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響け!ユーフォニアム2  357小節目

209 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2017/10/23(月) 18:58:16.79 ID:f0xvQ75g.net
>>206
姉とあすかの2人を通じて久美子が「今をきちんと生きること」を決意をしたのを通して、
逆に姉もあすかも置き去りにしてきた過去の自分を取り戻せたんじゃないかな。

TV2期で姉がコンクール後に「大好きだよ!」と叫び返すシーン、
大人ぶってた姉がものすごく幼い高校生の女の子に見える。
そう演出した京アニも凄いけど、演技を合わせてきた声優さんも凄いと思う。

幼い子が落書きを嬉しそうに親に見せて「じょうずにできたねー」と褒められて喜ぶのは普通の風景。
子供は別に評価して欲しい訳じゃない。ただ褒められるのが嬉しいだけなんだよね。
でもそれをずっとできなかったのがあすか。
コンクールで父親の前でユーフォを吹きたい、というのはまさにそういった行為で、
評価ではなく、ただただ聴いて欲しい、それだけだったんだと思う。

でもそんな子供みたいな欲求で部を利用するのはエゴだと諦めてたところに、
そうやっていいんだと気付かせてくれたのが久美子の例のシーンだと思う。
「おかえりなさい」「ただいま」のシーン以降あすかがすごく幼く描かれてて、
コンクール後に滝から進藤正和さんの名前を告げられた時から
伝言を伝えられた後までの表情の変化は物凄い描写だと思う。

そして小1〜高3までの12年間に亘る想いにきちんと応えたパパさんの伝言で
やっとあすかは「子」を卒業できたんだと思う。
卒業式の後、あすかはその瞬間に立ち会ってくれた久美子にこそ、
あのノートをもらって欲しくて待ってたんだと思う。
「あっれ〜?黄前ちゃんじゃ〜ん」っていうわざとらしい台詞にそれが込められてるんだろうね。

あすかと久美子にとって、あのノートはあすかが12年間ユーフォのために勉強も含めて
生活の全てを捧げた象徴でもあり、いわば「第二ボタン」みたいなものだと思う。
直前に第二ボタンを渡してるシーンはその伏線なのかもね。

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