::/  >>1
   | ̄:::::| ' ∧! riバ |   ´r价i`.! : : :|:__」::::/、 `¨''''' 7′ ウソは言わないほうがよいですよ。 
.    l:=-‐=|l:::::小弋'リ       辷゙リ|: : :|'ハ }:人::`::‐- ./  
    l   .|l:::::::|:::::   .     `¨´:::| : : :|_.ノ/  `¨''''7l   
.     l   |l::::l :ゝ、   _       .|: : l |,イ      /:::|
      l  .|l! :|!:::::::>. ``  .  =升 /| !      / :::|
     ト、 |l!::|l::::ハ从ノ≧≦´ ̄¨ >|/イ!'l       イ  ::|!
     |  /゙:ト:トVz.._《゙X^X7_...<_ノ  l   / :::l  :::|l
     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
    /  :::::`≧三=≦´  ::::::::ヾ、   .l ' / : : :::l  ::::|l
.   /::.. ..:::::::::::::::::::::::.::::. ..::::::::::::::::\xrz., '  : ::::::l  ::::|:!
   {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::`7'′   :::::::l  ::::| !
   ∨:::::::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::;::'::::::, '::::    : ::::l  ::::| ',
    〉:::::::::_≧テ≦x、::::::::::::::::::::::: ;ィ′:::      ::::::l  ::::| ',

433 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 21:03:23.05
                  ____
                    ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
             /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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              ′ ::::::::::::::::::::::::|::レL::::::_|L.|::|:|::::::::::::::.
          .:::::::::::::::::::::::::: |x≦     ァ=ミト、|:::::::::::
         .::::::::::::::::::::::i 〃んiハ     んハ Y ::::::::|
         .::::::::::::::::::::::::i小弋)ソ    弋ソノ |:::::::i::|   
           :::::::::::::::::i :::: i |  ::.::     .   ::.:  '|:::::::i::|  >>1
        ::::::::::::::::::| :::: i_'u      _     ム :::: i::|   そこに書いてあることが何で山本次官のせいになるの?
        ::::::::i:::::::::| :::: i ::ゝ.     ´ )    イ :|:::::::i::|   そんな事実があったら根拠と資料を教えてねw 
          | :::: i:::::::::| :::: i:::::::i|>   _,,. イ:::::!:::|:::::::i::|
          |::::|::i:::::::::| :::: レ─リ       トミ:::::::i:: |:::::::i::|
          |::::|::L:::::::| :::: |i:i:V       ト、i:i:\i::_|:::::::i::|
        /⌒^\\| :::: |i:i:i|      │i:i:i:i:i:i:|:::::::ト、
         \ \|/i:: |i:i:i|>=……<|i:i:i:i:i:i:i:| ::リ ハ
      l      .  ヽi:: |i:i∧      |i:i:i:i:i:i/| ::|   |
      |     ∨ 八::レ ⌒\    /:i:i:i/⌒\|   |

434 :名無し三等兵:2016/08/27(土) 23:39:52.45
                          _,.-:‐:-;ァ' ̄>:-::─::-:.、_
                  _,..-:‐':´ ̄: : : :/ ,/: : : : : : : : : : :`ヽ、
          _    /: : : /|:: : : : :/ /: : : : : : : : ::、:: : : : : : \
            |  \ /: : : /  |:: : : :/ /: : : : : : : :.、: : :::ヽ:: : : ::: : ∧     土足くん!
.         |   \:.: :/   |:: : :/ /: :.::|: : : : :|:.:|、:::|::: :ヽ:: : :::: : :ハ
           \   .∧::|    /: :.:_j  |:: :/'|: : : :/|:.:| レl:: : :/∨: :::::ト、:|     人目につく所で
             \__∧| ,/::/´こ,l |::〈 |: : l/-|;ノ‐、|:;/ ,-∨::/  `      わざわいを受けないように
           /: : ::;)_)'´: : ::ヽ.___,ノ::/ |:/ ,ィ弐z、゛  ,ィャl∨         したいと思ったら、
              /: : : :r':: : : : : : : : : : : ::、:>   、/´ |::Ч    '|ヒ|          まず人目につかない所で、
          /: : : :/:: : : : : ::/ ̄`ヽ::、::〉     `、 V:リ    l;リ          罪を犯さないように
            /: : : :/V:.:.:.:.:.:.:::|   ヽ 〉:ゝ      ゛‐-      `ー       r-、心がけるべきである。
        /: : : :/ ∨:.:.:.:.::::∨  <' |::|               ノ         | |
          /: : : :/   ∨:.:.:..::::::\__,ン|::|             __ l       | |
       /: : : : ,'     \:.:.:.::::..:/ ::l|/           l´`ヽ::/ ,'          | j__
      ,': : : : ::|        \:.:;/   ヽ.           ヽ._,ノ ,イ       ,ノ r'‐-、.}‐ュ、
      |: : : : : |         〃〉     `   .::::::........  __ /::|       / / r'ニ´ノ_ノ,ノ
       |: : : : : |-─-r‐/´ ̄ ̄ ̄\     ::::,'-‐  ̄|:::::::::::::|       |'´ `ヽ::. ´|

435 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 13:55:12.70
>>1
            ,  -─-
          , -'´       `丶、
         /            \
        /                  ヽ
       /            _     ',
      l   -‐  --──-- _     |
      |  /`ヽ、    , -- 、     __,|
      |__, ===─i=r === 、_, -‐'{.トl|
     /f'il -=ユヾj  {.l にニ=‐}}    レ'´゙!
     ヽ_}ヽ '´ ̄  /  ヽ  ̄` .ノ     rj/
      l `=='/     ヽ= '      / おい土足くん。 君はキンタマもアタマもないな。
       l     /{,. -、_, -、j\        !
        l   /  /lllllllllll\  ヽ      l
        ! { llllllllllllllllllllllllllヽ }     /
         ',  '´  ̄二 ̄ ̄ `   /jヽ
         \           //  l
           | \____/ '´     !
        .__| |\ \_,. -‐'_, ‐i       }─-
   _,. -‐'"´ | |丑ュl | r‐'´  。 |    /
          \セヨ| | | 。 °/ /
           \_| ! -‐'´ -‐'´
             , =、'"´
   東条英機閣下

436 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 13:58:27.94
  r'~ .:.'Y: : : : /~        _....__         _....、___   \: : : \
.  \   j. : : : /    ,. ・'  ̄   `       '      `’ ' 、\.: : \:
   i^:r1 : : :/   '                        ` \: : : :
   l :.l .l : :./n                              \ : i
   l: : l .l、:レ':l    _,.-ーー- 、_  : .       .:  _,r='ニニ^ヽ、    7、
   l : :\V.: :l  .r'::r'" ̄_^rr、ヽ、         r'~.,.rrt-、 `ヽ\  //:ヽ
   i; : : : ヽi: 1, (::.i'  r(_.)l l::::',           rしj l::::',   l:::) ./;r-、ヽ
   .l .; : :/_ヽ;i  .い   l=〈 〉=.l             l=〈 〉=l  /,ノ /, -、l :
    i/: : :.l/ ヽ、l  `  ヽ::.l l.:.ノ           ヽ::l l.:.ノ    ./く  l
       :i   ( ヽ     . .                  . .     / / ,ノ
       \,  ヽ,   . .. . .       "        . . .. .   ./  /
         ヽ、_ i                         ./ _/
            `l        、_        ,.         /     諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ       行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。 (戦陣訓)
               `ヽ、_              _, . -'"
                  `l           ,. イ        

437 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 13:59:33.64
    ′ ̄¨¨''''=‐_- ''¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ≧x、    _,,,.,,..........、
    j:::::::丶::::::,. '": :r : : : : : : : : : :、 : : : : ::\ ̄:::::::::::::::::::::::::::: : 〉
    |: : :::::::::レ . . . U        ゙、 . . . : : : :ヽ::::::::::::::::::::´::::::::/
    |: : :-‐''7: : : : ∧: : : : : :l: : : : : :| : : : :゙、: : :∧___/´::::::::::: ::/
    |: : ::::::/: :′ / ゙、 : : : :|: :..:|: : :| : : : : :゙: : : ∧/::::::::::::::::::/
    |:::::::::/: : :| .'+‐-゙、 ト、 ト、┼-⊥: : :| : :l:::: : :/::::::::::::::::::/
    |::::/_.ィ ∧ i レx、 ゙ | 丶| 斗x、! : : :| : :|:: : ;ヘ、:::::::::::::/  >>1
   | ̄:::::| ' ∧! riバ |   ´r价i`.! : : :|:__」::::/、 `¨''''' 7′ ウソは言わないほうがよいですよ。 
.    l:=-‐=|l:::::小弋'リ       辷゙リ|: : :|'ハ }:人::`::‐- ./  
    l   .|l:::::::|:::::   .     `¨´:::| : : :|_.ノ/  `¨''''7l   
.     l   |l::::l :ゝ、   _       .|: : l |,イ      /:::|
      l  .|l! :|!:::::::>. ``  .  =升 /| !      / :::|
     ト、 |l!::|l::::ハ从ノ≧≦´ ̄¨ >|/イ!'l       イ  ::|!
     |  /゙:ト:トVz.._《゙X^X7_...<_ノ  l   / :::l  :::|l
     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
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   {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::`7'′   :::::::l  ::::| !
   ∨:::::::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::;::'::::::, '::::    : ::::l  ::::| ',
    〉:::::::::_≧テ≦x、::::::::::::::::::::::: ;ィ′:::      ::::::l  ::::| ',

438 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 14:00:34.22
         , -‐ '´:::::::::::::::::::::::::......
.         ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
        /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.      /.:::::::::::,.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、::::::.
      ′::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::
     l:::::::::::::′::::::/.::::::::::.、:::::::::::::::::::::::::::::i:::::}
      l:::::::::::::|:::::::∧::::z、::::::\、__:::::::::::::::::|::/:
.     :::::::::::::|:::::ん У__,\::::::\ ミ ___::::}《::;
.       :::::j⌒|:::::|,>斗==_ `ー‐`x==ミУ.::,′
        ::八 |:::::| ゝ Vソ     ヒソ ノ/.:::/
        :::::ゝ|:::::|           ,    /.:::/
.       ::::::::|:::::ト、       _    /.:::::′ 人は、運命を避けようとしてとった道で、
.         :::::::|:::::|:::::::..   (  ノ / ::::::{
         ::::::|:::::|::::::j¬ヽ、 _  '´::::li:::::::::   しばしば運命にであう。
         |:::::|:::::|:r‐'   ′)、 |:::::::::l|::::::::i
         |:::::|:::::r……- 、 ) 、:::::::l|::::::::|
      __/__/.:::/ . . . . . . . ヽ  `7¨|::::::::ト ___
     r≪__/.:::/ . . . . . . . . .ノ…:/ l|::::::::|//≫、

439 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 14:02:05.41
           -‐  ‐-
         〃     †     ヽ
       \ , ‐=ニ ̄ ニ=-く
        〃(: {: : : : : : : : : :ヽ
       /: : : \: : : : : : : : : :‘,
       ,′ И⌒∨\{⌒\ ,ハ    土足が悪の力でくるならば、
        ; : 八x=ミ    =ミxj/: : : ,   私は仁の徳をもって対抗し、
        {: : :,ハ ""  '  "",ハ: : }: ;   土足が悪業でくるならば、
        {: : : 人  く フ ノ ノ:.:ハj    私は正しい道をもって対抗する。
       八{: : : :..≧- _ ≦/: /
        \_;,ノ      }L;∠
       /⌒   ヾ‐=_彡く  ⌒ヽ
       / У       ヘ\/ ‘,
      ,′/             o、 ヽ {
     ノ {          o}  }_〉
     `ア¨ヽ         ノ ,八
      ′  ハ -‐ ニニ=-o'´ rヘ
      ;  / 〉      } ,′ :、  \
     j  ,  ′      o; 〈    :,   ヽ
     /  /人        } {    \,   \
  ┏━━ァ  \     _,,.{ ヽ     `丶、 \/〉/〉/)
  ┃  /  丶、   -=ニ :{   ;        ヽ. ヽ'’//
  ┠┐.′         ハ            、_  く
  ┃│{   \     /o }  i             `\)
  ┠┘;        /    l   }
  ┃  L_             _」ヽ/
  ┗ハヘrx¨ニ=‐-┰ーニ三   :
   `¨}       |       ;′
    ∧:     |        /

440 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 14:03:35.95
             /               ヽ、
               , '                     '、
           /                    ',
             /               人        ',
          /               / ヽ          ',
            !          /   /    \  ヽ    i
         i    ノ _∠_-<´    -──≧、j     i ・血を流すことを厭う者は、
           !     'i"=テ=ー-ヽ    ,-=;== !    ',  これを厭わぬ者によって滅ぼされる。
         i       !  i ';゚;'リ ',    ヽi;';゚;'j  ir ,     i  
        /    ト i  ` ´   i     `   i i      ',
       , '   i  ヽ ',              /ノ     ', ・敵の戦闘力の破壊という戦争本来の手段を
.       /   /   /ヽ,     ヽ ‐        /   ヽ   ',  なるべく使わないで済まそうとする戦略は誤りである。
      /         ヽ    ー‐    /     j    ', 
     ./       /    \       イ             ',  
     i      !         | `ー、 _ _ , " !    , ' ⌒ヽ    i ・成功は、戦いに勝つことにより得られたものが最高である。
     |    i   !    _, ヘ.        i     i    i    !
     !     _, -、j__,, r '"  ヽ       / \   ー   ノ    i  
    冫‐'"~´  _シ  ',     `ヽ、_ _/    ゝ、__, <_   /
    .ハ_,.- ‐ ' "      ',      / \     /     `ー ニー <
   /           ヽ   /\_/ヽ、 /         `7 ヽ
  /   ',          \/ /      <          ,    \
/     ,             / /   | ヽ  \          '      i
      ', !         /  ,'    !  ',   ヽ         '       i

441 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 14:07:58.20
   巛巛巛巛巛巛巛彡    天誅  
   巛彡彡ミミミミミミ彡  ヽ ヽ \
    ゝ  一   一   ノ    i l  ヽ
     `-.,,_,,..-..,,_,,.-'´    i l  l i
   / _       )    l i  | l
  (___)     / /    ,,-----、
          / /    |;::::  ::::|
       ⊂二(⌒ )二二二|;::::  ::::|⊃ /’, ’, ¨
           ̄ ’,ヽ∴。|;::::’,ヾ,::::| /。・,/∴
              -:’ヾ|!|!!,i,,!ii,!l,::|・∵,・、
           ・ ;;巛彡彡ミミミミミミ彡;; ・.        
          ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;)         
         ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ
         ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ     
         ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ

442 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 14:09:23.79
                .....::::::::::::::::::::::::::::::::::....
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
           /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::\
        /:::/::::::::::::::l::::::::::::::i"\::::::::::::::::ヽ::::ヽ
        /:::/::::::::::::::::l:::::::::::l|  ヽ:::::::::l::::::::::::::::、
          :::::::::::::::::l::::::ハ::::::::::l::トx,,,_Y::}:::l:::::::l::::::::::,
       j::::l::::::::::::l::::::lノ\::::ト:l  _,,,_jハ:l:::::::}:::::::::::,
       {::::{::::::::::::lメ::l_ `〜゙ r'f笊~ミ、}::::::;ヽ::::::::l
       j:::::l:::::::::从,xf芒`    乂タ '゙ j::::/ }::::j:::} 自分の内なるものも外なるものも、
       /l:::人:::::人j(_ゞタ        ノ/ ノ::::/jノ   見ているものを変える必要はない。
        {/l::::::::\::::\     '     //::::::/::/ /   ただ見方を変えればいいのだ。
        { 、::乂:::`''冖ー   t フ    ..::::::://     
           `〜\トミ个x。,,_  '"   イノ/
            _r‐-、 ̄`)ト) ̄   乂
           /て乂ニ\ ̄〜、 __`''ァ<フ┐
           ,;';';';';て〜ヘミx,,,___,,xィーJY;';';';ヽ
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443 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 21:27:43.55
>>1
>第三艦隊の長谷川清はこの間中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い
自分が無知なだけw
戦史叢書見れば、長谷川長官は何度も特使を派遣して交渉しているが。

444 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 21:31:04.80
>>85
@著者が無知なだけw
>事件が解明してない翌日に、海軍大臣が昇進の奏上したり遺族へ電報送ったり
>どうみても海軍省の異例の素早い対応が不自然すぎる
アジ歴見れば、そんな例は他にもいくつも出てますよ。
当時の軍隊などは訓練で死傷するのはよくあることであり、したがって人事上のあらゆる処理は
遺体が確認できれば、発生して即座に行えるようになっていたようですよ。
本人が死亡していなくても絶望危篤である場合には翌日昇進を大臣に申請したり遺族に連絡したりしています。
遺体が確認された場合には発生して数時間後に同様の人事上の処理を行っていますよ。
当日か翌日に手続きが行われるのは普通のこと。

445 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 21:32:26.60
>>85
A著者が無知なだけw
>大山中尉が通常任務で行くはずのない場所で事件が起きた点
そりゃそうだろう。
華北で帝国陸軍が北京占領やったり通州を爆撃したおかげであの残虐な通州事件が発生してるんだからね。
上海の中国側が激昂し憤激し反日抗日一色に動いていたんだから、在留邦人を守る為には相手を偵察しな
ければならない。だから偵察に行ったんだろ。通常任務などやってる場合じゃないんだぞ。

446 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 21:33:27.76
>>85
B著者が無知なだけw
>元参謀本部勤務の武藤徹が上官の釜賀一夫少佐から聞いたとする話し。
>お国のために死んでくれ、家族の面倒は見るからと口頭命令があったとする証言
お国のために死ぬというのは当時の陸海軍将兵ならみんな当然のように持っていた考えだ。
家族の面倒を見る、というのも同様に普通の慣習だ。
そうでなければ誰が軍隊に応募するのか?
口頭命令ではなく当たり前のことを言ってるだけだぞ。当時はすでに回りは危険な状況にあり、
偵察や他の任務に上海市内に出向くことは危険な状況にあった。しかし、危険だからそれをやらないで
布団をかぶって寝てろとでも云うのは任務の放棄、逃亡にも等しい行為。
上海の在留邦人数万の生命と権益を見殺しにすることである。
上海など中南支の邦人保護は帝国海軍の役目。(帝国陸軍は中南支に存在しない)

447 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 21:34:36.54
>>85
C著者が無知なだけw
>中国軍の検問所を二つ突破し、さらに暴走したから射殺されており
>どうみても自分から死ぬ気で突入している。
当日の南京放送が放送していたのは、飛行場衛兵に発砲命令が出ていたので
日本側に向けて発砲した、それで日本側は退却した。しかしその発砲音を聞いて、中国側の
保安隊が駆けつけて来た、日本側と保安隊の間で打ち合いになり保安隊に死者が出た、と。
退路をふさがれた日本側は飛行場方面に向かうしかなかったのだろう。
これに中国側が射撃し日本の二人は死亡した、というのが真相だろう。
つまり、最初に発砲したのは中国側である。

448 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 21:41:14.54
>>85
D著者が無知なだけw
>事件当時の海軍は台湾と九州で、新たに編成した連合航空隊を進出させ
>中国爆撃命令を 今や遅しとイライラしている状況にあり
満州事変以降、中国全土に反日抗日運動が燃え上がり、中国正規軍も関与する日本人へのテロ行為が頻発。
そのため海軍は、中国側が日本へのテロや反日行為を止めない場合には、敵基地や軍事施設を爆撃すること
ということを一年前から決めていた。(この決定会議当時、山本はまだ次官ではないので出ていない)
中国はアメリカの支援により中南支各地に飛行場や航空廠など航空戦力を充実させていた。
海軍の担当する南支那、中支那には、邦人を守るべき日本陸軍兵はいなかったからである。
陸軍も対支作戦計画を作っていた。

449 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 21:55:55.56
>>85
E著者が無知なだけw
>新しい褌、日記に遺書めいた言葉、遺髪が残されていた。だから謀略だ。
日記が残ってるのは謀略でも何でもない、という証拠。
戦死すれば遺品は軍事機密有無のチェックを受けた後、遺族に渡されるからである。
当時の上海の状況は一触即発状態にあり、偵察に行くことが危険を伴うことは承知。
だから日記などで家族への別れを告げておいた。これは戦地ではよくあることで、多くの
戦争手記にもそういう記述は当たり前のように見られる。

450 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 22:10:39.22
>>445
捕捉すると、
虹橋飛行場は中国側の軍事専用飛行場であり、上海の死命を制する重要な位置にある。
ここに存在する中国空軍の動きを知ることが極めて重要だったから大山中尉らは偵察に行っていた。
中国側の記述では日本側は数日前から偵察に来ていた、ということである。

451 :名無し三等兵:2016/08/29(月) 17:30:45.40
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     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
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452 :名無し三等兵:2016/08/30(火) 00:30:45.76
>>1
            ,  -─-
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      |  /`ヽ、    , -- 、     __,|
      |__, ===─i=r === 、_, -‐'{.トl|
     /f'il -=ユヾj  {.l にニ=‐}}    レ'´゙!
     ヽ_}ヽ '´ ̄  /  ヽ  ̄` .ノ     rj/
      l `=='/     ヽ= '      /   土足くん。 君はキンタマもアタマもないな。
       l     /{,. -、_, -、j\        !
        l   /  /lllllllllll\  ヽ      l
        ! { llllllllllllllllllllllllllヽ }     /
         ',  '´  ̄二 ̄ ̄ `   /jヽ
         \           //  l
           | \____/ '´     !
        .__| |\ \_,. -‐'_, ‐i       }─-
   _,. -‐'"´ | |丑ュl | r‐'´  。 |    /
          \セヨ| | | 。 °/ /
           \_| ! -‐'´ -‐'´
             , =、'"´
   東条英機閣下

453 :名無し三等兵:2016/08/30(火) 23:20:49.90
         .  -── ..、
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    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }   土足くん。 君はキンタマないだろ?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
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牟田口廉也 閣下 

454 :名無し三等兵:2016/09/11(日) 05:07:34.48 ID:tF11l/It.net
.
.
.
山本は日本を救うために、真珠湾奇襲を決断した

誰よりも日本の未来を見抜いていた、その屈託した先見性

それが山本五十六の実像に他ならない。

.
.
       ヽ〃   真珠湾奇襲プシュ!    
      ( _)
       | |  シコシコ・・・ シコシコ・・・
       | | /⌒⌒⌒ヽ/~ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ     
     /⌒ヽ⌒ヽ___   |  ∴ヽ  3  )
     /  ゝ      |
    /  _  ゝ___)(9     (` ´) )j
   /  丿ヽ___,.───|彡ヽ ―◎-◎-| ハァハァ…
  /   )           (彡       |
 / _/           \____/

山本五十六を賛美して毎回射精w 

ホラ吹きジジイ 自称歴史探偵団www
 半藤一利wwww

455 :【絶対インポ!】:2016/09/11(日) 17:54:16.20 ID:6of4HAj8.net

◆山本五十六はくそだが、日中戦争は中国共産党の陰謀。蒋介石は知日だったから交渉は出来た

◆それをアカどもが日本を憎んでる支那人を扇動し上海事変を引き起こし

◆そしたら日中戦争に拡大だ

◆満州事変も共産党の陰謀説あるが、第二師団が戦線を拡大しチチハルまで攻めた日本もやりすぎだから悪い

◆邦人を殺されたからって攻めるのは間違い。国交断絶で出ていけば良いだけ。中国を相手にしたのが間違い!


456 :名無し三等兵:2016/09/11(日) 23:22:43.54
                          _,.-:‐:-;ァ' ̄>:-::─::-:.、_
                  _,..-:‐':´ ̄: : : :/ ,/: : : : : : : : : : :`ヽ、
          _    /: : : /|:: : : : :/ /: : : : : : : : ::、:: : : : : : \
            |  \ /: : : /  |:: : : :/ /: : : : : : : :.、: : :::ヽ:: : : ::: : ∧     土足くん!
.         |   \:.: :/   |:: : :/ /: :.::|: : : : :|:.:|、:::|::: :ヽ:: : :::: : :ハ
           \   .∧::|    /: :.:_j  |:: :/'|: : : :/|:.:| レl:: : :/∨: :::::ト、:|     人目につく所で
             \__∧| ,/::/´こ,l |::〈 |: : l/-|;ノ‐、|:;/ ,-∨::/  `      わざわいを受けないように
           /: : ::;)_)'´: : ::ヽ.___,ノ::/ |:/ ,ィ弐z、゛  ,ィャl∨         したいと思ったら、
              /: : : :r':: : : : : : : : : : : ::、:>   、/´ |::Ч    '|ヒ|          まず人目につかない所で、
          /: : : :/:: : : : : ::/ ̄`ヽ::、::〉     `、 V:リ    l;リ          罪を犯さないように
            /: : : :/V:.:.:.:.:.:.:::|   ヽ 〉:ゝ      ゛‐-      `ー       r-、心がけるべきである。
        /: : : :/ ∨:.:.:.:.::::∨  <' |::|               ノ         | |
          /: : : :/   ∨:.:.:..::::::\__,ン|::|             __ l       | |
       /: : : : ,'     \:.:.:.::::..:/ ::l|/           l´`ヽ::/ ,'          | j__
      ,': : : : ::|        \:.:;/   ヽ.           ヽ._,ノ ,イ       ,ノ r'‐-、.}‐ュ、
      |: : : : : |         〃〉     `   .::::::........  __ /::|       / / r'ニ´ノ_ノ,ノ
       |: : : : : |-─-r‐/´ ̄ ̄ ̄\     ::::,'-‐  ̄|:::::::::::::|       |'´ `ヽ::. ´|

457 :名無し三等兵:2016/09/11(日) 23:26:23.66
山本五十六次官の所属する海軍省は作戦計画立案には関与できないのが決まり(統帥権独立)。

@東条元首相は次のように宣誓供述書に書いている。
(作戦計画に関して)
「陸軍大臣は統帥部の決定には参画できず、その最後的決定後通報を受けるのであります」
「陸海軍大臣は作戦計画に関しては陛下に上奏して御裁可を受けた後にその通報を受けるのであります」

つまり統帥部門(参謀本部や軍令部)が策定した作戦計画が天皇へ上奏され裁可を受けた後に、
陸海軍省(大臣)に伝えられる、というのが決まり。したがって海軍次官が作戦計画を知るのは海軍大臣から、
であり、海軍次官に過ぎない者が作戦計画を指示することなどできないのであるし、山本次官は軍令部での
実務経験はまったくないので、作戦指示などやりたくともできる訳がないのである。
関与できるとすればAにあるように海軍大臣が同意を求められた後に「事態を知らされる」くらいである。

A作戦計画の実施過程について事例、
・昭和15年の北部仏印進駐の場合(参謀本部次長の証言)、
参謀本部次長→軍令部次長に同意を得る→首相を官邸に訪ねて同意を得る
→陸軍大臣に同意を求める→外相に同意を得る→参謀本部作戦課に起案を命じる。
→概成した計画を持って参謀総長の代理として参内し天皇の裁可を得た。


●従って、山本次官が関与したり責任などあるわけがないのである。

458 :名無し三等兵:2016/09/12(月) 00:05:12.53
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   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i } おい 土足くん 君キンタマないだろ?
     し. :.: .     ー = '     リ
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459 :名無し三等兵:2016/09/13(火) 11:38:22.08
そもそも日中戦争で海軍が行った航空戦の計画というのは、
山本五十六が海軍次官になる1年以上前の昭和11年9月26日に
海軍が省部首脳会議を開いた時に決められたことである。

理由は、海軍が邦人保護を担当する中南支に、中国正規軍の関与する排日反日テロ行為が
続発してきたからであり、中国側が更なる排日反日テロ行為を止めない場合には中国側の
航空基地や主要軍事施設を爆撃するしか防ぐ方法はないからであった。
(中南支には日本側の陸軍兵力が存在しておらず) 
また、昭和11年の国策で南進が決められていた為でもあろう。
これらに次官でもない山本が関与できるわけもない。

460 :キリスト教徒に警告!!:2016/09/13(火) 20:57:22.94
「安倍総理の正体は、悪魔王ゼノン!!」

「サタン」と「フリーメーソン」が、「日本」を支配するために、
「ある男」を、日本におくりこんだ!
「安倍総理」は、日本を「合法的」に支配するために
送り込まれた「悪魔」だ!!
[安倍総理]は、ふだんは善良で、やさしく、礼儀ただしい人物!!
だが、裏では、老人をイジめたり、貧困層から金をむしりとる!!

サラリーマンたちを「過重労働」に、おいこんで、殺している!!
「悪魔王」は、労働者が苦しんでいるのを、見て見ぬフリをしている!!
「ユダヤの人口削減(さくげん)計画!!」
安倍総理の正体は「悪魔王」!!

「悪魔王」は、「マスコミ」を完全に支配している!!
日本を戦争できる国に改造しようとしている!!「法律」をつかって!!

「恐ろしい法律」で、日本をわがものにしようとしている「悪魔王」だ!!
「マイナンバー」は、予言された「獣の数字」!!
「フリーメーソン」たちは、「獣の数字」を人間につけて、
「全人類」を支配しようとたくらんでいる!!
このことは、真実だ!私は命をかける!!キリスト教徒に警告する!!
「安倍総理」が老人をイジめたら、この男は「悪魔」だと思え!!
                     ミカエル

461 :名無し三等兵:2016/09/14(水) 08:16:28.34
>>459
なぜ中国全土に抗日運動が燃え上がり、反日テロ行動が頻発して来たかと言えば、
日本帝国陸軍が満州事変を起こしたあげく華北分離工作など領土拡張に邁進したからであった。

462 :名無し三等兵:2016/09/22(木) 09:42:42.93
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   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 君キンタマないよな?
     し. :.: .     ー = '     リ
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      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
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牟田口廉也 閣下 

463 :名無し三等兵:2016/09/24(土) 17:16:49.18
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ す、すいません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  キンタマありません   
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ

464 :名無し三等兵:2016/09/24(土) 22:13:51.79
 
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  す すいません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  キンタマもアタマもありません   
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ
         土足

465 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:15:42.84
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 君は腐ったような○だよな?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
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.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.

牟田口廉也 閣下 

466 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:17:37.08
 
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  す すいません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  私は○の腐ったようなヤツです   
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ
        土足

467 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:19:35.99
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 君はアホだよな?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
     /.:.:`ヽ`ヾ、 ``゙゙゙゙゙゙゙´イ
 __,.. イ.:.:.:.:.:.:.:.\ `¨二二´ノ.;:.:.``ヽ、
.:.:.:.:.:.:.:i\.:.:.:.:.:.:.:.:.`フハヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.

牟田口廉也 閣下 

468 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:20:31.90
 
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  す すいません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  私はとんでもないアホです   
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ
       土足

469 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:24:37.60
    ′ ̄¨¨''''=‐_- ''¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ≧x、    _,,,.,,..........、
    j:::::::丶::::::,. '": :r : : : : : : : : : :、 : : : : ::\ ̄:::::::::::::::::::::::::::: : 〉
    |: : :::::::::レ . . . U        ゙、 . . . : : : :ヽ::::::::::::::::::::´::::::::/
    |: : :-‐''7: : : : ∧: : : : : :l: : : : : :| : : : :゙、: : :∧___/´::::::::::: ::/
    |: : ::::::/: :′ / ゙、 : : : :|: :..:|: : :| : : : : :゙: : : ∧/::::::::::::::::::/
    |:::::::::/: : :| .'+‐-゙、 ト、 ト、┼-⊥: : :| : :l:::: : :/::::::::::::::::::/
    |::::/_.ィ ∧ i レx、 ゙ | 丶| 斗x、! : : :| : :|:: : ;ヘ、:::::::::::::/  >>1
   | ̄:::::| ' ∧! riバ |   ´r价i`.! : : :|:__」::::/、 `¨''''' 7′ ウソは言わないほうがよいですよ。 
.    l:=-‐=|l:::::小弋'リ       辷゙リ|: : :|'ハ }:人::`::‐- ./  
    l   .|l:::::::|:::::   .     `¨´:::| : : :|_.ノ/  `¨''''7l   
.     l   |l::::l :ゝ、   _       .|: : l |,イ      /:::|
      l  .|l! :|!:::::::>. ``  .  =升 /| !      / :::|
     ト、 |l!::|l::::ハ从ノ≧≦´ ̄¨ >|/イ!'l       イ  ::|!
     |  /゙:ト:トVz.._《゙X^X7_...<_ノ  l   / :::l  :::|l
     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
    /  :::::`≧三=≦´  ::::::::ヾ、   .l ' / : : :::l  ::::|l
.   /::.. ..:::::::::::::::::::::::.::::. ..::::::::::::::::\xrz., '  : ::::::l  ::::|:!
   {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::`7'′   :::::::l  ::::| !
   ∨:::::::::::::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::;::'::::::, '::::    : ::::l  ::::| ',
    〉:::::::::_≧テ≦x、::::::::::::::::::::::: ;ィ′:::      ::::::l  ::::| ',

470 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:25:32.59
  r'~ .:.'Y: : : : /~        _....__         _....、___   \: : : \
.  \   j. : : : /    ,. ・'  ̄   `       '      `’ ' 、\.: : \:
   i^:r1 : : :/   '                        ` \: : : :
   l :.l .l : :./n                              \ : i
   l: : l .l、:レ':l    _,.-ーー- 、_  : .       .:  _,r='ニニ^ヽ、    7、
   l : :\V.: :l  .r'::r'" ̄_^rr、ヽ、         r'~.,.rrt-、 `ヽ\  //:ヽ
   i; : : : ヽi: 1, (::.i'  r(_.)l l::::',           rしj l::::',   l:::) ./;r-、ヽ
   .l .; : :/_ヽ;i  .い   l=〈 〉=.l             l=〈 〉=l  /,ノ /, -、l :
    i/: : :.l/ ヽ、l  `  ヽ::.l l.:.ノ           ヽ::l l.:.ノ    ./く  l
       :i   ( ヽ     . .                  . .     / / ,ノ
       \,  ヽ,   . .. . .       "        . . .. .   ./  /
         ヽ、_ i                         ./ _/
            `l        、_        ,.         /     諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ       行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。 (戦陣訓)
               `ヽ、_              _, . -'"
                  `l           ,. イ        

471 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:26:41.83
                          _,.-:‐:-;ァ' ̄>:-::─::-:.、_
                  _,..-:‐':´ ̄: : : :/ ,/: : : : : : : : : : :`ヽ、
          _    /: : : /|:: : : : :/ /: : : : : : : : ::、:: : : : : : \
            |  \ /: : : /  |:: : : :/ /: : : : : : : :.、: : :::ヽ:: : : ::: : ∧     土足くん!
.         |   \:.: :/   |:: : :/ /: :.::|: : : : :|:.:|、:::|::: :ヽ:: : :::: : :ハ
           \   .∧::|    /: :.:_j  |:: :/'|: : : :/|:.:| レl:: : :/∨: :::::ト、:|     人目につく所で
             \__∧| ,/::/´こ,l |::〈 |: : l/-|;ノ‐、|:;/ ,-∨::/  `      わざわいを受けないように
           /: : ::;)_)'´: : ::ヽ.___,ノ::/ |:/ ,ィ弐z、゛  ,ィャl∨         したいと思ったら、
              /: : : :r':: : : : : : : : : : : ::、:>   、/´ |::Ч    '|ヒ|          まず人目につかない所で、
          /: : : :/:: : : : : ::/ ̄`ヽ::、::〉     `、 V:リ    l;リ          罪を犯さないように
            /: : : :/V:.:.:.:.:.:.:::|   ヽ 〉:ゝ      ゛‐-      `ー       r-、心がけるべきである。
        /: : : :/ ∨:.:.:.:.::::∨  <' |::|               ノ         | |
          /: : : :/   ∨:.:.:..::::::\__,ン|::|             __ l       | |
       /: : : : ,'     \:.:.:.::::..:/ ::l|/           l´`ヽ::/ ,'          | j__
      ,': : : : ::|        \:.:;/   ヽ.           ヽ._,ノ ,イ       ,ノ r'‐-、.}‐ュ、
      |: : : : : |         〃〉     `   .::::::........  __ /::|       / / r'ニ´ノ_ノ,ノ
       |: : : : : |-─-r‐/´ ̄ ̄ ̄\     ::::,'-‐  ̄|:::::::::::::|       |'´ `ヽ::. ´|

472 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:27:40.85
           -‐  ‐-
         〃     †     ヽ
       \ , ‐=ニ ̄ ニ=-く
        〃(: {: : : : : : : : : :ヽ
       /: : : \: : : : : : : : : :‘,
       ,′ И⌒∨\{⌒\ ,ハ    土足が悪の力でくるならば、
        ; : 八x=ミ    =ミxj/: : : ,   私は仁の徳をもって対抗し、
        {: : :,ハ ""  '  "",ハ: : }: ;   土足が悪業でくるならば、
        {: : : 人  く フ ノ ノ:.:ハj    私は正しい道をもって対抗する。
       八{: : : :..≧- _ ≦/: /
        \_;,ノ      }L;∠
       /⌒   ヾ‐=_彡く  ⌒ヽ
       / У       ヘ\/ ‘,
      ,′/             o、 ヽ {
     ノ {          o}  }_〉
     `ア¨ヽ         ノ ,八
      ′  ハ -‐ ニニ=-o'´ rヘ
      ;  / 〉      } ,′ :、  \
     j  ,  ′      o; 〈    :,   ヽ
     /  /人        } {    \,   \
  ┏━━ァ  \     _,,.{ ヽ     `丶、 \/〉/〉/)
  ┃  /  丶、   -=ニ :{   ;        ヽ. ヽ'’//
  ┠┐.′         ハ            、_  く
  ┃│{   \     /o }  i             `\)
  ┠┘;        /    l   }
  ┃  L_             _」ヽ/
  ┗ハヘrx¨ニ=‐-┰ーニ三   :
   `¨}       |       ;′
    ∧:     |        /

473 :名無し三等兵:2016/09/25(日) 21:28:30.21
  r'~ .:.'Y: : : : /~        _....__         _....、___   \: : : \
.  \   j. : : : /    ,. ・'  ̄   `       '      `’ ' 、\.: : \:
   i^:r1 : : :/   '                        ` \: : : :
   l :.l .l : :./n                              \ : i
   l: : l .l、:レ':l    _,.-ーー- 、_  : .       .:  _,r='ニニ^ヽ、    7、
   l : :\V.: :l  .r'::r'" ̄_^rr、ヽ、         r'~.,.rrt-、 `ヽ\  //:ヽ
   i; : : : ヽi: 1, (::.i'  r(_.)l l::::',           rしj l::::',   l:::) ./;r-、ヽ
   .l .; : :/_ヽ;i  .い   l=〈 〉=.l             l=〈 〉=l  /,ノ /, -、l :
    i/: : :.l/ ヽ、l  `  ヽ::.l l.:.ノ           ヽ::l l.:.ノ    ./く  l
       :i   ( ヽ     . .                  . .     / / ,ノ
       \,  ヽ,   . .. . .       "        . . .. .   ./  /
         ヽ、_ i                         ./ _/
            `l        、_        ,.         /     諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ       行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。 (戦陣訓)
               `ヽ、_              _, . -'"
                  `l           ,. イ  

474 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 11:09:36.07
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 君キンタマないよな?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
     /.:.:`ヽ`ヾ、 ``゙゙゙゙゙゙゙´イ
 __,.. イ.:.:.:.:.:.:.:.\ `¨二二´ノ.;:.:.``ヽ、
.:.:.:.:.:.:.:i\.:.:.:.:.:.:.:.:.`フハヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.

牟田口廉也 閣下 

475 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 11:11:54.49
 
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  す すいません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  私はとんでもないア○でバ○でマ○ケでキ○○イです   
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ
       土足

476 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 11:12:58.69
    ′ ̄¨¨''''=‐_- ''¨¨ ̄ ̄ ̄¨¨ ≧x、    _,,,.,,..........、
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    |: : :::::::::レ . . . U        ゙、 . . . : : : :ヽ::::::::::::::::::::´::::::::/
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   | ̄:::::| ' ∧! riバ |   ´r价i`.! : : :|:__」::::/、 `¨''''' 7′ ウソは言わないほうがよいですよ。 
.    l:=-‐=|l:::::小弋'リ       辷゙リ|: : :|'ハ }:人::`::‐- ./  
    l   .|l:::::::|:::::   .     `¨´:::| : : :|_.ノ/  `¨''''7l   
.     l   |l::::l :ゝ、   _       .|: : l |,イ      /:::|
      l  .|l! :|!:::::::>. ``  .  =升 /| !      / :::|
     ト、 |l!::|l::::ハ从ノ≧≦´ ̄¨ >|/イ!'l       イ  ::|!
     |  /゙:ト:トVz.._《゙X^X7_...<_ノ  l   / :::l  :::|l
     トzrx-、   _,≧辷辷x、     l:::/イ ::::::l   ::|l
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477 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 11:14:53.10
                  -------  __
              __/          ⌒ヽ
             / ̄{/               :.
.             /   /    /   /    /     :.
            /  .′  \/     斗‐┼  :}  !  :、__
          ′      ′j  | {/ {人  :} j j  i⌒
.           :    }ハ\  {  {  jー'灯芥kぃ ノ丁}  リ
         j    }: ゝ/⌒'. :,人{   vり  人{rぅリ :jイ
.        /  ..::}: : :{   ′ハ          、ヒソ彡り >>1
     ー=彡   :::/{ : : }\__、: ∧       ┐ {/     ウソは言わないほうがよいですよ。
      /   ::/  :} : : }: :i :| ヾ  i    (__/ ノ{
        {人/    /: : ノ::::i :|   } iト     /「h {   >米内海相は山本五十六海軍次官とともに政治力を駆使し?
       . ゙   /: : :..:_:_:_/  j リ /⌒:r'| | | h :   >上海派兵の根回しを水面下で行っている?
       |    {: : : {/::::::::::y'゙/ /: : : :| | | | | ! :
       |,ノ  .:/ ̄ ̄`ヾ、:::{ {:∧ ヾ>:::| {    !小 そんな事実があったら資料を出してみて。
       /  : :.′      \、 、:∧ \::{    j い
.    /   : :::{        ヾ \∧―ヘゝ   {、 .j }
   .:'゙    : : : ::,          {\}}:∧   :!    : //
   i/    : : : :∧  `¨¨¨¨¨¨(__,ノト、::::丶 |    i{(.i
   | 八   : : : :.:∧          _}__ `ー‐|    ト、 |
   り  \} : : : : :∧        / rヘ>'~~|    |_ハ 、
       } : : : : : : }ゝ     / /   \ |    | 〉} }

478 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 11:16:00.05
                  , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ
                 /:.:.:.:.:.:.:.:._:.:.:/
                    {_rーイ_ ̄:.:.:.:. ̄`丶
               ノ´:.:.:.:.:´:.:.: ̄`:.:.:.、:.:.:.:.ヽ
              /:.:/:.i:.:.:.:.:.:.:.:.ー-ミx、:.:.:.:.:'.
                  {:.:/:.:.:八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:. ハ
                V:.:.:.:.rヘヽ:.:.:.:、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:. i|
              {:.:/:.:.\__〕`< :. -≦-:.:.:.:V:.リ >>1
              ∨:.:.:.:.ィ==ミ¨´:`¨¨.x=x、:..:.:i/   ウソは言わないほうがよいですよ。 
               {`く{《 ljし:ト: : : : イしリ 》W:|)
               乂ヽ: `¨´: : :i: : :`¨´ :' }:.リ   >裏では海軍は一気に全面戦争の準備を開始している?
                `¨ヽ : : : rー 、 : :/¨}/      そんな事実があったら資料を出してみて。
               ,,-―≧: : `¨´: イ ――-、
              /__:::::::::::::|: :`´ :|::::::::::;___::\
            /イ ̄`ヾ、:::ノ}: : : : :ト、_〃_ ̄ ̄``\
             , -‐'"´ ̄:}}: : : : : : : :_:_:{{:::::: ̄  -ミ、
            ノ::::::::::::::::::::リ: ̄`: : : '´: : {{:::::::::::::::::::::ハ
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牟田口廉也 閣下 

480 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 14:08:36.19
 
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       土足

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   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 君は腐ったような○だよな?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
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牟田口廉也 閣下 

482 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 16:10:52.04
 
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  す すいません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  私は○の腐ったようなヤツです    
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ
       土足

483 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 17:07:27.13
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   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 お前はキチ○イなんだから病院に行け。
     し. :.: .     ー = '     リ    わかったか?
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
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牟田口廉也 閣下 

484 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 17:08:42.17
 
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       土足

485 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 22:37:46.43
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   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 お前キンタマないだろ?
     し. :.: .     ー = '     リ
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
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牟田口廉也 閣下 

486 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 22:39:19.03
 
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ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  は はい すいません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  ぼくはキンタマもアタマもない腐った○のようなヤツです   
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       土足

487 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 22:48:16.05
         .  -── ..、
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    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 お前はキチ○イなんだから病院に行けよ。
     し. :.: .     ー = '     リ    わかったか? 
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
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牟田口廉也 閣下 

488 :名無し三等兵:2016/09/26(月) 22:48:48.82
 
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  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
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ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ   すぐ精神病院に行きます    
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       土足

489 :名無し三等兵:2016/09/27(火) 08:14:16.28
>>1
>第三艦隊の長谷川清はこの間中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い

貴様が無知なだけw
戦史叢書見れば、長谷川長官は何度も特使を派遣して交渉しているが。

490 :名無し三等兵:2016/09/27(火) 08:16:20.45
>>1
>>85
A著者が無知なだけw
>大山中尉が通常任務で行くはずのない場所で事件が起きた点

そりゃそうだろう。
華北で帝国陸軍が北京占領やったり通州を爆撃したおかげであの残虐な通州事件が発生してるんだからね。
上海の中国側が激昂し憤激し反日抗日一色に動いていたんだから、在留邦人を守る為には相手を偵察しな
ければならない。だから偵察に行ったんだろ。通常任務などやってる場合じゃないんだぞ。

491 :名無し三等兵:2016/09/27(火) 08:17:15.65
>>1
>>85
B著者が無知なだけw
>元参謀本部勤務の武藤徹が上官の釜賀一夫少佐から聞いたとする話し。
>お国のために死んでくれ、家族の面倒は見るからと口頭命令があったとする証言

お国のために死ぬというのは当時の陸海軍将兵ならみんな当然のように持っていた考えだ。
家族の面倒を見る、というのも同様に普通の慣習だ。
そうでなければ誰が軍隊に応募するのか?
口頭命令ではなく当たり前のことを言ってるだけだぞ。当時はすでに回りは危険な状況にあり、
偵察や他の任務に上海市内に出向くことは危険な状況にあった。しかし、危険だからそれをやらないで
布団をかぶって寝てろとでも云うのは任務の放棄、逃亡にも等しい行為。
上海の在留邦人数万の生命と権益を見殺しにすることである。
上海など中南支の邦人保護は帝国海軍の役目。(帝国陸軍は中南支に存在しない)

492 :名無し三等兵:2016/09/27(火) 08:18:09.46
>>1
>>85
C著者が無知なだけw
>中国軍の検問所を二つ突破し、さらに暴走したから射殺されており
>どうみても自分から死ぬ気で突入している。

当日の南京放送が放送していたのは、飛行場衛兵に発砲命令が出ていたので
日本側に向けて発砲した、それで日本側は退却した。しかしその発砲音を聞いて、中国側の
保安隊が駆けつけて来た、日本側と保安隊の間で打ち合いになり保安隊に死者が出た、と。
退路をふさがれた日本側は飛行場方面に向かうしかなかったのだろう。
これに中国側が射撃し日本の二人は死亡した、というのが真相だろう。
つまり、最初に発砲したのは中国側である。

493 :名無し三等兵:2016/09/27(火) 08:19:08.41
>>1
>>85
D著者が無知なだけw
>事件当時の海軍は台湾と九州で、新たに編成した連合航空隊を進出させ
>中国爆撃命令を 今や遅しとイライラしている状況にあり

満州事変以降、中国全土に反日抗日運動が燃え上がり、中国正規軍も関与する日本人へのテロ行為が頻発。
そのため海軍は、中国側が日本へのテロや反日行為を止めない場合には、敵基地や軍事施設を爆撃すること
ということを一年前から決めていた。(この決定会議当時、山本はまだ次官ではないので出ていない)
中国はアメリカの支援により中南支各地に飛行場や航空廠など航空戦力を充実させていた。
海軍の担当する南支那、中支那には、邦人を守るべき日本陸軍兵はいなかったからである。
陸軍も対支作戦計画を作っていた。

494 :名無し三等兵:2016/09/27(火) 08:20:39.39
>>1
>>85
E著者が無知なだけw
>新しい褌、日記に遺書めいた言葉、遺髪が残されていた。だから謀略だ。

日記が残ってるのは謀略でも何でもない、という証拠。
戦死すれば遺品は軍事機密有無のチェックを受けた後、遺族に渡されるからである。
当時の上海の状況は一触即発状態にあり、偵察に行くことが危険を伴うことは承知。
だから日記などで家族への別れを告げておいた。これは戦地ではよくあることで、多くの
戦争手記にもそういう記述は当たり前のように見られる。


450 :名無し三等兵:2016/08/28(日) 22:10:39.22
>>445
捕捉すると、
虹橋飛行場は中国側の軍事専用飛行場であり、上海の死命を制する重要な位置にある。
ここに存在する中国空軍の動きを知ることが極めて重要だったから大山中尉らは偵察に行っていた。
中国側の記述では日本側は数日前から偵察に来ていた、ということである。

495 :名無し三等兵:2016/09/29(木) 00:30:07.21
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496 :名無し三等兵:2016/09/29(木) 00:31:18.65
 
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      土足劣等兵

497 :名無し三等兵:2016/09/29(木) 18:14:02.89
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     し. :.: .     ー = '     リ    何一つ根拠も証明も出せないじゃないか。
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .   いつになったら出すんだ?
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牟田口廉也 閣下 

498 :名無し三等兵:2016/09/29(木) 18:43:17.03
 
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ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ ウソしか言えんのです
     土足劣等兵

499 :名無し三等兵:2016/09/30(金) 12:58:03.35
マスメディアは起きている事ではなく起きてほしいことを報道します。

500 :名無し三等兵:2016/10/01(土) 22:28:29.85
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     し. :.: .     ー = '     リ    その後どうだ?根拠の一つも出せるようになったか?
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .   さっさとせい!
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牟田口廉也 閣下 

501 :名無し三等兵:2016/10/01(土) 22:30:20.56
 
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    土足劣等兵

502 :名無し三等兵:2016/10/02(日) 10:40:40.23
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     し. :.: .     ー = '     リ    その後どうだ?根拠の一つも出せるようになったのか?
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牟田口廉也 閣下 

503 :名無し三等兵:2016/10/02(日) 10:41:51.31
 
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   バカ土足劣等兵

504 :名無し三等兵:2016/10/06(木) 05:02:39.88
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   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 土足 貴様はキチ○イなんだから病院に行け。
     し. :.: .     ー = '     リ    わかったか?
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牟田口廉也 閣下 

505 :名無し三等兵:2016/10/06(木) 05:05:28.22
 
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 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
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ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  キンタマないであります   
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   バカ土足劣等兵

506 :名無し三等兵:2016/10/06(木) 23:59:23.90
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   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい バカ土足 貴様はキチ○イなんだから病院に行け。
     し. :.: .     ー = '     リ    わかったか?
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
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牟田口廉也 閣下 
 
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ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  キンタマないであります   
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ 
  大バカ土足劣等兵

507 :名無し三等兵:2016/10/07(金) 00:02:57.44
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい バカ土足 貴様はアホなんだから帰れ。
     し. :.: .     ー = '     リ    わかったか?
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
牟田口廉也 閣下 
 
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  は はい すんません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  アホであります   
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ 
  大バカ土足劣等兵

508 :名無し三等兵:2016/10/07(金) 22:32:46.05
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 大バカ土足 貴様はアホなんだから消えろ。
     し. :.: .     ー = '     リ    わかったか?
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′
       牟田口廉也 閣下 
 
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  は はい すんません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  あたくしは大バカでキチガイあります   
ξξξ\;;__,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,)ξξ 
  大バカ土足劣等兵

509 :名無し三等兵:2016/10/08(土) 09:47:07.07
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
      /             ヽ
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    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 大バカ土足 貴様は頭が足りないんだから消えろ。
     し. :.: .     ー = '     リ    わかったか?
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′

       牟田口廉也 閣下 
 
     .ξξξξξξξ   
  ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
 ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;) 
ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ  は はい すんません
ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ  あたくしは頭が足りないのであります   
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  大バカ土足劣等兵

510 :名無し三等兵:2016/10/09(日) 13:30:49.59
            .ξξξξξξξ   
         ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
        ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;)         
       ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ
       ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ     
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         /.:.:.:`ヽ  . / :. :..:.L _ _
      _.. イ.:::/\. :.`YY´. /l.:.:/.: .: .: .: .:`ヽ
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            大バカ土足劣等兵殿御真影

511 :名無し三等兵:2016/10/09(日) 13:35:11.43
         .  -── ..、
       , ´   ´  ̄ ̄`丶、
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      .′  ....        .:.:;
     i .:.   ,r‐=::,       i
    __ .!.: .:  _ィェェュ   斤zz‐ ミ !
   「 ヽ .: .   ー ´ .:. `; `'ー'= !
    い .:. :     ,.::;  i    i }  おい 大バカ土足 貴様は頭があかしいんだからな。
     し. :.: .     ー = '     リ    すぐ病院にいくんだぞ。わかったか?
     `i .:.`,   ,,..ィィィ笠ik,,   .
      ',.:.ヽ    ´二~~ニ`  .′
     ,ハ`ヽ          ,.′

       牟田口廉也 閣下 

            .ξξξξξξξ   
         ξξ l  ; ., ; ; ,,;ヽ   
        ξξ|ミ/;, ,,ー◎◎― ;)        はい。すぐ精神病院に行きますであります。 
       ξξ(6; ;,, ; ,; ,(。。);, ,;;;;)ξ
       ξξξ|/, ;∴; ノ; .;;3; ;ノ; 丿ξ     
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         大バカ土足劣等兵殿御真影

512 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 00:06:43.82
@「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

  抗日全軍将兵同志諸士!
 今次の蘆溝橋事件に際し、日本軍は卑劣極まる欺瞞的
手段によつて我が天津及び北平を占拠し、我が同胞民衆
を殺害したが、我が国にとつてこれ以上の大なる恥辱は
ない。これを思ふ毎に、余は実に痛心限りなきものがある
のである。
  満洲事変以来、吾等は忍耐に忍耐を重ね退譲に次ぐに
退譲を以てしたが、日本は益々凶暴圧迫を恣にしてその
止まるところを知らない。かくて吾等は忍ぶに忍び得ず
退くに退き得ない事態に陥り、全国一致決起して日本と
死活の勝負を決するの已むなきに至つた。しかも吾等軍
人は平素より全国同胞の膏血による給養を受けてゐる。
吾等はこの秋に当り、如何に勇奮力闘して保民保国の重
責を果すべきであるか?
 余は全国を統帥し、国家の存亡、将兵の生死に対して
全責任を負ふべき地位に在るが故に、自己の心力を竭し
て最後の勝利を獲得しなければならないのである。
 余は常に「戦へば必ず勝たねばならない」と言つて来
た。我が全将兵は一心一徳、命令に服従すれば即ち足
る。その結果は必ず日本軍を撃破し、我が国辱を雪ぐこ
とが出来るのである。
 今直ちに日本に対する決死の抗戦を開始せんとするに
当り、最も重要なる五つの事項を示して玄に全将兵の注
意を喚起せんとする次第である。

513 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 00:07:28.09
A「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

一、飽くまでも犠牲たるの決心を堅持すべし。
  諸士は日本が予てより機に乗じて功をとるの方法を
 利用し、我が領土を相次いで奪取し来つたことを知つ
 てゐるであらう。従つて日本軍に対して相当の打撃を
 与へない限り、その侵略を停止させることは出来ない
 のである。而して今吾等が挙国一致日本に向つて抗戦
 すれば、日本もまた体面上必ずや全力を傾けて戦ふで
 あらう。故に、戦争が勃発しなければ即ち己むも、一
 度戦争が始まればそれは必然的に長期戦となり、日本
 が弊れなければ即ち我国が亡びるであらう。従つて吾
 等軍人は必ず心を同ふし、力を合せ、死を決して戦に
 赴き、民衆は心を一にして飽くまでも日本に抵抗しな
 ければならないのである。
  諸士は銘記しなければならない ― 戦争の勝敗は一
 にかゝつて戦ふ者の精神にあり、我が彼を恐れなけれ
 ば彼は必ず我々を恐れ、また相手を恐れるものは必ず
 敗れ、相手を恐れないものは必ず勝つといふことを。
  吾等の銃砲は日本のそれに劣ると雖も、吾等は飽く
 までも犠牲の精神を堅持してゐさへすれば足りる。忠
 勇にして恐れざるの革命精神を以て前進突撃すれば、
 日本が必ず敗れることは毫も疑ひのないところであ
 る。何故ならば、日本の軍隊は機に乗じて功をとり得る
 のみで、真の犠牲を欲してはゐないが故である。

514 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 00:08:20.31
B「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

ニ、最後の勝利が我に帰することを信ずべし。
  日本軍は我が領土に於て作戦するが故に、至る処に
 於て地理に通じない。しかも各地の民衆は凡て我が同
 胞であつて日本の仇敵である。従つて日本の軍事行動
 は至る処に於て殆んど進展し得ず、その結果日本の将
 兵は死を恐れて犠牲を拒むに至るであらう。茲に於て
 日本軍の行動は緩慢となり、敢て迅速なる進撃を行は
 ず、僅かに飛行機及び大砲によつてのみ吾等に猛撃爆
 破を加へ、吾等を威嚇して後退せしめんとし、真の戦
 闘はこれを回避するであらう。故に我軍は死を誓ひ、
 死を決して頑強に抵抗し、苦を恐れず、難を怖れず、
 死を怖れず、落着いて照準を定め、弾丸を愛惜し、持
 久死守しさへすれば、日本軍の実力は消耗し、遂には
 必ず我軍の勝利となること瞭かである。従つて我軍の
 将兵は戦に臨んで決して周章狼狽してはならない。た
 とひ一時は挫折することはあつても、日本軍の犠牲を
 肯んぜず敢て急進しない上いふ弱点を利用し、従容と
 して戦闘力を補給し、奮闘を継続しさへすれば、最後
 の勝利は必ず我軍の手に帰することは疑問の余地さへ
 ないところである。

515 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 00:09:02.48
C「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

三、智能を活用して自ら抗戦すべし。
  作戦に関しては最高統帥部より指示を与へ、各部隊
 所管事項に関しては必ず各部隊の各級指揮官が自ら詳
 細に研究し、以て本部の手の及ばないところを補ふこ
 とになつてゐる。例へば地形、敵情、我軍の状況、便
 衣隊の配置、諜報者の使用、激戦による補給断絶に対
 する応急措置、交通阻礙による命令中断に対する臨機
 の措置等は、凡て各部隊の指揮官が積極的に智能を活
 用して決定すべきものである。なほ上は軍長、師長、
 旅長より下は営長、排長に至るまで、一貫して斉しく
 堅守すべきことは各自の責任と本分とである。

516 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 00:09:41.57
D「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

四、軍民一致団結して親愛誠実を致すべし。
  如何なる戦争も民衆の支持を得て初めて勝利を得る
 のであるが、今回の抗日戦に於ては特に全国各地全民
 衆の力を動員して敵と決戦すべきである。
  しかし民衆と軍隊との協力一致、相互扶助を望むな
 らば、先づ民衆に対して親愛誠実の情を示し、以て民
 衆の信頼と尊敬とを獲得しなければならない。これあ
 つてこそ初めて軍民一如の目的を達することが出来る
 のである。而して民衆に対して親愛誠実の情を表示す
 るには常に同情の念を以て彼等に接し、彼等をして過
 度に疲労せしめず、怨嗟を生ぜしめず、遭難の老幼婦
 女を見れば必ず力を尽してこれを援助し、自己の肉身
 と同様にこれを遇すベきである。戦闘区域及びその附
 近の民衆に対しては、特に祖国が今や危急存亡の岐路
 に立つてゐることを告げ、凡そ中華民国の同胞たるも
 のは斉しく結束奮起して殺敵救国の大義に赴くべきこ
 とを理解せしむることが肝要である。また随時随所に
 民衆を援助し、民衆を教導し、民衆を救護し、親愛誠
 実の情を示して彼等と辛苦を共にしなければならな
 い。かくの如く軍民団結すれば民衆も自ら楽んで軍隊
 を支持し、売国的間諜は勢ひ発生せず、敵は遂に敗北
 すること瞭かである。

517 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 00:10:43.19
E「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

五、陣地を堅守し進撃するとも退却すべからず。
  我が革命軍の精神は、前進するとも絶対に退却せず
 といふ点にある。我が革命軍の成功も亦前進あるのみ
 で退却しないといふところにある。従つてもし退却す
 るものがあれば、連座法によつてこれを処断すべきで
 ある。過去の作戦もかくの如くであつたが、今次の日
 本に対する作戦に於ても亦連座法の実施を必要とす
 る。何故ならば、連座法を実施することによつて勇敢
 なるものは安堵し、死を恐れるものは退却せんとして
 も退却することが出来ず、かくて初めて最後の勝利を
 獲得し得るが故である。
  日本軍はその強大な武器をもつて猛爆進攻するであ
 らう。しかしもし我が軍が山の如く屹立し、陣地を堅
 守し、進撃あるのみで退却を知らず、敵の接近を俟つ
 て突撃肉薄すれば、日本軍が如何に飛行機、大砲を有
 するもこれを使用するに途なく、我が軍は持久戦線に
 於て必ず最後の勝利を得るのである。これに反して、
 もし指揮者の命に従はず、恣に自ら退却して個人的に
 連座法の処罰を受けるのみならず、更に部隊の士気を
 動揺せしめ、害を国家に及ぼすが如きことがあれば、
 これは狼を曳ひて室に入るの危険を敢てするものであ
 り、また兇漢の悪事を援助する売国奴となることである。

518 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 00:11:42.68
F「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

   もし各陣地に於て、本委員長の命を俟たず、擅に
 後退するものがあれば、その何人たるを問はず一斉に
 これを売国罪として極刑に処すべきであつて、毫も容
 赦してはならない。吾等は何時かは必ず死ぬものであ
 るが、その死をして意義あらしめなければならない。
 死は光栄である。苟も自ら恣に退却して軍法の制裁を
 受け、死刑に処せられるが如きことあれば汚名を万年
 の後に遺すものである。これに反して日本軍に対する
 応戦の犠牲となるならば、それは芳名を百世に遺すも
 のである。
  中央政府は拠点固守奨励の弁法を定め、能く拠点を
 固守し敵の攻撃に対しても退却しなかつたものは即刻
 三級を昇進せしめ、三代に亙つて栄位を贈り、その余
 栄を子孫に及ぼさんとするものである。故に諸士は努
 めて陣地を堅守し、攻撃あるのみで退却することな
 く、国家のために光栄を増し、自己のために栄誉を保
 つべきである。これに反してもし恣に退却を敢てする
 ものがあれば、中央政府は必ずこれを売国間諜の罪名
 に於て処罰し、これを極刑に処するに何等の容赦も許
 さないであらう。

519 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 00:12:44.21
G「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

 以上は日本勢力の駆逐並に中華民族復興のための最も
重要なる五つの項目であるが、今後なほ重要なる事項が
生ずれば更めてこれを指示するであらう。
 諸士は満洲事変によつて吾等が東北四省を失ひ、爾来
民衆は苦悩を受け国家は領土を喪失し来つたことを忘れ
てはならない。吾等は一時一刻たりともこの大なる恥辱
を忘れてはならないのである。
 最近数年来、吾等は忍耐に忍耐を重ね、無抵抗の態度
をつゞけて来たが、これは果して何のためであつたか?
 国内の安定を図り、統一を達成し、国力を充実し、最後
の関頭に臨んでは即ち抗戦し、雪辱せんがためであつた
のである。
 今や既に平和の望みは絶えた。この時に当り、吾等と
しては徹底的な対日抗戦あるのみである。故に吾等は挙
国一致、犠牲を惜まず日本と決戦すべきである。我が国
民は黄帝の革命的子孫たることを自覚し、死を決して難
に赴き、報国の途をはかり、以て孫総理及び先烈の犠牲
に対して報ゆるの覚悟がなければならない。吾等は数千
年来祖先の遺留したまへる光栄ある歴史と版図とを維持
し、吾等の父母、師父、先輩の吾等に与へた深厚なる教
誨と扶養との恩に報い、以て吾等の子孫に対して恥づる
が如きことのなきやう心がくべきである。
 抗日全軍の将兵諸士! 時機は既に到来した! 吾等
国民は心を一にして殺賊に努力し、攻撃あるのみで退却
することなく、万悪の日本軍を駆逐し、以て我が中華民
族の復興を図らうではないか! 

520 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 10:35:58.88
一、大山事件直前の上海状勢
1、北支に於ける日支軍事行動の進捗に伴ひ中、南支方面情勢漸く険悪の兆しあり。
上海に於ても支那軍漸次増強せられ、8月初旬同地方支那兵力は、保安隊3500、
憲兵1500、警察隊(装備は軍隊と同しきもの)5000あり。
又、京滬沿線に王敬久87師(停戦区域に接近)、宋希濂36師、孫元良88師 滬杭沿線に
李松山55 劉尚志56 阮肇昌57の3個師及1独立旅、1独立砲兵団(以上何れも中央軍)
駐屯せるが上海を中心とする正規軍は全部にて10個師に増強する予定にて漸次集結中
の由伝えられたり。

2、上海に於ける抗日団体たる各界抗敵後援会及文化会救亡協会等の社団体は前線兵士慰問隊の組織、
抗日義捐金の募集等を決議し蒋介石に対し激励電を発し又私貨不売買委員会、中華国貨維持会等は
私貨の不売買、廃銅、鉄屑の輸出防止を決議し尚又学生等は従軍を志願する等抗日気勢を挙げたるか
8月に入り閘北方面に於ては内密に保安隊の集結を行ひ防備施設を施し連夜演習を挙行し居るやにて
之か為上海に於ても日支衝突の危機刻々切迫せりとし各種流言蜚語乱れ飛ひ閘北及東部地域より租界
内への支那人避難者昼夜絡繹として虹口一帯は上海事変以来の混雑にして8月初旬の租界逃入者5万を
突破する状態にして右は在留邦人殊に租界外居住者に対し少なからさる不安を与えたる折柄5日夜半よ
り7日早朝に亘り保安隊は北部体育路方面に於て殊更日本部落(日本人倶楽部付属園附所)を目標に襲撃
演習を挙行せる趣にて同地域邦人は通州事件を連想して恐怖に戦き婦女子を床下又は醸造用大樽の中に
匿し万一に備ふる等非常の衝撃を与えたる事件発生し避難方に付上海総領事館の指揮を懇請し来たれり
・・・

521 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 10:37:23.02
北支事変勃発後、中南支方面の情勢逐日悪化し、上海付近に於ては日支経済関係
断絶の状態に陥り、保安隊に擬装せる中央軍は上海停戦協定を蹂躙して同地帯内に
進入し陣地を構築す 叙上の情勢に鑑み揚子江沿岸在留邦人は8月9日迄に上海に
引揚を了る。
8月9日大山事件起きるや第三艦隊長官長谷川清中将は
南京政府に対し、停戦協定地域内の支那軍の撤退及防禦施設の撤収を要求す。
然るに支那側は之に応ぜさるのみならず、11日夜以来停戦協定を無視し、公然
軍隊を上海付近に集中。
翌12日に於ける集中兵力は中央直系軍約3万其の他の軍約2万に達す。
上海に於ける我が海軍特別陸戦隊の兵力は事変直前約3千にして、其の後逐次
増加せられしも8月12日頃に於て尚約4千に過ぎず。海軍特別陸戦隊は右の如き
事態に鑑み、12日夜応急警備に就き、警備区域は東部協同租界全域に至る。
而して蘇州河以西の共同租界は英米の主権下に在りて日支両軍共之に進入するを許さず。
13日八字橋付近に於て支那正規軍と衝突し、茲に戦闘状態惹起するに至る。

522 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 10:38:51.74
「抗日支那の研究」長野朗著1937年11月坂上書院刊
(排日運動の経済的ボイコットは満州事変以前を第一期、満州事変勃発時を第二期とし)
北支問題が起こるや、排日は第三期に入り抗日となった。日貨排斥に変わり、対日宣戦の叫びが
到る所に挙がった。昭和10年の暮れごろから11年に入って支那人の対日空気は北から南に到る
まで、一般的に非常に悪化した、・・・支那人は次のように言う。「今、吾人に残された問題は一つ
である。それはいつ日本と戦うかということである」と。
彼らは民衆に向かって、支那は日本と戦っても負けないという宣伝をやった。かくて支那全土に漲
るものは抗日救国の空気である。この奔騰の勢いの前に如何なるものも抵抗できない。右翼から
左翼まで欧米派も連ソ派も学生も労働者も商人も、南方派も北方派もすべて抗日一色である。
識者も民衆も内戦を嫌うが、然し彼らの最も平和的な者も、日本となら戦うと言っている。昭和10年
末からの学生運動は中国全土に蔓延し、今や全く共産党系に牛耳られ、最近全国的組織を完成し
全国的抗日宣伝に努力すると共に学内では非常時教育計画により極端な軍事教育が行われ、中
等学校では軍事教練、大学専門学校ではそれぞれ専門に応じた軍事研究を行なった。
少年団も出来た。学生は農村及び労働者の間に義勇軍の編成を企てた。
抗日の空気が中国全土に漲ると共に、蒋介石の対日戦備は着々として進められ、230万人の常備
軍を擁するまでになり、殊に空軍の拡張に全力を注ぎ、杭州 、洛陽等に飛行学校を設け、アメリカ、
イタリア等から続々と飛行機を購入し、その数1千台に達し、軽重爆撃機数百台を備えるに至った。
国内防備計画も積極化し、北支那では北平、天津方面の宋哲元軍が第一線にあり、山西軍8万、
山東軍10万、及び平漢線の満福麟軍、南震軍がその後詰となり、保定、滄州に堅固な陣地を設け
た。また黄河南岸の隴海線一帯を第ニ線とし、ここに中央軍を配し堅固な陣地が設けられた。
また中支方面では東方に対し海岸線を第一線とし、海州、上海、杭州が固められ、南京の防備が完
備された。また武漢を第二線とし、四川を第三線とし、ここに蒋介石は最後の拠点とし成都を中心に、
盛んに四川の経営をやった。こうした抗日の空気の中から種々の事件が突発し、大勢は日支衝突の
一路に向かって進み、最早人力では如何ともすべからざる

523 :名無し三等兵:2016/10/10(月) 10:41:21.14
●蒋介石は既に昭和11年春に2中全会に於て、次のように日本に妥協しない決意を述べていた。

「支那は一体どこまで忍耐すべきであるか」との問いに対して、蒋介石は、
「和平の限度は北支を指すのである。北支は満州と違って支那民族の生存の為の血であり、
肉である。従って北支における主権保持と行政完整の根本原則が侵害される場合こそ、
断乎最後犠牲の決心を発動すべきである。しかも最後犠牲の決心を発動したる場合は、
もはや最後まで妥協はあり得ない。妥協を計ることは、即ち屈服に外ならず、屈服は吾人の
絶対に甘受し得ないところである。」

●蒋介石は昭和11年以前から「中国存亡の鍵を握るのが空軍である」として最重要視していた。

杭州航空学校卒業式後蒋介石の訓話 昭和11年10月14日
教官職員父兄への訓話要旨
日本は過去に於て満州を略奪し華北に進出し来りたるも吾国の応付準備なかりし為、
殊に空軍の建設なかりし為、忍ぶべからざるを忍び今日に至りたるが、此次更に無
理なる要求をなし今や大勢は開戦の止むなき段階に到達せり。
此秋に於て屈服せば中国は唯亡国の一日あるのみ。勝敗の決は実に空軍同志の決意
如何にあり。若し300名の空軍同志が決死の覚悟を以て日本軍、日本軍艦或は日
本国内の重要都市を襲撃せば敵に莫大なる損害を与え勝敗を左右するに至るべし。
中国は現在危急存亡の時にして救亡は只空軍の活動如何にあり。空軍同志の父兄た
る諸君は中国安危を眼前にして各々吾子弟をして後顧の憂を抱かしめざるよう安心
を与え勇躍国難に赴かしめられん事を望む。若し不幸にして戦死することあれば国
家は其の遺族に対する撫恤は十分に支給する用意あり。・・・

524 :名無し三等兵:2016/10/12(水) 22:29:46.63
○昭和11年6月 上海各界救国連合会が赴京請願団を南京に派遣した時の宣言より抜粋
我らは無限の悲憤血涙を以て、最後の犠牲的決意を抱き、ここに政府に向かって我等の要求を提出する。
「直ちに対日宣戦を布告せよ!」と。
我等の敵日本帝国主義は我が民族に商工両方面より打撃を加え更に河北増兵によって我等の河北を第二の
東北と化せしめんとしている。吾等なお抵抗せずんば全国の同胞はただ亡国奴と化せんのみ。現在、河北
の将士は敵人の圧迫下にあって、反抗の準備を整え、西南の14集団軍はすでに正式に抗日戦線へと出発
した。全国民衆の熱血は遂に沸騰の頂点に達したのだ。・・・
我等は西南の抗日部隊に対して速やかに北上の便宜を与えんことを要求す・・・
(この当時蒋介石は綏遠事件で内蒙古軍を破り有利な体勢にあり、共産軍壊滅を計画中だった)

○昭和12年7月8日、中国共産党中央委員会は全国に抗戦を呼びかける次の宣言を発した。
・・全国の同胞諸君、北平、天津が危ない。華北が危ない。中華民国が危ない。
我々の活路は全民族による抗戦の実行以外にはない。
我々は、進攻してきた日本軍にただちに断固抵抗するとともに、
新たな大事変にただちに対処する準備をするよう要求する。
全国のすべての者が、上下の別なく、日本侵略者と和睦して一時の安泰を求めるような
いかなる考えも捨て去るべきである。・・・
我々は南京の中央政府に次のことを要求する。
第29軍を確実に援助すること。
また、ただちに全国民衆の愛国運動(抗日運動)の禁止を解除し、民衆の抗戦意識を高めること。
応戦準備のため、ただちに全国の陸海空軍を動員すること、
後方を固めるため、ただちに中国国内に潜んでいる民族裏切り者や
売国奴および日本侵略者のスパイを一掃することである。
我々は、全国人民に、全力をあげて神聖な抗日自衛戦争を援助するよう要求する。
我々のスローガンは次の通りである。
北平、天津を武力で防衛しよう。国土防衛の為、最後の血の一滴まで捧げよう。
全中国の人民、政府、軍隊は団結して、民族統一戦線の強固な長城を築き、
日本侵略者の侵略に抵抗しよう。
国共両党は親密に協力し、日本侵略者の新たな侵攻に抵抗しよう。
日本侵略者を中国から駆逐しよう。

525 :名無し三等兵:2016/10/12(水) 22:33:34.43
「最後の関頭」 蒋介石
・・・・・・
犠牲のニ字は厳酷である。
吾人は自分自身を犠牲にするのみならず、全国の同胞をも一斉に犠牲に赴かしめんとするものであ
る。我国は弱国であり吾人は弱国の民であるが故に、吾人の謂うところの抵抗とは他の内容を持つ
ものではなく、その内容としてはただ犠牲あるのみである。吾人は一個のの人間、一塊の土をも悉
く灰燼に帰せしめ、敵をして何物も得ざらしめんとするものである。これはまさしく厳酷であるが、
もしそうしなければ更に一層厳酷なるものが続いて起こるであろう。換言すれば、吾人がもし犠牲
にならなければ傀儡になるまでである。中国歴史上に於いて他民族の侵略を受けて半ば滅亡したこ
と数回、完全に滅亡したこと二回に及んでいるが、これによって侵略者は我が4億の民を殺し尽く
し四百萬方里の領土を毀ち尽くしたのではなく、幾人かの熱血児の死んだ後に、熱血なき大多数の
者がその身と土地とを合わせて侵略者に献上し、以て自己の富貴の基礎を作らんとした為に、侵略
者は極めて容易に我大多数の民衆と全領土とをその掌中に収めることが出来たのである。
吾人は今日に於ても依然として傀儡たらんとするか?

526 :名無し三等兵:2016/10/12(水) 22:34:15.54
A「最後の関頭」 蒋介石
もし傀儡とならないならば、ただ犠牲あるのみである。我国は弱国であり吾人は弱国の民である。
従って他国を打倒することは或いは不可能であるかも知れないが、自分自身を犠牲にすることは如
何に弱国の民と雖もなし得ない道理はないであろう。もしそれが出来ないというならば、それは為
さないのであって出来ないのではない。所謂為さずとは犠牲の決心を持たず、ただ傀儡たるの決心
をのみ持っていることである。吾人は自ら傀儡たることを願わず、自分自身を犠牲にするのみなら
ず、自分が犠牲になった後に自分の同胞が傀儡たることを願わないが故に同胞を統制して一斉に犠
牲たらしめて一個の傀儡の種子をも留めないことを欲するものである。都市たると寒村たるに論な
く、吾人は一切の人と土地とを悉く灰燼に帰せしめなければならない。吾人は敵の進出を阻止する
ことは不可能であっても、敵をして進出の後に一も得るところなからしめることは出来るのである。
吾人が数年来熟慮深考して団結を講じ、組織を講じ、訓練を講じて来たのは、最後の関頭に全国家
、全民族の精神的力量を発動し、年来築き来った物質的建設を駆使し、以て侵略に対する抵抗を鞏
化せんがためであった。所謂抵抗とは全国家、全民族をして侵略に抵抗して犠牲たらしむることで
ある。天下既に弱者なければ、天下また強者もない。かくて吾人の犠牲は完了し、吾人の抵抗の目
的もまた達せられる。吾人は高らかに「最後の関頭」の一句を叫び、更に高らかに「犠牲」の一句
を叫ぶものである。

527 :名無し三等兵:2016/10/12(水) 22:35:55.01
陸軍は支那各地に諜報員を配置していていろんな情報を盗っていた。
・在支大使館付陸軍武官が昭和12年3月現在の中国側の航空兵力をが調査している。
昭和12年3月現在で計788機(偵察機178、戦闘機155、爆撃機225、練習機150、其の他80)

・昭和12年6月には、日本側諜報員により、支那空軍の編成と配置がすでに判明していた。
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昭和12年7月16日に支那空軍機が上海及び呉淞沖の艦船と陸戦隊本部に延べ25機(日本側判断で空襲。
以後も、小規模の敵編隊が艦艇や陸上基地に投弾してきた。

7月11日の派兵決定の日に現地では、中国側が日本の要求をすべて承認するという形で決着をみた。
したがって五相会議の申し合わせによって派兵を見送るべしということに一度はなった。
しかし、7月17日になって陸軍は態度を一変させた。派兵続行。
7月30日〜8月14日に陸軍が占領した北支5省(河北、山東、山西、チャハル、綏遠)に親日政権
を作り、第二の満州国にする為に中国側に強硬な和平条件を出した。

528 :名無し三等兵:2016/10/12(水) 22:36:40.63
大本営陸軍部編纂の「支那事変概史」による事変勃発時の日支戦力  
一、支那戦備の概況
満州事変以来国民政府は抗日を目標に国防の充実に勉めありしが昭和9年江西省の共産軍
討伐に成功するや爾後特に対日戦備に重点を置き、同年招聘せる多数の独逸軍事顧問の指
導と新式武器の購入とに依り軍隊の近代化を図ると共に尨大なる対日国防計画を樹立し概ね
予期の如く具現実行中。未だ其の完成を見るに至らずして事変に際会せり。・・・
蒋介石の支那統一工作の進展に伴ひ軍隊亦逐次其の素質を向上し、事変前に於ては其の能力
著しく良化するに至れり。支那正規軍の兵力は約200万。中央軍は支那陸軍の核心を為し、直系、
傍系の別あり。前者は蒋介石の腹心を核心とせるものにして優秀なる部隊多く、後者は旧軍閥時
代に於ける私兵的観念除去せられず精鋭の度直系軍に遜る(へりくだる)を免れず。
空軍、
昭和7年上海事件当時中央所属の空軍は、陸上7隊、水上7隊にして飛行機約100機に過ぎず、
事変中遠く逃避して覆滅を免れたるものなり。同事件後蒋介石は空軍の刷新を企図し、諸外国の
援助の下に之が拡張を行なへり。即ち米国等との提携の下に航空三年計画を樹立し、先ず陸上7隊
を改編して3隊と為せり。昭和11年西南事件解決し広東空軍を改編せし結果、空軍9大隊、独立7中
隊を有し、其の主力を南昌に、其の他を各地(西安、大原、除州、蚌埠、句容、広徳、漢口、広東、
龍州、成都、混明、汕頭、南寧、)に分置し、航空学校4校を杭州、中央航空学校を洛陽に、広東、
龍州に分校を設立して空中勤務者の養成に勉めたり。事変前操縦士750名にして毎年350名を補充す。
事変直前に於ける飛行機数及実用機数(括弧内)左表の如し。
戦闘機212(45〜70)、爆撃機257(50〜60)、偵察機251(60〜80)、計720機(155〜210)
支那は自国内に飛行機製作機関を有せず総て外国より輸入しあり。
支那に於ける外国の飛行機組み立て工場及其の能力左の如し。
・米国 中央杭州飛行機製造廠(杭州) 1ヵ年飛行機約60台の骨組み製作
・米国 カーチスライト飛行機製作所(広東)1ヶ月飛行機約4台の骨組み製作
・伊太利 南昌航空工廠(南昌)1ヶ月飛行機約10台の骨組み製作 
支那は空軍の拡充に伴ひ飛行機の補修、新設に勉めたり。

529 :名無し三等兵:2016/10/12(水) 22:37:39.58
陸軍パンフレット事件
「戦いは創造の父、文化の母である」。こうした書き出しで始まる「陸軍パンフレット」が
新聞で大きく報道され、衝撃を与えたのは1934(昭和9)年10月2日のことである。
この陸軍パンフレットの正式名称は陸軍省新聞班発行の『国防の本義と其強化の提唱』で、
計60万部が刊行された。こうしたパンフレットはこれが初めてではなかった。
1931(昭和6)年9月の満州事変以来、陸軍省は事変の正当性を主張するため、
広く国民に宣伝する各種パンフレットを次々に刊行した。
1931年には18種だったパンフは翌32年には一挙に37種と倍増、
33年にも33種にのぼり、いかに軍部が国民啓蒙に力を入れていたかがわかる。
陸パン(陸軍パンフレットの略)が発行される前の同年3月には「祖国の国際的立場」を刊行、
このなかで「国際的危機の切迫」を訴えた。陸パンがなぜ大きな反響をまき起こしたのか?
それは軍部が初めて思想、経済問題にまで踏み込み、公然と政治への介入を表明したためであった。
陸軍は着々と準備しており、この陸パンを発表して、世間の反応をうかがいながら、
政府へ圧力を加えようと企図していたのである。明らかに軍部の露骨な政治関与であった。


 「陸軍省新聞班の設立とその活動 : 大正期日本陸軍の言論政策」 著者:小野晋史

530 :名無し三等兵:2016/10/12(水) 22:38:56.35
日本軍による華北分離工作の開始
満州国における共産系抗日運動に手を焼いた関東軍(および支那駐屯軍)は、1933(昭和8)年5月の土肥原賢二・秦徳順協

定(塘沽(タンクー)協定)締結以後、華北5省(河北・察爾・綏遠・山西・山東)に緩衝地帯をつくるべく、防共を掲げて傀儡政権

樹立の工作を行なった。綿花、とりわけ山西省の豊富な石炭や鉄鋼の資源や人口が多かったこともあって、華北を日本の経済

ブロックにとり込むことをねらった その足がかりとなったのが、塘沽停戦協定で非武装地帯に設定された河北省東部である。

1935(昭和10)年5月29日、関東軍は、華北5省を国民政府の支配から切り離す華北分離工作を企図する。そこで、支那駐屯

軍(司令官:梅津美治郎)は、東北抗日義勇軍が河北省東部の非武装地帯に入ったことや、孫永勤軍の停戦地域での活動、

天津日本租界での親日中国人暗殺事件など大小50余りの排日・事件が続発したのを利用して塘沽協定違反だとして、河北省

全域からの国民党軍の撤退とその非武装地帯化を要求し、1935(昭和10)年6月10日、梅津・何応欽協定を結ばせて河北省か

ら国民党軍を撤退させた。

531 :名無し三等兵:2016/10/13(木) 16:01:10.63
「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石
略・・
諸士は満洲事変によつて吾等が東北四省を失ひ、爾来民衆は苦悩を受け国家は領土を喪失し来つ
たことを忘れてはならない。吾等は一時一刻たりともこの大なる恥辱を忘れてはならないのである。
最近数年来、吾等は忍耐に忍耐を重ね、無抵抗の態度をつゞけて来たが、これは果して何のためで
あつたか?国内の安定を図り、統一を達成し、国力を充実し、最後の関頭に臨んでは即ち抗戦し、
雪辱せんがためであつたのである。 今や既に平和の望みは絶えた。この時に当り、吾等としては
徹底的な対日抗戦あるのみである。故に吾等は挙国一致、犠牲を惜まず日本と決戦すべきである。
我が国民は黄帝の革命的子孫たることを自覚し、死を決して難に赴き、報国の途をはかり、以て孫
総理及び先烈の犠牲に対して報ゆるの覚悟がなければならない。吾等は数千年来祖先の遺留した
まへる光栄ある歴史と版図とを維持し、吾等の父母、師父、先輩の吾等に与へた深厚なる教誨と扶
養との恩に報い、以て吾等の子孫に対して恥づるが如きことのなきやう心がくべきである。

抗日全軍の将兵諸士! 時機は既に到来した! 
吾等国民は心を一にして殺賊に努力し、攻撃あるのみで退却することなく、万悪の日本軍を駆逐し、
以て我が中華民族の復興を図らうではないか! 

532 :名無し三等兵:2016/10/13(木) 16:01:44.13
支那の航空軍備
昭和10年後期以後日支関係悪化の一路を辿るに至って、列国の対支進出は段々と活発化し、
昭和11年に入りその規模も段々と大きくなった。航空関係に於ける列国の対支進出はその中で
も一番際立ったものであって、この為支那の航空勢力は軍事、民間共に異常な発展を示したが、
中でも、米伊両国の援助が多大なものであった。しかし伊は「エチオピヤ」戦争の勃発により一時
対支援助から手を引いたので、その後は米国の独壇場の観を呈した。これ等の援助は自国飛行
機の対支輸出、顧問、職員の派遣等に依って自国航空勢力の伸張を策したが、就中、米国は杭州、
韶関両飛行機廠の設立に関与し、又、伊国は南昌飛行機廠建設、洛陽航空学校設立等に関与した。
「ドイツ」の進出は表面目立たなかったが技術的方面には相当の勢力を扶植し、重慶及雲南には航
空飛行機廠の設立が伝えられ、南京防空○○の如きは殆ど独案を以て固められている実情であった。
これ等外国の援助で建設し始められた空軍は最初は地方的軍閥の手に握られたものもあり、全国的
に統一がなかったのであるが、中央政府は全国空軍の統一に努力した。結果、昭和11年7月広東空
軍の全部が中央空軍の手に接収されるに及んで漸く空軍統一の目的を完成し支那空軍として勢力を
増大し得たのであった。その頃支那全国に勃興した航空救国運動或は昭和11年の蒋介石誕辰50年
祝典献機運動に依る新鋭機の購入等があって空軍機構に大拡張が行はれ、昭和11年7月、14箇中
隊に過ぎなかったものが、同年末に於ては一躍31箇中隊に増○せられていた。しかし支那自身として
は飛行機製造の力なく外国より部分品を購入して組立て行う程度で飛行機は米伊仏三国のものがその
大部を占めていた。航空○は最初、米伊両国より招聘する職員に依って行はれていたが、段々に支那
人自身の職員の数を増しているが、機械、器材の職員は専ら外人職員に依存していた。航空学校は抗
州、洛陽、広東の三校で、毎年の卒業生合計数三百名と称されていた。

533 :名無し三等兵:2016/10/13(木) 16:02:15.04
中華民国26年8月14日・・・・・
この日は幼い中国空軍が神聖なる全面抗戦に参加した記念すべき日である。
この日、戦闘機隊は杭州上空で一挙に敵機6機を撃墜し6対0の光栄ある記録を樹立した。
爆撃隊は悪天候を冒し1日の中に10回も出動し、黄浦江、呉淞一帯の敵艦船10余隻を撃
沈破し、上海市区の日本軍兵営、倉庫、軍需品を多数破壊し、赫々たる戦果を挙げた。
この日の戦果は世界を震撼し、支那空軍は一撃に堪えず、との敵側宣伝を粉砕し確固たる
中国空軍の基礎を築いたものであった。中国空軍の抗戦は今年で丸5ヵ年経過した。この
5カ年間、中国空軍は漸次成長し他動的地位から自動的地位に転じ、守勢から攻勢へ進歩
した。今日の空軍抗戦5周年記念日に当たり、中国空軍の発展的過程をここに報告する。
先ず従来、日本から軽蔑され、友邦から重視されなかった中国空軍が3年前の8.14に如何
にしてその驚異的戦果を樹立したか?それは我々が最大の決心と旺盛なる士気及び日本と
共に天を戴かざる敵愾心を有し、友邦が称賛する「不思議な力」を具えていたからである。
抗戦が始まると戦闘隊を問わず、爆撃隊を問わず、何れもこの「不思議な力」を持って敵機と
競い合った。或る戦闘機大隊・・・我々は志航大隊と呼んでいる・・・の如きは7日間に敵機60
機を撃墜して第一世界大戦時分の有名なドイツの第二狩猟隊、米の94中隊、英の56中隊も
こんな輝かしい戦果はなかった。個人について言へば空の英雄刘粽剛は2ヶ月の中に11機
を撃墜しリヒトホーヘン如き歴史上の偶像が及ぶ如きではない、爆撃機隊では東梅大隊は8月
14日から9月10日までの4週間の間に27回も出動し、その中21回は夜間出動であった。
沈宋崇梅、闖梅文両勇士の如きは遂に散華した。他、その一は校訓(機体と共に敵艦に自爆
せよ)に遵って護国の華と散り、一は敵兵と空中から地上に至るまで格闘し遂に最後の一弾を
以て自らの生命を絶った。中での、空軍軍人は敵軍の俘虜とならないのが彼等の信条であっ
たのだ。之等の輝かしい戦果と壮烈な事蹟は決して○蹟ではない。之等は中国空軍の前途に
無限にして偉大なる保証を与えるものである。

534 :名無し三等兵:2016/10/13(木) 16:02:42.22
26年の夏の終わりから仲秋に至るまでの抗戦初期の空軍の主要任務は首都の防衛、京滬線
の防衛、上海にある敵艦、」敵陣地に対する攻撃、地上部隊との協力であった。然し北はチャハ
ルから南は広東に至るまでの広大な戦場は何れも空軍を必要としていて、9月になって爆撃隊
は突如南梅の敵艦隊を襲い、11月には長躯して塘沽を攻撃して敵増援部隊を痛撃した。
戦闘隊も10月太原で敵の戦闘機隊の王者三輪寛を撃墜した。 これは空軍遊動作戦のいくつ
かの実例である。この時の中国空軍は数量的には決して優勢ではなく特に飛行機が不足してい
た。ロンドンタイムズの報ずる所に依るとこの時の中日空軍勢力は1対53である。即ち日本軍は
我に53倍する空軍を持っていた。我が方はこの劣勢な空軍を広大な戦場に配属し数に於て絶対
優勢な敵空軍と対抗する故、困難は当然免れない訳であった。この困難な情勢にあって奮闘す
る事数ヶ月、12月になって我が軍が南京に撤退してから空軍の戦果は暫時消沈した。
然しこの消沈は断じて崩壊を意味するものではなく、空軍は補充、訓練に邁進して居り、より強化
された戦闘力を備えて、我が神聖なる領空を侵す敵空軍に重大なる打撃を与えるべく準備してい
たのである。

535 :名無し三等兵:2016/10/13(木) 16:03:04.39
昭和12年7月10日、盧溝橋事件発生を知り、実施中の演習を打ち切り上海へ回航する途次に
中国空軍戦備促進に関する情報を入手した第三艦隊長谷川長官は11日未明、海軍中央部に
航空隊及び陸戦隊の派遣準備を要請し、かつ指揮下の各隊に次の指令を発した。
第三艦隊機密第105番電(11日0210発電)
1、10日夕方末盧溝橋方面情勢逆転の兆しあり。又、中国空軍は秘かに戦備を整へつつある
こと確かにして情勢真に逆賭を許さざるものあり。各艦は万一に処するの準備を整へ、時に飛
行機に対し警戒を厳にすべし。
2、各級指揮官は極秘裡に在留邦人引揚に対する研究を行ひ胸算を立ておくべし。

536 :名無し三等兵:2016/10/13(木) 16:11:50.32
昭和12年7月10日、盧溝橋事件発生を知り、実施中の演習を打ち切り上海へ回航する途次に
中国空軍戦備促進に関する情報を入手した第三艦隊長谷川長官は11日未明、海軍中央部に
航空隊及び陸戦隊の派遣準備を要請し、かつ指揮下の各隊に次の指令を発した。
第三艦隊機密第105番電(11日0210発電)
1、10日夕方末盧溝橋方面情勢逆転の兆しあり。又、中国空軍は秘かに戦備を整へつつある
こと確かにして情勢真に逆賭を許さざるものあり。各艦は万一に処するの準備を整へ、時に飛
行機に対し警戒を厳にすべし。
2、各級指揮官は極秘裡に在留邦人引揚に対する研究を行ひ胸算を立ておくべし。

537 :名無し三等兵:2016/10/13(木) 16:13:10.06
@「日本国民へのメッセージ」 蒋介石  
一年前に述べた如く支那の抵抗は自国の存立の為のみならず日支両国国民
への幸福のためである。日本軍閥は支那のみならず日支両国民の敵である。
過去十二ヶ月の闘争は確信を変えず支那全国民はこれに同感である。日本軍
部は国民に対して支那に於ける連戦連勝を欺瞞してゐるが日本陸海軍が最初
に公言した如き速戦即決は実現したであらうか。半年で終ると称した戦争が一
年となり、二年となり、而も未だ終結の見透しがつかぬではないか。日本国民の
負担は益々加重し経済的危機は国民の上にのしかかってゐるではないか。何故
に日本の若人は後から後から召集されては戦場に送り出され戦死者のみが帰っ
て来るのか。過去十二ヶ月間の日本国民の精神的困苦如何ばかりであったか。
然してその苦しみは何故であったか、そして之等の終りには何が来るのであるか。
日本国民は実に軍閥のために支那国民に対する甚だしい誤れる観念を受け入れ
るべく惑はされ且つ刺激されてゐるのだ。これらに必要なものは其の観念の根本
的変更である。日本軍閥が其の国民を欺瞞するに好んで用ひる二つの定り文句が
ある。一は即ち支那の本性は親日なりといふことであり、其の二は支那がソヴェー
ト化してゐるといふことである。斯様な想像の産物たる空宣伝は事実の証明の前
には一溜りもなくその出鱈目を暴露するのである。抑々過去四千年に亘り支那人は
その平和愛好の美徳を以って聞へてゐる。現在の抗戦は唯傲慢且つ侵略的なる日
本軍閥に強ひられ止むなく起ったものである。一国は隣国の内政問題に干渉すべき
ではない。然し敢て指摘する。支那の政体はソヴェート制に非ず、それは故総理の
遺訓たる三民主義に基くものである。

538 :名無し三等兵:2016/10/13(木) 16:13:59.42
A「日本国民へのメッセージ」 蒋介石  
遺訓たる三民主義に基くものである。誇大なる宣伝により国民に滲み込まされつつ
ある日本軍部の無謀な政策は日本国民を泥沼に引入れた事実に今こそ日本国民は
その足跡をふり返って見るに最も適当な時期である。今総ての日本人の前には執る
べき二つの明かな手段がある。一は彼等の過去の過誤に目醒めこれを悔ひ改める事
である。其の二は其の国策を根本的に改める事である。全日本国民は拡大政策の絶
体的に誤れる事を知り、且つ此の政策は唯彼等を破滅に導くのみである事を自覚する
べきである。唯独立且つ強力なる支那のみが東亜の平和と秩序を保証する。然して東
亜の真の平和と秩序のみが日本国民の幸福と繁栄を保障するのである。仮令支那が
日本の侵略に抵抗せずして其の属国になったとしても支那4億5千の国民の憎悪は日
本の国力と安定に反撃し遂には完全に日本帝国を壊滅せしめるに至るであらう。中国
の抗戦これこそが日本軍部の無敵陸海軍の有する尊大な夢を打破る唯一の方法であ
る点に於て日本自体の利益であるとさへ言へやう。随って中国の抗戦こそは日本国民
がその中国に対する侵略的意図を放棄して以て日本自体を救ふべき千載一遇の好機
といはねばならぬ。真実と正義とは中国の側にある。仮令日本国民が挙げて武装して
中国と戦ふとしても中国は決して滅ぶるものではなく返って日本に対する愛憐と同情の
念を強めるばかりである。日進月歩の現下の世界に於て日本が自国を救ふ途は唯自ら
過去の誤を悔ひ改めて其の政策を改変する以外には絶対にないのだ。

539 :名無し三等兵:2016/10/14(金) 10:56:42.47
陸軍は支那各地に諜報員を配置していていろんな情報を盗っていた。
・在支大使館付陸軍武官が昭和12年3月現在の中国側の航空兵力をが調査している。
昭和12年3月現在で計788機(偵察機178、戦闘機155、爆撃機225、練習機150、其の他80)

・昭和12年6月には、日本側諜報員により、支那空軍の編成と配置がすでに判明していた。
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昭和12年7月16日に支那空軍機が上海及び呉淞沖の艦船と陸戦隊本部に延べ25機(日本側判断で空襲。
以後も、小規模の敵編隊が艦艇や陸上基地に投弾してきた。

540 :名無し三等兵:2016/10/14(金) 10:58:41.83
昭和12年
7月11日の派兵決定の日に現地では、中国側が日本の要求をすべて承認するという形で決着をみた。
したがって五相会議の申し合わせによって派兵を見送るべしということに一度はなった。
しかし、7月17日になって陸軍は態度を一変させた。派兵続行。
7月30日〜8月14日に陸軍が占領した北支5省(河北、山東、山西、チャハル、綏遠)に親日政権
を作り、第二の満州国にする為に中国側に強硬な和平条件を出した。

7月16日に支那空軍機が上海及び呉淞沖の艦船と陸戦隊本部に延べ25機(日本側判断で空襲。
以後も、小規模の敵編隊が艦艇や陸上基地に投弾してきた。

541 :名無し三等兵:2016/10/14(金) 11:00:03.22
大本営陸軍部編纂の「支那事変概史」による事変勃発時の日支戦力 
 
一、支那戦備の概況
満州事変以来国民政府は抗日を目標に国防の充実に勉めありしが昭和9年江西省の共産軍
討伐に成功するや爾後特に対日戦備に重点を置き、同年招聘せる多数の独逸軍事顧問の指
導と新式武器の購入とに依り軍隊の近代化を図ると共に尨大なる対日国防計画を樹立し概ね
予期の如く具現実行中。未だ其の完成を見るに至らずして事変に際会せり。・・・
蒋介石の支那統一工作の進展に伴ひ軍隊亦逐次其の素質を向上し、事変前に於ては其の能力
著しく良化するに至れり。支那正規軍の兵力は約200万。中央軍は支那陸軍の核心を為し、直系、
傍系の別あり。前者は蒋介石の腹心を核心とせるものにして優秀なる部隊多く、後者は旧軍閥時
代に於ける私兵的観念除去せられず精鋭の度直系軍に遜る(へりくだる)を免れず。
空軍、
昭和7年上海事件当時中央所属の空軍は、陸上7隊、水上7隊にして飛行機約100機に過ぎず、
事変中遠く逃避して覆滅を免れたるものなり。同事件後蒋介石は空軍の刷新を企図し、諸外国の
援助の下に之が拡張を行なへり。即ち米国等との提携の下に航空三年計画を樹立し、先ず陸上7隊
を改編して3隊と為せり。昭和11年西南事件解決し広東空軍を改編せし結果、空軍9大隊、独立7中
隊を有し、其の主力を南昌に、其の他を各地(西安、大原、除州、蚌埠、句容、広徳、漢口、広東、
龍州、成都、混明、汕頭、南寧、)に分置し、航空学校4校を杭州、中央航空学校を洛陽に、広東、
龍州に分校を設立して空中勤務者の養成に勉めたり。事変前操縦士750名にして毎年350名を補充す。
事変直前に於ける飛行機数及実用機数(括弧内)左表の如し。
戦闘機212(45〜70)、爆撃機257(50〜60)、偵察機251(60〜80)、計720機(155〜210)
支那は自国内に飛行機製作機関を有せず総て外国より輸入しあり。
支那に於ける外国の飛行機組み立て工場及其の能力左の如し。
・米国 中央杭州飛行機製造廠(杭州) 1ヵ年飛行機約60台の骨組み製作
・米国 カーチスライト飛行機製作所(広東)1ヶ月飛行機約4台の骨組み製作
・伊太利 南昌航空工廠(南昌)1ヶ月飛行機約10台の骨組み製作 
支那は空軍の拡充に伴ひ飛行機の補修、新設に勉めたり。

542 :名無し三等兵:2016/10/14(金) 11:22:34.54
陸軍パンフレット事件
「戦いは創造の父、文化の母である」。こうした書き出しで始まる「陸軍パンフレット」が
新聞で大きく報道され、衝撃を与えたのは1934(昭和9)年10月2日のことである。
この陸軍パンフレットの正式名称は陸軍省新聞班発行の『国防の本義と其強化の提唱』で、
計60万部が刊行された。こうしたパンフレットはこれが初めてではなかった。
1931(昭和6)年9月の満州事変以来、陸軍省は事変の正当性を主張するため、
広く国民に宣伝する各種パンフレットを次々に刊行した。
1931年には18種だったパンフは翌32年には一挙に37種と倍増、
33年にも33種にのぼり、いかに軍部が国民啓蒙に力を入れていたかがわかる。
陸パン(陸軍パンフレットの略)が発行される前の同年3月には「祖国の国際的立場」を刊行、
このなかで「国際的危機の切迫」を訴えた。陸パンがなぜ大きな反響をまき起こしたのか?
それは軍部が初めて思想、経済問題にまで踏み込み、公然と政治への介入を表明したためであった。
陸軍は着々と準備しており、この陸パンを発表して、世間の反応をうかがいながら、
政府へ圧力を加えようと企図していたのである。明らかに軍部の露骨な政治関与であった。

「陸軍省新聞班の設立とその活動 : 大正期日本陸軍の言論政策」 著者:小野晋史

543 :名無し三等兵:2016/10/14(金) 11:24:29.76
支那の航空軍備
昭和10年後期以後日支関係悪化の一路を辿るに至って、列国の対支進出は段々と活発化し、
昭和11年に入りその規模も段々と大きくなった。航空関係に於ける列国の対支進出はその中で
も一番際立ったものであって、この為支那の航空勢力は軍事、民間共に異常な発展を示したが、
中でも、米伊両国の援助が多大なものであった。しかし伊は「エチオピヤ」戦争の勃発により一時
対支援助から手を引いたので、その後は米国の独壇場の観を呈した。これ等の援助は自国飛行
機の対支輸出、顧問、職員の派遣等に依って自国航空勢力の伸張を策したが、就中、米国は杭州、
韶関両飛行機廠の設立に関与し、又、伊国は南昌飛行機廠建設、洛陽航空学校設立等に関与した。
「ドイツ」の進出は表面目立たなかったが技術的方面には相当の勢力を扶植し、重慶及雲南には航
空飛行機廠の設立が伝えられ、南京防空○○の如きは殆ど独案を以て固められている実情であった。
これ等外国の援助で建設し始められた空軍は最初は地方的軍閥の手に握られたものもあり、全国的
に統一がなかったのであるが、中央政府は全国空軍の統一に努力した。結果、昭和11年7月広東空
軍の全部が中央空軍の手に接収されるに及んで漸く空軍統一の目的を完成し支那空軍として勢力を
増大し得たのであった。その頃支那全国に勃興した航空救国運動或は昭和11年の蒋介石誕辰50年
祝典献機運動に依る新鋭機の購入等があって空軍機構に大拡張が行はれ、昭和11年7月、14箇中
隊に過ぎなかったものが、同年末に於ては一躍31箇中隊に増○せられていた。しかし支那自身として
は飛行機製造の力なく外国より部分品を購入して組立て行う程度で飛行機は米伊仏三国のものがその
大部を占めていた。航空○は最初、米伊両国より招聘する職員に依って行はれていたが、段々に支那
人自身の職員の数を増しているが、機械、器材の職員は専ら外人職員に依存していた。航空学校は抗
州、洛陽、広東の三校で、毎年の卒業生合計数三百名と称されていた。

544 :名無し三等兵:2016/10/14(金) 11:25:06.56
中華民国26年8月14日・・・・・
この日は幼い中国空軍が神聖なる全面抗戦に参加した記念すべき日である。
この日、戦闘機隊は杭州上空で一挙に敵機6機を撃墜し6対0の光栄ある記録を樹立した。
爆撃隊は悪天候を冒し1日の中に10回も出動し、黄浦江、呉淞一帯の敵艦船10余隻を撃
沈破し、上海市区の日本軍兵営、倉庫、軍需品を多数破壊し、赫々たる戦果を挙げた。
この日の戦果は世界を震撼し、支那空軍は一撃に堪えず、との敵側宣伝を粉砕し確固たる
中国空軍の基礎を築いたものであった。中国空軍の抗戦は今年で丸5ヵ年経過した。この
5カ年間、中国空軍は漸次成長し他動的地位から自動的地位に転じ、守勢から攻勢へ進歩
した。今日の空軍抗戦5周年記念日に当たり、中国空軍の発展的過程をここに報告する。
先ず従来、日本から軽蔑され、友邦から重視されなかった中国空軍が3年前の8.14に如何
にしてその驚異的戦果を樹立したか?それは我々が最大の決心と旺盛なる士気及び日本と
共に天を戴かざる敵愾心を有し、友邦が称賛する「不思議な力」を具えていたからである。
抗戦が始まると戦闘隊を問わず、爆撃隊を問わず、何れもこの「不思議な力」を持って敵機と
競い合った。或る戦闘機大隊・・・我々は志航大隊と呼んでいる・・・の如きは7日間に敵機60
機を撃墜して第一世界大戦時分の有名なドイツの第二狩猟隊、米の94中隊、英の56中隊も
こんな輝かしい戦果はなかった。個人について言へば空の英雄刘粽剛は2ヶ月の中に11機
を撃墜しリヒトホーヘン如き歴史上の偶像が及ぶ如きではない、爆撃機隊では東梅大隊は8月
14日から9月10日までの4週間の間に27回も出動し、その中21回は夜間出動であった。
沈宋崇梅、闖梅文両勇士の如きは遂に散華した。他、その一は校訓(機体と共に敵艦に自爆
せよ)に遵って護国の華と散り、一は敵兵と空中から地上に至るまで格闘し遂に最後の一弾を
以て自らの生命を絶った。中での、空軍軍人は敵軍の俘虜とならないのが彼等の信条であっ
たのだ。之等の輝かしい戦果と壮烈な事蹟は決して○蹟ではない。之等は中国空軍の前途に
無限にして偉大なる保証を与えるものである。

545 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 00:56:51.02
昭和12年7月10日、盧溝橋事件発生を知り、実施中の演習を打ち切り上海へ回航する途次に
中国空軍戦備促進に関する情報を入手した第三艦隊長谷川長官は11日未明、海軍中央部に
航空隊及び陸戦隊の派遣準備を要請し、かつ指揮下の各隊に次の指令を発した。
第三艦隊機密第105番電(11日0210発電)
1、10日夕方末盧溝橋方面情勢逆転の兆しあり。又、中国空軍は秘かに戦備を整へつつある
こと確かにして情勢真に逆賭を許さざるものあり。各艦は万一に処するの準備を整へ、時に飛
行機に対し警戒を厳にすべし。
2、各級指揮官は極秘裡に在留邦人引揚に対する研究を行ひ胸算を立ておくべし。

546 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 00:57:35.68
@「日本国民へのメッセージ」 蒋介石  
一年前に述べた如く支那の抵抗は自国の存立の為のみならず日支両国国民
への幸福のためである。日本軍閥は支那のみならず日支両国民の敵である。
過去十二ヶ月の闘争は確信を変えず支那全国民はこれに同感である。日本軍
部は国民に対して支那に於ける連戦連勝を欺瞞してゐるが日本陸海軍が最初
に公言した如き速戦即決は実現したであらうか。半年で終ると称した戦争が一
年となり、二年となり、而も未だ終結の見透しがつかぬではないか。日本国民の
負担は益々加重し経済的危機は国民の上にのしかかってゐるではないか。何故
に日本の若人は後から後から召集されては戦場に送り出され戦死者のみが帰っ
て来るのか。過去十二ヶ月間の日本国民の精神的困苦如何ばかりであったか。
然してその苦しみは何故であったか、そして之等の終りには何が来るのであるか。
日本国民は実に軍閥のために支那国民に対する甚だしい誤れる観念を受け入れ
るべく惑はされ且つ刺激されてゐるのだ。これらに必要なものは其の観念の根本
的変更である。日本軍閥が其の国民を欺瞞するに好んで用ひる二つの定り文句が
ある。一は即ち支那の本性は親日なりといふことであり、其の二は支那がソヴェー
ト化してゐるといふことである。斯様な想像の産物たる空宣伝は事実の証明の前
には一溜りもなくその出鱈目を暴露するのである。抑々過去四千年に亘り支那人は
その平和愛好の美徳を以って聞へてゐる。現在の抗戦は唯傲慢且つ侵略的なる日
本軍閥に強ひられ止むなく起ったものである。一国は隣国の内政問題に干渉すべき
ではない。然し敢て指摘する。支那の政体はソヴェート制に非ず、それは故総理の
遺訓たる三民主義に基くものである。

547 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 00:58:02.64
A「日本国民へのメッセージ」 蒋介石  
遺訓たる三民主義に基くものである。誇大なる宣伝により国民に滲み込まされつつ
ある日本軍部の無謀な政策は日本国民を泥沼に引入れた事実に今こそ日本国民は
その足跡をふり返って見るに最も適当な時期である。今総ての日本人の前には執る
べき二つの明かな手段がある。一は彼等の過去の過誤に目醒めこれを悔ひ改める事
である。其の二は其の国策を根本的に改める事である。全日本国民は拡大政策の絶
体的に誤れる事を知り、且つ此の政策は唯彼等を破滅に導くのみである事を自覚する
べきである。唯独立且つ強力なる支那のみが東亜の平和と秩序を保証する。然して東
亜の真の平和と秩序のみが日本国民の幸福と繁栄を保障するのである。仮令支那が
日本の侵略に抵抗せずして其の属国になったとしても支那4億5千の国民の憎悪は日
本の国力と安定に反撃し遂には完全に日本帝国を壊滅せしめるに至るであらう。中国
の抗戦これこそが日本軍部の無敵陸海軍の有する尊大な夢を打破る唯一の方法であ
る点に於て日本自体の利益であるとさへ言へやう。随って中国の抗戦こそは日本国民
がその中国に対する侵略的意図を放棄して以て日本自体を救ふべき千載一遇の好機
といはねばならぬ。真実と正義とは中国の側にある。仮令日本国民が挙げて武装して
中国と戦ふとしても中国は決して滅ぶるものではなく返って日本に対する愛憐と同情の
念を強めるばかりである。日進月歩の現下の世界に於て日本が自国を救ふ途は唯自ら
過去の誤を悔ひ改めて其の政策を改変する以外には絶対にないのだ。

548 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 00:58:40.50
蒋介石対日方針に関する密電を発す 昭和7年
蒋介石が漢口地方藍衣社に対し次の命令を発した。

「抗日は国民党の生命なり。軍の第一線将兵は極力抵抗し、後方部隊は
戦意を充実すべく銃後の国民は徹底的に排日排日貨を鼓吹して、日本の
武力的将た経済的死命を制すべし。然れども現下四囲の情勢特に共匪の
猖獗、西南連合の策動、北支反蒋運動の台頭は先づ内を安んずるの必要
を感ず。即ち一時的方便として対日工作を緩和し政治外交上の策謀を以て
彼等を欺瞞して其の鋭鋒を掣肘し置き、この間内を整理充実して次で統制
ある抗日に転向し最大効果を挙げんと欲するなり。夫れこの意を体し軽挙
妄動をなす勿れ」

549 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 00:59:30.31
●大日本帝国陸軍は支那側の停戦申し入れを拒否す 昭和7年3月 陸軍当局発表

上海付近の支那軍は某方面を通して停戦を提議し撤退の意志あるを表示し
来れる趣であるが、吾人は支那軍の誠意を確実に認め得ぬ限り、抜き放った
る破邪降魔の宝剣を鞘に納むることは断じて出来ぬ。此の際軽々に停戦を約
し却って時局の解決を遷延することは平和人道の為にも考物である。彼等は
我が軍の外部的圧力に加ふるに最近に於ては内部的紛争をも生じ自滅の外
なき実情に立至った。

550 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 01:01:49.09
>>1
山本五十六次官の所属する海軍省は作戦計画立案には関与できないのが決まり(統帥権独立)。

@東条元首相は次のように宣誓供述書に書いている。
(作戦計画に関して)
「陸軍大臣は統帥部の決定には参画できず、その最後的決定後通報を受けるのであります」
「陸海軍大臣は作戦計画に関しては陛下に上奏して御裁可を受けた後にその通報を受けるのであります」

つまり統帥部門(参謀本部や軍令部)が策定した作戦計画が天皇へ上奏され裁可を受けた後に、
陸海軍省(大臣)に伝えられる、というのが決まり。したがって海軍次官が作戦計画を知るのは海軍大臣から、
であり、海軍次官に過ぎない者が作戦計画を指示することなどできないのであるし、山本次官は軍令部での
実務経験はまったくないので、作戦指示などやりたくともできる訳がないのである。
関与できるとすればAにあるように海軍大臣が同意を求められた後に「事態を知らされる」くらいである。

A作戦計画の実施過程について事例、
・昭和15年の北部仏印進駐の場合(参謀本部次長の証言)、
参謀本部次長→軍令部次長に同意を得る→首相を官邸に訪ねて同意を得る
→陸軍大臣に同意を求める→外相に同意を得る→参謀本部作戦課に起案を命じる。
→概成した計画を持って参謀総長の代理として参内し天皇の裁可を得た。

551 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 01:03:35.99
米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

民国の独裁官蒋介石が”航空救国”を高調してから目標空軍一千機にスタートを切ったのは
上海事変直後のことである、多事多難な「地震の殿堂」南京政府ではあったが、この大航空
建設の念願は年一歩と進展し到頭「一つの空の偉力」をアジアの一角に出現させてしまった、
そして新陣容を整えた青天白日旗下のこの民国空軍の華やかな光芒の蔭には実に”アメリ
カ”と云う黒幕が隠然と存在していたのだ、そして今も尚おアメリカの指導下にあって、民国は
更にその空軍を倍加せんと画策している。
先ず国民政府に属している現在の空軍を観れば、上海事変当時は陸上七隊水上一隊に過ぎ
なかったが、アメリカの積極的指導を得て空軍の内容刷新と、その兵力の増加を策し一方国
民の航空熱熾盛化と相俟って空軍拡充の気運を醸成し来った。 例えば米国と航空密約を締
結して空軍の根本的刷新を図るためその一時的方便として先ず陸上七隊を三隊に縮小し、
残りを杭州飛行学校に集中してアメリカ飛行士を招聘、根本的に空軍勤務者を訓練した。
かくして支那空軍は”尋常一年生”にかえって根本的にやり直しを行い、その為に内容は漸次
充実性を帯びて来たが、所謂「支那航空三年計画」は昭和十一年末を以て略完成をみたと伝

552 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 01:05:04.33
A米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

えられているが、それに依ると
一、偵察機 三五〇機
一、駆逐機 三〇〇
一、軽爆撃機 二〇〇
一、重爆撃機 一〇〇
一、水上機 五〇
計 一、〇〇〇
に及び、近くこれは七乃至八聯隊に編成され更に茲数年後には一層優勢な空軍を保有するだ
ろうと観られ、その背後に指導者アメリカが存在しているだけに「単なる支那空軍」として決して
軽視出来ない情勢に到来した事は確である、一方、地方軍閥によって育成され、中央空軍とは
別個に取扱われているものに四川の二十機、山西の十五機などその他貴州、雲南にも若干機
あるが、支那協賛軍にも「朱毛空軍」といわれるものが数台あるといわれ、これはソ聯空軍の支
給によるものと伝えられている、面白いのは地方空軍の飛行機操縦者が殆ど外人飛行士であ
ることであろう。

B米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

さて支那空軍の発達をみる場合、われわれはアメリカの根強い支援を決して忘れることは出来
ない、アメリカの援助は中央空軍の拡張を企図したのであるが、その裏面には支那政府が米
国に軍事上重要な利権を提供していることである、更に各地方空軍は名義上支那軍閥に属し
ているが、実権は殆ど米国の手に帰している、そしてアメリカの教官は現在百名を超えている、
飛行機とガソリンは全部アメリカによって制せられている、例のリースロスの国幣改革案に基く
銀国有の断行で支那の財政は愁眉を開いたというが、ここでも巨利をせしめたものはアメリカの
飛行機会社だった、何しろ一年に三百機も売り込むアメリカである、ただその蔭にもう一つのた
くらみが潜んでいることをわれわれは知ることが出来る、それは抗日の熱病に憑かれた支那の
官民を煽りたてて、空軍を拡張させれば一つは対岸の強敵”日本”を牽制し得るというアメリカ式
考えからであろう、これは米国としては一石二鳥の名策として自負するに充分なものがあろう。

553 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 12:48:10.23
>>1
>第三艦隊の長谷川清はこの間中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い
自分が無知なだけw
戦史叢書見れば、長谷川長官は何度も特使を派遣して交渉しているが。

>>85
@著者が無知なだけw
>事件が解明してない翌日に、海軍大臣が昇進の奏上したり遺族へ電報送ったり
>どうみても海軍省の異例の素早い対応が不自然すぎる
アジ歴見れば、そんな例は他にもいくつも出てますよ。
当時の軍隊などは訓練で死傷するのはよくあることであり、したがって人事上のあらゆる処理は
遺体が確認できれば、発生して即座に行えるようになっていたようですよ。
本人が死亡していなくても絶望危篤である場合には翌日昇進を大臣に申請したり遺族に連絡したりしています。
遺体が確認された場合には発生して数時間後に同様の人事上の処理を行っていますよ。
当日か翌日に手続きが行われるのは普通のこと。

554 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 12:49:42.09
>>85
B著者が無知なだけw
>元参謀本部勤務の武藤徹が上官の釜賀一夫少佐から聞いたとする話し。
>お国のために死んでくれ、家族の面倒は見るからと口頭命令があったとする証言
お国のために死ぬというのは当時の陸海軍将兵ならみんな当然のように持っていた考えだ。
家族の面倒を見る、というのも同様に普通の慣習だ。
そうでなければ誰が軍隊に応募するのか?
口頭命令ではなく当たり前のことを言ってるだけだぞ。当時はすでに回りは危険な状況にあり、
偵察や他の任務に上海市内に出向くことは危険な状況にあった。しかし、危険だからそれをやらないで
布団をかぶって寝てろとでも云うのは任務の放棄、逃亡にも等しい行為。
上海の在留邦人数万の生命と権益を見殺しにすることである。
上海など中南支の邦人保護は帝国海軍の役目。(帝国陸軍は中南支に存在しない)

>>85
C著者が無知なだけw
>中国軍の検問所を二つ突破し、さらに暴走したから射殺されており
>どうみても自分から死ぬ気で突入している。
当日の南京放送が放送していたのは、飛行場衛兵に発砲命令が出ていたので
日本側に向けて発砲した、それで日本側は退却した。しかしその発砲音を聞いて、中国側の
保安隊が駆けつけて来た、日本側と保安隊の間で打ち合いになり保安隊に死者が出た、と。
退路をふさがれた日本側は飛行場方面に向かうしかなかったのだろう。
これに中国側が射撃し日本の二人は死亡した、というのが真相だろう。
つまり、最初に発砲したのは中国側である。

555 :名無し三等兵:2016/10/15(土) 12:51:18.80
>>85
D著者が無知なだけw
>事件当時の海軍は台湾と九州で、新たに編成した連合航空隊を進出させ
>中国爆撃命令を 今や遅しとイライラしている状況にあり
満州事変以降、中国全土に反日抗日運動が燃え上がり、中国正規軍も関与する日本人へのテロ行為が頻発。
そのため海軍は、中国側が日本へのテロや反日行為を止めない場合には、敵基地や軍事施設を爆撃すること
ということを一年前から決めていた。(この決定会議当時、山本はまだ次官ではないので出ていない)
中国はアメリカの支援により中南支各地に飛行場や航空廠など航空戦力を充実させていた。
海軍の担当する南支那、中支那には、邦人を守るべき日本陸軍兵はいなかったからである。
陸軍も対支作戦計画を作っていた。

>>85
E著者が無知なだけw
>新しい褌、日記に遺書めいた言葉、遺髪が残されていた。だから謀略だ。
日記が残ってるのは謀略でも何でもない、という証拠。
戦死すれば遺品は軍事機密有無のチェックを受けた後、遺族に渡されるからである。
当時の上海の状況は一触即発状態にあり、偵察に行くことが危険を伴うことは承知。
だから日記などで家族への別れを告げておいた。これは戦地ではよくあることで、多くの
戦争手記にもそういう記述は当たり前のように見られる。

>>445
捕捉すると、
虹橋飛行場は中国側の軍事専用飛行場であり、上海の死命を制する重要な位置にある。
ここに存在する中国空軍の動きを知ることが極めて重要だったから大山中尉らは偵察に行っていた。
中国側の記述では日本側は数日前から偵察に来ていた、ということである。

556 :名無し三等兵:2016/10/16(日) 00:49:39.17
これ見れば大日本帝国陸軍は盧溝橋事件(昭和12年7月7日)以前から、
中南支に非常に積極的な関心を持っていたことが判る。

大日本帝国陸軍参謀本部が、昭和11年に
何で中南支の国防資源を調査したの? 何で中南支の軍需物資資源調査? 
何で中南支の兵要地誌調査? 何を目的としていたの?
            ↓
昭和11年11月、参謀本部が「中支那重要国防資源調査」を在支大使館付陸軍武官に要請。
昭和12年1月28日、陸軍武官(在支大使館付)がこの報告書を参謀本部にを提出。
昭和12年1月13日、陸軍省航空本部が「支那軍需資源調査実施計画書」を陸軍大臣に提出。
昭和12年4月8日、参謀本部が「支那物資地誌資源経済等調査協力」を満鉄調査部門に依頼。



これ見れば大日本帝国陸軍は盧溝橋事件(昭和12年7月7日)以前から、
中南支に非常に積極的な関心を持っていたことが判る。

大日本帝国陸軍参謀本部が、昭和11年に
何で中南支の国防資源を調査したの? 何で中南支の軍需物資資源調査? 
何で中南支の兵要地誌調査? 何を目的としていたの?
            ↓
昭和12年4月24日、参謀総長が「上陸援護研究射撃実施」に必要な人員資材の協力を陸相に要請。
昭和11年12月 陸軍支那駐屯軍参謀が「中国空軍調査」結果を報告。
内容:中国空軍技量は意外に優秀にして侮りがたい。
日本側に遜色ない面多く、中国戦闘機隊を無視して作戦することは頗る危険。 
昭和12年2月 陸軍報告書 支那空軍の改善進歩著しく機種も新鋭度も日本を凌駕しつつある
昭和12年7月19日、在支大使館付陸軍武官が「上海派遣兵団の編成 装備等に関する意見」を具申。 ・・略

557 :名無し三等兵:2016/10/16(日) 00:50:50.00
>>1 、B
これ見れば大日本帝国陸軍は盧溝橋事件(昭和12年7月7日)以前から、
中南支に非常に積極的な関心を持っていたことが判る。
大日本帝国陸軍参謀本部が、昭和11年に
何で中南支の国防資源を調査したの? 何で中南支の軍需物資資源調査? 
何で中南支の兵要地誌調査? 何を目的としていたの?
            ↓
昭和12年7月19日、在支大使館付陸軍武官が「上海派遣兵団の編成 装備等に関する意見」を具申。 ・・略
(イ)上海派遣兵団長は師団長級以上なるを要す
之れ陸上作戦に関し陸軍に於て主導的地位を確保し海軍と緊密に協同し且海軍陸戦隊
を区處するの必要は特に上陸当初に於て緊要なるに鑑み・・・
陸上作戦に関し陸軍が主導的地位を確保・・
(ニ)飛行団長級を特に先遣するを要す。
之れ開戦劈頭より上海付近に集中する陸海軍航空部隊を統一指揮又は区処するの極めて
緊要なるものあるに依る。而して此種上海に於ける陸海軍協同の根拠を為す指揮及区処
の関係は予め参謀本部及軍令部間に於て隔意なき事前協定を遂けあるを要するものと認む。
・・略
航空兵力は徹底的に大ならしめ当初特に爆撃兵力を大ならしむ
開戦同時急襲的に海軍と協同し中支方面に使用すへき航空部隊は地上勤務員
及爆弾並燃料の前送等事前処程を完了し、空輸待機の姿勢にあらしむるを要す。

558 :名無し三等兵:2016/10/16(日) 00:52:05.47
>>1
盧溝橋事件が突然、理由もなく起こったわけではない。
それまでに帝国陸軍が満州・北支で行なって来たことに対して、
中国人の怒りが蓄積して中国全土に抗日反日侮日の運動が沸き起こっていたのだ。

●日本側が中国の挑発行為と発表した事件が、実は帝国陸軍の謀略だったものが少なくない。
張作霖爆殺(1928年6月3日)(河本大作 陸軍大佐:関東軍高級参謀)
柳粂湖爆破(1931年9月18日)(石原莞爾 陸軍中佐:関東軍参謀)
福州事件(1932年1月4日)(浅井敏夫 陸軍大尉:台湾軍司令部幕僚附)
第1次上海事変(1932年1月28日)(田中隆吉 陸軍少佐:上海公使館附陸軍武官補)
山海関事件(1933年1月1日)(落合甚九郎 陸軍少佐:支那駐屯軍山海関守備隊長)
など。
このほかにも暴露されてない陸軍の謀略は多いはずだ。


日中戦争の原因
 
●帝国陸軍が満州・北支で行なって来たことに対して、
中国人の怒りが蓄積して中国全土に抗日反日侮日の運動が沸き起こっていたのだ。

559 :名無し三等兵:2016/10/16(日) 00:53:47.52
@当時(昭和12年7月)の和智恒蔵・大和田海軍無線受信所所長は、次のように語っている。

「昭和十二年七月七日、北京郊外の蘆溝橋で日中両軍が衝突したとの報告に接した軍令部は
、大和田受信所に傍受配備を強化するよう指令した。そこで私は、ただちに全傍受員に非常呼
集をかけ、全員を所内に宿泊させて昼夜ぶっ通しの傍受配備を実施した。蘆溝橋での最初の両
軍の衝突は、両国政府の不拡大方針に従って現地で停戦協定が成立し、事態は一応平静とな
った。そこで七月十日(土曜日)の午前中に、軍令部から警戒配備をとく、との電話があった。
しかし私は、当直配備のやりくり上、翌日の午前中まで、現在の警戒配備をそのまま続けること
にした。 私は、七日以来睡眠もろくろくとっていなかったので、午後は官舎に帰って一風呂あび、
休養することにした。午後二時すぎ、私が入浴していると、先任傍受員がすっとんで来て、浴室
の窓越しに、『所長! ワイフ(WlFE)からオプナブ(OPNAV)あてにP電が出ました』と報告し
た。そこで、私は彼に、急いで軍令部に転送するよう命ずると、軍令部は、退庁後で誰もいない
とのことなので、私はすぐ浴室を出て、浴衣をひっかけながら所長室へかけだした。WIFEは北

560 :名無し三等兵:2016/10/16(日) 00:54:54.56
A当時(昭和12年7月)の和智恒蔵・大和田海軍無線受信所所長は、次のように語っている。

京駐在アメリカ海軍武官、OPNAVはアメリカ海軍作戦部長の電信略語であり、P電は緊急通
信を意味していた。かけだしながら、これは怪しいぞ、と直感した。 所長室に飛び込んで机上
のP電を見た。それは一〇〇語にも満たない米海軍暗号で、一〇日を周期に毎日変化する単
純な換字サイファで、当時我々専門家は、平文同様に解読していた。早速金庫から換字表を
取り出して見たところ、電文の意味の概要は、『信頼すべき筋からの情報によれば、今夜十九
時(午後七時)を期して、宋哲元指揮下の第29軍の青年将校の一部は、現地協定にあきたら
ず、日本軍にたいして攻撃をかける計画である』というものであった。時刻は、すでに午後三時
をすぎていた。私は、なんとかして、これを早く現地軍に伝えたいと考え、海軍省の柳沢副官に
特急電話をかけて報告した。柳沢中佐は、すぐに海軍省と軍令孫の首脳部を集めて会議を開く
手配をするとともに、陸軍省の高級副官に情報を知らせた。ところが肝心の陸軍省高級副官は、
現地で停戦協定が成立した以上このような情報はデマだ、と言いはって、なんらの対策も講じな
かった」

561 :名無し三等兵:2016/10/16(日) 00:56:13.29
昭和12年7月11日。
北京の米海軍武官がワシントン海軍作戦司令部に、
「信頼スベキ情報ニヨレバ、第29軍宗哲元麾下ノ一部ノ不穏分子ハ現地協定ニアキタラズ今夜七時ヲ期シ、
日本軍ニ対シ攻撃ヲ開始スルコトアルベシ」という暗号電文を発した。
この電文は7月11日午後2時に埼玉県大和田の海軍受信所にて傍受されていた。
これは、盧溝橋事件を意図的拡大しようとした支那側勢力があったことを証明するものである。

562 :名無し三等兵:2016/10/16(日) 00:57:19.76
一、大山事件直前の上海状勢
1、北支に於ける日支軍事行動の進捗に伴ひ中、南支方面情勢漸く険悪の兆しあり。
上海に於ても支那軍漸次増強せられ、8月初旬同地方支那兵力は、保安隊3500、
憲兵1500、警察隊(装備は軍隊と同しきもの)5000あり。
又、京滬沿線に王敬久87師(停戦区域に接近)、宋希濂36師、孫元良88師 滬杭沿線に
李松山55 劉尚志56 阮肇昌57の3個師及1独立旅、1独立砲兵団(以上何れも中央軍)
駐屯せるが上海を中心とする正規軍は全部にて10個師に増強する予定にて漸次集結中
の由伝えられたり。

一、大山事件直前の上海状勢
2、上海に於ける抗日団体たる各界抗敵後援会及文化会救亡協会等の社団体は前線兵士慰問隊の組織、
抗日義捐金の募集等を決議し蒋介石に対し激励電を発し又私貨不売買委員会、中華国貨維持会等は
私貨の不売買、廃銅、鉄屑の輸出防止を決議し尚又学生等は従軍を志願する等抗日気勢を挙げたるか
8月に入り閘北方面に於ては内密に保安隊の集結を行ひ防備施設を施し連夜演習を挙行し居るやにて
之か為上海に於ても日支衝突の危機刻々切迫せりとし各種流言蜚語乱れ飛ひ閘北及東部地域より租界
内への支那人避難者昼夜絡繹として虹口一帯は上海事変以来の混雑にして8月初旬の租界逃入者5万を
突破する状態にして右は在留邦人殊に租界外居住者に対し少なからさる不安を与えたる折柄5日夜半よ
り7日早朝に亘り保安隊は北部体育路方面に於て殊更日本部落(日本人倶楽部付属園附所)を目標に襲撃
演習を挙行せる趣にて同地域邦人は通州事件を連想して恐怖に戦き婦女子を床下又は醸造用大樽の中に
匿し万一に備ふる等非常の衝撃を与えたる事件発生し避難方に付上海総領事館の指揮を懇請し来たれり
・・・

563 :名無し三等兵:2016/10/18(火) 22:03:29.68
・1928年(昭和3年)、済南事件
中国国民党および中国共産党による北伐の過程で、国民革命軍が山東省済南市に入城した際、
国民革命軍の兵士が邦人経営の商店で略奪行為を行った事をきっかけに、
治安に当たっていた日本軍との間に衝突が起こった。
その衝突での日本の被害は、日本軍の戦死9名、負傷32名、居留民の惨殺14名、暴行侮辱30名余、
奪被害戸数136戸、被害人員約400であった。
・1928年(昭和3年)、日本守備隊10数名が支那軍によって不法拘留される事件などが数件起こった。
・1929年(昭和4年)、済南他の地区で、支那保安隊に日本兵が殺傷された事件
・1930年(昭和5年)、長沙暴動 
長沙の日本領事館および附属家屋焼失、商店、病院、日本人小学校、商社倉庫、海軍宿舎などが略奪された。
・1931年(昭和6年)9月から12月までに商社、商店、個人が受けた略奪、暴行被害数は
200件を超えた。通学児童に対する妨害ないし悪戯は700件に達した。
・1932年(昭和7年)1月28日、上海で日本人托鉢僧が殺害された事件
・1932年(昭和7年)4月29日、上海で天長節祝賀式典に爆弾が投げ込まれ死傷多数
・1935年(昭和10年)、欒(らん)州事件 欒州駅で日本軍人が狙撃され重傷を負う事件
・1935年(昭和10)1月21日、汕頭で邦人巡査射殺事件
・1935年(昭和10年)1月から5月までに大小50の反日事件が発生
・1935年(昭和10)7月10日、上海で邦人商人射殺事件
・1935年(昭和10)11月9日、上海共同租界で、海軍陸戦隊水兵殺人事件。
・1935年(昭和10)11月11日、日本商店「日比野洋行」(陶器輸出入商)への襲撃事件
・1936年(昭和11)7月10日、三菱商事上海支店出入りの邦人殺害事件。
・1936年(昭和11)8月20日、長沙事件
・1936年(昭和11)8月24日、成都事件
四川省成都の領事館再開の取材に赴いた大阪毎日新聞特派員と上海毎日新聞記者が大群衆に 殴り殺された。
二人は身ぐるみ剥がされ、顔面はつぶされた。
・1936年(昭和11)9月3日、北海事件
広東省北海市で中国側正規軍の第十九路軍所属「抗日救国軍第一師」が「打倒日本賊」 「打倒蒋介石漢奸」
と書かれたビラを撒き、「丸一洋行」を襲撃し、邦人店主を殺害した。

564 :名無し三等兵:2016/10/18(火) 22:04:11.85
・1936年(昭和11)9月19日、漢口で日本領事館勤務の邦人巡査が狙撃殺害された。
・1936年(昭和11)9月23日、上海共同租界で旗艦「出雲」水兵4名が拳銃で狙撃殺傷。
・1936年(昭和11)11月、関東軍参謀が関与した綏遠事件が発生し、
反日世論は頂点に達し、国民党が対日攻撃を宣言する事態に発展した。
・1936年(昭和11)11月.12日、上海邦人紡績工場にストライキ続発し遂に抗日・反日運動に発展。

・1937年(昭和12)になると
華北では盧溝橋事件、郎坊事件、広安門事件、通州事件、
上海では大山中尉殺害事件など日本軍や日本人居留民への襲撃が続発していた。

中国第19路軍が起こした「北海事件」では、
日本海軍第三艦隊は邦人居留民保護の為万一に備え臨戦体制に入っている。
華中以南には陸軍はおらず、同地域の邦人と日本権益の保護は日本海軍の担当
という決まりであったが、上海に少数の海軍兵力(陸戦隊)が存在するだけであった。
この時に96式陸上攻撃機は一時、佐世保、台湾、済州島などへ進出し待機している。
このような緊迫した情勢が昭和12年にも続いていたのである。

これが96式陸上攻撃機の渡洋爆撃の即応体制が出来ていた大きな理由である。

565 :名無し三等兵:2016/10/18(火) 22:04:52.04
渡洋爆撃した理由とそれを予め準備・即応できた理由は下記による。
(前年昭和11年には機体が配備・運用されていた)
第三艦隊は7月7日に事変勃発の知らせを受けて、台湾沖で行っていた訓練を中止し、
上海へ戻る途中7月10日に中国空軍の戦備促進に関する情報を入手した。
7月11日未明に海軍中央部へ航空隊及び陸戦隊の派遣準備を要請している。
この要請によって九六式陸攻の第一連合航空隊は7月11日に第三艦隊隷下として編成されているのである。
8月13日には中国空軍の対日全面攻撃の情報を入手した。
軍令部とその隷下の第三艦隊の判断でそれに対する反撃が命令された。

下記の諜報情報も既に入手していた。
1937年(昭和12年)6月には、日本側諜報員が入手した情報により、
中国空軍の配置がすでに判明していた。
中国空軍編成配置一覧表photo_4が右半分、photo_5が左半分)

http://uetoayarikoran.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/02/04/photo_4.gif
http://uetoayarikoran.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/02/04/photo_5.gif
8月13日に国民党政府航空委員会は空軍に対して戦闘行動を行うよう命令を発している。
On 13 August the Aviation Committee (AK) of the Kuomintang government issued
order No. 1 to the Chinese Air Force on conducting combat operations.
On 14 August combat activity in the entire Chinese territory with the larg
e-scale use of aviation began and during the day the 4th PG moved to
Schien-Chiao when Japanese troops landed in Shanghai.

従って、中国情勢が反日暴動状態となり、危難に瀕した邦人居留民保護や同地における日本権益確保の為に海軍が動いたも

のである。陸軍は華中以南にいないのである。
中国空軍は日本の脅威となるほどに強化されており、中国側資料では同年末までの日中撃墜数はほぼ互角である。

したがって、日中戦争を
海軍省次官の山本五十六が主導したなどというのは全くの誤りである。

566 :名無し三等兵:2016/10/18(火) 22:05:52.15
陸軍が入手した情報によって1937年6月に作成された中国空軍編成配置一覧表。
http://uetoayarikoran.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/02/04/photo_4.gif
http://uetoayarikoran.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/02/04/photo_5.gif
(本情報は九江駐在陸軍大尉の入手情報と在支大使館付陸軍武官の情報をもとに作成)
アジ歴にある。

567 :名無し三等兵:2016/10/18(火) 22:50:56.09
『国防の本義と其強化の提唱』
とは1934年(昭和9年)10月に陸軍省新聞班が発行したパンフレット。
内容は陸軍主導による社会主義国家創立・計画経済採用の提唱であったため多くの論議を呼んだ。
軍事ファシズム体制を主張するものであった 。
陸軍は1931年(昭和6年)9月の満州事変以降、その正当性を国民に宣伝するために1931年には18種、1932年には37種、1933年には33種を発行している。 しかし、「国防の本義と其強化の提唱」は軍部が初めて思想・経済問題に言及し、
しかも政治介入を公然と表明した点が大きな相違点である。
新聞宣伝として、陸軍はこのパンレットの発行前に各新聞社に大々的な報道を要請していたため、大きな反響を生んだ。
このとき、「朝日新聞」は掲載をしなかったため、陸軍からにらまれた。

568 :名無し三等兵:2016/10/18(火) 23:10:04.46
盧溝橋事件は7月7日の午後10時40分頃に中国兵の実弾発砲で発生したと言われ、
本格的な戦闘が始まるのは7月8日の午前4時過ぎ以降である。

しかし>>486のように、午前3時にこのような大部の計画書が出されていることは何を意味するのか?
この計画書には「盧溝橋占領」計画まで書いてあるのだ。

●「日本陸軍が盧溝橋事件をはじめから計画していた」、と言わざるを得ないだろう。

「昭和12年「宣伝計画」(7月8日午前3時 軍主任参謀起案)(仮定)」には、

〇盧溝橋占領、
7月9日正午頃までに宛平縣城を占領せしむ 之が為成るべく無益の戦闘を避くるも
要すれば彼我の損害を顧みることなく断乎攻撃を敢行す
〇言論統制 
・輿論誘導の方向・・・
・公の報道機関(新聞及び放送等)に対しては軍指導の下、・・・東亜の
盟主たるべき我国の断乎決意せざるべからざるの秋(とき)なるの輿論
を昂揚せしめ延いて国内輿論を動かすの原動力たらしむ
・言論取締の基礎工作
・事態誘導の基礎工作・要人の監禁、
〇実施要領・・・
・新聞 
軍は同盟通信社のみを支援す 他は之に合流せしむ 
合流を欲せざるものは通信を弾圧して事実上の禁止に導く

569 :名無し三等兵:2016/10/18(火) 23:11:40.01
日米戦争へと至るプロセスにおいて、1 つの重要な転機となったのが満州事変で
ある。1931 年、中国の東北部に駐留していた関東軍は、奉天郊外の柳条湖において、
満州鉄道の爆破事件を起こした。そして、それを口実にして関東軍は、本国政府の
不拡大方針を無視して兵力を中国東北部に展開していった。これに対してアメリカ
は「スティムソン・ドクトリン」を発表して、日本軍の行動を容認しない旨、明ら
かにした。しかし、その後も日本は満州国を設立するなど、対外拡張行動をすすめ
た。国際連盟はリットン調査団を派遣して現地調査を行った結果、日本の行動を非
難した。日本はこれを不服として、1933 年に国際連盟を脱退した。さらに日本は翌
年にワシントン海軍軍縮会議、1936 年にはロンドン海軍軍縮会議を次々と破棄した。
こうして日本は国際的規約から離脱し、外交的孤立を深めていった。
日米関係はその後も冷え切ったままであった。この時期に注目すべきことは、満
州事変に端を発した日本の連盟脱退のころから、アメリカ国内で「日本脅威論」や
「日米衝突不可避論」が台頭してきたことである。確かに、ルーズヴェルト政権は
ヨーロッパ情勢への対応を優先する「ヨーロッパ第1 主義」を掲げ、1940 年ころま
で、慎重な対日政策を採用していたと言えよう。しかし、この頃になると、アメリ
カの政権内外で対日強硬論が少しずつ勢いを増してきた。

570 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:49:50.82
米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

民国の独裁官蒋介石が”航空救国”を高調してから目標空軍一千機にスタートを切ったのは
上海事変直後のことである、多事多難な「地震の殿堂」南京政府ではあったが、この大航空
建設の念願は年一歩と進展し到頭「一つの空の偉力」をアジアの一角に出現させてしまった、
そして新陣容を整えた青天白日旗下のこの民国空軍の華やかな光芒の蔭には実に”アメリ
カ”と云う黒幕が隠然と存在していたのだ、そして今も尚おアメリカの指導下にあって、民国は
更にその空軍を倍加せんと画策している。
先ず国民政府に属している現在の空軍を観れば、上海事変当時は陸上七隊水上一隊に過ぎ
なかったが、アメリカの積極的指導を得て空軍の内容刷新と、その兵力の増加を策し一方国
民の航空熱熾盛化と相俟って空軍拡充の気運を醸成し来った。 例えば米国と航空密約を締
結して空軍の根本的刷新を図るためその一時的方便として先ず陸上七隊を三隊に縮小し、
残りを杭州飛行学校に集中してアメリカ飛行士を招聘、根本的に空軍勤務者を訓練した。
かくして支那空軍は”尋常一年生”にかえって根本的にやり直しを行い、その為に内容は漸次
充実性を帯びて来たが、所謂「支那航空三年計画」は昭和十一年末を以て略完成をみたと伝

571 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:52:46.57
A米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

えられているが、それに依ると
一、偵察機 三五〇機
一、駆逐機 三〇〇
一、軽爆撃機 二〇〇
一、重爆撃機 一〇〇
一、水上機 五〇
計 一、〇〇〇
に及び、近くこれは七乃至八聯隊に編成され更に茲数年後には一層優勢な空軍を保有するだ
ろうと観られ、その背後に指導者アメリカが存在しているだけに「単なる支那空軍」として決して
軽視出来ない情勢に到来した事は確である、一方、地方軍閥によって育成され、中央空軍とは
別個に取扱われているものに四川の二十機、山西の十五機などその他貴州、雲南にも若干機
あるが、支那協賛軍にも「朱毛空軍」といわれるものが数台あるといわれ、これはソ聯空軍の支
給によるものと伝えられている、面白いのは地方空軍の飛行機操縦者が殆ど外人飛行士であ
ることであろう。

572 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:53:35.50
B米国の指揮下に一千機を建造  支那の航空三年計画 (昭和12年2月21日満州日日新聞)

さて支那空軍の発達をみる場合、われわれはアメリカの根強い支援を決して忘れることは出来
ない、アメリカの援助は中央空軍の拡張を企図したのであるが、その裏面には支那政府が米
国に軍事上重要な利権を提供していることである、更に各地方空軍は名義上支那軍閥に属し
ているが、実権は殆ど米国の手に帰している、そしてアメリカの教官は現在百名を超えている、
飛行機とガソリンは全部アメリカによって制せられている、例のリースロスの国幣改革案に基く
銀国有の断行で支那の財政は愁眉を開いたというが、ここでも巨利をせしめたものはアメリカの
飛行機会社だった、何しろ一年に三百機も売り込むアメリカである、ただその蔭にもう一つのた
くらみが潜んでいることをわれわれは知ることが出来る、それは抗日の熱病に憑かれた支那の
官民を煽りたてて、空軍を拡張させれば一つは対岸の強敵”日本”を牽制し得るというアメリカ式
考えからであろう、これは米国としては一石二鳥の名策として自負するに充分なものがあろう。

573 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:56:27.79
○昭和12年7月支那事変勃発前後に於ける支那空軍の内容は次の通りであった。

支那空軍保有機数・・・戦後復員省資料
-----------------------------------------------------------------
         米国      伊      佛     独    其の他    合計
-----------------------------------------------------------------
戦闘機    112(59)    67(51)                        179(110)
偵察機    148                                   148  
軽爆機     47(60)    15       15                   77(60)
重爆機     7        6             9             22 
--------------------------------------------------------------------
第一線機 計 314(119)    88(51)    15    9             426機(170)
---------------------------------------------------------------------
練習機    約100       12            (30)    約20     約132 (30) 
輸送機     13        12                           25
海軍機                                  約10     約10
其の他                                   65      65
-----------------------------------------------------------------------
計        113      24            (30)    約95     約232機(30)
----------------------------------------------------------------------
備考 表中括弧内数字は契約機を示す。 国名は製造国。

574 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:57:05.95
また、別の資料によると
       偵察機    戦闘機    爆撃機
        251      212      257     計720機
実働機数   60〜80    45〜70    50〜60  実働機 計155〜210

575 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:57:44.73
@支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
--------------------------------------------------------------------------------------
大隊   任務   大隊長   所属中隊   駐地   中隊長   副隊長    機種     機数    計
--------------------------------------------------------------------------------------
第一   爆撃   刑鏟非     第1     南昌   李鵙禎   田相國   Northrop     9
          (副)孫仲蘂                                 Fleet       1
                     第2      南昌   徐康良   蕭起鵬   Northrop     9   flb 19
---------------------------------------------------------------------------------------
第二   爆撃   張延孟     第9     廣徳    謝有両           Caproni     7 
          (副)孫桐崗     第11     廣徳   黄正裕           Northrop     9   fb 16
                      第14    廣徳    趙延診   藍東権    Fiat       9   fc  9
---------------------------------------------------------------------------------------- 
第三   駆逐   蒋其炎     第7     句容    郝鸂藻           Hawk V     9
          (副)王天祥     第8     句容    王天祥  王常立     Breda      2
                                                  Fiat        3
                     第17     句容          余彬偉    Boeing      10   fc 24
-----------------------------------------------------------------------------------------

576 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:58:15.07
@支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
-----------------------------------------------------------------------------------------
第四   駆逐   高志航     第21    南昌    李桂丹   劉志漢    Hawk V    10
                     第22    南昌    黄光漢   頼名揚    Hawk V     9  
                     第23    南昌    毛瀛初   李克元    Hawk V     9    fc 28
-----------------------------------------------------------------------------------------
第五   駆逐   丁紀徐     第24    南昌    劉粋別   梁鸂雲    Hawk V     9 
          (副)馬庭槐     第25 南昌    胡荘如   董明徳    Hawk V     9
                     第28     南昌    馬庭槐   袁宗棋    Hawk V    10   fc 28
------------------------------------------------------------------------------------------
第六   偵察   陳某      第3     南京    孫省三   彭亜秀    Douglas     9
          (副)李懐民    第4     南京    譚以徳            Douglas     9
                                                   Math       2
                     第5     南京    張毓珮            Douglas     9
                     第15     南京  代 黄志剛   余平想    Fiat        9 fr27(2)
                                                   Caproni     1   fc10
-------------------------------------------------------------------------------------------

577 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:58:41.58
B支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
-------------------------------------------------------------------------------------------
第七   偵察   譚壹      第6     西安     金雯     陳又超    Corsair     9
          (副)揚亜峯    第12     西安    安家駒    沈延世    Corsair     9
                     第16     西安    譚壹     林佐     Corsair      9   fr27
--------------------------------------------------------------------------------------------
第八   重爆撃  謝莽      第10     南昌    張之珍    韓錫倫   Suvoia      6
                                                   Douglas     6
                     第19     南昌    謝莽     薛輯輖    Heinkel      6
                                                   FockeWulf    1
                     第30     南昌    郭漢廷    盧誉衡    Mrtine      6   fb大 25
-------------------------------------------------------------------------------------------- 
第九   攻撃   劉起然     第26 蚌埠    王漢勲    唐元良    Curtiss Shrike 6
     (陸面) (副)冀頴澄    第27    蚌埠     孟廣信    張旭天    Curtiss Shrike 9   fb 15
--------------------------------------------------------------------------------------------

578 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 00:59:06.60
C支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
--------------------------------------------------------------------------------------------
大隊未編成             独立第13  除州    李逸済    李英荗    Douglas     7   fr 7
                   -------------------------------------------------------------------
                    独立第18  廣州    陶佐徳    楊一白    Douglas      9
                                                    Corsair      3   fr 12
                   --------------------------------------------------------------------
                    独立第20  漢口    教源清            Douglas     11   fr 11
                   -------------------------------------------------------------------
                    独立第29  廣州    何渭            Hawk V     9 
                                                       fc     3    fc 12
                   --------------------------------------------------------------------
                    独立第31  西安    鄈顕綱            Douglas      9    fr 9
---------------------------------------------------------------------------------------------
合計                            戦闘機111、偵察機95、軽爆撃機50、重爆撃機25    計281機 
----------------------------------------------------------------------------------------------- 

579 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 01:00:08.38
C支那空軍編制及職員表(昭和12−7−10)軍令部把握
--------------------------------------------------------------------------------------------
大隊未編成             独立第13  除州    李逸済    李英荗    Douglas     7   fr 7
                   -------------------------------------------------------------------
                    独立第18  廣州    陶佐徳    楊一白    Douglas      9
                                                    Corsair      3   fr 12
                   --------------------------------------------------------------------
                    独立第20  漢口    教源清            Douglas     11   fr 11
                   -------------------------------------------------------------------
                    独立第29  廣州    何渭            Hawk V     9 
                                                       fc     3    fc 12
                   --------------------------------------------------------------------
                    独立第31  西安    鄈顕綱            Douglas      9    fr 9
---------------------------------------------------------------------------------------------
合計                            戦闘機111、偵察機95、軽爆撃機50、重爆撃機25    計281機 
----------------------------------------------------------------------------------------------- 

580 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 11:06:19.66
一、大山事件直前の上海状勢
1、北支に於ける日支軍事行動の進捗に伴ひ中、南支方面情勢漸く険悪の兆しあり。
上海に於ても支那軍漸次増強せられ、8月初旬同地方支那兵力は、保安隊3500、
憲兵1500、警察隊(装備は軍隊と同しきもの)5000あり。
又、京滬沿線に王敬久87師(停戦区域に接近)、宋希濂36師、孫元良88師 滬杭沿線に
李松山55 劉尚志56 阮肇昌57の3個師及1独立旅、1独立砲兵団(以上何れも中央軍)
駐屯せるが上海を中心とする正規軍は全部にて10個師に増強する予定にて漸次集結中
の由伝えられたり。

2、上海に於ける抗日団体たる各界抗敵後援会及文化会救亡協会等の社団体は前線兵士慰問隊の組織、
抗日義捐金の募集等を決議し蒋介石に対し激励電を発し又私貨不売買委員会、中華国貨維持会等は
私貨の不売買、廃銅、鉄屑の輸出防止を決議し尚又学生等は従軍を志願する等抗日気勢を挙げたるか
8月に入り閘北方面に於ては内密に保安隊の集結を行ひ防備施設を施し連夜演習を挙行し居るやにて
之か為上海に於ても日支衝突の危機刻々切迫せりとし各種流言蜚語乱れ飛ひ閘北及東部地域より租界
内への支那人避難者昼夜絡繹として虹口一帯は上海事変以来の混雑にして8月初旬の租界逃入者5万を
突破する状態にして右は在留邦人殊に租界外居住者に対し少なからさる不安を与えたる折柄5日夜半よ
り7日早朝に亘り保安隊は北部体育路方面に於て殊更日本部落(日本人倶楽部付属園附所)を目標に襲撃
演習を挙行せる趣にて同地域邦人は通州事件を連想して恐怖に戦き婦女子を床下又は醸造用大樽の中に
匿し万一に備ふる等非常の衝撃を与えたる事件発生し避難方に付上海総領事館の指揮を懇請し来たれり
・・・

581 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 11:07:05.29
北支事変勃発後、中南支方面の情勢逐日悪化し、上海付近に於ては日支経済関係
断絶の状態に陥り、保安隊に擬装せる中央軍は上海停戦協定を蹂躙して同地帯内に
進入し陣地を構築す 叙上の情勢に鑑み揚子江沿岸在留邦人は8月9日迄に上海に
引揚を了る。
8月9日大山事件起きるや第三艦隊長官長谷川清中将は
南京政府に対し、停戦協定地域内の支那軍の撤退及防禦施設の撤収を要求す。
然るに支那側は之に応ぜさるのみならず、11日夜以来停戦協定を無視し、公然
軍隊を上海付近に集中。
翌12日に於ける集中兵力は中央直系軍約3万其の他の軍約2万に達す。
上海に於ける我が海軍特別陸戦隊の兵力は事変直前約3千にして、其の後逐次
増加せられしも8月12日頃に於て尚約4千に過ぎず。海軍特別陸戦隊は右の如き
事態に鑑み、12日夜応急警備に就き、警備区域は東部協同租界全域に至る。
而して蘇州河以西の共同租界は英米の主権下に在りて日支両軍共之に進入するを許さず。
13日八字橋付近に於て支那正規軍と衝突し、茲に戦闘状態惹起するに至る。

582 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 11:07:33.85
@
「抗日支那の研究」長野朗著1937年11月坂上書院刊
(排日運動の経済的ボイコットは満州事変以前を第一期、満州事変勃発時を第二期とし)
北支問題が起こるや、排日は第三期に入り抗日となった。日貨排斥に変わり、対日宣戦の叫びが
到る所に挙がった。昭和10年の暮れごろから11年に入って支那人の対日空気は北から南に到る
まで、一般的に非常に悪化した、・・・支那人は次のように言う。「今、吾人に残された問題は一つ
である。それはいつ日本と戦うかということである」と。
彼らは民衆に向かって、支那は日本と戦っても負けないという宣伝をやった。かくて支那全土に漲
るものは抗日救国の空気である。この奔騰の勢いの前に如何なるものも抵抗できない。右翼から
左翼まで欧米派も連ソ派も学生も労働者も商人も、南方派も北方派もすべて抗日一色である。
識者も民衆も内戦を嫌うが、然し彼らの最も平和的な者も、日本となら戦うと言っている。昭和10年
末からの学生運動は中国全土に蔓延し、今や全く共産党系に牛耳られ、最近全国的組織を完成し
全国的抗日宣伝に努力すると共に学内では非常時教育計画により極端な軍事教育が行われ、中
等学校では軍事教練、大学専門学校ではそれぞれ専門に応じた軍事研究を行なった。

583 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 11:08:16.43
A
少年団も出来た。学生は農村及び労働者の間に義勇軍の編成を企てた。
抗日の空気が中国全土に漲ると共に、蒋介石の対日戦備は着々として進められ、230万人の常備
軍を擁するまでになり、殊に空軍の拡張に全力を注ぎ、杭州 、洛陽等に飛行学校を設け、アメリカ、
イタリア等から続々と飛行機を購入し、その数1千台に達し、軽重爆撃機数百台を備えるに至った。
国内防備計画も積極化し、北支那では北平、天津方面の宋哲元軍が第一線にあり、山西軍8万、
山東軍10万、及び平漢線の満福麟軍、南震軍がその後詰となり、保定、滄州に堅固な陣地を設け
た。また黄河南岸の隴海線一帯を第ニ線とし、ここに中央軍を配し堅固な陣地が設けられた。
また中支方面では東方に対し海岸線を第一線とし、海州、上海、杭州が固められ、南京の防備が完
備された。また武漢を第二線とし、四川を第三線とし、ここに蒋介石は最後の拠点とし成都を中心に、
盛んに四川の経営をやった。こうした抗日の空気の中から種々の事件が突発し、大勢は日支衝突の
一路に向かって進み、最早人力では如何ともすべからざる状況となっていった。。

584 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 11:08:50.92
蒋介石は既に昭和11年春に2中全会に於て、次のように日本に妥協しない決意を述べていた。

「支那は一体どこまで忍耐すべきであるか」との問いに対して、蒋介石は、
「和平の限度は北支を指すのである。北支は満州と違って支那民族の生存の為の血であり、
肉である。従って北支における主権保持と行政完整の根本原則が侵害される場合こそ、
断乎最後犠牲の決心を発動すべきである。しかも最後犠牲の決心を発動したる場合は、
もはや最後まで妥協はあり得ない。妥協を計ることは、即ち屈服に外ならず、屈服は吾人の
絶対に甘受し得ないところである。」

585 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 11:09:31.69
蒋介石は中国存亡の鍵を握るのが空軍であるとして最重要視していた。

杭州航空学校卒業式後蒋介石の訓話 昭和11年10月14日
教官職員父兄への訓話要旨
日本は過去に於て満州を略奪し華北に進出し来りたるも吾国の応付準備なかりし為、
殊に空軍の建設なかりし為、忍ぶべからざるを忍び今日に至りたるが、此次更に無
理なる要求をなし今や大勢は開戦の止むなき段階に到達せり。
此秋に於て屈服せば中国は唯亡国の一日あるのみ。勝敗の決は実に空軍同志の決意
如何にあり。若し300名の空軍同志が決死の覚悟を以て日本軍、日本軍艦或は日
本国内の重要都市を襲撃せば敵に莫大なる損害を与え勝敗を左右するに至るべし。
中国は現在危急存亡の時にして救亡は只空軍の活動如何にあり。空軍同志の父兄た
る諸君は中国安危を眼前にして各々吾子弟をして後顧の憂を抱かしめざるよう安心
を与え勇躍国難に赴かしめられん事を望む。若し不幸にして戦死することあれば国
家は其の遺族に対する撫恤は十分に支給する用意あり。・・・

586 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 11:09:57.78
昭和11年6月 上海各界救国連合会が赴京請願団を南京に派遣した時の宣言より抜粋
 
我らは無限の悲憤血涙を以て、最後の犠牲的決意を抱き、ここに政府に向かって我等の要求を提出する。
「直ちに対日宣戦を布告せよ!」と。
我等の敵日本帝国主義は我が民族に商工両方面より打撃を加え更に河北増兵によって我等の河北を第二の
東北と化せしめんとしている。吾等なお抵抗せずんば全国の同胞はただ亡国奴と化せんのみ。現在、河北
の将士は敵人の圧迫下にあって、反抗の準備を整え、西南の14集団軍はすでに正式に抗日戦線へと出発
した。全国民衆の熱血は遂に沸騰の頂点に達したのだ。・・・
我等は西南の抗日部隊に対して速やかに北上の便宜を与えんことを要求す・・・

(この当時蒋介石は綏遠事件で内蒙古軍を破り有利な体勢にあり、共産軍壊滅を計画中だった)

587 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 19:15:50.50
>>1
>第三艦隊の長谷川清はこの間中国軍側と交渉しよういう意思も 行動もまったく無い
自分が無知なだけw
戦史叢書見れば、長谷川長官は何度も特使を派遣して交渉しているが。

>>85
@著者が無知なだけw
>事件が解明してない翌日に、海軍大臣が昇進の奏上したり遺族へ電報送ったり
>どうみても海軍省の異例の素早い対応が不自然すぎる
アジ歴見れば、そんな例は他にもいくつも出てますよ。
当時の軍隊などは訓練で死傷するのはよくあることであり、したがって人事上のあらゆる処理は
遺体が確認できれば、発生して即座に行えるようになっていたようですよ。
本人が死亡していなくても絶望危篤である場合には翌日昇進を大臣に申請したり遺族に連絡したりしています。
遺体が確認された場合には発生して数時間後に同様の人事上の処理を行っていますよ。
当日か翌日に手続きが行われるのは普通のこと。

588 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 19:16:19.55
>>85
A著者が無知なだけw
>大山中尉が通常任務で行くはずのない場所で事件が起きた点
そりゃそうだろう。
華北で帝国陸軍が北京占領やったり通州を爆撃したおかげであの残虐な通州事件が発生してるんだからね。
上海の中国側が激昂し憤激し反日抗日一色に動いていたんだから、在留邦人を守る為には相手を偵察しな
ければならない。だから偵察に行ったんだろ。通常任務などやってる場合じゃないんだぞ。

589 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 19:16:59.19
>>85
B著者が無知なだけw
>元参謀本部勤務の武藤徹が上官の釜賀一夫少佐から聞いたとする話し。
>お国のために死んでくれ、家族の面倒は見るからと口頭命令があったとする証言
お国のために死ぬというのは当時の陸海軍将兵ならみんな当然のように持っていた考えだ。
家族の面倒を見る、というのも同様に普通の慣習だ。
そうでなければ誰が軍隊に応募するのか?
口頭命令ではなく当たり前のことを言ってるだけだぞ。当時はすでに回りは危険な状況にあり、
偵察や他の任務に上海市内に出向くことは危険な状況にあった。しかし、危険だからそれをやらないで
布団をかぶって寝てろとでも云うのは任務の放棄、逃亡にも等しい行為。
上海の在留邦人数万の生命と権益を見殺しにすることである。
上海など中南支の邦人保護は帝国海軍の役目。(帝国陸軍は中南支に存在しない)

590 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 19:17:38.85
>>85
C著者が無知なだけw
>中国軍の検問所を二つ突破し、さらに暴走したから射殺されており
>どうみても自分から死ぬ気で突入している。

当日の南京放送が放送していたのは、飛行場衛兵に発砲命令が出ていたので
日本側に向けて発砲した、それで日本側は退却した。しかしその発砲音を聞いて、中国側の
保安隊が駆けつけて来た、日本側と保安隊の間で打ち合いになり保安隊に死者が出た、と。
退路をふさがれた日本側は飛行場方面に向かうしかなかったのだろう。
これに中国側が射撃し日本の二人は死亡した、というのが真相だろう。
つまり、最初に発砲したのは中国側である。

591 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 19:18:17.16
>>85
D著者が無知なだけw
>事件当時の海軍は台湾と九州で、新たに編成した連合航空隊を進出させ
>中国爆撃命令を 今や遅しとイライラしている状況にあり

満州事変以降、中国全土に反日抗日運動が燃え上がり、中国正規軍も関与する日本人へのテロ行為が頻発。
そのため海軍は、中国側が日本へのテロや反日行為を止めない場合には、敵基地や軍事施設を爆撃すること
ということを一年前から決めていた。(この決定会議当時、山本はまだ次官ではないので出ていない)
中国はアメリカの支援により中南支各地に飛行場や航空廠など航空戦力を充実させていた。
海軍の担当する南支那、中支那には、邦人を守るべき日本陸軍兵はいなかったからである。
陸軍も対支作戦計画を作っていた。

592 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 19:18:56.85
>>85
E著者が無知なだけw
>新しい褌、日記に遺書めいた言葉、遺髪が残されていた。だから謀略だ。

日記が残ってるのは謀略でも何でもない、という証拠。
戦死すれば遺品は軍事機密有無のチェックを受けた後、遺族に渡されるからである。
当時の上海の状況は一触即発状態にあり、偵察に行くことが危険を伴うことは承知。
だから日記などで家族への別れを告げておいた。これは戦地ではよくあることで、多くの
戦争手記にもそういう記述は当たり前のように見られる。

593 :名無し三等兵:2016/10/20(木) 19:19:27.52
>>445
捕捉すると、
虹橋飛行場は中国側の軍事専用飛行場であり、上海の死命を制する重要な位置にある。
ここに存在する中国空軍の動きを知ることが極めて重要だったから大山中尉らは偵察に行っていた。
中国側の記述では日本側は数日前から偵察に来ていた、ということである。

594 :名無し三等兵:2016/10/21(金) 11:41:28.40
支那為政者速に反省 我が理想に順応せよ 貴院本会議席上広田外相演説

事変勃発以来、帝国政府は、現地解決事態不拡大の方針に基き、南京政府の速なる反省を求め、
時局の収拾に努力し来ったのであるが南京政府は毫も誠意を示さず益々中央軍を北支に集中して
我方に挑戦し来るとともに、揚子江流域及南支確知においては陰険極まる排日を行い、以て是等
地方における我が在留民の平和的活動は固より、その生存をすら危殆ならしむるに立至った、斯
かる状態の下においても、帝国政府はなお出来得る限り事態の平和的収拾を期し漢口を初め、
長江流域在留邦人を全部引揚げしめたのである其の後偶々八月九日上海において、我が陸戦隊
大山中尉及斎藤水兵が、支那保安隊の為無残に殺害せらるるに至ったが、我方においては尚努め
て平和的解決の方針を以てこれに処し、右保安隊の急速なる撤退、並に昭和七年の停戦協定に違
反する各種軍事施設の撤去を求め以て事態の収拾を図らんとしたのである然るに支那側において
は、言を左右に託して之に応ぜざるのみならず、益々停戦区域内におけるその兵力並に軍事施設
を増大し、我方に対して不法にも攻撃に出でた為、帝国においては已むなく応急の措置として、
少数の海軍兵力を上海に増遣し、以て我が居留民保護の責を全うせんことを期したのである斯の
如く上海の形勢不穏に立至るや八月十一日在南京英米独仏伊の五箇国大使は、日支双方に対し、
上海における外国人の生命財産の安全を計るため、同地を戦火の巷となさざる様出来得る限りの
措置を講ぜられ度き旨申出たのである、右に対し帝国政府は、上海における内外人生命財産の安
全は、固より我方においても最も顧念するところであるが、是がためには租界附近に進出し我方
に脅威を与えつつある支那正規軍及保安隊を、交戦距離外に撤退せしめ租界附近の軍事施設は之を
撤収することが先決問題で、支那側が右条件を受諾するに於ては、我方陸戦隊の配備をも亦常態に復

595 :名無し三等兵:2016/10/21(金) 11:44:38.98
するの用意ある旨を答え関係列国に於て先ず支那側をして、右条件を受諾せしむる様在支大使をして五国側に申入れしめたのである、
然るに支那は右我方の応急適切なる条件に対し耳を傾けなかったのであるが続いて八月十三日には更に在上海英米仏三国総領事より
交戦停止方に関する一具体案を示し、日支間に直接交渉を行い、目前に迫った危機を回避する様日支双方に申出があり、右申出は八
月十三日夜半東京に接到したが支那側は右に拘わらず続々上海附近に正規軍を進出せしめ、既に同日午後より攻撃を開始し、十四日
に至っては遂に我が陸戦隊及軍艦並に総領事館のみならず、租界内随所に爆弾を投下するの暴挙に出でたため事茲に至っては帝国と
しても、最早平和的収拾の望を捨て、三万に垂んとする我が居留民保護の為、遂に戦闘を行わざるを得ざるに至った次第であって、
関係外国の努力も支那側の暴挙により、一瞬にして水泡に帰したのは誠に遺憾に堪えないところである此の如く上海一帯は戦火の巷
となった結果、該地に莫大の投資と多数の居留民とを有する関係各国は自然之に対し重大なる関心を示すに至り、英国よりは、更に
八月十八日「日支両国政府が双方の兵力を撤退し、共同租界及越界絡在住日本臣民の保護を外国側に委任するに於ては、英国政府は
他の列国が英国と共に同一行動に出づる限り、右責任を取るの用意ある」旨申出で、仏国政府も又翌十九日右英国政府の申出を支持
する旨申出でたが、これより曩、米国政府よりも上海における戦闘停止方に付希望を述べ来ったのである、帝国としても之等諸国と
同様、上海には重大なる利害関係を有するに鑑み、出来得る丈け同地の平穏を冀念する次第であるが今次上海における支那側の行動
は昭和七年の上海停戦協定に違反し、濫りに正規軍を協定地域内に入れ、保安隊の数次武装を増強し衆を頼んで我軍民に挑戦し来っ
た次第であるので前記英国政府の申出に対しては、我方従来の平和的努力並に支那側の不法攻撃の実状を詳述し、上海に於ける戦闘
は支那側が直に右正規軍を協定地域外に撤退し、保安隊を前線より遠ざくることに依り終熄する外なき旨を回答し、英国も停戦協定
関係国の一として、速に支那側の停戦区域外撤退方実現のため尽力せんことを求め仏国及米国に対しても夫々同様の趣旨を回答した
のである、なお

596 :名無し三等兵:2016/10/21(金) 11:47:15.92
北支においては支那側は従来我方との間に存在した各種の約諾を無視し、大軍を北上せしめて頻りに挑戦的態度に出でて居るのみならず、
更に察哈爾方面にも続々軍隊を進出せしめて来たので、我方としては断然之に対応して適切なる措置を執るの已むなきに至ったのである
以上の如く戦闘は今や北支のみならず、中支方面にも波及し、帝国は遂に支那との間に広範囲に渉り戦火を交えざるを得ざるに亘り、又
中南支及山東における約五万の我が居留民は多額の投資、多年の地盤及権益を後に残して引揚ぐるの已むなきに立ち至り、更に戦火の犠
牲となった居留民も相当多きに上りつつあるのは、甚だ痛心に堪えないところである、在支第三国人も亦我が居留民と同様困難なる立場
に置かるるもの少くないのは、誠に気の毒なことであると言わなければならぬ是れ畢竟南京政府のみならず、地方軍閥に至るまで多年自
己政権強化のため排日抗日の気風を煽動し民心を激化するのみならず、進んでは赤化分子と苟合して日支の国交を益々悪化せしめたる結
果に外ならない、今や我が忠勇なる皇軍は挙国一致の後援の下に日夜有らゆる艱苦を排して戦闘に従事し、目ざましき効果を挙げつつあ
るは真に感激に堪えない次第である帝国の国是が日満支三国間の融和提携に依り東亜安定の基礎を築き、共存共栄の実を挙げんとするに
あることは、今更申すまでもない、然るに支那は毫も我が真意を諒解せんとせず、却って今日の如く大軍を動かして、我が軍民に向い来
る以上は我方も亦之に対応する軍事行動に依り、断乎として支那の猛省を促すことを急務とするのであるしかして帝国の庶幾するところ
は北支を明朗ならしめ支那全土より今回の如き戦禍再発の憂いを除き、両国の国交を調整し、依って以て前述の国是を実現せんとするに
外ならない、故に私は支那為政者が東亜の大局を洞観し、速に反省して帝国の理想に順応し来らんことを望んで止まない次第である

597 :名無し三等兵:2016/10/21(金) 11:56:12.85
わが陸戦隊員、又も上海で射殺さる(1936年.9月.24日(昭和11年)
一名即死し二名負傷 犯人は数名の支那人

【上海同盟二十三日発】本日午後八時五分呉淞路至誠堂前を散歩中の日本陸戦隊三名は支那人に射撃され、
一名は胸部を撃たれ即死し、他の二名は両腕に負傷した
【上海同盟二十三日発】日本水兵射撃犯人は数名の支那人で、拳銃七、八発を発射しその中一名は富士見洋
服店附近で逮捕され、台浦路陸戦隊派出所に連行し目下取調中である
【上海同盟二十三日発】即死した我水兵は田湊二等水兵で負傷した二名は八幡一等水兵出利葉二等水兵と判
明した
【上海同盟二十三日発】射撃された三名の水兵が海寧路至誠堂前を歩行中向い側の上海銀行前のバス停留所
附近に潜んで居た数名の支那人に狙撃されたものである、胸を撃たれた一名は至誠堂の中にはいり込み本棚の
間に倒れそのまま絶命した

現場一帯を占拠 我陸戦隊急遽出動
【上海二十三日発】急報に接した我陸戦隊は虹口派出所及び本隊より隊員を急派し現場附近及び呉淞路、
北海寧路、老鞄子路一帯を占拠した

出雲陸戦隊上陸 非常警戒陣布く
【上海同盟二十三日発】死傷した我水兵は本日軍艦出雲より上陸し、上海特別陸戦隊に編入された許りの者で
午後八時五十分急報に接し出雲より陸戦隊一箇小隊上陸、現場に駆付け警備についた、尚お陸戦隊本部は二
箇中隊を現場に派遣し非常警戒に就いた
【上海同盟二十三日発】午後八時四十五分旗艦出雲より陸戦隊○○名上陸我大使館総領事館及びその附近一帯を
臨時占拠し特別警備に就いた

598 :名無し三等兵:2016/10/21(金) 11:56:56.03
拳銃持った支那人無我夢中で引捕えた 犯人逮捕の殊勲者語る
【上海同盟二十三日発】富士見洋装店前で犯人を逮捕した新六主人堀井正氏(三三)は当時の模様を左の如く語る
 拳銃の音がして日本の水兵が倒れるのを見受け、その傍を見ると拳銃を持った支那人が将に逃げんとして居るので
無我夢中で拳銃をもぎ取り犯人を直に陸戦隊本部に引渡した
尚お目撃者の一人黒田嘉市氏に語る
 海寧路にある飲食店(だるま)の前を通行中自分の後から走り出た支那人一名が我水兵目掛けて拳銃を乱射して逃
走した犯人の一人は中折帽に短い支那服を着した苦力らしい男であった

弾丸ケース七発発見さる
【上海同盟二十三日発】現場附近で犯行に使用されたピストル弾ケース七発が発見された

後方から七八発ピストルの音 同行中の水兵当時の模様語る
【上海同盟二十三日発】支那人に狙撃された我水兵三名と同行中幸いに負傷を免れた高知二等水兵は当時の模様を語る
三名は自分より前を歩き午後八時二十分頃自分の後方から七、八発の拳銃の音がして、一名が至誠堂書店内に倒れ込み、
他の二名も店内に飛込んだが、一名は即死し二名は負傷した

日支交渉打切り 愈よ自衛権発動
二十三日夕刻突如勃発した呉淞路の我陸戦隊水兵三名の殺傷事件は成都事件は勿論北海の現場踏査も漸く着手した許
りで、漢口の吉岡巡査殺害犯人も杳として不明で全く解決の曙光もなく、支那側の不誠意には我陸戦隊、陸海軍、外務三相
も痛く憤激し事件が大都市中に起ったことは支那側の排日抗日取締の不徹底のみならず、寧ろ却って挑戦的煽動をして居る
ものと断定するの外なく、かくては支那の誠意追求の交渉も益なしと 川越大使の南京引揚げを命ずと共に断乎自衛権を発動
実力を以て在住邦人の生命財産の保護権益擁護に当り事件解決の外なしとしている

599 :名無し三等兵:2016/10/21(金) 11:57:24.27
捜査隊出動
【上海同盟二十三日発】塚本憲兵隊長中村工部局警部を主体とする工部局警察の捜索隊十数名の一行は午後九時三十五
分支那街某所の家宅捜索のため出発した

戒厳状態
【上海同盟二十三日発】工部局警察は我陸戦隊と恊力して蘇州河以北の虹口邦人密集地帯を囲む一帯を交通を遮断して戒
厳状態に入った

露骨極る挑戦 現場は派出所の附近
【上海同盟二十三日発】犯行の現場は日本人商店街の中心たる呉淞路と海寧路の角至誠堂書店の前で、我陸戦隊虹口派
出所より凡そ一丁の近距離で余りにも露骨の挑戦行為に我海軍は激怒して居る

600 :名無し三等兵:2016/10/21(金) 12:16:39.82
中山兵曹暗殺の犯人に死刑 1936年.10月.3日(昭和11年)
きのう判決言渡さる

 上海本社特電【二日発】昨年十一月九日上海陸戦隊本部近くのダラッチ路に発生した中山兵曹射殺事件の
犯人楊文道(四二)葉海生(二八)周社栄(三一)の三名に対する判決は二日午後二時上海第一区特別法院で左
の如く言渡された
 【死刑】楊文道、葉海生【無罪】周社栄
言渡の瞬間楊、葉両名ともさっと顔面蒼白となったがやがてまたふてぶてしい気味悪い笑さえ浮べて「きれい、
さっぱり」と捨科白を残して直に引下った、傍聴席の陸戦隊大杉先任参謀は判決と同時に伝令を陸戦隊本部に派し、
近藤陸戦隊司令官はこの報告を受けるや直に自動車を郵船阜頭の軍艦出雲に飛ばし及川第三艦隊司令長官に報告、
午後三時半帰隊するや新聞記者団に談話の形式で次の如く発表した
 楊、葉両名が死刑となったがこれは余が初めから確信していたところで故中山兵曹の霊も地下に冥すべく司令官とし
て感慨新たなものがある、しかし余は最近頻発する事件に鑑み、わが陸戦隊が依然自衛上必要な警備を継続するの
やむなきを感得するものである、最後に本事件発生以来工部局検察当局の絶大な努力に対し深甚の敬意を表する次
第である

601 :名無し三等兵:2016/10/21(金) 12:17:16.32
沖野海軍駐在武官談
この確然たる事実で中山事件は水兵同士の喧嘩、萱生事件は桃色事件、北海事件は自殺、漢口事件は私怨だなどと
悉く白を切っていた支那側の鼻をあかし、暴虐極まる暗殺団の実在を確認したことが私どもは何より嬉しい、去る四月
十五日青島で葉海生を、同十九日上海で楊文道を捕え証拠を握って五月一日起訴以来、公判を繰り返えすこと十四回、
遂に今日の結果を見たが私等は事件以来十一ヶ月にわたって寝食を忘れ、犯人捜査、あたられた工部局警察の努力、
殊に特別政治警察日本隊の労苦に対して深甚の謝意を表さなければならぬと思っている
捜査隊出動
【上海同盟二十三日発】塚本憲兵隊長中村工部局警部を主体とする工部局警察の捜索隊十数名の一行は午後九時三
十五分支那街某所の家宅捜索のため出発した

戒厳状態
【上海同盟二十三日発】工部局警察は我陸戦隊と恊力して蘇州河以北の虹口邦人密集地帯を囲む一帯を交通を遮断し
て戒厳状態に入った

露骨極る挑戦 現場は派出所の附近
【上海同盟二十三日発】犯行の現場は日本人商店街の中心たる呉淞路と海寧路の角至誠堂書店の前で、我陸戦隊虹口派
出所より凡そ一丁の近距離で余りにも露骨の挑戦行為に我海軍は激怒して居る

602 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 01:14:30.58
又も邦人射殺事件 1936年.7月.12月(昭和11年)
我陸戦隊強硬 軍艦出雲出港を見合す 現場は支那側警察区域  抗日テロ団の行為か

 上海本社特電【十日発】十日夜九時半ごろ上海狄思威路の元月廼家花園附近で三菱商事上海支店海産部員萱生鉱作氏
(四三)(本籍千葉県山武郡大和村字小西七四〇、広吉氏長男)が夕涼みのため子供を抱いて散策中、突然暗闇から便服の
支那人にピストルで狙撃され、弾丸は右腋下を貫通、その場に昏倒、直に福民病院に収容されたが十一日午前一時五分遂
に絶命した、この報にわが海軍上海陸戦隊は狄思威路一帯の非常警備につき物々しい状態を呈している、この事件は昨今
排日熱の弥漫しつつある折柄、また中山兵曹事件公判がますます複雑化しつつあるので重大視されている、なお犯人は抗
日テロ団の計画的邦人迫害ではないかと見られている(この項一部既報)
 上海本社特電【十日発】遭難現場は支那公安局の警察区域でこの点従来中山事件などと異なり、明かに支那側の責任に
帰すべきものとして俄然問題の成行きが重視されるに至った、兇漢は白靴をはいており目撃者の談によれば狙撃後何事か
支那語で叫びながら支那街に姿を晦ましたと
【上海十一日発同盟至急報】出港予定の軍艦出雲は出港を見合せた
【上海十一日発同盟至急報】わが海軍陸戦隊は居留民不安の増大を頗る重大視し十日夜武官官邸に及川長官、岩村参謀
長、佐藤武官鼎坐三時間にわたり慎重対策を凝議した、第三艦隊および陸戦隊は頗る強硬意見である。

603 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 01:15:22.04
支那側極度に狼狽 二中全会出席中の呉市長に急ぎ帰任電請
【上海十一日発同盟】支那側は萱生事件発生の現場が支那街であったので極度に狼狽し、呉鉄城市長が二中全会に出席し
て不在のため市政府幹部公安局長蔡勁軍、淞滬警備司令部幹部らは朝来市政府に参集して対策を協議し南京にある呉鉄
城氏に対し至急帰任方電請同時に各支那新聞に対し事件の報道を極度に制限するよう厳命し事態収拾にあわてふためいて
いる

明らかに計画的断乎、責任を追窮 我陸戦隊、現場を警備
 上海本社特電【十一日発】十日夜支那兇漢の邦人射殺事件をわが当局は極度に重視、杉原総領事代理が市政府に厳重
警告をなし、わが陸戦隊は現場の警備とともに目下及川第三艦隊司令長官を中心に軍艦出雲で今後の対策を協議しつつあ
り、またこれとともに上海居留民団は協議の結果居留民大会を開き今事件について飽くまで支那側の責任を追窮することとな
った、支那側が果して如何なる態度に出るか不明であるが事件は犯人が支那人であること、現場が支那側行政区域であるこ
とが明白であるので従来の不詳事件と全く異り、かつ昨今の上海の抗日運動いよいよ熾烈となりつつある現状から見て支那
側の計画的暴行なること明らかなので、わが当局としては犯人逮捕の如何に拘らず、この際支那側に対して飽くまでその責任
を追窮せねば今回の如き不詳事件が今後続発を免れず、遂にはゆゆしき大事に至るであろうと見ている

居留民大会を開催
【上海十一日発同盟】萱生事件発生でわが居留民は極度の不安に陥り各路連合会では協議の結果十一日午後四時から日
本人クラブで緊急理事会を開き居留民大会開催の打合せをなすに決した

在支全陸軍武官重要会議 折も折、今明両日開催
 上海本杜特電【十一日発】昨今の日支関係が北支問題をはじめ西南政局、抗日熱の勃興等でいよいよ重要性を増し日本側
としても支那全面にわたって具体的対策を確立する必要に迫られているがわが出先陸軍当局は中央部の指令に基づき支那の
情勢を再検討すること

604 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 11:53:42.98
蒋氏、山東中央化に積極進出の意図  1936年.12月.7日(昭和11年)
十万の職工家族飢餓に直面   青島紡罷業深刻!

【青島にて井上特派員五日発】紡績罷業に端を発し俄然日支間の空気険悪となった青島は我が陸戦隊の上陸以来我れと対峙
して市内にあった支那側の陸戦隊及び保安隊は三、四日の両日にかけて青島市外に撤退したので、青島市内は目下我が海
軍陸戦隊によって完全に治安が維持され、各紡績地区も徹宵鉄兜姿厳めしい我が陸戦隊によって厳重警戒されている、今回
の紡績罷業はそ裏面に南京側の使嗾と共産分子の悪質な暗躍が熾列を極め罷業の目的が日本の既得権益侵害に重点を置
かれているだけにその形勢は日に険悪化し、遂に在留邦人一万七千の生命財産に迄危険を感ずるに至ったのである、罷業頻
発に関しては最近青島市長沈鴻烈氏が代表機関に対し責任を以てこれが善処に当る旨を公約したるにも拘らず、青島市長は
部下官吏中から罷業の煽動者を発見し乍ら何等これが処罰をなさず、却てこれ等首謀者を擁護するの不可解なる態度を執り、
又支那側官憲も罷業首謀者を逮捕するどころか、罷業の悪化するのを対岸の火災視し、却て赤化分子の暗躍を自由ならしむる
に至った、この結果罷業は全面的に抗日民衆戦線の結束を見るに至り、日本人使用の支那人を売国奴視し、日本人に対する
支那人の感情を激発する一方、罷業団は通学中の邦人小学生や邦人乗車のバス、タクシー等に投石して負傷者を出す等の迫
害を加えるに至り邦人の生命財産は危険に曝されるに至ったが、我が陸戦隊の上陸によって此間の危機は救われたのである
、我が自衛権の発動により邦人の生命財産を保護するに他ならぬものであるが奇怪にも山東省政府主席韓復��氏は山東軍第
三十四師長李漢章氏の率いる三千名を急遽膠済鉄路沿線城陽に派遣し、堅固なる陣地を構築対日戦備を固める一方、中央

605 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 11:54:35.96
軍は第三十師長孫連仲氏の部隊を税警団と称し続々海州を中心に集結南北海岸線及び山東省、江蘇省境の軍備を固めつつ
あり、支那軍の意図が奈辺にあるか不可解な謎を投げている然し当地に達した情報に依ると韓復��氏が山東軍を城陽に集結
せしめたことは単に韓氏が中央に対するゼスチュアーから形式的に軍隊の移動を行ったとの楽観的観測もあるが、一面蒋介石
氏が山東の中央化を策し予てから青島済南における抗日民衆戦線の拡大を企図していた矢先なので我が陸戦隊の上陸を好
機に中央軍の山東地区配備を決行し、以て山東省の中央化に積極的に乗出さんとする意図が明白となって来たものと見られ
る、かかる事態において我が陸戦隊では全力を傾倒して青島の治安維持に当る一方、支那側の出方を監視して万一の場合に
備え万全を期し警備の重任に当っているが青島紡績各工場の閉鎖により全職工二万六千(家族を合せて十万人)は歳末を控え
て全く饑餓に直面しており一日も早く操業を開始して我等に職を与えよと悲痛な叫びを挙げ、不良職工征伐の運動は盛んとなり
職工自体も覚醒して来たようである、在青島の日本各機関海軍、陸軍、総領事館、紡績側は五日午後支那駐屯軍和知参謀を
迎え善後措置に関し重大会議を開き協議を重ねた結果、当面の責任者たる沈市長に対し厳重抗議をなすことになったが、沈市
長は今回の事件を契機として断乎部内の排日分子を一掃し以て対日空気の緩和を図るか或は引責辞職するか同市長の今後
の動向は頗る注目されている

606 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 12:02:01.62
上海紡績罷業  1936年.11月.11日(昭和11年)
邦人関係全工場に波及の恐れ濃厚  陸戦隊は警戒に必死

上海本社特電【十日発】罷業はさらに拡大して紡績のみならず他の邦人工場にも波及せんとする形勢にあり十日早朝邦人経
営の美華印染工場の全職工が一斉罷業を開始した、この勢では邦人関係の工場にことごとく波及のおそれがある、また紡績
罷業はその後さらに悪化十日午前東華紡では女工が工揚の窓ガラスに投石しあわや暴動化せんとしたが警戒の工部局、陸
戦隊員らの必死の弾圧で漸く食止めた

三工場以外は平常通り操業 事態は険悪化
上海本社特電【十日発】上海楊樹浦紡績の罷業は依然険悪な状態にあるがその後進展なく邦人紡績上海、同興、東華紡(大
日本紡、裕豊は不穏の空気あるも罷業までには至らず)の外は平常通り操業を続けている、しかし罷業の性質は極めて悪く解
決の方法なく悪化せる日支関係、抗日の民衆浸透、背後関係の極めて大規模なことなどから推してゼネストまで拡大し五・三〇
事件まで想像する向きもあり事態は全く憂慮されている
すなわち罷業のやり口は従来と異り極めて巧妙で紡績内部事情を熟知せるものの指導にかかりたとえば上海紡の如き織機を
有する工場においてはその死命を制するリング関係の職工のみ罷業を続け、東華紡の如き織機をもたないところでは綛場職工
のみ罷業をつづけ、しかも罷業者の大部分は熟練職工を要せず十五、六歳の少女にして賃銀も極めて低く一家の生活維持の
責任なきもののみである
一方大多数の職工はその業を続けたしと平日の如く工場に押しかけ紡績当局を困惑させている、罷業少女の如きは賃銀二割
増の意義すら理解せずに躍っているが抗日意識は極めて濃厚で背後指導関係は何等手がかりない有様である、抗日救国総
連合会はあと二日にして上海の全日本紡績に罷業をさせて見せると豪語しておりわが出先当局では前記の如く手の下しような
くまた指導背後関係も確証なく狼狽しつっただ罷業の推移を見守っている

607 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 12:06:38.35
上海紡績罷業逆転 争議団遂に暴動化す 1936年.1月1.18日(昭和11年)
豊田紡第二工場に殺到し機械を破壊、邦人負傷

【上海特電十七日発】上海の邦人紡績工場の争議は賃金値上げの実施によって一まず鎮静に帰したが、西部紡績のうち豊田
紡績第一工場では十七日午後六時の交代時間に一部男子職工の扇動から三千名の職工が怠業状態に入り、極めて不穏の
形勢を示すに至ったので同工場では直に操業を停止し、職工を帰宅せしめたが、第一工場門外に出た約七百名の男工、これ
に学生その他が加わり総勢三千名ばかりが第二工場の門を棍棒をもって破壊し、工場内に闖入、事務室、食堂さらに進んで工
場内部へと雪崩れこみ手当たり次第に乱暴を働き機械を破壊したので工場側では直ちに第二工場全部を消灯し、暴動の拡大
を防止するため直に操業を中止し職工全部を門外に出した、なお第二工場の伊沢紡績課長は軽傷を負うたが工場一帯は工部
局、公安局員で厳重警戒中である、なお右豊田紡の争議は職工側から賃金値上げの要求が持ち出されず、いきなり騒擾化し
たところに左翼団体抗日団の扇動運動による悪性のものとされ、七日以来の在華紡績争議において暴動化の過程をとった最
初の争議として成行きは注目されている、しかも紡績側の賃金引上げの実施により労働者側は最早気勢を殺がれたかたちで
あるため、一両日中に東西紡績を通じて総怠業に出るとか、ゼネストを行うとかデマを飛ばしているので当局でも極力これが拡
大を警戒している、なお豊田紡では形勢が落つき職工側が折れるまでは工場は絶対に開かぬことに決している

608 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 12:07:10.06
上海紡績罷業逆転 争議団遂に暴動化す 1936年.1月1.18日(昭和11年)
豊田紡第二工場に殺到し機械を破壊、邦人負傷

陸戦隊急行す 罷業団退散せず
【上海特電十七日発】豊田紡織工場では争議が十分に暴動化の惧れがあったので直に操業を取止め職工を帰宅せしめたが、
第二工場での騒擾により数名の職工が検束されたので一旦工場外に出た職工団は午後十時に至るもなお解散せず工場前に
頑張っている夥しい争議団員と鎮圧に向かった工部局員および公安局員とが河を隔てて相対峙し形勢極めて不穏で去る一九
二五年の五・三〇事件を彷彿せしめるものがり、争議のやり方とその経過からみても全く共産党の策動によるものであるとされ
ている、工場内は目下増派された陸戦隊員で警戒中であるが、工部局員、公安局員らと対峙している争議団は依然として解散
の模様なく、争議はむしろ険悪化せんとする形勢さえもある、この形勢悪化に対し陸戦隊では現場警戒のためさらに隊員を増
派することとなり陸戦隊員は数台のトラックに分乗、同工場に急行した

陸戦隊との衝突を狙う不逞の目的
【上海特電十七日発】暴動の過程をとった豊田紡織争議は往年の五・三〇事件の導火線となった当時の豊田紡争議とその軌
を一にしていることに今回の争議がその成行きを懸念され、同時にその悪質であることは西部紡績地帯警戒のため我が陸戦
隊員の駐屯せる同工場を殊に目標としてかかる暴動的争議を敢行したことであって、争議の目的は単なる労働争議にあるので
はなく争議団と我が陸戦隊との衝突をはかり引いては日支関係を爆発点まで導かんとする戦術と見られている

609 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 12:07:51.88
上海紡績罷業逆転 争議団遂に暴動化す 1936年.1月1.18日(昭和11年)
豊田紡第二工場に殺到し機械を破壊、邦人負傷

左翼の扇動
【上海特電十七日発】豊田紡工場対岸に頑張っている争議団は潜入した左翼的指導分子に扇動せられ同所付近にある職工社
宅を破壊するなどの暴行を行い、放火せんとするなどの不穏な形勢にあるが、公安局側の取締は頗る微温的でむしろ拱手傍観
、弾圧を行っていない状態である、争議団の団体行動は訓練された争議指導者によって指揮せられきわめて完全な統制のもと
に気勢をあげている

内外綿への波及 第二工場を閉鎖
【同盟上海十七日発】上海東部の邦人紡績罷業の一段落と前後して西部邦人紡績も形勢悪化し各工場とも厳重警戒中、一七
日朝更に内外綿第二工場に罷業波及したので会社側は十七日午後二時に至り残りの職工全部を帰宅せしめ工場を閉鎖した、
午後六時の交代時間では紡績部は過半数の出勤を見たが罷業の火蓋を切った織機部の女工は出勤僅か八名のみで再び停
業のやむなきに至った、内外綿の第一工場も一八日午後がもっとも危険とみられ、さらに拡大の形勢が相当濃厚である

610 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 12:12:42.90
上海の紡績罷業漸次悪化拡大す 1936年.11月.10日(昭和11年)
邦人紡全体に波及懸念

上海本社特電【九日発】上海支那人紡績会社永安、恒豊、申新三社の職工約五千二百名は今年の棉花その他農作物大豊作
による農村景気で紡績の採算有利となったのを理由に賃銀一割値上げを要求して去る五日より罷業に入ったが、この風潮は邦
人紡績会社にも飛火して六日ごろより上海紡績会社(三井系)に先ず不穏の形勢を見せ憂慮されていたところ、九日に至り東部
楊樹浦の紡績地帯を襲い怠業、罷業相次いで起り全上海各国紡績会社に波及せんとしている、すなわち支那側の前記三大紡
績会社が依然罷業を続けているほか邦人紡では公大(鐘紡系)を除き上海紡績をはじめ大康紡(大日本紡系)同興紡、裕豊紡(東
洋紡系)中華紡の各紡績および英国系怡和紡績(ジャーデン)などの職工約四万人は九日朝来一斉に罷業あるいは怠業に入っ
た、殊に上海紡績の一部職工の如きは機械を破壊して気勢をあげるなど極めて悪性で次第に上海西部地帯の日華紡、豊田紡
、内外綿など各社にも波及するおそれあり、上海日本人紡績同業会では九日午後四時より日本人クラブで緊急会議を開き対策
を協議する一方、工部局方面でも事態を重大視して警戒しており、日本陸戦隊の巡邏隊も九日早朝から楊樹浦方面に出動警
戒している、罷業は漸次拡大の兆があり成行は憂慮されている

611 :名無し三等兵:2016/10/22(土) 12:15:37.63
上海の紡績罷業漸次悪化拡大す 1936年.11月.10日(昭和11年)
邦人紡全体に波及懸念

罷業の背後に共産党の魔手 抗日救国会と合流
上海本社特電【九日発】上海楊樹浦紡績地帯の罷業の成ゆきは極めて憂慮されていたところ、罷業の背後には共産系抗日団
を中心とする煽動主体あること判明した、すなわち上海を本拠とする抗日救国会は日支交渉開かれるや俄然活動を開始し日本
の要求は全面的に拒否すべしと全国に呼びかけると同時に、北支における日支提携をもって日本の経済侵略となし、ことに在
支日本紡績が農作物豊作に伴う奥地農村景気の波に乗って上海は勿論青島、天津においても資金難に悩む支那紡績会社を
次第に買収し、在支邦人紡績を拡大して独舞台の活躍を続けるのを目の仇にしていたもので、今回支那紡績に賃銀値上げの
罷業起るや直に邦人紡績に共産系救国会員を潜入させ同じく賃銀値上げ同情罷業を起さしたもので、いまや上海各救国会は
左右を問わず一致して総連合会を組織し、罷業を側面的に援助しつつある、聞くところによれば同総連合会は専ら潜行的に罷
業団を指導しビラの撒布や局部的な暴動はつとめて戒め、ひたすらゼネストまで拡大すべくすでにその指令は発せられたとい
われ、事実罷業は次第に拡大しつつある、かく罷業団の背後に極めて有力な救国会の暗躍があることはその目的が専ら日本
側紡績排撃にあるため支那側紡績罷業が解決しても日本側紡績罷業はますます拡大すべく、また従来と異なり罷業団に代表
なるものなく邦人紡績当局は交渉の相手なく全く困惑しているが、在上海邦人紡績は約四万八干の職工を有し絶対勢力を占め
ているだけに不幸にしてゼネストとならんかわが在支紡績発展に一頓挫を来すべくその成ゆきは極めて量大視されている

612 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:24:04.52
上海の紡績罷業漸次悪化拡大す 1936年.11月.10日(昭和11年)
邦人紡全体に波及懸念

上海本社特電【九日発】上海支那人紡績会社永安、恒豊、申新三社の職工約五千二百名は今年の棉花その他農作物大豊作
による農村景気で紡績の採算有利となったのを理由に賃銀一割値上げを要求して去る五日より罷業に入ったが、この風潮は邦
人紡績会社にも飛火して六日ごろより上海紡績会社(三井系)に先ず不穏の形勢を見せ憂慮されていたところ、九日に至り東部
楊樹浦の紡績地帯を襲い怠業、罷業相次いで起り全上海各国紡績会社に波及せんとしている、すなわち支那側の前記三大紡
績会社が依然罷業を続けているほか邦人紡では公大(鐘紡系)を除き上海紡績をはじめ大康紡(大日本紡系)同興紡、裕豊紡(東
洋紡系)中華紡の各紡績および英国系怡和紡績(ジャーデン)などの職工約四万人は九日朝来一斉に罷業あるいは怠業に入っ
た、殊に上海紡績の一部職工の如きは機械を破壊して気勢をあげるなど極めて悪性で次第に上海西部地帯の日華紡、豊田紡
、内外綿など各社にも波及するおそれあり、上海日本人紡績同業会では九日午後四時より日本人クラブで緊急会議を開き対策
を協議する一方、工部局方面でも事態を重大視して警戒しており、日本陸戦隊の巡邏隊も九日早朝から楊樹浦方面に出動警
戒している、罷業は漸次拡大の兆があり成行は憂慮されている

613 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:24:40.70
上海の紡績罷業漸次悪化拡大す 1936年.11月.10日(昭和11年)
邦人紡全体に波及懸念

罷業の背後に共産党の魔手 抗日救国会と合流
上海本社特電【九日発】上海楊樹浦紡績地帯の罷業の成ゆきは極めて憂慮されていたところ、罷業の背後には共産系抗日団
を中心とする煽動主体あること判明した、すなわち上海を本拠とする抗日救国会は日支交渉開かれるや俄然活動を開始し日本
の要求は全面的に拒否すべしと全国に呼びかけると同時に、北支における日支提携をもって日本の経済侵略となし、ことに在
支日本紡績が農作物豊作に伴う奥地農村景気の波に乗って上海は勿論青島、天津においても資金難に悩む支那紡績会社を
次第に買収し、在支邦人紡績を拡大して独舞台の活躍を続けるのを目の仇にしていたもので、今回支那紡績に賃銀値上げの
罷業起るや直に邦人紡績に共産系救国会員を潜入させ同じく賃銀値上げ同情罷業を起さしたもので、いまや上海各救国会は
左右を問わず一致して総連合会を組織し、罷業を側面的に援助しつつある、聞くところによれば同総連合会は専ら潜行的に罷
業団を指導しビラの撒布や局部的な暴動はつとめて戒め、ひたすらゼネストまで拡大すべくすでにその指令は発せられたとい
われ、事実罷業は次第に拡大しつつある、かく罷業団の背後に極めて有力な救国会の暗躍があることはその目的が専ら日本
側紡績排撃にあるため支那側紡績罷業が解決しても日本側紡績罷業はますます拡大すべく、また従来と異なり罷業団に代表
なるものなく邦人紡績当局は交渉の相手なく全く困惑しているが、在上海邦人紡績は約四万八干の職工を有し絶対勢力を占め
ているだけに不幸にしてゼネストとならんかわが在支紡績発展に一頓挫を来すべくその成ゆきは極めて量大視されている

614 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:25:31.07
上海の紡績罷業漸次悪化拡大す 1936年.11月.10日(昭和11年)
邦人紡全体に波及懸念

邦人紡賃銀の五分引上容認
上海本社特電【九日発】当地にある在支邦人紡績同業会は紡績職工罷業対策考究のため九日午後四時より三時間半にわた
り会議を開いたが、職工賃銀欝一割引上げ要求に対しとりあえず五分引上げて職工側の態度を看視し罷業の動向如何では改
めて最後の方針を決することとなった
左翼の扇動
【上海特電十七日発】豊田紡工場対岸に頑張っている争議団は潜入した左翼的指導分子に扇動せられ同所付近にある職工社
宅を破壊するなどの暴行を行い、放火せんとするなどの不穏な形勢にあるが、公安局側の取締は頗る微温的でむしろ拱手傍観
、弾圧を行っていない状態である、争議団の団体行動は訓練された争議指導者によって指揮せられきわめて完全な統制のもと
に気勢をあげている

内外綿への波及 第二工場を閉鎖
【同盟上海十七日発】上海東部の邦人紡績罷業の一段落と前後して西部邦人紡績も形勢悪化し各工場とも厳重警戒中、一七
日朝更に内外綿第二工場に罷業波及したので会社側は十七日午後二時に至り残りの職工全部を帰宅せしめ工場を閉鎖した、
午後六時の交代時間では紡績部は過半数の出勤を見たが罷業の火蓋を切った織機部の女工は出勤僅か八名のみで再び停
業のやむなきに至った、内外綿の第一工場も一八日午後がもっとも危険とみられ、さらに拡大の形勢が相当濃厚である

615 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:26:06.66
沈市長の解決案実行を厳重監視 1936年.12月.8日(昭和11年)
一まず表面的に解決した  青島紡績罷業の経緯

【青島にて井上特派員七日発】日支の空気険悪化せんとした青島事件も沈青島市長が時局解決策として自主的に抗日空気排
除実行に乗り出したので一先ず表面的に円満解決を見るに至ったが、しかし蒋政権の圧迫日々熾烈を極めつつある今日沈市
長が果して抗日団体を解散、親日的に市政一般の建直しを実行し得るか内面的にはなお幾多の不安があり、日本側は厳重に
今後の動向を監視している
そもそも今回の罷業は表面労働賃金値上げ運動に端を発した如く支那側は宣伝しているも内面的には全支統一を策する蒋介
石氏の唯一の武器たる抗日人民戦線の拡大策として紡績職工の抗日国体組織が目的だったのだ、故に罷業の指導も極力内
部組織の強化、職工の国民賞化に努め指導の本部として市賞部、鉄路賞部が主体となり二、三年来青島市政府陳労働課長
が首謀者となって着々目的の貫徹に努めていたものである、紡績側としてもこれを予想しひそかに警戒はしていたが、綏東の
形勢悪化を機に突如十一月十九日内外綿および日本紡織工の怠業、二十日には日清紡、豊田紡の罷業をみるに至り俄然抗
日人民戦線の拡大運動が表面化し専任指導員の暗躍は活発となり全面的に波及せんとする形勢にあったので、十二月二日
全工場は工場閉鎖のやむなきに至ったところ、職工団は暴動化しあらゆるテロ手段をもって我が権益邦人の生命財産を迫害せ
んとする気勢を示すに至った、しかるに沈市長は日本側に争議鎮圧を公約しながら、部下公安隊をして争議首謀者を保護する
が如き不可解なる態度をとるに至ったので、この上は自衛権発動の外なしと突如三日未明わが陸戦隊の上陸をみるに至り間
一髪危機を脱することが出来たのである

616 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:26:53.67
沈市長の解決案実行を厳重監視 1936年.12月.8日(昭和11年)
一まず表面的に解決した  青島紡績罷業の経緯

しかるに支那側陸戦隊および公安隊はわが陸戦隊と対峙しまさに敵対行動に出んとする態勢をとり日支の空気は俄然緊張悪
化するに至った、争議の目的が抗日人民戦線拡大にある以上この根源を除去しない限り時局の永久的解決は望まれず日本側
外、陸、海の出先各機関は重大会議の結果今回の事件は沈市長の責任にして沈市長は
(一)事件解決後といえども青島の治安維持は日本陸戦隊と共同警備すること
(二)争議首謀者(国民賞員)の厳重処分および不良職工の追放
(三)首謀者を保護した廉により公安局長の処分
(四)支那陸戦隊の撤退
(五)抗日各団体、国民賞部の解散
(六)市政府機構の改革とともに日本人顧問を多数おくこと
などの実行を急務とする、万一沈市長にしてもなお改めざるにおいては日本は自衛上重大なる決意を有するとの強硬意見に一
致した、これよりさき沈市長は西青島総領事を訪問
今後は全責任をもって治安を維持して時局解決に努力する罷業職工十万家族を救済するため日本側も一日も早く操業を開始さ
れたし
との希望を具陳、同夜直に戒厳令にもひとしき治安維持法令を発布して不良工の暴動化を厳重取締る一方自主的に抗日空気
排除の実行に着手し、また支那陸戦隊も撤退、日支の空気もここに平静となり表面的解決を見たのである
今後万一日本側の希望に沿う沈市長の解決案実行がわが方の意思に反する場合は日本側は断乎として前記各項目の徹底
的実行を正式要求する強硬なる態度を持しており十万職工家族を救済すべく紡績側も操業開始の準備を整えている、しかし沈
市長にして今後日本の期待を裏切るごときことある場合においては沈市長は政治的に失脚の運命を辿るであろうと見られてい


617 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:27:35.30
犯人は支那人 1936年.5月.2日(昭和11年)
中山水兵狙撃事件

【上海一日発同盟】上海第一特別法院は一日中山水兵狙撃事件(昨年十一月九日わが陸戦隊員中山水兵が何者かに狙撃さ
れて死亡せる事件)に関する審議を行ったが、その結果犯人は広東人楊文道、同広東人葉海晴と判明した
-----------------------------------------------

水兵狙撃事件に新証人を発見 1935年.11月.12日(昭和10年)
我捜査本部俄に緊張

【上海特電十一日発】我が陸戦隊との共同実施検証で工部局側の報告が全然事実と相違すること判明その検証が覆されたの
で工部局ではでは新たに報告書を作成中であるまた事件突発の際現場にいたという証人が新たに発見され、一方各方面から
の情報により動かすべからざる確証を握ったものの如くが捜査本部は俄然緊張している

単なるデマに惑わさるる勿れ 石射総領事戒告
【連合上海十一日発】水兵事件の突発共にデマ百出して早くも日支開戦説さえ伝わり閘北一帯の住民は続々避難し全上海の
人心恟々たるに鑑み石射総領事は十一日午後左の如き談話を発表、デマに惑わされぬよう戒告した
 閘北一帯に流布された戦争勃発説は今回の水兵事件の突発に開連し日本が最後通牒を発したとのデマが支那側に伝わっ
た、右は全く無知な市民を惑わしためにせんとするもののデマに外ならぬ、在留民一同は断じてかかるデマに惑わされざるよう
注意されたい

618 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:28:11.39
中山一等兵射殺事件の主犯ら四名逮捕 1936年.4月.17日(昭和11年)
背後に意外な人物? わが上海出先官憲の努力

上海本社特電【十六日発】昨年十一月九日日支開戦説まで生んで数万の支那人避難民すら出した我が陸戦隊兵舎附近にお
ける中山一等兵の射殺事件は五ヶ月後の今日わが出先海軍、工部局、総領事館警察の努力により最近に至りモスクワ生れの
朝鮮人ジャックなるものを嫌疑者として逮捕取調べの結果、右事件の連累者なること判明、主犯は青島に潜伏中であることを突
き留めたので、直に工部局ならびに総領事館警察は職員を青島に派し十五日広東人三名ならびに朝鮮人一名を逮捕、近く上
海に護送するはずである、背後関係その他は逮捕中の嫌疑者の取調べを待たねば判明せぬが相当広範囲にわたり政治的に
もデリケートな問題を含んだものではないかと見られている

619 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:29:11.49
水兵狙撃犯人目星つく?   1935年.11月.12日(昭和10年)
我方不休の捜査で支那人の犯行に確証  発表事実の無稽暴露し工部局へ取消要求

【上海特電十一日発】中山一等水兵狙撃犯人については我が陸戦隊、憲兵隊、領事館当局は不眠不休で捜査をすすめている
が、いよいよ確証を得たものの如く十日夜来俄然緊張している、その内容については一切発表を避けているが某方面の支那人
であると断定し得る証拠をにぎっているものと信じられている、なお事件発生の当時付近にいた巡捕および目撃したと称する支
那人の談話が非常にあいまいで、一部の反日的支那人がそれを利用して種々な反日謡言を流布するので、我が官憲は十日夜
事件発生と同時刻に工部局、支那側立会のもとに実地検証を行ったところ、犯人の洋服の色の弁別は全く出来ず、ただ白服を
着ていなかったことと馬掛児(支那の長い上衣)を着ていなかったことだけしか判別出来ず、目撃者および巡捕の報告は全く出
鱈目なることが判明した、そしてかかる陳述を基礎として正式の報告書を作成し、またその目撃者なるものの談を新聞に発表
せしめたことは工部局の重大なる失態であって我が官憲はその取消を要求するはずである
【上海特電十一日発】我が陸戦隊員射撃事件で上海の謡言はますますひどくなり、北四川路方面の市民は続々逃亡するなど
人心は非常な不安にかられているので、市政府では検挙取締りに躍起となっているが、十一日市中の謡言は全然無根で若し
かかる謡言をなし治安をみだるものは厳罰に処すと発表した

620 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 00:30:22.84
水兵狙撃犯人目星つく?   1935年.11月.12日(昭和10年)
我方不休の捜査で支那人の犯行に確証  発表事実の無稽暴露し工部局へ取消要求

飽まで責任糾明 海軍当局、強硬決意
上海における水兵射殺事件に関し海軍当局は時恰も南京政府の銀国有問題を挟んで日支関係が頗るデリケートにある際とて
事態を重大視しているが、十一日正午までには出先より詳報なきため事件の真相を明かにし得ず、したがって具体的態度を決
定するにいたらぬが現在のところもっぱら現地にある杉坂第十一戦隊司令官、荒木上海陸戦隊司令官および佐藤駐在武官ら
の善処に期待し、取敢えず事件の本質を糾明することを急いでいる
 しかし本事件は上海の特殊事情はあるにしても結局支那側に責任のあることは明瞭な事実であるから、この点はあくまで有
効適切なる方法をもってその責任を糾明せねばならぬとし
海軍当局としても牢固たる決意をかためてその成行きを重視している

石射総領事厳重警告す 呉上海市長と会見
【電通上海十一日発】石射総領事は十一日午前十一時中田書記生を帯同市政府に呉鉄城氏を訪問し『支那側は至急犯人の
捜査逮捕に努め誠意をもって事件の本質糾明に当たられたし』と厳重なる抗議を提出し
 本事件により日支双方の人心は既に相当動揺しつつあり、もし支那側が一歩過らんか極めて憂慮すべき事態を引起すおそ
れあり と警告を発した、これに対し呉市市は遺憾の意を表し極力日本側の意思に副う旨誓約した

621 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 13:48:19.15
邦人不安一掃を支那側に要求 1936年.7月.13日(昭和11年)
須磨総領事外交部を訪問  萱生事件抗議

【南京特電十二日発】上海に勃発せる萱生事件に関し須磨総領事は十二日午前外交部に次長陳介氏を訪問し上海の支那行
政地区においてかかる事件の勃発せることを最も遺憾とし支那側に対し速かなる犯人の逮捕並に邦人生命の不安除去につき
厳重警戒するとともに支那全土においてかかる事件の発生せざるよう抗日風潮を厳重に取締ることを要求した

事態不拡大を支那側が懇請 高司長上海へ
【同盟南京十二日発】国民政府は萱生事件の重大性に鑑み成行を憂慮し外交部長張群氏は十一日夜南京発列車で外交部亜
洲司長高宗武氏を上海に急派した、高司長は上海で川越大使、近藤陸戦隊司令官らを訪問し事件に対する国民政府の態度を
説明し事態を拡大紛糾せしめざるよう日本側の諒解を懇請するはずである

622 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 13:48:58.50
事件の裏に強力な背景 1935年.11月.12日(昭和10年)
我当局、居留民憤慨す

【上海特電十一日発】我が陸戦隊員狙撃事件の犯人がまだ逮捕されず、上海の空気が頗る緊張する折柄、またもや邦人商店
襲撃事件が突発し上海市民を非常な不安に落し込んだ
 今回の南京路事件は最も人通りの多く繁華街でしかも宵の口に勃発し反日、抗日の伝単を撒布して公然と排日的態度を表明
したことは或強力なるバックと連絡なしには出来難いことで本年に入って好転しかけていた日支関係の前途に更に一大暗影を
投じたものとして注目さる支那側工部局とも非常な警戒網を張っている時に抗日救国会員が打倒日本のスローガンをもって目
抜きの通りの邦人商店を襲撃したことは一種の対日的挑戦行為とも見られ、また支那側、工部局が未前にこれを防止得ず、し
かもいあわせた工部局巡捕が警笛も吹かずこれを見遁したことは両当局の明らかな不信行為として
我が当局および居留民は頗る憤慨し対策を協議中である

623 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 13:49:43.48
北支情勢を米国務当局注視 1935年.11月.20日(昭和10年)
積極的外交手段には出ぬ

【ニューヨーク特電十八日発】アメリカ国務省では北支政権の独立問題につき事態の注視を怠らないが、目下のところ日本に対
し積極的外交手段に訴える模様は見えない、当局ではかかる手段をとるにはなお各方面の情報を研究する必要ありとしている
しかしいよいよ独立が実現した場合にはさし当り大使館を現在のまま北平に存置すべきであるか、また平津における陸戦隊並
に鉄道守備隊の処置をいかにすべきかが問題となるが、これに関してはアメリカとして単独行動をとらず、関係列国と協議の上
決定する方針である、次に政権独立が日本の活動に本づくこと明かなる場合、アメリカはこれを第二の満州国と看做し新政権を
承認しないことは明かなりとしてもこの立場を絶対的に声明しもしくは団匪事件協定、九ヶ国条約、不戦条約などの条約違反な
りとして日本に抗議するにいたるべきか否かはなお今後の事態の推移を見た上でないと軽々には決し難いとなしている

624 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 13:50:20.96
支那の正体 1935.11.26(昭和10)
口先は如何でも猛烈な排日熱  国民政府内に充満   上海支局長 田知花信量

最近のことである、現国民政府の要路にある某氏が「政府部門の対日空気は極めて悪化している」とわが当局に語った、また
国民党の一元老は「支那は英米露と緊密な諒解をとげた」と意味深長な一言をもらしたこともある、この二つの責任ある言辞は
国民政府の進む途、日支関係の将来になんらか大きな暗示を与えているような気がする、汪兆銘氏の遭難原因は今なお不明
のままであるが捕われて死亡し犯人ということになっている孫鳳明所持のピストルは一発も放たれていなかったということである
、真犯人は不思議にもその場から悠々姿を消したものに違いない、某巨頭の直話によると犯人は国民党員である、政府の一派
が糸を引いているということは事実でなくても部内に瀰漫する反汪排日機運がかくの如き兇行を誘致したことは事実であろう、ま
た新貨幣政策は欧米派と英国との合作であることは明白である、日本の諒解を求めなかったと憤慨することよりも最初から日
本を相手にしていなかったことに重大関心をおくべきだ、その後に起った陸戦隊員射殺事件も日比野洋行暴行事件も抗日機運
が反映したものである
五全大会は対日強硬の空気に支配された、大体大会を招集するに当り列席者を勧誘するえさは国難に処する国策樹立のため
団結しようということであった、その声につられて列席者は意外に多数にのぼった、汪氏遭難後殆ど絶対的勢力を把握している
国民党部や欧米派がその煽動的な対日強硬論で大会を圧してしまったわけである、親日でなくても日本の知識をもつ支那人は
頻りに迫害された、彼らは汪氏狙撃犯人は日本人だ、水兵を射殺したものは日本水兵だ、日本と接近しては支那は亡びるとあ
らゆる機会に攻撃の的となり昨今では生命の危機に怯えている

625 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 13:50:56.82
支那の正体 1935.11.26(昭和10)
口先は如何でも猛烈な排日熱  国民政府内に充満   上海支局長 田知花信量

かくの如き行詰った日支事態のうちに急激に展開して来たのは北支自治運動である、日本の領土的野心の表現として形勢は
さらに悪化に拍車をかけたのはいうまでもない、しかしここに対日強硬策と全く相容れぬ矛盾がある、これは上海における金融
の破綻である、もし北支自治運動を正面から武力で阻止してさらに重大な事態を惹起した場合新貨幣政策などけし飛んでしまう
のだ、この大きなジレンマに陥った国民政府がとった政策は東京における丁代理大使の重光次官訪問、唐有王外交次長のわ
が上海出先当局訪問、蒋介石氏の五全大会における演説、有吉、蒋両巨頭の会見で巧にその全貌を見せた従来と変らない日
支提携、わが三原則承認、特に北支における防共政策の協力がそれである、一応は日支関係を好転させるように見えるが冷
静な立場から判断すれば自治運動牽制と日支関係緩和が支那側の真意であることは国民政府部内の全面的排日空気を知る
ものにとって常識上の判断である、最も恐れる北支における主権喪失防止の手段として蒋氏のとった政策と東亜の大局を基礎
としたわが政策とはその精神に大きな食い違いがある、北支自治運動によって醸し出された日支外交機運は右の如き実情か
らみて楽観を許さない
蒋氏が日本の感情を緩和し北支問題を外交交渉にひきずり込みその間に北支勢力を中央の羈絆下に抱き込んだ暁、その鬱
積内燃しつつある排日の正体が露骨に暴露するであろう、最後の腹が対日反抗にあることは内部的の動向からみて忘れては
ならない、最近国民政府より対共産党妥協政策が頻りと伝えられておることも事実である
また新貨幣政策において明らかになった緊密な関係からみて英支間の裏面における連絡はかなり根底あるあとは容易に肯か
れる、以上の如き情勢を綜合して生れ出る結論は日支関係の前途不安ということに到達せざるを得ぬ

626 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 13:52:40.20
現地折衝開始か 1935年.10月.1日(昭和10年)
解決如何は陳氏の回答に懸る  汕頭事件の善後措置

【香港三十日発連合】汕頭支那官憲不法事件に関するその後の形勢は依然険悪で新綏靖主任李漢魂氏は二十九日広東から
飛行機で汕頭に乗込むや直に綏靖公署において汕頭市長李源和氏以下軍政首脳部を招集、緊急対策を練った、右対策の結
果汕頭駐剳領事原田忠一、李漢魂氏は近く現地折衝を開始するものと見られる、一方二十七日河相広東総領事からの警告に
接した第一集団軍総司令陳済棠氏は事態の重大性に鑑み広東省政府主席林雲□、同委員林翼中氏等は二十八、九両日に
亘って重要協議を遂げた結果一日特派員甘介侯氏を通じ河相総領事に対し回答を行うに決した模様である、よって事件の解決
は右陳氏の回答内容の如何並に現地における原田汕頭領事、李漢魂綏●主任の外交折衝の結果如何にかかっている、第五
水雷戦隊司令官下村正助少将は二十九日夜汕頭に来着した中原広東海軍武官より広東における外交折衝顛末を聴取幕僚会
議を開催して在留民の保護に万遺憾なきを期するとともに推移を厳重監視することとなった

627 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 13:53:17.23
現地折衝開始か 1935年.10月.1日(昭和10年)
解決如何は陳氏の回答に懸る  汕頭事件の善後措置

断乎たる決意を表明 上海武官室発表
【上海三十日発連合】汕頭支那官憲の不法事件に関し支那側はさかんにデマを飛ばしその不法を掩わんとしているので上海海
軍武官室は三十日左の如き談話を発表し真相を明かにするとともに断乎たる軍の決意を表明した
 汕頭事件に関し広東側は我が艦船が汕頭に入港、不法圧迫を加え或は陣戦隊を上陸させ無理難題を強うるとかさかんに虚
構の宣伝をやって我が海軍を誣ひつつあるは己の非行を掩わんとする誠に憎むべき行為で執拗な排日行為の持続は日支両国
のためにも広東全体のためにも何等利益するところなきは勿論自ら墓穴を掘るものである、我が第三艦隊は支那における帝国
及邦人の権益を擁護するとともに専ら事端を未然に防ぎ両国々交の是正に努め来ったものであって汕頭において陸戦隊を揚げ
て支那に不法圧迫を加えた等とは常識では考えられない、但し広東側が今日その非を改めず邦人に対し不法圧迫を加えその
当然の権益を侵犯するにおいてはその結果は重大で艦隊としてもこれに対し適当なる処置に出づべく予め十分の用意あるもの
と考えられる

排日ポスター事件重大化す
【漢口三十日発連合】去る九月十八日恰も九・一八第四周年記念日における武漢警備旅内の排日ポスター問題に関し三浦総
領事は支那側当局に対し好意的折衝をつづけてきたが支那側は未だに姑息的遷廷主義をとり誠意を示さない、我が当局にお
いても最早好意的抗議では却って支那側に乗ぜられろ恐れあるので断乎厳重抗議するに決した模様で三十日三浦総領事は
湖北省主席張群氏と会見、支那側の誠意ある回答を重ねて要求した、又本問題に対する海軍側の意見頗る強硬で宜昌方面
警備中の杉坂司令官は二十九日夜急遽漢口に帰還、各艦船に対しても続々漢口に終結を命じ三十日までにその数既に七隻
に達し三浦総領事の抗議と相俟って断乎たる決意を示している

628 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 21:28:24.76
中山兵曹暗殺の犯人に死刑 1936年.10月.3日(昭和11年)
きのう判決言渡さる

 上海本社特電【二日発】昨年十一月九日上海陸戦隊本部近くのダラッチ路に発生した中山兵曹射殺事件の犯人楊文道(四二
)葉海生(二八)周社栄(三一)の三名に対する判決は二日午後二時上海第一区特別法院で左の如く言渡された
 【死刑】楊文道、葉海生【無罪】周社栄
言渡の瞬間楊、葉両名ともさっと顔面蒼白となったがやがてまたふてぶてしい気味悪い笑さえ浮べて「きれい、さっぱり」と捨科
白を残して直に引下った、傍聴席の陸戦隊大杉先任参謀は判決と同時に伝令を陸戦隊本部に派し、近藤陸戦隊司令官はこの
報告を受けるや直に自動車を郵船阜頭の軍艦出雲に飛ばし及川第三艦隊司令長官に報告、午後三時半帰隊するや新聞記者
団に談話の形式で次の如く発表した
 楊、葉両名が死刑となったがこれは余が初めから確信していたところで故中山兵曹の霊も地下に冥すべく司令官として感慨
新たなものがある、しかし余は最近頻発する事件に鑑み、わが陸戦隊が依然自衛上必要な警備を継続するのやむなきを感得
するものである、最後に本事件発生以来工部局検察当局の絶大な努力に対し深甚の敬意を表する次第である

沖野海軍駐在武官談
この確然たる事実で中山事件は水兵同士の喧嘩、萱生事件は桃色事件、北海事件は自殺、漢口事件は私怨だなどと悉く白を
切っていた支那側の鼻をあかし、暴虐極まる暗殺団の実在を確認したことが私どもは何より嬉しい、去る四月十五日青島で葉
海生を、同十九日上海で楊文道を捕え証拠を握って五月一日起訴以来、公判を繰り返えすこと十四回、遂に今日の結果を見た
が私等は事件以来十一ヶ月にわたって寝食を忘れ、犯人捜査、あたられた工部局警察の努力、殊に特別政治警察日本隊の
労苦に対して深甚の謝意を表さなければならぬと思っている

629 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 21:29:52.04
過去一年間の抗日テロ事件 1936年.9月.24日(昭和11年)

中山兵曹事件
昨年十一月九日夕、わが陸戦隊一等水兵(没後兵曹)中山秀雄氏は上海ダラッチ路を通行中支那怪漢にピストルで射殺された

角田巡査事件
本年一月二十一日白昼、汕頭領事館巡査角田進氏は同地外馬路で何者かにピストルで狙撃され間もなく絶命した

萱生事件
本年七月十日夜、上海狄思威路で邦人萱生砿作氏が支那怪漢に射殺された

長沙爆弾事件
八月二十日夜長沙の邦人経営旅館に一支那人が爆弾を投下し日本人一名負傷した

成都事件
八月二十四日成都で旅行中の渡辺本社特派員、深川上海毎日記者ほか邦人二名が支那暴民に襲撃され前記二氏は虐殺、他の二氏は重傷を負った

北海事件
九月三日北海の邦人中野順三氏が支那十九路軍ならびに暴民のため虐殺された

汕頭爆弾事件
九月十七日夜汕頭の邦商広志洋行に爆弾を投じたものがあったが不発に終った

漢口事件
九月十九日漢口総領事館巡査吉岡庭二郎氏は支那兇漢に狙撃され即死した

630 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 21:31:07.93
北海現地調査を開始 1936年.9月.23日(昭和11年)
きのう午後より敢行  現地から公電到着

北海の情勢に関しては二十二日午前零時現地に待機中の砲艦嵯峨艦長宮坂少佐から海軍省に「二十二日の午前八時ごろわ
が調査隊は上陸し調査を開始し得る見込み」との公電が到着したのみでその後の状況不明のところ午後九時にいたって現地
部隊から
 わが調査隊の一行は北海上陸を敢行し二十二日午後より現地の調査を開始した、なお支那側調査員も上陸し調査をなしつ
つある、との公電が到着した、この公電によれば久しく北海に蟠居してわが調査隊の行動を妨害し、あらゆる暴虐を尽した十九
路軍もようやく撤退した模様で嵯峨に便乗していたわが調査隊戸根木書記生、須賀大佐、松村参謀などの一行は北海に上陸
、直ちに現地調査を開始したものと信ぜられる、わが海軍中央部としては北海調査の無事完了するまでは絶対に北海警備の
陣容を緩めず、のみならずたとい北海の調査が完了したとしても、これは問題の局部的解決に過ぎずとなしなお今後の事態の
推移ならびに対支問題の全面的解決のために常に万全の策を講じつつ飽くまで強硬態度に出づるの既定方針を堅持している

631 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 21:43:18.44
北海現地調査を開始 1936年.9月.23日(昭和11年)
きのう午後より敢行  現地から公電到着

陸戦隊も上陸支那側の行動を監視 北海○○艦にて【二十二日】志村本社特派員発
出動態勢をとりつつ○○に待機中であった記者(志村本社特派員)の便乗する軍艦○○はいよいよ中野氏遭難現地北海に向っ
て抜錨、南支の海上焼くが如き炎熱の中を我が勇士は意気軒昂悪魔の如き十九路軍膺懲の士気に燃えて西北へ西北へと怒
濤を蹴って進む、午前六時●洲島(北海南方約二十海里)沖で同じく北海に航路を進める球磨、若竹と合して二十二日午前七時
すぎ早くも北海沖に雄姿を現し戦闘部署についた、この時すでに北海沖にあって十余日間待機しつつあった嵯峨艦長宮坂少佐
は急遽旗艦夕張に馳せつけ敵前北海沖における打合せ会議を慎重に行い、いよいよ二十二日午前八時から日本側調査員戸
根木書記生、須賀大佐、松村参謀、海口の勝間田氏らは北海上陸、現地調査を敢行した、北海沖には事態の万一に備えんた
め出動の我が精鋭が舳艫相ふくんで待機緊張裏に現地調査員に対する支那軍の行動を監視しつつある、北海には二十二日
覃邃第四軍がすでに入城したが十九路軍が北海を去っても覃邃は上海事変の際呉淞砲台攻撃当時の師長であり、我が調査
員上陸によって如何なる事態が発生するやも知れず形勢は極度に緊張している

632 :名無し三等兵:2016/10/23(日) 21:44:08.79
北海現地調査を開始 1936年.9月.23日(昭和11年)
きのう午後より敢行  現地から公電到着

漢口現地交渉物別れとなる
 漢口本社特電【二十二日発】三浦漢口総領事は白井副領事、小林書記生等を帯同、二十二日午後二時対岸の武昌に向い
湖北省政府に主席楊永泰氏を訪い、午後七時まで約四時間余にわたり吉岡巡査射殺事件に対する第一回正式談判を開始し
た、席上三浦総領事は先ず吉岡巡査射殺事件は支那側の全面的責任をとることを要求せるに対し、楊永泰氏は事件の犯人の
捜査に対する協力をおしまざることをのみ述べ、事件の責任を回避するが如き態度に出たので三浦総領事は事件現場が拡張
租界で日本租界の管轄でなく警備権も支那側にある旨を文献をもって指摘したるに対し楊氏は拡張租界もまた日本租界なりと
の解釈を下し、警備に対する支那側の責任なしといい、捏造的材料をあげて日本側に反駁し全面的責任を避けんとした、三浦
総領事は大いに憤慨し、結局双方意見対立のまま第一回会見を終ったが漢口事件に対する支那側の態度は依然不誠意で現
地交渉も俄然波瀾を見せるに至った

633 :名無し三等兵:2016/10/25(火) 14:55:04.00
ドイツ/支那/イギリス/イタリア 1941年.3月.23日(昭和16年)

ドイツ 学校の月謝、保険料家賃まで国家持ち 四児以上持つ仏捕虜を釈放
【ベルリン本社特電】ドイツのいまの若き兵士はいわば前大戦の遺児である、それが二十余年の今日立派な兵士として祖国の

ために、欧洲永遠の新秩序のために奮闘しているのである、兵士が若いだけに遺児の数は多くはないが��兵の家�≠ヘ多い、

そこで出征家族の生活補助金だ、出征前の収入を基礎として割出されるものだが、大体月に左の如く支給される
▲戦前月収百マーク(一マークは邦貸約一円四十銭)の家には四十マーク▲二百マークには八十マーク▲五百マークには百七

十六マーク
そのほか家賃は原則的に政府が負担する、各児童に対しては扶助額の三十%乃至四十%即ち少くとも一人の子供について月

十五マークの補助金が支給される、そのうえ子供の月謝、家族の生命保険料も政府で支払ってくれる
これらはすべて国防軍世話係りの将校がその衝に当っている、出征兵の妻が働いてその収入が政府扶助金総額の三分の一

以下の場合には補助額に変りはないが、三分の一を超過すると補助額は査定の半額になる、世話係りは全般の生活相談に応

じることはもちろんである

634 :名無し三等兵:2016/10/25(火) 14:55:55.26
こんどの戦争で現れた特殊の遺家族援助組織はナチス婦人部の指導で近隣扶助制の組織をつくったことで日本の隣組のよう

に近所同士で組をつくり裁縫から洗濯まで出征家族を助ける
例えば細君が工場にいっている間は子供を預り乳児の世話までやく、一たん家族に病人が出来たりすると特に婦人部から無料

で手伝婦を派遣する、農村の出征家族には収穫時にも手伝の婦人を派出する
ナチス的な面白い施設では山とか湖畔に��母の家�≠�建て出征軍人の細君連をそこへ休養旅行に赴かせることだ、宿泊料は

無料、昨年度は延人員六万五千人の細君が��母の家�≠ナ楽しんだ、このほか��母と子供の家�∞�児童の家�≠ネどもある戦歿

将兵の遺児に対する特別の教育施設といったものはまだないが将来を考慮していることは事実だ、例えばドイツ放送協会では

同協会員の遺児の養育費として各三千マーク(四千二百円)の貯金をそれぞれ用意しているフランス占領地帯の住民に対するド

イツ当局の思いやりは温く考慮されているが、二十一日の情報ではフランス兵の捕虜のうち子供四名以上を持つ父親一万五千

名が近く釈放になるだろうとのことである

635 :名無し三等兵:2016/10/25(火) 14:57:52.00
支那 収容した孤児僅か百名 米国へ他力本願の救済事業
【上海本社特電】抗日戦線に駆りたてられて犬の如く死んだ支那兵遺児や遺族ほど哀れなものはない四川や広西の山奥からど

こと戦争しているかも知らず強制的に拉致された兵士は故郷を離れて何百里、中支や北支の戦線で死んだところで家族に知ら

せても貰えない
たいていの戦争は皇軍のあまりに早い進撃のため支那軍は死体を放棄したまま退却する、それを日本軍が懇ろに葬ってやっ

た話は多い
援蒋ルートを利用するにしても重慶は軍需品を先にして薬品や治療材料などを後廻しにするので死体どころか傷病兵の手当も

できない、重慶政府は事変まえに戦死者遺族救恤条例をつくり功績によって一定の弔慰金をおくることにしていたが、こんどの

事変数百万の戦死者のうちこれを□ったものの数をきかない貰うといえば冥国銀行紙幣という無価値のお札だけでこれでは三

途の川の渡し賃にもなるまい、抗日軍は民族解放のためには喜んで死ぬべしと踊らされる、だがこれで残された遺児や遺族は

何を酬いられているか、死んでしまえばそれまでよ、第一次上海戦に戦った十九路軍の戦歿者のためには広東郊外に大きい

636 :名無し三等兵:2016/10/25(火) 14:58:26.68
供養塔が建てられている、昨年わが海軍が突入した鎮海の街の中央には八・一三抗日陣歿者の碑があった、これ見よがしの

宣伝には大掛りなことをやり、ことにアメリカの救護にはまことしやかな報告をデッチあげるが、困っている遺族には洟もひっか

けられない「いい男は兵隊にならない」というお国柄だろうか、それでも重慶では蒋介石のお膝許だけに形ばかりの遺児収容所

がようやく昨年七・七記念日に設立され百人ばかりの遺児が集められているこれはいま駐仏大使である顧維鈞の命令で最近死

んだ蒋鑑女史が生前発案してつくったものだというが、これも遺児というより武漢退却の折や重慶爆撃で親を失った孤児である


昨年十二月宋美齢がアメリカへ向け「各ルートが封鎖され数十万の将兵が薬品に苦んでいる戦争で親を失った難童(避難児童)

は巷に満ちている、全国婦女救済協会は事変以来五千万元を集めて戦時児童保育院をつくったが、今や外国からの救援を得

るほか方法がなくなった」とラヂオで哀願し、アメリカに百万米弗の寄付金を求めた、すると「大地」の作者パール・バック女史な

ど例によってほろりとして救済会をつくったという
これらの施設があるとしてもそれは外人の眼のつくところだけで支那四百余州に散在する遺家族は父や夫の死さえ知らないで

あろう、昨夏漢水で戦死した張自忠の遺族が上海で生活に困り未亡人は自殺し娘は流浪の末重慶に辿りついて馮玉祥に泣き

ついたということである

637 :名無し三等兵:2016/10/25(火) 14:58:58.26
イギリス 市民にも恩給 空爆の犠牲遺族に支給
【ロンドン本社特電】こんどの戦争になってからイギリスでは六万五千人が「敵の行為」によって死亡した、そのうち六割は一般

市民だ、これがこんどの大戦の一つの特徴で戦死者遺族扶助の問題について銃後のすべても戦闘員か?という点からも一新紀

元を画することになったわけだ
さきの世界大戦ではイギリスの戦死者七十五万、戦傷者百万でその扶助は重大な社会問題となった、このため政府は恩給省

を設立した、その後この恩給省から扶助をうけている者三百万人総額十四億ポンド(二百三十七億円)一年に三千何百ポンドで

ある
こんども以上の率によって扶助されているが、金額が増されたほか軍人以外の市民も扶助をうけることになった、空襲のため死

亡した市民も安心して死ねるというわけである、遺児の教育は中等以上の教育費は補助がある、戦死者が要扶養家族をもって

いた場合は扶助がある

638 :名無し三等兵:2016/10/25(火) 14:59:43.79
一例をとれば一兵卒が戦死して妻と児が残った場合未亡人は一週間に二十二シリング六ペンス(約十九円)貰うほか十六歳以

下の子供の長子に対し八シリング六ペンス(七円)第二子は六シリング三ペンス(五円)第三子以下は一人につき五シリング(四円

)ずつ支給される、従って末亡人と子供三人の場合は総計一週間に二ポンド二シリング三ペンス日本金でいえば一ケ月約百五

十円貰える、ちょっとと多いようにみえるが日本とは物価が異るから羨むには当らない、イギリスで漸く暮せる程度、上等兵、軍

曹、士官と階級が上れば扶助額は増す、他の工場労働者、船員市民国防隊員なども大体同じ率である、政府の施設がこれだ

けあるので民間の扶助施設は必要ない
ただ孤児と負傷者に対しては在郷軍人会、赤十字社、各宗教団体が孤児院や保養院を経営して職業指導もやっている、ここに

哀れなのはロンドン郊外などはまだしもカナダやアメリカに避難させられた児童の父兄がイギリス本土で死んでも知っているか、

どうかということだ

639 :名無し三等兵:2016/10/25(火) 15:00:25.39
イタリア ム首相の一声 年金を増額
【ローマ本社特電】イタリアでは戦死者の寡婦には最高七千百五十五リラ(一リラは約二十二銭)から九十九リラまでの年金が支

給され幼児があれば一人あたり三百リラ、家族には二百までが付加される、しかしこの年金法令は一九一二年のリビア戦争の

ときにきめられたものなので、さすがはムソリーニ首相、去る一月の閣議で鶴の一声殊動抜群の戦死者の遺族には思い切った

多額の年金を与えることにした、まず今次大戦でアフリカのリビア戦線の空に散った前リビア総督バルボ将軍の未亡人が年額

十万リラ(邦貨二万二千円)の扶助料をうけることになった
しかし遺族の援護事業は一切個人には許されない、私的なものはとかく売名的になりやすいというのが理由だ、最近もローマ

で大がかりな愛国者の救護活動計画が禁止された
国立戦争犠牲者保護協会の予算は二十万リラ、全国に約七千の支部をもちファシスト党と協力して活動しており、遺族には奨

学金が与えられ病弱な遺族は有名な保養地に一、二ケ月のんびりと療養することが出来る、また協会は遺族の生活にも親切

な指導をして立派な授産所が作られローマ、ナポリなどには遺族たちばかりの働く工場まである
この救護活動の先頭にたつのは党員たちで絶えず遺族の家庭を訪れて慰問品を贈ったり心からの相談相手になっているほか

戦死者の墓を清掃し四季の花々で飾るなど遺族の感謝の的となっている

640 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 11:22:45.04
排日から抗日へ 1937年.5月.12日(昭和12年)
"国力伸張"に思い上る 最近支那の対日態度

上海特電(十日発)昭和九年末南京で発行された漢字雑誌『外交評論』が『未来の世界戦争に対する支那の方針』という懸賞論

文特輯号で応募論文を発表するに当り、その前置きとして徐道隣の筆者名を以て『敵乎?友乎?日支関係の検討』と題する一論

文を掲載したことがある、それから約二ヶ年半を経過した今日の日支関係はどうか、この『敵乎?友乎?』の標語はすっかりその

立場を代えて、日本側から持ち出さねばならぬ標語となってしまったようだ、支那の対日方針とその動向を見極めるに、五月三

日の国民党中央党部の記念週で行われた中央政治会主席汪兆銘氏の報告演説は最も格好なものではあるまいか、汪兆銘氏

は従来少くも日本の大部分の人から知日家、甚だしきは親日家として信望を受けていた人物であるから、彼の言動は最もよく

日本人の『対支再認識』に重要な役割を果すであろう

641 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 11:23:23.90
排日から抗日へ 1937年.5月.12日(昭和12年)
"国力伸張"に思い上る 最近支那の対日態度

彼の記念週報告演説は
一、国民大会組織法及代表選挙法の修正に関する説明二、支那の対日態度に対する説明三、経済建設法案に対する説明の

三点を重点として行われた長広舌であるが、その第二において
最近東京の幾つかの大新聞の対支論調は、支那人民を異常に刺戟した、なかんずく五三記念日の本日、我々の日本に対する

態度を簡明に述べるならば、それは抗日であって排日ではないということだ、いわゆる排日ではないということは本来人を害す

る意のないことを意味し、いわゆる抗日とは他人が既に我々を害しているためこれに抵抗せざるを得ぬことをいう、我々のこの

数年来の努力は国家の抵抗力を強めんとするためで、もし個人に抵抗力がなければ病魔一度至れば死亡を免れず、国家に抵

抗力なければ外侮を招き亡国を免れず民族の滅亡まで立ち至るであろう云々
と力説し、第三においては軍需工業の急速なる発展を要望している即ち消極的排日から積極的抗日に進展したわけであるが、

当時中央の意見を代表した徐道隣名義による『敵乎?友乎?』の内容と根本的には何等差異あるものではない汪兆銘氏や蒋介

石氏等の一貫せる主張であり、国民党の党是でもある、国力の伸張がしかく日本を見くびり高飛車に思うことを方言せしめるに

至ったのである、その意味を集約すれば南京政府の対日外交のモットーである『平等互恵』この中には不平等条約の廃棄、失

地の回復という野望を包蔵する―の強制欲である、つまり政治、経済ともにその侵略に抵抗し、一歩も日本には譲らないぞとい

う決意である、この事は英国が日支を戦争行為に訴えさせる事を避けながら、支那を支援し、ソ連とも接近させ、日本を制ちうし

ながら支那の国力を伸長し極東各国の力の平衡を取戻して極東における英国の政治、経済、軍事各方面にわたる安全性をき

づかんとする政策の一局面でもある

642 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 11:24:18.64
排日から抗日へ 1937年.5月.12日(昭和12年)
"国力伸張"に思い上る 最近支那の対日態度

南京政府―国民党―にこの指導原理が確立している以上、果たして日支経済提携は実現の可能性があるであろうか、日本は

勿論北支の支那大衆をも必要視して居り、実現の可能性ありと信ぜられて来た北支においてすら、その困難であるという反証

はいくらでもあげ得るようである、五月三日の天津大公報は社説で地方政権の外国との協定はたとい成立するも民国十八年一

月十八日の中央政治会議の決議により中央政府はこれを承認する能わず、北支の特殊化は国民の総意により反対する云々と

これを攻撃している、さきに日本が日支の政治的国交調整を主張するや先ず経済部門の提携からとすねて出た南京政府が今

度日本が経済外交を提議すれば手を返すように経済提携は先ず政治的解決からとすねて出ている、全く反対せんがための反

対と解する外ない

643 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 11:24:53.33
排日から抗日へ 1937年.5月.12日(昭和12年)
"国力伸張"に思い上る 最近支那の対日態度

日本がいまだ軽工業国の範囲を脱しない今日、紡績業は日支経済合作の主要部門の一であるが、最近支那の紡績業熱はす

こぶる旺盛で休止工場の復活は勿論、拡張、新設等物すごい進出を見せて来た、しかも彰徳の工場では英国のパウルトウ会

社から五万錘の紡績機を二百万元で購入する契約が成立したといわれ、この方面にも英国の投資が活躍しているが湖南省政

府経営の衡中紡績も計画が進められて居り、これ等支那紡績の発展する将来は天津、上海の紡績が大打撃をこうむるは勿論

、日本綿製品の打撃は相当深刻であることを覚悟せねばならぬ、ともかく支那の産業発展に伴ない、日支の経済関係がその需

要関係より対立関係に発展することは否めぬ事実だろう、ただ支那のこれ等産業が果たして計画通り発展を遂げ得るかは疑問

である

もし南京側が態度を改めねば、その結果は再び日支間に重大な波紋を生ずるものと見なされる、これは汪兆銘氏の記念週演

説とも関連性を有するが、その真意を突きとめるには南京政府の経済、財政的危機の切迫を突き止めることが必要である、即

ち孔祥熙氏の対英借款の成否は孔祥熙氏等が冷淡に外面をよそうているに拘らず実際はその運命の岐路をなす重大性を持つ

ものである、この事実は南京の要路間においても既に認められて居るところで、ここもと英国側の感情をそこなわないことが南

京政府としては第一義であるわけで、カークバトリック氏がどのような献言を南京にしたかは不明であるとしても、鉄道利権の集

中を企図する英国として見れば北支に対する意図もほぼ予想されるし、南京側の反対放送も一応うなずける節はある

644 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 11:25:34.09
躍進大阪商品に拍車南洋市場開拓へ 1936.11.24(昭和11)
見本市兼営の実業視察団派遣 府の肝煎りで明春早々に出発

大阪府では海外市場調査、販路の拡張を目的とする巡回視察団の第一回の試みとして暹羅海峡植民地方面へ向け巡回見本

市を兼ねたる大阪実業視察団組織を計昼予て府経済部商務課内に事務所を置いて準備中であるが、明年早々遅くも一月下旬

には出発の予定である
本視察団は府下の当業者中より輸出、同業各組合の推薦による適当なる人物十名内外を選抜組織する方針で、見本商品運

価、見本市会場費の全額、並びに団員の旅費一部は府において補助交付の筈である
旅行日程は先ず上海香港より新嘉坡に至り、盤谷、彼南を巡って全行程約五十日の予定、うち新嘉坡と盤谷には各八日滞在

して見本市並びに彼地業者との懇談会を開催更に、貿易関係方面及び個人商店の個別訪問をもなす筈であるが、今回の視察

団の方針としては、見本市を中心とた商売本位を採らず、彼我業者の懇談の中に親密の度を深め当分業界並に商品に対する

認識を深めしめるを趣旨として我商品の合理的発展を目指すというにある

輸組連盟の巡回見本展示 四班に分れ出発
大阪府輸出組合連盟による本年度事業の一として企昼の北米、カナダ、パナマ、メキシコ、ハワイ、東アフリカ、セイロン、海峡

植民地、北支、ヒリッピン各地方向け巡回見本展示会は四班に分れ、ヒリッピツン組は既に出発、爾余の各班も年内には各自

出発を期待されているが、各班の行程は次の通り

645 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 11:26:23.08
躍進大阪商品に拍車南洋市場開拓へ 1936.11.24(昭和11)
見本市兼営の実業視察団派遣 府の肝煎りで明春早々に出発

第一班
第一班 ハワイ、北米、カナダ、メキシコ方面で、水産物食料品鑵詰類を主とし、ホノルル、桑港、ラフ、シカゴ、メキシコ、ニュー

ヨーク、マンザニヨ、トロントバンクーヴァー等にて見本市開催の予定で大阪水陸食料品輸出組合が当る

第二班
第二班 海峡植民地セイロン、東アフリカ方面で、商品は石嶮雑貨で六十四日の行程、モンバサ、カンベラ、ダレサレム、ベイラ

、コロンボ、シンガポール各地に五日間宛見本市開催の筈、大阪石嶮輸出組合担当

第三班
第三班 北支方面で、綿布、人絹織物、メリヤス、タオル、ハンカチ等等、大阪東亜輸出組合で、分担

第四班
既に出発の比律賓向け、メリヤス雑貨を主として、日本ヒリッピンメリヤス輸出組合、右巡回見本市各班に要する経費は、連盟

会支出一四、七六〇円で、補助は商工省より一五、〇〇〇円府より七、〇〇〇円、市より一九〇〇円、商工会議所より一、三

〇〇円を見込んでおり、施設収入、雑収入を合して計四五、一六〇円の予算である

646 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 11:30:26.02
三中全会経過 (一〜六・完) 1937年.2月.26日-1937年.3月.5日(昭和12年)
(一) 今次会議の重大性
三中全会経過(一)
今次会議の重大性
 中国国民党中央執行委員会の全体会議は去る二月十五日から同二十二日にいたる八日間に亘って南京において開催され
た、現在の中央執行委員は中国々民党成立以来第五次目の最高機関全国代表大会によって選ばれたもので、今次の全体会
議はそれの第三回目のものであるところから一般に今度の全体会議を「第五期中央執行委員第三次全体会議」といっている、
まことに中央全体会議は党の最高機関たる全国代表大会(二年に一回開く)に次ぐ大会であって、年に二回開かれこれが閉会
期間中はこの全体会議により選出される中央常務委員会が常設最高機関として国民政府を指導監督して行くものである、南京
政府のすべての施政は、これら党機関の決議によって始めて執行されるものであるので、この会議が重要視せられるという訳
である
 全体会議の以上の重要性に加えて今次の会議は更に重大なる性質をもっていた即ち南京政府昨年後半における内外施政
の検討、本年上半の新しき政策の樹立等がこの会議においてなされるのもならず、昨年末勃発した西安事件の善後処置特に
同事変中張学良等が蒋介石に実行を要求せる重要政策案に対して如何なる処置をとるかが先ずこの会議で決定されねばなら
ないことになっていた、しかも学良の要求なるものは南京政府従来の施政の根本方針に変革を加え、従来の共産軍と相容れざ
る立場を共産軍との合作に変えんとするものであったのでこれに対する大会の処置は極めて重視されることになったものである
 大会は十五日午前九時陵園の孫文の陵前で開会式を挙行した、一部欠席委員を除いては全国各方面からの委員百七十人
出席近年未だ曾て見ざる全国一致の外観を呈した、会議は汪精衛首席の下に開かれた型の如き儀式を終えてから、汪精衛は
約二十分に亘って開会の辞を述べたのみで、そのまま中央党部の会議堂に移り、同十一時から予備会議を開いた、同予備会
議では居正臨時主席となり

647 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 11:33:16.22
一、蒋介石、汪精衛、戴天仇、王法勤、馮玉祥、于右任、孫科、鄒魯、居正の九人を大会の首席団(議長団)とすること
二、葉楚愴を大会の秘書長とすること
三、大会の会期を三日乃至五日とすること
四、提案審査委員会は業務、政治経済、教育、軍事の五つとし各審査委員会の人選は主席団において決定し、大会に報告す
ること
五、各提案はすべて提案審査委員会に提出し、主席団より提案を商定すべく十七日正午をもって提案の受理を締切ること
を決定に予備会散会後同十一時二十分から主席団会議を開き提案審査委員会の人選十六日の第一次大会における議事日
程、党務、政治及び各院の報告は第一次大会において行うこと等を決定した
 十六日の第一次大会は午前九時から開会、総理の遺嘱を朗読して後全員起立して綏遠陣亡将十及び西安殉難同志に黙祷
を捧げた、次いで各方面の祝電を朗読主席団より提案審査委員会の人選を報告した後
一、居正より党務報告
二、孔祥熙より中央政治委員会報告
三、孔祥熙より行政院報告
等あり引続き立法院、考試院、司法院、監察院等の報告あり、それぞれ審査委員会の審査に附託した、午後は三時から各審
査委員会を開き審査した

648 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:34:41.32
 中央監察委員会では、中央執行委員会と併行して十六日午後二時中央党部において第三次全体会議を開き林
森以下委員二十七人、候補委員二十一人出席、張継主席の下に書面報告を提出し、秘書処より各委員の請暇電
を報告した後、中央監察委員会組織法修正に関する件を上程、審査の上同四時四十分散会、同時に閉会した、中
央監察委員会は中央執行委員会とは対立的な別個の機関で、通常中央執行委員会全体会議とともに全体会議を
開くのであるが、中央監察委員とその候補委員とはその全体会議に出席する外、便宜上中央執行委員会全体会議
に出席することなっている
 かくして一切の手順を整えた全体会議は翌十七日から二十二日までに多くの議案を討議処理し、本年上半にお
ける政府の指標を決定したのである

(二) 重要報告発表されず
 大会十七日の第二次会議は午前九時から開会百七十六人出席、先ず孫科より第一次会議の記録その他を報告
、主席団より汪精衛、戴天仇、葉楚愴、邵力子、陳希□を大会宣言起草委員に指名した旨を報告して承認を求め
、同応欽より軍事報告、張群より外交報告をなした、両氏の報告は詳細を極めて長時間を要し、ために同日は右の
報告のみで散会したが、これらの重要報告は外部に発表されないことになった、この日午前八時十五分から主席
団会議を開いたが、同会議に開会以来一度も出席しなかった蒋介石が初めて出席した

649 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:37:13.94
 第三日の十八日は孔祥熙より財政報告をなし政府より国民大会代表選挙事務所工作報告をなして後審査委員会の審査報告
につき幾多重要案件を処理し、次いで第四日の十九日には、蒋介石の西安事変の経過報告あり、学良等の要求せる八項につ
き審査を求めたに対し、大会はこれを審査の理由なきものとして黙殺することに決定、蒋の報告に対して決議文を通過、併せて
蒋介石の本兼各職辞任の要請に対して慰留することを決定、各審査委員会の審査報告に対し前日同様適宜処置した、更に第
五日の二十日は国民大会に関する重要案を通過し大会の宣言起草委員会より提出せる宣言案を修正して通過した
是等十七日より二十日に至る四日間に処理せる各提案及びその処置についてみると大体左の如くである、先ず党務に関して

一、各省辺区に党務を拡張することについては修正の上通過
二、河南省の革命殉国者張鍾端等十一烈士及び歴年の革命に死難せる烈士の墓祠を修建することについては中央常務委員
会に一任
一、夏元麒の葬儀を公葬としその遺族救恤に関して報告通り中央常務委員会に移牒
政治に関しては
一、駐外使館の経費を増加し使館を増設して外交機構を充実せんとすることに関しては中央政治委員会の審査に一任
一、地方自治綱領草案は中央常務委員会の審査に附して執行せしめ、省市地方自治推進委員会組織条例及び工作綱領案を
通過し建設を一通り完成せる市県に対して地方自治を許すこと及び各県自治機関委員の資格試験法制定に関しては中央政治
委員会の審査に一任
一、塩法施行に関しては政府主管機関に移して執行せしむ
一、国民革命に功労あったものに対する叙位叙勲は中央常務委員会の審査に一任
一、高等文官試験を各地で挙行して広く人材を求めることに関しては中央政治委員会をして考試法改正を審査せしめることに
決定

650 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:38:52.67
一、新疆の民衆と内地との関係強化に関しては中央政治委員会の参考とすることとし、湖南、広西、四川、貴州等の辺境にお
ける苗族●族の教化のため専管機関を設くべしとするに対しては中央政治委員会の審査に附することにした
一、世界の各回教国家との間に密接な政治経済教育文化関係を設くべき方針確立については中央政治委員会の審査に一任
一、鞏固なる和平統一の実施コース確立に関しては中央政治委員会の審査に一任

 経済問題としては各提案を左の如く処置した

一、河南の甚だしき災害に対して中央より救済費を支出して河南水利工事を起すことについては全国経済委員会に移して執行
せしめる
一、塩改良については行政院に移牒
一、水災防止のため揚子江及びその流域の河湖を疏濬し併せて沿岸各省の独断的築堤その他の工事禁止については政府主
管機関に実施せしめることに決定
一、積極的に救済準備制度を実施については行政院に移牒

しかして教育文化関係問題については左の如く決定した

一、各学校の学科に経書を入れ民族精神発揚に資せしむ―中央常務委員会で弁法を準備
一、中央編訳館を設立して文化指導に当らしむ―中央常務委員会の参考に附す
一、総理記念奨金を設置して学術奨励に充つ―総理記念奨金三百万元を設置することとし詳細の弁法は文化事業計画委員
会で立案、中央常務委員会で決定
一、中央直属各学校は特に辺境各省出身の青年を入学せしめ文化開発、経済発展、国防充実に充てしめる―中央常務委員

651 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:40:48.96
一、中央直属各学校は特に辺境各省出身の青年を入学せしめ文化開発、経済発展、国防充実に充てしめる―中央常務委員
会の審査に一任
一、回教民族教育のため特殊の方法を講じ中央より人を派して指導せしむ―中央常務委員会に具体弁法を一任
一、漢法医学規定を定め教育学□系統に漢法医学を加える―中央政治委員会に弁法を講ぜしむ
一、私立学校の奨励
一、全国各県の教育局を全部恢復する―中央政治委員会をして迅速に弁法を講ぜしむ
一、中央は資金を準備して文化建設費に充てる―中央常務委員会に移す(つづく=一記者)

(三) 蒋の西安事変報告
 大会第四日において蒋介石は西安事変の経過報告をなした、同事変中学良等が拘禁せる蒋介石に対して、実行を要求せる
項目については、当時もその内容種々伝えられ、これに対する南京政府の処置如何についても、内外の均しく注目するところと
なっていたが、蒋氏は右報告中において、学良等の要求せる八ヶ条を明さまに報告して大会の討議を求めたに対し、大会はこ
れらの要求八項目はすべて顧慮を与えるに値せずとし、そのまま黙殺の形式をもって処理した、先ず蒋介石の報告全文につい
てみる
 余は西北の共産軍討伐に関し半ヶ月乃至一ヶ月のうち完成すべき予定計画をもって、昨年十二月洛陽より陝西に入り、親く各軍を督従した、図らずも学良等が突然擾乱を起し十二月十二日の事変を招いた、事変は臨僮と西安と同時に発動され、演習
に名を藉って事変を起し、当時陝西にあった中央軍政長官も余と等しく留置され、綱紀を凌乱し中外を震撼した、余は誠篤に過
ぎ思慮足らずして僅かに少数の警衛を携えていたためこれらの警衛は皆抗拒して職に殉じた、当時倉皇変に遇い外間との一
切の音信隔絶せるうちにあって余はただ生を捨てて義に殉ずる決心をもってして革命の天職に愧ずるなきを求め、且つ中央は

652 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:42:02.92
必ず総理の遺せる精神によって必ず変乱を鎮め国本を鞏固ならしむるために至当の措置をとるべきを深く信じていた、その後中
央は果たして適正なる善後処置をとり全国の軍民また同心一徳、正義を明らかにし乱者を悔悟せしめて事変を解決し、
余また十二月二十六日帰京するを得た、張学良もまた自ら断罪を乞うて上京した
 事変の経過については直に真相を報告すべきであったが、十二月十二日以後余は中央の寛容によって未だ譴責を受けずと
雖も自ら罪を甘受し断罪を待つ身として未だ敢て公職の地位にありて報告することを慎んだ次第である、当時身辺の情況に関
しては、その後日々の模様を追記して小冊子となし同志の一覧に供し鑑察を賜うことを希うものである、事変当時事変首謀者等
は曾て通電を発し国事に関する主張を陳述し内外間の注意を喚起した、余は事変発生の日、張学良に対し終始厳にその責任
を問い彼またその欲するところを口にし得なかった、第三日に及んで初めて彼が八項の主張を有することを知った、
即ち左の如し

一、南京政府を改組し各党各派を容納して救国に当れ
二、一切の内戦を停止せよ
三、上海において逮捕された愛国の領袖を直ちに釈放せよ
四、全国の一切の政治犯を釈放せよ
五、人民の集会、結社の一切の自由を保障せよ
六、民衆の愛国運動を解放せよ
七、孫総理の遺嘱を確実に実行せよ
八、直に救国会議を招集せよ

653 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:43:45.50
 学良はこれをもって彼等の共同主張なりとなし余にその実行を許すべく要請した、余はこれに対して終始直に悔罪して余を南
京に送り帰すべきを命じ、それ以外の如何なる陳述も聴くを欲せざる旨を告げた、しかしてその行動の誤謬その主張の無意義
なることを指摘するとともに、党内には自ら一定の組織と系統とがあり意見あらば法によって中央に陳請すべきである旨を諭し
た、学良は余に帰京後中央に提出せんことを求めたが、余はたとい中央に提出はしても余は必ず汝等の主張に賛成せざること
を声明するだろうことを説明した、この仮の談話結果は小冊子に詳説した、ただ這は関係するところ大であり重ねて提示し、各
同志の注意を喚起した次第である、大会は西北の善後に対して必ず適当なる指示をなすべく国事に対してまた必ず詳細に検
討せねばならない、一切の取捨、可否は衆議によって決すべく小冊子西安半月記とともに、学良の余に陳述した八項の主張及
びその経過を報告して各同志諸君の審査を求むる次第である
 大会はこれに対して大要左の如き決議文を通過した
大会は蒋同志の西安事変に関する報告及び西安半月記の小冊子を接受して蒋同志が倉率危難のうちにあってよく犯すべから
ざる正気を持し、乱者を心服せしめて大乱を阻止したことに深甚の敬佩と慰問の意を表するものである、変中忠勇抗拒して職に
殉じたる多くの文武人員に対し大会は特に景仰悼惜の意を表する、所謂八項の主張に対してはその内容の如何に拘らず、既
に反逆行為をもって脅迫方式に出でたるものである以上、実に国法軍規の容れざるところ、大会はこれを討議する理由なきもの
と認む、本党は総理の寛大なる仁恕の遺教及び人とともに善をなすの精神に基き自ら罪を悔悟せるものは敢て追求しない
五項目目の重要決定 政府軍陣容現状維持
 十九日から二十一日にいたる三日間の大会は五つの重要決定をなした、即ち蒋介石の留任による南京政府の現状維持、本
年五月開かれる予定の国民大会の十一月への延期、三中全会の宣言、赤禍根絶の決議、中央党部の陳容一新である

654 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:44:56.60
 十九日の第四日蒋介石の西安事変経過報告及び学良の要求処理の要請に対してこれを却下した大会は、引続いて主席団
より上提せる蒋介石の本兼各職辞任要請案を蒋氏の辞任要請の辞と併せて審議した、蒋介石の辞職要請文の大要左の如く
である
余は昨年西安事変後、上綱紀の毀墜を痛み下明神に戻るを恐れて一再ならず中央に本兼各職の辞任を請いたるも允許されず
却って慰留せられ休養の期間を与えられた、爾来五旬静かに考うるに中央の威徳により変乱は消滅したが人心久しく震撼を経
て傷夷未だ恢復せず、余の心中一日として安きものがない、今日全体会議挙行の日、再び衷誠を披瀝して中央常務委員会副
主席中央政治委員会副主席、行政院長、軍事委員会委員長の本兼各職の職任を允許されんことを祈る所以である
 これに対して大会は左の決議文を通過して、蒋を慰留した
蒋介石同志は十余年来党国の枢機を主宰し軍隊を統率して精誠艱苦、絶大なる功績をあげた偶々西安の変に遭えるも蒋同志
は総望の「大無畏の精神」に基いて部曲を咸格し乱萌を阻遏したその偉大なる人格の表現は未だ曾って見ざるところである、茲
に国難更に加わり国家の前途益々多事ならんとするとき蒋同志の一層の指導と努力とに俟つべきものがある、よって大会は蒋
同志の本兼各職辞任に関する議案は討議せざるべきを至当と認む
 西安事変後宣伝された蒋介石の行政院長辞任に伴う政府の改造はこの決定による蒋介石の留任によって免れることになっ
た訳である学良の蒋介石に対する要求条項の一つたる南京政府の改造は、大会がこの要求を一蹴したことによって解消した
のと合せて、期待された大会における南京政府の改造はここにおいて実現されずして終ったことになった訳である、ただ部分的
事務的に一部の改造の行われることあるべきことは別である

655 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:46:22.56
 二十日の第五日大会は国民大会の会期その他に就いて重要決定をなした、即ち大会は

一、国民大会代表選挙法の修正及び国民大会代表候補者各地定員数の改正
二、国民大会組織法及び国民大会召集期日の改正

の二つの提案につき審議した結果これを中央常務委員会の参考として移牒することに決し、併せてその案の重大性に鑑みこ
れに左の決議を附した

一、関係機関を督励して選挙事務を継続せしめ本年十一月十二日国民大会を召集し憲法を制定し憲法の施行期を決定す
二、国民大会の組織法及び代表選挙法に関しては修正を要すべきものあらば修正すべく中央常務委員会にその権限を附与す
三、国民大会の提案は均しく中央常務委員会に移して参考とし大会に提出すべきや否やは中央常務委員会において決定す

 次いで二十一日の第六日目大会は、三中全会の宣言文を確定したほか、赤禍根絶に関する決議案と中央執行委員会常務
委員会に主席副主席を置かず部長制を復活することを決定した、大会の宣言は国民政府昨年後半における施政及び本年前半
における政策に対する大会の意思表示であり、政府は本年前半においてはこの宣言に準拠して政策を行うものであって、謂い
かえれば国民政府本年前半の施政方針たるものである、しかして赤禍根絶決議案は、国民党従って国民政府は今後共産党と
絶対に提携せず、共産党のあらゆる運動はこれを断圧して行くべき方針を闡明したものである、近来抗日を当面の動機として全
国各界の提携が論ぜられ、共産党また国民党との提携を意思表示し、各方面またこれを国民党に慫慂するの風潮さかんとなっ
て、これに対する国民党の態度が内外の均しく注目するところとなっていた際であるので、この決議案は大胆に明確に、これら
に対して党の方針を表示したものとして注目すべきものである

656 :名無し三等兵:2016/10/26(水) 23:49:25.50
最後の国民党中央執行委員会常務委員会に主席副主席を置かざることにしたことは、これまでの主席であった胡漢民が死亡
して後、主席は欠員のままとなっていたのみならず、副主席となっていた蒋介石氏も多忙なるためと西安事変以来の休暇とに
よって、事実上その職になきこと多く、ために党の中央常務機関は一見弱体化されていたのであったが、これを今後主席副主
席を置かずして常務委員の合議制とし常務委員会の各部長を左の如く陳容一新して、今後の党中枢部を強化することにしたも
のである
秘書長 葉楚愴(留任)
総務部長 張●生(留任)
宣伝部長 邵力子(前任劉蘆隠)
民衆訓練部長 陳公博(周仏海)

共産党と相容れず 赤禍根絶決議の内容
 二十一日第六日目大会において主席団より提出された「赤化根絶に関する決議案」は討論の後可決された、一説によると右
決議案討議においては各委員の議論沸騰し火の出る論戦が行われたといわれいるが、また一説では今次大会では一切の反
中央的言論は極端に弾圧されたともいわれている、決議案の大要は次の如きものである

657 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:28:53.85
 本党は歴史的使命をもって総理の遺教を奉じ力を国民革命に致し国家の建設と民族の復興を図るべく国力の集中と統一の
基礎確立につとめて来た、故に三民主義に服し革命方略を奉じて共同国民革命に努力せんとするものはこれみな同志としてつ
とめて容納して来たこれ総理が興中会、同盟会、中華革命党より中国国民党創立にいたる一貫的精神である、十三年中国国
民党改組に際しては共産党の加入を認めたが、共産党員は本党加入後、その誓言に背き本党掩護の下にありて陰に本党内
に壁塁を設け次いで本党の文化をはかった、当時本党はつとめて寛容の態度をもってその自省を求めたが、国民革命軍出征
によって武漢を占領するや、彼等は本党と民衆とを遮断し赤化の禍種を伝播し以て本党革命建国の基礎を顛覆せんとし、革命
軍の東征を阻み鄭汁の役を牽制し、遂に両胡の恐怖を演出し南京武漢分裂の痛ましき歴史をつくって、北伐の大業を殆ど停頓
せしめるにいたった、共産党はまた共産軍を創立して本党の幹部を破壊し階級闘争を激化せしめて革命政権を奪取せんとした
 本党は党基を鞏固にし北伐を完成して人民を救うために断乎清党に出でさるを得さるにいたった、その後共産党は一面その
邪説を誇張して青年を惑わし一面部隊を結成して各地を騒擾し、爾来十余年十数省を毒した、遠きは武漢、南昌、広州、長沙
の変乱の如き、近きは広東の陰海豊、福建の竜岩、永宝、江西の吉安、上饒、飼新、銅鼓、弋陽、湖南の平江、瀏陽、華客、
湖北の●陽、黄安、監利、河南の商城、●川等、彼等のいたるところ野に一物なく蹂躪され偽政府を組織して人民を苦しめた
中央は人民を害毒するこの種匪類はこれを艾除せざるを得ず、ために数年来節々として清郷に当り忠勇なる将士の三民主義に
よる犠牲的奮闘によって漸くその禍根を掃蕩し得た、匪衆蟠踞せる地方にして国軍の克服せる地方にありては中央は直に復興
に力を致し既に殆ど旧状の繁栄を恢復した

658 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:30:06.46
 彼等は江西に総崩壊して後、湖南、貴州、雲南の辺境を経て四川より甘粛、陝西、寧夏、青海、山西等にいたり、焼討ち、掠
奪いたらざるなく、城市農村経済はために破壊せられつつある、特に痛心堪えざるものは九・一八以来国難厳重にして全国民
が統一政府の下に国力を集中し国防を充実し以って外侮を禦がんとしてなお足らざるときに当り共産党はこの国家の危急存亡
の際に擾乱を肆にし、淞滬の役には撫州を猛攻し、長城の役には撫州を猛攻して南昌を脅かし、抗敵の師を牽制して国防を破
壊し民力を催残したことは国民の等しく痛憤措かなかったところである
今共産党は辺隅に窮蹙の余り本党と妥協せんことを表明している本党素より改むるものを咎めるものでないが、既往の経験に
鑑みて再び過誤を繰返さざらんがために彼等にして精誠悔悟して三民主義に服従し国法を恪遵し、軍令を厳守し、中華民国の
善良なる国民となるにあらざれば中央は国家の治安を保持し全国人民の生命財産を擁護するために万人の永久の利害を顧慮
せざるを得ない、目前最低限度の弁法について言えば
一、一国の軍隊は必ず統一的編制統一的命令によって始めて威力を発揚し得べく一国家に主義上相容れない軍隊の同時に
並存することは断じて許されない、故に所謂紅軍及びその他の仮借的名目の武力を徹底的に取消さねばならない
二、政権の統一は国家統一の必須条件である、世界の如何なる国家も一国内に二種の政権の存在は断じて許さない、故に所
謂ソウエート政府及びその他一切の統一を破壊する組織を取消さねばならない
三、赤化宣伝は救国救民を本旨とする三民主義と絶対に相容れないのみならず、我国民生活と極端に相反するものである、故
にその赤化宣伝を根本的に停止せねばならない、
四、階級闘争は一階級の利益を本意としてその方法は一つの社会を種々の対立的階級に分化しこれらを相殺相讎の関係に陥
れ民衆の奪取と武装暴動の手段に出でしめ社会不安、民衆の困苦を招来するものである、故に階級闘争を根本的に停止せね
ばならぬ

659 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:31:14.15
 これを要するに凡そ独立自主の国家は、反国家反民族的にして外国に依附する団体を断じて容許することが出来ない、また
民生を惨害し道徳を毀棄する行為は断じて容認されない、共産党の封建的割拠専制的残酷な策略及び国際組織を背景として
の国家統一を破壊する行動と宣伝とは建国立人の責任をもつ本党とは絶対に相反するものである、吾々は先ず中華民族固有
の精神と道徳を恢復して中華民国の独立自主の人格を樹立して始めて我が中華民国固有の版図を恢復して我が中華民族の
歴史的光栄を継承し三民主義を実現し得るものであることを知らねばならない、故に赤禍を根絶することは我国家我民族の必
須の大道である、茲にこれを全国民に明らかにして詭言を軽信せざらしめんとするものである
(六) 対日外交の第一歩 通過した宣言の内容
 昨年七月二中全会開会の際中央同人は内優外患交々いたる実状に鑑み同心戮力これが打開をはかるべく対外的には領土
主権を擁護し対内的には和平統一の進行を図ることを決議した、閉会以来これがために努力すること七月今次全体会議はこれ
ら過去の成績を検討し現在の情勢を監察し将来の趨向を決定して対内対外各問題に詳細なる討論を加えて鄭重に決議し以っ
てわが同志及びわが国人に告ぐ
 国難の由来は既に総理が民族主義中において明らかに示しておりこれに対する吾人の自救自強の道もまた明示している、
九・一八以後吾人は極度の痛苦のうちに在りてただこの遺教を恪遵し民族の出路を求むるにつとめ五全大会においてはその
宣言に
和平未だ絶望の時に至らざれば決して和平を放棄せず国家既に犠牲避くべからざるの時に至らば決然最後の犠牲を覚悟す
べきことを表示したしかして二中全会は更にこれに解釈して
対内的には最大の容忍と苦心とをもって全国国民の団結を図り対外的には如何なる領土王権の侵害をも容認せず、領土王権
を侵害する如何なる協定にも調印せず、領土王権を侵害する如き事実発生して政治的解決効なく国家民族の根本的生存を危う
からしむるにいたらば必ず最後の犠牲出るの決心をなすべく毫も猶予の余地がない

660 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:32:37.57
ことを明かにした
二中全会閉会後の対日交渉はこの原則に基いて行いその間数日にして決裂に陥ったが立場を固守して終始変わらず、匪軍の
綏遠を攪乱するに及んでは全国力を合して領土の守りに当り、西安事変に際しては主謀者は種々のスローガンをもって人心を
煽動せんとしたに拘らず国人は屹然として動ずるところなかった、蓋し数年来国人の本党の主義に対する認識日に深く救亡図
存のためにはこれより外に道なきを知れる結果である、今次全会の対外方針もまたこれを継承して変らず且つ努力以ってその
進行を策す、蓋し吾人の終始変らざる目的は対内的に自立を求め対外的的に共存を求め受ける損害が忍耐の限度を超過する
にいたらば決然抗戦に出ることである、然し同時に自衛の心あれど排外の意なく、しかも和平の期待未だ完全に断絶するにい
たったとは認めない、吾人は平等互恵と互に領土主権を尊重するの原則を確守すべきを願うしかしてその初歩として解決を求
むるものは「匪偽」その依附を失い主権を完整せしめることであるかくて始めて両国間の未解決懸案は未だ完全に落着せずと
雖も和平方法をもって紛糾を解決する可能始めてその端倪を露わすを得るのである、これわが国の挙国一致最短期間内に貫
徹せんとするものである、その他の国際関係にいたっては国際和平の路線に循い刀めて友誼の増進を謀り、凡そ政治的協調、
経済的合作は必ず両利の原則に基き以て相互関係の日に密接となるを求むるものである、これわが国歴年来とり来れる態度
にしてわが民族主義固有の精神である
対外方針は前述の通りであるが対内的には即ち和平統一が数年以来全国のともに守って来た信条である、蓋し統一あって後
始めて現代国家を建設し以て救亡図存の大任に当り、和平あって後始めて人々は真誠団結共に国難に赴くを知り以って真正
の統一を馴致し得るからである、ここにおいて注意すべきものは和平統一と内戦停止とはその意義に広狭の別あることである、
和平統一の目的は一つの国家一つの民族の力量を集中して以て当面の国難を排除し更に進んで民権主義の大道に踏入する
にある一つの国家の義を明かにするためには即ち統治権の不可分特にその軍事外交財政交通等国防に関係あるものすべて

661 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:33:30.58
中央の総攬によらざるべからず、然らざれば部分的独立を来して劣等の有機体となり遂に国際競争に淘汰せらるるにいたるを
知らねばならぬ、一つの民族の義を明かにするためには即ち同じ国民として休戚を相共にしたとい職業関係により個人の間団
体の間に情感を異にすることありとも一つの民族の利益は一切の個人一切の団体に超越するものであり、況やこの外侮厳重な
るときに当り国民としての存立があれば相倶に存立し、国民としての存立が亡びれば倶に亡びるのであって決して階級闘争の
説に惑わされず以て自らその団結を鞏固にせざるべからざるを知るべきである、この二義は実に和平統一の真諦である、故に
所謂内戦停止とは同一主義の下に在りては意見の分岐は武力によって決することをせず商議によりて決することをいうもので
あって、国家民族を分裂する挙動まで内戦停止のスローガンをもって掩蔽さるべきではない(この宣言つづく)

(完) 対内諸政策の基点 通過した宣言の内容
 昨年七月以来統一事業は漸く成り地方割拠の跡将に過去とならんとしている、今後はただ和平統一の原則に拠って国防に
適応し以って長治久安の局を奠のみである、共産分子にいたっては近日共同外敵に当ることを口実として提携せんとしている、
これを往年に徴するに共産党は十三年以来本党に加入して国民革命に従事すること揚言しながら国民革命を破壊し、十六年
以来暴動手段をもって国民を危害し国家の対外力量を減削し、人民無数の生命財産を蕩析した、その種々の罪悪は実に片言
をもってする意思表示に信を置くを難からしむる、本党は国家のため人民のため数年以来血汗を擲って剿共工作に当った武装
同志及び一切の同志の努力の功を一簣に虧くに忍びない、如何なる方式を用うるを論ぜず必ず自力をもって赤禍を中国に根絶
し永く民族復興の基を奠めんとするものである、これ明白に天下に告げんとするものである

662 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:34:52.90
民衆を組織し訓練して共同建国の大業に裨益せんとすることは実に本党の天職である、国難発生してより本党は職責のあると
ころを深く思い積誠国難に赴くことを全国に普及せしめて来た、本党歴次の重要会議の討論においても国民大会の招集を決定
し、五全大会は更に二十五年内に国民大会を招集して憲法草案を宣布すべきことを鄭重に決議し、一中全会この決議に根拠し
て同年十一月十二日これを招集すべきを決議し全国選挙事務を指導監督弁理する為に選挙事務所を設けた、その後各地の種
々なる関係により代表の選挙が所期の如く進捗せず巳むを得ず国民大会の延期を決議し全国各地代表が選出されて後招集す
ることに変更したが、今次の全体会議は特に本年十一月十二日招集すべきことを決定した、今後はただ主管機関を督励して進
行をはかり期日の如く国民大会を招集して憲法を制定し共にこれを遵守せんとするものである、蓋し民衆の団結はこれによって
具体的に表現され民権主義もまたこれによってその基礎を得るのである
 国家統一の進行は必ず経済的統一によって始めて真の成功を得るものであって救乏図存、国力の増長には特に民力の充実
によらねばならない、故に経済建設は目前重要の図である、而して経済建設は総理定むるところの民生主義に拠って進行を図
らざるを得ない、民生主義はマルクス学説を社会病理家であって社会生理家ではないと判定し社会の進化ある所以を鄭重に説
明している、この指示は皆経済建設のために変わらざる方針である、蓋し中国の貧窮なる所以は外敵国の馮陵による内生産
の落伍による、民族の内に階級闘争を煽動する如きは外に対し民族的力量を冲消して国家を滅亡に陥れ、内に対し生産分子
間の混乱を惹起して生産建設の進展を阻止するものである、数年以来共産分子の流毒によって遂にわが国をして危急存亡に
際し全力を国防に注ぎ剿匪に力を注ぎ、しかも剿匪期間の軍事的掃蕩政治的保障の外に経済建設にまた多くの努力を尽さざ
るを得ざらしめた するものである

663 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:36:05.39
その農民に関するものは苛捐雑税を廃除して痛苦を解除し、農業研究機関を設けて種植の改良を図り販売機関を設けて販売
に便し農民銀行と合作社組織して金融をはかり治水造林して災害を防止する等の如き皆農民のその生産力を増加せしめんと
するものに外ならぬ、蓋し生産力増加によって始めて「耕すものに田あり」の原則が実現されるのであり然らざれば目前の生産
条件の下にありては自作農すら収支償わず、たとい土地を与えても久しからずして再び小作農に淪落すべきこと明かである数
年以来共産分子の蹂躪することろは農村に多く、農業固より摧残されたが郷村に僅かに存する手工業もまたその破壊するとこ
ろとなった、上海の一隅に相当の軽工業あり国内実業家の数十年拮据経営の所得であるが秘密の宣伝組織によって階級闘争
の妄想が潜入しているこというまでもない、階級闘争説が労働者を煽動するには労働者を除く一切のものすべて仇視しこれら有
用有能の分子の存在を許さぬ、然るにわが国の資本家について謂えば数十年来外国の大資本家の優越的技術の下にあって
簡陋なる工場と小資本家とによって兢々経営に当り停業破産を繰り返しその艱難奮闘の情形はその内容を知るものの同情に
堪えざるものである、経済建設の前途のためにこれら工業は必ず維持発達せしむべく時に必要の統制を施してこれら工業の生
存発達を促さねばならぬ、その他比較的大なる工業にして或はその性質上国営至当するもの或は私人の資本をもって能く経営
し得ざるものには国家資本の発達に努力してその責任を負わねばならぬ
 以上挙ぐるところは務めて国防及び人民生活の需要に適合せんことを求めたものにして、必ず民生主義の原則に遵守して社
会利益を相互調整、平均発達せしめ以て共有治共享の域に達せんことに務めんとするものである、決して階級闘争の謬説によ
って社会の擾乱を招致せず、また決して貧富の懸隔を醸成して将来の糾粉を貽さず目前救亡図存の工作はすべてここに準拠
し、民生主義の実現もまたこれを起点とするものである(終り一記者)

664 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:38:00.30
支那は何処へ行く 1936年.12月.17日-1936年.12月.19日(昭和11年)

(上) 蒋氏生否の如きは実はどうでもいい 次の独裁者を夢見る宋氏
 若し、支那を正確に認識しようというならば、先ず欧米諸国の検討が必要であろう。というのは、支那に起る事態の動因となっ
ているものは、多かれ少かれ、欧米諸国の東洋政策、対支方針であるからだ、そして、支那の要人は、所謂その伝統政策であ
るところの、以夷制夷方針という言葉がハッキリ示す如くに、欧米帝国主義諸国の野心を適当に利用し、常に自らの地位をつく
ることを忘れないのだから…。
 かくして、欧米帝国主義諸国は遠くは清国時代から、近くは第一革命以後といわなくとも、一九一三年の第二革命以後におい
ても、あらゆる機会に支那に、その思想的、経済的、政治的地歩を占めることをやって来たのだ、しかも地方の督軍たると、また
中央の野心家たるとを問わず、この諸国の触手または帝国主義的政策を巧に操り、その上に乗ろうというカラクリに終始して来
た。

 今度の西安兵変も、その好適例に過ぎない、そして、次代における統率者たらんとして動きつつある所も、同じ途をそのまま
踏もうとしているのだ、そのことは兎も角蒋介石退場後の支那は何うなる?かの課題が世界の支那ファンの回答を求めてやまな
いものであるに違いない、今や、蒋介石の生存するや否やは、ドラマチィックな興味はあるにしても支那の今後の政局動向を観
る目からすれば、さしたる材料にはならない、なぜなら、宋子文であろうと、何応欽であろうと、または孔祥熙であろうと、最早蒋
介石を欲しいと思っている者はいないからだ。

 そこが支那の面白さである、そんなことを理窟に合うとも、合わぬとも思わないのが、支那なのだ、なぜなら、つい先達、南京
紫金山麓で共に粗末なカーキ色の軍服、気軽な態度で、いかにも仲睦ましく、打並んで閲兵をした蒋介石と張学良であった、そ
れが笑って蒋介石を討たんとしたのだから・・・・、いま肩を叩き、食卓に「老曰汾酒」か何かを共に嗜んでいたとしても、その帰
途にはズドンと殺られるのが日常茶飯事なのだ、今となっては蒋介石の安否は、支那の情勢を西安事変が起らなかった以前に
帰すことは出来ない。

665 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 12:40:09.28
 そこで独裁者蒋介石に代るものとして、真先に登場している者は誰か?それは外でもない蒋介石の義兄に当る宋子文なのだ。
 宋の動いていることは事実のようだ、それは、宋の現在の地位といままでの態度にも観られる、そして国民政府部内は混沌と

して収拾すべくもなく、早くも政権掌握を目ざして、各要人は頻に暗躍、狂奔するときに早くも次期統率者を目ざす宋こそは、八

面玲瓏、しかも欧米派の頭領なのだ。
 彼が、更生国民政府の首班となって、何応欽と協力すれば、難局は打開出来ると伝えられるが、そうかも知れぬ。
 なぜなら、彼は蒋介石にクーデターを喰わせた張学良とも親交がある、去年彼は我要人に会見を求めて来た、然るにそれと

相前後して、同じ問題で張学良がまた会見を申込んだ事実がある、宋は軍を持っていない、そこで兵を養わんとしたが、義兄の

宋が兵を持つことにも蒋介石は反対した、そのことあって以来兄弟同士ではあるが蒋介石と宋との仲はよくなかった、しかし、

宋は擁兵を諦めなかった、そして、旧東北軍にわたりをつけた、即ち張学良と結んだのである。

 その宋はまた広西派の李宗仁、白崇禧とも連絡がある、広西派のこの二人と言えば、つい先頃、蒋介石に潰滅された者であ

るが、その蒋介石の敵である広西派とも悪くない。
 更に、宋の国民政府における地位は赫々たるものがある、宋は、蒋介石夫人の兄にして孫文未亡人の又現国民政府財政部

長孔祥熙夫人の弟である、実にいい姉妹を沢山持ったものだ、そこで、かかる恵まれたる地位は、自然にその発言権を強いも

のにし、彼を大きくした、彼は今や、中央、中国、交通の三銀行を支配し、米国財界と結び、上海における英国系財閥を通じ、英

国とも連繋がある。
 その上に、蒋介石を操縦していた藍衣社の幹部を買収し、蒋介石直系の中央軍幹部を懐柔する、党部にはあまり勢力がない

としてもこれ位の背景があれば、欧米派の領袖としてのみ終る訳はないはずだ、そして後継独裁者を夢みるのだが、さてそれ

がうまく行くか何うか…?

666 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:28:38.96
 そこで、国民政府の外交三人男といわれる施肇基、顧維鈞、郭泰祺は欧米派中でも欧米依存主義の凝り塊りで、日本に対し
ては少からぬ反感を持っている、中央部の孔財政部長は孔子の第七十五世の後裔だという話だ、この孔も米国の大学出で、
蒋介石と女房兄弟だ孔の家は嬶天下の名が高い、宋靄齢夫人は浙江財閥と蒋政権とを股にかけその権勢は夫の孔以上でエ
リザベス女皇の如くに活躍して来た、この閨閥を背景として孔は南京政権に重位を占めているのだ
 然るに、この孔が西安事変の直後に蒋介石に代り行政院長代理と決定した、人柄がいいというし、人望も失っていないから、
中には後継者にしたら何うかという者もいるが、そこまで行ってはチト話が進み過ぎるようだ
 欧米派と言えば、すぐ知日派または日本派という話が出る、近頃親日派と言わなくなった点が、この派の内容的変化を示すも
のだ、それは、単に知日派であって、親日の者はいないと言っても過言ではないからだ、その知日派(政治会系ともいう)は最近
とみに落莫たるものがある
 即ち知日派は過般漢口埠頭で暗殺された前湖北省政府主席楊永泰を、事実上の首領としていたが、一葉落ちて天下の秋を
知る…、北平政務整理委員会委員長となり、満洲事変後に、北支政権の首位を占めていた黄郛は物故し、行政院長兼外交部長をしていた汪兆銘は奇禍に会って全面的退却を余儀なくされた、そしていま欧洲行脚中であるが西安事変によって急遽帰国
が報ぜられている、その他、江西省政府主席の熊式輝、福建省政府主席陳儀、上海特別市市長呉鉄城等を数え得るが、現在
、知日派で中央舞台に活躍する者は、僅かに外交部長の張羣タッタ一人だ、もっとも実業部長の呉鼎昌を知日派に加える者も
ある、しかし呉は東京高商出だが少し違うようだ、また鉄道部長の張公権、今度張学良に捕えられた蒋作賓、そして軍政部長
の何応欽をも数える人がいる

667 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:30:00.62
 張公権は日本の慶応出だから知日派には違いないが、どちらでもいい性格だ、何応欽が果して知日派なら頼母しい
 何は日本士官学校と陸大を出ている、その後第一、第二の両革命に参加、一九三〇年に国民政府の軍政部長に就任以来、
今日まで軍政関係に携わって来たから少しは勢力がある、今度も張学良討伐総司令に任命されたというが、任命したものは誰
か解らないような恰好である
 次に陳果夫、陳立夫兄弟を中心とするC・C団の一派も動いている、広西派の李宗仁、白崇禧も、参謀長の張任民や王□志
等を相手に術策を練り、総参謀の王季文を張学良の下に派したりして活躍を始めた、そして広東の陳済棠、余漢謀、黄慕松等
々もジッとしていられなそうだ
 なお山東の韓復矩、山西の閻錫山、北支の宋哲元までが通電したりしているのだ
 だが、もっとも恐れられているのは親蘇派なのだ、それは監察院長の于右任、立法院長の孫科、そして旧西北派の首領馮玉
祥等である、于右任は学者に過ぎないかも知れないが、孫科は馮の如く策謀と熱はないが岳父孫文の余光によって、中山文化
学会、中蘇文化協会を主宰して、やや華々しい、しかし、何と言っても問題は馮玉祥であろう、馮玉祥は一度実力を喪失し山西
の泰山に隠遁したり、山東の韓復矩にかくまわれたり僅に晴耕雨読の生活を送っていたのだが、かく見せかけていたのも全くカ
ムフラージュに過ぎなかった、彼は大いにアンビションを持っている、なぜなら、そういう逆境の時でも人気取りに万全の注意を
払っていたから・・・・・・・・
 彼は旧部下で師長、または旅長までやった者を南京の陸大に入れたり、鹿鐘麟や、石敬亭等を使って旧部下の韓復矩、宋哲
元等と連絡を取ったりしていたのである、しかも、彼は張学良とも中国人民戦線の名の下に、手を組んでいたのだから、宋子文
以上に蒋介石の後継者たらんことを期しているかも知れない、ただ、四囲の情勢がそう甘くないだけの話だ

668 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:31:53.77
時局を繞る相剋の欧米・知日各派は躍る 曲者?馮氏の野心満々
 欧米派の領袖としてひそかに蒋氏の後継者たらんとしていた宋子文も対米棉麦借款に失敗後官を退き野に在る、だが、浙江
財閥を牛耳り、国民党中央執行委員でもある、彼は上海聖約翰大学を出てから、米国のハーヴァード及びコロンビア大学に学
んだのだから、日本が気に喰わないのも無理はない、しかして、此欧米派の陣営には錚々たる人物が多い、いまでは、元老株
となっている前ヘーグ国際裁判所常任判事だった王寵恵、前駐米大使施肇基、それから前駐蘇大使の顔恵慶もそうだ、更に
現役の欧米派要人としては駐仏大使の顧維鈞、駐米大使の王正廷駐英大使の郭泰祺等々、そして、一度中央に目を注げば
先ず、前述の宋の姉、宋靄齢を娶っている財政部長の孔祥熙がいる、それから教育部長王世杰、行政院秘書長翁文●等がい
る、しかして王世杰、翁文●は新欧米派とも呼ばれ新欧米派の人としてはなお何廉、呉景超、鄒淋、蒋廷黻、秦汾等が挙げら
れる、なかながの役者揃いだ
かくて統一は夢 再び群小割拠時代へ 東洋のバルカンへ伸びる食指
 現に馮玉祥のゼスチャーたるや誠にカラクリがある、彼は先ず張学良に蒋介石を帰せ、そうすれば中央に於ける同志(!)も弁法
あり、また貴下の立場は保障すると勧告した。
 固より馮は本心から蒋介石の帰還を希っている訳でなく、実は赤い舌を出しているだろう、従って張学良の将来を保障するなど
とは大本教の御託宣よりも頼りないものに違いない、然るに、彼はなお国民政府と張学良の間に入って事態収拾のため斡旋と
いうよりも、まあブローカーのようなボロい立廻りをやり、うまく行けば主役としての華々しい活躍を夢見ている妖怪変化だ、しか
し蒋にも、張にも、白、李、韓何れにも糸を引いている彼に対して誰がそう気をゆるす筈があろう。むしろ国民政府要人は張学良
と連繋がある彼に対し警戒の目を放っていたが、その情勢を看取した彼は「張学良父子は馬賊である、彼今回の叛乱は馬賊の
行為である」と演説して巧みにその立場をカムフラーヂュしている。それかあらぬか大勢は漸次親蘇派に不利であると喧伝され
ているが、果して何んなものか?・・・・

669 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:33:09.84
 それは、事態収拾策として「抗日人民戦線を主体とする南京政府の改組」が伝えられ、張学良は「連蘇容共、失地回復、国民
党の大改組、対日即時宣戦」を主張し、そのため馮玉祥を頭領として孫科、于右任、張学良、李宗仁、白崇禧等による抗日政
権を樹立すべしとデマられているのを観ても解るが、さまで発展性がないとしても親蘇派の存在を見くびることは出来ない、十六
日の中央政治会議は
 一、何応欽を討逆総司令に任命、迅速に国軍を指揮、叛逆を掃蕩せしむ
 一、国民政府をして討伐令を出さしむ
という事に決定したが、張学良の討伐はそう簡単に行くものではない、それは張学良軍が天嶮の地にその陣を張っているため
でもあるが、いまや親蘇派はその名の示す如く共産軍と結び、コミンテルンがその背後に在ると観ねばならないから・・・・・・・・。
 世界の観測を観ても、ドイツは張学良軍には蘇連邦から軍器が提供されているといい、英国でも「支那の政治は複雑で捕捉し
難いものであるから、その裏に何が隠されているか解らない」と説き、更に甚だしいのは蘇連と張学良との間に秘密協定さえあ
ると報ぜられているのだ、張学良軍は現在陜西、甘粛に駐屯し、曾ては満洲において訓練してあるから厳寒にも耐え、その総
数十五万に余る、それに共産軍にして張学良軍と共同作戦に応じ得るものは差当り十二、三万と数えられているから合計二十
七八万となる。
 これに対し中央軍は河南、鄭州方面に十三ヶ師団、信陽に七ヶ師団、隴海線方面に三ヶ師団、南京方面に十ヶ師団の大部
分が叛乱軍討伐に動くと伝えられているからその数はざっと三十万である。
 しかし、その兵力を比較して孰れが勝つかなどと本気で気を揉むのは所謂日本流の考えで言わば阿呆らしいと云うものだ、彼
等にはそんなことは日常茶飯事で弾は打たなくとも通電戦、切崩し、買収があり、双方出先の兵士同士は馴れ合いの上でバー
にでも行くと言った有様である。

670 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:34:40.98
 敵も味方も攻めるが如くして攻めず、討つが如くして討たず、有耶無耶に日を過ごすに定まっている、かくして戦いがあるが如
く又無きが如き形勢で何時までも混沌状態が続く事であろう。
 各地督軍も起つが如くにして容易に起たず只管既得の地域を守るに汲々たるものがあろう、それは信長の命を承けて討伐に
出向いていた諸将領が本能寺の変を聞いて何れもその自領固めのため戦線を引揚げて日和見に終始した好例を思い出させる
ものだ。
 そして、国民政府部内も、暫くは混濁状態が続くであろう、宋子文が急に延びあがる訳でもなく、汪兆銘が帰国したとて捗々し
い展開を見せるとは思われない、そして国民政府三巨頭である孔祥熙、何応欽、馮玉祥と雖も、何れも睨み合いの形で、しばし
国民政府の組織を足場として、啼かず飛ばずでいるより方途がない、かくして支那は従来もかくあった如く、統一の大業は何時
も夢と化し、近代国家の形態の如くにして、中央地方の群小政権が割拠する擬装国家たるの本体を暴露する事になる訳である

 だから、常に混沌たる支那の正体をそのまま認識し、かかるものとして対策を考える必要があろうそしてそれ以上の問題は、
今度の事変の如く多分に第三国の息がかかっているものとして支那のバルカン化に絶大の注意を払う可きであろう。
 現に支那の要人は欧米帝国主義のロボットたるの観を呈し、また欧米派か親蘇派でなければその生存が困難だという悲しむ
べき事態にあるのである。
 しかも世界経済恐慌は世界諸国をかり立てて新資源地を漁らしめ支那を欧米諸国の最後的食い荒しの地としている観がある
、そして赤色帝国主義はコーカサスのアルメニア、ジョールジャ及びアゼルバイジャンを併呑しペルシャに手を延ばしたのみなら
ず、外蒙と新疆をうまくやったように支那全土においても共産軍を手先として活躍しつつあるのである。
 そこで今度はかく食指の動くコミンテルンに張学良の方から渡りに舟と乗込んだまでの話で、欧米諸国の対支方針の線上に
起った一事変なのだ、丁度去年、英国が動いて幣制問題が起ったように・・・・。そして今後もそうした問題が支那で繰返される
事であろう。

671 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:35:58.26
団結権公認にまで官労問題を展開 1936年.9月.19日(昭和11年)
全組合を動員して請願運動   日労組合会議で決定
日本労働組合会議では十八日午後一時から大阪港区南安治川海員組合支部楼上で第五回執行委員会を開いたが
組合会議顧問鈴木文治、同書記長米窪満亮、同常任書記上条愛一、松岡駒吉、河野密、西尾末広、鈴木悦次郎、前田種男(
以上全日本総同盟)川村保太郎(官業労働)八木信一、丹羽市太郎、内田文市(以上総連盟)小泉秀吉、鈴木倉吉(以上海員協
会)諸氏ほか二十名出席
官労問題に対しては、飽くまで合法的反対運動を起し消極的抗議策より積極的団結権公認運動にまで展開することとなり
具体策としては組合会議加盟の全組合を動員してわが労働階級の出来る限り広範囲の署名を得請願令による請願を行う一方
、来るべき議会に対しては社大党によって政治的反対運動を行うこととなった、また官業労働組合自体としては工廠従業員が
組合を脱退したとは認めず、組合組織はなお存在するものとして近く従業員幹部と善後処置を講ずることになった
またアジヤ労働会議は今秋わが国で開くことになっていたがインド代表の出席が不能になったので明春四月に延期し、なお人
民戦線問題については従来対外的に社大党および組合会議が、無批判的に同意していたごとき感を一掃すべく社大党に要望
することとなった、また社大党では近く大阪、名古屋、小倉において団結権確保の演説大会を開く予定である、同日の決議左の
ごとし
決議 われらは今回陸軍当局が陸軍工廠内従業員組合に下したる弾圧をもって光輝あるわが国労働組合運動に対する一大
冒涜なりと断じ、組合会議は全力を挙げて組織再建のため闘うものであるが、社会大衆党またこの際その全勢力を動員して不
合理なる弾圧排撃のため一大政治的猛運動を展開せんことを要望す

672 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:36:49.61
団結権公認にまで官労問題を展開 1936年.9月.19日(昭和11年)
右決議す
大阪無産団体協議
大阪地方無産団体競技委員会は十八日午後三時から西区幸町通三丁目大阪市電従業員組合本部で開催
官業労働団体解散に関する件▲無産政治戦線統一の件
につき協議したが、官業労働団体解散の件についてはこれを転機に団結権獲得のため全労働組合の重大問題としこれが徹底
的抗争を開始することを申合せ六時すぎ散会した

673 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:38:27.24
外国置籍船処分の傾向愈よ顕著 1936年.8月.22日(昭和11年)
時節柄大いに注目

世界一を誇る我が国の解体船も内地伸鉄及び屑鉄が不引立と英国の船質改善助成施設のため船価高と適船薄となって採算
不能に陥り、一部有力解体業者は運航用船の変態輸久をなして船主に転身する一方、輸入船の特許制度の緩和を見透した一
般船主も外国置籍による輸入船に乗出し現在この種外国置籍船は三十万噸に上り大手筋の傭船として運航されている、しか
るに逓信省の海運国策は優秀快速船の建造、海事金融制度の拡大、不定期船に対する遠洋航路補助等で従って外国船輸入
に対する緩和は当然期待し難き事情に立至ったのと、ロンドン船価の昂騰で船価だけでも充分利鞘を稼ぎ得るのと、今日まで
既に運賃又は傭船料として相当の収益をあげた上でもありこの際外国置籍船の処分を行わんとする傾向が顕著となりつつある
ことは時節柄大いに注目に値する
 即ち八千噸型五杯の英国置籍をしていた某社では先に上海で二隻を処分したが今回又々残り三杯を処分した、又諾威に大
中型三杯の置籍をしている某社でも目下売船引合中であり他の船主中にもこれに追随し欧洲の政局を利用してこの際に有利
に処分せんとするものがある模様である

674 :名無し三等兵:2016/10/27(木) 23:39:14.99
リース・ロス氏再度来朝 1936年.5月.30日(昭和11年)
財政、経済問題でわが当局と意見交換

【上海二十九日発同盟】イギリス経済特使リース・ロス氏は夫人並に秘書同伴三十一日エンプレス・オブ・カナダ号で上海出発、
再び日本訪問の途に上るに決定した、特使は前後二週間日本に滞在し上海に帰還する予定である、なお同氏の日本訪問につ
き英外務次官クランボーン卿は二十九日下院で次の如く声明した
駐支大使館経済顧問リース・ロス氏は近く日本を訪問し日英両国間の共通利害たる財政経済問題に関しさらに日本の当局者
と意見を交換する筈である、同氏は一旦上海に引揚げたのち本国に帰還することとなろう

675 :名無し三等兵:2016/10/28(金) 12:25:29.42
独、伊の強化策 1936年.2月.1日(昭和11年)
郵船些か立遅れ  極東航路を目指す
【大阪発】イタリー・ロイド・トリエスチノ社では同社イタリー上海間の極東航路に就航中のコンテ・ヴェルデ、コンテ・ロソ二船の中
、後者が軍用に徴発された為イタリー、インド間の豪華船ヴィクトリア号(一三、〇六噸)を一月より補充し月一回の定航を確保す
ることとなったが、三十日同社入報に依れば同社では更にこれを月二航路となすべくヴィクトリア号と同型の優秀船一隻の注文
を発した由である、最近英米仏各国の大西洋豪華船競争を余所に財政不如意の独伊が専ら極東航路強化に力を注ぎ始めた
事は注目すべく、ドイツでは既に北独ロイドのシャーロンホルスト・ボツダムグナイゼナウの三優秀船の就航を見、更にイタリー
のヴィクトリア号に加えて同型一隻の増配をなす事は立ち遅れた日本郵船の打撃頗る甚大と見られ、同社の一万八千噸型三
隻の新造計画の可及的速かな実現が要望されている
山下国際川崎の三社も就航 西阿航路
【大阪発】大阪商船の西アフリカ向定航開始以来既に二隻を回航相当の成績を挙げている実情に鑑み東南アフリカ航路におい
て商船に委託経営中の山下、国際、川崎三社でも西阿向就航方を希望し過般来商船側と折衝中商船側に於ても多数社の就
航を見ることは航路強化策となるので欣然応諾三十日商船の扱船として就航方を正式に決定、よって三月末出帆予定の第三
船は山下の永福丸(九、〇〇〇重トン)を充当することになった
砂糖積取同盟 山下汽船加盟
最近オペレーターよりオウナーに転向し海運界に積極的進出している山下汽船は馬尼刺、紐育間の砂糖積取同盟に加盟を申
込んでいたが、去る二十五日本邦加盟会社、郵船、商船、国際及川崎四社協議の結果大体承認することに決定したので目下
英、米、独、仏、諾等各国に交渉中であるが既に本邦側の承認ある以上問題は大してないものとみられる、山下汽船では同航
路に対し、準備をなしつつあり、今春四月頃には開始する筈である
船舶改良陳情
船舶改善協会では三十日丸ノ内工業クラブに管理委員会を開き第三次船舶改善助成施設に関する方策を来る特別議会に提
案方を逓信当局に陳情すると共に政府の利子補給により興銀より貸出しつつある造船資金の増額に関し大蔵当局に陳情する
ことに決定した

676 :浅見真規 ◆Xy1SDuGQ6I:2016/10/29(土) 09:26:19.10
やはり日中戦争の主犯は牟田口と朝日新聞だろう。

[ 軍用機献納運動提唱し日中全面戦争を扇動した朝日新聞の戦争責任はA級戦犯より重い。 ]
http://masanori-asami.sakura.ne.jp/ww2after/asahi_war_crime.htm

677 :深見偽規:2016/10/30(日) 14:39:24.80
>>676
それが事実であるのかどうかを、まず、提示してほしい。
そして、
事実であれば何故そうなったかの原因、
事実でなければ何故そう言われる原因
を調べてほしい。

678 :名無し三等兵:2016/10/31(月) 00:22:24.92
>>676
言論統制が行われ始めた頃だろ。
朝日とか毎日、読売とかの大新聞は、こういう統制に順応したからこそ生き延びて
今に至っている。政府や軍の都合のよいことを書かないと新聞用紙を廻さないとか、
取材させないとかの圧力がかけられるんだよ。

679 :名無し三等兵:2016/11/03(木) 14:01:39.36
抗日に衰える支那 上海事件後一年の動き 1933年.2月.8日-1933年.2月.1月1日(昭和8年)
上海にて野村特派員

 段祺瑞南下の一事だけを取り上げて、日支直接交渉近しと速断することは、現在の情勢を無視した妄語に過ぎない。と同時
に挙国抗日の空語に捉われて、国民政府の国内統一策を云々することも、また日和見的な観察に過ぎない。いかような観察が
下され得るにしても、現在の情勢を経済的に、社会的に、政治的に正しく認識しない限りそのいずれもが観念論的な偏向を免
れないであろう。いずれにしろ抽象的な論議をさけるために上海事件後における経済的、社会的、政治的情勢の具体的発展を
たどりつつ、現在における基本的動向を探り出してみたい。
 上海を中心とする支那経済は、上海事件の発生によって根本的な変革を受けた。すでに一九三〇年から三一年の期間に於
る銀の価記録的な低落に刺激されて各種企業は非常な勢いで勃興した。物価、地価、有価証券価格は暴騰する等等……。別
にこれという景気局面をもたずして、投機熱は高潮し、信用は恐ろしい勢いで膨張した。
 この異常な信用の膨張に対する反動の萌芽は、すでに長江の大水害とともに兆していた。たださえ暴虐な封建軍閥、高利貸
地主の飽くなき搾取に、または赤匪掃蕩費として賦課される各種の過酷な課税によって農村経済はすでに破局的な状態にあっ
た。ごく軽微な自然の打撃でさえ、農民を餓死にまで追い立るに十分であった。ましてやあの未曾有の大水災、農村窮乏の一
層の深化は、何よりもまず輸出の急激な減退と、一般的購買力の極度の衰退とに現われた。
 九・一八事変の勃発、全国的な排日貨運動、日貨の封存、焼却等等……その額は一億テールの巨額に達したとさえいわれ
ている。有価証券、ことの公債、国庫券の価格は事変前の三分の一に暴落した。商品流通の人為的阻止並に公債、国庫券価
格の暴落と不自然な信用膨張との間における矛盾の発展は、すでにその内に信用恐慌の爆発を用意していた。
 ついで一・二八事件の発生である。砲火によって被った直接の損害は、億をもって数えられた。一切の商取引は杜絶する、荘
票、銀行券の流通は円滑をかく等々……。急激な信用の縮小は、信用恐慌の全面的爆発をみずにはおかなかった。

680 :名無し三等兵:2016/11/03(木) 14:02:25.62
抗日に衰える支那 上海事件後一年の動き 1933年.2月.8日-1933年.2月.1月1日(昭和8年)
上海にて野村特派員

 九・一八事変の勃発、全国的な排日貨運動、日貨の封存、焼却等等……その額は一億テールの巨額に達したとさえいわれ
ている。有価証券、ことの公債、国庫券の価格は事変前の三分の一に暴落した。商品流通の人為的阻止並に公債、国庫券価
格の暴落と不自然な信用膨張との間における矛盾の発展は、すでにその内に信用恐慌の爆発を用意していた。
 ついで一・二八事件の発生である。砲火によって被った直接の損害は、億をもって数えられた。一切の商取引は杜絶する、荘
票、銀行券の流通は円滑をかく等々……。急激な信用の縮小は、信用恐慌の全面的爆発をみずにはおかなかった。
 上海事件の発生が、あたかも旧年末決済期直前のことであっただけに、それが上海経済を極度の混乱に陥れたことはいうま
でもない。直接戦禍の中心地帯となった閘北方面に集中されていた米穀商、製紙工場、織布工場への資金の貸付は、主として
銭荘が行っていたので、その回収不能とともに、銭荘は全く文字通り致命的な打撃をうけて、倒産者を続出させた。銀行もまた
、彼らの利潤の大部分を引き出していた公債、国庫券価格の暴落によって、非常な損害をうけたことはいうまでもない。信用膨
張期に濫設された二十三行の小銀行のうち、二十行は今や「開店閉業」の状態にあるという始末である。
 信用恐慌の全面的爆発は、しかしながら上海事件の発生とともに施行されたモラトリアムによって、また支那銀行に対する外
国銀行の援助(支那人預金の受入れ拒絶によって支那銀行は取付けの厄を免れた)、聯合準備庫の組織によって、辛うじて喰
いとめることが出来た。しかし信用組織の破綻は、かくして一般的購買力の衰退とともに、一般商取引を甚だしく停滞せしめた。
生産もまた異常に縮小した。昨年十月末における華商生産工業の操業率は次の如くである。
 すでに工場の破壊されたるものあり、再開不能、閉鎖等によって多大の失業者を出し、また生産の萎縮とともに、その数は逐
月増加した。これとともに労働争議は自生的に頻発した。争議数と参加人員とを掲げれば左の如くである。

681 :名無し三等兵:2016/11/03(木) 14:03:29.06
抗日に衰える支那 上海事件後一年の動き 1933年.2月.8日-1933年.2月.1月1日(昭和8年)
上海にて野村特派員

 かくの如く労働争議の高潮に達したのは、近年まれにみるところであるが、この機に乗じて、中国共産党指導員は続々上海に
潜入して、争議の指導に当り、争議はいよいよ悪性を帯びるにいたった。ここにおいて南京政府は労働争議強制調停法を公布
して、争議の鎮圧に全力をそそぎ、また公安局は共同租界、仏租界両当局と協力して、共産党員及び革命的労働者の大々的
検挙に努めているが、これに対抗して中国サウエート臨時政府もまた、旧臘李立三を上海に潜行せしめて、革命的労働者の組
織、党の再建に死力をそそいでいる。かくして上海におけるプロレタリア運動は倍旧の熱度をもちそれとともに社会的不安は日
増しに増大しつつある。
 一方日本商品の圧迫に悩む民族ブルジョアは満州事変の勃発を機に、全国的な抗日運動を指導し、日貨の封存、焼却を行
い、日貨を取扱ったいわゆる奸商に社会的制裁を加えて、大いに抗日気勢をあおり、かたがた国内産業の振興を期待した。し
かしこの全国的な抗日運動の最後の指導権を握ったものは外でもない、上海における革命的労働者と、急進的インテリであっ
た。
 すでに満州事変の勃発によって致命的な打撃をうけた上海金融業者−江浙財閥は、上海における日支の軍事的衝突の結果
を十分に見透して日支の軍事的衝突を回避せんとあらゆる努力を傾けたが、国民政府は革命的な大衆の抗日熱情に圧され、
また軍事的衝突の結果について、十分の見透しをもたなかった民族ブルジョアの抗日運動をおさえることが出来ず、或は政府
部内における党派的拮抗に妨げられて、遂に日支の軍事的衝突を防止することが出来なかったのである。
 だがそれは単に致命的な経済的打撃と、深刻な社会的不安を結果したに過ぎない。民族ブルジョアも、ここに至って初めて抗
日運動はひっきょう共産党の指導する反帝運動にまで拡大するものであることの危険を、ようやくにして自覚した。彼等はここに
おいて漸次抗日戦線より後退して彼等の理論的指導者であった汪兆銘を弊履のように棄てさって蒋介石の独裁政権支持には
しった。

682 :名無し三等兵:2016/11/03(木) 14:04:14.00
抗日に衰える支那 上海事件後一年の動き 1933年.2月.8日-1933年.2月.1月1日(昭和8年)
上海にて野村特派員

 そして国内産業の保護を、直接的は抗日運動より漸次、関税の引上げ、ダンピング税の賦課等々の間接的方法に求めるよう
になったのである。
 かくして対日問題は遂に直接的な武装抗日によって解決し得るものでないことが、明確に理解されるようになった。最後の望
みは聯盟に訴え、或は日米、日露の対立関係を利用して、日本を牽制することにあったが、すでに聯盟の再開前
九国条約は例えばモンロー・ドクトリンの如く、一国によって支持される、一方的なドキュメントではない。それは支那における共
通の利害に関する締約国間の諒解に過ぎない。それは締約国全部の利益を犠牲にすることによって保持されるか、或は一部
締約国の犠牲において保持されるに過ぎない。しかもアメリカが該条約の保持に努めるとしても他の二国即ちフランス、イギリス
の協働を得なければ、それを保持することは出来ない。
 というような九国条約に対する非常に悲観的な空気が支配していた。リットン報告書に対する期待外ずれは、今更いうまでも
ない。しかも聯盟が最後に米、露の招請案を放棄するに至っては、聯盟の無力が今更痛嘆されるという始末である。もし日本が
聯盟を脱退すれば、聯盟に対する出訴は、いよいよ無効に終らねばならない。
(つづく)
 日英の接近、日仏の親善、ことに聯盟におけるサイモン外相の斡旋は、ますます絶望的である。「もし日本が上海から撤兵す
るならばイギリスは満州問題について、更に友好的な態度をとるであろう」−上海停戦会議における日英の密約?(その一端は
すでに当時の支那紙にも伝えられていた)が、ここでは今更のように取沙汰されている。
 その他日米の対立、日サの対立が、彼等の期待するが如く果して急速に、戦争にまで発展するか、もとより疑問で、支那を中
心とする国際政局は必ずしも支那側にのみ有利に展開してはいない。

683 :名無し三等兵:2016/11/03(木) 14:05:28.59
抗日に衰える支那 上海事件後一年の動き 1933年.2月.8日-1933年.2月.1月1日(昭和8年)
上海にて野村特派員

 去年十月十三日、イズヴェスチャ紙ロカール・ラデックは、リットン報告書の批判に加えて「帝国主義にとって、支那に秩序−統
一を意味する−を齎すほど恐ろしいことはない」といっている。しかし半植民地的支那の、ブルジョア政権による統一の実現には
、すでに一世紀の期間を失っている。蒋介石は国難を名として南北将領を説いて、挙国抗日を提唱した。西南将領は大いにそ
の主旨に賛成して、二十九日南京政府に対して十九路軍ならびに広東、広西、福建軍の一部を北上、抗日戦線に参加せしむ
べく、軍費と武器、弾薬の支給を要求したところ、南京政府は三十日これに対して婉曲に拒絶の返事を発している。いわゆる国
難を名とした国内統一そのものの正体の一端が窺われる。
 いずれにしろ、内外の情勢にして変化なき限り、支那が積極的に挙国一致して、いわゆる失地回復の工作に取りかかること
はまず不可能である。しかも日満の熱河平定は既定の事実であるとすれば、蒋介石独裁政権の拡大、強化とともに「満州放置
」−満州国の暗黙の承認が事実となって現われることは必然的である。こうみてこそ、蒋介石の北支那政局に対する策謀が理
解されるし、また北支那政局の今後の変化を契機として、「満州放置」が可能となることが理解される。

684 :名無し三等兵:2016/11/03(木) 14:06:10.04
抗日に衰える支那 上海事件後一年の動き 1933年.2月.8日-1933年.2月.1月1日(昭和8年)
上海にて野村特派員

 いずれにしても、上海事件ならびにその後の事態を経験した支那には、対日問題以上の重大問題−剿匪の完成という大事業
を課せられている。しかも支那におけるサウエート区域拡大の防止はまた世界赤化の防止でもある。上海事件に結末をつけた
あの停戦会議に見られた列国の協働、殊に日、英、仏の緊密なる共同はおろか、アメリカが会議の進行に非常な援助を吝まな
かった(この事は余り伝えられていなかったが)こと等々、そのいずれもが、上海事件が、当時の抗日運動の裏面に潜んだ革命
的労働者、急進的インテリによって指導、激発されたものであることを看破して、支那の赤化防止のために向けた国際的協働で
あることを知るならば、現在の情勢が表面極めて挙国抗日的にみえようがまた蒋介石がその独裁政権を放棄せざる限り、挙国
抗日の限界は余り遠いところにはない。しかも党派的の頡頏が、上海事件の発生を防止し得なかった一の原因でもあった過去
の経験をないがしろにするには、上海事件の教訓は余りにも大きすぎるのである。

685 :名無し三等兵:2016/11/04(金) 13:10:59.45
支那へ、支那へ、列国の大進出 めざましい伊国 1934年.2月.26日(昭和9年)
空軍拡張を繞って我国も成行重視

最近支那の航空及び通信事業に対し諸外国がその手をのばし来ったことは注目を要するものあり、殊に福州及び厦門におけ
る大飛行場の建設は米国棉麦借欸流用の疑いあり、アメリカよりの飛行家及び技術家の渡支も頻々たるものがあって我国各
方面を刺戟している
一方イタリーの対支進出も目覚ましいものがあり、最近のイタリーの反日親支的態度は外務当局でも相当これを重要視して成
行を監視している、即ちムッソリーニ、イタリー首相の女婚前駐支公使チアー伯はローマにおいて外交の要路にあるが元来チア
ー伯は張学良と親交あり
 宋子文として接近している関係あり、ムッソリーニ首相も漸次支那に対する関心を持つに至ったものと推測され、張学良がチ
アー伯とともに渡欧しローマに滞在中イタリー官辺と支那の空軍拡張建設について打合せをなしイタリー飛行家の支那政府へ
斡旋せる事実あり、蒋介石も抗日空軍拡張の必要を感じていたところ最近の福州独立事件の経験に鑑み益々その必要を認め
、第四次中央全体会議において第一期空軍拡張実行案として五千万円の支出を議決した、しかしてその財源としては外資に
関する限りイタリーの団匪賠償金をもって充当すべく報道され、またアメリカの棉麦借欸る、又通信事業に於てはイタリーは団匪
賠償金の一部をもって真如無電台の附近にイタリーと直接通信をなすに定る新施設を創設することとなった由である、更に進ん
で団匪賠償金を担保として上海銀行界に対し四千四百万円の借欸を承認させ各銀行は既にその引受額その他の条件を決定
したしかして右借欸は多面共産党軍討伐費の一部にあてられることとなっているが、イタリーの真意は同国産の飛行機売込み
と航空事業の諸権利の獲得にあり、支那側との間に如何程の諒解があるかは注目されている

686 :名無し三等兵:2016/11/04(金) 13:12:46.86
極東を舞台とする列国の航空勢力 (上)1937年.7月.8日-1937年.7月.9日(昭和12年)
平戦両時の構へ
最近ロンドン商業懇親会より帝国飛行協会への情報によると、ソウエート政府ではこの程完成した単葉双発飛行機をもってモス
クワ、レニングラード間の試験飛行を行ったところ両地間一三七〇キロを三時間三十八分で飛翔し得た優秀なる成績に鑑みて、
近くモスクワウラジオ間八〇〇〇キロの定期航空路を開始することとなったが、同機は巡航速力三五〇キロ航続距離二五八〇
粁、欧洲にまたがるソウィエートの両要地を僅か二十六時開で連絡し広漠たるシベリヤに隔世的スピードアップが行われること
となったが、ソウィエートでは今後右飛行機を航空幹線の標準型として採用することに決したという、惟うに一国の文明はその
国の国通の発達に比例するといい、しかして又戦いの要訣は先制にありという、この平戦両時の場合に極めて味うべき言葉に
おいて今日最も重要視すべきは航空である
南極探検のバード少将は「飛行機という物はジキルとハイドの両性格を持つ」と云っている、昨日の旅客機は今日の重爆機だ、
銀翼は国威と国力とを担って飛んでいる、殊に長距離飛行は単に機械と人間の跳飛ではない「国」の大砲から放たれた「国」の
弾丸である、神風機は亜欧一万五千キロを九十四時間で翔破して欧洲各地に感激の渦を捲き起したが、一朝事あってこれが
彼地に爆撃機としてお見舞したらどんなものであろう、心ある者は又異った目で神風の成功に驚いたことであろう、この意味に
おいて今世界の主要長距離商業航空路の内アジア洲を通過する列国の空路を拾って見よう

687 :名無し三等兵:2016/11/04(金) 13:13:59.10
極東を舞台とする列国の航空勢力 (上)1937年.7月.8日-1937年.7月.9日(昭和12年)
英国
濠洲線(ロンドン、ブリスベーン間二〇、四九二キロ)
ロンドン、パリ、アテネ、アレキサンドリア、バグダット、バスラ、バーレン、シヤルシヤ、カラチ、デリー、カルカッタ、ラングーン、バ
ンコック、シンガポール、バタヴィア、スラバヤ、コエバン、ダーウィン、クロンカリ、チャールウィル、ブリスベーン
所要日数十三日、インペリアル・エアウェーズ会社経営
【備考】ロンドン、カルカッタ間は所謂「印度線」カラチからボンベイ、スマトラへ支線あり、濠洲ではシドニー、アデレードにも連絡
、カルカッタまで毎週二往復カルカッタから一往復
仏国
仏領印度支那線(パリ、ハノイ間一一、四七二キロ)
パリ、マルセイユ、ローマ、ナポリ、アテネ、バグダッド、カラチ、カルカッタ、ラングーンバンコック、ハノイ(及サイゴン)
所要日数八日、エール・フランス会社経営毎週一往復
ソ聯
極東線(モスクワ、ウラジオ間九、一六〇キロ)
モスクワ、カザン、オムスク、イルクーツク、チタ、ルフロヴオ、ボチカリョフ、ハバロブスク、ウラジオ
所要日数四日間(九十六時間半)聯邦民間航空隊経営、毎週一往復
【備考】イルクーツクより北方ヤクーツクに至り、又ハバロフスクから北樺太、尼港、オホーツク海を一周してカムチャッカのペトロ
バウロフスクに至る

688 :名無し三等兵:2016/11/04(金) 13:15:32.25
極東を舞台とする列国の航空勢力 (上)1937年.7月.8日-1937年.7月.9日(昭和12年)
支那の航空
支那の航空は数年前までは殆ど見るべきものがなかったが、最近に至って列国の援助によて目覚しい進歩をとげた、しかし支
那の航空はその軍用なると民用なるとを問わず、実質的には悉く欧米の航空であってこの点国防上最も注意しなければならぬ
現状にある
航空兵力
南京政府は上海事変において苦杯を嘗めた経験に鑑みて航空救国を高調して米国に援助を懇請して中央空軍の拡張を企図し
たが他面に於て米国に重要なる軍事上の利権を提供していることを見逃してはならない、加之広東空軍も米国の後援を俟って
着々整備して居り、各地空軍は名義上支那軍閥に属するも実権は殆ど米国の持つところである、かく考えるとき支那空軍の現
状は決して軽視してよいものではない
支那空軍は米国との航空密約の下に昭和十年五月二〇隊を整備し、昨年西南問題の解決と共に旧広東、広西両空軍を改編
して現在の兵力は左の如くである
しかしてその内容も、米国飛行士を招聘して飛行士の根本的訓練を行って居るからここ数年間には相当な実力を有することとな
ろう、更に南京政府は西安事件の一段落と共に、最近平綏鉄道沿線の防空設備強化と空軍根拠地の新設を計画しつつあるの
は満洲国としても重大関心を有しなければならぬところだ
民間航空
支那の民間航空は殆ど米国系の中国航空公司とドイツ系の欧亜航空公司とに依って支配されている、最近西南各省官民合弁
の西南航空公司が出現したがその内容は甚だ微弱である

689 :名無し三等兵:2016/11/04(金) 13:16:41.01
極東を舞台とする列国の航空勢力 (上)1937年.7月.8日-1937年.7月.9日(昭和12年)
1、中国航空公司
昭和四年四月創立、同年七月米支航空新契約の締結によって米支合弁とし
第一線(上海、南京、九江、漢口、宜昌、万県、重慶、成都)
第二線(南京、徐州、済南、天津、北平)
第三線(上海、寧波、温州、福州、池頭、広州)
の三線を計画しその一部を経営して来たが、昭和八年夏、汎米航空会社と南京政府との協定後支那側の持株は逐次米人の
手に収められ現在名目は米支合弁であるけれども実権は全く米人の手中に在る、しかして最近の同公司は目覚ましい発展をと
げ、すでに前記三線及び重慶、貴陽雲南線を完成せるほか、昭和十一年十月より香港において太平洋横断定期航空路と完全
に連結したことは我国の最も注目すべきところである
2、欧亜航空公司
ドイツの「ハンザ」航空会社はその成立当時より対支航空路の建設に着意して来たが、昭和五年二月国民政府の交通部と交
渉を始め、八月独支航空契約を締結してアジア大陸を横断する欧亜の連繋を企図し左記の三線を独支合弁で開設することにし

第一線(上海、南京、天津、北平、満洲国、シベリア経由ベルリン)
第二線(上海、南京、北平、庫倫、同右)
第三線(上海、南京、甘粛、新彊、同右)
しかしながらその計画は満洲事変及び近年における独ソ国交の逼迫と共にこれを中止するのやむなきに至り、爾後第一線の
実現に努力し昭和八年上海、蘭州廸化の定期航路を開始し、昭和十年に至って更に左の諸線に就航を見つつある
北平、鄭州、漢口、長沙、広東西安、成都、雲南

690 :名無し三等兵:2016/11/04(金) 13:17:54.22
極東を舞台とする列国の航空勢力 (上)1937年.7月.8日-1937年.7月.9日(昭和12年)
3、西南航空公司
この会社は純支那人のみによって設立されたもので昭和八年六月広東、広西、雲南の諸省共同して、民間七割、政府三割の
比率をもって二百万元資本のものとした、現在では広竜、広東、竜州広東、高州、瓊州、北海、南寧の定期航空路を有している
が、特筆すべきはこの会社は、昨年広東政府が中央に帰属したので近く中国航空公司に合併されんとしていることである(この
項続く)
我々の関心が極東に集中した一千機のソ聯空軍に引きつけられ、一方対支外交は論議の帰趨するところを知らざるうち、列強
の触手は商業航空に名を藉りて着々東洋の渦心支那に向ってのばされつつある
米国は昭和八年八月、支那−フィリッピン間の航空試航に成功し、次いで中国航空公司の実権者汎米航空会社は「チャイナ・ク
リッパー機」をもって昭和十年十一月サンフランシスコ−マニラ間の横断飛行にも成功したので、いよいよフィリッピン−支那間お
よびフィリッピン−米国間に航空聯絡を実現すべく準備し、殊に最近香港にエアポートを設置すると共に、米国太平洋横断機ハ
ワイ・クリッパー号も昨年十月またまた横断に成功し、米支定期航空の具現も最も近き将来に行われることとなった
英国はロンドン−シンガポール線を香港に延長せんとし、昨年三月英国航空会社の飛行機はペナンから香港に到着しここにペ
ナン−サイゴン−ツーラン香港の航空路は開始された、而して英国に就て最も注目すべきはシンガポール根拠地の強化である、
即ち英国は東洋一と称せられる大海空軍根拠地を築造し、先頃も同地を中心として陸海空軍の綜合大演習を行ったが、これが
仮装敵は日本なることは公然の秘密である、かくしてシンガポール根拠地は逐年その結構を大にし、優に一小国のもつ空軍を
ここに集中待機せしめている現状である
仏国は仏領印度支那統治の必要から夙に本国からハノイまでの線を確保し、さらに西南航空公司の手によって広東に結ばれ
ているドイツは前述の如くソ聯領内通過による欧亜連絡が不可能となったためアラビヤ、印度を経て支那に達する線を計画して
いるが、これは今のところ停頓中である

691 :名無し三等兵:2016/11/04(金) 13:19:01.11
極東を舞台とする列国の航空勢力 (上)1937年.7月.8日-1937年.7月.9日(昭和12年)
日本は早くより日満支に跨る空路開拓を希望していたが、実現を見るに至らないが、北支の冀察政権との交渉成り、合弁の恵
通公司なる一会社によって昨年十二月十七日より天津−北平−承徳、北平−天津−山海関−錦州、天津−北平−張家口−張北線
の営業を開始した
ソ聯はベーリング海峡経由の亜米連絡に意を注ぎ、昭和十一年夏アネフスキー外一名は水陸交替機を以てロスアンゼルスから
アラスカを通りモスクワまでの一万八千キロを濃霧と戦いつつ飛んだが、更に去る六月二十日ソ聯の名パイロット、ヴァレリー・
チェカロフ氏はANT二五機を操縦してモスクワ−バンクーバ間を六十三時間十七分で飛翔した
とまれ、かく東洋の航空界を見渡して見ると日本の航空事業が如何に貧弱であるかがわかる、僅かにその長距離線は台湾、
満洲、北支の小範囲にとどまり、台湾−福州間さえ空路がない有様で、肝腎の争覇場たる中部、南部支那から完全にボイコット
されている状況だ国防上、交通上あらゆる角度から日本の航空界も目覚むべき時機が到来した
しかしながら航空事業こそは全国民に漲る熱と力に俟たなければ政府の政策や施設のみで伸びるものでは決してない、この際
において日満一体、官民一致して大航空の建設に邁進しなければ、畢竟永く欧洲の後塵を拝するにとどまらず、一朝有事に臨
んで恨みを千載に貽さないとも限らない

692 :名無し三等兵:2016/11/05(土) 11:11:00.07
支那を侵す 列国の航空勢力 1933年.8月.19日(昭和8年)
支那に於ける列国の航空勢力の侵入は曩に米支航空密約の成立せるのを始めとし、米、伊、英、独の諸国何れも暗躍し、殊
に最近の動勢に至っては注目すべき傾向にあり、軍部当局でもこれが成行を重大視しているが、米国より順次各国の侵入状況
を採って見る
米国の巻
米国の直接間接に指導する航空勢力の拡張に依って、江蘇、浙江、福建、広東、広西に亙る中南支の航空要貌は最近活況を
呈するものの如くでその状況は次の通りである
【イ】米国は中国と飛行機及防空兵器借欸一千五百万弗を担保として海州、鎮海、温州等三箇所に米軍飛行根拠地の設立を
契約した、然しながら海州は早々日本に気付かれた為め他に変更するものの如くである
【ロ】宋子文の棉麦借欸五千万弗の内一千万弗は兵器借欸にして飛行機購入を主とする噂高く事実の如くである
【ハ】米国はその飛行機操縦者機関士等航空技術専門者を支那に入れ其の技術の普及と器材の売込みに努力するばかりで
なく将来支那航空隊に操縦者を入れ、其整備に任ぜしむる計画であると
(A)現在杭州の航空学校の使用機は大部分米国製品にして教育また米国式に行われ米国人の勢力大である
(B)広東政府の対米航空借欸
借欸額 一、〇〇〇万金弗(五千万元)
担保 実質的担保を要せず
使途 米人「マーリー」の立案する広東軍設定所要経費
広東空軍設計主任「マーリー」の立案せし広東空軍設定計画を支持している外米人顧問等は最近討日作戦計画なるものを策
定し陳済棠に提出したこれに拠れば日本軍は珠江を遡れば日本軍は珠江を遡江し広州に進入し来るものと判断し之を虎門以
北の「デルタ」地帯に誘致抑留し空陸呼応して撃破せんとするものなる由で其際空軍の大部分は深川、中山、犀門、虎門、三
水肇慶、韻関の七ケ所に分置する筈であると云う

693 :名無し三等兵:2016/11/05(土) 11:16:08.72
支那を侵す 列国の航空勢力 1933年.8月.19日(昭和8年)
(C)十九路軍に対しても顧問二名飛行隊員数名を入れ空軍勢力の拡張に務めつつあり
以上の如く米国が中国に対し航空勢力の扶植に務めつつあるのは平時航空器材の売込に依って貿易上の発展に資せんとす
るは勿論なるも尚軍事上より観察すれば日米間有事の際平素の航空勢力扶植を直に作戦に利用せんとするにありその利用方
法は大体次の三種に区別し得られる
【イ】支那領土内に平素より飛行場を凖備し置き有事の際直ちに之を活動の根拠地として利用せんとするにあり日米作戦にそ
の初頭日本軍がフィリッピンに作戦することがありたる場合日本軍の企図行動等を速かに偵知し其「フィリッピン」に対する日本
陸海軍の行動を製肘妨害することは極めて必要である、之が為には単に「フィリッピン」飛行根拠地を有するだけでなく支那海軍
にも之を有し側面的に活動するを有利とするので米国としては中城湾附近及び日本軍の輸送船団を海上に偵察し且つ台湾に
於ける軍事諸施設を爆撃するに適するを第一著眼としてその根拠地を選定すべく現に米国が飛行場として凖備の企図ありと伝
えられる所は概ね此の目的に合致している
【ロ】平素より支那領土内に自国航空器、人土、補給機関等を蓄積し置き有事の際直に之を利用せんとしている、作戦の初期
米国空軍が支那を根拠地として活動せんが為めには航空器材及人士を平素より凖備しておかなければならぬ故に平素は多量
の航空機を輸入しあるも戦時利用の為無償或は之に等しき安価を以て提供し且各隊に対しかなり多くの技術者を応聘せしめて
いる
【ハ】平素から自国航空技術の善及を図り有事の際作戦初頭いまだ米国から諸器材の輸送を実施し得ざる時その補給を支那
側に仰がんとするものである

694 :名無し三等兵:2016/11/05(土) 11:17:53.43
支那を侵す 列国の航空勢力 1933年.8月.19日(昭和8年)
欧洲諸国 (下)
米国に次で最近支那航空界に進出して来たのは伊国であって其の売込機の多くは「フイアット」BR3型で昭和八年初頭から五
月末迄に其数が既に二十三機に達した、その他中央空軍改編の目的を以て伊太利飛行家「パアナアチイ」は三年契約で技師
二名と共に招かれて居り米国の地盤に対する伊太利の活動は注目すべきものがあり英国は航空関係に於ては近来積極的対
支進出をせず従来の如く各方面に対し自国製飛行機の売り込みを策している程度であるが欧亜航空公司が独支合弁なる外独
逸の飛行機売込み等は米伊に比し少数であるが技師は相当多数に入込みあるものの如く技術方面より割込まんとする独逸の
将来は侮り難いものがある其の他和蘭会社は蘭領植民地より航空路を拡充せんとして居り、仏蘭西は最近雲南に数十機の売
込みを契約した、斯くの如く国民政府の飛行機購入説が頻々として伝えられているに拘らず最近某方面で発表した一九三二年
に於る軍用及商用飛行機及附属品の輸入総額は百九十七万七千二百九十九金単位で、之を前年一九三一年の輸入総額三
百八十四万三千五百三十六金単位に比すれば、却て百八十六万六千二百三十七金単位の減少を示しているが此の原因は外
人技術家指導の下に於ける飛行機の組立技術の進歩により従来の如く完成したる飛行機の部分品を輸入して組立つる傾向を
生じた事と安価なる中古飛行機を購入する為めである

695 :名無し三等兵:2016/11/05(土) 11:22:25.55
緒戦の犠牲を補う民間航空の軍用転化 1937年.7月.6日(昭和12年)
材・人・飛行場の必要性
 戦時における民間航空の立場というのは、要するに民間航空の軍用転化を指していうのである、然らば軍用転化とは如何な
る処置をいい、且つ如何なる場合にそれを必要とするのであろうか、これを説明する前に、順序として今後の戦争についての予
想をして置く必要がある
明日の戦争は先ず空軍の活躍から始まるということは疑いのない事実である、ところでどう活躍するであろうかこれはその国の
戦略と航空兵備の状況とによって定まることではあるが、何れにしても飛行機をボツボツ出動させて敵の出様を見、それから後
戦法をめぐらすといったようなことは絶対になく、有りったけの航空兵力を動員して迅速に勝敗を決する所謂劈頭撃破の手段に
出でるであろうことは疑いのないところである、そこで戦いのはじめ即ち緒戦において飛行機の大部分と空中勤務者の大半を失
うであろうことも窺知し得られるのである、次に航空部隊の活動を必要とするのは緒戦においてだけならば問題はないのである
が、航空隊の活動は近代戦の主動力をなすものであるから、戦争が終焉を告げるまで不断に且つ最も俊敏に活動せねばなら
ないから、劈頭の損傷を直に補充し得る能力が不可欠の要件である
ここにおいて政府はまず民間航空機の買い上げを行い、さらに外国よりの大量輸入を断行するのであるが、対外輸入に頼るこ
とは最大の危険であるから、何といってもまず民間航空工業を平時において充実しておくことが肝要である、即ち
いざ開戦となれば軍部は所要器材の増注文を発してどしどし急造させ、又要員増加のため全力を挙げて、大量養成に着手する
という方針を取るものと見られるが、どちらも平時の凖備なくしては早急の間に合うものではない

696 :名無し三等兵:2016/11/05(土) 11:23:49.33
緒戦の犠牲を補う民間航空の軍用転化 1937年.7月.6日(昭和12年)
というのは飛行機やその他の航空器材は鋳物や型物と違い、手のこむものであるから工場を大きくし設備を増しても優秀な技
師と熟練せる職工といったような人的組織が揃わないと、工場をいくら拡張してもただちに増産が期せられるというものではない
、従って製産能力を倍にするだけでも容易ではないのである、航空工業における熟練なる技術者は数において僅少であるばか
りでなく、かかる精密工業従業者の養成は非常に困難なことであるが、更に空中勤務要員の大量養成を企てるには器材も沢山
かかるし、教導者も相当多く必要であり、尚お器材と人とが得られても、飛行場が少くては所期の目的を遂げられない、して見る
と大量養成といっても器材、教育担当者、飛行場のこの三つの数が充分でなければ大した数は望まれないことになる
さて次に民間から徴発された飛行機はどう使用されるかというと、その種類や今までの使用程度によって自然それぞれ異る用
途に向けられることは当然で、例えば性能の優秀なる旅客機の如きはこれを爆撃機に改装して使用し、また不当なものは後方
輸送乃至辺境巡警用に向けることが出来る、若し又第一線用としてはどうかと思われるものは教育用とか、後方勤務用とかに
役たたせるのである、若しそれ民間飛行士に至っては、その人の技術有能なる場合はただちに第一線に向けられるし、技倆不
十分でも短期間の再教育によって第一線闘士に仕立てることが出来、第一線に不向のものでも後方輸送勤務に、通信連絡に
或いは国土防空に空の戦場はいくらでもあるのである
かく考えて来ると民間航空というものは挙げて戦時の役に立つことが知られるのであって、民間航空の軍用転化とは、実に軍
民航空一体化の裏面をいった言葉にすぎないのであるこれ実に民間航空が空軍の予備軍として重視せらるる所以である。

697 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 01:52:47.32
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

輓近、世界経済の中心が東洋に移り、経済勢力の、角逐の中心に立てる日本の対外国防は、刻々にその重大性を加えつつあ
る。欧洲大戦の歴史を、些細に研究すれば、大小無数の砲弾を撃ち合い、飛行機をとばして、敵国の上空を脅す等、軍の機構
を以てする戦争も勝敗には関係があるが、軍民一致して対外作戦を遂行し国民生活を持久する精神力があるか何うかと言うこ
とが更に重要なる関係があるのを知る事が出来る。
時恰も帝都において防空演習が行われ、空に対する関心が、払われつつある時、東洋、殊に、中華民国を中心とする列強の、
航空勢力の角逐に就て、考えて見ることは最も時宜を得たるものと、信ずるが、列強の勢力が、各種の形を以て、東洋に伸長し
つつある時、同胞九千万の生活を、完全に護るには、空に向って施設せざる可からざることを、絶糾せずには居られない。東洋
における、列強航空勢力侵入の状況を、静観するに、重大なる機局に立つ日本は、他の列強に比して、百日千日の立遅れであ
ると云うことが出来る。
丁度、今から五年程前、済南事件の勃発した直後、あの排日の最絶頂にあったころ、私は一年有半を南京で過した。或る秋の
小春日に平常とは違った、飛行機の爆音を聞いたので、表へとび出して、空を振り仰いで見ると、フロートをつけた水上機が、悠
々と碧空を飛んで居たではないか。
昨今米国国務省と、駐米支那公使との間に、支那の征空権を繞って、米支間に密約が結ばれたと言う報道が、新聞紙上に、暴
露され、狼狽した米国国務省が、これを否定した等と言う事実があるが米国は、既に早くも、このころから、支那の航空開発と
航空権独専に就て、努力して居たのである。アメリカの、飛行機製造会社カーチス社は、中国の交通部に、数百万円の、金を貸
し与え、支那本土に、機械と油を売り込み、更に指導官を送って、民国飛行士の養成につとめたのである。

698 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 01:54:15.56
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

中華民国に、飛行機に関する人と金と技術を与え、他国には、航空権を、絶対与えぬと言う、米支の密約は、当時既に、確立さ
れていたと見ることが出来よう。具体的には、本春早々、契約を、取り交したのであるが、実際には、四年前既に、その種を、支
那本土の、地中に深く蒔いて居たのである、しからば、イギリス、フランス、ドイツ、イタリー、ソヴイエットロシヤなどは何うである
かと言うに、これ等の諸国は、アメリカには、劣っては居るが、何れも若干の権利を獲得して居る。殊に最近宋子文、張学良等
が、欧米諸国と折衝の結果、莫大な借欸を成立したらしいが、その金を彼等は一体何に使わんとして居るのであるか
更に新たなる軍費と、政略費とを得て、再び執拗なる抗日を、繰返さんとすることは明々白々たる事実ではないか。イタリーは、
支那に対し、六、七十機の飛行機と、飛行士の養成に当るべき人間とを送り、これらは既に、支那に到着した模様である。また
仏国は、仏領印度支那を経て、雲南省に、七十余の飛行機を売込んでいる事実がある。独露両国は、米国に次いで中国に航
空勢力を植つけ、既に半歳以前から定期航空路を開拓し、欧亜の連絡に当っている。独逸は欧洲大戦に敗れた結果、大いに
国力を衰頽したが、その後日と共に勢力を回復し次第に対外発展を企図している。未だ何等具体的の現れはないが、近き将来
において或は日本の友となるか、或はアメリカと結んで日本の仇敵となるか、その実力の現れて来るのもそう遠いことではある
まいと思う
斯くの如く、最近列強は、中華民国における、航空権を獲得すべく既に着手したものもあり、気候、地勢等の調査を進めて居る
ものもあるが、支那本土に、縦横に綱を張り、人と機材と、資金を提供して、組織だった力を、植つけて居るものが二つある

699 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 01:56:27.08
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

その一は米国の勢力を背景とする中国航空公司で、一九三〇年七月創立され、当時は、中国交通部と米国のカーチス会社と
の、合弁であったのを、今年の五月、同じく米国の、汎太平洋航空会社が、その権利を買収し、資本金一千万金ドル(五千万銀
元)としたもので、顧問、教官、操縦者、技師等は総て米国側より供給されて居る。中国航空公司は、已に全く汎太平洋航空会
社に身売をし、中国の航空権の重要部分は一に同社の手に掌握されることとなった
この汎太平洋航空会社は、曩に北極圏一周飛行に成功したが、之れは、東洋への航空路開拓の前提であって、頻りに対外的
航空路の獲得を企図し、現在中国に有する航空路の他にも、更に大掛りな、日本桑港間太平洋翔破の雄図を企てた事は生々
しい事実である
北太平洋横断航空路の開設の、容易ならぬことを知った米国は、支那における航空権確立と共に、広東よりフイリッピンのマニ
ラを経て我が南方の生命線を突っ切り、ホノルルを経て桑港に至る南方航路を計画して居るが、これが実現するとすれば、太平
洋は米国空勢の内庭と化し、日本国防の東方及南方は非常な脅威を受くることとなる
これより先、中国航空公司は上海より南京、漢口、宜昌を経て重慶に達する航空路を建設し、上海漢口間は、月曜日を除く毎日
漢口、重慶間は水、土の両日、逆に重慶より漢口迄は木、日の両日、定期的に飛翔しつつあるが、この航空路線は、更に成都
まで延長せらるる筈である。同社は、これと同時に上海、海州、青島より、天津、北京に至る航空路を設け現在一週に三日ずつ
就航している。中国航空公司は、この他に計画路線として、北京、哈爾賓間を有していたが、これは満洲国の独立により、中止
するの止むなきに至った。また、天津、南京間及び上海広東間漢口、長沙、広東間の三つの計画路があるが、この最後の漢口
、広東間の航空路は誠に不思議な路線で、これを繞って英米両国間に密約が結ばれて居る様である。

700 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 01:57:33.52
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

即ち英国は数十年以前から、此の航空路と殆んど一致した所に香港と長江中流の武昌を結ぶ、所謂粤漢鉄道を計画して居た
が共産党の跳梁によって、未だに貫通せずに居るが、英国は自国一国の力で一日も早く之を貫通させ様と云うので最近米国と
の間に密約を結び、航空路は米国が、鉄道は英国が之を建設する事とし政情が安定し治安が回復し次第、未完成であった湖
南々境附近の工事に着手する事になって居る様である
斯くの如く、米国は支那本土において縦横に航空網を張り、殊にそれが、海岸近くに設けられて居ることは、我国にとって、誠に
油断のならぬ事柄であるが、それ許りではなく何千万、何億と言う大金と飛行機の機材とを売込み、更に力強く且つ永久的な方
法をとって居る。即ち、支那の軍隊及びこれ等の航空路に就航する航空士、陸上勤務員の智能と、技術の向上に力を入れ「人」
の養成につとめて居ることである。アメリカが、南京政府内枢要の位置に、人を入れて重要政策の指導をして居ることは既に数
年以前からのことであるが航空方面においても、支那随一の航空施設を有すると言われて居る杭州には米国の現役将校二十
余名が入って、航空の指導に当って居りその数は、逐次殖えて居ると言う有様である
又広東航空隊の高級指導官たるマーりーと言う男は、嘗て数箇年に亘り、フイリッピンに於て極東戦の場合に於ける、航空関係
に就て、専心に研究して居たのであるが、遂にフイリッピンの要職を擲って、八名の部下を引連れて、南支の防空、更に進んで
、支那本土に於ける征空権の獲得の為に、支那へ乗込んで来たのであるが、これは決して好きや道楽の考から、出たものでは
なく、実にアメリカの国策より、出発したものである事を認識せねばならない。

701 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 01:58:50.70
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

既にアメリカは、南支及び中支の海岸に近く、抜く可からざる、根拠を築いて了った。最近の新聞紙上にも、米支航空密約に対
する意見として
ここ数年を出でずして、支那が爆撃、偵察、戦闘の各種機を、八百余台作って、空軍を充実する事になれば、正にわが航空勢
力に匹敵するもので、汕頭、泉州、鎮海、海州等に、飛行根拠地を置く事になれば、わが台湾は勿論の事、西日本全部が飛行
機の行動圏内に包括され、空襲の危険に暴露される事になる、特に台湾の如きは、一挙にして支那空軍の蹂躙に委せなけれ
ばならぬ事になる。斯くては国防上、由々しき問題であるが、さりとて国際間の条約が、直接わが権益を侵犯せざるものである
限り、阻止する訳にはゆかないから、どうしても、対抗的に、空軍の充実を図る外はない。而して満洲乃至北支方面では、わが
制空圏下にあるが、今後九州台湾方面に於て確実に制空権を握らねばならぬ
とあったが、全く同感である。次は蘇独聯合の航空路である。
即ちソビエット・ロシヤにはモスコーよりシベリヤに出で、オムスク、ノヴイスビリンスク、ユルグクラスノヤールスク、イルクーツク、
ウエルフネヴジンスク、チタルフロフ、アルハラ等を経て、ハバロフスクに達し、これより北上して、ニコライエフスクに至り、北樺
太に向う線と、南下して、ウラジオストックに至る線とがありバイガル湖の東方、ウエルフネヴジンスクから、蒙古の庫倫に至る
ものの他に、モスコーよりセルジオボリに至り、新疆の搭城附近に達する二本の線があり、何れも既に就航して居る。

702 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 02:00:29.71
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

更にロシヤは、ドイツと握手し国策遂行の、重要使命を帯びたドイツのハンザ会社は、去る一九二九年の十二月、中国交通部と
の合弁で、欧亜航空公司を創立したが、爾来気象の観測、飛行場等、諸般の調査を完了し、既に前後二回に亘って、長距離大
飛行を行い、本年の春一月十七日より、新疆の搭城より廸化哈密、蘭州、西安、河南を経て南京上海に達する航空路と、河南
から分れて、北平に達する、路線を完成し、週に一回ずつ、定期航空を行って居る。
更にソビエット・ロシヤと、欧亜航空公司との提携による、欧亜連絡飛行は、本年の一月一日に、完成する予定であったが、之
は二三箇月遅れたらしい様子である。
此の他に欧亜航空公司は哈密、北平間、西安、広東、香港間、蘭州北平間、北平、●南、満州里間の計画線を持って居たが、
最後の北平、満洲里間の航空路は、中国航空公司の北平、ハルビン線と同じく、満洲国の独立によって、中止の止むなきに至
った。斯くして、列強は支那本土に着々と航空勢力を植え付けて来たのである。
国防的見地より見れば、この他にも、二三の重要問題があるが、兎に角、ロシヤの航空勢力が、北支に及んで居ることは、看
過すべからざる重要問題であって日満議定書の趣旨より見ても、日本としては対満政策実現のために、対策を講じて置かねば
ならぬ。

703 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 02:01:42.79
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

ドイツは、最近上海より長崎を経て、アメリカに達する、国際航空路の許可を、日本当局に求めて来たと言うが、自分一箇の考よ
りすればこれは軽率に許すべきものではないと思う。何故ならば、嘗つて長崎、上海間の航空路開設については日本から申込
んだことがあるが、その際南京政府はこれを婉曲に拒絶したのであった。このことは南京政府の意志と言うよりは、その蔭に糸
を操って居る、アメリカがあることを考えるならば、斯様なことをドイツが言って来ても認むべきではないと思う
露、独の勢力を背景とする欧亜航空公司の航空路は、石油、鉄、金等の豊富なる資源を有する陜西、甘粛の上空を通過して居
る許りでなく、今やその路線は、西から東に進んで、海岸にまで及んで居り五箇年計画に憂身をやつして居るロシヤは、一朝有
事の際には、恐らくこれ等の航空路を利用するであろう。
更にまた、ロシヤは現在極東に意を注ぎ、満洲里の西ダウリヤウラジオ、ハバロフスク等に航空勢力の集中を図り、その兵力は
、満洲事変前に比較するならば、二倍強に達して居る。
今、仮にウラジオを中心として飛行機の行動半径を描いて見るならば、その半径は、実に千五百キロに及び我が本土は、悉く
その中に包括されて了う。戦時、装備重量を最大限度にした場合には、その半径は、幾分縮小されるが、しかも尚東京は辛うじ
て、その範囲に含まれて了う。
ロシヤ斯くの如く、アメリカまた支那の海岸一帯に、航空路を、張りめぐらして居る事を思えば、我航空国防の将来たるや、実に
重大なりと謂うべきである。支那に対する我国の航空対策を結論すれば初めにも言った如く、我国は列強に比して「百日、千日
の立遅れ」否、寧ろ諸種の関係上、無為無策にて、貴重なる数年間を空費して来たのである。これが対策実現には、一日の偸
安を許さぬ次第である。

704 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 02:04:22.00
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

アメリカはロンドンの会議において日本の海軍を六割五分に制限し、我事成れりと北叟笑んだが、爾来わが忠勇なる海軍は、
全精神力を傾倒し、且つ訓練の威力により、量の不足を補い得るの確信を得るに至ったので、海の上の戦争では日本に対して
、絶対に勝算が少いと考うるに至って、別の策案を考えなければならなくなった。その方法は、現在以上に海軍力を制限して、
日本の勢力を殺ぐか、或はまた形を全然変えて、海を抛棄し日本に近く、確っかりとした、空軍根拠地を築いて、日本の対米作
戦を根本的に覆えすかにある。
自分が若しアメリカの海軍卿であったならば、恐らく後者を選ぶであろう。現にその政策がとられ、斯くの如く着々として現われ
て来て居るではないか。
国際聯盟が満洲問題を重大に取扱ったのは、米国の東洋進出の野心の現われである許りではなく、寧ろアメリカを躍らせた英
国の老獪なる政策である。
ああ迄、満洲事変を重大に取扱い、実力なき国際聯盟を潰さず存続させたのは、英国の大成功ではなかったろうか。現在では
聯盟脱退の良否を論じて居る限りではなく、正当なる国策遂行の為に、東洋民族として、特に種々なる工作をせねばならぬ事
が、多々あるのであるから、うるさい許りで、何の益もない国際聯盟などに依拠しては居られないのだ。
支那の空に、具体的の実力を、拡張するものは、米国ではあるが、その蔭には、英国が糸を操って、米国に一働きさせようと言
うのが英国の肚であって、その他に英国は、何等の東洋政策を持って居ないのである。九十年来、支那に勢力を張って居た英
国は、欧洲戦争の疲弊がなかったならば、日英同盟も廃棄しなかったであろうし、米国をして、太平洋を越えさせる事もなかった
であろう。

705 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 02:07:51.40
支那における列強 航空勢力の角逐 (一) 昭和8年
参謀本部陸軍歩兵中佐 臼田 寛

翻って、支那の現状を見るに、欧洲に於て、列強と借欸交渉を続けて居た宋子文は一月を出でずして帰国するであろうし、之等
の抗日資金が到着すれば、またぞろ、排日救国会等が、活躍することは、明かな事実であろうと思う。
しかも中支、南支が、米国の航空勢力によって培われて居ることを思えば、我等は果して、東を向いて、海上の敵に備えてばか
り居ればよいのか、或は又西向いて、空中の敵に備えるべく、重大な施設をなすべき、時機に際会して居るのではないだろうか

今や十億の金と、一万の将兵の血潮を以て、我が生命線満洲は、完全なる独立を為し遂げたが、満洲の建国は、更に十年の
努力を要する事であろう。併し乍ら、日満両国の間には、完全なる経済提携が行われ、四万の将士は、その崇拝する武藤元師
を失ったが、菱刈大将を迎えて、更に堅きステップの第二歩また第三歩と踏み出したのである、斯く東洋の情勢を観じ来れば、
陸軍は勿論海軍も、東の海面に備えると共に西の空をも警戒し、国民の経済生活の自給、精神的国家総動員等々、我等が常
に考えて置かねばならぬことが多々あると思う

706 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:27:51.24
文化運動に隠れた蒋介石の排日貨 1934年.3月.19日(昭和9年)
藍衣社を背後の独裁策
(上海特電十八日発)蒋介石氏は福建修復の期に乗じ、いよいよ実質的に全国統一に乗出すべく決し、掃匪を急ぎつつあるが
、一方南昌より烽火を挙げた、蒋氏の唱導するいわゆる新生活運動は、遂に汪兆銘氏等の賛同を得、南京でも活動を開始し今
や全国的に拡大する形勢にある、この新運動は表面は文化運動を装うているが、藍衣社を裏面の主体とし支那古来の道徳観
念を喚起する民族的自覚運動でこれは一面においては排日を云わざる排日貨運動とも見られるのである、而して窮極の目標は
蒋氏の独裁実現への国粋運動であるとも称し得べく蒋氏が武力と並行し民衆運動にって独裁確保に乗り出したことは大きな進
歩であり多大の関心が持たれている、尚お中央が胡漢民氏に対し入京を督促しているのも、巧妙な西南派に対する圧迫の現
れであり、陸海空三軍の組織系統に関しても中央統一が策されており、中央の経済的実力と空軍力の拡大は辺境に対しても
相当その目的を達成する可能性がある

707 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:30:25.48
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作
(一) 先ず経済的圧迫を
 日米戦争は起るか−日米戦争を狭義に、つまり現実の戦争、戦闘ないしは武力戦と解釈すれば、主張や希望ならともかく、見
透しとしてはいろいろな前提の上に立って判断しなければならないし、事は軍事に関するものだから軽々に断定すべき問題で
はない。
 もちろん、相手に仕掛けられたら、こちらは何時でも起たねばならぬし、現にその覚悟と準備は出来ている。
 近代戦は、武力戦の面からみても、高段者同士の碁戦や棋戦みたはなかろう。
 いわんや、武力戦以外の思想戦、外交戦、経済戦においてをやである。しかもこれらの戦いは日に日に苛烈になり、凄惨にな
りつつある。このことは、まずお互にハッキリ知っておく必要がある。
 人或いはいわん。今回の日ソ中立条約の締結により、アメリカは対日圧迫の手を緩めるだろうと。なるほど、例のハースト氏な
どは今までのアメリカの対日政策が日本とソ聯を握手させたことを指摘して、今後は日米提携によって恒久的平和をもたらさね
ばならぬと論じていたが、これは少数意見であって、多数の戦争挑発者共は、日ソの握手によって日本はいよいよ安んじて南
進に拍車をかけるとみて、日本のこの企図を挫くために、今こそ反撃の絶好なるチャンスだと喚いている。

708 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:31:06.34
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作
(一) 先ず経済的圧迫を
 仮に、こうした好戦人種はしばらく措くも、自重を説くアメリカの識者と称するものも、その多くは肚のなかでは、日米戦争の不
可避を信じていよう。ただ日本の経済力を過小評価し、もう一年か、一年半か、たかだか二年間も、現在の真綿で首を絞める式
の経済圧迫をつづけていれば、日本は経済的に自然に参ってしまうし、その逆にアメリカの軍拡や生拡は大幅に進行するから
、その時を待って圧服すれば犠牲は少いとタカをくくっているのだ。
 つまり、アメリカの最高作戦は、あらゆる方面からジリジリ日本を包囲し攻めたてようとするにある。本式の武力戦に入る一歩
手前まで、日本を経済的に圧迫しようというのが現在の立前だ。
 むろん、日米戦争の問題は、支那事変や南方進出にからむ日米関係のみからは判断できない。ヨーロッパ戦争の今後の展
開如何が大きな要素になっている。しかしアメリカが正式に参戦したところで、自動的に日米間の武力戦が始まるとは考えられ
ないし、アメリカ参戦そのものも、必ずしも必至とはいえなかろう。ドイツが大々的にイギリス本土の進撃を決行し、不幸それが
失敗に終るといった事態でも起らないかぎり、今さらアメリカが参戦したところで、一兵だにヨーロッパ大陸へ派遣できぬ今日、
意味をなさない。

709 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:32:18.02
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作

(二) 米国の出方一つ
 アメリカが正式に参戦するとすれば、海軍と空軍がイギリスのそれらと共同作戦に出ることを意味するが、この場合アメリカが
日本を戦争に引込んだならば、否が応でも大西洋と太平洋に艦隊や空軍を二分せねばならない。
 イギリスにしたところで、アメリカを参戦させ、この結果日本を起たせたならば、それこそアジアにおける植民地その他勢力範
囲を根こそぎやっつけられてしまうだろう。イギリスにとっては、アメリカの参戦は必ずしも有利でない。むしろ現在の英米合作方
式の方が有利であろう。ただその強化は望ましいに違いない。
 他方独伊にしても、何を好んでアメリカを正式にイギリス側に参戦させる必要があろうか。それは何といっても対英戦争を長引
かせることになる。また戦後のヨーロッパ復興に、アメリカの資本を利用する道を自ら塞ぐことになる。こういうと、ヨーロッパ復興
は、ドイツを指導力とする、欧洲広域経済の建設によって可能で、アメリカの資本力などは無用だと反駁するものがあろう。
 むろん独伊にその準備と覚悟はあろう。しかし利用できるものがあれば利用するのが生きた政治である。ヒトラー総統のやり
方は、決して小児病的ではない。現に、去年のあの有名なフンク経済相の声明を熟読するがいい。かれは、アメリカの死蔵する
巨大なる金塊の石女性を皮肉ったが、声明の末尾において、欧洲広域圏とアメリカとの将来の関係は、アメリカの出方ひとつだ
と意味深重なことを暗示していたではないか。欧洲復興にアメリカの物資、資材が利用できたら、独伊は何の遠慮もなく利用す
るだろう。ナチスがあの短期間にドイツを復興させ欧洲制覇の基礎をつくったのは、その優れた国民性、絶大なるヒトラー総統の
指導力、巧妙なるナチス統制技術、卓越した技術力等々に負うところ多大であるが、ナチス政権以前に巨大なるアメリカ資本が
導入されていた事実や、ナチス政権以後もアメリカ資本のみならず、イギリス資本さえ導入された事実を無視してはなるまい。

710 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:33:33.92
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作
 要するに、ドイツは決して好きこのんでアメリカを参戦させまい。イギリスもまた必ずしもアメリカの武力戦参加を望まない。しか
し、アメリカは自ら民主主義国家の兵器廠と称し、古今未曾有の大軍拡を開始し、援英に狂奔している。しかも援英物資を満載
した船舶は、次から次へと独潜水艦に撃沈されつつある。アメリカの軍需資本家にしてみれば、武器を売って儲ければOKなの
だから、海底の藻屑になろうがなるまいが、かまったことではないかもしれないが、アメリカ国家としてはそうはいかない。イギリ
スを助ける以上、軍需品その他援英物資は、無事にイギリスの港なりアフリカ英領地なりに届けてやらねばならない。この護衛
艦問題にアメリカ参戦の大きな危険が潜んでいる。
 また、イギリスとしても、背に腹が替えられなくなれば、アジアの権益を犠牲にしても、あらゆる策謀を以てアメリカを参戦させる
かもしれない。
 しかし何といっても、ドイツの英本土上陸作戦の有無とその成否が、アメリカ参戦の謎を握る根本の鍵だと思う。軍事専門家
の多くは、ドイツはかかる犠牲の大きい冒険をなさずして、勝利への道を採るだろうと論ずるが、イギリスが無条件降伏をせぬか
ぎり、ヒトラー総統はかつての声明通り、この上陸作戦を敢行するだろう。しかもその準備は着々進行していると信ずる。
 さらば果して日米は戦うか−これは結局アメリカの出方ひとつである。
 しかし武力戦の有無にかかわらず、日米戦は思想に外交に経済に今やたけなわである。武力戦はその延長にすぎない。した
がって日本経済は、今や来りつつあるもの、また将に来らんとしつつあるものに対し、深く且つ周到なる用意と勇断とを以て臨
み、高度国防国家完成の基礎を築かねばならない。以下私は、極めて常識的にではあるが、日米関係の急迫化に伴う日本経
済の動向およびその対策について、一言したいと思う。

711 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:36:04.94
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作

(三) 蚕糸政策の確立
 当面の日米関係について、これだけのことは間違いなくいえる。−悪くなっても良くなる気遣いはないということだ。具体的にい
って、アメリカの対日経済攻勢は、緩和される見込みはない。このことは、昭和十四年七月二十五日の日米通商条約廃棄通告
、翌十五年一月二十五日からの有効化以来からのいわば約束事だ。
 現在アメリカの禁輸品は、航空機その他兵器、ガソリン精製用機械からはじまって、高級ガソリン、屑鉄に及び、工作機械、石
油、鉄鋼、銅、ニッケル、亜鉛その他の非鉄金属についても輸出許可制が布かれ、輸出が非常に制限されている。だから、軍
需関係品中重要なものは、全部輸出禁止か輸出許可制の下にあるわけだ。
 この対日経済圧迫は決して後戻りせぬ。それどころか、今後ジワジワと窮屈になる一方と考えねばならぬ。今となっては日本
人中一人だって、アメリカのこの手が緩められると考えているものはあるまい。現に在米資金の凍結が新に画策されている。入
港トン税の設定も考慮されている。昨秋の大統領選挙の際、ルーズヴェルト派は『ショート・オブ・ウォア』をひとつのスローガンと
した。これは、いうまでもなく、戦争にまで至らぬ最大限度まで援英をやるという意味だが、日本にたいしても、同じ態度で出てき
ている。  それにもうひとつ、アメリカはソロバンをも弾いている。日本からの輸入、その大宗たる生糸の輸入には手をつけない
。手をつけそうな気配を示しながら今のところまだ手をつけない。  これは生糸の輸入を禁止すれば絹靴下などをつくる絹織業
者が参ってしまうし、また消費者たるガールたちの御機嫌を損うのみでなく、日本が報復的に米棉の輸入を禁止すると、棉花の
暴落から南部農民がえらい目に遭い、ひいてはこの地方を有力なる地盤とする民主党の党勢に影響する。だから生糸輸入禁
止は切札にしてとっておくつもりらしい。

712 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:37:41.99
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作
 この点日本でも予め覚悟して、すでに対策をたて、この議会に蚕糸業統制法案が提出され通過した。アメリカは、何時なんど
き生糸輸入禁止の手を打たぬともかぎらない。打つ気なら若干の反対や摩擦や不利益があっても打てる。ナイロン糸の最近の
発達も馬鹿にならない。ただ、いまのところこの手を打たないのは、日本はこれによって大枚四億円以上の外貨(ドル貨)獲得
の道を塞がれても、すでに前述のように軍需関係品はアメリカからも、また英領からも事実上輸出できないのだから、その点大
した痛痒を感じないからである。しかし、国内的にいえば、なかなか問題は大きい。生糸の対米輸出杜絶対策としては、国内消
費の増大、他繊維との混紡振向けが決定して、万遺漏なきを期しているが、この切替えには一時若干の混乱は免れないだろう
。五十余万町歩の桑園、百八十余万戸の養蚕農家は多かれ少かれ再編成されねばならない。
 経済断交−日米戦争という事態となれば、むろん生糸の輸出は問題にならなくなるが、そこまで事態が悪化せぬ間は、アメリ
カとい。この方は製品輸出が問題になって、はじめて問題となる。  例えば全英領が日本綿製品の輸入を禁止したならば、すで
に綿製品の内需が原則として禁じられている以上、棉花の輸入杜絶は綿紡績部門には痛手だが、高度国防国家完成の立前
からは本質的な打撃ではない。もっとも昨今、ドイツの逆封鎖でイギリスの綿製品輸出が激減したためわが輸出綿布市況は活
況を呈し、(人絹布もイタリー人絹の後退で同様の現象を呈している。)大分滞貨糸や製品を処分したようで、この傾向がつづけ
ば米棉輸入杜絶は好ましくないが、今日の時局的要請からみるかぎり、第二義的な問題にすぎない。
 本質的な問題は、やはり、軍需関係や生拡関係物資、資材の輸入杜絶に関してである。が、これとても、窮すれば通ずで、対
策が宜しきを得かつ断々乎としてその貫徹にあたったならば、英米依存からの脱却は十分可能である。

713 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:39:49.36
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作
(五) 輸入杜絶の対抗策
 三国同盟成立直前の日本の貿易構成を見ると、輸出においては、例えば綿糸布、人絹糸布等の対第三国依存度は八割以
上、生糸は十割依存、陶磁器などでも七割近くに当っていた。また輸入においては、綿花、羊毛、パルプ等の繊維原料や石油、
鉄及び金属、機械等の重要及び生拡用の重要資材は、いずれも五割以上、多きは十割まで欧米に依存していた。
 ところで、日米戦争勃発、或いは日米経済断交(これは現実の戦争と同じものだ)ともなれば、おのずと対英領貿易も杜絶す
るだろうし、また中南米貿易も駄目になるだろうし、更に英海軍が存在するかぎり対欧のみならず対アフリカ貿易も非常に困難
になるだろうから、日本の対第三国貿易は全滅すると見て置かねばならない。  ところが、前述のように、日本の貿易は、重要
商品についていうと輸出入とも対第三国依存の度合が、すこぶる高い。だから、対第三国貿易が杜絶するとなると、対英米領
分だけでもその影響の深刻なること説明するまでもない。日本の産業は、それほど貿易に依存しているのである。

714 :名無し三等兵:2016/11/06(日) 15:41:20.65
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作

 この点アメリカの場合生産に対する貿易の比重が僅々五分か六分にすぎないのとは事情が異る。もっとも最近のアメリカは、
大軍拡を目的とする生拡の異常な発展によって、過剰生産物の海外輸出は今後大いに増大しなければならず、これがまたアメ
リカが支那をはじめ東洋市場に根を張ろうと肝胆を砕いている物質的基礎でもあるのだが、それにしてもまだまだ国内生産に対
する貿易の比重は、日本にくらべてアメリカはお話にならない。 日本の場合でも、生産に対する貿易の比重が大きくともその内
容において第三国の占める比重は近年次第に小さくなって来た。 しかし、それでも第三国の比重は相対的に大きい。昨年度
の比重は不明だが、上期の輸入は減じても昨今下期の輸入手当は殺到したと思われるから、全体としてはまだまだ大きかった
であろう。問題は本年度分、とくに円ブロックからの輸入がどの程度ふえるかである。  いずれにせよ、日米経済断交の影響は
、日本の方がはるかに大きいことは卒直に認めねばならない。これは、当然のことだし、また覚悟の前で、今さら驚くにあたらな
い。  さて、それなら個々の重要物資の輸入杜絶はどんな影響を日本経済に与えたか、また与えるか。そしていかにしてそれ
を切り抜け得るか。  まず鉄鋼関係だ。周知のように昨年十月下級品をも含めて、アメリカは屑鉄の輸出禁止を行った。これは
もう以前から不可避とされていた。政府当局でも、製鉄国策の基本として銑鉄一貫作業主義を掲げてきたが、肝腎の鉄鋼資源
確保に全力を傾注しなかったこと、狭隘なる日鉄中心主義から、アウ標でなければならぬ。  しかし『藉すに時日を以て』するた
めには、鉄鋼消費規正、国内鉄製品の回収等を強化し、或いは原料ストックの重点主義による強制振替等々の手を打たねば
ならぬ。この点新設の鉄鋼統制会の任務や重かつ大というべきだ。

715 :名無し三等兵:2016/11/07(月) 01:40:31.50
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作
(六) 経済再編成を急げ
アメリカは、石油(オクタン価の低いもの)の禁輸をまだ行っていないが、事態がさらに悪化すれば、当然禁輸を断行するだろう。
我方もこれは計算に入れている。だからこそ蘭印と石油輸入の交渉すると共に、国内資源の開発と人造石油に全力をあげてい
るのだ。人造石油の方は技術的に成功しているし、石炭資源にも事は欠かない。もちろん、ドイツの場合のように成功するまで
には、これまた異常な努力と『藉すに時日を以て』せねばならぬが、道は通じている。それに軍需用ストックは心配不要だ。問題
は蘭印との交渉の成否にある。なにしろ英米資本の幡居するところだから、大手搦手からの妨害がうるさい。われわれはまずこ
こでも松岡外交に期待しなければならない。
次に機械類と非鉄金属。一般的には、鉄や石油と異り自給率が高い。航空機や自動車関係の特殊工作機械は、盟邦ドイツの
協力を期待し得よう。非鉄金属中、一番の問題は銅だが、自給率は高いにしてもまだ自給に至らぬから、国内資源を大々的に
開発せねばならぬ。アメリカ、カナダはもちろん、チリー銅さえもアメリカ資本の隷属下にあるから、いざという場合輸入は望まれ
ぬ。国内銅資源の開発には、銅建値引上も已むを得ない。銅資源開発は金銀増産にも通ずる。
産金については、アメリカの日本産金買入拒絶や、総じて金本位の崩壊から産金の重要性が喪失したものと解する論者がある
が、これこそ小児病的見解である。第一、日本の場合、もてあますほど産金がふえて困るようなことは、少くともここ何年間あり
えない。それどころか、半島においては、こうした産金軽視論の横行で真面目な業者を動揺させていると聞く。当局は即刻その
蒙をひらくべしだ。

716 :名無し三等兵:2016/11/07(月) 01:41:24.40
日米戦争とわが経済 (一〜六) 昭和16年
島田晋作
 石油にしろ銅にしろ鉄鋼同様民需規正強化は必須だ。アルミも亦然り。アルミの国産化は順調に進行しているが、まだ自給
の域に達しない。いま一息だ。ニッケルの重要性は増す一方だがカナダの禁輸にかかわらず国産化は進行中だ。マンガン、タ
ングステン、クロームの国産は増大しているが、半島、大陸資源の開発に一層力を注がねばならぬ。アルミはドイツから、マンガ
ンはソ聯からという風に輸入し得れば、道は簡単だが、これは将来の問題だ。
 しかし、ひとたび眼を南方に転ずれば、石油、錫、ゴム、ボーキサイト(アルミ原料)ニッケル、クローム、米等々重要資源が豊
富に存在し、東亜共栄圏の指導力たる日本の開発を待っている。しかも一旦緩急の場合、ゴム、錫、キナの対米輸出を遮断し
うるのだ。ここに日本の最大の強味があり、アメリカの最大の弱味がある。強味はあくまでも生かさねばならない。
 以上極く大ざっぱな観察ながらこれを一言にしていえば、対内的には、日本産業経済の全般にわたる再編成を急速に断行し
て歴史的なポイント切り替えに応じなければならぬし、対外的には、この国内の再編成されたところのあらゆる人的、物的、技
術的力を動員して、満支から南洋を含めた大東亜共栄圏の経済開発を有効に達成せねばならない。この場合過去の満支資源
開発業績の再検討をうやむやにしてはならない。改むべきものは虚心坦懐にこれを改めて資源開発のスピード化を計らねばな
らぬ。なかんずく土着資本、民族資本の活用に新工夫を凝らすべきで、それには内地で排撃された『資本と経営の分離』方式
の適用も考慮されよう。これらの点は、いずれまた改めて検討する機会もあろう。

717 :名無し三等兵:2016/11/07(月) 01:45:39.69
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
米支航空契約の締結
郵運航空処と飛運公司
最近ソウエートロシアは外蒙を懐柔してソ蒙相互援助条約を締結し、或は新彊省当局を威圧して政治上軍事上に勢力を扶殖す
るなど、支那北部辺彊を併呑せんとするソ聯極東赤化政策の顕現に向って活動頓に活溌となって来たが、これに対する支那自
身の国防上、不可分の関係にある支那航空事業の現状を一瞥して国民政府当局の欧米依存観念の濃厚さと今後における列
強の対支航空争覇の熾烈さを予知することも亦徒爾ではなかろう。
支那における航空事業は一九一九年英仏独諸国より飛行機及び教官技術者を招聘して、北平郊外の南宛に飛行場及び製作
所を設けたのに始まり、一時北平天津間、北平済南間、北平上海間の郵便及び旅客輸送が行われたが、以来軍閥の私争絶
えず招聘した外国教官及び技術者に対する俸給支払すら滞うるに至ったため、孰れも辞職して去り勃興しつつあった航空事業
も停頓するに至った、その後張作霖或は閻錫山、張宗昌などが仏、伊両国より飛行機を購入し、飛行教官を招聘飛行場を設置
したが、総てこれを実際に活用するまでに到らずして終った。而して一九二九年中国航空公司成立までの全支飛行機数は二四
〇台(大部分は張、閻等の北方軍閥の所有)と計算されていたものである。

718 :名無し三等兵:2016/11/07(月) 01:47:11.49
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
然るに一九二八年国民政府成立と共に米国留学出身の孫科が鉄道部長に就任するに及んで、米支間に航空契約が成立し、
上海、南京、漢口間、南京、徐州、天津、北平間、漢口、長沙、広東間の航空路開設の計画が決定した、然るに右契約を中心
として交通部と鉄道部との間に管理問題を口実に軋轢を生じ、一時頓挫するに至ったが、その後孫科の熱心なる諒解運動を奏
し、同七月十六日鉄道部長孫科と米国アビエーション・エキスプロレーション会社代表との間に契約調印し、同社は中国航空公
司に米貨一百万弗の借款(年利六分四厘、償還期限民国二十七年一月一日)に応じ、右借款条件として六箇月以内に上海漢
口間郵便飛行を実施することとなり、一九二九年十月二十一日より上海漢口間の郵便飛行が実施された、一方交通部におい
ては右孫科の中国航空公司計画とは別個に上海成都間の飛行郵便の開設を計画していたが、一九二九年七月交通部長王伯
群と米国スチムリン・デトロイト会社との間に契約を締結し、同社より飛行機六台を購入すると共に米国飛行士二名を雇傭し、七
月八日上海、南京間の飛行郵便を開始した。 その後孫科の管理する中国航空公司の業績不振から、米国アビエーション・エキ
スプロレーション会社及びスチムリリ・デトロイト会社の両社は、その権利を飛運公司(米国チャイナエアウエイ会社)に譲渡し、
支那側に於ても孫科の不評判からこれを免じ、交通部長王伯群をして郵便航空処を新設せしめ、同航空処と米国チャイナエア
ウエイ会社(飛運公司)との間に一九三〇年七月八日南京において米紙航空契約を締結した(同航空契約は正式に発表を見
なかったので一九三〇年八月一日南京各新聞掲載)の内容を摘記すれば次の如くである。

719 :名無し三等兵:2016/11/07(月) 01:48:23.02
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
米国航空契約
一、企業の形式及び目的、米支合弁を以て支那法律に基き株式会社たる中国航空公司を設立し、支那における航空運輸事業
(郵便物並に貨客の輸送)を経営す
二、中国航空公司の資本、資本金総額を一千万元(一万株)とし支那交通部五千五百株、米国飛運公司は四千五百株の権利
を有す、なお旧中国航空公司及び交通部所管の滬蓉航空管理処の資産並に米国飛運公司の資産は共に新中国航空公司に
移転せらる
三、公司資金預入銀行、公司の資材は契約当事者双方の同意する支那国籍の銀行に預入るることとす
四、航空線路
第一線 上海、南京、九江、漢口、宜昌、万県、重慶、成都間
第二線 南京、徐州、済南、天津、北平間
第三線 上海、寧波、温州、福州、厦門、汕頭、広東間
右三線を順次開設し、若し本契約発行後三箇年内に第二、第三線の開設をなさざる時は公司はこれら航空路営業の権利を喪
失す

720 :名無し三等兵:2016/11/07(月) 01:49:30.87
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
五、公司の特権
(イ)飛行郵便の特許、中国航空公司は同公司と中国郵政総局との契約に依り前項航空路における航空郵便、郵便の特許権
を有す、貨客輸送をなすことを得るも右は特許に非ざるを以て、これがため航空郵便の完全及び効能を妨害することを得ず
(ロ)無電設置権、公司は航空安全保持のため無線電報機及び無線電話機を装置維持する機を有す、但し一切の商用通信及
び其他公司と直接関係なき通信はこれを取扱うことを得ず
六、公司の組織
(イ)董事、董事会は公司の管理権を有す、董事の定員は五名とし支那側より三名、米国会社側より二名を選任す、右董事中よ
り董事長一名及び副董事長一名を選挙し、米国会社選任の董事中より副董事長一名を選挙す
(ロ)分課、董事長の下に左の三課を置く、即ち営業課、財務課、機航課に分ち各課の主任は米国会社側より副主任は支那側
より選任す
(ハ)監察、監察員二名を設け米、支双方より各一名宛を指名す
七、職員及び従業員、中国航空公司は支那人を雇傭し、公司の職員飛行士、機械士に充当する政策を定む
八、使用飛行機及び機械、公司使用の飛行機及び機械類は先ず支那製品を採用すべきも、新式優等の支那製品を得る能わざ
る時は米国カーチス・ライト飛行機会社の製品を採用することを得

721 :名無し三等兵:2016/11/07(月) 01:51:22.79
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
九、米国会社の義務
(イ)技術の提供、米国会社は本契約発行後直に技術上の経験を支那交通部の用に供し、その指揮を受け協同して本事業の
進歩発展を図るべし
(ロ)支那人の養成、米国会社は支那及び米国において支那人に充分なる機会を与え、飛行士、機械士、無線電管理員の技術
上の訓練並に航空運輸一切の事項に関する実地の経験を得せしむべし
十、契約の有効期間、契約成立後十箇年とし、期限満了後五箇年延長することを得
十一、支那側の買収、本契約期限満了後国民政府交通部は公平なる評価にて公司所有の一切の財産を買収する権利を有す
十二、米支航空郵務契約の廃棄、一九二九年四月十七日の米支航空郵務契約(アビエーション・エキスプロレーション会社より
チャイナエアウエイ会社に移転に依り)は本契約の効力発生と同時に失効するものとす
十三、契約承継人の制限、本契約の承継人は支那或は米国の国籍を有するものに限る

なお右の外米支間には一九三三年三月十六日ワシントンにおいて施肇基と米国国務省との間に極秘理に米支航空密約(三章
十七箇条、附属細則四部、協約一、其他設計書、航空路表等より成る)に仮調印を了したと伝えられている

722 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 03:23:03.29
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
独逸側と締結した欧亜航空仮契約
西南航空公司と仏国
独支航空関係
前述以外に国民政府は一九三〇年二月二十一日交通部とドイツルフトハンザ会社との間に、欧亜航空仮契約を締結し、更に
その後右契約に多少の修正を加え、八月十三日南京において交通部長王伯群とルフトハンザ会社代表シュミットとの間に新仮
契約調印せられ、南京国務会議はこれを認可した。而してこの独支航空契約の内容も正式に発表されないので的確には判明
しないが、新聞その他の情報によればその概要は次の如くである

独支航空仮契約
一、独支間商用航空経営のため中国法令に準拠して独支合弁の欧亜航空公司を設立す。
二、欧亜航空公司の資本は銀三百万元とし、之を三千株に分け中国側二千株、独逸側持株一千株とし右の内中国側二十万
元、独逸側十万元は三箇月以内に双方より払込を為す。
 独逸側より九箇月内に飛行機類を立替購入し、右立替金額に対しては株券を発給す。
 公司の財産は中国国籍の銀行に預入す
三、公司に董事会を設けその定員を九名とし、中国側より董事長一名、副董事長一名、董事四名独逸側より副董事長一名、董
事二名を選出す。

723 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 03:23:58.10
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
四、董自会の下に営業、財務、機務の三科を設け、中国側より営業、財務各主任及び機務の副主任を出し、独逸側より機務主
任及び営業、財務各副主任を出す
五、航空路は左の三線中の一線を選ぶ。
(イ)上海より南京、天津、北平哈爾浜経由西比利亜を通過し欧洲に至るもの
(ロ)上海より南京、天津、北平庫倫を経由し、西比利亜を通過して欧洲に至るもの
(ハ)上海より南京、漢口、甘粛新彊、西比利亜経由欧洲に至るもの
六、中国より露国を経由し欧洲に輸送する航空郵便物及び独逸側又は独逸側と関係を有する会社において請負うべき航空郵
便物にして露国を経由して東亜に輸送するものは欧亜航空公司の専運たるべし。
七、技術方面は三年間独逸側の責任とし、独逸側はこの期間内中国のために各称航空郵運の人材を訓練するの義務を有す。
八、本契約の有効期間は十箇年とす。

724 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 03:25:28.10
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
西南航空公司
右の外に支那人の単独経営に係る航空路としては、一九三〇年十二月より翌年六月までの間広東政府において広東梧州間、
一九三一年六月より広東漢口間に一時定期飛行が行われたが幾干もなくして停止された。その後一九三三年二月広東、広西
、貴州三省の軍政当局は、三省の交通連絡を図るため広東、南寧貴陽間の航空路計画を発表し、次いで同年八月西南派の陳
済棠、林雲●李宗仁白崇禧蒋光鼎蔡廷偕、竜雲、王家烈、陳銘枢ら発起の下に資本金百五十万元(出資額広東省五十万元、
広西、貴州福建、雲南四省各十五万元出資将来は二百万元とし官民折半出資)の西南航空公司を組織して広東柳州間、梧州
貴陽間、南寧昆明間、広東欽廉間の五航空路を経営することとなり、同年九月十五日広東において第一回会議を開き、黄光鋭
、丁紀徐、張子●らを準備委員に挙げ、準備事務処を広東政府調査統計局内に置き、民国二十二年十月仏国より大型旅客機
二、小型旅客機二を購入、翌二十三年三月七日広東、梧州、貴県、南寧を経て竜州に至る試験飛行に成功し六月一日より正
式に開航した。右飛行機四台の購入費は三十五万元であったが、その半額は広東政府において負担し、他の半額は広西、雲
南両省において負担した。茲で注目すべきは、これら西南諸省が仏領安南と接壌していることと、西南諸省単独で開設した航
空公司と称するも、その購入飛行機が仏国から購入されたこと、その価額が比較的低廉なことなどは、予て仏国が自国の極東
定期航空路の終点たる河内から支那国内に連絡する航空路開設を要求していたことと思い合すならば、仏国と西南当局との
間に或程度の諒解が成立しているのであろうという想像がつく、既に河内竜州間は鉄道の便もあり、飛行機によるも極めて短
時間に接続し得るので、この西南航空公司の広東竜州線は近く仏国の極東定期航空路と連絡するものと伝えられている。

725 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 03:26:44.27
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
重要航空路を開拓 隠然、事業界を支配
中国航空公司の現状
以上によって現在支那領域上を飛行している各国との航空関係を述べたが、然らばこれら航空公司がどの程度の成績を挙げ
ているかその現状を見よう

中国航空公司
同公司は民国十八年創立以来上海漢口線、上海広東線、上海北平線と漸次航空輸送を開設したが、経済的に落伍した支那
のこととて商工業のこれを利用するもの極めて少なく、為に同公司は常に欠損状態を続け殊に上海北平線は最も甚だしかった
ので、一九三一年十二月遂に航空を停止した。その後国民政府の要望によって一九三三年一月十日より、従来の南京徐州済
南経由を上海、海州、青島、天津北平間に改め再び毎週三回往復の定期航空が開始された。而して同公司の契約当事者たる
米国飛運公司は、営業不振と資金難のため、一九三三年五月その権利を米国最大の汎米航空会社に譲渡した、同社が事業
を継承すると共に大型のスチムリン機、ローニング水陸両用機、シコルスキー水陸両用機を輸入し、昨年末までに未開設の漢
口重慶線、重慶昆明線等の支那重要航空路五線五千八百公里を開拓し、隠然支那航空事業の牛耳を握るに至った、今一九
三四年の飛行里数、乗客、郵便物等の輸送量を示せば

726 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 03:28:29.67
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
飛行公里数 二、三四一、七九四
乗客飛行公里数 二、三六五、五六七
乗客人数 四、五六〇
郵便物斤量 五八、〇五二

欧亜航空公司
同公司は一九三一年三月創立されると共に大型ユンケル旅客機四台を以て上海北平間の試験飛行を行い更に同年五月上海
満洲里間(南京、済南、北平、林西を経て満洲里に至る二千二百四十哩)の飛行を開始したが、間もなく満洲事変が勃発したた
め中止された。この結果同公司は第二線たる上海より北平、庫倫を経てシベリア経由ベルリンに至る線、又は第三線たる上海
より南京、甘粛を経て新彊に至りシベリア経由ベルリンに至る線によるほか途なきに至ったが、第二線は外蒙の反対に依り已
むなく上海より新彊省迪化に至る第三線を一九三四年六月に開始した。その後蘭州迪化間は新彊省内乱の勃発からこれを中
止し上海蘭州間並に蘭州包頭間を一週一回宛開航した。右の外一九三三年五月北平より広東に至る北平漢口線、漢口広東
線(毎週二回)一千三百七十哩を、又一九三四年三月北平より陝西西安に至る平陝線(山西、太原に寄航)をも開航した。而し
て最近の同公司の営業成績を見るに

727 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 03:32:42.34
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
一九三三年上半期
収入 二八六、七〇〇元
支出 六二七、四五〇元
一九三四年度
貨客郵便物輸送統計表
乗客人数 八七一
飛行公里数 五四六、九六五
運賃収入 一〇六、二六八元七二
貨物 二四、七〇八斤
飛行公里数 二二、九三五、八九一
運賃収入 一八一、六二二元一二
郵便物 四、四七五、八三七斤
飛行公里数 四、〇五五、三〇一
運賃収入 四六、一〇三元五七

欧亜航空公司使用機数
(イ)上海迪化線(陸上機)三台
ユンケルW34型ホーニット五七〇、馬力エンジン附にて、速力増大のための特別装備あり、乗客座席数六、無線電信機を備う速
度一時間二〇〇−二二五公里
(ロ)平広線(陸上機)三台
ユンケルW33型二八〇−三一〇馬力、エンジン附、速度一時間一七〇公里−一九三公里
(ハ)平陜線(陸上機)一台
ユンケルF13二八〇馬力エンジン附、速度一時間一六五公里−一八六公里

728 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 03:34:08.35
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
同公司の新計画
同公司は従来の新彊経由の欧亜航空路の外にベルリンよりギリシャ印度、香港経由上海に達する一万四千粁の独支連絡航
空路を開設すべく国民政府交通部と交渉、一九三五年一月許可されたので遠からず正式開航の予定だと伝えられている、本
航空路が成功すればベルリン上海間を五十二時間の短時間を以て飛翔する計画である。

西南航空公司
同公司は一九三四年十一月広東竜州間(梧州南寧を経由)の航空を開始後、経由する各地で広東との商業関係が密接なのと
、梧州、南寧は共に広西省の政治中心である関係上、乗客は常に満員の盛況を呈したので、一九三五年一月一日往復増航し
、毎週三往復発航することにあった。なお広東より海南島の瓊州を経て北海に至る広瓊線も開航されたが、貨客ともに尠く収支
償わないので広西省より毎月六千五百元を補助している。乗客貨客等の拠るべき統計がないので茲には略するが同公司の飛
行里程は左の如くである
広竜線 広東梧州間一九二公里、梧州南寧間三二三公里、南寧竜州間一二八公里、合計六四三公里
広瓊線 広州茂名間二八五公里、茂名瓊州間二二〇公里、瓊州北海間一九〇公里、合計六九五公里

729 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 03:36:56.12
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
植民地化への野望
欧米諸国の意図一瞥
支那国内航空事業の現状は上述の如くであり、支那を夫々自国の植民地化せんとする諸列強が米独二国の航空権獲得をして

己を得ざることとなして黙認しているが、既に航空権を獲得した米独二国の意図が単に支那国内航空事業発達のみを庶幾する

ものならさしたる問題でないが、各国の支那航空権獲得の真意は決して単なる商業的のものでなく、その肚裡に蔵するものは

実に自国の科学技術を以て支那を征服せんとする遠大な目的に出でたものであることは疑うべくもない。以下米独に後れた英

、仏伊諸国の対支航空権獲得の熾烈さと、既に獲得した米独二国の遠大な意図を一瞥して見よう。
イギリス
支那に多大の利権を有つ英国は航空事業において米独の後塵を拝したことに尠からず憤慨し、チャムパレン外相及びサイモン

外相の消極政策を議会や新聞雑誌において攻撃したことは枚挙に遑ない程であるが、この結果一九三四年、東西両大陸を繋

ぐヴィクトリア航空公司をロンドンに創立し、ロンドン、シンガポール間の定期航空飛行を開始すると共に駐支公使カドガン氏をし

て国民政府に対し、シンガポールを起点として香港経由上海に達する航空権要求の折衝を開始せしめたが、香港上海間は米

国の既得権と牴触することを理由として応じなかったため、現在は香港、シンガポール、ロンドン間のみの航空が行われている

が、目下の英支関係からして上海に乗入れるのも近きにありとされている。
フランス
支那西南に属領を有する仏国は既に安南と本国を連絡する仏安航空公司を設立してマルセーユと西貢間の定期航空路を開拓

しているが、西貢まで飛んで支那に入らねばとの観念から、駐支公使をして西貢から広東を経て上海に至る航空線の延長を要

求し、昨年末中国航空公司との間に連絡契約を締結、去る二月二十四日開航したが、西南派の反対で数日間にして停止した

、近く西南航空公司との間に連絡成立の予定である。

730 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 23:31:53.94
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
イタリー
同国は東洋に属領を有たないので従って欧亜定期航路を有しないが、支那の航空事業には多大

の関心を有し先年張学良の下野外遊を自国に誘引して厚遇したが、その後国民政府の購入する

飛行機は最も低廉に納入し、或は飛行教官の多数供給、支那人を自国軍隊内に収容して飛行

教育を授くるなど総ゆる努力を払っている

ソ聯
ソ聯は今日まで支那に対して正式に航空権は要求していないがその領土が外蒙及び新彊省と

接壌する関係と、その極東赤化政策によって既に外蒙古と新彊は自己薬籠中のものとしてをり、

殊に外蒙には多数の飛行機と教官を供給して航空事業を指導している外、庫倫モスクワ間、新

彊モスクワ間連絡の航空路は夙に開拓し、随時右両地間を飛翔往復していることは周知の通り

である。

ドイツ
前述の如く支那国内航空権を獲得している外、昨年一月ベルリン、ギリシャ、印度、香港経由上

海に達する欧亜定期飛行権を獲得近く正式に航空営業を開始する予定である。

731 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 23:34:45.89
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
アメリカ
同国は中国航空公司によって支那国内の航空権を獲得していることは前記の通りだが、この支

那国内航空権を獲得すると共に昨年五月国会において米支間連絡定期飛行案を通過し、汎米

航空会社に毎年百八十五万弗を補助することとなった、同社はローサンゼルスよりホノルル、マ

ニラを経て支那に至る航空路を開設すべく、一万五千噸のノースユーホン号に六千噸の飛行場

建設材料を積載太平洋群島上の飛行場建設に乗出したことは周知の通りである。而して前年来

駐支公使をして国民政府に支那における着陸場の許諾を提議せしめていることは屡々伝えられ

た所であり、支那側は米国が香港を要求したが英国の反対で拒絶したと称しているが、最近西

南方面よりの通信によれば葡国相偕地澳門に着陸場を建設する事に交渉成り、既に着陸場建設

中で来る五月中には完成米支間の航空連絡を開始の予定である
右の如く欧米諸列強は既に支那国内に航空権を有っている許りでなく、ソ聯は北方より、英仏独

伊は西方又は北方より、米国は東南方より支那大陸を目指して航空路を開拓又はしつつあり、支

那国内への乗入れに就ても既に英米仏独諸国はこれを許容(正式には発表されないが、してい

ると伝えられているに拘らず、吾日本の提議せる「福岡上海間」及び北支停戦協定によって満洲

国の要求する「満支連絡定期飛行」に対しては種々の口実を設けて今なおこれを応諾しない。満

732 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 23:35:36.41
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
支連絡飛行は既述の如く満洲事変前、独支合弁の欧亜航空公司によって上海満洲里間の定期

航空が行われていたものである。しかるにこれに対して種々の口実を設けて許容しないことは、

蒋介石を首領とする現国民政府当局が如何に欧米に依存することの濃厚なるかを示すものであ

る。今日まで建設された航空事業が孫科及び宋子文などの留米出身者が主となり、米国及びド

イツと提携建設したため、支那航空事業の将来に多大の不利を招来するに至ったことで多数支

那有識者間に宋子文孫科、孔祥煕らを目して支那国防を危殆に陥れた「非中国々民、英米諸国

之走狗」との尊称を奉っているに見てもその間の消息を知り得るであろう。

列国の向背により支那の国防左右さる
上海事変の勃発は軽快な洋装に郊外のドライブ、ホテル生活、ダンスホール通い、さらに日常の

会話さえも英仏語を以てするのでなければ人に非ずとまで欧米化したヤングチャイニーズの心胆

□□からしめ、軍隊は数において世界第一を誇るといえども、科学兵器を有たぬ装備不良の軍

隊は徒らに多額の糧秣費のみを消費する烏合の衆に過ぎないことを自覚せしめるに至った、そ

733 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 23:37:10.60
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
れ以来彼等に泥縄式に空軍の充実が焦眉の急務であると叫び、国民政府をして「全国各□政軍

警機関公務員は二月より向う六箇月間各俸給の百分の一乃至百分の十を飛行機購入費として

醵出すべき」旨の命令を発せしむると共に航空事業の発達を促進する目的を以て「全国航空建設

会」を新設した、一方民間においても上海財界有力者発起の下に「中国航空協会」を結成し、飛

行機購入資金の募集を開始した、その他毎年一月二十八日(上海事変勃発当日)を航空宣伝デ

ーとして航空救国の宣伝を行った結果、済南、北平、広東、漢口などに国民空軍創立会が成立、

各地で飛行機購入献金が募集された、かくて今日までに政府に献納された飛行機台数は一、九

三三年九台、一、九三四年十六台、計二十五台に上り、右の外に国民政府は国民の航空熱と射

倖心を利用して国民政府航空公路建設奨券なる彩票を発行し、その利益を以て空軍拡張資金に

充てることになったが、その後財政部の公表した奨券売上額は第一回約五十九万元、第二回五

十七万五千元、第三回四十六万三千余元、四、五両回は売行不良のために未だ公表されない

が、国民政府は右奨券の利益と全国航空協会の募集した義捐金を合せて、同協会と航空署との

共同計画を以て杭州に航空工廠を設立するに決した

734 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 23:38:14.69
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
 上海事変の勃発と江西省瑞金における共産軍の猖獗は支那軍事統一の野心に燃えている蒋

介石に空軍拡張の刺戟を与えたことは勿論で、彼は表面的には共産軍討伐費として毎年多額の

軍費を獲得し、南京及び杭州に飛行場並に飛行学校を設立し、米国及びイタリーより多数の飛行

機と教官技術者を購入招聘して、国内における軍事的覇権を決定的に掌握するに至った試みに

両三年前の全支各港の飛行機輸入状況を一瞥すれば

右によって見れば上海が圧倒的数字を占めているが、これは長江一帯を勢力範囲とする蒋介石

が自己直属軍の充実のために輸入したものであり、九竜、広東、梧州等の輸入は西南軍、威海

衛、天津等の輸入は北支軍閥の購入したものでこの飛行機輸入額によって見るも支那軍閥の勢

力消長を卜することが出来、蒋介石の中央軍が最も多数の飛行機を有することが判るであろう
 更に支那の航空制覇を目指す列強は支那に対して盛んに飛行機並にその材料の売込に猛烈

な競争を演じているが、その最近の輸入額と売込金額を示せば(単位金単位)
一九三二年 一、八六三、〇八七
一九三三年 六、〇八〇、六四九

735 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 23:40:32.91
支那を繞る列強の航空争覇 (一)昭和11年
右の如く売込額においては米国が圧倒的多額を占め、以下イタリードイツの順序から一九三四年
は米国、仏蘭西、英国、イタリー、ドイツの順位となり、その売込競争の激烈さを如実に示してい
る、然らば列強の包囲下にある支那は現在どの程度の空軍力を有するかを見るに、前記の如く
その一ケ年の総輸入額は六百余万元であるから仮に一台十万元とするも年間六十台の飛行機
が輸入されていることになり、国民政府成立前及び成立後八ケ年を計算すれば、成立前の各軍
閥所有額二四〇台並に成立後八ケ年の総輸入額四八〇台、合計七二〇台でこれが広袤三百
八十万方哩を有するという支那が有つ空軍総兵力である、而してこれを各軍閥別に内訳すれば
総兵力の約七割五百余台が蒋介石軍、約二割百四十台が西南軍、残余一割七十台がその他
軍閥の所有量といわれているが、仮に全支各地軍閥の空軍力を稍多数に計算するもその総数
は一千台を超えないのである、而も右総兵力の内旧軍閥の所有額約二百四十台は殆ど旧式の
役に立たないものであり、而も飛行士は総て米国人またはドイツ、イタリー人と来ているのだから
列強の向背によって重要な自国国防が左右されるのである、数年来鋭意空軍の充実に努力して
来たソ聯がの充実した鷲の如き実力を以って新彊を略取し、その宗主権下にある外蒙を併呑
しても現在支那の国防力を以てしては実に蟷螂に斧で、国民政府がお座なりの抗議の仕放しで
泣寝入るより外ないのも、総て多年の私争連続と英米両国に縋ってさえいればという「欧米依存
観念」から、自国国防の充実を怠ったための実力欠乏の悲哀に因るものである

736 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 23:43:49.28
藍衣社中心の反日団体を根絶 1934年.6月.12日(昭和9年)
二重政策を解消せしむる出先官憲の決意
【南京特電十一日発】蔵本事件に関する本省の訓令が未着(午後八時)のためわが総領事館ではまだ支那側に対して帝国政府
の正式通牒を提出するに至らないが、その方法はすでに決定している、すなわち本事件は極めて巧妙に行われ、しかもわが方
には警察機関がないため何ら物的証拠を挙げ得ないが苟くもわが外交官がその任地において行方不明となったという厳然たる
事実については支那側に対しあくまでも保護の責任を問うことを建前として一意邁進するはずだが、更に蔵本事件は首都警備
司令部内に庁を置く蒋介石氏の秘密結社藍衣社員の仕業なりとの有力なる推定をも下し得るが故にわが方としてはこの機会
に藍衣社を根城とする抗日団を根絶し、汪兆銘氏排斥を目的として行われる支那の二重政策を徹底的に解消せしめんとしてい
るから事態の成行きは蒋介石政権の核心にも触るることとなるべく、従って対内問題としても一波瀾は免れまいと見られている

737 :名無し三等兵:2016/11/08(火) 23:46:21.78
中山兵曹射殺事件の真相 1936年.7月.13日(昭和11年)
"蒋政権打倒"目ざす同義協会の抗日沙汰
首魁は楊文道、犯人は楊海生
背後関係とその動機
【上海十三日発同盟】昨年十一月九日夜北四川路竇楽安路において発生した中山兵曹殺害事件□日本側官憲必死の努力に
より漸く真犯人と断定し得る四名の嫌疑者を逮捕、来る十七日朝いよいよこれに対する判決が下されることとなった、当局は十
三日右報道に関する禁止命令一切を解除した、事件の概要並に公判の経過は屡□の通りだが、従来秘されていた中山兵曹
殺害犯人の元兇は秘密結社同義恊会々長楊文道で彼の経歴及び中山兵曹殺害動機は左の如くなることが判明した
楊文道の経歴と犯行の動機
楊文道は広東生れ、当年四十二歳、早くより父を失い叔父に養育されて三十歳になるまですでに十数の職業を転々している、
その後太沽汽船の仲仕頭となるや忽ち広東人仲仕等の信望をあつめ約一千人の乾分を有する押しも押されもせぬ大親分とな
り昭和六年九月満洲事変起るや『抗日対日血戦』を主張して更に多数の輩下を集めるに至った、此の時の団体は抗順恊会と
称し表面貧民に対する教育補助を名目とし上海市党部を通じて上海市政府社会局の認可を得ておった満洲事変中馬占山背叛
したる頃は東北義勇軍参議の肩書で無頼漢団を率いて暗殺脅迫を事とし上海事変起るや十九路軍諮議となり配下を率い便衣
隊として活躍した

738 :名無し三等兵:2016/11/12(土) 12:33:33.68
中山兵曹射殺に使用した拳銃はこの時十九路軍から支給されたもので十九路軍が上海で日本軍のため粉砕され蔡延楷が福
建に左遷されてからも楊文道はこれと気脈を通じ上海における反蒋介石運動のリーダーとして活躍し一九三三の福建革命に
は人民政府と呼応して上海で反蒋の暴動を起すべく計画中国民政府の探知する所となり危く逮捕されんとする所を巧みに逃れ
て廈門に逃亡した 廈門で十九路軍と密議を凝し対日屈服の蒋介石政権打倒を念願としたが一九三五年十二月国民政府に帰
順を申出で許されて上海に帰った、その際十九路軍より多額の資金を得たがこれは悉く抗日テロ及び蒋政権打倒の運動費に
使用された、昨年末中国共産党が抗日決戦を主張するや好機至れりとして上海両市大暴動計画を樹て『日本の勢力による蒋
政権の打倒』を目指して策動し中山兵曹は実にその血祭りに上げられ犠牲となったものである
犯人の素性
【上海十三日発同盟】楊文道の命令指揮の下に中山兵曹を射殺した葉海生は本年二十八歳楊文道とは親分乾分の関係にあ
り一定の職業なくダンス・ゴロとして常に上海各方もに早くも賽客が続いている
夕方から夜にかけて浴衣の袖を涼風に翻らせながら人出の波が打とうというもので所轄菊水橋署では非番まで招集して十三日
午後六時から祭の期間いろいろな取締りをする
秘密団体から脅迫状頻々 有力証人保護のため我当局血の滲む苦心
【上海十三日発同盟】中山事件勃発するや支那側は何らの根拠もなく独断的に個人的怨恨による殺人事件であると宣伝したが
犯人捜査にあたった日本側官憲は捜査一週間にして個人的怨恨の殺人にあらずして政治的重大事件であるとの結論に到達し
巨額の費用を投じ必死の努力を続けた結果遂に犯人の逮捕を見るに至ったもので犯人が逮捕されるや同義恊会をはじめ暗黒
面に跳梁する秘密団体から日本側に各種の脅迫状が頻々として舞込んだり事件の真相発覚に有力な端緒を与えた支那人に
して身辺の危険を懼れて日本国籍に転ずるものもあり、或いはこれらの有力なる証人を保護するためにわが当局の尠少ならぬ
苦心が払われたものである

739 :名無し三等兵:2016/11/12(土) 12:35:02.15
中山兵曹射殺事件の真相 1936年.7月.13日(昭和11年)
事態尖鋭化か 不当『無罪』を判決せん
【上海十三日発同盟】中山事件に対する我が出先官憲の態度は極めて穏健で地方法院を信用しこれが公正な判決を期待した
のであるが七回にわたる公判も工部局警察の血のにじむような努力の結果得たる諸種の施設に対し悉く一流の非科学的な反
駁を加え、公判に関与せる裁判官は総てはじめから無罪の判決を下すため公判を開いているかの感を与え十七日朝の判決も
証拠不十分なる無罪の言渡であろうとは最早確定的とされている、右に対し出先官憲は固より在留民一同は極度に憤慨し支
那側が若し対策を誤れば事態の一層尖鋭化が予測されるに至った

萱生事件の不拡大懇請 高氏、川越大使訪問
【上海十三日発同盟】張群氏の旨を受け萱生事件不拡大を我が方に懇請のため来庁した外交部亜洲司長高宗武氏は十二日
午前十一時川越大使を官邸に訪問し萱生事件発生に対し張群氏を代表して深甚なる遺憾の意を表示し且つ犯人逮捕に全力を
尽し在留邦人保護に万全を期する旨述べ辞去したが、さらに本日も引続き陸海軍方面を歴訪して同様の趣旨を通達して諒解を
求めた

740 :名無し三等兵:2016/11/12(土) 13:01:44.81
事件の裏に強力な背景 1935年.11月.12日(昭和10年)
我当局、居留民憤慨す
【上海特電十一日発】我が陸戦隊員狙撃事件の犯人がまだ逮捕されず、上海の空気が頗る緊張する折柄、またもや邦人商店
襲撃事件が突発し上海市民を非常な不安に落し込んだ
 今回の南京路事件は最も人通りの多く繁華街でしかも宵の口に勃発し反日、抗日の伝単を撒布して公然と排日的態度を表明
したことは或強力なるバックと連絡なしには出来難いことで本年に入って好転しかけていた日支関係の前途に更に一大暗影を
投じたものとして注目さる支那側工部局とも非常な警戒網を張っている時に抗日救国会員が打倒日本のスローガンをもって目
抜きの通りの邦人商店を襲撃したことは一種の対日的挑戦行為とも見られ、また支那側、工部局が未前にこれを防止得ず、し
かもいあわせた工部局巡捕が警笛も吹かずこれを見遁したことは両当局の明らかな不信行為として
我が当局および居留民は頗る憤慨し対策を協議中である

741 :名無し三等兵:2016/11/13(日) 12:05:56.77
萱生事件  邦人不安一掃を支那側に要求 1936年.7月.13日(昭和11年)
須磨総領事外交部を訪問
萱生事件抗議
【南京特電十二日発】上海に勃発せる萱生事件に関し須磨総領事は十二日午前外交部に次長陳介氏を訪問し上海の支那行
政地区においてかかる事件の勃発せることを最も遺憾とし支那側に対し速かなる犯人の逮捕並に邦人生命の不安除去につき
厳重警戒するとともに支那全土においてかかる事件の発生せざるよう抗日風潮を厳重に取締ることを要求した

事態不拡大を支那側が懇請 高司長上海へ
【同盟南京十二日発】国民政府は萱生事件の重大性に鑑み成行を憂慮し外交部長張群氏は十一日夜南京発列車で外交部亜
洲司長高宗武氏を上海に急派した、高司長は上海で川越大使、近藤陸戦隊司令官らを訪問し事件に対する国民政府の態度を
説明し事態を拡大紛糾せしめざるよう日本側の諒解を懇請するはずである

742 :名無し三等兵:2016/11/13(日) 12:34:19.85
"日本水兵射殺は最初の警告に過ぎぬ" 1935年.11月.13日(昭和10年)
激越極まる伝単配布
邦人婦女、硫酸を浴びせらる
【電通上海十二日発】日比野洋行襲撃に当り救国抗日会署名の多数の謄写版刷り伝単が撒布されたが十二日朝さらに同一筆
跡の中国民族防止社の名をもって左の檄文が日支各方面に多数輸送されて来た、檄文内容は
 九日夜宝楽安路において日本人水兵を射殺するは最初の対日警告に過ぎず、日本軍の国外退去、失地回復、打倒日本帝
国主義のため我我は最後の血の一滴まで努力せんとす
と激越なる排日文字を羅列し、組織的計画的抗日テロが今後続発すべきことを暗示している
【電通上海十二日発】十一日夜の日比野洋行事件につき十二日各邦人商社に対し中国民族救防社の名で大胆な反日文章を
送付し来ったほか十日夜租界内西部の西馬路マーケットで邦人夫人が暴漢のため硫酸を浴びせられて重傷を負うた事件があ
り、また十一日午後租界西部の邦人紡績工場地帯ロビンソン路で西部小学校女生徒古瀬かず子(十一年)が支那少年に投石さ
れるなど反日行為続出しつつあり上海事変直前と全く同様の悪性排日行動張り極めて憂慮すべき事態に立ち至らんとしている

743 :名無し三等兵:2016/11/13(日) 12:36:05.68
反日テロ団、昨夜邦人商店を襲撃す 1935年.11月.12日(昭和10年)
南京路の日比野洋行を襲って狼藉の限りを尽くす
上海にまた不祥事件
【上海特電十一日発】わが水兵狙撃事件の犯人が判明せず事態非常に緊張せる矢先、またまた南京路で日本商店襲撃事件
が勃発した、十一日夜七時ごろ十数名の支那人兇漢が南京路、福建路角にある日本商店日比野洋行(陶器輸出入商)を突如
襲撃、煉瓦、小石、ペンキの缶、揮発油缶、伝単などを投げつけショーウィンドは一大音響と共に破壊された、店主日比野氏は
二階にあり、階下の店には日本人店員二名、支那人店員八名いたがその音響を爆弾と思い一同店内に逃げ込んだので犯人
は何者か不明である、その時附近にはインド人、支那人の巡捕二名が茫然と手をつかね逮捕出来なかった、その伝単には『打
倒日本帝国主義、連サ容共、対日開戦、中国を救えなどの文句があり、上海抗日救国会の署名があった、
店員らは幸い無事
【上海特電十一日発】襲撃された日比野洋行はショーウィンドの大きなガラスが破壊され陶器多数がこわされたが、店員その他
は無事であった、損害額は不明であるが、数万元に達する見込みである
散り散りに逃走 或は共産党の所為か
【連合上海十一日発】日比野洋行襲撃につき目下工部局及び総領事館より出張、前後の事情を聴取調査したが、南京路の現
場附近はその後平静で格別混乱の模様はない、ただ上海一の大デパート永安公司の附近は少しざわつき日比野洋行附近は
路次多く、犯人はその中にチリヂリに逃げ込んだと思われるが、前後の行動ならびに撒布した排日伝単などから推して共産党
の所為とも思われている

744 :名無し三等兵:2016/11/13(日) 12:38:17.92
親日満要人並に日本軍人暗殺の大陰謀 1935年.10月.31日(昭和10年)
北平軍事分会{国民政府直系機関}の指揮する爆殺団員の計画的テロ
○州事件の真相発表
去る八月四月北支停戦協定地区たる欒州において非戦地区保安総隊長劉佐周氏を暗殺し警戒中の我が歩哨憲兵に重傷を与

えた所謂欒州事件の真相については犯人捜査の関係上掲載禁止中のところ三十日禁止を解かれ真相が白日の下に曝される

に至った、即ち我が軍により逮捕された犯人劉振才の自白によれば右は○○団北平爆殺団員の日本軍人団、親日満要人の

暗殺を目的としたテロ行為にして南京政府の直系機関たる北平軍事分会の密令による計画的抗日反満の一工作たること判明

するに至り我が軍当局を憤激せしめている、事件の詳細左の通り
事件の全貌
一、犯人劉振才は年齢二十三歳、廬竜県劉□庄の出身、本年二月斐志学、李王杯の二名の紹介で北平爆殺団に加入したも

のである
二、爆殺団団長は王□福と称し漢口のC・C団に属し爆殺団は全国に九十余名の団員を撒布して各種のテロ行為を行い北支で

は北平軍事分会の指導を受けていた
三、欒州事件に関係した団員は張庭福、斐志学、張江好、廬徳生、張鴻任、□玉杯、丁福星、遠法山、蓋徳林、王福禄で劉振

才を合せて十一名である。これ等は七月二十九日欒州駅に来り錦昌棲徳順店の各族舎に分宿、八月四日温井少佐、劉佐周

の欒州庁到着を機として日本軍人及び親日満分子の暗殺並に治安の擾乱を計画した
四、犯人劉振才は張、黄の両人と小売人に仮装して拳銃二発を発射し、手榴弾を投げたが逃走の時誤って手榴弾を取落しこ

れが爆発し自分も足部に傷を負うた八月五日の朝保安総隊に逮浦された
五、使用した手榴弾は支那軍が製造したものである

745 :名無し三等兵:2016/11/13(日) 12:39:28.42
親日満要人並に日本軍人暗殺の大陰謀 1935年.10月.31日(昭和10年)
右の如く本事件は北平軍事分会指導の下に○○団によって決行せられたことは明白である、本人の調書及び証拠物件は天津
憲兵分隊に保管してあるが証拠物件のうち天津特別市党部秘密工作部が欒州事件に関し左の如き電報を発している
 欒県の掃除工作は資金の遅着によって未だ進展せず現地の指揮者も金銭不足にて分配せざるを以て未だ全員を掃除し能わ
ざる状態にあり欒県唐山間は風声鶴涙少しの油断も出来ずもしうかつに行動せんか恐らくは日本側の注意を惹起すべし同志
の傷痕癒えざるに於ておや同志は恐らくあくまで秘密を堅守すること能わざるべし(中略)希くは方針を示されんことを
  天津特別市党部秘密工作部
要するに本事件は停戦協定及び梅津、何応欽協定の明白なる違反であり義和団事件の議定書の主旨を蹂躪する不法行為と
して我支那駐屯軍当局並に川越天津総領事は再三北支当局に対して厳重抗議した訳で支那側の本事件の措置如何が北支
に於て再び重大なる危機を孕む機会となるかも知れずとして成行は重大視されている

746 :名無し三等兵:2016/11/13(日) 14:38:03.45
中山事件犯人新事実発覚す 1936年.8月.6日(昭和11年)
抗日除奸団の逮捕で
【上海五日発同盟】中山兵曹射殺事件公判は日本側の即時判決確定の要望を無視してなお手段を決定せず五日午後二時半
より第一特区法院で第十一回公判を開き楊文道、葉海生、周謝栄三被告に対する背後関係につき訊問を行ったが工部局側の
主張に基き昨年秋の汪兆銘氏狙撃事件との関係を取調べることとなり再び判決に至らず午後五時閉廷した
しかして共同租界工部局警察は四日共同租界内西蔵路の某所において抗日除奸団の一味五名を逮捕したが取調べの結果右
一味は上海事変当時十九路軍の別働隊として決死隊を組織し日本側の後方攪乱を策したるものなること判明
中山事件射殺犯人葉海生も当時全く同様の決死隊を組織暗躍していた点から両者間に重大関係あるものの如く当局では慎重
取調べの模様で問題は更に発展する模様

親日要人の恐怖 1936年.4月.17日(昭和11年)
対日政策の裏面に躍るCC団暗殺隊
上海特電(十七日発)=国民政府の国家総動員計画は急テンポで準備されているが、一方国民党々部の最高指導者たる陳果夫
、陳立夫を中心とするCC団は徹底的ファッショ統制に乗出し、抗日救国を指導精神とする愛国運動の助長に努め、これがため
CC団暗殺隊が上海に組織され、北平、天津を初め各地に暗殺隊が派遣され、親日的傾向を有する要人の行動を調査し、証拠
明かなるものは即時暗殺するよう命令している、しかしてこの暗殺団の組織者は上海市党部の幹部某で、前外交部次長唐有
壬氏もこれによって暗殺されたものであるが、対日政策の裏面に暗躍するCC団の行動はすこぶる注目される

747 :名無し三等兵:2016/11/13(日) 23:57:58.46
支那の兵乱と我財界 1936年.12月.14日(昭和11年)
対支貿易に打撃
悲観される新幣制の前途
休会明けきょうの市場を注視
張学良部隊が突如西安で蒋介石氏を監禁し、南京政府の土台を揺るがし、全支大混乱の火口を切ったことは当然わが財界に
も深甚の影響を齎すものとし非常な衝動を受けている、しかして目下のところ西安と南京、上海方面との通信が杜絶しており、
情勢の推移を見通しうるまでには真相が判明しておらぬので各方面の観測も気迷い状態であるのを免れないが、大体の意向を
綜合するに本事変の根本問題として
一、ソ連と張学良との連絡が果してどの程度まで進展しているか
二、張学良と西南派をはじめ全支に散在している反蒋軍閥、不平政客との事前の工作が如何であったか
三、国民政府の鎮圧策がいかなる程度に奏功するか、および英、米などの支那統一援助政策なびらにその手段としての幣制
改革に対する援助も今後なお有効適切に持続されるか否かに重心を置きその推移を注目している
しかして誰しも一致する点は蒋介石氏の監禁により唯一の支柱を失った浙江財閥は非常な混乱に陥るは必定として従って上海
財界の前途には極度の悲観論が行われている
 幸い十三日は日曜日に当っているので、上海財界も一日の静観の余裕を与えられているわけであり、一面十三日香港より帰
□した宋子文氏も財政部長孔祥熙氏らとともに中央、中国、交通の政府系三銀行首脳部を総動員して慎重対策を練り、夜はイ
ギリス銀行側と会見するなど財界の混乱防止に狂奔しているとの上海電報もあり、それが果してとの程度に効果を現わすか?
すべては休日明け十四日の上海市場、為替相場などに顕現されるものとして注目している

748 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 00:00:38.60
支那の兵乱と我財界 1936年.12月.14日(昭和11年)

昨年十一月実施されて以来一ヶ年を頗る順調に経過して支那財界の回復および蒋介石政権の全国統一の枢軸をなした幣制
改革が今次の事変にいかなる影響を受けるかは日支経済関係に重大な鍵をなすものとして注視されるところであるが、南京政
府の鎮圧策が急速な奏効を期待しえぬとすれば必然的に公債の暴落を招来し、軍事費の支出激増の予想とともに新幣制に対
する不安が著るしく増大するものと観られる、その場合現銀準備の比較減にも拘らず、昨年十一月の五億七千万元より、十億
元余に激増した紙幣は一片の反古同様に化する懼れあり、幣制の維持はますます困難を来すものと観られる
 ただこの間英米は財界の動揺を最少限に喰止めんと企図し、かたがた行懸り上幣制に対するモーラル・サポートは一応継続
されるものと観るべきであろう
次に支那は今秋未曾有の豊作で、本年度支那農産物の増収額は前年と比較して約二十六億元の大増収であると発表され
 各国が各奥地の購買力を狙って或は輸出補償協定や通商協定を締結し、或は銀協定による購買力の培養を計るなど種々手
を尽しているが
ちょうど出廻期を向えてこの動乱が予想され、交通機関が杜絶するので、折角の物資も結局宝の持ち腐れとなり、かつ農民の
幣制に対する不安は売惜みを誘発し、支那経済回復に大きなブレーキとなるであろう、従って大豊作に望みをかけた各国の貿
易業者も政局の見通し不安と為替不安定と相俟って当分は静観のほかなかるべく、日支貿易も冬眠状態に陥らざるをえないで
あろうと観る向が多い、日支交渉行詰りの折柄、今回の事変が両国関係にいかなる関係を及ぼすか、行詰りの原因が北支防
共問題であり、綏遠問題をきっかけとしてもともと不誠意の南京政府にわが要求の全面的拒否の口実を与える結果となったも
のであるが今回の事変の推移は直□的に北支に影響を及ぼすものとみられる、しかして北支を枢軸とする経済提携の工作も
慎重対策を必要とすべく、わが方としては支那一般民衆が百害あって一利なき抗日意識を捨て、真に自国の姿に目覚めて、東

749 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 00:01:52.30
支那の兵乱と我財界 1936年.12月.14日(昭和11年)
亜百年の大計を樹てんことを望んでいる、しかも幣制改革の維持にしても国家統一にしても結局は日本の援助がなければ達成
されぬ実情にある以上、わが財界は冷静に情勢の推移を注視し、政治、経済両方面より万遺漏なき対支政策を樹立せねばな
らないとしている
見通しつかず気迷い状態 休会中の各清算市場
十三日は各市場休会中であったため支那動乱の齎す実質的影響を知ることが出来ず、株式、綿糸その他各商品関係者ともに
事変の今後の動きと影響については全然見当がつかないといった状態にある、したがって休会中の人気はただ悪かろうという
以外に何ものもなく株式街においては正午ごろから各地方よりの問合せ頻々としていたり各取引店ではこれが応答に忙殺され
ていたが、何分にも見込みのつかぬだけに安いは安かろうが大したことはあるまいと自重をすすめていたのみで、要するに無
気味な沈黙を続け関係者は問題の影響を十四日の相場に聞いて進退しようというのが十三日の実態であった
 この間、大手有力者側では事変の範囲が拡大せぬ限りわが経済上に及ぼす影響はさほど深甚なものではあるまいとの観測
の下に自重を説くものが少からず、また株式、三品取引所においても十三日夜までのところ十四日の立会に対し何らの対策を
も考慮せず商議員招集のこともなく平静のままであり、市場関係者間の空気もまた十四日の市場は一般仕手の気迷いと自重
によって閑散、不勢の程度に幕を開くものと信じているようであった

750 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 00:30:26.08
支那の兵乱と我財界 1936年.12月.14日(昭和11年)
それ程悲観の必要なし 大阪商船社長 村田省蔵氏談
 蒋氏の後に何応欽氏が出るにしても、誰にしても支那は再び名実ともに群雄割拠へ還るであろう、しかしそれが直に支那経
済界に如何なる影響を与えるかについては、我々は決して神経質になるには及ぶまい、幣制の前途、排日の激化などの問題も
考え得られるが過去幾多の苦難を凌いで来た支那経済界の現在をそれほど悲観的に考える必要のないことは経験の数えると
ころだ、赤色ロシヤの進出の懸念にしても、ロシヤが日本と本気に戦う決意なくして積極的に進出は出来ないのだ、従って日支
貿易関係についても、これがため大打撃を受けるとは思われぬ、むしろ事件が列国に支那が統一国家でないことを証明した点
、行詰りの日支交渉に或いは新展開を与えるかも知れぬ点に注目すべきであろう
対支輸出懸念 門野重九郎氏談
 支那の変局がわが財界におよぼす影響については少くともここ数日間の発展を見なくては的確な見通しは困難だが、差詰め
憂慮されるのは対支貿易の前途であろう、蒋介石政権の下で折角確立した幣制がこのために動揺し金融ならびに為替市場が
混乱すると対支貿易は忽ち甚大な打撃を免れ得まい、それに支那国内の政情不安がさらに内乱化するような場合には民力は
疲弊、購買力は萎靡しためにわが対支輸出は頗る悲観視される状態に陥るようになるかも知れぬ、在支企業の今後の経営に
も一抹の不安と困難を加えるおそれは十分に予測され得るところだ

751 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 11:37:27.05
支那の兵乱と我財界 1936年.12月.14日(昭和11年)
長引けば重大 大阪商工会議所会頭 安宅弥吉氏談
 真相が判明せぬのでわが財界は茫然としている形で、将来わが国にどんな影響を及ぼすか見当がつかない、南京政府は張
学良討伐令を出したそうだが、時局が速かに解決されればよし、もし混乱が拡大し長引くようになれば支那財界の不安が高ま
り通貨不安を招来し、為替が下るであろう、その結果は購買力が減退し、日支貿易も一時衰頽するものと思う、われわれとして
はもう暫らく事態の推移を観ているよりほかない
目先的弱材料 大阪商事専務 溝口庄太郎氏談
 張学良の叛乱は正に不意の支那事変であって、それがわが財界株界にどういう影響を齎らすか全然判断がつかない、要はこ
の事変が全支に及ぶか、国際関係に特別の異変を生じて来るか否かに決着するもので、その見通しがつくまでは自重のほか
はあるまい、もちろん株式にとっては弱材料で人気的の嫌気下げは目先的に考えられる
大きな危機は来るまい 正金銀行頭取 大久保利賢氏談
 蒋介石監禁事件については支店から簡単な電報が入っただけで未だ確報がないから為替或いは財界に与える影響について
いまはっきりした意見をのべることは出来ないが、これによって支那の通貨が暴落を示すであろうという感じを誰しも受けるので
あるが、しかし蒋介石を失ったとしても南京政府が存在する以上案外大きい危機は来ないのではないかとも考えられる

752 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 11:38:46.23
支那の兵乱と我財界 1936年.12月.14日(昭和11年)
上海の市場ともかく開く
【上海特電十三日発】上海各市場は休日明けの成行を憂慮されているが、十四日の各市場はともかく一斉に開くことに決定し

 もっとも立合中止に陥る危険は多分にあるが新陣容をかためた国民政府に対する財界の信任表明のため事変による影響の
程度を測定するため開くことになったものである
支那財政の崩潰を憂慮 香港の英国側
【香港特電十三日発】張学良氏今次のクーデターはイギリスにとってもせっかく蒋介石氏との間に取決めた諸約定を反古にする
懸念あり、かつ西南に再び独立的情勢が醸し出されるのではないかとの不安から特に最近広東と接近している香港イギリス側
は異常の注意を払い事態の推移を注視しているが金融界の憂慮はまた非常なもので各銀行、商社では頻繁に問合せの電報を
発しつつあるが、最もおそれられているのは支那の財政的大崩壊の到来である
上海の英国銀行国民政府を支持
【上海特電十三日発】上海財界はこの大事変の勃発に対して財界の動揺と混乱とを予想しているものの事態の的確たる見通し
がつかぬため極度の不安に陥り休日明けの財況成行きを憂慮している、上海の香港上海、チャータードなどイギリス系各銀行
は十三日某所に会合し支那財界今後の変動に処すべき対策を協議した模様で、これはイギリスの在支権益保護のためのみな
らず、十三日午前中広東より上海に帰った宋子文氏から財界の動揺防止と幣制維持のためイギリス系銀行の援助を求められ
たので協議の結果イギリスの立場として積極的国民政府支持の決意を固めたものと見られている

753 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 11:39:51.62
支那の兵乱と我財界 1936年.12月.14日(昭和11年)
財界混乱防止に日本の援助要望 外貨買には飽まで売応ず
【上海特電十三日発】西安事件による財界への衝撃対策のため上海支那側銀行業者は宋子文、政府三銀行首脳者を中心に
十三日午後七時より某所に会合動議を進めたがその結果事件の影響としてまず通貨不安の増大するところから、猛烈なる外
貨買いが起るものと予想されているので、これに対し政府三銀行は積極的に売向い、通貨の動揺を防止することになった、な
お注目すべきは同席上宋子文氏より香上銀行支配人ヘンチマン氏に通貨維持に対する援助を申入れた旨報告したが、時局の
重大性に鑑み公債、通貨不安を緩和し幣制を維持するためにはイギリスのみならず特に日本の協力をも得るほかなしとの意見
有力となり、南京政府に対し上海財界の意向として政府がこれら各国からモーラル・サポートを得ることの工作を行うよう要望す
ることになった

754 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 11:42:49.04
交渉打切りと対支貿易 1936年12月5日(昭和11年)
経済的関係でも排日激化免れず   在支財界人の観測
【上海特電四日発】南京交渉一まず打切り決定について上海日本人財界は両国国交調整から進んで両国経済提携の促進を
予想し列国に比して著るしく立ち遅れ状態にある日本の対支経済工作のために交渉の成果を相当期待していたのであるが、
最近には綏遠問題の成行きが支那側に影響しつつある結果交渉は当然打開不能に陥るものと見ていたので今更交渉が打切
りとなっても特に悲観してはいない、むしろ日支交渉が何時までも不澄明の状態に置かれそのために日支両国間の商談進行
に少からぬ支障を来していた事実から、交渉が明白な結末を告げたことは右の支障を一掃してこれからの両国の経済関係は
かえって不自然の状態から脱し得るのではないかと見ているものも一部にはあり、この見方は上海支那側財界でも同様である
しかし南京交渉の打切りが両国経済関係に対し全然無影響ということは出来ない、日支交渉における財界の望みであった関
税引下げもまず実現不可能となり、また上海財界の総意として上海商工会議から内地財界に対し日支経済提携交渉の側面的
促進のためその積極的出動を要望していたが、その計画は全く画餅に帰しさらに根本的傾向としては事実上の交渉抛棄が日
支国交関係を悪化せしめ経済的にも排日、抗日がいよいよ熾烈になることは免れないからである
 この傾向に対し上海日本側財界も警戒を怠らずにおるが一方上海財界の要望を容れて日本政府も対支貿易に関し従来全然
顧みなかった輸出保障制を支那向け取引にも適用実行することに決定した模様なのでこれに力を得て今年から明年にかけて
招来しつつある支那好景気をキャッチすべく積極的対支経済活動に入るべき準備を進めている

755 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 11:49:46.90
交渉打切りと対支貿易 1936年12月5日(昭和11年)
商品続騰 上海市場の動き
【上海特電四日発】日支交渉打切りの当地財界に対する影響は既に織り込まれていたこととて目立った影響はなく、むしろ青島
の日本紡争議と時局の先行き不安による換物人気濃厚のため綿糸その他の商品が続騰を示している
 即ち四日午後の市況は公債は時局不安により一、二角方安く、綿糸は青島日本紡争議による生産減と時局不安の見越しで期近二百六十二元五角(三日に比し四元五角高)と最近の新高値を示し、同じく棉花、綿布も戦争による需要増加見越しでそれ
それ新高値、その他の商品、小麦、麺粉なども続騰を示している

756 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 23:12:37.35
上海邦人紡績罷業遂に抗日運動と化す 1936年11月13日(昭和11年)
救国会のリーダーら煽動 “政治的争議”へ発展
【上海特電十二日発】上海支那紡績会社のストライキを皮切りにここ数日中に東部日本紡績工場に拡大したストライキは国民
党部が左翼の弾圧を行って以来の稀に見る大規模のものとなり、その成行は各方面から注目されているが、ストライキの背後
にあって指導する分子は巧妙なる戦術によっているので未だ明瞭となっていない、しかるに争議中の職工約二千人は十二日午
後二時から五時まで租界東部に接する租界外の黄興路ではじめて争議団大会を開催し、救国会の錚々たるメンバーの沈鈞儒
および救国会の婦人リーダーでまた女弁護士として著名な史良女史らが演壇に起ってアヂ演説を行い興奮した女工代表らも激
越なる演説を行ったが、遂に大会は排日抗日大会に転化し最後に救国会会歌を高唱して散会した、一部は市政府社会局へ陳
情デモに移ったが、公安局員に阻止され、さらに租界内に入らんとするところを工部局警察に阻止され解散した、目下のところ
ストライキは賃銀値上げを第一目標とする経済争議であるが、争議が永びけば救国会その他左翼的分子の混入により政治的
に発展する可能性十分にあるものと見られ、わが当局でもこの進展如何を極めて重大視している

757 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 23:13:32.28
上海邦人紡績罷業遂に抗日運動と化す 1936年11月13日(昭和11年)
三分の一は操業停止 在華紡当局強硬態度
【上海特電十二日発】上海の日本人紡績罷業は十二日に至り最高潮に達した観があり、午前中大康、公大両紡績も争議にま
き込まれて職工の出勤激減し、工場閉鎖のやむなきこととなり、上海在華紡全能力の約三分の一は遂に操業を停止するに至っ

在上海日本人紡績工場の総数は三十、工人四万四千人、錘数百三十万錘、織機一万五千台、棉花消費量一ヶ年二百十七万
ピクル、製産高一ヶ年綿糸三十二万俵、綿布四億四千万方ヤードのうち十二日午前現在にて工場数は上海紡五、同興紡二、
公大紡一、大康紡一の合計九工場、工人一万四千人、錘数四十三万五千錘織機六千七百台が罷業に参加している訳で、こ
れら罷業工場の製産能力は一年棉花消費九十六万ピクル、製産高綿糸十一万俵、綿布二億方ヤードである
もっとも十二日夜には形勢やや緩和して争議団からの圧迫、脅迫も多少薄らぐためか、大康紡は九割公大紡は三割の職工出
勤し、ともかく操業を開始した、上海紡、同興紡も同時に工場の門を開いたが、上海紡第四、第五両工場のみ漸く運転を始め同
第一、第二、第三の三工場および同興一工場は工場閉鎖は解いたものの運転を中止している、今後の形勢はまだ見通しをつ
け得ないが、在華紡当局の意向としては紡績採算の好転により労働条例の改善を必要と認め、加うるに上海、同興両紡績の
五分賃銀引上げ発表があり、この際の賃銀引上げはやむを得ずと見ているが、更に争議が発展し在華紡全部が罷業状態に陥
るような場合になっても在華紡同業会は結束して五分以上の引上げを行わずとして労働者側の要求に対抗する決心を固めてい


758 :名無し三等兵:2016/11/14(月) 23:15:38.13
米国、制空権密約と共に対支無線通信権獲得 1933年8月14日(昭和8年)
躍進する米国の野心 東洋を中心に各国の動向を見る
支那制空権確保に関し米支間に一の密約の存する事及其の内容は詳報せる所なるも、之と並んで更に米国通信勢力も対支
進出に活溌な動きを示し、確聞する所に依れば本年四月七日米国馬凱通信公司が国民政府交通部と通信に関する修正条約
調印を了し米支直通無線通信権を獲得し、之と同時に馬凱の傍系会社中国電気公司と交通部との間に無線電話機購入契約
の成立を見たものの如くである
即ち現在米支間通信に活躍しつつある米国会社はアール・シー・エイ系及びマツケイ系の二大系統の何れかに属する、アール
・シー・エイ・系は米国海軍を背景として一九一九年に設立されて以来世界無電界の雄として活躍し、一九三〇年十二月真如
無線電信台の完成と共に米支通信を独占するに至った然るにマツケイ(馬凱)系も、其の米国、布哇、比律賓間の無線通信を
更に支那に延長せんとし一九二八年アール・シー・エイ系の対支独占通信権に割込運動を開始し、昨年六月二十七日以後交
通部に仮契約に関する交渉を継続し、之に伴うアール・シー・エイ系の反対と交通部内の紛糾との為め交渉行悩みの状態にあ
りしも前記の如く本年四月七日交通部長朱家●との間に調印を了するに至ったものである

759 :名無し三等兵:2016/11/16(水) 00:26:20.30
米国、制空権密約と共に対支無線通信権獲得 1933年8月14日(昭和8年)
米支直通無線契約の要旨
(イ)一九三三年五月十九日より米支直通無線通信を開始す
(ロ)上海桑港を基点とする米支直接通信を行い、故障ある場合は比律賓を経由す、但し商業通信に限る
(ハ)契約期限八ケ年但し両者の協議に依り更に五ケ年毎に之を延期することを得
(ニ)料金収入は□受局均等とし各其他以外の延長線に転電する場合は各転電局側の収入とす
(ホ)戦時事変により各政府当局の為通信を停止せられたる場合本契約通信を停止するも止むを得ざるものとす
無線電話機購入契約要旨
昭和七年六月の交通部及中国電気公司間の仮契約に於ては、三十一万金ドルを以て大型無線電信機一組及小型機四機を購
入することに規定せられたるも、財政上其他の事情から其約半額を中英庚董事会より導淮委員会に割当てたる基金中から借
入し左記電話機を購入することに改める
無線電信電話両用の小型送信機三組
自動電信機三組
二号型受信機六組
無線電話連接機四組
三号型受信機二組
真空管、発動機其他合計英貸四万八千ボント
斯の如く航空、通信の両重要分野に著々進出しつつある米国勢力は当然米国の太平洋政策の一聯をなすものとして異常な注
目をひくものがある

760 :名無し三等兵:2016/11/16(水) 00:27:51.19
米国、制空権密約と共に対支無線通信権獲得 1933年8月14日(昭和8年)
支那に延びる米国の勢力
恐ろしい進展振り
上記の如く米国航空、通信勢力の支那進出は近来屡屡報ぜられる支那沿岸の海軍根拠地獲得説、最近のマグダレナ湾根拠
地新設等と相俟って、米国の極東政策の極めて積極的なるを示すが、米国の対支策動は此等の他にも最近の情報のみに就
いて見るも次の如く諸方面に渉って居る
【一】広東援助
米国が従来南支方面の勢力扶植に努め居るは周知の事なるも、日支事変を機とし益益其の歩を進め、今春広東政権を中心と
する西南独立政府建設を実行せんとして失敗せるも、其の勢力は依然として尚盛なるものがある
【二】第十九路軍援助
厦門駐在米国領事及米国海軍南支警備司令と十九路軍間に七十万元の武器売買契約成立、内五十万元は既に支那側にて
支払を了し、六月頃米国軍艦が厦門に来港し多数の兵器を陸揚げし十九路軍に交付した、福建沿岸に米海軍根拠地貯炭所
、又は飛行場設立計画あるは既報せる所である
【三】章竜鉄道、竜岩鉱山に関し策動
福建省章竜鉄道(章州−竜岩間)建設計画が資金難の為行悩めるに乗じ、米国は約一千万元の投資に応ずると共に同鉄道の
終点竜岩地方の鉱山(主として石炭鉄鉱も少からず)開発費八百万元を投資し、同鉱山採掘権獲得
(イ)漢口−宜昌−重慶線毎週二回
(ロ)重慶−成都間六月一日開始なりしも未完
(ハ)上海−広東線(海岸諸港経由)七月以後週二回郵便飛行、八月以後一般旅客輸送、本航空路は香港迄延長の予定なるも
香港側の許可なく現在行悩む

761 :名無し三等兵:2016/11/16(水) 00:29:13.37
米国、制空権密約と共に対支無線通信権獲得 1933年8月14日(昭和8年)
支那に延びる米国の勢力
恐ろしい進展振り
上記の如く米国航空、通信勢力の支那進出は近来屡屡報ぜられる支那沿岸の海軍根拠地獲得説、最近のマグダレナ湾根拠
地新設等と相俟って、米国の極東政策の極めて積極的なるを示すが、米国の対支策動は此等の他にも最近の情報のみに就
いて見るも次の如く諸方面に渉って居る
【四】棉麦借欸
宋子文の五千万ドル借欸は既に周知の事実なるも内実其内約一千万ドルは兵器借欸と見られる斯くて列国対支進出が、夫れ
夫れ極東権益伸張を目指すも、其間接的効果は現南京政府の援助と異らず、極東紛糾の禍根たる抗日政策助長の結果を伴う
は充分の戒慎を要する

762 :名無し三等兵:2016/11/16(水) 00:37:28.26
巡査立会いの下に日本品を焼却 1934年3月29日(昭和9年)
南京抗日会員の暴行 須磨総領事国民政府へ抗議
 上海本社特電【二十八日発】上海市商会の排日決議実行と相呼応するが如く二十七日南京抗日会は再び火の手をあげ国民
政府の膝元でしかも公安巡査の立会いのもとに万年筆、玩具、ラヂオ等の日本品を焼却しさらに百余名は隊を組んで目貫きの
通りの大商店の日貨を約一時間にわたって検査した、かくの如く抗日会員の暴行を黙認した国民政府の奇怪な態度は各方面
から頗る注意され、須磨南京総領事は近く国民政府に対し厳重抗議することになっている

763 :名無し三等兵:2016/11/16(水) 00:38:11.47
上海紡績罷業の当面の影響は軽微 1936年11月16日(昭和11年)
今後争議計画化の懸念は濃厚  漸く罷業の峠は越えた
今回の上海紡績罷業勃発の動機は極めて単純なものであったことは、支那紡から初まったことによってもわかるところである、
即ち先週初め東部紡績地帯に散在する永安、恒豊、申新、緯通の四支那人紡績の職工が最近の紡績業界好転に伴う賃銀引
上げ運動を起し遂に一割方引上げに成功したのにヒントを得て、六日に至り同じく東部にある邦人紡績中上海紡第四工場と東
華紡に飛火した、当初の動機程度で終始するならば支那紡績に比し職工の素質も厳選しその待遇も遥かによい邦人紡績とし
ては殆ど問題でなく前者が一割引上げるところは五分くらいでも容易に収拾しうる性質のものであるが、そこには国際的感情の
渦が巻く支那だけに、上海だけに、一概に動機のみで結論し得ざるものがある曾ての五・三十事件(大正十四年)の辛き経験も
あるのでわが在支紡績資本の統監部が相当憂慮したことは当然である、あたかも日支交渉がこんがらがっている最中であり事
実一部同地左右両党が例の抗日を目指して政治的に、思想的に煽動の気配のあったことは否まれないようだ、かくて次々と瀰
漫し東部から西部へ飛火を初め十三日朝現在の操業状態について在華紡同業会は
公大紡、内外綿第六工場は全運転停止、尤も内外綿は解雇工人の復職に原因し別に賃銀値上げを要求せず、上海紡第一、
第四、第五各工場は殆んど全運転、第二、第三工場は六割、同興紡は七割、大康八割運転、他は無事
と報じたが、十四日発本社特電によれば会社側の職工切崩しと工部局、日本総領事館等の警戒で漸く峠を越し東部紡績地帯
ではいずれも八割以上の出勤者あり、最も危まれた公大紡第二工場も同様の程度に止まり西部方面でも内外綿の第六工場が
依然不穏なおか各工場とも平穏に復したということである、影響としては大体夏季における限産を今強制せられた程度であるよ
うだ、がこの程度ですめば幸いとしなければなるまい、ただ恐れるところは今回に味をしめてこの種の問題が今後屡々繰返され
そして大がかりに計画化されて行きはしないかということである、この機会にわが在支紡を再認識する意味から左にその沿岸と
現状を略記する

764 :名無し三等兵:2016/11/16(水) 00:39:53.35
上海紡績罷業の当面の影響は軽微 1936年11月16日(昭和11年)
英・独・米紡凋落裏に邦人紡のみ進展 在支紡績発展の足跡
在支邦人紡績発展の跡を見るに明治三十五年に米国人経営の協隆紗廠ならびに興秦紗廠を買収して上海紡織有限公司を創
立したのが最初で、その後明治四十二年上海に内外綿株式会社の創立を見た、たまたま欧洲大戦に遭遇し業績大いに見る
べきものがあったので、ここにわが紡績資本の支那進出熱が誘発せられるに至った、かくて他国に比して甚だ立遅れの観があ
り大戦終了まではいまだ内外、上海、日華の三社、十工場、錘数合計四十万錘に過ぎなかったものが、大正十三、四年の大拡
張により十五年末には本邦人経営会社数十五、総錘数百二十五万七千、織機六千六百九十台、投下資本概算二億円に達し
た、自来発展を続けて現在ではわが在支企業中の最も有力なものとなったその間支那人経営も相当長足の発達を示すに至っ
たが、ただ日本を除く外人紡績は頗る振わず在支外人紡績の先駆たる英人紡績の如き凋落の一途を辿りその他独米のそれは
遂に自滅を余儀なくするに至った
かように在支邦人紡績事業が急激に発展した理由については種々考えられるが、その最大原因は何といっても生産費の低廉
と、綿布を常用する四億の人口より生ずる購買力にあることはいうまでもない、かかる条件の下に優秀な日本紡績の技術と経
営があって今日の隆盛を来したことは偶然ではなく、尤も一面大戦後における関税自主運動の結果生ずべき関税増徴見越も
有力な原因をなしたようだ
上海における現勢 総錘数一三六万錘
在支邦人紡績は近年の傾向として青島、北支方面に進出しつつあるが、今日のところなお大部分は上海に集中され租界を中
心として大体東部紡績地帯、西部紡績地帯の二地方に密集している(略図参照)今回の罷業はその東部地帯に勃発しその後
西部に飛火したことを報じているが、今上海における在支邦人紡績の設備内容を見るに左の如くだ(在華紡同業会調査、本年
六月三十日現在)

765 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 00:19:59.48
上海の紡績罷業漸次悪化拡大す 1936年11月10日(昭和11年)
邦人紡全体に波及懸念
上海本社特電【九日発】上海支那人紡績会社永安、恒豊、申新三社の職工約五千二百名は今年の棉花その他農作物大豊作
による農村景気で紡績の採算有利となったのを理由に賃銀一割値上げを要求して去る五日より罷業に入ったが、この風潮は邦
人紡績会社にも飛火して六日ごろより上海紡績会社(三井系)に先ず不穏の形勢を見せ憂慮されていたところ、九日に至り東部
楊樹浦の紡績地帯を襲い怠業、罷業相次いで起り全上海各国紡績会社に波及せんとしている、すなわち支那側の前記三大紡
績会社が依然罷業を続けているほか邦人紡では公大(鐘紡系)を除き上海紡績をはじめ大康紡(大日本紡系)同興紡、裕豊紡(東
洋紡系)中華紡の各紡績および英国系怡和紡績(ジャーデン)などの職工約四万人は九日朝来一斉に罷業あるいは怠業に入っ
た、殊に上海紡績の一部職工の如きは機械を破壊して気勢をあげるなど極めて悪性で次第に上海西部地帯の日華紡、豊田紡
、内外綿など各社にも波及するおそれあり、上海日本人紡績同業会では九日午後四時より日本人クラブで緊急会議を開き対策
を協議する一方、工部局方面でも事態を重大視して警戒しており、日本陸戦隊の巡邏隊も九日早朝から楊樹浦方面に出動警
戒している、罷業は漸次拡大の兆があり成行は憂慮されている

766 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 00:20:36.17
上海の紡績罷業漸次悪化拡大す 1936年11月10日(昭和11年)
罷業の背後に共産党の魔手 抗日救国会と合流
上海本社特電【九日発】上海楊樹浦紡績地帯の罷業の成ゆきは極めて憂慮されていたところ、罷業の背後には共産系抗日団
を中心とする煽動主体あること判明した、すなわち上海を本拠とする抗日救国会は日支交渉開かれるや俄然活動を開始し日本
の要求は全面的に拒否すべしと全国に呼びかけると同時に、北支における日支提携をもって日本の経済侵略となし、ことに在
支日本紡績が農作物豊作に伴う奥地農村景気の波に乗って上海は勿論青島、天津においても資金難に悩む支那紡績会社を
次第に買収し、在支邦人紡績を拡大して独舞台の活躍を続けるのを目の仇にしていたもので、今回支那紡績に賃銀値上げの
罷業起るや直に邦人紡績に共産系救国会員を潜入させ同じく賃銀値上げ同情罷業を起さしたもので、いまや上海各救国会は
左右を問わず一致して総連合会を組織し、罷業を側面的に援助しつつある、聞くところによれば同総連合会は専ら潜行的に罷
業団を指導しビラの撒布や局部的な暴動はつとめて戒め、ひたすらゼネストまで拡大すべくすでにその指令は発せられたとい
われ、事実罷業は次第に拡大しつつある、かく罷業団の背後に極めて有力な救国会の暗躍があることはその目的が専ら日本
側紡績排撃にあるため支那側紡績罷業が解決しても日本側紡績罷業はますます拡大すべく、また従来と異なり罷業団に代表
なるものなく邦人紡績当局は交渉の相手なく全く困惑しているが、在上海邦人紡績は約四万八干の職工を有し絶対勢力を占め
ているだけに不幸にしてゼネストとならんかわが在支紡績発展に一頓挫を来すべくその成ゆきは極めて量大視されている
邦人紡賃銀の五分引上容認
上海本社特電【九日発】当地にある在支邦人紡績同業会は紡績職工罷業対策考究のため九日午後四時より三時間半にわた
り会議を開いたが、職工賃銀欝一割引上げ要求に対しとりあえず五分引上げて職工側の態度を看視し罷業の動向如何では改
めて最後の方針を決することとなった

767 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 00:26:00.65
英、支紙猛攻撃の日本円建制 1936年.1月20日(昭和11年)
上海にて 桐原真二
昨年十一月の支那幣制改革後、上海邦人商店によって組織される上海日本実業協会が商品売価を円建に統一し円紙幣を流
通せしめんと計算していたことは当時すでに本社特電によって報ぜられたがその後諸問題は支那側の感情的反感を買うに至り
、最近上海漢字紙はこれを大問題として記事に攻撃し、あるいは社説に非難して抗日気分を弥が上にも唆らんとしている、問題
は些細のことであるが事は意外にも政治的に発展して来た感がある、ゆえに記者はこの辺で一応その真相を報告することとし
よう
昨年上海で上海ポンド案なるものが提唱された時、その実現性には多大の疑問を抱かれていたものの、わが国朝野ではかな
り注目に値する問題として論議を沸かしたものであった、その後支那は十一月四日の新幣制実施で為替をポンドにリンクさせた
が上海ポンド案は有耶無耶のうちに葬り去られ、依然として上海は元本位、しかも銀基礎から離脱した管理通貨となって僅かに
政府筋の為替統制により通過価値を辛うじて維持する現状となった、だが新幣制の脆弱性についてはその為替統制資金の薄
弱なることにより、また米国銀政策の不安、同時に銀相場の先行不安定なることにより改革当初から大いに疑問視されたるとこ
ろでいつ対英一シリング二ペンス半の為替ポイントが崩壊するかはかり知れぬとの意見は殆ど一般の通説といっていいくらいで
ある、そこで在上海邦人商店約百軒によって組織される上海日本人実業協会はそれら商店の取扱商品の大部分が日本からの
輸入品で仕入勘定が円建なるに鑑み、再び為替崩落の危険あるを気構えて協会加入商店で一斉に売価を円建に変更し、虹口
方面の邦人商店街に円紙幣流通の計画を立て着々準備を進めて本年一月一日から実施することを議決した、その後実際にお
いては総領事の最後的諒解を得られないためいまだに実施に至らず、むしろ実現難に陥っているが当地漢字紙ならびに英字
紙はあたかもそれが実行されたる如く伝えて年初来盛んに非難の声を揚げ、ついに去る一月十日、支那側の商業会議所とも
いうべき上海市商会が行政院、外交部、財政部に向って抗議書を提出するにおよんで火の手はさらに猛烈を極め、すでに日本

768 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 00:26:58.10
英、支紙猛攻撃の日本円建制 1936年1月20日(昭和11年)
上海にて 桐原真二
昨年十一月の支那幣制改革後、上海邦人商店によって組織される上海日本実業協会が商品売価を円建に統一し円紙幣を流
通せしめんと計算していたことは当時すでに本社特電によって報ぜられたがその後諸問題は支那側の感情的反感を買うに至り
、最近上海漢字紙はこれを大問題として記事に攻撃し、あるいは社説に非難して抗日気分を弥が上にも唆らんとしている、問題
は些細のことであるが事は意外にも政治的に発展して来た感がある、ゆえに記者はこの辺で一応その真相を報告することとし
よう
昨年上海で上海ポンド案なるものが提唱された時、その実現性には多大の疑問を抱かれていたものの、わが国朝野ではかな
り注目に値する問題として論議を沸かしたものであった、その後支那は十一月四日の新幣制実施で為替をポンドにリンクさせた
が上海ポンド案は有耶無耶のうちに葬り去られ、依然として上海は元本位、しかも銀基礎から離脱した管理通貨となって僅かに
政府筋の為替統制により通過価値を辛うじて維持する現状となった、だが新幣制の脆弱性についてはその為替統制資金の薄
弱なることにより、また米国銀政策の不安、同時に銀相場の先行不安定なることにより改革当初から大いに疑問視されたるとこ
ろでいつ対英一シリング二ペンス半の為替ポイントが崩壊するかはかり知れぬとの意見は殆ど一般の通説といっていいくらいで
ある、そこで在上海邦人商店約百軒によって組織される上海日本人実業協会はそれら商店の取扱商品の大部分が日本からの
輸入品で仕入勘定が円建なるに鑑み、再び為替崩落の危険あるを気構えて協会加入商店で一斉に売価を円建に変更し、虹口
方面の邦人商店街に円紙幣流通の計画を立て着々準備を進めて本年一月一日から実施することを議決した、その後実際にお
いては総領事の最後的諒解を得られないためいまだに実施に至らず、むしろ実現難に陥っているが当地漢字紙ならびに英字
紙はあたかもそれが実行されたる如く伝えて年初来盛んに非難の声を揚げ、ついに去る一月十日、支那側の商業会議所とも
いうべき上海市商会が行政院、外交部、財政部に向って抗議書を提出するにおよんで火の手はさらに猛烈を極め、すでに日本

769 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 00:29:23.92
英、支紙猛攻撃の日本円建制 1936年1月20日(昭和11年)
側が円紙幣を二百万円乃至五百万円流入せしめて折角緒についた支那幣制を紊乱させんとしているとか、紡績工場が賃金を
円建で支払っているとかのデマを飛ばし、今や日支間の感情問題にまで進展して来た、問題は極く局部的な些細の問題である
が英字紙まで批判の手を挙げて来るにおよんでは事態はそう軽視出来ない、総領事が最後的諒解を与えないのもかかる政治
的、感情的の問題を考慮しての結果であろう、これに対し支那側の主張は幣制改革以来為替安定している今日かかることは全
く無意義なりとし十一日附の大晩報の社説は
日支経済合作などの甘言は完全に経済侵略の飾辞で今回はその侵略の先鋒として紙幣を持ち来った、もし日本の貨幣価値が
変動するという理由で日本で支那の紙幣を発行したならば日本人は果してこれを忍び得るや
となし、また同日の申報はやや穏健ながら
かつては外銀が当地で紙幣発行したが今日全く流通には残ってない、それは中国人が結局本国紙幣を愛しているからで、円
建制を実行するならば日本商品は売れなくなり、折角回復しかけた日本の対支貿易は再び悪化を見るだろう
と記している、また英国系のファイナンス・アンド・コンマース誌は
この計画参加の日本商店は顧客を全然日本人に限られることになり、却って損失を招くだろう、同時に日本紡績が円賃銀を支
払うとの噂があるがかかることを実行するならば問題はさらに重大となる

770 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 00:31:01.35
英、支紙猛攻撃の日本円建制 1936年1月20日(昭和11年)
と記し、速かにかかる計画を撤回すべしと述べている、現在のところ日支為替相場は大体支那元百元に対して日本金百三円
台に安定しているからこの点に関する限りは実際上において支那側の説の通りである、また日本商店が支那人の顧客を失うこ
とも事実であろう、だがこれをも押して円建制を実行せんとするはあまりにも頻々として来る通貨価値の変動に邦商側が悩み抜
いた揚句のことで同時に円紙幣流通区域が治外法権下にある共同租界であることも勿論考慮されている、さらにまた上海ポン
ド案の如くわが国と対蹠的なる英国の支配下に甘んぜんより、彼らがわが国財政と運命をともにして円貨にすべてを依倚せん
との意思を持ったことも確かである、大いに同情すべき点は多々ある、青島において邦人商店が殆ど全部円建となし、その収
支を朝鮮銀行券をもってして円紙幣流通高が三十万円乃至五十万円と推定されていることも彼らの一つの論拠であった、だが
支那の金融の中心地であり、また国際間の政治的軋轢の最も激甚な上海においてこれが実現を期することは相当困難の伴う
こと当然で日本官憲が最後の諒解を与えないことも勿論かかる観点からであろう、従って今日ではかなり実現性の乏しいものと
なって来たが今や上海にかかる問題が惹起し、問題となりつつあるとの報告の意味においてこの稿をあえて内地読者に送る

771 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 23:50:28.72
支那めざして動く世界の手 1933年7月17日(昭和8年)
軍縮、経済会議の失敗から新市場獲得運動強化
世界の新市場獲得運動は国際聯盟の主催せる軍縮及び経済会議の失敗によって最近とみに活気を呈し、未開発地に向って
猛烈なる開拓計画を樹て自国の産業的発展を望んでいるが、そのもっとも甚だしきものは支那に対する列国の勢力扶植運動で
ある、いまその主なるものを国別に列挙すれば大要左の如きものである
米国
アメリカは過般南京政府と秘密協定の結果米支合弁の中米航空株式会社を設置しその航空幹線は上海を起点として一は長江
沿岸に沿うて南支を横断し漢口、宜昌、重慶成都を連ね他の一線は青島、漢口、広東を結ぶ南北縦断線でこれを航行する旅客
機はことごとくアメリカ機を用い操縦士十六名は全部米人でありまた操縦助手はアメリカ留学から帰国した支那人二十四名を当
てている、一方広東方面には今春から経済的軍事的勢力の伸長をはかっている、我国としてもっとも重大視すべきは台湾の対
岸たる福建省にも或種の企画をもって既に同省●州、竜岩を結ぶ●竜鉄道建設計画をたてている、また宋子文氏との間に対
米棉麦借款五千万ドルを成功し、その一部の一千万ドルは兵器借款に充てられ主として飛行機購入に当てるとのことである、
なおアメリカ、カーチスライト会社との間に戦闘機三十六台を百万ドルで購入することに成功した
英国
イギリスは元来長江沿岸が勢力範囲であったが日支事変以来のドサクサで同方面における経済的地盤を完全に確保した、更
に四川省の石油発掘を目当てに一千五百万元の借款を成立させたことも伝えられている、また宋子文氏との間に鉄道借款五
百万ポンドが成立した、飛行機の売込も相当行われており、最近十三台の取引が済んだとのことである
独逸
最近国民政府は同国の軍事顧問七十二名を新たに招聘し要塞備砲、榴弾砲の売込も相当行われている、また国民政府に対
し毒ガス会社の建設計画を進めているが、その社長には独人技師が招聘されるらしい、特に重大視すべきはドイツがシベリア、
青海を経て独支を結ぶ航空路を計画既に支那側との協定契約が成立したといわれている、更に南京実業部とドイツとの間に二
千万元の借款が成立し、これを資本とする南希望公司なる製綱会社の新設が決定した

772 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 23:51:50.23
支那めざして動く世界の手 1933年7月17日(昭和8年)
チェッコ
同国の対支那武器輸出は世界第一位をしめ最近更にその輸出量が多くなった、それがため同国スコダ兵器会社は著しく配当
を増したとのことである
伊国
伊国は最近七十台の飛行機を売込み、支那との接近を計り張学良の伊国滞在中は国賓待遇として歓を通ぜんとしている
仏国
兵器殊に飛行機、機関銃を相当売込んでいる
露国
去る六日張家口西方奥地包頭において抗日同盟大会を開きサウェート西北支部建設の計画を進めその会合には態々サウェー
トから幹部党員二名が出張参加した、また馮軍の司令部には若干の党員があり軍事計画作戦指導を行っている、太原の兵工
廠にもサ聯人技師が入り込んでいるサ国の勢力範囲たる庫倫と張家口との連絡は飛行機、自動車にて頻繁に行っている、ま
た北満鉄道の売却後の事態を考慮し青島済南、芝罘、北満の四ケ所に通商代理部を設け石油、穀類の取引を開始し漸次各
方面へ発展する計画である

773 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 23:53:44.49
上海紡績罷業逆転 争議団遂に暴動化す 1936年11月18日(昭和11年)
豊田紡第二工場に殺到し機械を破壊、邦人負傷
【上海特電十七日発】上海の邦人紡績工場の争議は賃金値上げの実施によって一まず鎮静に帰したが、西部紡績のうち豊田
紡績第一工場では十七日午後六時の交代時間に一部男子職工の扇動から三千名の職工が怠業状態に入り、極めて不穏の
形勢を示すに至ったので同工場では直に操業を停止し、職工を帰宅せしめたが、第一工場門外に出た約七百名の男工、これ
に学生その他が加わり総勢三千名ばかりが第二工場の門を棍棒をもって破壊し、工場内に闖入、事務室、食堂さらに進んで工
場内部へと雪崩れこみ手当たり次第に乱暴を働き機械を破壊したので工場側では直ちに第二工場全部を消灯し、暴動の拡大
を防止するため直に操業を中止し職工全部を門外に出した、なお第二工場の伊沢紡績課長は軽傷を負うたが工場一帯は工部
局、公安局員で厳重警戒中である、なお右豊田紡の争議は職工側から賃金値上げの要求が持ち出されず、いきなり騒擾化し
たところに左翼団体抗日団の扇動運動による悪性のものとされ、七日以来の在華紡績争議において暴動化の過程をとった最
初の争議として成行きは注目されている、しかも紡績側の賃金引上げの実施により労働者側は最早気勢を殺がれたかたちで
あるため、一両日中に東西紡績を通じて総怠業に出るとか、ゼネストを行うとかデマを飛ばしているので当局でも極力これが拡
大を警戒している、なお豊田紡では形勢が落つき職工側が折れるまでは工場は絶対に開かぬことに決している

774 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 23:56:26.08
上海紡績罷業逆転 争議団遂に暴動化す 1936年11月18日(昭和11年)
陸戦隊急行す 罷業団退散せず
【上海特電十七日発】豊田紡織工場では争議が十分に暴動化の惧れがあったので直に操業を取止め職工を帰宅せしめたが、
第二工場での騒擾により数名の職工が検束されたので一旦工場外に出た職工団は午後十時に至るもなお解散せず工場前に
頑張っている夥しい争議団員と鎮圧に向かった工部局員および公安局員とが河を隔てて相対峙し形勢極めて不穏で去る一九
二五年の五・三〇事件を彷彿せしめるものがり、争議のやり方とその経過からみても全く共産党の策動によるものであるとされ
ている、工場内は目下増派された陸戦隊員で警戒中であるが、工部局員、公安局員らと対峙している争議団は依然として解散
の模様なく、争議はむしろ険悪化せんとする形勢さえもある、この形勢悪化に対し陸戦隊では現場警戒のためさらに隊員を増
派することとなり陸戦隊員は数台のトラックに分乗、同工場に急行した
陸戦隊との衝突を狙う不逞の目的
【上海特電十七日発】暴動の過程をとった豊田紡織争議は往年の五・三〇事件の導火線となった当時の豊田紡争議とその軌
を一にしていることに今回の争議がその成行きを懸念され、同時にその悪質であることは西部紡績地帯警戒のため我が陸戦
隊員の駐屯せる同工場を殊に目標としてかかる暴動的争議を敢行したことであって、争議の目的は単なる労働争議にあるので
はなく争議団と我が陸戦隊との衝突をはかり引いては日支関係を爆発点まで導かんとする戦術と見られている
左翼の扇動
【上海特電十七日発】豊田紡工場対岸に頑張っている争議団は潜入した左翼的指導分子に扇動せられ同所付近にある職工社
宅を破壊するなどの暴行を行い、放火せんとするなどの不穏な形勢にあるが、公安局側の取締は頗る微温的でむしろ拱手傍観
、弾圧を行っていない状態である、争議団の団体行動は訓練された争議指導者によって指揮せられきわめて完全な統制のもと
に気勢をあげている

775 :名無し三等兵:2016/11/17(木) 23:57:22.35
上海紡績罷業逆転 争議団遂に暴動化す 1936年11月18日(昭和11年)
内外綿への波及 第二工場を閉鎖
【同盟上海十七日発】上海東部の邦人紡績罷業の一段落と前後して西部邦人紡績も形勢悪化し各工場とも厳重警戒中、一七
日朝更に内外綿第二工場に罷業波及したので会社側は十七日午後二時に至り残りの職工全部を帰宅せしめ工場を閉鎖した、
午後六時の交代時間では紡績部は過半数の出勤を見たが罷業の火蓋を切った織機部の女工は出勤僅か八名のみで再び停
業のやむなきに至った、内外綿の第一工場も一八日午後がもっとも危険とみられ、さらに拡大の形勢が相当濃厚である

776 :名無し三等兵:2016/11/18(金) 00:05:48.82
上海紡績罷業 1936年11月11日(昭和11年)
邦人関係全工場に波及の恐れ濃厚 陸戦隊は警戒に必死
上海本社特電【十日発】罷業はさらに拡大して紡績のみならず他の邦人工場にも波及せんとする形勢にあり十日早朝邦人経
営の美華印染工場の全職工が一斉罷業を開始した、この勢では邦人関係の工場にことごとく波及のおそれがある、また紡績
罷業はその後さらに悪化十日午前東華紡では女工が工揚の窓ガラスに投石しあわや暴動化せんとしたが警戒の工部局、陸
戦隊員らの必死の弾圧で漸く食止めた
三工場以外は平常通り操業 事態は険悪化
上海本社特電【十日発】上海楊樹浦紡績の罷業は依然険悪な状態にあるがその後進展なく邦人紡績上海、同興、東華紡(大
日本紡、裕豊は不穏の空気あるも罷業までには至らず)の外は平常通り操業を続けている、しかし罷業の性質は極めて悪く解
決の方法なく悪化せる日支関係、抗日の民衆浸透、背後関係の極めて大規模なことなどから推してゼネストまで拡大し五・三〇
事件まで想像する向きもあり事態は全く憂慮されている
すなわち罷業のやり口は従来と異り極めて巧妙で紡績内部事情を熟知せるものの指導にかかりたとえば上海紡の如き織機を
有する工場においてはその死命を制するリング関係の職工のみ罷業を続け、東華紡の如き織機をもたないところでは綛場職工
のみ罷業をつづけ、しかも罷業者の大部分は熟練職工を要せず十五、六歳の少女にして賃銀も極めて低く一家の生活維持の
責任なきもののみである
一方大多数の職工はその業を続けたしと平日の如く工場に押しかけ紡績当局を困惑させている、罷業少女の如きは賃銀二割
増の意義すら理解せずに躍っているが抗日意識は極めて濃厚で背後指導関係は何等手がかりない有様である、抗日救国総
連合会はあと二日にして上海の全日本紡績に罷業をさせて見せると豪語しておりわが出先当局では前記の如く手の下しような
くまた指導背後関係も確証なく狼狽しつっただ罷業の推移を見守っている

777 :名無し三等兵:2016/11/18(金) 10:45:43.50
抗日に衰える支那 1933年2月8日-1933年2月11日(昭和8年)
上海事件後一年の動き   上海にて野村特派員
 段祺瑞南下の一事だけを取り上げて、日支直接交渉近しと速断することは、現在の情勢を無視した妄語に過ぎない。と同時
に挙国抗日の空語に捉われて、国民政府の国内統一策を云々することも、また日和見的な観察に過ぎない。いかような観察が
下され得るにしても、現在の情勢を経済的に、社会的に、政治的に正しく認識しない限りそのいずれもが観念論的な偏向を免
れないであろう。いずれにしろ抽象的な論議をさけるために上海事件後における経済的、社会的、政治的情勢の具体的発展を
たどりつつ、現在における基本的動向を探り出してみたい。
 上海を中心とする支那経済は、上海事件の発生によって根本的な変革を受けた。すでに一九三〇年から三一年の期間に於
る銀の価記録的な低落に刺激されて各種企業は非常な勢いで勃興した。物価、地価、有価証券価格は暴騰する等等……。別
にこれという景気局面をもたずして、投機熱は高潮し、信用は恐ろしい勢いで膨張した。
 この異常な信用の膨張に対する反動の萌芽は、すでに長江の大水害とともに兆していた。たださえ暴虐な封建軍閥、高利貸
地主の飽くなき搾取に、または赤匪掃蕩費として賦課される各種の過酷な課税によって農村経済はすでに破局的な状態にあっ
た。ごく軽微な自然の打撃でさえ、農民を餓死にまで追い立るに十分であった。ましてやあの未曾有の大水災、農村窮乏の一
層の深化は、何よりもまず輸出の急激な減退と、一般的購買力の極度の衰退とに現われた。
 九・一八事変の勃発、全国的な排日貨運動、日貨の封存、焼却等等……その額は一億テールの巨額に達したとさえいわれ
ている。有価証券、ことの公債、国庫券の価格は事変前の三分の一に暴落した。商品流通の人為的阻止並に公債、国庫券価
格の暴落と不自然な信用膨張との間における矛盾の発展は、すでにその内に信用恐慌の爆発を用意していた。
 ついで一・二八事件の発生である。砲火によって被った直接の損害は、億をもって数えられた。一切の商取引は杜絶する、荘
票、銀行券の流通は円滑をかく等々……。急激な信用の縮小は、信用恐慌の全面的爆発をみずにはおかなかった。

778 :名無し三等兵:2016/11/18(金) 10:48:04.61
抗日に衰える支那 1933年2月8日-1933年2月11日(昭和8年)
 上海事件の発生が、あたかも旧年末決済期直前のことであっただけに、それが上海経済を極度の混乱に陥れたことはいうま
でもない。直接戦禍の中心地帯となった閘北方面に集中されていた米穀商、製紙工場、織布工場への資金の貸付は、主として
銭荘が行っていたので、その回収不能とともに、銭荘は全く文字通り致命的な打撃をうけて、倒産者を続出させた。銀行もまた
、彼らの利潤の大部分を引き出していた公債、国庫券価格の暴落によって、非常な損害をうけたことはいうまでもない。信用膨
張期に濫設された二十三行の小銀行のうち、二十行は今や「開店閉業」の状態にあるという始末である。
 信用恐慌の全面的爆発は、しかしながら上海事件の発生とともに施行されたモラトリアムによって、また支那銀行に対する外
国銀行の援助(支那人預金の受入れ拒絶によって支那銀行は取付けの厄を免れた)、聯合準備庫の組織によって、辛うじて喰
いとめることが出来た。しかし信用組織の破綻は、かくして一般的購買力の衰退とともに、一般商取引を甚だしく停滞せしめた。
生産もまた異常に縮小した。昨年十月末における華商生産工業の操業率は次の如くである。
 すでに工場の破壊されたるものあり、再開不能、閉鎖等によって多大の失業者を出し、また生産の萎縮とともに、その数は逐
月増加した。これとともに労働争議は自生的に頻発した。争議数と参加人員とを掲げれば左の如くである。
 かくの如く労働争議の高潮に達したのは、近年まれにみるところであるが、この機に乗じて、中国共産党指導員は続々上海に
潜入して、争議の指導に当り、争議はいよいよ悪性を帯びるにいたった。ここにおいて南京政府は労働争議強制調停法を公布
して、争議の鎮圧に全力をそそぎ、また公安局は共同租界、仏租界両当局と協力して、共産党員及び革命的労働者の大々的
検挙に努めているが、これに対抗して中国サウエート臨時政府もまた、旧臘李立三を上海に潜行せしめて、革命的労働者の組
織、党の再建に死力をそそいでいる。かくして上海におけるプロレタリア運動は倍旧の熱度をもちそれとともに社会的不安は日
増しに増大しつつある。

779 :名無し三等兵:2016/11/18(金) 10:52:47.92
抗日に衰える支那 1933年2月8日-1933年2月11日(昭和8年)
 一方日本商品の圧迫に悩む民族ブルジョアは満州事変の勃発を機に、全国的な抗日運動を指導し、日貨の封存、焼却を行
い、日貨を取扱ったいわゆる奸商に社会的制裁を加えて、大いに抗日気勢をあおり、かたがた国内産業の振興を期待した。し
かしこの全国的な抗日運動の最後の指導権を握ったものは外でもない、上海における革命的労働者と、急進的インテリであっ
た。  すでに満州事変の勃発によって致命的な打撃をうけた上海金融業者−江浙財閥は、上海における日支の軍事的衝突の
結果を十分に見透して日支の軍事的衝突を回避せんとあらゆる努力を傾けたが、国民政府は革命的な大衆の抗日熱情に圧さ
れ、また軍事的衝突の結果について、十分の見透しをもたなかった民族ブルジョアの抗日運動をおさえることが出来ず、或は政
府部内における党派的拮抗に妨げられて、遂に日支の軍事的衝突を防止することが出来なかったのである。
 だがそれは単に致命的な経済的打撃と、深刻な社会的不安を結果したに過ぎない。民族ブルジョアも、ここに至って初めて抗
日運動はひっきょう共産党の指導する反帝運動にまで拡大するものであることの危険を、ようやくにして自覚した。彼等はここに
おいて漸次抗日戦線より後退して彼等の理論的指導者であった汪兆銘を弊履のように棄てさって蒋介石の独裁政権支持には
しった。  そして国内産業の保護を、直接的は抗日運動より漸次、関税の引上げ、ダンピング税の賦課等々の間接的方法に求
めるようになったのである。  かくして対日問題は遂に直接的な武装抗日によって解決し得るものでないことが、明確に理解さ
れるようになった。最後の望みは聯盟に訴え、或は日米、日露の対立関係を利用して、日本を牽制することにあったが、すでに
聯盟の再開前 九国条約は例えばモンロー・ドクトリンの如く、一国によって支持される、一方的なドキュメントではない。それは
支那における共通の利害に関する締約国間の諒解に過ぎない。それは締約国全部の利益を犠牲にすることによって保持され
るか、或は一部締約国の犠牲において保持されるに過ぎない。しかもアメリカが該条約の保持に努めるとしても他の二国即ちフ
ランス、イギリスの協働を得なければ、それを保持することは出来ない。  というような九国条約に対する非常に悲観的な空気

780 :名無し三等兵:2016/11/18(金) 10:55:17.18
抗日に衰える支那 1933年2月8日-1933年2月11日(昭和8年)
が支配していた。リットン報告書に対する期待外ずれは、今更いうまでもない。しかも聯盟が最後に米、露の招請案を放棄する
に至っては、聯盟の無力が今更痛嘆されるという始末である。もし日本が聯盟を脱退すれば、聯盟に対する出訴は、いよいよ無
効に終らねばならない。  日英の接近、日仏の親善、ことに聯盟におけるサイモン外相の斡旋は、ますます絶望的である。「も
し日本が上海から撤兵するならばイギリスは満州問題について、更に友好的な態度をとるであろう」−上海停戦会議における日
英の密約?(その一端はすでに当時の支那紙にも伝えられていた)が、ここでは今更のように取沙汰されている。
 その他日米の対立、日サの対立が、彼等の期待するが如く果して急速に、戦争にまで発展するか、もとより疑問で、支那を中
心とする国際政局は必ずしも支那側にのみ有利に展開してはいない。
 去年十月十三日、イズヴェスチャ紙ロカール・ラデックは、リットン報告書の批判に加えて「帝国主義にとって、支那に秩序−統
一を意味する−を齎すほど恐ろしいことはない」といっている。しかし半植民地的支那の、ブルジョア政権による統一の実現には
、すでに一世紀の期間を失っている。蒋介石は国難を名として南北将領を説いて、挙国抗日を提唱した。西南将領は大いにそ
の主旨に賛成して、二十九日南京政府に対して十九路軍ならびに広東、広西、福建軍の一部を北上、抗日戦線に参加せしむ
べく、軍費と武器、弾薬の支給を要求したところ、南京政府は三十日これに対して婉曲に拒絶の返事を発している。いわゆる国
難を名とした国内統一そのものの正体の一端が窺われる。

781 :名無し三等兵:2016/11/18(金) 10:56:03.21
抗日に衰える支那 1933年2月8日-1933年2月11日(昭和8年)
 いずれにしろ、内外の情勢にして変化なき限り、支那が積極的に挙国一致して、いわゆる失地回復の工作に取りかかること
はまず不可能である。しかも日満の熱河平定は既定の事実であるとすれば、蒋介石独裁政権の拡大、強化とともに「満州放置
」−満州国の暗黙の承認が事実となって現われることは必然的である。こうみてこそ、蒋介石の北支那政局に対する策謀が理
解されるし、また北支那政局の今後の変化を契機として、「満州放置」が可能となることが理解される。
 いずれにしても、上海事件ならびにその後の事態を経験した支那には、対日問題以上の重大問題−剿匪の完成という大事業
を課せられている。しかも支那におけるサウエート区域拡大の防止はまた世界赤化の防止でもある。上海事件に結末をつけた
あの停戦会議に見られた列国の協働、殊に日、英、仏の緊密なる共同はおろか、アメリカが会議の進行に非常な援助を吝まな
かった(この事は余り伝えられていなかったが)こと等々、そのいずれもが、上海事件が、当時の抗日運動の裏面に潜んだ革命
的労働者、急進的インテリによって指導、激発されたものであることを看破して、支那の赤化防止のために向けた国際的協働で
あることを知るならば、現在の情勢が表面極めて挙国抗日的にみえようがまた蒋介石がその独裁政権を放棄せざる限り、挙国
抗日の限界は余り遠いところにはない。しかも党派的の頡頏が、上海事件の発生を防止し得なかった一の原因でもあった過去
の経験をないがしろにするには、上海事件の教訓は余りにも大きすぎるのである。

782 :名無し三等兵:2016/11/18(金) 13:42:16.43
灰燼に帰した青島邦人紡工場 1937年12月27日(昭和12年)
綿糸生産割当制度とともに休錘移転問題に拍車
皇軍南京占領、皇軍南京入城と次々に伝わる快報に、提燈や旗や万歳の声を総動員し、さてこれからの戦局は…と見透しの
利かない双眼を重たくまたたくころ、青島紡績工場の焼打事件、全工場の壊滅が薄気味悪く報道された−全青島紡績工場の生
産高は極秘にされているが、十一年度における売糸は十九万四千七十三梱、綿布が五百九十三万八千八十一反であるまた
青島紡績は在華紡績の中で上海に次ぐ大規模のものであるが、なんと言っても上海には全在華紡の七〇パーセントがあるの
で青島紡績を全在華紡績に比較すれば総錘数において二十六%、撚糸錘数において十二%、織機台数においては三〇%を
占めている、これを全日本紡績に比較すればその錘数において僅かに四%、撚糸錘数においても同じく四%、織機台数は十一
%を占めるに過ぎないが、青島は殆ど凡べてが邦人経営であり、華紡の進出を絶対封鎖し、地理的に言っても、気候関係から
言っても実に理想的であり、これが将来は実に輝かしきものを約束されていたのである、現に工事進行中、或は確定しているも
のは紡機が約二十五万鐘、織機が約五千百台に上っているが、これらは第二期計画であり今後も青島には尚どしどし増設可
能の敷地の余裕を残し、東洋紡なども新しく敷地丈けを獲得している現状である、斯くの如き有望なる未来を持つ青島紡績が灰
燼に帰したと言う現実に直面し、吾人は悲しむよりも、惜しむよりも、怒るりも、先ず第一如何にして斯くの如き結果が到来した
かを、理学的に深く認識し、伸びるべき将来のために具えて万策を講じなければならない

783 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 00:18:46.59
灰燼に帰した青島邦人紡工場 1937年12月27日(昭和12年)
綿糸生産割当制度とともに休錘移転問題に拍車
皇軍南京占領、皇軍南京入城と次々に伝わる快報に、提燈や旗や万歳の声を総動員し、さてこれからの戦局は…と見透しの
利かない双眼を重たくまたたくころ、青島紡績工場の焼打事件、全工場の壊滅が薄気味悪く報道された−全青島紡績工場の生
産高は極秘にされているが、十一年度における売糸は十九万四千七十三梱、綿布が五百九十三万八千八十一反であるまた
青島紡績は在華紡績の中で上海に次ぐ大規模のものであるが、なんと言っても上海には全在華紡の七〇パーセントがあるの
で青島紡績を全在華紡績に比較すれば総錘数において二十六%、撚糸錘数において十二%、織機台数においては三〇%を
占めている、これを全日本紡績に比較すればその錘数において僅かに四%、撚糸錘数においても同じく四%、織機台数は十一
%を占めるに過ぎないが、青島は殆ど凡べてが邦人経営であり、華紡の進出を絶対封鎖し、地理的に言っても、気候関係から
言っても実に理想的であり、これが将来は実に輝かしきものを約束されていたのである、現に工事進行中、或は確定しているも
のは紡機が約二十五万鐘、織機が約五千百台に上っているが、これらは第二期計画であり今後も青島には尚どしどし増設可
能の敷地の余裕を残し、東洋紡なども新しく敷地丈けを獲得している現状である、斯くの如き有望なる未来を持つ青島紡績が灰
燼に帰したと言う現実に直面し、吾人は悲しむよりも、惜しむよりも、怒るりも、先ず第一如何にして斯くの如き結果が到来した
かを、理学的に深く認識し、伸びるべき将来のために具えて万策を講じなければならない

784 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 00:20:38.31
灰燼に帰した青島邦人紡工場 1937年12月27日(昭和12年)

青島紡連工場 爆破迄の経過
本月十八、九日のたった二日、数十時間のうちに、過去二十年間の永きに亘り我が同胞が身命を賭し粒々辛苦の結果礎き上
げた九会社、十五工場、内容、六十四万千二百六十六錘(撚糸錘数を含む)織機一万千二百七十一台、実にその設備において
も、機械においても東華紡中の否全世界紡績界中で質的優秀さを誇っていた青島紡績は忽ちのうたに悲しい焼野ケ原となって
了ったのである、遡って経過を辿って見ると七月七日蘆溝橋事件突発して、東亜の一角に低気圧が渦巻きはじめたころ、忽ち
暗雲は山東省にも飛びり、水兵射殺事件の勃発に到って青島は極度の不安に包まれたのであった、戦火が上海に飛ぶに到り
、上海本部工場地帯が弾丸の洗礼にさらされるや、公報は頻に青島紡績の平穏なることを報じていたが事実は日一日と職工
の出勤率が低下し、最後には操業平均一割六分程度になる一方、支那側は、各工場に籠城している日本人が着々戦備を整え
ているものと誤認し、工場地帯を包囲する形に塹壕を構築したり、鉄条網を張りめぐらすなど、亦時には夜陰に乗じて紡績工場
への放火を目論み、倉庫の一部分を焼いたり、窓硝子を破壊する状態を展開し来ったので、飽迄青島丈はこのまま安隠裏に保
存することを願っていた日本側は、全青島邦人の引揚げを以って戦意なきことを表示すべく、青島市長沈鴻烈に道義的誓約を
以って一時青島を預け、八月二十七日大鷹総領事の悲壮なる引揚勧告となり同時に工場を全部閉鎖し、再び操業開始の日ま
での特別防錆装置を精紡機に施し、工場内に立ち入らざることを条件として中央に火の見櫓式の望遠台を作り、ここから全工場
を監視するようにしたのであったしかし日本側としては飽迄紳士的に、十月末邦人経営の巡警費として八百人三万円を沈市長
に送金し意のあるところを披瀝したのであるが、この三万円はすげなくそのまま返送されたので、如何にしてこれを再び受理せ
しめるべきかと協議中に、遂にあの惨事を引き起こしたのである

785 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 00:28:03.65
灰燼に帰した青島邦人紡工場 1937年12月27日(昭和12年)
爆破命令は毛沢東の仕業か
青島紡績工場の爆破が政治的に如何なる経過を辿って行われたかは、その後、邦人との交渉が一切断たれている関係上全く
不明であるが、要するに首都南京の陥落を見ざるを得なかった支那側が、抗日戦第二期の策略として在華日本資本の全滅と
言う方向に進むべく一決し、先ずその最初の工作として青島が血祭りに上げられたのである
特電の伝えるところによると既に十二月九日を以って各工場へダイナマイト敷設工事を終っている由であるから、その後爆破当
日の十八日まで約十日間種種の政治的暗躍があったものと思われる、一説には沈鴻烈と支那共産党の中心人物毛沢東との
間に深刻な論争が展開し、果ては刄傷沙汰さえ引き起こした揚句遂に毛沢東の焼打説が勝利を占め、直に点火命令が下され
たとのことである。青島を沈市長に引渡すとき、たとえどんな軍事的事情があったにせよ、日本として沈鴻烈を相当信用し、青
島市政府を信頼していることは疑いない、と言うのは沈鴻烈は海軍兵学校の第二期の卒業生であり、日本海軍関係には多くの
先輩知己を持ち、支那人にはめづらしい日本人的性格の持主で日本の立場も充分認識していたのである。報道によれば彼は
青島の混乱破滅を防止すべく蒋介石その他の強硬派をあいてに相当苦闘した模様であるが、断末魔にとりこにされている蒋一
派を説き伏せる術もなく遂に彼も亦裏切り行為を強要されたに違いない

786 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 00:30:25.51
灰燼に帰した青島邦人紡工場 1937年12月27日(昭和12年)
閉鎖直前の青島紡績状況
六月三十日日本在華紡績連合会の調査によれば青島紡績の現状は次の如し
[図表(爆破直前に於ける青島紡績の状況)あり 省略]
また前述の如く最近青島には競争的に新、増設計画があり、その内容は次表の通りであるが、これが充成の暁には上海と大
差がなくなり愈々全面的に躍進せんとしていた矢先である、尚次の数字は増、新設計画の決定せるもののみで撚糸機は含ん
で居らず店名は悉く親会社の名を用いた [図表あり 省略]
全損害の概察
損害詳細は引揚げ当時船津在華紡理事が青島政府に詳細なる財産目録を手交しているのであるが、それも今はともに鳥有に
帰したのでその調算は頗る困難な模様である。青島における日本資本の投資総額は三億五千万円と言われているが、その内
二億円は紡績資本である、損害状況については、何分現地との連絡がなく、せいぜい空から破壊された残骸を俯瞰する程度で
詳細に到っては全く不明であるが現在全工場が全滅したものとして各社別に調査した模様である即ち日本在華紡績同業会で
は、二十日緊急委員会を開き、とりあえず、立川、岡田、平岡の三氏を上京せしめ、陸海軍省を始め、大蔵、商工その他総理、
企画院に出頭し、今迄の青島保護方についての謝意を述べ、当局と今後における具体策について種々協議した後帰阪したが
、引きつづき二十四日委員会を開き商工省の項目別に分かれた詳しい諮問に対する報告書を作成したのである、被害概算に
際しては紡績工場の設立時期によって一錘当りの投下資本見積り額が異なり、一率にこれを算定することは許されないけれど
も大体一錘当り七十円見当で織機一台五千円とみられている、六月三十日現在の在華日本紡績同業会の調査によれば青島
の総据付錘数は撚糸錘数を含めて六十四万千二百六十六錘となって居り新錘増設計画の進行中のこととて、既に工場内に搬
入したものが多く、これらが約十万錘以上あると言われているから、これを加算すれば総錘数は約七十五万に達する、一錘当

787 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 00:31:21.68
灰燼に帰した青島邦人紡工場 1937年12月27日(昭和12年)
りの投下資本を七十円とすれば五千二百五十万円、織機台数が現在一万千二百七十一台であるがこれ亦増設計画で一千五
百憂は多く見積もられなければならないので約一万三千台とし、一台の投下資本を五千円と見積もれば約六千三百八十五万
円になる、両者わ併せても既に一億千六百三十五万五千円の巨額に上る、この外に事変前から動き渋っていた製品のストック
が相当量あり、また地理的関係により莫大なる棉花の手持品が倉庫に充満していたのであるこれらの外に青島紡績は殆ど全
部が自家発電である関係上、この発電装置の悉滅は非常な損失である、以上の外に従業員の宿舎及び建物一般を加えれば
優に二億以上になり、在華紡青野理事平岡氏の談によれば損害総額は約二億一、三千万円に上るのではないかと見られてい

休錘移転問題
青島紡績工場の全滅は、最近一部の紡績首脳部に台頭している休錘三百万青島移転問題に拍車を加えたことになっている模
様であるが更にこれを可能ならしめる客観情勢の一つとして、十一月三十日決議された綿糸生産割当制度がある、即ち紡績の
歴史は操短の歴史なりとまで言われて来た操短を、形式の上では解除して原料の側から生産を制限することにより、実際にお
いては操短率は問題にならず、従って封織は未だ解消すべし、との決議はないにしても、本質的には無効となり、生産割当の
範囲内では新錘に対する制限率さえ守れば、いかに休錘を運用しても差支えない訳であり、従ってこれを何等制限のない自由
の天地に移転させて、これをフルに運転し、充分の利潤を産ましめることは蓋し何等の不合理がない筈である。只この時に問題
になるのは、内地に工場を持たず、専ら在華紡一本の会社と在華紡を合せて内地にも工場を持っている会社との関係をいかに
するか、割当制を採用するとしたらその基準を如何にするかが残された問題の重要なるものである青島復旧工作には先ず何を
なすべきか?

788 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 00:32:14.48
灰燼に帰した青島邦人紡工場 1937年12月27日(昭和12年)

青島の復興策
最後に青島の復興策であるが先ず第一青島を焼土と化しめた支那側の不穏分子を如何にして青島、否、山東から掃蕩追放す
るかと言うことであり、すべての工作はその後に具現すべき性質のものであるしかしこの問題は軍当局の方寸にのみある考え
で、これを詳述することは不可能であるが二十四日の特電は天津軍当局談として山東省内における我国既得権益及び財産の
確保とこれが保障を獲得することも敢て辞せない旨を報道しているところから見れば、青島の攻略は愕く程早く敢行され、占領
の日も案外早く来るのではないかと思われる、次に最も困難なる問題は、鉄の需給が極度に緊迫している今日、果して新らしく
紡績製作に使用すべき原料鉄の融通がつくかどうか?許されるかどうか?過日在華紡上京報告委員が大蔵省を訪問した時、
委員の顔を見るや否や「金が要るだろう、鉄が必要だろう…」とたたみかけられたそうである位であるから当局も勿論この問題
が大きな頭痛の種になっているのは言うまでもない

789 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 00:35:54.26
米国の指揮下に一千機を建造 1937年2月21日(昭和12年)
支那の航空三年計画
 民国の独裁官蒋介石が”航空救国”を高調してから目標空軍一千機にスタートを切ったのは上海事変直後のことである、多事
多難な「地震の殿堂」南京政府ではあったが、この大航空建設の念願は年一歩と進展し到頭「一つの空の偉力」をアジアの一
角に出現させてしまった、そして新陣容を整えた青天白日旗下のこの民国空軍の華やかな光芒の蔭には実に”アメリカ”と云う
黒幕が隠然と存在していたのだ、そして今も尚おアメリカの指導下にあって、民国は更にその空軍を倍加せんと画策している
 先ず国民政府に属している現在の空軍を観れば、上海事変当時は陸上七隊水上一隊に過ぎなかったが、アメリカの積極的
指導を得て空軍の内容刷新と、その兵力の増加を策し一方国民の航空熱熾盛化と相俟って空軍拡充の気運を醸成し来った
例えば米国と航空密約を締結して空軍の根本的刷新を図るためその一時的方便として先ず陸上七隊を三隊に縮小し、残りを
杭州飛行学校に集中してアメリカ飛行士を招聘、根本的に空軍勤務者を訓練した
 かくして支那空軍は”尋常一年生”にかえって根本的にやり直しを行い、その為に内容は漸次充実性を帯びて来たが、
所謂「支那航空三年計画」は昭和十一年末を以て略完成をみたと伝えられているが、それに依ると
一、偵察機 三五〇機
一、駆逐機 三〇〇
一、軽爆撃機 二〇〇
一、重爆撃機 一〇〇
一、水上機 五〇
 計 一、〇〇〇

790 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 00:38:29.55
米国の指揮下に一千機を建造 1937年2月21日(昭和12年)
に及び、近くこれは七乃至八聯隊に編成され更に茲数年後には一層優勢な空軍を保有するだろうと観られ、その背後に指導者
アメリカが存在しているだけに「単なる支那空軍」として決して軽視出来ない情勢に到来した事は確である、一方、地方軍閥に
よって育成され、中央空軍とは別個に取扱われているものに四川の二十機、山西の十五機などその他貴州、雲南にも若干機
あるが、支那協賛軍にも「朱毛空軍」といわれるものが数台あるといわれ、これはソ聯空軍の支給によるものと伝えられている、
面白いのは地方空軍の飛行機操縦者が殆ど外人飛行士であることであろう
 さて支那空軍の発達をみる場合、われわれはアメリカの根強い支援を決して忘れることは出来ない、アメリカの援助は中央空
軍の拡張を企図したのであるが、その裏面には支那政府が米国に軍事上重要な利権を提供していることである、更に各地方
空軍は名義上支那軍閥に属しているが、実権は殆ど米国の手に帰している、そしてアメリカの教官は現在百名を超えている、
飛行機とガソリンは全部アメリカによって制せられている、例のリースロスの国幣改革案に基く銀国有の断行で支那の財政は愁
眉を開いたというが、ここでも巨利をせしめたものはアメリカの飛行機会社だった、何しろ一年に三百機も売り込むアメリカである
、ただその蔭にもう一つのたくらみが潜んでいることをわれわれは知ることが出来る、それは抗日の熱病に憑かれた支那の官
民を煽りたてて、空軍を拡張させれば一つは対岸の強敵”日本”を牽制し得るというアメリカ式考えからであろう、これは米国とし
ては一石二鳥の名策として自負するに充分なものがあろう
 最後に、最近の支那民間航空状態に一瞥触れてみよう
 現に民間航空機といわれているものは四十機程ある、そして支那の民用航空は大体次の三系統に分れている

791 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 14:09:59.41
米国の指揮下に一千機を建造 1937年2月21日(昭和12年)
中国航空公司(米国系)
昭和四年四月創立、同年七月米支航空新契約の締結により米支合弁となる、しかし実権は米国人の手中にある
第一線 上海、南京、漢口、重慶、成都を結ぶ
第二線 南京、徐州、済南、天津、北平を結ぶ
第三線 上海、寧波、温州、福州、広州を結ぶ、このほか重慶−雲南線を最近完成し、昭和十一年十月より香港において太平
洋横断定期航空路と完全に連絡、更に計画中のものもある
欧亜航空公司(独逸系)
ドイツ「ハンザ」航空会社により昭和五年より開始された独支合弁
第一線 上海、南京、北平、満洲里(西伯利亜経由伯林)
第二線 上海、南京、北平、庫倫(同右)
第三線 上海、南京、甘粛、新疆(同右)
更に昭和十年には北平−広東線西安−雲南線の諸線完成し、就航をみている
西南航空公司−西南五省官民公弁事業
昭和十年より事業を開始し、目下広東−南寧−竜州の定期航空を実施している、使用機及び操縦士は米国に仰いでいる

792 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 14:11:55.47
北支事変を契機に最近爆発した米価 1937年7月26日(昭和12年)
最高値抑制と今後
昭和三年後の高値
米価は昨年十二月以来所謂インフレ物価高の波に乗って漸騰し、四月に清算先物は三十五円三十七銭の高値を示現したが、
公定米価最高線に肉薄したのと荷見声明による上値抑制で行閊へ、更に物価高抑制政策等に反落状態に転じ六月から七月
初旬にかけては一期蓬莱米の圧迫と好順気の売人気が増大して三十三円台に下落した然るに突如北支事変の発生を見るや
環境安と正反対に新規買思惑と売惜みで形勢全く一変し、中旬には三十五円六十銭という猛騰振りを演じた、この高値は勿論
本年度の新高値にして昭和三年夏の三十七円台に次ぐ高値である、清算米のみならず正米は各地産米が殆ど最高公定価格
を突破して政府所有米に対する公定値の買受申込が急増する有様となった、この米情を見た商工省では清算取引市場に対し
国家的見地より取引の自制を警告し更に農林当局でも、政府米の公定値売渡しに支障なからしめ、最高価格の一線で米価の
上伸力を抑制したのである、これがためその後の米価は全国的好順謳歌人気の擡頭と、買思惑の自重によって高値から一円
以上の反動安を招来し茲に事変相場が一段落して人気の平静を見た次第である
需給状況とその前途
最近発表した七月一日現在米高を基礎としての今後端境の需給推算に関し農林当局の非公式発表に見れば左の通り(単位千
石)
▲供給高
七月一日在米高 二七、一九六
鮮米移入 一、九五〇
台湾米移入 二、二五〇
合計 三一、三九六
▲需要高
消費高見込 二二、〇〇〇
(右消費は過去三ヶ年同期の平均)
輸移出見込 一六〇
合計 二二、一六〇
差引端境持越 九、二三六
理想持越 八、〇〇〇
純過剰米 一、二三六

793 :名無し三等兵:2016/11/19(土) 14:13:40.71
北支事変を契機に最近爆発した米価 1937年7月26日(昭和12年)
農林当局では右の如く楽観しているがしかし供給量の中朝鮮米の百九十五万石移入見積りは朝鮮の七月在米高二百五十万
石と消費関係及び時局を考慮すると右の移入見積は過大というべきであり、又消費量の推定も過去半歳における、実情より見
てこれまた誤算があるようで、今後幸い天候良好で九、十両月の早場新米の作得等を考慮しても九百万石以上の端境持越は
疑問である、随って無碍に需給を楽観し得ぬ年柄であるようだ、しかも他物価との比較上米価は割安の位置に在るから需給よ
り見て大なる安値は望めない
上値抑制力と官米
最近三四年間の米価は毎年少なくも一度は公定価格最高を突破して政府米の高値分解が起り、その都度政府米の多寡が問
題となり統制法の威力を疑わしめるのであるが本年度における上値抑制の有効米としての当該年度米は前年度の百七十万石
に対し四十万石減の百三十万石見当であることは天災期の初期において甚だ心細い限りである、尤も今後の天候にして大な
る異常なくば政府米の上値抑圧力は永続性を持つから要は新米作得期までの天候如何に左右される訳である、所で近年にお
ける七月一日現在米と政府所有米を見ると次の通り(単位石) [図表あり 省略]
物価から見た米
日銀調査の物価指数から見た物価と米価の比較は左の通り [図表(十二年度)あり 省略] [図表(十一年度)あり 省略]
右表によって見るも他物価に比して米価割安が首肯されよう、而して現行の肯定米価作成は昨年の十一月の物価指数を基礎
としたものであって統制法に拠り本年は公定値改定の条件を具備しているに拘らず政府はそれを行わないのであって、この物
価高た来年度即ち十二年産米の公定価格の上に現われるものであるから此点よりしても米価の大勢は豊作でも大安値は予想
し得ない

794 :名無し三等兵:2016/11/22(火) 00:21:47.65
北支事変を契機に最近爆発した米価 1937年7月26日(昭和12年)
既往の戦時相場
過般米価の爆発高は北支事変の突発により戦時気分の横溢となり既往の株安、米高という観念が期せずして勃発したに因る
ものである、殊に内地米価を刺戟したものに朝鮮における米価暴騰がある、朝鮮は地理的に見て北支事変が切実に人気を強
烈に刺戟したことは争われない事実であって、今後における米価も亦事実の成行と朝鮮の米情にも重大な関心が持たれてい
る、而して北支の事態は緩和された如くにも見ゆるが抗日熱と支那国情よりして先行き如何に成行くや予断を許さぬものがある
、随って茲に事変或は戦争と米価関係について既往のそれを回想することはあながち無用ではあるまい
日清戦争
宣戦布告は明治二十七年七月下旬であったが米は忽ち一石十円台に奔騰した、この年は前年の不作尻を受けたのと開戦前
より日支国交不安に刺戟され春より軍需品高と共に漸騰歩調を辿ったものである、春の七、八円台から十円前後の高値を示し
てこれが十一月の新穀期まで続いた政府は当時開戦中にも拘らず米価抑制のため郵船会社の船を数隻、国内の廻米に船繰
りして供給の円滑を図った、それにこの年は幸い豊作で平年作より四、五百万石増収の四千百八十五万石の豊作だったので
新米出盛期の十二月よりは一石八円台に反落し翌二十八年四月講和成立まで八円台で推移し、その後は三国干渉や天候関
係で波瀾期に入った
日露戦争
明治三十七年二月日露開戦となり米価も十三円台に暴騰したが、此年は前年の豊作尻を享けたので需給楽観で大戦に拘らず
廻米も円滑を示した、しかも此年も前年に引続き植付以来好順気に恵まれて、平年作四千二百万石に対し五千百四十余万石
という台豊穣を告げて居る、これがために大暴騰もなく同年は大体十二、三円台を往来して居たので政府も格別の対策は施さ
なかった、翌三十八年は九月に休戦となったが米価は米及籾の輸入税新設(百斤六十四銭一厘)と戦費放散に由る通貨膨張
気構えで大豊作尻を享け乍ら春より高く、後半期は新米作柄不良殊に東北一帯の凶作人気で秋には十五円台に奔騰し出盛期
に入って漸く反落傾向となった

795 :名無し三等兵:2016/11/22(火) 00:23:40.66
北支事変を契機に最近爆発した米価 1937年7月26日(昭和12年)
欧洲大戦
この年は五千七百万石で平年作より七百万石という大豊年であったが米価は、七月下旬の欧洲大戦勃発同十一月には青島
攻略となり、政界はシーメンス事件で山本内閣の没落あり貿易は逆勢、正貨流出盛んで通貨の収縮際立ち、金融梗塞等米価
に対し騰落両様に値する動因が交々起ったが、朝鮮米の移入と、新米豊作のため年初十八円台の相場は漸落して秋には十
一、二円台に落ちた、これがため議会には却って米価調節法案まで提出されたが議会は解散となった、翌四年は豊作尻を享
けたが年初において政府は農村救済のため勅令を以て内地米の買上交換売渡に関する件即ち米価調節令を公布し直ちに買
上に着手したけれども、買上米は三万石と一般の期待外れから又下落し、此年は五千五百九十万石と又上作であったから秋
には十一円台に暴落し農村救済問題は此頃より喧ましくなった
満洲事変
此年の作柄は過去の戦争年に反し不作で平年作より五百万石減の五千五百万石の収穫高であった、此年は春来欧洲諸国に
財政恐慌の起った年で六月には米国が一ケ年の戦債世界モラを宣言せしむるの余儀なきに到らしめた、併し世界の経済界は
依然深刻なる不況が続いた、九月に満洲事変起り第二の世界戦争に導入すべき危機をも醸成されるに至った、米価は前年の
豊作尻を享けて年初十六、七円台の安値であったが二月に入って政府の百万石買上げが利いて立直り、三月には米穀法の改
正が行われ率勢米価によって生産費以下の低落を防止することになり、米穀資金は三億五千万円に増額し、七月には最低価
格を十八円二十八銭、最高価格二十七円四十二銭に発表し、事変中の十月に第二回目の百万石買上げを実施した、一方新
米の作柄は不良となったので相場は六、七月頃から二十円台に乗り年末には二十四円台を示現した、翌七年は所謂犬養景気
と不作尻の米で買われ二十七円台に抬頭しそれから又反動に入った

796 :名無し三等兵:2016/11/22(火) 00:27:24.33
中山兵曹暗殺の犯人に死刑 1936年10月3日(昭和11年)
きのう判決言渡さる
 上海本社特電【二日発】昨年十一月九日上海陸戦隊本部近くのダラッチ路に発生した中山兵曹射殺事件の犯人楊文道(四二
)葉海生(二八)周社栄(三一)の三名に対する判決は二日午後二時上海第一区特別法院で左の如く言渡された
 【死刑】楊文道、葉海生【無罪】周社栄
言渡の瞬間楊、葉両名ともさっと顔面蒼白となったがやがてまたふてぶてしい気味悪い笑さえ浮べて「きれい、さっぱり」と捨科
白を残して直に引下った、傍聴席の陸戦隊大杉先任参謀は判決と同時に伝令を陸戦隊本部に派し、近藤陸戦隊司令官はこの
報告を受けるや直に自動車を郵船阜頭の軍艦出雲に飛ばし及川第三艦隊司令長官に報告、午後三時半帰隊するや新聞記者
団に談話の形式で次の如く発表した
 楊、葉両名が死刑となったがこれは余が初めから確信していたところで故中山兵曹の霊も地下に冥すべく司令官として感慨
新たなものがある、しかし余は最近頻発する事件に鑑み、わが陸戦隊が依然自衛上必要な警備を継続するのやむなきを感得
するものである、最後に本事件発生以来工部局検察当局の絶大な努力に対し深甚の敬意を表する次第である
沖野海軍駐在武官談
この確然たる事実で中山事件は水兵同士の喧嘩、萱生事件は桃色事件、北海事件は自殺、漢口事件は私怨だなどと悉く白を
切っていた支那側の鼻をあかし、暴虐極まる暗殺団の実在を確認したことが私どもは何より嬉しい、去る四月十五日青島で葉
海生を、同十九日上海で楊文道を捕え証拠を握って五月一日起訴以来、公判を繰り返えすこと十四回、遂に今日の結果を見た
が私等は事件以来十一ヶ月にわたって寝食を忘れ、犯人捜査、あたられた工部局警察の努力、殊に特別政治警察日本隊の
労苦に対して深甚の謝意を表さなければならぬと思っている

797 :名無し三等兵:2016/11/22(火) 00:32:17.97
わが陸戦隊員、又も上海で射殺さる 1936年9月24日(昭和11年)
一名即死し二名負傷  犯人は数名の支那人
【上海同盟二十三日発】本日午後八時五分呉淞路至誠堂前を散歩中の日本陸戦隊三名は支那人に射撃され、一名は胸部を
撃たれ即死し、他の二名は両腕に負傷した
【上海同盟二十三日発】日本水兵射撃犯人は数名の支那人で、拳銃七、八発を発射しその中一名は富士見洋服店附近で逮捕
され、台浦路陸戦隊派出所に連行し目下取調中である
【上海同盟二十三日発】即死した我水兵は田湊二等水兵で負傷した二名は八幡一等水兵出利葉二等水兵と判明した
【上海同盟二十三日発】射撃された三名の水兵が海寧路至誠堂前を歩行中向い側の上海銀行前のバス停留所附近に潜んで
居た数名の支那人に狙撃されたものである、胸を撃たれた一名は至誠堂の中にはいり込み本棚の間に倒れそのまま絶命した
現場一帯を占拠 我陸戦隊急遽出動
【上海二十三日発】急報に接した我陸戦隊は虹口派出所及び本隊より隊員を急派し現場附近及び呉淞路、北海寧路、老鞄子
路一帯を占拠した
出雲陸戦隊上陸 非常警戒陣布く
【上海同盟二十三日発】死傷した我水兵は本日軍艦出雲より上陸し、上海特別陸戦隊に編入された許りの者で午後八時五十
分急報に接し出雲より陸戦隊一箇小隊上陸、現場に駆付け警備についた、尚お陸戦隊本部は二箇中隊を現場に派遣し非常
警戒に就いた
【上海同盟二十三日発】午後八時四十五分旗艦出雲より陸戦隊○○名上陸我大使館総領事館及びその附近一帯を臨時占拠
し特別警備に就いた

798 :名無し三等兵:2016/11/23(水) 00:33:12.73
わが陸戦隊員、又も上海で射殺さる 1936年9月24日(昭和11年)
拳銃持った支那人無我夢中で引捕えた 犯人逮捕の殊勲者語る
【上海同盟二十三日発】富士見洋装店前で犯人を逮捕した新六主人堀井正氏(三三)は当時の模様を左の如く語る
 拳銃の音がして日本の水兵が倒れるのを見受け、その傍を見ると拳銃を持った支那人が将に逃げんとして居るので無我夢中
で拳銃をもぎ取り犯人を直に陸戦隊本部に引渡した
尚お目撃者の一人黒田嘉市氏に語る
 海寧路にある飲食店(だるま)の前を通行中自分の後から走り出た支那人一名が我水兵目掛けて拳銃を乱射して逃走した犯
人の一人は中折帽に短い支那服を着した苦力らしい男であった
弾丸ケース七発発見さる
【上海同盟二十三日発】現場附近で犯行に使用されたピストル弾ケース七発が発見された
後方から七八発ピストルの音 同行中の水兵当時の模様語る
【上海同盟二十三日発】支那人に狙撃された我水兵三名と同行中幸いに負傷を免れた高知二等水兵は当時の模様を語る
三名は自分より前を歩き午後八時二十分頃自分の後方から七、八発の拳銃の音がして、一名が至誠堂書店内に倒れ込み、他
の二名も店内に飛込んだが、一名は即死し二名は負傷した
日支交渉打切り 愈よ自衛権発動
二十三日夕刻突如勃発した呉淞路の我陸戦隊水兵三名の殺傷事件は成都事件は勿論北海の現場踏査も漸く着手した許りで
、漢口の吉岡巡査殺害犯人も杳として不明で全く解決の曙光もなく、支那側の不誠意には我陸戦隊、陸海軍、外務三相も痛く
憤激し事件が大都市中に起ったことは支那側の排日抗日取締の不徹底のみならず、寧ろ却って挑戦的煽動をして居るものと
断定するの外なく、かくては支那の誠意追求の交渉も益なしと
川越大使の南京引揚げを命ずと共に断乎自衛権を発動実力を以て在住邦人の生命財産の保護権益擁護に当り事件解決の外
なしとしている

799 :名無し三等兵:2016/11/23(水) 00:34:19.95
わが陸戦隊員、又も上海で射殺さる 1936年9月24日(昭和11年)
捜査隊出動
【上海同盟二十三日発】塚本憲兵隊長中村工部局警部を主体とする工部局警察の捜索隊十数名の一行は午後九時三十五分
支那街某所の家宅捜索のため出発した
戒厳状態
【上海同盟二十三日発】工部局警察は我陸戦隊と恊力して蘇州河以北の虹口邦人密集地帯を囲む一帯を交通を遮断して戒厳
状態に入った
露骨極る挑戦 現場は派出所の附近
【上海同盟二十三日発】犯行の現場は日本人商店街の中心たる呉淞路と海寧路の角至誠堂書店の前で、我陸戦隊虹口派出
所より凡そ一丁の近距離で余りにも露骨の挑戦行為に我海軍は激怒して居る

800 :名無し三等兵:2016/11/23(水) 00:42:44.49
上海に又も侮日事件  1936年7月14日(昭和11年)
我"出雲"乗組将校の自動車に投石、逃走す     在留邦人の不安益々増大 陸戦隊極度に緊張
 上海本社特電【十三日発】萱生事件発生以来、日本、支那、租界各当局の厳重なる警戒にもかかわらず十三日また重大なる
侮日事件が惹起された、即ち十三日午前十時軍艦出雲乗組の塚本航海長が事件発生地点に近き狄思威路中日アパート附近
を自動車で通行中突如数名の支那人が口々に侮辱的言辞を弄しつつ自動車に向って投石、塚本大尉は直ちに車を止めて追
跡したが暴漢は逸早く支那街に逃走した、右は明かにわが海軍の専用自動車マークを見た上の暴行であり、当局は頗るこれを
重視している、また十二日夜おそく商工学界代表と称する四十余名の支那人は南京路永安公司が日本品を売っていることを理
由に同デパートにおし入り工部局巡査と大乱闘を演じた事件あり、このほか邦人女学生その他婦女子に対する投石などの悪
戯は、事件発生前後より今日に至るまで届出であったものはすでに二、三十件にのぼり、居留民は非常な不安に襲われている
、以上の形勢から陸戦隊では俄かに警備増加の必要を認め十三日から巡回数を増すとともに各所に増設された派出所を中心
に軍用電話を架設し、日本人クラブを中心に邦人居住者の多い虹口一帯は物々しい警戒ぶりである
"由々しき事態惹起" 我方から厳重な警告を発す
 上海本社特電【十三日発】十三日午後二時杉原総領事代理は再び上海市政府に兪鴻鉤代理市長を訪い二時間半にわたり
中山兵曹事件ならびに萱生事件に関し警告したが、中山事件に関して支那側裁判所に毫も誠意の見るべきなく幾多の証拠あ
るに拘らず検事自ら被告の無罪を主張するがごときは奇怪極まることであり、もし十七日の結審において無罪の判決下るがご
ときことあらば由々しき事態を惹起するやもしれずと警告し、萱生事件に関しては支那側の犯人捜査ならびに邦人保護に関す
る具体的方法と現在までの捜査経過につき聴取し頻発する暴行事件について厳重抗議を発した、なお支那側では事件発生後
まだなんらの端緒を得ず、附近流民ならびに人力車夫等をしらみつぶしに調べ頗る焦慮しているが十三日犯人逮捕に二千元
の懸賞金を附するに至った

801 :名無し三等兵:2016/11/23(水) 13:41:20.00
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
 国際政局の複雑さを反映して、一時成行きを気遣われた上海事件も、ようやく解決、善後策への楷梯に入ることになった、そ
の間にも支那側の躍起の策動がゼネバ、上海で試みられている、この際わが国の行動の終始正当にして必然なりしことを明確
に認識しておくことも徒爾ではなかろう
 旧臈まで猖獗を極めた学生運動も、年末より新年初頭に至る間は当局の弾圧及び冬期休暇の関係等により一時影をひそめ
、在留邦人の自重並に支那当局の警戒厳重と相まって、最近対邦人暴行事件も極めて僅少となって居たが、ただ経済絶交は
依然として深刻を極め我が通商工業者の打撃は甚大なるものがあったのである
発端
 新年初頭の我軍の錦州占拠は支那人間においても単に時期の問題と見られて居たこと、支那人の注意が内政問題に集注
せられて居たこと、及び年末来漢字新聞の休刊中であったこと等の事情により、一般に反響薄く、これがため特に不穏の状況
を認めなかったが、一月十日上海において我総領事に対する不威運動があり、これ等を動機として新聞の発刊、学生の休暇終
了等と相まって、漸次反日活動の擡頭を見る形勢となったのである、一月九日上海民国日報は我国民の堪え難き不敬記事を
掲載したため、我が居留民は甚だしく激昂し、種々対策を協議中、一方支那側においても十七日抗日市民大会を開く等、一般
に不穏の空気が漲って居る状態であった際、たまたま我が日蓮宗僧侶及び信徒が、十八日午後五時頃市の東部地租界外に
ある三友タウル工場附近の支那道路を通行中、何等の理由もなく約五十名の同工場職工及び支那暴漢から迫害暴行を受け、
その内三名は瀕死の重態に陥った、支那各地における排日排貨はますます深酷となり、近来抗日侮日と化してその猛威を逞う
し、在留邦人の勘忍袋の緒は将に破れんとする折柄これ等の事件に憤激した約二十名の邦人は、二十日午前三時頃右暴行
加害者の属する三友タウル工場を襲い放火し、一部を焼却して引き揚げの際、共同租界の工部局警官との間に衝突を起し、巡
捕二名及び邦人一名即死するの珍事を惹し起た

802 :名無し三等兵:2016/11/23(水) 13:43:53.37
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
 右の事件に関し村井総領事は取敢えず十九日午前市政府に赴き、呉市長不在の為兪秘書長に対し、事ここに至れるは全く
久しきにわたれる抗日侮日の結果として事態の重大性を告げ、追って解決案件を提出する旨申入れたるに対し、同日午後秘書
長は総領事を来訪、市政府を代表し遺憾の意を表し、誠意を以て加害者の逮捕、処罰、及び日本人保護に当るべき旨を述べた
のである、しかるにこれ等不安なる情勢の下にある上海在留邦人は、予定に従い二十日午後一時居留民大会を開催し
 「不敬事件に次ぐに邦人傷害事件を以てし、今や抗日暴状その極に達す、帝国政府は最後の腹を決め、直ちに海陸軍を派遣
し、自衛権を発動して抗日運動の絶滅を期すべし」
との決議をなしたる後、熱狂した群衆は総領事館、陸戦隊本部等に立寄り、強硬手段に出ることを請願し、約三百名の者は更
に日本人クラブに引き返し、民国日報及び市党部の襲撃を論議する等、一時は形勢不穏に見えたが、漸次自重論に傾きしばら
く形勢の推移を見ることを申合せ、午後七時頃退散した、しかるに右群衆が陸戦隊本部に赴く途中支那民集及び工務局巡捕等
と小衝突を演じ、双方とも四五名の負傷者を出すに至ったのである
正式抗議
 そもそも今回の事件は支那積年の抗日侮日的行為に対し、居留民の忍耐がその限度に達したことに発するものであって、現
地にある海軍指揮官は外務官憲と協力して極力居留民を慰撫し、事態の拡大を防ぐことに努力したのであるが支那側の不法
なる行動並にその侮日態度が革まらないため、事態は一層の悪化を来した所以である
 右の次第であるから村井総領事においてもこの際徹底的に禍根を一掃するの必要を認め、二十一日午前十一時呉市長を訪
問して僧侶等殴打事件に対して
 一、市長の陳謝
 二、加害者の逮捕処罰
 三、被害者に対する慰藉料治療費負担
 四、抗日会等排日団体即時解散
また不敬事件に対しては
 一、民国日報の謝罪及び記事取消
 二、記者の処罰

803 :名無し三等兵:2016/11/24(木) 00:46:46.40
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
の正式抗議文を手交し、かつ事件の重大性を指摘して速に全部の実行を要求したのであるが、呉市長は第四項は事極めて重
大であるから、速かに南京に赴き協議を遂げたる上回答すべき旨を即答した、しかして一方支那側従来のやり口に鑑がみるも
、単なる抗議だけでは誠意ある解決を望み難いのであるから、第一遣外艦隊司令官は二十一日右総領事の抗議の履行を要望
し、万一これが履行を見ない場合には帝国の権益擁護のため適当と信ずる手段を採る決心である旨の声明を発したのである
 既に述べたる如く、我居留民側では暫く形勢の推移を静観するの態度を採って居るとはいえ、その激昂はなかなか根強いも
のがあるとともに、支那側においても対日人報復暴動の企てありと伝えられ既に多少その事実も現れるという状況となったので
、邦人小学校はついに休校することとなり、市内物情何となく騒然たるものがあり我陸戦隊及び工部局警察は極力警戒に努め
ていたのである
 列国利害の関係錯綜せる上海における事態の推移は、その影響する処極めて重大なるものがあるので、我が海軍は外務省
とともに出先官憲に対しそれぞれ必要なる指示を与えるとともにあくまでも正義に立脚し公正なる態度を持する帝国海軍従来の
方針には何等変ることはなかったのであるが、前述の如き状勢に於て事態の悪化を防止し、支那の誠意ある解決を促すために
は現地の兵力のみでは不足を感ぜられるので一月二十一日内地その他より増援隊を上海に急行せしめ、これ等部隊は二十三
日午後三時上海着、第一遣外艦隊司令官の指揮下に入った、またこれと同時に内地に在る艦隊の一部にも待機命令を発せら
れたのである
反日会活躍
 一方支那側においては、我抗議の一二三項は承諾したけれども、第四項の反日会解散は、市政府の権限では実行困難であ
るとの理由で回答延期方を請願し来り、なお不敬記事事件に対しても言を左右に託して満足なる回答を与えないのみならず反
日会そのものの態度はますます頑強となり、市長の解散命令あるともこれを不問に附し一層その組織を拡大して運動を続け、
日本の武力行使に対しては決死隊を組織して対抗し、日本会社の商店総領事宅の焼き打ちを敢行するとの不逞なる決議を行

804 :名無し三等兵:2016/11/24(木) 00:47:55.32
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
い、また支那軍隊でも閘北方面の我が居留地附近に土台を築き塹壕を構築し鉄条網を張るなど、対日戦闘準備を整えつつあり
、殊に第十九路軍の如きは反日会に対し武力後援を為さんとする決意を宣言する等事態極めて急迫を告げ、之に対し我方に
おいても急速なる対応手段を採るの要ある状況となったので村井総領事は附近居留民を上海市内に引き揚げしむるとともに、
二十七日午後八時、上海市長呉鉄城に対し二十八日午後六時までに我要求四ヶ条に対する明確なる回答を求むる最後的通
牒を交付したのであるが、海軍でも二十六日佐世保待機中の水雷戦隊一箇を上海に増派し自衛上必要なる行動に出で、帝国
臣民の保護並に我が権益の擁護上万遺憾なきを期することとしたのである
遂に開戦
 予て我が総領事から上海市長に対し要求中であった抗日会の解散その他の条件に対しては、二十八日午後三時十五分に
至って全部承認の旨回答があったので、我方は一般の形勢を静観して居たところ、市政府方面に群集多数集合し不穏の形勢
があり、また北四川路方面は避難民殺到し、保安隊約二百名はいずれかへ逃亡し、前日来の対日暴動、謡言、租界境界線附
近に於ける中国軍隊の対日戦闘準備等と相まって形勢極めて険悪となったので、上海共同租界の行政機関である工部局は午
後四時戒厳令を布き、午後五時刻々各国軍隊も配備につく行動を開始した
 第一遣外艦隊司令官は午後八時三十分、支那側に対し予て列国間に協定の協同防備計画に従い多数邦人の居住する閘北
一帯の治安維持のため兵力を配備することを通告し、午後九時三十分上海在泊各艦の陸戦隊をも揚陸せしめ、特別陸戦隊と
協力して、列国駐屯軍協同防備計画で定められた日本海軍の担任区域たる北四川路、虹江路方面主として邦人居住区域の
警戒に任ぜしむるため、二十九日午前零時から北四川路両側に対し陸戦隊の配備を開始したところ、突如として支那正規軍は
我を攻撃し忽ち多数の死傷を生ずるに至ったので、我方も已むを得ずこれに応戦し、頑強なる抵抗、反復せる逆襲を排除して、
午前九時全警備区域を掃蕩したのであるが、この戦闘は暗夜に於ける市街戦であり、且つ多数の便衣隊が租界内に潜入して
活躍しして居り、殊に数倍の敵が待ち受けて居る地域へ警察事務的意思を以て進出するものであったため、我が軍の苦戦は

805 :名無し三等兵:2016/11/24(木) 00:48:45.31
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
想像以上のものであって、戦死者近藤少尉以下十一名、重傷者山内少尉以下実に六十四名、軽傷者坂本特務少尉以下二十
四名を出したのである
 かくの如く民国正規軍が不正なる戦争行為を敢えてすることが明瞭となり、事態いよいよ重大となると見られたので、予て内地
に待機中の部隊の一部は二十八、二十九両日に上海方面に増派の命を受けたのである
 二十九日払暁に及んだ彼我の交戦も夜明けとともに一段落を告げ、次で英米総領事の斡旋もあり、支那側の申出でにより両
軍とも現位地に止まり、午後八時戦闘行為中止の協定が成立したが、多数便衣隊の後方攪乱は依然として止まずまた支那軍
は閘北方面に対しますます兵力を増大しつつある状況の下に、両軍対時のまま厳重なる警戒を行い第二夜を送ったが、三十
日午前五時二十分に至り、支那側は停戦協定中にもかかわらず装甲列車を以て突如砲撃を開始し、砲弾は租界内外各所に多
数落下し損害を与え、午前八時四十五分頃には野砲を以て我陸戦隊本部を攻撃するに至り、我軍はこれに応戦するの已むな
きに立至ったのである
便衣隊の暴
 かくの如き支那軍の不信極まる欺瞞行為は実に彼等の常套手段ともいうべきものであって、過去における南京事件及び済南
事件においてもこれによる苦しい経験をなめて居り、また今回の満洲事変においても、あるいは嫩口にあるいは天津に、しばし
ば同一手段を用いた実例を見るのである、その極悪不信なる心事は、正義を尊い武士道を重んずる我帝国軍人の到底想像だ
に及ばぬものであって、支那軍に対する場合口頭や書類の上の約束だけでは全く権威がなく、事実を見極めるまでは決して安
心の出来ないものであると覚悟せねばならぬ、更にかの便衣隊なるものが盛んに租界内に入り込んで、我が軍隊のみならず、
領事館や一般居留民までもその被害をうけたのであるが、元来戦闘員の形を具備せぬこの便衣隊なるものが、一般民衆の間
に紛れ込んで戦闘動作をやるということは、人道上許すべからざる一大罪悪といわねばならぬ

806 :名無し三等兵:2016/11/24(木) 00:49:31.20
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
 以上の如く上海事件の真相は、敵正規軍の予め準備せる攻撃に対する我陸戦隊の自衛行為であり、不信暴戻極まる支那軍
を積極的挑戦である、南京、上海等の漢字新聞は、あるいは日本飛機四台を撃破したとか、或は装甲車三台捕獲、夕張撃沈
等の支那一流の誇張的宣伝記事を大々的に掲載して、盛んに民心を煽動した、その電報は漢口方面や福州、●門、広東方面
にも伝わって、一般に日本に対する侮蔑的態度が漸次露骨になり、各地在留邦人は続々引き揚、ついにわが陸軍の出動とな
った、二月下旬の最後通牒から三月の月初めの総攻撃、事件一段落に至る経過はまだ吾々の記憶に新たなるところである
錦州事件
 客年十月八日天津事変突発し、天津駐屯軍のこれに対する行動を見ることとなり、事態やや急ならんとするに至ったので、我
が海軍では呉軍港より第十三駆逐隊(駆逐艦四隻)を第二遣外艦隊に増派された、よって津田同隊司令官は当時旅順に待機中
の第十六駆逐隊を塘沽に配備して同方面邦人の保護並に白河航路の警戒に任ぜしめ新来の第十三駆逐隊を以て青島、芝栗
方面の警備に当らしめる方針により、先ず刈萱、芙蓉を塘沽に派遣し、十一月二十七日天津に百余名の陸戦隊を上げ、陸軍増
援隊の来着まで天津駐屯軍と協力して同地居留民の保護に当らしめた、次いで十二月に入り錦州方面の支那軍の策動漸次
消極的となる模様となったので、更に軍艦八雲を第二遣外艦隊に編入せられ、同艦は十一月二十九日青島に待機して急に応
ずることとなった、爾後錦州方面の情況ますます逼迫し、関東軍はついに遥西方面の匪賊討伐を開始することとなったので、山
海関、秦皇島地方の治安維持のため、十二月二十四日軍艦出雲及び特務艦能登呂を北支方面に増派することとなり、第二遣
外艦隊司令官は一旦これを青島に招致し、出雲を青島に留め、十二月二十八日能登呂及び麾下艦船の大部を旅順に集結待
機せしめたのである

807 :名無し三等兵:2016/11/25(金) 02:21:59.94
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
 その後関東軍の掃匪進捗に伴い司令官は十二月三十日、三十一日逐次待機中の八雲、能登呂、第十三駆逐隊及び第十六
駆逐隊を旅順から秦皇島、山海関方面に廻航せしめ、自ら球磨を率いて十二月三十日青島発、三十一日秦皇島着、同方面の
警備についたのである、錦州軍撤退の場合における山海関、秦皇島方面の治安維持並に日支衝突防止に関しては我が駐屯
軍と支那側軍憲何柱国との間に相当の諒解はあったのであるが彼等の真意を捕捉し難く、かつ錦州軍総崩れとなった場合に
は、到底支那軍憲に秩序維持の力ないことが明かであるから我が駐屯軍及び居留民は極めて不安なる状態の下にあったので
ある、そこで第二遣外艦隊司令官は錦州軍撤退に際し、山海関、秦皇島方面の混乱を防止する目的を以て、三十日午後第十
六駆逐隊司令をして前記何柱国と会見の上、左記の声明書を手交せしめたところ有力なる艦隊の来着に恐愕せる何は大いに
感謝し、栄臻及び各旅長その他関係各部に伝達することを誓った
 「当隊秦皇島、山海関来航の目的は我が居留民の保護にあり、よって支那側において我守備隊並に居留民に危害を加うる挙
に出でざる限り、艦隊は当方面支那軍並に錦州撤退部隊に対し我より攻撃を加え、若くは撤退を妨害する等のこと断じて無きこ
とを声明す、右の次第錦州方面にも至急電送されたし」
 かくて第二遣外艦隊司令官の率いる約十隻の艦隊は、渤海湾内深く陳容を整え、即刻変に応ずるの態度を以て厳然たる威
力を示し、更に航空母艦能登呂の飛行機を以て山海関より連山に亘り時々飛行偵察を行い、陸軍側との間に連絡を保持し、艦
隊無言の威圧と相まって同方面の軍事的進展に裨益する所大なるものあり、ために錦州軍撤退時、山海関、秦皇島方面は極
めて平穏に経過し、何等の事故発生を見ず、治安は完全に維持せられたのである

808 :名無し三等兵:2016/11/25(金) 02:22:58.00
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
青島事件
 一月九日市党部機関紙民国日報は「韓国亡びず、義士李某云々」なる標題の下に、極めて不敬なる記事を掲載したので、総
領事は直ちに市長に対し抗議を提出し交渉中該記事に激昂した在留邦人は、十二日午後三時、民団に於て居留民大会を開き
、約三千名参集対策を協議したが、昂奮せる群衆は散会後示威行進を行いつつ青島神社に参拝気勢を揚げ、内約二百名は引
き返して当局の制止をも聴かず、午後九時民国日報社を襲撃して大破せしめ、更に勢に乗じて市党部を襲撃し、該建物は間も
なく火を発して焼失した、右火災の原因は狼狽せる党部員が重要書類を焼棄てんとして失火したともいい、また市党部の内訌
による放火ともいわれ未だ判明しない
 右の状況に対し在泊中の八雲、出雲は、総領事の要求により陸戦隊各一個中隊を揚陸して、総領事館及び民団において待
機警戒せしめたが、群衆は午後十時半頃から退散し、次第に鎮静に向った
 一方総領事においては、不敬記事事件と邦人騒擾事件とを切離して解決する方針の下に、速かに不敬記事事件に対し解決
を計らなければ我が居留民激昂の情勢上事態いよいよ悪化するの虞があるからこの際陸戦隊を撤退することは不可能である
との態度を以て交渉した結果、市政府は大体我が要求を容れ  
 (一)十二日公文を以て陳謝の意を表し
 (二)同日午後日報社長劉幼亭(党部常務委員)を領事の下に派し陳謝及び将来の保障を申出で
 (三)市政府は民国日報に対し十日間の発行停止を命じ、かつ本件記事執筆責任者鐘某を即時罷免し
 (四)民国日報は発行停止終了次第取消し及び陳謝を掲載することとし
 本件の交渉は一段落を見たので陸戦隊では警戒隊二個小隊を残し他は十三日夕刻各艦に引揚げたのである
 本事件における損害は、前記二つの建物の外露人の軽傷者一名を出したのみで一先ず鎮静したのであるが、我が居留民の
余憤はなかなか収らず、中にはなお何事か企てて居るものもあるという模様も見えるので、八雲艦長は十三日居留民に対しそ
の態度を慎重にし、大局を誤まらぬ様希望する旨の警告を発したが、爾来次第に静穏に復したので、十五日朝警戒隊も全部引
揚げたのである

809 :名無し三等兵:2016/11/25(金) 02:23:48.61
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
広東事件
 十二月三十一日広東海軍司令部前において、賃金のことに関し車夫と掛合い中の一邦人(香港より来れる労働者)が群衆の
暴行をうけ即死せる事件が突発した
 右に関し省政府からは首席代理が市政府代表を伴い総領事を来訪し、遺憾の意を表し、その後市政府代表市長等三総領事
を来訪陳謝し、四日我要求により謝罪公文書及び慰問金五千円を提出し、本件は一先ず落着を見たが、我方よりは更に公文を
以て犯人の厳罰及び一切の排日行為の厳重なる取締を要求した
福州事件
 福州は近来比較的平穏であったが、一月二日午後北上艦長砲術長に対する暴行事件及び引続き三日午後小学校教員夫妻
射殺事件、放火事件等突発し、一般に憂慮すべき事態となった
 学生反日大会、遊街状況視察中北上艦長及び同砲術長は、総領事同道二日午後四時頃、城内西湖公園出口附近において
、彼等学生が我が軍艦旗を侮辱した排日伝単を手渡ししたので、艦長等はこれを棄却し公園を出ようとして居た際次第に群衆
増加し約二百名となりついに暴行を加えんとする様子となったので、艦長等は彼等を威嚇しつつ後退中盛んな投石のために艦
長砲術長ともに顔面に微傷を負うに至った、この時附近に警戒中の巡警が来たので幸いに大事に至らず終ったが、艦長等は
そのまま直ちに公安局長及び陳培●に面会詰問したところ、陳は即夜省政府委員会を開き善後策を講ずる旨を回答した
 右に関し三日更に左記厳重なる抗議を提出した
 (一)省政府代表の正式来館陳謝
 (二)事件の元兇たる反日会の解散
 (三)反日集会、遊街呂傍演説の絶対禁止
 (四)即時暴行主謀者逮捕並に厳罰

810 :名無し三等兵:2016/11/25(金) 02:25:03.35
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
但し事件発生後一週間以内にこれが実行を見ざる時は、暴行学生の最高監督当局者をしてこれが完全なる責任を負わしむる事
 (五)一月五日までに市内反日伝単を全部撤去の上一月五日艦長領事及び省政府委員立会の上実地検分を為すこと
 前記(二)(三)(五)項はその完全に履行されたる後有効なる継続を絶対必要条件とし、日本総領事において万一これに違反す
るが如き事実を発見するときは即時省政府の注意を喚起し、もし省政府においてこれが履行を躊躇するが如き場合には、日本
総領事は自らこれが実行に必要なる権利を留保す
 右の抗議に対し省政府は全部これを承認し
 (一)四日午前政府代表として林知淵及び責任当局として教育庁長程時灯来館正式陳謝を表し、砲術長に対し見舞の辞を述

 (二)反日会の解散を命じ二十三日これに関する省政府と省党部の決議文を公式に送付し来り
 (三)排日の元兇たる省党部宣伝部長を免職、同人は上海に去る
 (四)市内反日ポスター撤去を実施し、五日艦長総領事は省政府委員立会の上実地検分を為す
 以上により本事件に関しては解決を告げたのであるが、なお総領事は福州のみならず、この機会において省内各地の反日会
を解散せしむるため努力し、この結果廈門においても官憲の取締極めて厳重となった
 然るに右暴行事件に関し交渉中またまた三日午後八時、南台において暴徒が我が小学校を襲い、教員夫妻を惨殺し、更に
領事館、警察官宿舎、邦人小学校等に放火し四日には再び台湾銀行に放火を企てた、これ等の原因は反日にありともいい、
或いは陰謀的計画にありともいわれ、真相未だ判明しないが、とも角も計画的暴挙と認められるので、再び艦長は直ちに警戒
隊を揚陸し、領事館を保護せしむるとともに特務艇円島に警戒を命じた、なお北上艦長はこの機会に於て極力排日の絶滅を期
するため、状況によっては武力の示威を必要と認め、差当り四日陸戦隊約百名を円島に送って待機せしめた

811 :名無し三等兵:2016/11/25(金) 02:25:54.68
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)


 右の事件に対しては四日総領事より
 (一)省政府代表者支那海軍陸戦隊長及び公安局長来館の上総領事に対し正式陳謝の意を表すること
 (二)速に犯人を逮捕し厳刑に処すること
 (三)治安維持の直接責任者を処罰すること
 (四)弔慰金五万ドルを支払うこと
 (五)日本人小学校に対し一万ドルを寄附すること
 (六)在留民保護に関し新たに巡警駐剳署を各所に設置し、軍隊の警備を厳にし予め同意なくして猥にこれを撤退すべからざる
こと
 但し巡警駐剳署設置地点は別に協定す
 前記各条項は当然直ちにこれが完全なる履行を要し、特に第六項は最も重きを置くところにして将来些たりとも弛怠あるを許
さず  
 なる抗議書を手交し、もし不可能の場合は邦人の生命財産の保護上必要と認める手段をとるべき旨を通告したところ、省政府
は全部これを承認し
 (一)公安局長は辞職し
 (二)十二日林知淵来訪弔慰金五万ドル、小学校への寄附金一万ドル提出
 (三)当方の申出による邦人居住区域に巡警詰所五ヶ所、同見張所二十一ヶ所新設その他の件承諾省政府委員会においてこ
れを決定、該方面に巡警約百名を増加し、目下邦人住宅毎に巡警を配し警戒し居る

812 :名無し三等兵:2016/11/25(金) 02:26:55.79
上海事件覚え書 (上) 1932年3月11日-1932年3月14日(昭和7年)
 福州事件は以上の通り我方の希望通りに解決を告げ、爾後比較的静穏に経過して居る状況であるが馬公要港部司令官は本
事件の勃発するや、状況視察並に右我が要求貫徹を期するため駆逐艦竹に乗艦馬公発、福州の実情視察を行い十日帰着し
たのである
 その後十七日一邦人が万寿橋附近で警備兵から暴行を受けた事件があったが、これに対し十九日支那側は謝罪し、また当
該警備兵は三ヶ月の禁錮となり、その上官も処罰せられて落着した
 以上の通り南支方面においては広東、福州において既に不詳事件勃発し、一時は事態容易ならざるものあり、小康を得つつ
も、一般に険悪なる空気漲っていたので、一朝不穏の形勢が南支一帯に波及する場合の兵力不足を憂えて、第二十七駆逐隊
が派遣せられ、同隊は七日福州馬尾に到着し警戒に当り爾後南支方面一帯の警備に当り万一に備えたのである

813 :名無し三等兵:2016/11/26(土) 01:24:08.48
汕頭侮日行為頻出 1936年1月24日(昭和11年)
軍艦出雲も急行
角田巡査は近距離から射殺
原田領事正式抗議
【上海電通二十三日発】汕頭事件発生により第三艦隊から急派された夕張は二十二日午後同地着、先着の第五水雷戦艦の
呉竹、早苗両艦とともに厳重警戒に当っている、尚第三艦隊旗艦"出雲"も二十四日福州発履門経由汕頭に急航することとなっ

【汕頭電通二十二日発】角田巡査の負傷は、一弾右より一弾左より受けともに右乳下に留まり致命傷になって居り犯人が如何
に落付いて近距離から狙撃したかが窺われる
 汕頭では旧臘十七日以来五、六回にわたる不法事件頻発し、今次事件の前日(二十日夕刻)にも邦人商店高坂洋行に一支
那人が押入り、ピストルを突附け無言のまま立去った事実あり、遂に白昼帝国官吏を街上で惨殺するなど極度の侮日行為に出
る至ったので
原田領事は二十二日正式に書面をもって「至急犯人を逮捕すると共に、排日風潮を絶滅せよ、調査の結果追って何分の要求を
なすことを留保す」との二項目を通告し、最後的決意を示して支那側の回答を俟っている、尚汕頭方面には広東中山大学抗日
宣伝隊多数が入り込んで居り、我軍艦夕張は各駆逐艦を指揮し万一の場合にそなえ厳重警戒している
広東政府狼狽
【香港電通二十三日発】広東政府は汕頭事件の重大に狼狽し外交専員淡介侯氏を現地に急派し淡氏は本日香港を経て汕頭
に向った

814 :名無し三等兵:2016/11/26(土) 01:29:06.82
又も邦人射殺事件 1936年7月12日(昭和11年)
我陸戦隊強硬 軍艦出雲出港を見合す  現場は支那側警察区域
抗日テロ団の行為か
 上海本社特電【十日発】十日夜九時半ごろ上海狄思威路の元月廼家花園附近で三菱商事上海支店海産部員萱生鉱作氏(四
三)(本籍千葉県山武郡大和村字小西七四〇、広吉氏長男)が夕涼みのため子供を抱いて散策中、突然暗闇から便服の支那人
にピストルで狙撃され、弾丸は右腋下を貫通、その場に昏倒、直に福民病院に収容されたが十一日午前一時五分遂に絶命し
た、この報にわが海軍上海陸戦隊は狄思威路一帯の非常警備につき物々しい状態を呈している、この事件は昨今排日熱の弥
漫しつつある折柄、また中山兵曹事件公判がますます複雑化しつつあるので重大視されている、なお犯人は抗日テロ団の計
画的邦人迫害ではないかと見られている(この項一部既報)
 上海本社特電【十日発】遭難現場は支那公安局の警察区域でこの点従来中山事件などと異なり、明かに支那側の責任に帰
すべきものとして俄然問題の成行きが重視されるに至った、兇漢は白靴をはいており目撃者の談によれば狙撃後何事か支那
語で叫びながら支那街に姿を晦ましたと
【上海十一日発同盟至急報】出港予定の軍艦出雲は出港を見合せた
【上海十一日発同盟至急報】わが海軍陸戦隊は居留民不安の増大を頗る重大視し十日夜武官官邸に及川長官、岩村参謀長
、佐藤武官鼎坐三時間にわたり慎重対策を凝議した、第三艦隊および陸戦隊は頗る強硬意見である(写真は緊張せる上海の
我陸戦隊司令部) [写真あり 省略]

815 :名無し三等兵:2016/11/26(土) 01:29:54.93
又も邦人射殺事件 1936年7月12日(昭和11年)
支那側極度に狼狽 二中全会出席中の呉市長に急ぎ帰任電請
【上海十一日発同盟】支那側は萱生事件発生の現場が支那街であったので極度に狼狽し、呉鉄城市長が二中全会に出席して
不在のため市政府幹部公安局長蔡勁軍、淞滬警備司令部幹部らは朝来市政府に参集して対策を協議し南京にある呉鉄城氏
に対し至急帰任方電請同時に各支那新聞に対し事件の報道を極度に制限するよう厳命し事態収拾にあわてふためいている
明らかに計画的断乎、責任を追窮 我陸戦隊、現場を警備
 上海本社特電【十一日発】十日夜支那兇漢の邦人射殺事件をわが当局は極度に重視、杉原総領事代理が市政府に厳重警
告をなし、わが陸戦隊は現場の警備とともに目下及川第三艦隊司令長官を中心に軍艦出雲で今後の対策を協議しつつあり、
またこれとともに上海居留民団は協議の結果居留民大会を開き今事件について飽くまで支那側の責任を追窮することとなった
、支那側が果して如何なる態度に出るか不明であるが事件は犯人が支那人であること、現場が支那側行政区域であることが
明白であるので従来の不詳事件と全く異り、かつ昨今の上海の抗日運動いよいよ熾烈となりつつある現状から見て支那側の計
画的暴行なること明らかなので、わが当局としては犯人逮捕の如何に拘らず、この際支那側に対して飽くまでその責任を追窮
せねば今回の如き不詳事件が今後続発を免れず、遂にはゆゆしき大事に至るであろうと見ている
居留民大会を開催
【上海十一日発同盟】萱生事件発生でわが居留民は極度の不安に陥り各路連合会では協議の結果十一日午後四時から日本
人クラブで緊急理事会を開き居留民大会開催の打合せをなすに決した
在支全陸軍武官重要会議 折も折、今明両日開催
 上海本杜特電【十一日発】昨今の日支関係が北支問題をはじめ西南政局、抗日熱の勃興等でいよいよ重要性を増し日本側
としても支那全面にわたって具体的対策を確立する必要に迫られているがわが出先陸軍当局は中央部の指令に基づき支那の
情勢を再検討すること

816 :名無し三等兵:2016/11/26(土) 01:33:24.90
列車事故の裏にソ連の魔手が動く 1934年.9月12日(昭和9年)
反満抗日匪の取調の結果重大陰謀が暴露す
新京十一日発電通−去る八月二十四日奉吉沿線の列車襲撃を企てたる反満日匪を日満官憲が磐石県城において逮捕し厳重
なる取調べを行ったところ、彼らの一致せる自白によれば同方面の匪賊はいずれもソ連の魔手に踊り本部をハルピン方面に置
き密使により毎月二回位の連絡あり通信はいずれも無電によるか一見白紙の通信文をアルコールに浸せば文字が浮出る仕掛
の通信連絡によるもので、過般来頻々として続出する北鉄東部線の列車事故のほか京図線、奉吉線の列車妨害匪賊襲撃、最
近の南部線大椿事の如きいずれもその背後にソ連の執拗なる満洲国擾乱の陰謀が潜んでいる事実が極めて明白となった
すなわち
一、各地とも水害或は匪害により住民の逃亡等による集団的匪賊の生活は思いもよらぬに拘らず依然旺盛を極めている点より
その背後に有力なる資金網の存在せるは数うべくもない
二、列車襲撃の目的たる掠奪等は殆んど行わずわが軍用列車のみを目指し、又邦人乗客を敵視する点、それに匪賊は共産主
義の何ものかを解せざるも「反満、抗日」の意義だけを教養されている点
三、中部京図線に蟠居する匪賊はいずれも王徳林、呉義成、周太平等の系統に属するが、彼らは日満車の急追に生色なき迄
の大打撃を被りながらも依然寸隙を狙って拉賓線、京図線の交又重要点を奪動せる事実は間島方面或はソ連との密接なる連
絡を有することは明かである
四、目下京図線終点駅より北鉄東部線某駅附近に向い建設されつつある○○線建設工事に対する妨害等最早数うべからざる
赤手の動きが悪化しつつあり、北鉄襲撃問題にさらに油を注ぐものとして非常な注目を払われている

817 :名無し三等兵:2016/11/26(土) 01:40:26.55
憂慮すべき北支の形勢 1936年5月18日(昭和11年)
支那国民の危険な錯覚

かねて山西に侵入していた共産軍の主力は、中央軍を山西省内に誘導する工作を終えて、悠々と陝西省内に引揚げたので、
北支の形勢は一見緩和されたかの観あるに引きかえ、日本反対の暗流が滔々として増大しつつあるのは見逃せない事実であ
る。過日現われた馮玉祥氏の日支開戦論の如きは、いつもの癖として別に意に介すべきでないようなものの、北支に漲る反日
暗流が、馮玉祥一派の操縦する第二十九軍(軍長宋哲元氏はロボットにすぎぬ)の態度と深い関係ある点などに徴してこれを軽
視することはできない。実をいえば過般来一意平和を旨とする北支経済工作として日本では製塩、棉花栽培、製鉄等の諸計画
も漸次具体化せんとし、これを中心として冀察、冀東両政権合体等の政治的問題の解決も、さほど困難でもあるまいと見られる
ようになりつつあった際とて、右の如き前途に憂慮すべき結果の予想される暗流を見るに至ったのは如何にも遺憾なことといわ
ねばならぬ。

かくの如く支那側には日本側と協調して行こうとするこれまでの方針を阻止するような一派の運動が次第に擡頭しつつある一方
、日本側においては北支駐屯軍の増強が行われ、積極自主の外交方針を強行しようとする徴候があり、かたがた北支における
日支両国協調の大方針は、終に一変して対立抗争の幕を再現する懼れなきか憂慮に堪えないものがある。つらつら支那側の
対日逡巡、態度硬化の原因を尋ぬるに、支那は単独に日本に当らねばならなかった過去二年間の逆境時代から今や脱却して
漸次他国の援助を期待し得ようとする時代に入りかけていることを、支那自ら意識し、これを過大に評価しはじめた結果ではな
かろうかと思われる。その原因もとより一、二にして止まらないが、或る強国との利害関係が漸次一致して来たとの誤診により、
支那の反日運動が誘発されつつある事実を見逃すことはできない。少くとも日本としては支那におけるイギリスの立場と、ロシ
ヤの立場とについて注意を怠ってはならないのである。

818 :名無し三等兵:2016/11/26(土) 01:42:23.29
憂慮すべき北支の形勢 1936年5月18日(昭和11年)
支那国民の危険な錯覚

まずロシヤについて考察して見よう。昨年の共産党大会において、支那共産軍に対する指導方針を改変し、抗日の旗印の下に
民衆を糾合すべく、国民党との合作にも支障なからしめようと企図されたことは周知の事実である。支那はロシヤの最大関心が
西はドイツに東は日本におかれていることを意識し、日本に対する共同戦線を夢みるもの日に多きを加え、この企図が一九二
四年当時、反帝運動と支那の民族解放運動とに結びつけ、支那をロシヤの目的のために利用せんとした時と全く同じような瀬
戸際に支那国民を追い込まんとするロシヤ一流の辛辣なる外交工作であることを忘却し切っている観さえあり、現に馮玉祥一
派の暗躍などに徴すれば思い半ばに過ぐるものがある。支那の国民性は平和的であり素質は極めて敦厚であるが、一旦興奮
に陥ると、前後の見さかいもなく自ら死地に飛びこむことさえあるのはしばしば指摘されるところである。その時には平素のスロ
ー・モーションとは似もつかず、躁狂性を現わして来るが、『日本の手に亡びんよりは寧ろ共産亡国を選ぶに如かず』などと叫ぶ
ものさえ飛出すが如きそれがためである。

ロシヤと生死を共にしようとする一派は自暴自棄の不平分子で、敢て歯牙にかけるに足らぬといえばそれまでだが、ここに見逃
すことのできないのは、イギリスの北支における権益擁護の運動が漸次イギリス政府を動かそうとしていることである。リースロ
ス氏の来訪に際して、吾人は支那の対日転向方針の決定は決して支那単独のものでなくして、実はイギリス側の意向を反映し
ているものでないかについて一再ならず注意を喚起した。その後支那におけるリースロス氏の活動は、英支両国の利害関係を
完全に融洽せしめ、日本に対する共同戦線を用意するが如き方向を指しているとしか見ることのできない状態にある。かような
わけであるからこの際最も憂慮すべき危険は、支那が冷静なる判断を失って、英露の支那における利害関係の接近を過大に
見積り、日本の強化されたる積極陣に向って単独衝突を来たしはしないかの一点にある。吾人はこの危険を指摘して、東亜大
局のために、関係各国当局の善処を希望する。

819 :名無し三等兵:2016/11/27(日) 02:15:12.22
排日から抗日へ  昭和12年5月12日
"国力伸張"に思い上る 最近支那の対日態度  
上海特電(十日発)昭和九年末南京で発行された漢字雑誌『外交評論』が『未来の世界戦争に対する支那の方針』という懸賞論
文特輯号で応募論文を発表するに当り、その前置きとして徐道隣の筆者名を以て『敵乎?友乎?日支関係の検討』と題する一論
文を掲載したことがある、それから約二ヶ年半を経過した今日の日支関係はどうか、この『敵乎?友乎?』の標語はすっかりその
立場を代えて、日本側から持ち出さねばならぬ標語となってしまったようだ、支那の対日方針とその動向を見極めるに、五月三
日の国民党中央党部の記念週で行われた中央政治会主席汪兆銘氏の報告演説は最も格好なものではあるまいか、汪兆銘氏
は従来少くも日本の大部分の人から知日家、甚だしきは親日家として信望を受けていた人物であるから、彼の言動は最もよく
日本人の『対支再認識』に重要な役割を果すであろう
彼の記念週報告演説は
一、国民大会組織法及代表選挙法の修正に関する説明二、支那の対日態度に対する説明三、経済建設法案に対する説明の
三点を重点として行われた長広舌であるが、その第二において
最近東京の幾つかの大新聞の対支論調は、支那人民を異常に刺戟した、なかんずく五三記念日の本日、我々の日本に対する
態度を簡明に述べるならば、それは抗日であって排日ではないということだ、いわゆる排日ではないということは本来人を害す
る意のないことを意味し、いわゆる抗日とは他人が既に我々を害しているためこれに抵抗せざるを得ぬことをいう、我々のこの
数年来の努力は国家の抵抗力を強めんとするためで、もし個人に抵抗力がなければ病魔一度至れば死亡を免れず、国家に抵
抗力なければ外侮を招き亡国を免れず民族の滅亡まで立ち至るであろう云々
と力説し、第三においては軍需工業の急速なる発展を要望している即ち消極的排日から積極的抗日に進展したわけであるが、
当時中央の意見を代表した徐道隣名義による『敵乎?友乎?』の内容と根本的には何等差異あるものではない汪兆銘氏や蒋介

820 :名無し三等兵:2016/11/27(日) 02:20:51.62
排日から抗日へ  昭和12年5月12日
石氏等の一貫せる主張であり、国民党の党是でもある、国力の伸張がしかく日本を見くびり高飛車に思うことを方言せしめるに
至ったのである、その意味を集約すれば南京政府の対日外交のモットーである『平等互恵』この中には不平等条約の廃棄、失
地の回復という野望を包蔵する―の強制欲である、つまり政治、経済ともにその侵略に抵抗し、一歩も日本には譲らないぞとい
う決意である、この事は英国が日支を戦争行為に訴えさせる事を避けながら、支那を支援し、ソ連とも接近させ、日本を制ちうし
ながら支那の国力を伸長し極東各国の力の平衡を取戻して極東における英国の政治、経済、軍事各方面にわたる安全性をき
づかんとする政策の一局面でもある
南京政府―国民党―にこの指導原理が確立している以上、果たして日支経済提携は実現の可能性があるであろうか、日本は
勿論北支の支那大衆をも必要視して居り、実現の可能性ありと信ぜられて来た北支においてすら、その困難であるという反証
はいくらでもあげ得るようである、五月三日の天津大公報は社説で地方政権の外国との協定はたとい成立するも民国十八年一
月十八日の中央政治会議の決議により中央政府はこれを承認する能わず、北支の特殊化は国民の総意により反対する云々と
これを攻撃している、さきに日本が日支の政治的国交調整を主張するや先ず経済部門の提携からとすねて出た南京政府が今
度日本が経済外交を提議すれば手を返すように経済提携は先ず政治的解決からとすねて出ている、全く反対せんがための反
対と解する外ない

821 :名無し三等兵:2016/11/27(日) 02:21:34.28
排日から抗日へ  昭和12年5月12日
日本がいまだ軽工業国の範囲を脱しない今日、紡績業は日支経済合作の主要部門の一であるが、最近支那の紡績業熱はす
こぶる旺盛で休止工場の復活は勿論、拡張、新設等物すごい進出を見せて来た、しかも彰徳の工場では英国のパウルトウ会
社から五万錘の紡績機を二百万元で購入する契約が成立したといわれ、この方面にも英国の投資が活躍しているが湖南省政
府経営の衡中紡績も計画が進められて居り、これ等支那紡績の発展する将来は天津、上海の紡績が大打撃をこうむるは勿論
、日本綿製品の打撃は相当深刻であることを覚悟せねばならぬ、ともかく支那の産業発展に伴ない、日支の経済関係がその需
要関係より対立関係に発展することは否めぬ事実だろう、ただ支那のこれ等産業が果たして計画通り発展を遂げ得るかは疑問
である
もし南京側が態度を改めねば、その結果は再び日支間に重大な波紋を生ずるものと見なされる、これは汪兆銘氏の記念週演
説とも関連性を有するが、その真意を突きとめるには南京政府の経済、財政的危機の切迫を突き止めることが必要である、即
ち孔祥熙氏の対英借款の成否は孔祥熙氏等が冷淡に外面をよそうているに拘らず実際はその運命の岐路をなす重大性を持つ
ものである、この事実は南京の要路間においても既に認められて居るところで、ここもと英国側の感情をそこなわないことが南
京政府としては第一義であるわけで、カークバトリック氏がどのような献言を南京にしたかは不明であるとしても、鉄道利権の集
中を企図する英国として見れば北支に対する意図もほぼ予想されるし、南京側の反対放送も一応うなずける節はある

822 :名無し三等兵:2016/11/27(日) 02:24:01.68
国民政府の北市中央化工作今や爆発点に達す 昭和12年.7月9日
冀察政権切崩しに狂奔
南京本社特電【八日発】盧溝橋における日支衝突事件は国民政府に非常な衝動を与えているが一面には起るべく予想された
不祥事件が幾分早目に勃発したと見る向きが多くまた国民政府部内の一部においても現在の北支の情勢をものまま放置せば
勢いの赴くところ早晩大規模の日支衝突は避け難く両国外交当局はむしろかかる時こそ国交調整に乗出すべきで時機の熟す
るを待つがごときは卑怯であるとさえ極言している、勿論これは日支の将来を憂慮するあまり発せられたものであるがいずれに
しても国民政府の北支中央化は最早や爆発点まで到達したものと見ねばならぬ
即ち北支の中央化は三中全会以後急速に進められたものだが殊に最近一ヶ月半における変化は極めて激しく北支平和の大
綱である梅津、何応欽協定のごときも今や次第に有名無実化せんとする実情にある、これは具体的には内政部長蒋作賓氏の
北支巡視によって、行悩みとなっていた北支からの国民大会代表選出候補者の選定を見たのみでなく満洲国に最も反感をもつ
満洲出身分子も特殊選挙による東北各省国民大会代表に内定せるをはじめ国民党部宣伝部副部長方治氏の数週間にわたる
北支の遊説、馮玉祥、鹿鍾麟の冀察政権切崩し策は枚挙に暇なく秦徳純氏が三中全会において完全に中央に籠絡されたの
は周知の事実であり、冀察政務委員会委員戈定遠氏は当時宋哲元氏に対する中央の間者であり、今回衝突事件の責任者馮
治安氏のごときは全く中央化され現在七万と称せられる二十九軍中、実際宋哲元氏の命に服従するものは寂寥々たる有様で
あり 宋哲元氏の郷里楽陵逃避のごときも国民政府からの次から次への無理難題が諸原因をなしていると支那側では伝えてい
る、このほか冀察各機関の中堅分子は殆ど中央系で固められ今や北支は冀察政権樹立前の状態に還元せるもののごとく国民
政府の抗日策による北支中央化を中止せぬ限り日支紛争は至るところにあるものと見ねばならぬ

823 :名無し三等兵:2016/11/27(日) 02:29:20.63
排日から抗日へ 昭和12年5月12日
"国力伸張"に思い上る 最近支那の対日態度
上海特電(十日発)昭和九年末南京で発行された漢字雑誌『外交評論』が『未来の世界戦争に対する支那の方針』という懸賞論
文特輯号で応募論文を発表するに当り、その前置きとして徐道隣の筆者名を以て『敵乎?友乎?日支関係の検討』と題する一論
文を掲載したことがある、それから約二ヶ年半を経過した今日の日支関係はどうか、この『敵乎?友乎?』の標語はすっかりその
立場を代えて、日本側から持ち出さねばならぬ標語となってしまったようだ、支那の対日方針とその動向を見極めるに、五月三
日の国民党中央党部の記念週で行われた中央政治会主席汪兆銘氏の報告演説は最も格好なものではあるまいか、汪兆銘氏
は従来少くも日本の大部分の人から知日家、甚だしきは親日家として信望を受けていた人物であるから、彼の言動は最もよく
日本人の『対支再認識』に重要な役割を果すであろう
彼の記念週報告演説は
一、国民大会組織法及代表選挙法の修正に関する説明二、支那の対日態度に対する説明三、経済建設法案に対する説明の
三点を重点として行われた長広舌であるが、その第二において
最近東京の幾つかの大新聞の対支論調は、支那人民を異常に刺戟した、なかんずく五三記念日の本日、我々の日本に対する
態度を簡明に述べるならば、それは抗日であって排日ではないということだ、いわゆる排日ではないということは本来人を害す
る意のないことを意味し、いわゆる抗日とは他人が既に我々を害しているためこれに抵抗せざるを得ぬことをいう、我々のこの
数年来の努力は国家の抵抗力を強めんとするためで、もし個人に抵抗力がなければ病魔一度至れば死亡を免れず、国家に抵
抗力なければ外侮を招き亡国を免れず民族の滅亡まで立ち至るであろう云々

824 :名無し三等兵:2016/11/27(日) 02:30:55.65
排日から抗日へ 昭和12年5月12日
"国力伸張"に思い上る 最近支那の対日態度
と力説し、第三においては軍需工業の急速なる発展を要望している即ち消極的排日から積極的抗日に進展したわけであるが、
当時中央の意見を代表した徐道隣名義による『敵乎?友乎?』の内容と根本的には何等差異あるものではない汪兆銘氏や蒋介
石氏等の一貫せる主張であり、国民党の党是でもある、国力の伸張がしかく日本を見くびり高飛車に思うことを方言せしめるに
至ったのである、その意味を集約すれば南京政府の対日外交のモットーである『平等互恵』この中には不平等条約の廃棄、失
地の回復という野望を包蔵する―の強制欲である、つまり政治、経済ともにその侵略に抵抗し、一歩も日本には譲らないぞとい
う決意である、この事は英国が日支を戦争行為に訴えさせる事を避けながら、支那を支援し、ソ連とも接近させ、日本を制ちうし
ながら支那の国力を伸長し極東各国の力の平衡を取戻して極東における英国の政治、経済、軍事各方面にわたる安全性をき
づかんとする政策の一局面でもある
南京政府―国民党―にこの指導原理が確立している以上、果たして日支経済提携は実現の可能性があるであろうか、日本は
勿論北支の支那大衆をも必要視して居り、実現の可能性ありと信ぜられて来た北支においてすら、その困難であるという反証
はいくらでもあげ得るようである、五月三日の天津大公報は社説で地方政権の外国との協定はたとい成立するも民国十八年一
月十八日の中央政治会議の決議により中央政府はこれを承認する能わず、北支の特殊化は国民の総意により反対する云々と
これを攻撃している、さきに日本が日支の政治的国交調整を主張するや先ず経済部門の提携からとすねて出た南京政府が今
度日本が経済外交を提議すれば手を返すように経済提携は先ず政治的解決からとすねて出ている、全く反対せんがための反
対と解する外ない

825 :名無し三等兵:2016/11/27(日) 02:33:11.29
排日から抗日へ 昭和12年5月12日
"国力伸張"に思い上る 最近支那の対日態度
日本がいまだ軽工業国の範囲を脱しない今日、紡績業は日支経済合作の主要部門の一であるが、最近支那の紡績業熱はす
こぶる旺盛で休止工場の復活は勿論、拡張、新設等物すごい進出を見せて来た、しかも彰徳の工場では英国のパウルトウ会
社から五万錘の紡績機を二百万元で購入する契約が成立したといわれ、この方面にも英国の投資が活躍しているが湖南省政
府経営の衡中紡績も計画が進められて居り、これ等支那紡績の発展する将来は天津、上海の紡績が大打撃をこうむるは勿論
、日本綿製品の打撃は相当深刻であることを覚悟せねばならぬ、ともかく支那の産業発展に伴ない、日支の経済関係がその需
要関係より対立関係に発展することは否めぬ事実だろう、ただ支那のこれ等産業が果たして計画通り発展を遂げ得るかは疑問
である
もし南京側が態度を改めねば、その結果は再び日支間に重大な波紋を生ずるものと見なされる、これは汪兆銘氏の記念週演
説とも関連性を有するが、その真意を突きとめるには南京政府の経済、財政的危機の切迫を突き止めることが必要である、即
ち孔祥熙氏の対英借款の成否は孔祥熙氏等が冷淡に外面をよそうているに拘らず実際はその運命の岐路をなす重大性を持つ
ものである、この事実は南京の要路間においても既に認められて居るところで、ここもと英国側の感情をそこなわないことが南
京政府としては第一義であるわけで、カークバトリック氏がどのような献言を南京にしたかは不明であるとしても、鉄道利権の集
中を企図する英国として見れば北支に対する意図もほぼ予想されるし、南京側の反対放送も一応うなずける節はある

826 :名無し三等兵:2016/11/28(月) 01:17:25.40
油断のならぬ上海排日の近状 昭和6年12月11日
最近郵船大阪支店着、上海発の情報によると同地に於ける其後の日貨排斥状況は左の通りである
一、上海に於る対日経済絶交運動
 (イ)日貨不売買運動崩壊の風説は無根
 (ロ)抗日運動は時局の推移と相関的不離の関係
上海に於ける抗日運動の徹底せること其後も依然として変りなく紗布、紙業、糖業関係華商が抗日会に対して自家手持封印日
貨(価額見積約八、九千万弗を下らず)の解除を訴えつつあるに拘らず、市党部、抗日会側は毫も応ずる色なく、検貨員は各方
面華商特に大店舗に対し厳酷を加えつつある模様にて、現に
(イ)十一月中旬租界の倉庫内の「メリヤス」生地三百反が抗日会に抑留せられ、陸戦隊によって漸く取戻し得たり
(ロ)華商の封存海産物が変質性の関係上冷蔵倉庫に移されたるに拘らず未だ封印解除されず
(ハ)従来日本洋紙特に新聞紙は実際には排日貨の埒外に在りしもの最近欧洲、加奈陀品の進出するや、既約邦品来年物以
後の契約破棄を通知せる旨報ぜらる
(ニ)排日貨裏切の嫌疑を受け、監禁又は罰金の憂目に逢う華商依然として跡を絶たず
最近伝えらるる所の抗日会が罰金の名目にて取扱料を徴収し、日貨売買を許可するに至り、又邦人紡績が特許料を納入して
取引運搬上支障無からしめ得べき模様に付対日経済絶交運動は今や崩壊に転向しつつありとの報道は全然無根の誤報に過
ぎず、要するに排日運動は国民の党部の対外策の一表現に外ならず、且つ国民政府が此党部を背景とせる以上日支事変の
推移と相関的に不離の関係に立つと観るの外無しと思わる

827 :名無し三等兵:2016/11/28(月) 01:22:58.47
ソ連の極東軍備と関東軍の使命 昭和12年1月1日-1月3()日
関東軍参謀 坂西一良
(上) 憂うるを熄めよ 関東軍健在なり 彼の隠微な"害虫戦術"
 この題目を見て、ああそれは既に承知だと考える向も少くなからう、それほどありふれた問題ではある、しかしながら今日の世
界、特に極東は往日の如き緩慢さをもって移動しつつあるのであろうか
 進展の速度曩日に十倍すとさえ称うる人のある今日である、誰か極東のソ軍のみ依然呉下の旧阿蒙なりと断定し得ようぞ、
止まる者は退くなり、今日のことをもって昨日と同一視する者、それは既に過去的人物ではなかろうか、況んや彼が殆どその国
家の全力を傾倒しある極東問題である、近代国家において未だ嘗て見ざる独裁強権の密封国である、聞えざるが故に見えざる
がために彼に変化なしと考うるは御芽出度きかぎりではなかろうか、このごろ極東ソ軍の行動は甚だしく積極的にかつ横暴とな
って来た、最近約一ヶ年の不法越境や不法射撃事件だけでも百数十回ある、その理由を少しく考察してみたい、これがために
は彼の建軍の根本方針と現在はその発展過程のいずれの階段にありやを検討するのが捷径であろう、御承知の如くソ連邦は
将来戦の基礎条件を国際的社会問題に置きこれを契機として世界革命を誘発せしめ、現代文明を破壊して彼等の企図する誤
れる新なる社会、謬れる新なる文明を建設するをもって、その目的とするものであって、その戦略の大原則は外国に対しては社
会的攻勢を、自国内に対しては社会的守勢をとり社会的攻勢の成功明瞭となるに至らば機を逸せず、強大なる赤軍をもって猛
然攻勢に出で絶大の成果を獲得することをもって戦争指導教義の基礎方針としている
 彼等の謂う戦争手段は思想戦、経済戦および武力戦であって、これは単に某国人の如く口頭禅、紙上論ではなく既に実行し
又今正に実行しつつあるところである、しかして従来吾人の所謂平和なるものは彼等の思想をもってせば単なる武力戦線の休

828 :名無し三等兵:2016/11/28(月) 01:23:40.94
ソ連の極東軍備と関東軍の使命 昭和12年1月1日-1月3()日
関東軍参謀 坂西一良
(上) 憂うるを熄めよ 関東軍健在なり 彼の隠微な"害虫戦術"
戦を意味するに過ぎないもので、思想および経済の両戦線においては旺にその活動を継続しての発展に努め、もって相手国の
意思及び国力を挫折屈服せしめんと企図しつつあるはわが近隣に近く起り、又起りつつある事象を注視する具眼者の夙に感知
せられつつあるところであろう、将来戦における彼が戦勝の要訣は持久戦的戦略守勢をとりつつ隠微の間に社会的攻勢をとり
、相手国を思想国難、経済国難に導き国民の精神的分解、経済的対立、階級的闘争等を誘発せしめ、その結果として生ずる反
乱等の好機に乗じ赤軍をもって総攻撃に出づるのである、それはあたかも密かに害虫を帯裏につけて置いて過早の熟柿を促
成しその色づくのを待って一挙に幹を揺り動かしてふり落してしまうというような戦法で、漸進隠微の間にやる仕事故始末が悪
い、人の良い日本人殊に相手を常に善意に解釈することを推奨し且つこれを行いつつある仏の如き我等にとってはこれは大の
苦手である、右のことを念頭に置いて静思するとき何物かを暗黙の裏に捉え得るのではなかろうか
 ソ連の極東兵備について一瞥を与えるならばソ連は昨年度軍事総予算百五十億留の中約五十億という巨費を単に極東のみ
の軍備に費して鋭意攻勢の準備中であるが特に茲に注意すべきはこの五十億留というも単なる五十億留に非ずして我等日満
側に較べてその実質的能率が遥かに大なることである、これは彼が強制労働、無賃労力を使うためで、例えばハバロフスク、ニ
コリスク間複線鉄道工事において約八万五千人の強制労働者を使用しあるが如きそれである、又総兵力百六十万中の二十五
万を総飛行機四千機中の八百機を総戦車五千台中の七百台をそれぞれ極東に既に戦略展開し終っている、このほかに莫大
の瓦斯戦準備および五十有余隻をもってする潜水戦準備を完整し、莫大なる弾薬糧食を集積しているのみならず、細菌戦準備
さえも研究整備に努めつつあるとのことである、最近満洲国境を歩いて目撃したのであるが、ソ領の諸処に薄桃色の広大なる

829 :名無し三等兵:2016/11/28(月) 01:26:12.88
ソ連の極東軍備と関東軍の使命 昭和12年1月1日-1月3()日
関東軍参謀 坂西一良
(上) 憂うるを熄めよ 関東軍健在なり 彼の隠微な"害虫戦術"
兵営が盛んに新築せられているこれはかねて聞きおよんでいた各地分屯のコルホーズ部隊が正規師団に増強、改編、集結せ
られた証左であろうと見受けられた、もしそれ所謂トーチカ陣地に至ってはこれを純防禦的のものと見る人もあるが、これは決し
て妥当の見方ではない、否欲するところに攻勢をとるための足場であって某局部で防勢をとることは他部において主力をもって
攻勢をとることの保障である、而してこれを満洲国の殆ど全周にわたって施設したことの意味をよく諒解せられたい
 又将来戦に重大なる役割を演ずる軍需の補給能力について考察するならば現在ドンバス、ウラル、グズネッツの大工場地帯
やブレーヤ、コムソモリスクの各軍需工場地帯が続々極東に現出しシベリヤザバイカル、ウスリー鉄道の増強複線化等殆どこ
れが完成を見たるほかにイルクーツク、バイカル、ゼイヤ上流を経てニコライエフスク南方に出るバム鉄道は目下敷設中である、
国境に立ってその鉄道運行状態を見るとあじあやつばめまでも行くまいが、往時に優る快速の長列車が疾駆しているのでもそ
の鉄道施設改善程度の如何に高いかが明瞭に窺われる、これをレニングラード附近を唯一の工業地帯としてこれから長遠なる
単線シベリヤ鉄道によって軍需品補給をやっていた往時に比すればその差は霄壌もただならぬであろう
 さらにソ国側背の情勢を観るならば、欧洲においてはソ、仏同盟を作りあげて後顧の憂いなからしめ、東洋では外蒙の独立を
完成し、新疆亦殆ど独立状態にしてこれ等を挙げて自国連邦内に包含し又支那に対しては極めて活溌に共産軍を活動せしめ
て容共策に狂奔せしむるの状態であることなども亦既に御承知の通りである、彼はこれ等のことを日本と比較して見て計数上
既に勝算ありと見たものだから果然積極的になり横暴の振舞におよぶようになったのであろう
 以上に思いを廻らす時吾等は彼の考うる戦争指導過程のいずれの段階に今立てるや自ら明瞭になるのである、ここまで読ま
れた諸君はこれに処する日満両国特に関東軍についてこれが対策の説明を求められるであろう、然しながら諸君、憂うることを

830 :名無し三等兵:2016/11/28(月) 01:27:40.93
ソ連の極東軍備と関東軍の使命 昭和12年1月1日-1月3()日
関東軍参謀 坂西一良
(上) 憂うるを熄めよ 関東軍健在なり 彼の隠微な"害虫戦術"
熄めよ、我関東軍は健在である、とは云え無条件に合点も行きかねると思うので少しく説明を附加して見ようと思う 
彼の覇武何ぞ我神武に敵せんや
 ソ連の社会的攻勢特にその思想戦には世界各国共少からず弱らされ、わが日本も多少の迷惑を被ったことは争われぬが、こ
れについては目下日本内地において盛んに経綸の行われんとしつつある模様であるから熱意ある政府および国民に信頼をし
、又満洲国内においては内地に数歩を先んじて着々実現されつつあるかの様子であるのでこれには触るることなく、専ら関東
軍必勝の信念とその使命に対する態度とを述ぶることとしよう
 抑々戦争が物質のみで勝ち得ると考えるのは極めて素人の観で史乗あって以来そんな例は一つもない、もとより近代の精巧
なる利器の或程度まで必要なるは論を俟たぬところではあるが、如何に精巧なる利器をもってする交戦と雖もこの原則には変り
なく、物質は依然として物質であり、人力特に精神力を借らずにその性能を発揮することは不可能である、古今東西の名将は
実にこの点を体得し実現しもって戦勝に導いたのであるが悲しい哉ソ軍にはこの認識が甚だ乏しいのである、これは物質文明
の中に育まれ神の存在をすら否認する彼等だ、強制力をもって万事を解決し得ると信じているのも無理からぬことではあるが、
赤軍指導者の内に一人位はこれに関して大声疾呼する人があってもよさそうなものである、とはいえ根本観念を異にし、現政権
の拠ってもって立てる根柢が此事と相反する以上致し方のないのは宿命的弱点であろう、彼等の内には従来の歴史は或は然
らんも今後の原則は然らずと考えている者もあるであろう蓋し人は達人でない限り何かしら当面する事象を例外的に考えそれで
もってつじつまを合せて自己満足を得たがるものだから。関東軍はその兵力は仮令彼に比して劣勢であろうとも装備些か彼に
劣ろうとも一もって十、百に当るとの精強は自他共に許すところで多くをいうを須いぬであろう、蓋し謹慎は我等日本人の信条で
あるからである

831 :名無し三等兵:2016/11/28(月) 01:28:57.52
ソ連の極東軍備と関東軍の使命 昭和12年1月1日-1月3()日
関東軍参謀 坂西一良
(上) 憂うるを熄めよ 関東軍健在なり 彼の隠微な"害虫戦術"
 次に作戦行動は人和に俟つこと最も大であることは古来人和をもって天の時地の利の上に置いてあるのをもってしても、又日
常吾人の周囲を瞥見しても諒得出来る限りであるが、ソ連には少数共産党と多数民衆との対立があり、分析対立文明を知って
綜合渾一文明を知らざる彼国では近頃スターリンとトロツキーの抗争激化による国内紛争が顕然として掩うべくもなく到るところ
に対立抗争の頻発するを僅かに陰険なるゲ・ベ・ウの摘発と強暴なる弾圧とをもって鎮圧しつつある現状を考うる時、彼の文明
が如何に低級にして愍然たらざるを得ないかが判る、しかし現政権が拠ってもって基礎とするところにその根本的弱点が存して
いるのだから如何ともなし能わぬのであろう、この点彼と比較してわが日満側が顕然優位にあるは洵に悦ばしい極みである
 もう一つ彼の根本的弱点を見て見るならばそれは彼の武力がわが神武に到底比すべくもない覇武であることである、換言す
れば彼は力即ち正義と考え暴力をもって不義を行う常套手段とするのである抑々人は死生に直面する時必ずやそこに神秘感
幽然として湧き起り安心立命の境地を発見せんとするものである、かかるが故に彼等キリスト教国軍は過去の戦役において軍
僧を先頭に立てて進軍をしているではないか、死生の地において恐るべきものは、神即正義以外には何物もない、この時にお
いて正義以外の何物をもってするも自己内心を納得せしめ得るものではない、ここにもソ軍の根本的弱点が伏在する、以上瞥
見した二、三の点だけでもソ軍には一朝一夕に医し能わぬ根本的且つ致命的弱点が内在している、覇武に立ちし国古今東西
その数を知らず、しかも何れもが治乱興亡を繰返している中にあって独りわが神武の国のみ二千六百年の連綿たる皇運を仰ぐ
これ洵に真理の永遠性を具現せるものでなくて何であろう、幸なるかな、吾人はこの信念の上に立つどうして些々たる外形上の
美観なぞに眩惑せられよう、関東軍の必勝の信念の一班は以上の如くで抜けば玉散る破邪の宝刀が静かに鞘に納められて大
命の到るをまって居るという状態である、翻って満洲国内をみるに、治安は大いに粛清せられたりというもなお一部匪賊はソ支

832 :名無し三等兵:2016/11/28(月) 01:30:03.67
ソ連の極東軍備と関東軍の使命 昭和12年1月1日-1月3()日
関東軍参謀 坂西一良
(上) 憂うるを熄めよ 関東軍健在なり 彼の隠微な"害虫戦術"

両国共産党より物質上および精神上の支援を得て地形の広大嶮難を恃み蠢動を続けつつある事実に即し、軍は日満軍警とと
もにこれが討伐に従事し日々尊き犠牲者を出しつつあるは周知の事実で、完き粛清を見るのも遠いことではなかろうが、これ等
尊き犠牲者に対しては深甚の敬意を表せざるを得ない、又隣邦支那は今もって日本の真意を了解し得ず、以夷制夷政策をとっ
て東洋禍乱の根源をなしつつあるは善隣として洵に遺憾に堪えぬものがあるが、関東軍はこれに対しても亦駐屯軍とともに状
況これを要すれば直に立ち得る準備を完整している
 今日日本が満洲においてなしつつあることは実に欧洲諸国の桎梏下より東洋民族を解放して東洋平和を確立し、さらに世界
平和に貢献せんとする神武皇謨八紘一宇化の大理想顕現にほかならないのでこの公明にして正大なる神意を堂々実現すべき
は実にわが皇軍の使命にしてしかもこの使命の前衛としての任に当るは我在満関東軍であり、従って関東軍は一意君国に奉
ずる忠誠心に基き鉄石の団結と不動の勇猛心を振起しつつ護国の楯として厳存するのである、この点に関し各位は関東軍に
万福の信頼を願いたいのである

833 :名無し三等兵:2016/11/28(月) 01:35:05.76
一千機の大空軍本年中に完成 昭和9年.2月.6日
南京政府の拡張案
五日某所着電の情報によれば蒋介石氏は過般南京の中央党部大礼堂において開催せられた四中全会議の決議を経て本年
中に八百台乃至約一千台の飛行機を英、米から購入しもって迅速に中央空軍の一大拡張を敢行することに決定したと伝えられ
ている
 南京政府はさきにそのいわゆる「航空救国」指導精神のもとに昨夏の廬山会議において中央空軍の根本的拡張を企画し「航
空三任計画」なるものを樹立して昭和十一年末までに偵察機三百五十機、駆逐機三百機、軽爆撃機二百機、重爆撃機百機合
計約一千機の増加を行い七乃至八連隊の編成増加を実現するの計画を樹てたが、旧臘二十二日から二十五日にわたる●州
並に福州の爆撃によって福建革命政府の潰滅に成功するや空軍拡張の必要を著しく痛感し急遽今次の拡張計画を決定するに
至ったもので蒋介石氏としては今後掃匪並びに辺境の各独立軍討伐の武力使用に当っては専ら空軍の威力に依存してこれが
解決を速かならしめんとするところに今次の拡張の真意を置いているものと見られている

834 :名無し三等兵:2016/11/29(火) 02:17:41.50
桑港−香港−上海間の米・英・支三国航空協定遂に大綱成立を見る 昭和11年10月29日
【上海二十八日発同盟】米支航空連絡についてかねて中国航空公司総経理戴恩貴氏と汎太平洋会社極東支配人ビックスピー
氏が香港に赴き英国側香港政庁当局と交渉中であったが、最近英、米、支三国間に原則的協定の大綱成立を見るに至ったと
確聞する、しかして右協定の骨子は
一、米支航空連絡は桑港、上海間とす
一、その内汎太平洋会社所属機は桑港、香港間を連絡し香港、上海間は中国航空公司が分担す
一、英国は香港に米支航空連絡のためエアポート、格納庫その他必要なる一切の設備を行うことを承認す
というにあり、細目協定については英米支三国間に協議続行中で、全線の連絡開始は数ケ月後となるらしいが上海、香港間の
みは来月一日より開始される模様である
新例として列国注目 我出先官庁も重視
【上海二十八日発同盟】別項中国航空公司の上海、広東線を香港まで延長することによって米支航空連絡を実現するは今次の
協定中最も注目すべき点であるが、列国は対支航空連絡につき何れも割込を策しつつあり就中イギリスはインペリアル・エアー
・ウェーの彼南、香港線を上海まで延長せんと計画して米支両国当事者が香港中継地案をイギリス側に交渉した際も遽にイギ
リス線の延長案を提議して交渉が停頓に陥った事実あり、更にフランスもまた仏機を使用する河内、広東間の航空連絡を強要
せんと狙っており、この間支那側では出来るだけ各国飛行機が支那国内でリレーすることを防止せんとしておるので遂に最初
に問題となった米支航空連絡に対し中国航空公司線を延長する形式をとって表面アメリカ機の中国領土内乗入を防止する態度
をとりつつ米支連絡を実現した訳で今後各国との間に締結さるべき連絡協定の新例となるものとして注目される
【上海二十八日発同盟】イギリス側が米支連絡の中継地として香港を提供した代償としてイギリスのインペリアル・エアー・ウェ
ーの上海延長権を支那側から獲得したと信ずべき節あり、列国の対支航空進出に対しわが出先官憲は重大な関心を払ってい


835 :名無し三等兵:2016/11/29(火) 02:18:48.99
桑港−香港−上海間の米・英・支三国航空協定遂に大綱成立を見る 昭和11年10月29日
プ島の着陸権要求 英・南支の制空を目指す
【上海二十八日発同盟】確聞するに英国は米支航空連絡の中継地として香港の使用に同意した代償として英帝国航空路(イン
ペリアル・エアウェー)を上海まで延長する件を支那側と交渉中であるが、更に過般カルデゴット香港総督が広東において蒋介
石氏と会見の際並に新嘉坡空軍司令(グループ・キャプテン)スミス大佐香港訪問の砌り広東で蒋介石氏と会見して英帝国航
空路の新嘉坡、香港線開通のためプラタス島(東沙群島中の一部)に飛行機着陸権の承認を求めた由で同島に飛行場、無電
台その他の設備を英国の手で行う諒解が成立したと伝えられる
而して英国側は右を旅客機の燃料補給の必要を表面の理由としているが専門家の見解によれば現在使用の航空機ではシン
ガポール、香港間の旅客飛行には燃料補給を必要とせず唯軍用機に爆弾を搭載する場合においては積載燃料の制限を受け
無補給無中継飛行は困難だといっている
即ち英国側の前記申出は此の欠陥を補い南支、南洋の制空権を把握せんとする遠大なる軍事的意向を包蔵するものと解せら
れ極東情勢に重大影響を及ぼすべき軍事協定であるとして各方面から注目されている

836 :名無し三等兵:2016/11/29(火) 02:20:50.80
長期抗日の火蓋切らる 昭和8年8月31日
古鉄類一切を突如、輸出禁止
漢冶萍鉄禁輸の前提  背後に某国策動の疑い
上海本社特電【三十日発】国民政府は去る二十三日附各海関ならびに地方行政機関に対し次の如き命令を発し鉄、銅、鉛など
の半製品の海外輸出を禁じ違反者は通敵罪として厳重取締まることになった、最近日本側でさかんに鉄、銅、鉛の廃物を購入
するものありという理由でこの挙に出たもので即時実行されるはずである
(一)鉄、銅、鉛の半製品(二)完製品の変形または改造せるもの(三)銅、鉄、鉛の原料(四)右原料を製造、加工する際生ずる残
滓物(五)軍隊で用いた薬筴(ケース)はもよりの兵器廠で処分せしむ(六)右種類に属するものは絶対に輸出を禁止す
上海本社特電【三十日発】国民政府が果して財政部長宋子文氏の帰来と同時に三十日から抜き打的に古鉄類一切の輸出禁
止を行ったことに対し上海官辺ではこれをもって日本の八幡製鉄所の生命たる漢冶萍鉱山の鉄鉱原石類の輸出禁止の前提を
なすものとして非常に重視している、今回の禁止理由として伝えられるところによると
国民政府は日本側でこれらを軍需品製造に使用しつつあるとの噂に極度に狼狽し軍政部の意見により禁止を断行するに至っ

といわれているが、その背後に某々国の策動あるもののごとく宋子文氏の帰国とともに早くも国民政府が対日長期経済抵抗の
火蓋を切ったものと見られる、即ち現在上海から輸出される古鉄類総量は年約一万トン内外に過ぎずことさらに輸出禁止を行う
理由は全然なくすこぶる疑問とされており、その裏面においてこれを鉄鉱輸出禁止にまでもち来さんとする魂胆なること明瞭で
明かに蒋介石氏の計画せる対日軍備拡張の一部と見られている、原産地標記条例といい今回の古鉄類輸出禁止といい今や
国民政府が表面日本に対し政策緩和を示しながら裏面において着々と合法的排日を行わんとする証拠とされている、なお三十
日の発令は実に突発的であって日本行古鉄類にして出帆間際に抑えられたものあり支那側の暴挙によって上海の当業者は大
打撃をうけている

837 :名無し三等兵:2016/11/29(火) 02:21:52.07
長期抗日の火蓋切らる 昭和8年8月31日
各地の排日
平津
【天津三十日発連合】平津地方の排日運動はいよいよ実際工作に移り市商会は商民憂国会の勧説によりまず支那街における
日貨調査に着手した、天津市商会および官憲方面は国民政府実業部から国貨提唱の名の下に露骨な日貨排斥方法の通牒を
うけ排日風潮の再燃に平津地方の日支関係は再び悪化の道程を辿りつつある
永平
奉天本社特電【三十日発】支那軍の不侵入地区たる北支の非武装地帯は日本軍の撤退後日を逐うて治安乱れ居住支那民衆
の避難するもの続出の有様であるが最近さらに停戦協定に違反して反満抗日の空気濃厚となり永平ではすでに抗日救国会の
組織を見また北寧沿線留守衛では居留邦人の営業を妨害圧迫、漸次戦前の状態に還りつつあるので山海関のわが軍は事態
を重大視している
広東
【広東三十日発連合】広東省各地には最近またまた排日運動が猛烈な勢いで勃興しつつあり
右に関し地方新聞の報ずるところによれば最近旧東北義勇軍援助のため組織された排日団体が広東省内三十五地方に起り
その他十五地方にも同種排日団体諸協会が設立された
殊に注目すべきは長江西南政治会議が王徳林を東北義勇軍総裁に任命したことである
王徳林はさきに満洲において反満抗日を標榜する偽勇軍巨魁として兇暴を逞しくしたが敗れて露国領内に逃れその後馬占山
等とともに欧洲を経由帰国し最近広東に滞在しているものである

838 :名無し三等兵:2016/11/29(火) 02:23:24.01
支那へ、支那へ、列国の大進出 めざましい伊国 昭和9年.2月.26日
空軍拡張を繞って我国も成行重視
最近支那の航空及び通信事業に対し諸外国がその手をのばし来ったことは注目を要するものあり、殊に福州及び厦門におけ
る大飛行場の建設は米国棉麦借欸流用の疑いあり、アメリカよりの飛行家及び技術家の渡支も頻々たるものがあって我国各
方面を刺戟している
一方イタリーの対支進出も目覚ましいものがあり、最近のイタリーの反日親支的態度は外務当局でも相当これを重要視して成
行を監視している、即ちムッソリーニ、イタリー首相の女婚前駐支公使チアー伯はローマにおいて外交の要路にあるが元来チア
ー伯は張学良と親交あり
 宋子文として接近している関係あり、ムッソリーニ首相も漸次支那に対する関心を持つに至ったものと推測され、張学良がチ
アー伯とともに渡欧しローマに滞在中イタリー官辺と支那の空軍拡張建設について打合せをなしイタリー飛行家の支那政府へ
斡旋せる事実あり、蒋介石も抗日空軍拡張の必要を感じていたところ最近の福州独立事件の経験に鑑み益々その必要を認め
、第四次中央全体会議において第一期空軍拡張実行案として五千万円の支出を議決した、しかしてその財源としては外資に
関する限りイタリーの団匪賠償金をもって充当すべく報道され、またアメリカの棉麦借欸る、又通信事業に於てはイタリーは団匪
賠償金の一部をもって真如無電台の附近にイタリーと直接通信をなすに定る新施設を創設することとなった由である、更に進ん
で団匪賠償金を担保として上海銀行界に対し四千四百万円の借欸を承認させ各銀行は既にその引受額その他の条件を決定
したしかして右借欸は多面共産党軍討伐費の一部にあてられることとなっているが、イタリーの真意は同国産の飛行機売込み
と航空事業の諸権利の獲得にあり、支那側との間に如何程の諒解があるかは注目されている

839 :名無し三等兵:2016/11/29(火) 02:26:29.86
南太平洋横断 制空権確保に米国頻に狂奔 昭和8年.3月.27日 
広東派を煽てて軍事施設  南洋諸島返還運動の裏面
上海本社特電【二十六日発】
日本の委任統治下にある南洋諸島の還附問題が緊迫し、すでにこの問題に関し日独の間に予備交渉とも見らるべきものが行
われたが、一方日本の聯盟脱退後における態度に深甚の関心を有する米国がこの問題の裏面に干与していることは明かであ
り、かつ南洋問題をめぐる米国の東洋政策の動向が注目されている、すなわち最近米国殊に軍部(海軍省、航空省)の東洋進
出の野心が露骨となりその根本通路たるサンフランシスコ、ハワイ、ミッドウェー島、ウエク島、グアム島、フィリピン、広東を連ら
ねる南太平洋横断制空権確保を目的としており、この通路に横たわる南洋諸島が日本の支配下にある間は米国の前記の東洋
への通路は常に不安にさらされている、日本の南洋諸島領有は米国軍部の頭痛の種であったため南洋諸島が日本の手から
離れることは米国軍部のかねての念願であった、これと関聯して今や見逃し得ぬ事実は米国軍事当局の東洋殊に支那に対す
る遠大なる軍事計画が着々成功を見つつあることである、すなわち前記南太平洋横断の終点たる広東において米国海軍航空
当局の歩める道を見ると米国が支那で軍事的力を注いでいるのは蒋介石の国民政府よりも広東の軍閥である、広東における
米国の勢力は日本が満洲の問題に気をとられていた間に一大飛躍をした、広東政権の各部門にわたって有力な顧問が入り込
んだ、海軍のマリー大佐、航空のメリーおよびハリスン両大佐はその昔のボロジン、ガリンの株を奪っている有様だ、かくして米
国軍部の指導援助のもとに広東には空軍六大隊(二百十六機全部米国式)編成を計画し、このほか飛行教導隊三大隊、警備
隊三大隊、高射砲六隊を完成すべく予定されている、また韶関(広東の北方、湖南省境に近き粤漢鉄道に沿う都市)、肇慶(広

840 :名無し三等兵:2016/11/29(火) 02:27:10.08
南太平洋横断 制空権確保に米国頻に狂奔 昭和8年.3月.27日 
広東派を煽てて軍事施設  南洋諸島返還運動の裏面
上海本社特電【二十六日発】
東の西方、西江流域の都市)に大飛行機根拠地、広東、韶関に飛行機製作所を建設、米国から高級技師を派遣している、この
空軍大拡張のため広東派と米国との間に一千万ドルの秘密借欸がすでに契約されたと伝えられている、これらは一朝事ある
時は米国海軍飛行機の作戦根拠地となり得るものである
さらに米国は陰に陽に広東派を煽動して対日開戦論を促進しつつある形跡がある、要するに米国は単なる広東派援助の範囲
を遥かに超越し明かに対日作戦を前提として万一太平洋に風雲起らば日本は恐らく第一にフィリピンを攻略すべしとなし日本と
フィリピンとを連ねる線を広東を一端とする東西の強力なる一線をもって断ち切るべく、一方日本に対する最短距離の航空根拠
地を確保して米国海軍の太平洋制空権を補うべき大計画を実行に移しつつあるものと見てよい、かく観じ来ればこの米国の計
画の遂行上大障害たる日本の南洋委任統治をこの機会に乗じて解消せしめんとするものであることは疑いない、かつまた米国
が苦心の結果に成る広東における軍事施設も要するに日本が南洋委任統治をなす間は竜を描いて点晴を忘れたものであって
日本から南洋諸島を奪ってこそはじめて成果を挙げうべきものである、かくて米国今回の裏面からの南洋諸島奪回策謀の魂胆
がいずれにあるか明瞭である

841 :名無し三等兵:2016/11/29(火) 02:35:51.88
米国の指揮下に一千機を建造 昭和12年2月21日
支那の航空三年計画
 民国の独裁官蒋介石が”航空救国”を高調してから目標空軍一千機にスタートを切ったのは上海事変直後のことである、多事
多難な「地震の殿堂」南京政府ではあったが、この大航空建設の念願は年一歩と進展し到頭「一つの空の偉力」をアジアの一
角に出現させてしまった、そして新陣容を整えた青天白日旗下のこの民国空軍の華やかな光芒の蔭には実に”アメリカ”と云う
黒幕が隠然と存在していたのだ、そして今も尚おアメリカの指導下にあって、民国は更にその空軍を倍加せんと画策している
 先ず国民政府に属している現在の空軍を観れば、上海事変当時は陸上七隊水上一隊に過ぎなかったが、アメリカの積極的
指導を得て空軍の内容刷新と、その兵力の増加を策し一方国民の航空熱熾盛化と相俟って空軍拡充の気運を醸成し来った
例えば米国と航空密約を締結して空軍の根本的刷新を図るためその一時的方便として先ず陸上七隊を三隊に縮小し、残りを
杭州飛行学校に集中してアメリカ飛行士を招聘、根本的に空軍勤務者を訓練した
 かくして支那空軍は”尋常一年生”にかえって根本的にやり直しを行い、その為に内容は漸次充実性を帯びて来たが、所謂「
支那航空三年計画」は昭和十一年末を以て略完成をみたと伝えられているが、それに依ると
一、偵察機 三五〇機
一、駆逐機 三〇〇
一、軽爆撃機 二〇〇
一、重爆撃機 一〇〇
一、水上機 五〇
 計 一、〇〇〇
に及び、近くこれは七乃至八聯隊に編成され更に茲数年後には一層優勢な空軍を保有するだろうと観られ、その背後に指導者
アメリカが存在しているだけに「単なる支那空軍」として決して軽視出来ない情勢に到来した事は確である、一方、地方軍閥に

842 :名無し三等兵:2016/11/30(水) 02:31:53.13
米国の指揮下に一千機を建造 昭和12年2月21日
支那の航空三年計画
よって育成され、中央空軍とは別個に取扱われているものに四川の二十機、山西の十五機など
その他貴州、雲南にも若干機あるが、支那協賛軍にも「朱毛空軍」といわれるものが数台あると
いわれ、これはソ聯空軍の支給によるものと伝えられている、面白いのは地方空軍の飛行機操
縦者が殆ど外人飛行士であることであろう
 さて支那空軍の発達をみる場合、われわれはアメリカの根強い支援を決して忘れることは出来
ない、アメリカの援助は中央空軍の拡張を企図したのであるが、その裏面には支那政府が米国
に軍事上重要な利権を提供していることである、更に各地方空軍は名義上支那軍閥に属してい
るが、実権は殆ど米国の手に帰している、そしてアメリカの教官は現在百名を超えている、飛行
機とガソリンは全部アメリカによって制せられている、例のリースロスの国幣改革案に基く銀国有
の断行で支那の財政は愁眉を開いたというが、ここでも巨利をせしめたものはアメリカの飛行機
会社だった、何しろ一年に三百機も売り込むアメリカである、ただその蔭にもう一つのたくらみが
潜んでいることをわれわれは知ることが出来る、それは抗日の熱病に憑かれた支那の官民を煽
りたてて、空軍を拡張させれば一つは対岸の強敵”日本”を牽制し得るというアメリカ式考えから
であろう、これは米国としては一石二鳥の名策として自負するに充分なものがあろう
 最後に、最近の支那民間航空状態に一瞥触れてみよう
 現に民間航空機といわれているものは四十機程ある、そして支那の民用航空は大体次の三系
統に分れている

843 :名無し三等兵:2016/11/30(水) 02:32:50.86
米国の指揮下に一千機を建造 昭和12年2月21日
支那の航空三年計画
中国航空公司(米国系)
昭和四年四月創立、同年七月米支航空新契約の締結により米支合弁となる、しかし実権は米国
人の手中にある
第一線 上海、南京、漢口、重慶、成都を結ぶ
第二線 南京、徐州、済南、天津、北平を結ぶ
第三線 上海、寧波、温州、福州、広州を結ぶ、このほか重慶−雲南線を最近完成し、昭和十一
年十月より香港において太平洋横断定期航空路と完全に連絡、更に計画中のものもある
欧亜航空公司(独逸系)
ドイツ「ハンザ」航空会社により昭和五年より開始された独支合弁
第一線 上海、南京、北平、満洲里(西伯利亜経由伯林)
第二線 上海、南京、北平、庫倫(同右)
第三線 上海、南京、甘粛、新疆(同右)
更に昭和十年には北平−広東線西安−雲南線の諸線完成し、就航をみている
西南航空公司−西南五省官民公弁事業
昭和十年より事業を開始し、目下広東−南寧−竜州の定期航空を実施している、使用機及び操縦
士は米国に仰いでいる

844 :名無し三等兵:2016/11/30(水) 02:36:28.28
@「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

  抗日全軍将兵同志諸士!
 今次の蘆溝橋事件に際し、日本軍は卑劣極まる欺瞞的
手段によつて我が天津及び北平を占拠し、我が同胞民衆
を殺害したが、我が国にとつてこれ以上の大なる恥辱は
ない。これを思ふ毎に、余は実に痛心限りなきものがある
のである。
  満洲事変以来、吾等は忍耐に忍耐を重ね退譲に次ぐに
退譲を以てしたが、日本は益々凶暴圧迫を恣にしてその
止まるところを知らない。かくて吾等は忍ぶに忍び得ず
退くに退き得ない事態に陥り、全国一致決起して日本と
死活の勝負を決するの已むなきに至つた。しかも吾等軍
人は平素より全国同胞の膏血による給養を受けてゐる。
吾等はこの秋に当り、如何に勇奮力闘して保民保国の重
責を果すべきであるか?
 余は全国を統帥し、国家の存亡、将兵の生死に対して
全責任を負ふべき地位に在るが故に、自己の心力を竭し
て最後の勝利を獲得しなければならないのである。
 余は常に「戦へば必ず勝たねばならない」と言つて来
た。我が全将兵は一心一徳、命令に服従すれば即ち足
る。その結果は必ず日本軍を撃破し、我が国辱を雪ぐこ
とが出来るのである。
 今直ちに日本に対する決死の抗戦を開始せんとするに
当り、最も重要なる五つの事項を示して玄に全将兵の注
意を喚起せんとする次第である。

845 :名無し三等兵:2016/11/30(水) 02:37:21.91
A「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

一、飽くまでも犠牲たるの決心を堅持すべし。
  諸士は日本が予てより機に乗じて功をとるの方法を
 利用し、我が領土を相次いで奪取し来つたことを知つ
 てゐるであらう。従つて日本軍に対して相当の打撃を
 与へない限り、その侵略を停止させることは出来ない
 のである。而して今吾等が挙国一致日本に向つて抗戦
 すれば、日本もまた体面上必ずや全力を傾けて戦ふで
 あらう。故に、戦争が勃発しなければ即ち己むも、一
 度戦争が始まればそれは必然的に長期戦となり、日本
 が弊れなければ即ち我国が亡びるであらう。従つて吾
 等軍人は必ず心を同ふし、力を合せ、死を決して戦に
 赴き、民衆は心を一にして飽くまでも日本に抵抗しな
 ければならないのである。
  諸士は銘記しなければならない ― 戦争の勝敗は一
 にかゝつて戦ふ者の精神にあり、我が彼を恐れなけれ
 ば彼は必ず我々を恐れ、また相手を恐れるものは必ず
 敗れ、相手を恐れないものは必ず勝つといふことを。
  吾等の銃砲は日本のそれに劣ると雖も、吾等は飽く
 までも犠牲の精神を堅持してゐさへすれば足りる。忠
 勇にして恐れざるの革命精神を以て前進突撃すれば、
 日本が必ず敗れることは毫も疑ひのないところであ
 る。何故ならば、日本の軍隊は機に乗じて功をとり得る
 のみで、真の犠牲を欲してはゐないが故である。

846 :名無し三等兵:2016/11/30(水) 02:38:06.41
B「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

ニ、最後の勝利が我に帰することを信ずべし。
  日本軍は我が領土に於て作戦するが故に、至る処に
 於て地理に通じない。しかも各地の民衆は凡て我が同
 胞であつて日本の仇敵である。従つて日本の軍事行動
 は至る処に於て殆んど進展し得ず、その結果日本の将
 兵は死を恐れて犠牲を拒むに至るであらう。茲に於て
 日本軍の行動は緩慢となり、敢て迅速なる進撃を行は
 ず、僅かに飛行機及び大砲によつてのみ吾等に猛撃爆
 破を加へ、吾等を威嚇して後退せしめんとし、真の戦
 闘はこれを回避するであらう。故に我軍は死を誓ひ、
 死を決して頑強に抵抗し、苦を恐れず、難を怖れず、
 死を怖れず、落着いて照準を定め、弾丸を愛惜し、持
 久死守しさへすれば、日本軍の実力は消耗し、遂には
 必ず我軍の勝利となること瞭かである。従つて我軍の
 将兵は戦に臨んで決して周章狼狽してはならない。た
 とひ一時は挫折することはあつても、日本軍の犠牲を
 肯んぜず敢て急進しない上いふ弱点を利用し、従容と
 して戦闘力を補給し、奮闘を継続しさへすれば、最後
 の勝利は必ず我軍の手に帰することは疑問の余地さへ
 ないところである。

847 :名無し三等兵:2016/11/30(水) 02:38:36.46
C「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

三、智能を活用して自ら抗戦すべし。
  作戦に関しては最高統帥部より指示を与へ、各部隊
 所管事項に関しては必ず各部隊の各級指揮官が自ら詳
 細に研究し、以て本部の手の及ばないところを補ふこ
 とになつてゐる。例へば地形、敵情、我軍の状況、便
 衣隊の配置、諜報者の使用、激戦による補給断絶に対
 する応急措置、交通阻礙による命令中断に対する臨機
 の措置等は、凡て各部隊の指揮官が積極的に智能を活
 用して決定すべきものである。なほ上は軍長、師長、
 旅長より下は営長、排長に至るまで、一貫して斉しく
 堅守すべきことは各自の責任と本分とである。

848 :名無し三等兵:2016/11/30(水) 02:39:21.52
D「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

四、軍民一致団結して親愛誠実を致すべし。
  如何なる戦争も民衆の支持を得て初めて勝利を得る
 のであるが、今回の抗日戦に於ては特に全国各地全民
 衆の力を動員して敵と決戦すべきである。
  しかし民衆と軍隊との協力一致、相互扶助を望むな
 らば、先づ民衆に対して親愛誠実の情を示し、以て民
 衆の信頼と尊敬とを獲得しなければならない。これあ
 つてこそ初めて軍民一如の目的を達することが出来る
 のである。而して民衆に対して親愛誠実の情を表示す
 るには常に同情の念を以て彼等に接し、彼等をして過
 度に疲労せしめず、怨嗟を生ぜしめず、遭難の老幼婦
 女を見れば必ず力を尽してこれを援助し、自己の肉身
 と同様にこれを遇すベきである。戦闘区域及びその附
 近の民衆に対しては、特に祖国が今や危急存亡の岐路
 に立つてゐることを告げ、凡そ中華民国の同胞たるも
 のは斉しく結束奮起して殺敵救国の大義に赴くべきこ
 とを理解せしむることが肝要である。また随時随所に
 民衆を援助し、民衆を教導し、民衆を救護し、親愛誠
 実の情を示して彼等と辛苦を共にしなければならな
 い。かくの如く軍民団結すれば民衆も自ら楽んで軍隊
 を支持し、売国的間諜は勢ひ発生せず、敵は遂に敗北
 すること瞭かである。

849 :名無し三等兵:2016/11/30(水) 02:40:07.64
E「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

五、陣地を堅守し進撃するとも退却すべからず。
  我が革命軍の精神は、前進するとも絶対に退却せず
 といふ点にある。我が革命軍の成功も亦前進あるのみ
 で退却しないといふところにある。従つてもし退却す
 るものがあれば、連座法によつてこれを処断すべきで
 ある。過去の作戦もかくの如くであつたが、今次の日
 本に対する作戦に於ても亦連座法の実施を必要とす
 る。何故ならば、連座法を実施することによつて勇敢
 なるものは安堵し、死を恐れるものは退却せんとして
 も退却することが出来ず、かくて初めて最後の勝利を
 獲得し得るが故である。
  日本軍はその強大な武器をもつて猛爆進攻するであ
 らう。しかしもし我が軍が山の如く屹立し、陣地を堅
 守し、進撃あるのみで退却を知らず、敵の接近を俟つ
 て突撃肉薄すれば、日本軍が如何に飛行機、大砲を有
 するもこれを使用するに途なく、我が軍は持久戦線に
 於て必ず最後の勝利を得るのである。これに反して、
 もし指揮者の命に従はず、恣に自ら退却して個人的に
 連座法の処罰を受けるのみならず、更に部隊の士気を
 動揺せしめ、害を国家に及ぼすが如きことがあれば、
 これは狼を曳ひて室に入るの危険を敢てするものであ
 り、また兇漢の悪事を援助する売国奴となることである。

850 :名無し三等兵:2016/12/01(木) 03:29:32.81
F「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

   もし各陣地に於て、本委員長の命を俟たず、擅に
 後退するものがあれば、その何人たるを問はず一斉に
 これを売国罪として極刑に処すべきであつて、毫も容
 赦してはならない。吾等は何時かは必ず死ぬものであ
 るが、その死をして意義あらしめなければならない。
 死は光栄である。苟も自ら恣に退却して軍法の制裁を
 受け、死刑に処せられるが如きことあれば汚名を万年
 の後に遺すものである。これに反して日本軍に対する
 応戦の犠牲となるならば、それは芳名を百世に遺すも
 のである。
  中央政府は拠点固守奨励の弁法を定め、能く拠点を
 固守し敵の攻撃に対しても退却しなかつたものは即刻
 三級を昇進せしめ、三代に亙つて栄位を贈り、その余
 栄を子孫に及ぼさんとするものである。故に諸士は努
 めて陣地を堅守し、攻撃あるのみで退却することな
 く、国家のために光栄を増し、自己のために栄誉を保
 つべきである。これに反してもし恣に退却を敢てする
 ものがあれば、中央政府は必ずこれを売国間諜の罪名
 に於て処罰し、これを極刑に処するに何等の容赦も許
 さないであらう。

851 :名無し三等兵:2016/12/01(木) 03:30:16.04
G「抗日全軍将兵に告ぐ」 蒋介石   昭和12年7月17日

 以上は日本勢力の駆逐並に中華民族復興のための最も
重要なる五つの項目であるが、今後なほ重要なる事項が
生ずれば更めてこれを指示するであらう。
 諸士は満洲事変によつて吾等が東北四省を失ひ、爾来
民衆は苦悩を受け国家は領土を喪失し来つたことを忘れ
てはならない。吾等は一時一刻たりともこの大なる恥辱
を忘れてはならないのである。
 最近数年来、吾等は忍耐に忍耐を重ね、無抵抗の態度
をつゞけて来たが、これは果して何のためであつたか?
 国内の安定を図り、統一を達成し、国力を充実し、最後
の関頭に臨んでは即ち抗戦し、雪辱せんがためであつた
のである。
 今や既に平和の望みは絶えた。この時に当り、吾等と
しては徹底的な対日抗戦あるのみである。故に吾等は挙
国一致、犠牲を惜まず日本と決戦すべきである。我が国
民は黄帝の革命的子孫たることを自覚し、死を決して難
に赴き、報国の途をはかり、以て孫総理及び先烈の犠牲
に対して報ゆるの覚悟がなければならない。吾等は数千
年来祖先の遺留したまへる光栄ある歴史と版図とを維持
し、吾等の父母、師父、先輩の吾等に与へた深厚なる教
誨と扶養との恩に報い、以て吾等の子孫に対して恥づる
が如きことのなきやう心がくべきである。
 抗日全軍の将兵諸士! 時機は既に到来した! 吾等
国民は心を一にして殺賊に努力し、攻撃あるのみで退却
することなく、万悪の日本軍を駆逐し、以て我が中華民
族の復興を図らうではないか! 

852 :名無し三等兵:2016/12/01(木) 03:31:52.16
  r'~ .:.'Y: : : : /~        _....__         _....、___   \: : : \
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   l : :\V.: :l  .r'::r'" ̄_^rr、ヽ、         r'~.,.rrt-、 `ヽ\  //:ヽ
   i; : : : ヽi: 1, (::.i'  r(_.)l l::::',           rしj l::::',   l:::) ./;r-、ヽ
   .l .; : :/_ヽ;i  .い   l=〈 〉=.l             l=〈 〉=l  /,ノ /, -、l :
    i/: : :.l/ ヽ、l  `  ヽ::.l l.:.ノ           ヽ::l l.:.ノ    ./く  l
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            `l        、_        ,.         /     諸事正直を旨とし、誇張虚言を恥とせよ。
             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ       行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。 (戦陣訓)
               `ヽ、_              _, . -'"
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853 :名無し三等兵:2016/12/01(木) 03:33:47.21
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854 :名無し三等兵:2016/12/01(木) 03:34:28.33
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855 :名無し三等兵:2016/12/01(木) 03:35:15.17
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         ヽ、_ i                         ./ _/
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             ヽ        ` '  ‐  ' "        /
              ヽ、                   ノ       行ひて俯仰天地に愧ぢざるべし。 (戦陣訓)
               `ヽ、_              _, . -'"
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856 :名無し三等兵:2016/12/01(木) 03:37:07.32
蒋介石「日本国民へのメッセージ」 @
一年前に述べた如く支那の抵抗は自国の存立の為のみならず日支両国国民
への幸福のためである。日本軍閥は支那のみならず日支両国民の敵である。
過去十二ヶ月の闘争は確信を変えず支那全国民はこれに同感である。日本軍
部は国民に対して支那に於ける連戦連勝を欺瞞してゐるが日本陸海軍が最初
に公言した如き速戦即決は実現したであらうか。半年で終ると称した戦争が一
年となり、二年となり、而も未だ終結の見透しがつかぬではないか。日本国民の
負担は益々加重し経済的危機は国民の上にのしかかってゐるではないか。何故
に日本の若人は後から後から召集されては戦場に送り出され戦死者のみが帰っ
て来るのか。過去十二ヶ月間の日本国民の精神的困苦如何ばかりであったか。
然してその苦しみは何故であったか、そして之等の終りには何が来るのであるか。
日本国民は実に軍閥のために支那国民に対する甚だしい誤れる観念を受け入れ
るべく惑はされ且つ刺激されてゐるのだ。これらに必要なものは其の観念の根本
的変更である。日本軍閥が其の国民を欺瞞するに好んで用ひる二つの定り文句が
ある。一は即ち支那の本性は親日なりといふことであり、其の二は支那がソヴェー
ト化してゐるといふことである。斯様な想像の産物たる空宣伝は事実の証明の前
には一溜りもなくその出鱈目を暴露するのである。抑々過去四千年に亘り支那人は
その平和愛好の美徳を以って聞へてゐる。現在の抗戦は唯傲慢且つ侵略的なる日
本軍閥に強ひられ止むなく起ったものである。一国は隣国の内政問題に干渉すべき
ではない。然し敢て指摘する。支那の政体はソヴェート制に非ず、それは故総理の
遺訓たる三民主義に基くものである。誇大なる宣伝により国民に滲み込まされつつ
ある日本軍部の無謀な政策は日本国民を泥沼に引入れた事実に今こそ日本国民は
その足跡をふり返って見るに最も適当な時期である。今総ての日本人の前には執る

857 :名無し三等兵:2016/12/01(木) 03:40:08.12
A「日本国民へのメッセージ」 蒋介石  
遺訓たる三民主義に基くものである。誇大なる宣伝により国民に滲み込まされつつ
ある日本軍部の無謀な政策は日本国民を泥沼に引入れた事実に今こそ日本国民は
その足跡をふり返って見るに最も適当な時期である。今総ての日本人の前には執る
べき二つの明かな手段がある。一は彼等の過去の過誤に目醒めこれを悔ひ改める事
である。其の二は其の国策を根本的に改める事である。全日本国民は拡大政策の絶
体的に誤れる事を知り、且つ此の政策は唯彼等を破滅に導くのみである事を自覚する
べきである。唯独立且つ強力なる支那のみが東亜の平和と秩序を保証する。然して東
亜の真の平和と秩序のみが日本国民の幸福と繁栄を保障するのである。仮令支那が
日本の侵略に抵抗せずして其の属国になったとしても支那4億5千の国民の憎悪は日
本の国力と安定に反撃し遂には完全に日本帝国を壊滅せしめるに至るであらう。中国
の抗戦これこそが日本軍部の無敵陸海軍の有する尊大な夢を打破る唯一の方法であ
る点に於て日本自体の利益であるとさへ言へやう。随って中国の抗戦こそは日本国民
がその中国に対する侵略的意図を放棄して以て日本自体を救ふべき千載一遇の好機
といはねばならぬ。真実と正義とは中国の側にある。仮令日本国民が挙げて武装して
中国と戦ふとしても中国は決して滅ぶるものではなく返って日本に対する愛憐と同情の
念を強めるばかりである。日進月歩の現下の世界に於て日本が自国を救ふ途は唯自ら
過去の誤を悔ひ改めて其の政策を改変する以外には絶対にないのだ。

858 :名無し三等兵:2016/12/02(金) 02:23:20.65
米国の指揮下に一千機を建造 昭和12年2月21日
支那の航空三年計画
 民国の独裁官蒋介石が”航空救国”を高調してから目標空軍一千機にスタートを切ったのは上海事変直後のことである、多事
多難な「地震の殿堂」南京政府ではあったが、この大航空建設の念願は年一歩と進展し到頭「一つの空の偉力」をアジアの一
角に出現させてしまった、そして新陣容を整えた青天白日旗下のこの民国空軍の華やかな光芒の蔭には実に”アメリカ”と云う
黒幕が隠然と存在していたのだ、そして今も尚おアメリカの指導下にあって、民国は更にその空軍を倍加せんと画策している
 先ず国民政府に属している現在の空軍を観れば、上海事変当時は陸上七隊水上一隊に過ぎなかったが、アメリカの積極的
指導を得て空軍の内容刷新と、その兵力の増加を策し一方国民の航空熱熾盛化と相俟って空軍拡充の気運を醸成し来った
例えば米国と航空密約を締結して空軍の根本的刷新を図るためその一時的方便として先ず陸上七隊を三隊に縮小し、残りを
杭州飛行学校に集中してアメリカ飛行士を招聘、根本的に空軍勤務者を訓練した
 かくして支那空軍は”尋常一年生”にかえって根本的にやり直しを行い、その為に内容は漸次充実性を帯びて来たが、所謂「
支那航空三年計画」は昭和十一年末を以て略完成をみたと伝えられているが、それに依ると
一、偵察機 三五〇機
一、駆逐機 三〇〇
一、軽爆撃機 二〇〇
一、重爆撃機 一〇〇
一、水上機 五〇
 計 一、〇〇〇
に及び、近くこれは七乃至八聯隊に編成され更に茲数年後には一層優勢な空軍を保有するだろうと観られ、その背後に指導者
アメリカが存在しているだけに「単なる支那空軍」として決して軽視出来ない情勢に到来した事は確である、一方、地方軍閥に

859 :名無し三等兵:2016/12/02(金) 02:23:53.45
米国の指揮下に一千機を建造 昭和12年2月21日
支那の航空三年計画
よって育成され、中央空軍とは別個に取扱われているものに四川の二十機、山西の十五機など
その他貴州、雲南にも若干機あるが、支那協賛軍にも「朱毛空軍」といわれるものが数台あると
いわれ、これはソ聯空軍の支給によるものと伝えられている、面白いのは地方空軍の飛行機操
縦者が殆ど外人飛行士であることであろう
 さて支那空軍の発達をみる場合、われわれはアメリカの根強い支援を決して忘れることは出来
ない、アメリカの援助は中央空軍の拡張を企図したのであるが、その裏面には支那政府が米国
に軍事上重要な利権を提供していることである、更に各地方空軍は名義上支那軍閥に属してい
るが、実権は殆ど米国の手に帰している、そしてアメリカの教官は現在百名を超えている、飛行
機とガソリンは全部アメリカによって制せられている、例のリースロスの国幣改革案に基く銀国有
の断行で支那の財政は愁眉を開いたというが、ここでも巨利をせしめたものはアメリカの飛行機
会社だった、何しろ一年に三百機も売り込むアメリカである、ただその蔭にもう一つのたくらみが
潜んでいることをわれわれは知ることが出来る、それは抗日の熱病に憑かれた支那の官民を煽
りたてて、空軍を拡張させれば一つは対岸の強敵”日本”を牽制し得るというアメリカ式考えから
であろう、これは米国としては一石二鳥の名策として自負するに充分なものがあろう
 最後に、最近の支那民間航空状態に一瞥触れてみよう
 現に民間航空機といわれているものは四十機程ある、そして支那の民用航空は大体次の三系
統に分れている

860 :名無し三等兵:2016/12/02(金) 02:24:27.97
米国の指揮下に一千機を建造 昭和12年2月21日
支那の航空三年計画
中国航空公司(米国系)
昭和四年四月創立、同年七月米支航空新契約の締結により米支合弁となる、しかし実権は米国
人の手中にある
第一線 上海、南京、漢口、重慶、成都を結ぶ
第二線 南京、徐州、済南、天津、北平を結ぶ
第三線 上海、寧波、温州、福州、広州を結ぶ、このほか重慶−雲南線を最近完成し、昭和十一
年十月より香港において太平洋横断定期航空路と完全に連絡、更に計画中のものもある
欧亜航空公司(独逸系)
ドイツ「ハンザ」航空会社により昭和五年より開始された独支合弁
第一線 上海、南京、北平、満洲里(西伯利亜経由伯林)
第二線 上海、南京、北平、庫倫(同右)
第三線 上海、南京、甘粛、新疆(同右)
更に昭和十年には北平−広東線西安−雲南線の諸線完成し、就航をみている
西南航空公司−西南五省官民公弁事業
昭和十年より事業を開始し、目下広東−南寧−竜州の定期航空を実施している、使用機及び操縦
士は米国に仰いでいる

861 :名無し三等兵:2016/12/02(金) 02:31:00.37
昭和12年7月9日  国民政府の北市中央化工作今や爆発点に達す
冀察政権切崩しに狂奔
南京本社特電【八日発】盧溝橋における日支衝突事件は国民政府に非常な衝動を与えているが一面には起るべく予想された
不祥事件が幾分早目に勃発したと見る向きが多くまた国民政府部内の一部においても現在の北支の情勢をものまま放置せば
勢いの赴くところ早晩大規模の日支衝突は避け難く両国外交当局はむしろかかる時こそ国交調整に乗出すべきで時機の熟す
るを待つがごときは卑怯であるとさえ極言している、勿論これは日支の将来を憂慮するあまり発せられたものであるがいずれに
しても国民政府の北支中央化は最早や爆発点まで到達したものと見ねばならぬ
即ち北支の中央化は三中全会以後急速に進められたものだが殊に最近一ヶ月半における変化は極めて激しく北支平和の大
綱である梅津、何応欽協定のごときも今や次第に有名無実化せんとする実情にある、これは具体的には内政部長蒋作賓氏の
北支巡視によって、行悩みとなっていた北支からの国民大会代表選出候補者の選定を見たのみでなく満洲国に最も反感をもつ
満洲出身分子も特殊選挙による東北各省国民大会代表に内定せるをはじめ国民党部宣伝部副部長方治氏の数週間にわたる
北支の遊説、馮玉祥、鹿鍾麟の冀察政権切崩し策は枚挙に暇なく秦徳純氏が三中全会において完全に中央に籠絡されたの
は周知の事実であり、冀察政務委員会委員戈定遠氏は当時宋哲元氏に対する中央の間者であり、今回衝突事件の責任者馮
治安氏のごときは全く中央化され現在七万と称せられる二十九軍中、実際宋哲元氏の命に服従するものは寂寥々たる有様で
あり 宋哲元氏の郷里楽陵逃避のごときも国民政府からの次から次への無理難題が諸原因をなしていると支那側では伝えてい
る、このほか冀察各機関の中堅分子は殆ど中央系で固められ今や北支は冀察政権樹立前の状態に還元せるもののごとく国民
政府の抗日策による北支中央化を中止せぬ限り日支紛争は至るところにあるものと見ねばならぬ

862 :名無し三等兵:2016/12/02(金) 02:34:59.14
昭和11年5月18日 憂慮すべき北支の形勢  支那国民の危険な錯覚

かねて山西に侵入していた共産軍の主力は、中央軍を山西省内に誘導する工作を終えて、悠々と陝西省内に引揚げたので、
北支の形勢は一見緩和されたかの観あるに引きかえ、日本反対の暗流が滔々として増大しつつあるのは見逃せない事実であ
る。過日現われた馮玉祥氏の日支開戦論の如きは、いつもの癖として別に意に介すべきでないようなものの、北支に漲る反日
暗流が、馮玉祥一派の操縦する第二十九軍(軍長宋哲元氏はロボットにすぎぬ)の態度と深い関係ある点などに徴してこれを軽
視することはできない。実をいえば過般来一意平和を旨とする北支経済工作として日本では製塩、棉花栽培、製鉄等の諸計画
も漸次具体化せんとし、これを中心として冀察、冀東両政権合体等の政治的問題の解決も、さほど困難でもあるまいと見られる
ようになりつつあった際とて、右の如き前途に憂慮すべき結果の予想される暗流を見るに至ったのは如何にも遺憾なことといわ
ねばならぬ。

かくの如く支那側には日本側と協調して行こうとするこれまでの方針を阻止するような一派の運動が次第に擡頭しつつある一方
、日本側においては北支駐屯軍の増強が行われ、積極自主の外交方針を強行しようとする徴候があり、かたがた北支における
日支両国協調の大方針は、終に一変して対立抗争の幕を再現する懼れなきか憂慮に堪えないものがある。つらつら支那側の
対日逡巡、態度硬化の原因を尋ぬるに、支那は単独に日本に当らねばならなかった過去二年間の逆境時代から今や脱却して
漸次他国の援助を期待し得ようとする時代に入りかけていることを、支那自ら意識し、これを過大に評価しはじめた結果ではな
かろうかと思われる。その原因もとより一、二にして止まらないが、或る強国との利害関係が漸次一致して来たとの誤診により、
支那の反日運動が誘発されつつある事実を見逃すことはできない。少くとも日本としては支那におけるイギリスの立場と、ロシ
ヤの立場とについて注意を怠ってはならないのである。

863 :名無し三等兵:2016/12/02(金) 02:36:26.91

まずロシヤについて考察して見よう。昨年の共産党大会において、支那共産軍に対する指導方針を改変し、抗日の旗印の下に
民衆を糾合すべく、国民党との合作にも支障なからしめようと企図されたことは周知の事実である。支那はロシヤの最大関心が
西はドイツに東は日本におかれていることを意識し、日本に対する共同戦線を夢みるもの日に多きを加え、この企図が一九二
四年当時、反帝運動と支那の民族解放運動とに結びつけ、支那をロシヤの目的のために利用せんとした時と全く同じような瀬
戸際に支那国民を追い込まんとするロシヤ一流の辛辣なる外交工作であることを忘却し切っている観さえあり、現に馮玉祥一
派の暗躍などに徴すれば思い半ばに過ぐるものがある。支那の国民性は平和的であり素質は極めて敦厚であるが、一旦興奮
に陥ると、前後の見さかいもなく自ら死地に飛びこむことさえあるのはしばしば指摘されるところである。その時には平素のスロ
ー・モーションとは似もつかず、躁狂性を現わして来るが、『日本の手に亡びんよりは寧ろ共産亡国を選ぶに如かず』などと叫ぶ
ものさえ飛出すが如きそれがためである。

ロシヤと生死を共にしようとする一派は自暴自棄の不平分子で、敢て歯牙にかけるに足らぬといえばそれまでだが、ここに見逃
すことのできないのは、イギリスの北支における権益擁護の運動が漸次イギリス政府を動かそうとしていることである。リースロ
ス氏の来訪に際して、吾人は支那の対日転向方針の決定は決して支那単独のものでなくして、実はイギリス側の意向を反映し
ているものでないかについて一再ならず注意を喚起した。その後支那におけるリースロス氏の活動は、英支両国の利害関係を
完全に融洽せしめ、日本に対する共同戦線を用意するが如き方向を指しているとしか見ることのできない状態にある。かような
わけであるからこの際最も憂慮すべき危険は、支那が冷静なる判断を失って、英露の支那における利害関係の接近を過大に
見積り、日本の強化されたる積極陣に向って単独衝突を来たしはしないかの一点にある。吾人はこの危険を指摘して、東亜大
局のために、関係各国当局の善処を希望する。

864 :名無し三等兵:2016/12/02(金) 02:47:49.22
昭和11年.12月4日  在支邦人紡罷業遂に抗日暴動化
青島にわが陸戦隊上陸  上海でも工場襲撃
青島本社特電【三日発】青島の邦人紡績罷業はいよいよ悪化し職工側暴動化のおそれがあるので、わが陸戦隊○○名は北支
警備先任指揮官宇垣大佐指揮の下に抗日暴動勃発の機先を制して三日未明青島に上陸、直ちに邦人紡ストライキ扇動の指
揮者と目される不良職工およびその背後関係各機関に対し積極的行動を開始する一方日本側各機関はじめ居留地および台
東鎮から滄口までの工場地帯における警備についた、二日夜ロックアウトされた職工約二万六千名は工場地帯を通行する邦
人に対して投石または通行妨害をなし形勢は以前不穏である
当然の我権益擁護
青島への陸戦隊上陸につき海軍省は三日午後三時半副官談の形式で左の如く発表した
海軍省副官談(きのう発表)
過般来青島における邦人経営紡績工場に罷業、怠業などの気勢あり、形勢楽観を許さざるものがあったのでわが第三艦隊は
在青島日支諸官憲と密接なる連絡を取り警備上万遺憾なきを期し市政府当局に対しては厳重警告しその善処を促しありしも支
那官憲の措置は実績あがらず事態は益々悪化し昨二日各邦人紡績会社はその工場を閉鎖するのやむなきに至り、しかも事態
はさらに悪化暴動化せんとする傾向あるをもって同地警泊の天竜、球磨、長良、竜田および第二十二駆遂隊は昨夜陸戦隊の
一部を上陸せしめ在留邦人の生命財産ならびに諸権益を保護するとともに支那官憲に対し一層積極的に取締方を要望してい
る、なお陸戦隊揚陸に際し、北支警備先任指揮官は左のとおり声明した
在青島邦人紡績各会社公認の罷業怠業問題に関してはさきに市政府は全責任をもってこれを鎮圧する旨言明したのでわれわ
れはこれを信頼して今日までこれが平静に帰しすみやかに安居楽業が出来るのを待っていたのであるがその後の情況を見る
に事態遺憾ながら鎮静する模様なく遂にわが全紡績工場一斉に無期休業するの止むなきに至り、わが権益ならびに居留民の
生命財産に危険を感ずるに至ったのでわが海軍の警備任務と正義に基きここに連合陸戦隊を揚陸し直接これが保護に任ずる
こととなった、この際特に一言したきは互に流言飛語を慎しみ一時の興奮により軽挙妄動せず大局にかんがみ速に事態の平
静ならんことを望む次第である

865 :名無し三等兵:2016/12/03(土) 01:30:01.62
昭和11年11月6日
日本を仮装敵に支那国軍の近代化
西安軍事会議の真目的
最近頻りと西安の軍事会議について兎角の内容が伝えられている。しかし乍ら、其範囲は『目下行われつつある南京交渉を側
面から刺戟する一方、北支に対する牽制、即ち冀察政権の対日深入りを制圧せんとする意図のもとに所謂対日国防の強化を
具体化すべく、蒋介石を中心として張学良の旧東北系将領に、閻錫山、徐水昌等の山西派将領をも含めて協議しつつあり』と
いうにある。果して然るか。もとより斯る政策的意図の蒋介石によってたくまるることは当然であるが、同時に辺境防共策並に
剿共工作に関する成案を得て、南京交渉の眼目となっている日本側の北支防共共同工作を一方的に解決せんとする所に最大
の目標を置いているのではあるまいか。とまれ、交渉の機微に亘る解説は、此際相当興味ある所ではあるが、当局の注意もあ
る事であるから、問題を一転して、斯くまでに支那側をして対日硬化の自意識を包蔵せしむるに至った原動力、即ちその国防力
の中心、軍隊の組織に就て解説する事は必ずしも無意義ではあるまい。
満洲事変以来早くも五箇年を閲した。此の間支那に於ける排日テロ事件は相次いで起り排日熱は今やその極に達したかの観
さえ抱かしめている。この暴戻なる侮日事件の温床である全支の統制工作に、絶大の成果を収めつつある蒋介石は、訓政期を
過ぎて憲政期に入ったという支那の国防軍を如何なる態度で統率しているか、先ずその統一強化の程度如何から通観して見る
必要があろう。  その強大なる武力と、浙江財閥の支持とによって南京政府を全く蒋政権化したといわれる蒋介石の直系武力
は、今や支那陸海空軍の八割以上を占めて、支那国防力の基礎を為し、爾余の雑軍に対する蒋介石の支配は既に実現された
も同様の現状である、而して今や西南問題は解決され、半独立の状態を保って来た西南軍隊は、正に蒋の支配下に編入され
つつあるのである。茲に於て蒋の全支統一が最後の段階に達した如く支那軍隊の統一は最早疑いをさしはさみ得ないところと
なって来ている。従って、不統一の故に国防力の中心として非常に脆弱視されていた支那軍は、今や列国の統一された軍隊と
同様に、国防的中心勢力として、その威力を発揮し始めているのである。  満洲事変以後の抗日熱に刺戟されて、驚くべきスピ

866 :名無し三等兵:2016/12/03(土) 01:31:50.81
昭和11年11月6日
日本を仮装敵に支那国軍の近代化
ードを以て進行している支那軍隊の統制強化は質的には蒋介石の着手した機械化訓練によって、列国と同様に近代的軍隊と
なり、量的にも抗日熱が支那の各界を蒋介石の軍権に結びつけ、且蒋の功妙なる政策に操られて、直接支配力の強化によって
雑軍、反蒋軍の整理と中央軍の増兵とに成功した。この質的、量的強化の為めには飛行機、タンク等が献納されて蒋の武力強
化策の実行を容易ならしめ、更に又世界を挙げての国防充実政策の影響が支那のこの傾向を一層助長した。此外列国の対支
武器輸入禁止協定が廃止されて以来、先進重工業国は競って支那に武器を売り込んだ。蒋一派の南京政府は、益々欧米依存
主義の濃度を増して、その結果支那に要する武器は殆ど欧米軍需工業会社の製品を以て支那を世界軍需工業の偉なる市場と
化している有様である。 斯の如く、支那軍隊の機械化、武力強化の要求と先進国の武器売込み競争とは、支那武力の近代化
並にその強化に強く作用したのである。最近の独支協定、米支協定、英支協定等何れも対支武器供給を約束している事は注
目すべき所である。 以上の如く、支那の軍隊が近代化され強化されるに従って、国民の国防に対する自信と熱情とは愈よ深ま
り行く観を呈するに至ったのである。そこで蒋の国防計画は之を巧に利用して着々その進行を期している。現に北方黄河の線に
蘇連式トーチカ(砲塁)の列陣を布き、長江筋や海岸の要地には要塞を構築して、海上よりする敵軍の上陸には間隙なき火力の」
猛射網が張られるに至ったと伝えられている。 而して国防軍の訓練は一般に普及され、学校から役人、商店の小僧に至るまで
軍事訓練をなし、更に芸妓までが鉄砲をかついで軍事訓練を受けているという。此の傾向は今年夏の西南問題以後一層助長さ
れた観があるが、之等はすべて日本を仮想敵としている事は疑うべくもなき所にて注意を要すべきである。 応戦国防に邁進 総
兵力二百七十五万 陸大の教官は独逸将校軍隊の統一強化と、国民の国防熱及び抗日熱利用政策の成功等は、南京政府の
国防軍事を極めて有力なものとなし、その対日抗戦的な傾向は一段と強化されるに至ったことが理解されよう 去る七月十四日
、西南問題対策の二中全会に於て、南京政府は国防会議の特設を決議し、応戦国防の綜合的実現に邁進する事となったが、
この会議は

867 :名無し三等兵:2016/12/03(土) 01:33:51.23
昭和11年11月6日
日本を仮装敵に支那国軍の近代化
(一)国防方針
(二)国防外交
(三)国防事業と国家施設の協力に関するもの
(四)国防緊急事項の処置に関するもの
(五)国家総動員事項
(六)戦時の一切組織に関するもの
(七)その他国防に相関連する重要事項を審議
するものであって、正に国民的統一戦線の結成を指標としているものである、従って、その威力が決して三五年前の支那軍隊と
同一に想像してかかる時、対手国は意外の失敗を招くであろうことを忘れてはならない
国民政府組織法第三条、第四条によれば、政府は陸海空軍を統率して、宣戦、媾和の権を行使する事になっている、即ち政府
主席は中華民国の陸海空軍の最高統率者である訳である、然るに、蒋介石が政府主席時代には名実共に此の国軍総司令を
も兼任していたが、彼が政府主席を去ってからは、実質的には、政府主席に軍事的最高権はなくなると共に、実権は一切蒋介
石について廻っている、そこで蒋は、これを合法化する為め軍事委員会を組織し、彼自ら委員長となって三軍の総司令を兼任す
る事となり、その下に形式的に今では兵力を有たぬ憑玉祥と閻錫山を副委員長に据え、以て軍事に関する実質上の権力を依
然蒋自身が握るところとなっているのである、
軍事委員会の外には、中央軍事機関があって、軍政部、(部長何応欽)海軍部(部長陳紹寛)参謀本部(参謀長朱培徳)記練総監
部(訓練総監唐生智)軍事参議院(院長陳調元)及び陸海空軍総司令部(総司令官蒋介石)
猶お、国内全軍隊を中央化する為め、着々とその工作が進められているが、中央軍事機関に対する地方軍事機関には、綏靖
公署と督●及び司令がある

868 :名無し三等兵:2016/12/03(土) 01:35:21.14
昭和11年11月6日
日本を仮装敵に支那国軍の近代化
昨年五月南京に開院した陸海空軍大学院は、将官及び軍人の教育に当っているが我国の陸大に当る陸軍大学校は、参謀本
部に直属し創立以来三十数年を経、卒業生は支那軍の要位にある、而してその教官には独逸人が多い、その他日本の士官学
校に相当する中央軍官学校は南京にあって蒋介石を校長とし、専門学校としては訓練総監部に属する、『歩兵学校』『砲兵学校
』『工兵学校』等があり、又軍政部所属としては『軍医学校』、『軍需学校』『獣医学校』及び、『陸地測量学校』等がある、それに
航空学校としては杭州、洛陽、西安に中央航空学校があって航空署に隷属し米国の飛行将校、伊太利、独逸の将校が教官と
して入り込んでいる、この外地方に諸航空学校並に航空訓練所等がある
中央軍及び諸地方軍を合併すれば、支那陸軍の総兵力は二百二十五万二千七百五十人と推定される、この外不正規軍は約
五十万人と推算されている いま一九三五年末調査の正規軍推定兵力を軍隊派別に見ると次の様である
而して軍編成の平時単位は、師であって之は通常兵数約一万歩兵二旅(六団)又は三旅(六団)を基本としている、全軍は百九十
八師、五十騎、騎六師、騎九旅、砲四旅に分れ、各路軍(二十三路軍)と各軍(四十六軍)とが各師にそれぞれ複雑な所属関係を
以て編成されている 中央軍に対して独立的であった広東、広西の両空軍は、今年夏、広東問題解決以後、何れも中央軍の支
配下に服し、全支空軍は完全に蒋の指揮下に立つこととなった依って空軍現勢はと見ると、一九三四年六月現在に於て約四
百機ということになっている、然し其後蒋介石によって購入された分百五十機を算入するとき、今や六百機に近い勢力を有って
いると予想されている。一方、支海の海軍は第一艦隊(沿岸艦隊)第二艦隊(長江艦隊)第三艦隊(元東北海軍)第四艦隊、練習
艦隊、川江公安艦隊、海軍陸戦隊、粤海艦隊等を以て編成されているがまだ国際的勢力にまでは進展せず、今後着々改造に
向って計画が進められている、従って他日海軍の近代化と国際的勢力を保有するに至る場合は果して仮装敵を何処に求める
か、これ又我々にとって等閑に附し得ない問題でなければならない

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