2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

神之塔 -Tower of God- Part.3

123 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2020/06/06(土) 23:51:51.49 ID:K4tMMoMb.net
>>114
>>116

海野教授の新刊『伊藤博文と韓国併合』(青木書店)によれば、次の二点を検討している。第一点は、韓国歴史教科書のいう「軍事的威嚇」、民団パンフレットがいう「軍事的威圧」についてである。

 協約調印の当日、ソウルにいた三五〇〇の韓国駐箚軍が王宮前の広場で「演習」を行ったり、市内の各門を固めて市外からの進入者を遮断したり、王宮内部では憲兵や領事館警察が民衆が王宮へ進入するのを防止する態勢をとっていたが、
この日は李完用学部大臣の邸宅が焼き討ちされるなどの不穏の状況にあり、海野教授は「過剰警備であっても不法とはいえまい」と指摘する。

 また、韓参政に対する個人的脅迫についても、海野教授は否定する。その主たる根拠とされ、民団パンフレットも紹介している西四辻君堯の『韓末外交秘話』は、著者が「伊藤の幕僚として現場に居た人物」とされているために韓国では根拠されているが、
それはまったく事実誤認で(実際は後備第四旅団副官)、この日「調印現場にいた可能性はない」。また、この著者自身が「朝鮮歴々の回顧談を骨子」とした「所謂朝鮮人の併合観なり」と序文に書いているように、
朝鮮人の間で流布していた噂を「聞き書きをもとに講談調にまとめたもの」で資料的価値はないと断定している。

 さらに、韓参政大臣の閣議での途中退席についても、退席は事実だが、(後述するように)多くの大臣が条約妥結に傾いていた段階で、伊藤には韓を退席させる積極的理由がなく、
韓の方には高宗への直訴など退席の理由があるとして、伊藤が韓参政を会議から排除したとは到底考えられないと指摘する。

 そのうえで、海野教授は「私は、第二次日韓協約が両国対等の立場で合意したのではなく、日本の強制により締結したことを否定しないが、無効原因となる代表者個人に対する脅迫の事実を史料的に確認することはできない」と述べている。

 ちなみに、海野教授は、韓国併合を「不当」とする研究者であるが、そうした研究者が第二次日韓協約の無効原因を「確認することはできない」と述べていることは注目に値する。

>>118
>>120

総レス数 1006
821 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★